JP2002217582A - カバー取付け構造 - Google Patents

カバー取付け構造

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JP2002217582A
JP2002217582A JP2001010345A JP2001010345A JP2002217582A JP 2002217582 A JP2002217582 A JP 2002217582A JP 2001010345 A JP2001010345 A JP 2001010345A JP 2001010345 A JP2001010345 A JP 2001010345A JP 2002217582 A JP2002217582 A JP 2002217582A
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lock component
mounting structure
claw
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JP2001010345A
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Koichi Miyamoto
浩一 宮本
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の工具を不要にしてカバーを筐体に着脱
自在にするとともに、カバーを筐体に取付けた状態で
は、電子機器の電磁波漏洩を防止することができるカバ
ー取付け構造を提供する。 【解決手段】 板金から形成する電子機器の筐体と、板
金から形成し電磁波漏洩の防止を施した電子機器のカバ
ーとを着脱自在に取付けるカバー取付け構造において、
前記筐体と係着して前記カバーの位置を保持する爪部
と、前記カバーを前記筐体から取り外す際に前記爪部と
前記筐体との係着を解除する操作部とを一体成形で形成
するロック部品と、前記カバーを前記筐体に取付けた状
態では前記筐体に押圧される薄板発条とを前記カバーに
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の保守
作業を容易にするために、電子機器に取付けられる着脱
自在なカバー取付け構造に関し、特に電磁波漏洩の防止
と工具を使用しないカバーの着脱とを実現するカバー取
付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ機器などの電子機器
においては、オープン化などにより、ユーザメンテナン
スが可能な装置が要求されている。
【0003】図8は従来技術の説明図を示すものであ
り、同図(a)は電子機器の斜視図を示し、同図(b)
はカバーを取り外した状態の斜視図をそれぞれ示してい
る。
【0004】同図(a)において、電子機器101は、
筐体102と、筐体102に着脱自在に取付けたカバー
103とで構成されている。なお、筐体102およびカ
バー103は、板金から形成されている。
【0005】同図(b)に示すように、筐体102は電
子機器の機能や制御を構成するプリント回路板ユニット
やディスクユニットなどの各ユニット104を内蔵して
いる。また、メンテナンスにおいては、カバー103を
筐体102から取外し、当該ユニット104を交換する
などの作業が発生する。
【0006】筐体102とカバー103とにネジ止め部
105を形成してカバー103を筐体102に固定す
る。また、カバー103の周囲には導電性クッション1
07を設け、カバー103を筐体102に取付けた状態
では、電子機器101の電磁波漏洩を防止している。
【0007】すなわち、図9に示すように、カバー10
3はドライバなどの工具を用いてネジ108を締結する
ことにより筐体102に取付けられている。また、導電
性クッション107は筐体102に押圧されている。
【0008】なお、図8に示すように、電子機器101
は、セキュリティキー106によってカバー103を取
り外すことができる対象者を特定している。すなわち、
当該電子機器101を管理する管理者のみがカバー10
3を取り外すことができるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0010】1)従来のカバー取付け構造では、カバー
を筐体に着脱自在にするために、特別の工具を用いてお
り、この種の作業を煩雑にしている。
【0011】2)また、電子機器の電磁波漏洩を防止す
るために、高価な導電性クッションを用いている。
【0012】この発明の課題は、特別の工具を不要にし
てカバーを筐体に着脱自在にする。さらに、カバーを筐
体に取付けた状態では、電子機器の電磁波漏洩を防止す
ることができるカバー取付け構造を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0014】板金から形成する電子機器の筐体とカバー
とを着脱自在に取付けるカバー取付け構造において、筐
体と係着する爪部と、前記筐体と係着する爪部の係着を
解除する操作部とを一体成形で形成するロック部品と、
カバーを筐体に取付けた状態で筐体に押圧される薄板発
条とをカバーに設ける。
【0015】上記の手段をとることにより、カバーと筐
体との係着は、カバーに設けたロック部品によって、着
脱自在にする。また、カバーを筐体に取付けた状態では
薄板発条によって電子機器の電磁波漏洩を防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示す実施の形態
を取った。
【0017】図1に示すように、カバー取付け構造は、
板金から形成する電子機器の筐体2と、板金から形成し
電磁波漏洩の防止を施した電子機器のカバー3とを着脱
自在に取付けるカバー取付け構造において、前記筐体2
と係着して前記カバー3の位置を保持する爪部7と、前
記カバー3を前記筐体2から取り外す際に前記爪部7と
前記筐体2との係着を解除する操作部8とを一体成形で
形成するロック部品6と、前記カバー3を前記筐体2に
取付けた状態では前記筐体2に押圧される薄板発条20
とを前記カバー3に備える。
【0018】上記の形態をとることにより、ロック部品
によって特別の工具を不要にしてカバーを前記筐体に取
付け可能にする。また、操作部を操作することでカバー
を筐体から取り外し可能にする。さらに、薄板発条によ
って電子機器の電磁波漏洩を防止する。
【0019】さらに、図1に示すように、前記操作部8
は、前記カバー3を前記筐体2から取り外す際に取手と
して機能させるために前記操作部8をカバー3の側面か
ら突出させて配置する。
【0020】上記の形態をとることにより、カバーを筐
体から取り外す場合に、操作部をカバーから突出させる
ことで、ロック部品の操作性を向上させてカバー取外し
作業を容易にする。
【0021】さらに、図5および図6に示すように、前
記ロック部品6は、一端に前記爪部7を形成し他端に前
記操作部8を形成するとともに、前記爪部7から延びU
字状部10を形成して前記操作部8に連結する連結部9
と、当該連結部9に形成したU字状部10の一端のみと
連結し前記爪部7側へ延びるとともに前記爪部7と前記
操作部8との挙動を区画させて前記ロック部品6を前記
カバー3に固定する固定部11とを一体成形で形成して
備える。
【0022】上記の形態をとることにより、固定部を爪
部と操作部との略中央部に配置するとともに、操作部の
動作は固定部を経由することなく連結部のみを経由して
爪部に伝達する。これにより、ロック部品のカバーへの
取付け部を含めてロック部品を一つの部品で構成する。
【0023】さらに、図1および図5に示すように、前
記ロック部品6は、前記カバー3の一面を押圧して係着
する係着部12aを形成する固定部11と、前記カバー
3の端面と接触して前記ロック部品6を前記カバー3に
取付ける際に前記ロック部品6と前記カバー3との位置
を定める突起部13とを備える。
【0024】上記の形態をとることにより、ロック部品
をネジの締結などによってカバーに押圧されて係着する
場合に、ネジ締めによりロック部品が回転することを突
起部によって阻止するので、ロック部品をカバーに固定
する作業を容易にする。
【0025】さらに、図4および図6に示すように、前
記ロック部品6は、前記カバー3の一端を挟み込んで係
着する係着部12bを形成する固定部11と、前記カバ
ー3の端面と接触して前記ロック部品6を前記カバー3
に取付ける際に前記ロック部品6と前記カバー3との位
置を定める突起部13とを備える。
【0026】上記の形態をとることにより、ロック部品
をカバーの一端を挟み込んで係着する場合に、ロック部
品の位置決め精度を高め、ロック部品をカバーに固定す
る作業を容易にする。
【0027】さらに、図1および図7に示すように、前
記薄板発条20は、略L字状に形成し、一方の面は前記
カバー3に電気的に接続して固定され、他方の面は先端
部に略U字状部21を形成して前記筐体2に押圧される
接触部23を備える。
【0028】上記の形態をとることにより、略U字状部
を形成する接触部の先端が筐体に押圧されることで先端
部を一定方向に撓ませて筐体に押圧され、筐体とカバー
との接触圧を一定にして電子機器の電磁波漏洩を防止す
る。
【0029】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図7によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付してあり、詳細な説明を省略すること
がある。
【0030】図2は本発明の実施例の説明図を示すもの
であり、同図(a)は電子機器の斜視図を示し、同図
(b)はカバーを取り外した状態の斜視図をそれぞれ示
している。
【0031】同図(a)において、電子機器1は、筐体
2と、筐体2に着脱自在に取付けたカバー3とで構成さ
れている。なお、筐体2およびカバー3は、板金から形
成されている。
【0032】同図(b)に示すように、筐体2は電子機
器の機能や制御を構成するプリント回路板ユニットやデ
ィスクユニットなどの各ユニット4を内蔵している。ま
た、メンテナンスにおいては、カバー3を筐体2から取
外し、当該ユニット4を交換するなどの作業が発生す
る。
【0033】カバー3には、ロック部品6を設けてい
る。当該ロック部品6は、筐体2に形成する凹部5と係
着してカバー3の位置を保持する爪部7と、カバー3を
筐体2から取り外す際に爪部7を筐体2に形成する凹部
5との係着を解除する操作部8とを一体成形で形成す
る。さらに、カバー3には、カバー3を前記筐体2に取
付けた状態では筐体2に押圧される図示しない薄板発条
を設ける。なお、薄板発条の詳細な構成は後述する。
【0034】なお、電子機器1は、前述の図8で示した
従来技術と同様に、セキュリティキー30によってカバ
ー3を取り外すことができる対象者を特定している。
【0035】つぎに、実施例の詳細な構成を説明する。
【0036】図1、図3および図5は本発明の実施例を
示すものであり、図1(a)は前述の図2(a)の断面
A−Aを示し、図1(b)は前述の図2(a)の断面B
−Bを示し、図3は前述の図2(b)の断面C−Cを示
し、図5はロック部品の斜視図をそれぞれ示している。
【0037】図1(a)において、ロック部品6は、筐
体2に形成する凹部5と係着してカバー3の位置を保持
する爪部7と、カバー3を筐体2から取り外す際に、爪
部7と凹部5との係着を解除する操作部8とを一体成形
で形成するとともに、操作部8をカバー3の側面から突
出させて配置してカバー3に固定する。これにより、カ
バー3を筐体2から取り外す際に操作部8を取手として
機能させる。
【0038】なお、ロック部品6は、図5に示すよう
に、一端に前記爪部7を形成し、他端に前記操作部8を
形成する。さらに、前記爪部7から延びU字状部10を
形成して前記操作部8に連結する連結部9と、当該連結
部9に形成したU字状部10の一端のみと連結し、前記
爪部7側へ延びるとともに、前記爪部7と前記操作部8
との挙動を区画させる区画部15を形成する。さらに、
区画部15の内側には前記ロック部品6を前記カバー3
に固定する固定部11を一体成形で形成する。
【0039】これにより、固定部11は爪部7と操作部
8との略中央部に配置することになる。また、操作部8
の動作は固定部11を経由することなく連結部9のみを
経由して爪部7に伝達することになる。
【0040】さらに、固定部11には前記カバー3の一
面を押圧して係着する係着部12aを形成する。また、
固定部11の先端には前記カバー3の端面と接触して前
記ロック部品6を前記カバー3に取付ける際に、前記ロ
ック部品6と前記カバー3との位置を定める突起部13
を形成する。
【0041】これにより、図1(a)に示すように、ロ
ック部品6をネジ14の締結などによってカバー3に押
圧されて係着する場合に、ネジ締めによりロック部品6
が回転することを突起部13によって阻止して、ロック
部品6をカバー3に固定する作業を容易にすることがで
きる。
【0042】また、図1(b)において、前記カバー3
は断面が略L字状をなした薄板発条20を電気的に接続
して固定しており、前記カバー3を前記筐体2に取付け
た状態では、薄板発条20が前記筐体2に押圧されるよ
うにしている。
【0043】図3に示すように、当該薄板発条20は、
一方の面は前記カバー3に電気的に接続して固定され、
他方の面は先端部に略U字状部を形成して前記カバー3
の側面に当接している。従って、薄板発条20の先端部
に形成する略U字状部が前記筐体2に押圧された状態で
は、薄板発条20の先端部はカバー3の内側方向に傾斜
することになる。なお、薄板発条20の詳細は後述す
る。
【0044】上記の構成により、ロック部品によって特
別の工具を不要にしてカバーを前記筐体に着脱可能にす
る。また、操作部をカバーから突出させることで、カバ
ーを筐体から取り外す場合に、ロック部品の操作性を向
上させてカバー取外し作業を容易にする。さらに、薄板
発条によって電子機器の電磁波漏洩を防止する。
【0045】つぎに、他の実施例の詳細を説明する。
【0046】図4および図6は本発明の実施例を示すも
のであり、図4(a)は前述の図2(a)の断面A−A
を示し、図6はロック部品の斜視図をそれぞれ示してい
る。
【0047】図4において、ロック部品6は、筐体2に
形成する凹部5と係着してカバー3の位置を保持する爪
部7と、カバー3を筐体2から取り外す際に爪部7と凹
部5との係着を解除する操作部8とを一体成形で形成す
るとともに、操作部8をカバー3の側面から突出させて
配置してカバー3に固定する。これにより、カバー3を
筐体2から取り外す際に操作部8を取手として機能させ
る。
【0048】なお、ロック部品6は、図6に示すよう
に、一端に前記爪部7を形成し、他端に前記操作部8を
形成する。さらに、前記爪部7から延びU字状部10を
形成して前記操作部8に連結する連結部9と、当該連結
部9に形成したU字状部10の一端のみと連結し、前記
爪部7側へ延びるとともに、前記爪部7と前記操作部8
との挙動を区画させる区画部15aを形成する。さら
に、区画部15aの内側には前記ロック部品6を前記カ
バー3に固定する固定部11を一体成形で形成する。
【0049】さらに、固定部11には前記カバー3の一
端を挟み込んで係着する係着部12bを形成する。ま
た、固定部11の先端には前記カバー3の端面と接触し
て前記ロック部品6を前記カバー3に取付ける際に、前
記ロック部品6と前記カバー3との位置を定める突起部
13を形成する。
【0050】なお、前記係着部12bは区画部15bを
介して形成することが好ましく、カバー3の一端を挟み
込んで係着する場合に、カバー3の固定状態をゆるぎな
く維持されることができる。また、突起部13によって
ロック部品6をカバー3の一端を挟み込んで係着する場
合に、ロック部品6の位置決め精度を高め、ロック部品
6をカバー3に固定する作業を容易にすることができ
る。
【0051】つぎに、前述の図1および図3で示した薄
板発条20の詳細を説明する。
【0052】図7は本発明の実施例を示す。
【0053】同図において、前記薄板発条20は、弾性
を有するたとえばステンレス鋼などの板ばねからなり、
略L字状に形成し、一方の面は前記カバー3に電気的に
接続して固定される。また、他方の面は先端部に略U字
状部21を形成し、複数の区画部22を形成することで
前記筐体2に押圧される複数個数の接触部23を形成す
る。
【0054】これにより、略U字状部21を形成する接
触部23の先端が筐体2に押圧されることで、接触部2
3を一定方向に撓ませて筐体に押圧され、筐体2とカバ
ー3との接触圧を一定にして電子機器の電磁波漏洩を防
止することができる。
【0055】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0056】板金から形成する電子機器の筐体と、板金
から形成し電磁波漏洩の防止を施した電子機器のカバー
とを着脱自在に取付けるカバー取付け構造において、前
記筐体と係着して前記カバーの位置を保持する爪部と、
前記カバーを前記筐体から取り外す際に前記爪部と前記
筐体との係着を解除する操作部とを一体成形で形成する
ロック部品と、前記カバーを前記筐体に取付けた状態で
は前記筐体に押圧される薄板発条とを前記カバーに備え
ることにより、ロック部品によって特別の工具を不要に
してカバーを前記筐体に取付けることができる。また、
操作部を操作することでカバーを筐体から取り外すこと
ができる。さらに、薄板発条によって電子機器の電磁波
漏洩を防止することができる。
【0057】さらに、前記操作部は、前記カバーを前記
筐体から取り外す際に取手として機能させるために前記
操作部をカバーの側面から突出させて配置することによ
り、カバーを筐体から取り外す場合に、操作部をカバー
から突出させることでロック部品の操作性を向上させて
カバー取外し作業を容易にすることができる。
【0058】さらに、前記ロック部品は、一端に前記爪
部を形成し他端に前記操作部を形成するとともに、前記
爪部から延びU字状部を形成して前記操作部に連結する
連結部と、当該連結部に形成したU字状部の一端のみと
連結し前記爪部側へ延びるとともに前記爪部と前記操作
部との挙動を区画させて前記ロック部品を前記カバーに
固定する固定部とを一体成形で形成して備えることによ
り、固定部を爪部と操作部との略中央部に配置するとと
もに、操作部の動作は固定部を経由することなく連結部
のみを経由して爪部に伝達することができる。これによ
り、ロック部品のカバーへの取付け部を含めてロック部
品を一つの部品で構成することができる。
【0059】さらに、前記ロック部品は、前記カバーの
一面を押圧して係着する係着部を形成する固定部と、前
記カバーの端面と接触して前記ロック部品を前記カバー
に取付ける際に前記ロック部品と前記カバーとの位置を
定める突起部とを備えることにより、ロック部品をネジ
の締結などによってカバーに押圧されて係着する場合
に、ネジ締めによりロック部品が回転することを突起部
によって阻止することができ、ロック部品をカバーに固
定する作業を容易にすることができる。
【0060】さらに、前記ロック部品は、前記カバーの
一端を挟み込んで係着する係着部を形成する固定部と、
前記カバーの端面と接触して前記ロック部品を前記カバ
ーに取付ける際に前記ロック部品と前記カバーとの位置
を定める突起部とを備えることにより、ロック部品をカ
バーの一端を挟み込んで係着する場合に、ロック部品の
位置決め精度を高めることができ、ロック部品をカバー
に固定する作業を容易にすることができる。
【0061】さらに、前記薄板発条は、略L字状に形成
し、一方の面は前記カバーに電気的に接続して固定さ
れ、他方の面は先端部に略U字状部を形成して前記筐体
に押圧される接触部を備えることにより、略U字状部を
形成する接触部の先端が筐体に押圧されることで先端部
を一定方向に撓ませて筐体に押圧させることができ、筐
体とカバーとの接触圧を一定にして電子機器の電磁波漏
洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例の図である。
【図5】本発明の実施例の図である。
【図6】本発明の実施例の図である。
【図7】本発明の実施例の図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】従来技術の図である。
【符号の説明】
2:筐体 3:カバー 5:凹部 6:ロック部品 7:爪部 8:操作部 9:連結部 10:U字状部 11:固定部 12a,12b:係着部 13:突起部 20:薄板発条 21:U字状部 23:接触部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板金から形成する電子機器の筐体と、板金
    から形成し電磁波漏洩の防止を施した電子機器のカバー
    とを着脱自在に取付けるカバー取付け構造において、 前記筐体と係着して前記カバーの位置を保持する爪部
    (7)と、前記カバーを前記筐体から取り外す際に前記
    爪部(7)と前記筐体との係着を解除する操作部(8)
    とを一体成形で形成するロック部品(6)と、 前記カバーを前記筐体に取付けた状態では前記筐体に押
    圧される薄板発条(20)とを前記カバーに備える、 ことを特徴とするカバー取付け構造。
  2. 【請求項2】前記操作部(8)は、 前記カバーを前記筐体から取り外す際に取手として機能
    させるために前記操作部(8)をカバー(3)の側面か
    ら突出させて配置する、 ことを特徴とする請求項1記載のカバー取付け構造。
  3. 【請求項3】前記ロック部品(6)は、 一端に前記爪部(7)を形成し他端に前記操作部(8)
    を形成するとともに、前記爪部(7)から延びU字状部
    (10)を形成して前記操作部(8)に連結する連結部
    (9)と、 当該連結部(9)に形成したU字状部(10)の一端の
    みと連結し前記爪部(7)側へ延びるとともに前記爪部
    (7)と前記操作部(8)との挙動を区画させて前記ロ
    ック部品(6)を前記カバーに固定する固定部(11)
    とを一体成形で形成して備える、 ことを特徴とする請求項1または2記載のカバー取付け
    構造。
  4. 【請求項4】前記ロック部品(6)は、 前記カバーの一面を押圧して係着する係着部(12a)
    を形成する固定部(11)と、 前記カバーの端面と接触して前記ロック部品(6)を前
    記カバーに取付ける際に前記ロック部品と前記カバーと
    の位置を定める突起部(13)とを備える、 ことを特徴とする請求項1、2または3記載のカバー取
    付け構造。
  5. 【請求項5】前記ロック部品(6)は、 前記カバーの一端を挟み込んで係着する係着部(12
    b)を形成する固定部(11)と、 前記カバーの端面と接触して前記ロック部品(6)を前
    記カバーに取付ける際に前記ロック部品と前記カバーと
    の位置を定める突起部(13)とを備える、 ことを特徴とする請求項1、2または3記載のカバー取
    付け構造。
  6. 【請求項6】前記薄板発条(20)は、 略L字状に形成し、一方の面は前記カバーに電気的に接
    続して固定され、他方の面は先端部に略U字状部(2
    1)を形成して前記筐体に押圧される接触部(23)を
    備える、 ことを特徴とする請求項1記載のカバー取付け構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195975A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機

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JP2015195975A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機

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