JP2002217098A - 半導体製造装置および半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体製造方法

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JP2002217098A
JP2002217098A JP2001351345A JP2001351345A JP2002217098A JP 2002217098 A JP2002217098 A JP 2002217098A JP 2001351345 A JP2001351345 A JP 2001351345A JP 2001351345 A JP2001351345 A JP 2001351345A JP 2002217098 A JP2002217098 A JP 2002217098A
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JP
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job
semiconductor manufacturing
lot processing
processing
lot
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JP2001351345A
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Takashi Mori
孝志 毛利
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置におけるロットの切り替えを
迅速、かつ正確にでき、また緊急なロットが発生しても
割り込み処理を行なうことができるようにする。 【解決手段】 複数のジョブの実行順序を予約するため
のキューテーブルを有し、前記キューテーブルに予約さ
れたジョブによるロット処理が終了する都度、前記キュ
ーテーブルに予約された次のジョブによるロット処理が
開始される前に前記次のジョブによるロット処理を中止
するか否かを判定し、中止と判定された際には前記次の
ジョブによるロット処理を中止することを特徴とする半
導体製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI、VLSI
等の半導体デバイスを製造する半導体露光装置等の半導
体製造装置および半導体製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置、特には、多数の動作パ
ラメータに従って動作する半導体露光装置では、動作パ
ラメータが格納されているデータベースから、あるロッ
トを処理するために必要なジョブ(1ロットの処理の部
分的処理)を選択し、更にそのロットで使用するレチク
ルを選択してから露光処理の開始を指示する。
【0003】近年、このような装置においては、半導体
の少量多品種化が進むにつれて、1ロット当たりのウエ
ハ枚数が減り、ロット数が増える傾向にある。
【0004】また、複数のロットを処理していく順番を
予め決めて作業を行なうような計画を立てた時でも、緊
急なロットが発生して割り込み処理を行なう場合があ
る。
【0005】このような状況下において、半導体製造装
置におけるロットの切り替えを迅速、かつ効率良く作業
するには、ロット処理を行なうために必要なジョブは予
め設定できるようにしなければならない。
【0006】また、予め設定されたロット処理の順番
は、処理前であれば削除や追加を行なえるようにしなけ
ればならない。
【0007】従来のマルチジョブと呼ばれる方法では複
数のロットを処理していく順番を予め決めて作業を行な
うようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では次のような欠点があった。 (1)一度決めた順番は削除や追加することができな
い。 (2)一度露光処理を開始してしまったら、決められた
順番でしかロット処理を行なえない。
【0009】本発明は上記従来例における問題点に鑑み
てなされたもので、半導体デバイスの製造動作における
ロットの切り替えを迅速、かつ正確にでき、また緊急な
ロットが発生しても割り込み処理を行なうことができる
ようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、半導体製造装置において、複数のジョ
ブの実行順序を予約するためのキューテーブルを有し、
前記キューテーブルに予約されたジョブによるロット処
理が終了する都度、前記キューテーブルに予約された次
のジョブによるロット処理が開始される前に前記次のジ
ョブによるロット処理を中止するか否かを判定し、中止
と判定された際には前記次のジョブによるロット処理を
中止するようにしている。
【0011】前記半導体製造装置において、前記キュー
テーブルに予約されたジョブの実行順序と前記ジョブの
実行状態を表示するディスプレイと、ロット処理中のジ
ョブが終了次第、前記次のジョブによるロット処理を停
止させるための停止ボタンを有していてもよい。
【0012】前記半導体製造装置において、前記ディス
プレイは前記停止ボタンを表示することができる。
【0013】前記半導体製造装置において、前記ディス
プレイは前記ジョブの実行状態として処理済、処理実行
中、順番待ちのいずれかを表示することができる。
【0014】前記半導体製造装置において、前記ディス
プレイは前記ジョブがオペレータの介入によりロット処
理を開始するものか、オペレータの介入なしで自動的に
ロット処理を開始するものであるかを表示することがで
きる。
【0015】前記半導体製造装置において、前記次のジ
ョブによるロット処理が中止と判定された際には、上記
キューテーブルに予約されているジョブの削除、または
予約されているジョブの実行順序の変更、上記キューテ
ーブルの予約に新たなジョブを追加可能としてもよい。
【0016】前記半導体製造装置において、前記ジョブ
の予約、変更、追加は、前記半導体製造装置のコンソー
ルと前記半導体製造装置を含む複数の半導体製造装置を
統括制御するホストコンピュータの双方から操作されて
もよい。
【0017】本発明はまた、キューテーブルに予約され
た複数のジョブによるロット処理を予約順に実行する
際、前記キューテーブルに予約されたジョブによるロッ
ト処理が終了する都度、前記キューテーブルに予約され
た次のジョブによるロット処理が開始される前に前記次
のジョブによるロット処理を中止するか否かを判定し、
中止と判定された際には前記次のジョブによるロット処
理を中止することを特徴とする半導体製造方法に関す
る。
【0018】前記半導体製造方法において、前記キュー
テーブルに予約されたジョブの実行順序と前記ジョブの
実行状態をディスプレイに表示することができる。
【0019】前記半導体製造方法において、前記ディス
プレイはロット処理中のジョブが終了次第、前記次のジ
ョブによるロット処理を停止させるための停止ボタンを
表示することができる。
【0020】前記半導体製造方法において、前記ディス
プレイは前記ジョブの実行状態として処理済、処理実行
中、順番待ちのいずれかを表示することができる。
【0021】前記半導体製造方法において、前記ディス
プレイは前記ジョブがオペレータの介入によりロット処
理を開始するものか、オペレータの介入なしで自動的に
ロット処理を開始するものであるかを表示することがで
きる。
【0022】前記半導体製造方法において、前記次のジ
ョブによるロット処理が中止と判定された際には、上記
キューテーブルに予約されているジョブの削除、または
予約されているジョブの実行順序の変更、上記キューテ
ーブルの予約に新たなジョブを追加可能としてもよい。
【0023】前記半導体製造方法において、前記ジョブ
の予約、変更、追加は、前記半導体製造装置のコンソー
ルと前記半導体製造装置を含む複数の半導体製造装置を
統括制御するホストコンピュータの双方から操作されて
もよい。
【0024】
【作用】本発明によれば、製造装置のキューテーブルに
より、あるロットを処理するために必要なジョブを予約
することができ、テーブルに予約されているジョブがロ
ット処理開始前であれば、予約の削除・予約の追加・予
約順番の変更を行なうことができる。また、ロットの切
れ目で次ロットの処理を開始する時、オペレータの介入
を必要とするか否かを選択することができる。
【0025】以上のことから、半導体デバイスの露光動
作におけるロットの切り替えを迅速、かつ正確に行なう
ことができるようになり、また緊急なロットが発生して
もすみやかに割り込み処理を行なうことが可能となる。
また、このキューテーブルは露光処理が終了した後で
も、オペレータが意識的に削除しない限り情報は残って
いるため、半導体製造装置のロット履歴ならびにロット
処理状況の確認などにも使用することができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る半導体露光装
置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、この
半導体露光装置は、装置本体の環境温度制御を行なう温
調チャンバ101、その内部に配置され、装置本体の制
御を行うCPUを有するEWS本体106、ならびに、
装置における所定の情報を表示するEWS用ディスプレ
イ装置102、装置本体において撮像手段を介して得ら
れる画像情報を表示するモニタTV105、装置に対し
所定の入力を行うための操作パネル103、EWS用キ
ーボード104等を含むコンソール部を備えている。図
中、107はON−OFFスイッチ、108は非常停止
スイッチ、109は各種スイッチ、マウス等、110は
LAN通信ケーブル、111はコンソール機能からの発
熱の排気ダクト、そして112はチャンバの排気装置で
ある。半導体露光装置本体はチャンバ101の内部に設
置される。
【0027】EWS用ディスプレイ102は、EL、プ
ラズマ、液晶等の薄型フラットタイプのものであり、チ
ャンバ101前面に納められ、LANケーブル110に
よりEWS本体106と接続される。操作パネル10
3、キーボード104、モニタTV105等もチャンバ
101前面に設置し、チャンバ101前面から従来と同
様のコンソール操作が行なえるようにしてある。
【0028】図2は、図1の装置の内部構造を示す図で
ある。同図においては、半導体露光装置としてのステッ
パが示されている。図中、202はレチクル、203は
ウエハであり、光源装置204から出た光束が照明光学
系205を通ってレチクル202を照明するとき、投影
レンズ206によりレチクル202上のパターンをウエ
ハ203上の感光層に転写することができる。レチクル
202はレチクル202を保持、移動するためのレチク
ルステージ207により支持されている。ウエハ203
はウエハチャック291により真空吸着された状態で露
光される。ウエハチャック291はウエハステージ20
9により各軸方向に移動可能である。レチクル202の
上側にはレチクルの位置ずれ量を検出するためのレチク
ル光学系281が配置される。ウエハステージ209の
上方に、投影レンズ206に隣接してオフアクシス顕微
鏡282が配置されている。オフアクシス顕微鏡282
は内部の基準マークとウエハ203上のアライメントマ
ークとの相対位置検出を行なうのが主たる役割である。
また、これらステッパ本体に隣接して周辺装置であるレ
チクルライブラリ220やウエハキャリアエレベータ2
30が配置され、必要なレチクルやウエハはレチクル搬
送装置221およびウエハ搬送装置231によってステ
ッパ本体に搬送される。
【0029】チャンバ101は、主に空気の温度調節を
行なう空調機室210および微小異物を濾過し清浄空気
の均一な流れを形成するフィルタボックス213、また
装置環境を外部と遮断するブース214で構成されてい
る。チャンバ101内では、空調機室210内にある冷
却器215および再熱ヒーター216により温度調節さ
れた空気が、送風機217によりエアフィルタgを介し
てブース214内に供給される。このブース214に供
給された空気はリターン口raより再度空調機室210
に取り込まれチャンバ101内を循環する。通常、この
チャンバ101は厳密には完全な循環系ではなく、ブー
ス214内を常時陽圧に保つため循環空気量の約1割の
ブース214外の空気を空調機室210に設けられた外
気導入口oaより送風機を介して導入している。このよ
うにしてチャンバ101は本装置の置かれる環境温度を
一定に保ち、かつ空気を清浄に保つことを可能にしてい
る。また光源装置204には超高圧水銀灯の冷却やレー
ザ異常時の有毒ガス発生に備えて吸気口saと排気口e
aが設けられ、ブース214内の空気の一部が光源装置
204を経由し、空調機室210に備えられた専用の排
気ファンを介して工場設備に強制排気されている。ま
た、空気中の化学物質を除去するための化学吸着フィル
タcfを、空調機室210の外気導入口oaおよびリタ
ーン口raにそれぞれ接続して備えている。
【0030】図3は、図1の装置の電気回路構成を示す
ブロック図である。同図において、321は装置全体の
制御を司る、前記EWS本体106に内蔵された本体C
PUであり、マイクロコンピュータまたはミニコンピュ
ータ等の中央演算処理装置からなる。322はウエハス
テージ駆動装置、323は前記オフアクシス顕微鏡28
2等のアライメント検出系、324はレチクルステージ
駆動装置、325は前記光源装置204等の照明系、3
26はシャッタ駆動装置、327はフォーカス検出系、
328はZ駆動装置であり、これらは、本体CPU32
1により制御される。329は前記レチクル搬送装置2
21、ウエハ搬送装置231等の搬送系である。330
は前記ディスプレイ102、キーボード104等を有す
るコンソールユニットであり、本体CPU321にこの
露光装置の動作に関する各種のコマンドやパラメータを
与えるためのものである。すなわち、オペレータとの間
で情報の授受を行うためのものである。331はコンソ
ールCPU、332はパラメータ等を記憶する外部メモ
リである。コンソールCPU331にはCPUが定めら
れた処理を実行する際に発生する種々のデータを一時格
納するためのレジスタやフラグを設定されたワーキング
メモリ(RAM)が付属している。
【0031】図4は図1の装置のディスプレイ102上
に表示されるジョブキューウインドウの一例を示す。図
4において、黒三角印のボタンはその印の方向へ表示を
スクロールするためのカーソルボタンであり、黒三角1
個はそのボタンを1回押すごとに1行ずつスクロールす
るボタン、黒三角2個はそのボタンを1回押すごとに数
行ずつスクロールするボタンである。「<」印のボタン
は左へスクロールするカーソルボタン、「>」印のボタ
ンは右へスクロールするカーソルボタンである。開始
(Start)ボタンはキューテーブルに表示された処
理を開始するためのボタン、停止(Stop)ボタンは
処理実行中のジョブの処理が終了次第、キューテーブル
に表示された処理を停止するためのボタンである。追加
(Add)ボタンはキューテーブル内の最終行に予約し
たいジョブを登録するためのボタン、削除(Delet
e)ボタンは状態(Status)が順番待ち(Que
ued)のジョブのうち不要なジョブを削除するための
ボタン、変更(Change)ボタンは状態(Stat
us)が順番待ち(Queued)のジョブの処理の順
番を変更するためのボタンである。終了(Quit)ボ
タンはこのジョブキューウインドを終了するためのボタ
ンである。図4のキューテーブルの表示部分には、キュ
ーテーブルの内容が表示される。但し、パラメータの内
容は表示しない。状態(Status)は処理済(Do
ne)、処理実行中(Running)、順番待ち(Q
ueued)の何れかを表示する。出処(Whenc
e)は表示および入力機器としてオンライン(On L
ine)、コンソール(Console)、(Sel
Job)の何れかを表示する。
【0032】次に、図1の装置の動作を図4〜図6を参
照しながら説明する。オペレータは、複数のロットを順
次処理する場合、装置の入力手段(タッチパネル10
3、キーボード104、不図示のマウス等)によりジョ
ブキュー(待ち行列)モードを選択する。これにより、
ディスプレイ(およびタッチパネル)102上に図4に
示される画面(ウインドウ)が表示される。オペレータ
は、この画面を見ながら前記入力手段を用いて実行すべ
きジョブ名(Job Name)、その実行モード(M
ode)を自動(Auto)と半自動(SemiAut
o)と手動(Manual)のどれにするか、ウエハ枚
数(Wafer)、そしてレチクルを使う場合はそのレ
チクルの表示(Reticle)等を、ジョブの実行順
序に従って入力する。なお、図4に示すようなキューテ
ーブルは、別途キューテーブル登録モードを設定してそ
のモードで予め作成し登録しておくようにしてもよく、
図1の半導体露光装置を含む複数台の半導体製造装置を
統括制御するホストコンピュータ等の他の装置で作成し
ておき、オンライン、磁気テープ、磁気デスク等を用い
て図1の装置に入力するようにしてもよい。いずれの場
合も、所望のキューテーブルが表示されたら、オペレー
タはスタートボタンを押す。
【0033】これにより、図3のCPU331は図5の
フローチャートに示すジョブスタート処理を開始する。
すなわち、先ず実行フラグおよびロードフラグをクリア
し(S101)、キューテーブル(Queue Tab
le)を始めから予約順に検索しその中に順番待ち(Q
ueued)のジョブがあるか否かを判定する(S10
5)。順番待ち(Queued)のジョブが残っていな
ければこのジョブスタート処理を終了する(S16
0)。一方、順番待ち(Queued)のジョブがあれ
ば、そのジョブのモードが手動(Manual)か否か
を判定する(S110)。手動でなければ処理をS12
0に進め、手動であれば、処理をS112に進める。S
112ではディスプレイ102の画面に「次のジョブを
ロードしていいか?(OK/NO)」と表示する。オペ
レータが「NO」を選択すればこのジョブスタート処理
を終了する(S160)。一方、オペレータが「YE
S」を選択すれば前記ロードフラグを立てた(S11
5)後、処理をS120へ進める。
【0034】S120では前記順番待ちのジョブが自動
(Auto)か否かを判定する。自動でなければ処理を
そのままS130に進め、自動であれば、前記実行フラ
グを立てた(S125)後、処理をS130に進める。
S130では前記順番待ちのジョブが半自動(Semi
Auto)か否かを判定する。半自動でなければ処理を
そのままS140に進める。一方、半自動であれば、S
135でディスプレイ102の画面に「次のジョブを実
行していいか?(OK/NO)」と表示する。オペレー
タが「NO」を選択すればこのジョブスタート処理を終
了する(S160)。一方、オペレータが「YES」を
選択すれば、S137で前記実行フラグを立てた後、処
理をS140へ進める。
【0035】S140では実行フラグが立っているか否
かを判定する。実行フラグが立っていればS145でそ
のジョブをスタートさせた後、立っていなければS14
0から直接S150へ処理を進める。S150ではロー
ドフラグが立っているか否かを判定する。ロードフラグ
が立っていればS155でそのジョブをロードした後、
ロードフラグが立っていなければS150から直接この
ジョブスタート処理を終了する(S160)。
【0036】図5のS145でロット処理が開始した時
は、図6のロット処理開始時処理を実行する。すなわ
ち、先ずS201で待ち行列(Queue)の状態がス
トップ(Stop)であったか否か、すなわち図4のス
トップボタンが押されなかったか否かを判定する。スト
ップであればそのままこのロット処理開始時処理を終了
し(S210)、ストップでなければS205で状態
(Status)が順番待ち(Queued)のジョブ
の開始時刻(Start Time)に現在時刻を入
れ、さらに状態(Status)を実行中(Runni
ng)にした後、このロット処理開始時処理を終了する
(S210)。
【0037】開始したロット処理が終了したときは、図
7のロット処理終了時処理を実行する。すなわち、先ず
S301で状態(Status)が実行中(Runni
ng)のジョブの終了時刻(End Time)に現在
時刻を入れ、次のS305で待ち行列(Queue)の
状態がストップ(Stop)であったか否かを判定す
る。ストップであればそのままこのロット処理終了時処
理を終了し(S370)、ストップでなければS307
で実行フラグおよびロードフラグをクリアした後、S3
10でキューテーブル(Queue Table)の中
に順番待ち(Queued)のジョブがあるか否かを判
定する。順番待ち(Queued)のジョブが残ってい
なければこのロット処理終了時処理を終了する(S37
0)。一方、順番待ち(Queued)のジョブがあれ
ば、S320でそのジョブのモードが手動(Manua
l)か否かを判定する。手動でなければ処理をS330
に進め、手動であれば、処理をS325に進める。S3
25ではディスプレイ102の画面に「次のジョブをロ
ードしていいか?(OK/NO)」と表示する。オペレ
ータが「NO」を選択すればこのロット処理終了時処理
を終了する(S370)。一方、オペレータが「YE
S」を選択すれば前記ロードフラグを立てた(S32
7)後、処理をS330へ進める。
【0038】S330では前記順番待ちのジョブが自動
(Auto)か否かを判定する。自動でなければ処理を
そのままS340に進め、自動であれば、S335で前
記実行フラグを立てた後、処理をS340に進める。S
340では前記順番待ちのジョブが半自動(SemiA
uto)か否かを判定する。半自動でなければ処理をそ
のままS350に進める。一方、半自動であれば、S3
45でディスプレイ102の画面に「次のジョブを実行
していいか?(OK/NO)」と表示する。オペレータ
が「NO」を選択すればこのロット処理終了時処理を終
了する(S370)。一方、オペレータが「YES」を
選択すれば、S347で前記実行フラグを立てた後、処
理をS350へ進める。
【0039】S350では実行フラグが立っているか否
かを判定する。実行フラグが立っていればS355でそ
のジョブをスタートさせた後、立っていなければS35
0から直接S360へ処理を進める。S360ではロー
ドフラグが立っているか否かを判定する。ロードフラグ
が立っていればS365でそのジョブをロードした後、
ロードフラグが立っていなければS360から直接この
ロット処理終了時処理を終了する(S370)。
【0040】以上のようにして、図1の装置において
は、キューテーブルに登録された順番待ちジョブが順番
に実行されてロットの開始時刻(Start)と終了時
刻(End)が記入され、さらに実行済(Done)の
マークが付される。そして、ロット処理開始時と1つの
ロット処理が終了する都度、ストップボタンが押されて
いたか否かが確認される。ストップボタンが押されてい
たときは、待ち行列の次のジョブの実行は中止され、オ
ペレータは図4の画面でジョブの追加、削除、変更等を
することができる。例えば、追加(Add)ボタンを押
してキーボード104等で予約したいジョブを入力する
と、入力したジョブをキューテーブル内の最終行に登録
することができる。また、カーソルボタンで状態(St
atus)が順番待ち(Queued)のジョブを選択
した後、削除(Delete)ボタンを押すと、その選
択された行を削除することができる。さらに、カーソル
ボタンで状態(Status)が順番待ち(Queue
d)のジョブを選択した後、変更(Change)ボタ
ンを押すと、その選択された行を移動することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体製造装置におけるロットの切り替えを迅速、かつ
正確に行なうことができるようになり、また緊急なロッ
トが発生しても速やかに割り込み処理を行なうことが可
能となる。
【0042】また、このキューテーブルは半導体製造装
置のロット履歴ならびにロット処理状況の確認などにも
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る半導体露光装置の外
観を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置の内部構造を示す図である。
【図3】 図1の装置の電気回路構成を示すブロック図
である。
【図4】 図1の装置においてコンソール画面上に表示
されるジョブキューウインドウを表示した操作画面の一
例を示す図である。
【図5】 図1の装置におけるジョブキューウインドウ
のスタート(Start)ボタンが押された時のフロー
チャートである。
【図6】 図1の装置におけるロット処理開始時のフロ
ーチャートである。
【図7】 図1の装置におけるロット処理終了時のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101:温調チャンバ、102:EWS用ディスプレイ
装置、103:操作パネル、104:EWS用キーボー
ド、105:モニタTV、106:EWS本体、10
7:ON−OFFスイッチ、108:非常停止スイッ
チ、109:各種スイッチ、マウス等、110:LAN
通信ケーブル、111:排気ダクト、112:排気装
置、202:レチクル、203:ウエハ、204:光源
装置、205:照明光学系、206:投影レンズ、20
7:レチクルステージ、209:ウエハステージ、28
1:レチクル顕微鏡、282:オフアクシス顕微鏡、2
10:空調機室、213:フィルタボックス、214:
ブース、217:送風機、g:エアフィルタ、cf:化
学吸着フィルタ、oa:外気導入口、ra:リターン
口、321:本体CPU、330:コンソール、33
1:コンソールCPU、332:外部メモリ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブの実行順序を予約するため
    のキューテーブルを有し、前記キューテーブルに予約さ
    れたジョブによるロット処理が終了する都度、前記キュ
    ーテーブルに予約された次のジョブによるロット処理が
    開始される前に前記次のジョブによるロット処理を中止
    するか否かを判定し、中止と判定された際には前記次の
    ジョブによるロット処理を中止することを特徴とする半
    導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記キューテーブルに予約されたジョブ
    の実行順序と前記ジョブの実行状態を表示するディスプ
    レイと、ロット処理中のジョブが終了次第、前記次のジ
    ョブによるロット処理を停止させるための停止ボタンを
    有することを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイは前記停止ボタンを表
    示することを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイは前記ジョブの実行状
    態として処理済、処理実行中、順番待ちのいずれかを表
    示することを特徴とする請求項3に記載の半導体製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ディスプレイは前記ジョブがオペレ
    ータの介入によりロット処理を開始するものか、オペレ
    ータの介入なしで自動的にロット処理を開始するもので
    あるかを表示することを特徴とする請求項4に記載の半
    導体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記次のジョブによるロット処理が中止
    と判定された際には、上記キューテーブルに予約されて
    いるジョブの削除、または予約されているジョブの実行
    順序の変更、上記キューテーブルの予約に新たなジョブ
    を追加可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1つに記載の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 前記ジョブの予約、変更、追加は、前記
    半導体製造装置のコンソールと前記半導体製造装置を含
    む複数の半導体製造装置を統括制御するホストコンピュ
    ータの双方から操作されるものであることを特徴とする
    請求項6に記載の半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 キューテーブルに予約された複数のジョ
    ブによるロット処理を予約順に実行する際、前記キュー
    テーブルに予約されたジョブによるロット処理が終了す
    る都度、前記キューテーブルに予約された次のジョブに
    よるロット処理が開始される前に前記次のジョブによる
    ロット処理を中止するか否かを判定し、中止と判定され
    た際には前記次のジョブによるロット処理を中止するこ
    とを特徴とする半導体製造方法。
  9. 【請求項9】 前記キューテーブルに予約されたジョブ
    の実行順序と前記ジョブの実行状態をディスプレイに表
    示することを特徴とする請求項8に記載の半導体製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記ディスプレイはロット処理中のジ
    ョブが終了次第、前記次のジョブによるロット処理を停
    止させるための停止ボタンを表示することを特徴とする
    請求項9に記載の半導体製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイは前記ジョブの実行
    状態として処理済、処理実行中、順番待ちのいずれかを
    表示することを特徴とする請求項10に記載の半導体製
    造方法。
  12. 【請求項12】 前記ディスプレイは前記ジョブがオペ
    レータの介入によりロット処理を開始するものか、オペ
    レータの介入なしで自動的にロット処理を開始するもの
    であるかを表示することを特徴とする請求項11に記載
    の半導体製造方法。
  13. 【請求項13】 前記次のジョブによるロット処理が中
    止と判定された際には、上記キューテーブルに予約され
    ているジョブの削除、または予約されているジョブの実
    行順序の変更、上記キューテーブルの予約に新たなジョ
    ブを追加可能としたことを特徴とする請求項8〜12の
    いずれか1つに記載の半導体製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ジョブの予約、変更、追加は、前
    記半導体製造装置のコンソールと前記半導体製造装置を
    含む複数の半導体製造装置を統括制御するホストコンピ
    ュータの双方から操作されるものであることを特徴とす
    る請求項13に記載の半導体製造方法。
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