JP2002216934A - ヒータモジュール及び光導波路モジュール - Google Patents
ヒータモジュール及び光導波路モジュールInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立作業の効率化を図ることが可能な構造を
有すると共に、小型化を実現することが可能なヒータモ
ジュール及びこれを備えた光導波路モジュールを提供す
る。 【解決手段】 本発明に係るヒータモジュール20は、
発熱回路27を含む電気絶縁性の絶縁基板25を有する
ヒータ23と、ヒータ23へ給電を行うための給電ピン
21と、を備え、ヒータ23の絶縁基板25の主面上に
は、発熱回路27に給電するための電極29が設けられ
ており、電極29と給電ピン21とは互いに対向配置さ
れて接合されている。
有すると共に、小型化を実現することが可能なヒータモ
ジュール及びこれを備えた光導波路モジュールを提供す
る。 【解決手段】 本発明に係るヒータモジュール20は、
発熱回路27を含む電気絶縁性の絶縁基板25を有する
ヒータ23と、ヒータ23へ給電を行うための給電ピン
21と、を備え、ヒータ23の絶縁基板25の主面上に
は、発熱回路27に給電するための電極29が設けられ
ており、電極29と給電ピン21とは互いに対向配置さ
れて接合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路素子の温
度調節を行うためのヒータモジュール及びこれを備えた
光導波路モジュールに関する。
度調節を行うためのヒータモジュール及びこれを備えた
光導波路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路モジュールにおいては、光導波
路素子内部における温度均一性が要求される。これは、
光導波路素子内部の温度分布が大きいと、素子基板の場
所場所によって基板の屈折率が変化し、さらには基板の
熱膨張差によって光導波路の寸法が変化することによっ
て波長選択性やスイッチング特性に支障を来してしまう
からである。そのため、従来から、光導波路モジュール
に備えられた光導波路素子の温度調整用デバイスとし
て、ペルチェ素子及びヒータモジュールが利用されてい
る。また、光導波路モジュールでは、外部機器との光信
号の伝達に用いる光ファイバーをモジュールに引き込む
通路を形成する必要があるため、気密封止が困難であ
る。そして、気密にされていない状態では、湿度に弱い
ペルチェ素子の信頼性確保が困難であるため、光導波路
素子の温度調節は一般的にヒータモジュールによって行
われている。このヒータモジュールは、通電されること
で発熱する発熱回路(抵抗)を絶縁層の内部に有してお
り、発熱回路からの熱が絶縁層を介して光導波路素子に
伝達されるように構成されている。
路素子内部における温度均一性が要求される。これは、
光導波路素子内部の温度分布が大きいと、素子基板の場
所場所によって基板の屈折率が変化し、さらには基板の
熱膨張差によって光導波路の寸法が変化することによっ
て波長選択性やスイッチング特性に支障を来してしまう
からである。そのため、従来から、光導波路モジュール
に備えられた光導波路素子の温度調整用デバイスとし
て、ペルチェ素子及びヒータモジュールが利用されてい
る。また、光導波路モジュールでは、外部機器との光信
号の伝達に用いる光ファイバーをモジュールに引き込む
通路を形成する必要があるため、気密封止が困難であ
る。そして、気密にされていない状態では、湿度に弱い
ペルチェ素子の信頼性確保が困難であるため、光導波路
素子の温度調節は一般的にヒータモジュールによって行
われている。このヒータモジュールは、通電されること
で発熱する発熱回路(抵抗)を絶縁層の内部に有してお
り、発熱回路からの熱が絶縁層を介して光導波路素子に
伝達されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には、次のような問題があった。すなわち、従
来のヒータモジュールでは、給電ピンとヒータとの電気
的な接続をリード線を介して行っていたため、リード線
を給電ピンに接続する工程と、リード線を介して給電ピ
ンと電気的に接続されたヒータを位置決めする工程とが
必要となる。ここで、通常、給電ピンの位置は光導波路
モジュールの寸法を小さくするために、ヒータの下面、
もしくはヒータの端部付近に設けられる。そのため、上
記した2つの工程の自動化が非常に困難であり、人手に
頼った工程にならざるを得ず、組立作業の効率化が図れ
ない。
来の技術には、次のような問題があった。すなわち、従
来のヒータモジュールでは、給電ピンとヒータとの電気
的な接続をリード線を介して行っていたため、リード線
を給電ピンに接続する工程と、リード線を介して給電ピ
ンと電気的に接続されたヒータを位置決めする工程とが
必要となる。ここで、通常、給電ピンの位置は光導波路
モジュールの寸法を小さくするために、ヒータの下面、
もしくはヒータの端部付近に設けられる。そのため、上
記した2つの工程の自動化が非常に困難であり、人手に
頼った工程にならざるを得ず、組立作業の効率化が図れ
ない。
【0004】また、リード線を引き回すスペースが必要
であるため、その分だけモジュールの容積が増大してし
まう。
であるため、その分だけモジュールの容積が増大してし
まう。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、組立作業の効率化を図ることが可能な構造を
有すると共に、小型化を実現することが可能なヒータモ
ジュール及びこれを備えた光導波路モジュールを提供す
ることを目的とする。
のであり、組立作業の効率化を図ることが可能な構造を
有すると共に、小型化を実現することが可能なヒータモ
ジュール及びこれを備えた光導波路モジュールを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヒータモジ
ュールは、発熱回路を含む電気絶縁性の絶縁基板を有す
るヒータと、ヒータへ給電を行うための給電ピンと、を
備え、ヒータの絶縁基板の主面上には、発熱回路に給電
するための電極が設けられており、電極と給電ピンとは
互いに対向配置されて接合されていることを特徴とす
る。
ュールは、発熱回路を含む電気絶縁性の絶縁基板を有す
るヒータと、ヒータへ給電を行うための給電ピンと、を
備え、ヒータの絶縁基板の主面上には、発熱回路に給電
するための電極が設けられており、電極と給電ピンとは
互いに対向配置されて接合されていることを特徴とす
る。
【0007】このヒータモジュールは、ヒータの絶縁基
板の主面上に発熱回路に給電するための電極が設けられ
ており、電極と給電ピンとは互いに対向配置されて接合
されている。すなわち、従来のようにリード線を介する
ことなく電極と給電ピンとを直接接合する構成を有して
いるため、接合作業が単純化されて組立作業の効率化が
図られる。しかも、この接合作業の自動化は容易であ
り、接合作業を自動化することでより一層の作業の効率
化が図られる。また、給電ピンとヒータとの位置関係は
一義的に決定されているため、給電ピンに対してヒータ
を位置決めする必要がなく、光導波路モジュールの組立
の際においても組立作業の効率化が図られる。さらに、
このヒータモジュールでは従来のようにリード線を引き
回すスペースが不要であるため、光導波路モジュールの
小型化を図ることが可能となる。
板の主面上に発熱回路に給電するための電極が設けられ
ており、電極と給電ピンとは互いに対向配置されて接合
されている。すなわち、従来のようにリード線を介する
ことなく電極と給電ピンとを直接接合する構成を有して
いるため、接合作業が単純化されて組立作業の効率化が
図られる。しかも、この接合作業の自動化は容易であ
り、接合作業を自動化することでより一層の作業の効率
化が図られる。また、給電ピンとヒータとの位置関係は
一義的に決定されているため、給電ピンに対してヒータ
を位置決めする必要がなく、光導波路モジュールの組立
の際においても組立作業の効率化が図られる。さらに、
このヒータモジュールでは従来のようにリード線を引き
回すスペースが不要であるため、光導波路モジュールの
小型化を図ることが可能となる。
【0008】また本発明に係るヒータモジュールでは、
ヒータの電極が設けられている部位には、給電ピンが挿
入される穴が設けられており、穴に給電ピンが挿入され
て電極と給電ピンとが接合されていることを特徴として
もよい。このようにすれば、穴に給電ピンを挿入するだ
けでヒータに対する給電ピンの位置決めを容易に、かつ
確実に行うことができる。
ヒータの電極が設けられている部位には、給電ピンが挿
入される穴が設けられており、穴に給電ピンが挿入され
て電極と給電ピンとが接合されていることを特徴として
もよい。このようにすれば、穴に給電ピンを挿入するだ
けでヒータに対する給電ピンの位置決めを容易に、かつ
確実に行うことができる。
【0009】また本発明に係るヒータモジュールでは、
電極と給電ピンとは接合剤を介して接合されていること
を特徴としてもよい。このようにすれば、電極と給電ピ
ンとが確実に接合される。
電極と給電ピンとは接合剤を介して接合されていること
を特徴としてもよい。このようにすれば、電極と給電ピ
ンとが確実に接合される。
【0010】本発明に係るヒータモジュールは、発熱回
路を含む電気絶縁性の絶縁基板を有するヒータと、ヒー
タを支持する断熱性を有する断熱基板と、ヒータへ給電
を行うための給電ピンと、を備え、ヒータの絶縁基板の
主面上には、発熱回路に給電するための第1の電極が設
けられており、断熱基板の主面上には、第1の電極と電
気的に接続された第2の電極が設けられており、第2の
電極と給電ピンとは互いに対向配置されて接合されてい
ることを特徴とする。
路を含む電気絶縁性の絶縁基板を有するヒータと、ヒー
タを支持する断熱性を有する断熱基板と、ヒータへ給電
を行うための給電ピンと、を備え、ヒータの絶縁基板の
主面上には、発熱回路に給電するための第1の電極が設
けられており、断熱基板の主面上には、第1の電極と電
気的に接続された第2の電極が設けられており、第2の
電極と給電ピンとは互いに対向配置されて接合されてい
ることを特徴とする。
【0011】このヒータモジュールは、ヒータの絶縁基
板の主面上に発熱回路に給電するための第1の電極が設
けられており、また断熱基板の主面上に第1の電極と電
気的に接続された第2の電極が設けられており、第2の
電極と給電ピンとが互いに対向配置されて接合されてい
る。すなわち、リード線を介することなく第2の電極と
給電ピンとを直接接合する構成を有しているため、接合
作業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピンと断熱基板との位置関係は一義的に決定さ
れているため、給電ピンに対して断熱基板を位置決めす
る必要がなく、光導波路モジュールの組立の際において
も組立作業の効率化が図られる。また、このヒータモジ
ュールでは従来のようにリード線を引き回すスペースが
不要であるため、光導波路モジュールの小型化を図るこ
とが可能となる。さらに、断熱基板に対するヒータの位
置の自由度が高いため、様々な光導波路素子寸法、形態
に対応することが可能となる。
板の主面上に発熱回路に給電するための第1の電極が設
けられており、また断熱基板の主面上に第1の電極と電
気的に接続された第2の電極が設けられており、第2の
電極と給電ピンとが互いに対向配置されて接合されてい
る。すなわち、リード線を介することなく第2の電極と
給電ピンとを直接接合する構成を有しているため、接合
作業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピンと断熱基板との位置関係は一義的に決定さ
れているため、給電ピンに対して断熱基板を位置決めす
る必要がなく、光導波路モジュールの組立の際において
も組立作業の効率化が図られる。また、このヒータモジ
ュールでは従来のようにリード線を引き回すスペースが
不要であるため、光導波路モジュールの小型化を図るこ
とが可能となる。さらに、断熱基板に対するヒータの位
置の自由度が高いため、様々な光導波路素子寸法、形態
に対応することが可能となる。
【0012】また本発明に係るヒータモジュールでは、
断熱基板の第2の電極が設けられている部位には、給電
ピンが挿入される穴が設けられており、穴に給電ピンが
挿入されて第2の電極と給電ピンとが接合されているこ
とを特徴としてもよい。このようにすれば、穴に給電ピ
ンを挿入するだけで断熱基板に対する給電ピンの位置決
めを容易に、かつ確実に行うことができる。
断熱基板の第2の電極が設けられている部位には、給電
ピンが挿入される穴が設けられており、穴に給電ピンが
挿入されて第2の電極と給電ピンとが接合されているこ
とを特徴としてもよい。このようにすれば、穴に給電ピ
ンを挿入するだけで断熱基板に対する給電ピンの位置決
めを容易に、かつ確実に行うことができる。
【0013】また本発明に係るヒータモジュールでは、
第1の電極と第2の電極とはボンディングワイヤにより
電気的に接続されていることを特徴としてもよい。この
ようにすれば、第1の電極と第2の電極との電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化が図られる。
しかも、この接続作業の自動化は容易であり、接続作業
を自動化することでより一層の作業の効率化が図られ
る。
第1の電極と第2の電極とはボンディングワイヤにより
電気的に接続されていることを特徴としてもよい。この
ようにすれば、第1の電極と第2の電極との電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化が図られる。
しかも、この接続作業の自動化は容易であり、接続作業
を自動化することでより一層の作業の効率化が図られ
る。
【0014】また本発明に係るヒータモジュールでは、
第2の電極と給電ピンとは接合剤を介して接合されてい
ることを特徴としてもよい。このようにすれば、第2の
電極と給電ピンとが確実に接合される。
第2の電極と給電ピンとは接合剤を介して接合されてい
ることを特徴としてもよい。このようにすれば、第2の
電極と給電ピンとが確実に接合される。
【0015】本発明に係る光導波路モジュールは、上記
したいずれかに記載のヒータモジュールと、ヒータモジ
ュール上に設けられた光導波路素子と、ヒータモジュー
ル及び光導波路素子を収容する筐体と、を備えることを
特徴とする。
したいずれかに記載のヒータモジュールと、ヒータモジ
ュール上に設けられた光導波路素子と、ヒータモジュー
ル及び光導波路素子を収容する筐体と、を備えることを
特徴とする。
【0016】この光導波路モジュールは、上記した構成
を有するヒータモジュールを備えているため、組立作業
の効率化が図られると共に、光導波路モジュールの小型
化が図られる。
を有するヒータモジュールを備えているため、組立作業
の効率化が図られると共に、光導波路モジュールの小型
化が図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るヒータモジュール及び光導波路モジュールの好
適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素に
は同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略す
る。
明に係るヒータモジュール及び光導波路モジュールの好
適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素に
は同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略す
る。
【0018】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
係るヒータモジュール及びこれを内蔵した光導波路モジ
ュールを示す斜視図であり、図2は、図1に示す光導波
路モジュールの側面図である。また図3は、ヒータモジ
ュールの下面を示す平面図である。
係るヒータモジュール及びこれを内蔵した光導波路モジ
ュールを示す斜視図であり、図2は、図1に示す光導波
路モジュールの側面図である。また図3は、ヒータモジ
ュールの下面を示す平面図である。
【0019】図示の通り、光導波路モジュール10は、
光導波路素子1と、この両端に接続された光ファイバア
レイ3,3及び光ファイバ5,5と、光導波路素子1を
加熱するためのヒータモジュール20と、光導波路素子
1及びヒータモジュール20を収容する筐体60とを備
えている。
光導波路素子1と、この両端に接続された光ファイバア
レイ3,3及び光ファイバ5,5と、光導波路素子1を
加熱するためのヒータモジュール20と、光導波路素子
1及びヒータモジュール20を収容する筐体60とを備
えている。
【0020】光導波路素子1は、基板上に光導波路が形
成された石英製の素子であり、典型的な寸法が50mm
×10mm×1mmである。
成された石英製の素子であり、典型的な寸法が50mm
×10mm×1mmである。
【0021】筐体60は、ヒータモジュール20に通電
を行うための給電ピン21が挿通され接合剤を介して接
合されると共に、ヒータモジュール20を支持するため
のパッケージ基板62と、当該パッケージ基板62に被
せられるカバー64と、から構成されている。なお、筐
体60で覆われたパッケージ全体の典型的な寸法は10
0mm×50mm×10mmである。
を行うための給電ピン21が挿通され接合剤を介して接
合されると共に、ヒータモジュール20を支持するため
のパッケージ基板62と、当該パッケージ基板62に被
せられるカバー64と、から構成されている。なお、筐
体60で覆われたパッケージ全体の典型的な寸法は10
0mm×50mm×10mmである。
【0022】ヒータモジュール20は、ヒータ23と、
ヒータ23に通電するための給電ピン21とから構成さ
れている。図2及び図3に示すように、ヒータ23は電
気絶縁性を有する絶縁基板25と、絶縁基板25の主面
上に設けられた発熱回路27とを有している。
ヒータ23に通電するための給電ピン21とから構成さ
れている。図2及び図3に示すように、ヒータ23は電
気絶縁性を有する絶縁基板25と、絶縁基板25の主面
上に設けられた発熱回路27とを有している。
【0023】絶縁基板25は、AlNセラミックスによ
り構成されている。発熱回路27は、約0.5〜10Ω
の抵抗値を有しており、通電により発熱する。この発熱
回路27は、タングステン、モリブデン、銀パラジウム
等により構成されている。また、発熱回路27の両端に
は、発熱回路27に電流を流すための電極29,29が
設けられている。そして、ヒータ23の電極29,29
が設けられている部位には、基板を貫通する穴31,3
1が設けられている。穴31の側面は、タングステン、
モリブデン、銅、金等によりメタライズされている。こ
の穴31には、それぞれヒータ23に通電するための給
電ピン21が挿通されており、これにより給電ピン21
と電極29とが電気的に直結されている。このように、
穴31を通して給電ピン21と電極29とを直結する構
造を有することにより、ヒータ23の細かい位置合わせ
が不要となり、組立作業の効率化が図られる。
り構成されている。発熱回路27は、約0.5〜10Ω
の抵抗値を有しており、通電により発熱する。この発熱
回路27は、タングステン、モリブデン、銀パラジウム
等により構成されている。また、発熱回路27の両端に
は、発熱回路27に電流を流すための電極29,29が
設けられている。そして、ヒータ23の電極29,29
が設けられている部位には、基板を貫通する穴31,3
1が設けられている。穴31の側面は、タングステン、
モリブデン、銅、金等によりメタライズされている。こ
の穴31には、それぞれヒータ23に通電するための給
電ピン21が挿通されており、これにより給電ピン21
と電極29とが電気的に直結されている。このように、
穴31を通して給電ピン21と電極29とを直結する構
造を有することにより、ヒータ23の細かい位置合わせ
が不要となり、組立作業の効率化が図られる。
【0024】なお、給電ピン21はヒータ23の穴31
に挿通した後、接合剤33を介して接合すると好まし
い。ここで接合剤とは、部材同士を直接繋ぎ合わせるた
めの材料であり、例えば半田付けする場合はPb−Sn
系、Au系、Pbフリー系の半田であり、ロー付けする
場合はCu、Zn、Ni等の純金属や合金からなるロー
付け金属であり、樹脂付けする場合はシリコーン樹脂や
エポキシ樹脂等の樹脂である。このようにすれば、電極
29と給電ピン21とが電気的・機械的に確実に接合さ
れる。また、接合剤33を用いた接合工程は自動化が容
易であり、接合工程を自動化することで組み立て作業の
一層の効率化が図られ、かつ製造コストの低減が図られ
る。
に挿通した後、接合剤33を介して接合すると好まし
い。ここで接合剤とは、部材同士を直接繋ぎ合わせるた
めの材料であり、例えば半田付けする場合はPb−Sn
系、Au系、Pbフリー系の半田であり、ロー付けする
場合はCu、Zn、Ni等の純金属や合金からなるロー
付け金属であり、樹脂付けする場合はシリコーン樹脂や
エポキシ樹脂等の樹脂である。このようにすれば、電極
29と給電ピン21とが電気的・機械的に確実に接合さ
れる。また、接合剤33を用いた接合工程は自動化が容
易であり、接合工程を自動化することで組み立て作業の
一層の効率化が図られ、かつ製造コストの低減が図られ
る。
【0025】ここで、本実施形態ではヒータ23の電極
29の部位に設けられた穴31,31の間の基板上に
も、基板を貫通する4つの穴35が設けられている。そ
して、これら4つの穴35にも給電ピン21がそれぞれ
挿通され、接合剤33を介して機械的に接合されてい
る。これら4つの給電ピン21は、給電ピン21を受け
るシステム用のボード等に光導波路モジュール10を固
定する際に用いるためのダミーピンである。
29の部位に設けられた穴31,31の間の基板上に
も、基板を貫通する4つの穴35が設けられている。そ
して、これら4つの穴35にも給電ピン21がそれぞれ
挿通され、接合剤33を介して機械的に接合されてい
る。これら4つの給電ピン21は、給電ピン21を受け
るシステム用のボード等に光導波路モジュール10を固
定する際に用いるためのダミーピンである。
【0026】このヒータ23では、絶縁基板25が熱伝
導率の高いAlN(窒化アルミニウム)によって形成さ
れているため、発熱回路27から伝達された熱は当該絶
縁基板27内でほぼ均一に拡散し、よって絶縁基板27
の上面に接着される光導波路素子1が均一に加熱される
ことで光導波路素子1の温度均一性を高めることができ
る。また、AlNは耐湿性が高いため、長期の連続使用
でも発熱回路27の抵抗値が変化せず、高い信頼性が得
られる。
導率の高いAlN(窒化アルミニウム)によって形成さ
れているため、発熱回路27から伝達された熱は当該絶
縁基板27内でほぼ均一に拡散し、よって絶縁基板27
の上面に接着される光導波路素子1が均一に加熱される
ことで光導波路素子1の温度均一性を高めることができ
る。また、AlNは耐湿性が高いため、長期の連続使用
でも発熱回路27の抵抗値が変化せず、高い信頼性が得
られる。
【0027】尚、ヒータ23の作製方法は、次の通りで
ある。まず、AlNセラミックスのプリフォームシート
に発熱回路27と電極29,29をWペーストで印刷す
る。なお、プリフォームシートの電極29,29を印刷
した部位には予めパンチャーにより穴31,31を貫通
形成しておく。また、穴31,31の間のプリフォーム
シート上にも4つの穴35を予めパンチャーにより貫通
形成しておく。そして、穴31,35の側面にはWペー
ストを流し込むことによってメタライズを施しておく。
次いで、発熱回路27の上にAlNセラミックスのプリ
フォームシートを張り付けて、ヒータ23の仮成型体を
得る。そして、この仮成形体を1700℃以上の窒素雰
囲気中で焼結し、ヒータ23が生成される。発熱回路2
7に張り付けたAlNセラミックスは発熱回路27の絶
縁等の保護層として機能する。このAlNの保護層は、
AlNではなくシリカ等のガラスによって生成してもよ
い。この場合、保護層のAlNセラミックスを除いたヒ
ータを、一端1700℃以上の窒素雰囲気中で焼結した
後、ガラスの保護層を発熱回路上に形成する。
ある。まず、AlNセラミックスのプリフォームシート
に発熱回路27と電極29,29をWペーストで印刷す
る。なお、プリフォームシートの電極29,29を印刷
した部位には予めパンチャーにより穴31,31を貫通
形成しておく。また、穴31,31の間のプリフォーム
シート上にも4つの穴35を予めパンチャーにより貫通
形成しておく。そして、穴31,35の側面にはWペー
ストを流し込むことによってメタライズを施しておく。
次いで、発熱回路27の上にAlNセラミックスのプリ
フォームシートを張り付けて、ヒータ23の仮成型体を
得る。そして、この仮成形体を1700℃以上の窒素雰
囲気中で焼結し、ヒータ23が生成される。発熱回路2
7に張り付けたAlNセラミックスは発熱回路27の絶
縁等の保護層として機能する。このAlNの保護層は、
AlNではなくシリカ等のガラスによって生成してもよ
い。この場合、保護層のAlNセラミックスを除いたヒ
ータを、一端1700℃以上の窒素雰囲気中で焼結した
後、ガラスの保護層を発熱回路上に形成する。
【0028】そして、穴31,35に給電ピン21をそ
れぞれ挿通し、接合剤33を介して接合することで、ヒ
ータモジュール20が生成される。
れぞれ挿通し、接合剤33を介して接合することで、ヒ
ータモジュール20が生成される。
【0029】かかる構成のヒータモジュール20が、給
電ピン21を介してパッケージ基板62上に固定されて
支持されている。パッケージ基板62は、給電ピン21
が穴66に挿通され、半田等の接合剤68を介してこの
給電ピン21と接合される平板62aと、平板62aの
両下端に接着された支持板62b,62bとを有してい
る。このように支持板62bを設けることで、光導波路
モジュール10をシステム用のボード等に実装する際
に、給電ピン21に過大な負荷がかかることが防止され
る。
電ピン21を介してパッケージ基板62上に固定されて
支持されている。パッケージ基板62は、給電ピン21
が穴66に挿通され、半田等の接合剤68を介してこの
給電ピン21と接合される平板62aと、平板62aの
両下端に接着された支持板62b,62bとを有してい
る。このように支持板62bを設けることで、光導波路
モジュール10をシステム用のボード等に実装する際
に、給電ピン21に過大な負荷がかかることが防止され
る。
【0030】なお、ヒータ23とパッケージ基板62と
の間には、図1及び図2に示すように、スペーサ57を
介在させてもよい。スペーサ57とヒータ23及びパッ
ケージ基板62との接合には、樹脂などの接合剤を用い
ることができる。接合に用いる樹脂としては、電子部品
の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等を
用いることができるが、接合時の変形を防止するために
シリコーン樹脂を用いると好ましい。
の間には、図1及び図2に示すように、スペーサ57を
介在させてもよい。スペーサ57とヒータ23及びパッ
ケージ基板62との接合には、樹脂などの接合剤を用い
ることができる。接合に用いる樹脂としては、電子部品
の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等を
用いることができるが、接合時の変形を防止するために
シリコーン樹脂を用いると好ましい。
【0031】ヒータモジュール20の上には、光導波路
素子1が樹脂59により接着されている。接合に用いる
樹脂は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、
エポキシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形
を防止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
この光導波路素子1の両端に、光ファイバアレイ3が接
続されている。
素子1が樹脂59により接着されている。接合に用いる
樹脂は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、
エポキシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形
を防止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
この光導波路素子1の両端に、光ファイバアレイ3が接
続されている。
【0032】これらヒータモジュール20と光導波路素
子1とがカバー64により被覆されている。そして、カ
バー64とパッケージ基板62とは樹脂にて接着されて
いる。カバー64の対向する二面には、挿通口64a,
64a(図1参照)が形成されており、これら挿通口6
4a,64aを通して光ファイバアレイ3,3と光ファ
イバ5,5とが接続されている。
子1とがカバー64により被覆されている。そして、カ
バー64とパッケージ基板62とは樹脂にて接着されて
いる。カバー64の対向する二面には、挿通口64a,
64a(図1参照)が形成されており、これら挿通口6
4a,64aを通して光ファイバアレイ3,3と光ファ
イバ5,5とが接続されている。
【0033】これら筐体60を構成するカバー64とパ
ッケージ基板62とは、銅タングステンを主成分として
形成すると好ましい。このようにすれば、筐体60にお
ける温度均一性が高くなり、光導波路素子1の温度均一
性を向上させることができる。尚、筐体60をコバル
ト、鉄、ニッケル、アルミナ、又は窒化アルミニウムを
主成分として形成しても、同様の効果を得ることができ
る。また、筐体60を樹脂又はシリカガラスを主成分と
して形成した場合は、これらの材料は断熱性が高いた
め、筐体60内の熱が外部に放出されることを抑制で
き、光導波路素子1の温度低下を防止することができ
る。
ッケージ基板62とは、銅タングステンを主成分として
形成すると好ましい。このようにすれば、筐体60にお
ける温度均一性が高くなり、光導波路素子1の温度均一
性を向上させることができる。尚、筐体60をコバル
ト、鉄、ニッケル、アルミナ、又は窒化アルミニウムを
主成分として形成しても、同様の効果を得ることができ
る。また、筐体60を樹脂又はシリカガラスを主成分と
して形成した場合は、これらの材料は断熱性が高いた
め、筐体60内の熱が外部に放出されることを抑制で
き、光導波路素子1の温度低下を防止することができ
る。
【0034】以上、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、ヒータ23の絶
縁基板25の主面上に発熱回路27に給電するための電
極29が設けられており、電極29と給電ピン21とは
互いに対向配置されて接合されている。すなわち、従来
のようにリード線を介することなく電極29と給電ピン
21とを直接接合する構成を有しているため、接合作業
が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しかも、
この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自動化
することでより一層の作業の効率化が図られる。また、
給電ピン21とヒータ23との位置関係は一義的に決定
されているため、給電ピン21に対してヒータ23を位
置決めする必要がなく、光導波路モジュール10の組立
の際においても組立作業の効率化が図られる。さらに、
このヒータモジュール20では従来のようにリード線を
引き回すスペースが不要であるため、光導波路モジュー
ル10の小型化を図ることが可能となる。
20及び光導波路モジュール10では、ヒータ23の絶
縁基板25の主面上に発熱回路27に給電するための電
極29が設けられており、電極29と給電ピン21とは
互いに対向配置されて接合されている。すなわち、従来
のようにリード線を介することなく電極29と給電ピン
21とを直接接合する構成を有しているため、接合作業
が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しかも、
この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自動化
することでより一層の作業の効率化が図られる。また、
給電ピン21とヒータ23との位置関係は一義的に決定
されているため、給電ピン21に対してヒータ23を位
置決めする必要がなく、光導波路モジュール10の組立
の際においても組立作業の効率化が図られる。さらに、
このヒータモジュール20では従来のようにリード線を
引き回すスペースが不要であるため、光導波路モジュー
ル10の小型化を図ることが可能となる。
【0035】特に、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、ヒータ23の電
極29が設けられている部位には、給電ピン21が挿入
される穴31が設けられており、穴31に給電ピン21
を挿入して電極29と給電ピン21とを接合しているた
め、ヒータ23に対する給電ピン21の位置決めを容易
に、かつ確実に行うことができる。
20及び光導波路モジュール10では、ヒータ23の電
極29が設けられている部位には、給電ピン21が挿入
される穴31が設けられており、穴31に給電ピン21
を挿入して電極29と給電ピン21とを接合しているた
め、ヒータ23に対する給電ピン21の位置決めを容易
に、かつ確実に行うことができる。
【0036】なお、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、AlNセラミッ
クスを用いてヒータ23の絶縁基板25を構成したが、
AlNセラミックスの代わりにアルミナセラミックスを
用いてヒータ23の絶縁基板25を構成してもよい。こ
の場合、図4に示すように、ヒータモジュール20と光
導波路素子1との間に均熱板37を配置すると好まし
い。ここで均熱板37は、Al、Cu、Cu合金などか
ら構成することができる。このように、AlNセラミッ
クスよりも熱伝導性の低いアルミナセラミックスを用い
てヒータ23を構成する場合であっても、ヒータモジュ
ール20の上に均熱板37を配置することで光導波路素
子1の温度均一性を充分に確保することができる。
20及び光導波路モジュール10では、AlNセラミッ
クスを用いてヒータ23の絶縁基板25を構成したが、
AlNセラミックスの代わりにアルミナセラミックスを
用いてヒータ23の絶縁基板25を構成してもよい。こ
の場合、図4に示すように、ヒータモジュール20と光
導波路素子1との間に均熱板37を配置すると好まし
い。ここで均熱板37は、Al、Cu、Cu合金などか
ら構成することができる。このように、AlNセラミッ
クスよりも熱伝導性の低いアルミナセラミックスを用い
てヒータ23を構成する場合であっても、ヒータモジュ
ール20の上に均熱板37を配置することで光導波路素
子1の温度均一性を充分に確保することができる。
【0037】また、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10の組立において、予め
パッケージ基板62に給電ピン21を固定しておき、ヒ
ータ23の穴31を介してこの給電ピン21にヒータ2
3を固定するようにしてもよい。
20及び光導波路モジュール10の組立において、予め
パッケージ基板62に給電ピン21を固定しておき、ヒ
ータ23の穴31を介してこの給電ピン21にヒータ2
3を固定するようにしてもよい。
【0038】(第2実施形態)次に、図5〜図6を参照
して、本発明の第2実施形態を説明する。図5は、本実
施形態に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図で
あり、図6は、本実施形態に係る光導波路モジュールが
備えるヒータモジュールの裏面構造を示す一部破断平面
図である。
して、本発明の第2実施形態を説明する。図5は、本実
施形態に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図で
あり、図6は、本実施形態に係る光導波路モジュールが
備えるヒータモジュールの裏面構造を示す一部破断平面
図である。
【0039】本実施形態に係る光導波路モジュール10
では、ヒータモジュール20の構成が第1実施形態に係
る光導波路モジュールと異なる。すなわち、ヒータモジ
ュール20は、ヒータ23と、ヒータ23を支持する断
熱性を有する断熱基板40と、ヒータ23に通電するた
めの給電ピン21とから構成されている。
では、ヒータモジュール20の構成が第1実施形態に係
る光導波路モジュールと異なる。すなわち、ヒータモジ
ュール20は、ヒータ23と、ヒータ23を支持する断
熱性を有する断熱基板40と、ヒータ23に通電するた
めの給電ピン21とから構成されている。
【0040】図5及び図6に示すように、ヒータ23は
電気絶縁性を有する絶縁基板25と、絶縁基板25の主
面上に設けられた発熱回路27とを有している。絶縁基
板25及び発熱回路27は、第1実施形態のものと同様
である。また、発熱回路27の両端には、発熱回路27
に電流を流すための電極(第1の電極)29,29が設
けられている。
電気絶縁性を有する絶縁基板25と、絶縁基板25の主
面上に設けられた発熱回路27とを有している。絶縁基
板25及び発熱回路27は、第1実施形態のものと同様
である。また、発熱回路27の両端には、発熱回路27
に電流を流すための電極(第1の電極)29,29が設
けられている。
【0041】断熱基板40は、ヒータ23で発熱された
熱を効果的に光導波路素子1へ伝達するためのものであ
る。この断熱基板40は、熱伝導率の低いアルミナやシ
リカ、さらには樹脂などから構成することができ、典型
的な寸法が60mm×30mm×1mmである。この断
熱基板40の下面には、ヒータ23の電極29に対応す
るように電極41がタングステン、モリブデン、銅、金
等からなるペースト等により形成されている。そして、
断熱基板40の電極41近くには穴42が貫通形成され
ており、ヒータ23の電極29と断熱基板40の電極4
1とを結ぶ空間が形成されている。また、断熱基板40
の電極41が設けられている部位には、基板を貫通する
穴43が設けられている。穴43の側面は、タングステ
ン、モリブデン、銅、金等によりメタライズされてい
る。この穴43には、それぞれヒータ23に通電するた
めの給電ピン21が挿通されており、これにより給電ピ
ン21と電極41とが電気的に直結されている。このよ
うに、穴43を通して給電ピン21と電極41とを直結
することにより、断熱基板40の細かい位置合わせが不
要となり、組立作業の効率化が図られる。
熱を効果的に光導波路素子1へ伝達するためのものであ
る。この断熱基板40は、熱伝導率の低いアルミナやシ
リカ、さらには樹脂などから構成することができ、典型
的な寸法が60mm×30mm×1mmである。この断
熱基板40の下面には、ヒータ23の電極29に対応す
るように電極41がタングステン、モリブデン、銅、金
等からなるペースト等により形成されている。そして、
断熱基板40の電極41近くには穴42が貫通形成され
ており、ヒータ23の電極29と断熱基板40の電極4
1とを結ぶ空間が形成されている。また、断熱基板40
の電極41が設けられている部位には、基板を貫通する
穴43が設けられている。穴43の側面は、タングステ
ン、モリブデン、銅、金等によりメタライズされてい
る。この穴43には、それぞれヒータ23に通電するた
めの給電ピン21が挿通されており、これにより給電ピ
ン21と電極41とが電気的に直結されている。このよ
うに、穴43を通して給電ピン21と電極41とを直結
することにより、断熱基板40の細かい位置合わせが不
要となり、組立作業の効率化が図られる。
【0042】なお、給電ピン21は断熱基板40の穴4
3に挿通した後、接合剤33を介して接合すると好まし
い。ここで接合剤とは、部材同士を直接繋ぎ合わせるた
めの材料であり、例えば半田付けする場合はPb−Sn
系、Au系、Pbフリー系の半田であり、ロー付けする
場合はCu、Zn、Ni等の純金属や合金からなるロー
付け金属であり、樹脂付けする場合はシリコーン樹脂や
エポキシ樹脂等の樹脂である。このようにすれば、電極
41と給電ピン21とが電気的・機械的に確実に接合さ
れる。また、接合剤33を用いた接合工程は自動化が容
易であり、接合工程を自動化することで組み立て作業の
一層の効率化が図られ、かつ製造コストの低減が図られ
る。
3に挿通した後、接合剤33を介して接合すると好まし
い。ここで接合剤とは、部材同士を直接繋ぎ合わせるた
めの材料であり、例えば半田付けする場合はPb−Sn
系、Au系、Pbフリー系の半田であり、ロー付けする
場合はCu、Zn、Ni等の純金属や合金からなるロー
付け金属であり、樹脂付けする場合はシリコーン樹脂や
エポキシ樹脂等の樹脂である。このようにすれば、電極
41と給電ピン21とが電気的・機械的に確実に接合さ
れる。また、接合剤33を用いた接合工程は自動化が容
易であり、接合工程を自動化することで組み立て作業の
一層の効率化が図られ、かつ製造コストの低減が図られ
る。
【0043】ここで、本実施形態では断熱基板40の電
極41の部位に設けられた穴43,43の間の基板上に
も、基板を貫通する4つの穴45が設けられている。そ
して、これら4つの穴45にも給電ピン21がそれぞれ
挿通され、接合剤33を介して機械的に接合されてい
る。これら4つの給電ピン21は、給電ピン21を受け
るシステム用の基板等に光導波路モジュール10を固定
する際に用いるためのダミーピンである。
極41の部位に設けられた穴43,43の間の基板上に
も、基板を貫通する4つの穴45が設けられている。そ
して、これら4つの穴45にも給電ピン21がそれぞれ
挿通され、接合剤33を介して機械的に接合されてい
る。これら4つの給電ピン21は、給電ピン21を受け
るシステム用の基板等に光導波路モジュール10を固定
する際に用いるためのダミーピンである。
【0044】かかる断熱基板40の上に、電極29が設
けられている側の主面を下にしてヒータ23が支持され
接合されている。断熱基板40とヒータ23との接合に
は樹脂47等を用いることができる。接合に用いる樹脂
は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポ
キシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形を防
止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
けられている側の主面を下にしてヒータ23が支持され
接合されている。断熱基板40とヒータ23との接合に
は樹脂47等を用いることができる。接合に用いる樹脂
は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポ
キシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形を防
止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
【0045】そして、ヒータ23の電極29と断熱基板
40の電極41との間には断熱基板40に設けられた穴
42を通して金ワイヤ49などによりワイヤボンディン
グが施されており、両者が電気的に接続されている。な
お、ワイヤボンディングは断熱基板40とヒータ23と
を接合した後に行うと好ましい。
40の電極41との間には断熱基板40に設けられた穴
42を通して金ワイヤ49などによりワイヤボンディン
グが施されており、両者が電気的に接続されている。な
お、ワイヤボンディングは断熱基板40とヒータ23と
を接合した後に行うと好ましい。
【0046】かかる構成のヒータモジュール20が、給
電ピン21を介してパッケージ基板62上に固定されて
支持されている。なお、断熱基板40とパッケージ基板
62との間には、図5に示すように、スペーサ57を介
在させてもよい。スペーサ57と断熱基板40及びパッ
ケージ基板62との接合には、樹脂などの接合剤を用い
ることができる。接合に用いる樹脂としては、電子部品
の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等を
用いることができるが、接合時の変形を防止するために
シリコーン樹脂を用いると好ましい。
電ピン21を介してパッケージ基板62上に固定されて
支持されている。なお、断熱基板40とパッケージ基板
62との間には、図5に示すように、スペーサ57を介
在させてもよい。スペーサ57と断熱基板40及びパッ
ケージ基板62との接合には、樹脂などの接合剤を用い
ることができる。接合に用いる樹脂としては、電子部品
の接合に用いられるシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等を
用いることができるが、接合時の変形を防止するために
シリコーン樹脂を用いると好ましい。
【0047】ヒータモジュール20の上には、光導波路
素子1が樹脂59により接着されている。接合に用いる
樹脂は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、
エポキシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形
を防止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
この光導波路素子1の両端には、光ファイバアレイ3,
3が接続されている。
素子1が樹脂59により接着されている。接合に用いる
樹脂は、電子部品の接合に用いられるシリコーン樹脂、
エポキシ樹脂等を用いることができるが、接合時の変形
を防止するためにシリコーン樹脂を用いると好ましい。
この光導波路素子1の両端には、光ファイバアレイ3,
3が接続されている。
【0048】これらヒータモジュール20と光導波路素
子1とがカバー64により被覆されている。カバー64
とパッケージ基板62とは樹脂にて接着されている。カ
バー64の対向する二面には、挿通口64a,64aが
形成されており、これら挿通口64a,64aを通して
光ファイバアレイ3,3と光ファイバ5,5とが接続さ
れている。
子1とがカバー64により被覆されている。カバー64
とパッケージ基板62とは樹脂にて接着されている。カ
バー64の対向する二面には、挿通口64a,64aが
形成されており、これら挿通口64a,64aを通して
光ファイバアレイ3,3と光ファイバ5,5とが接続さ
れている。
【0049】以上、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
主面上に電極41が設けられており、この電極41と給
電ピン21とは互いに対向配置されて接合されている。
すなわち、リード線を介することなく電極41と給電ピ
ン21とを直接接合する構成を有しているため、接合作
業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピン21と断熱基板40との位置関係は一義的
に決定されているため、給電ピン21に対して断熱基板
40を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール1
0の組立の際においても組立作業の効率化が図られる。
さらに、このヒータモジュール20では従来のようにリ
ード線を引き回すスペースが不要であるため、光導波路
モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
主面上に電極41が設けられており、この電極41と給
電ピン21とは互いに対向配置されて接合されている。
すなわち、リード線を介することなく電極41と給電ピ
ン21とを直接接合する構成を有しているため、接合作
業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピン21と断熱基板40との位置関係は一義的
に決定されているため、給電ピン21に対して断熱基板
40を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール1
0の組立の際においても組立作業の効率化が図られる。
さらに、このヒータモジュール20では従来のようにリ
ード線を引き回すスペースが不要であるため、光導波路
モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
【0050】特に、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
電極41が設けられている部位には、給電ピン21が挿
入される穴43が設けられており、穴43に給電ピン2
1を挿入して電極41と給電ピン21とを接合している
ため、断熱基板40に対する給電ピン21の位置決めを
容易に、かつ確実に行うことができる。
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
電極41が設けられている部位には、給電ピン21が挿
入される穴43が設けられており、穴43に給電ピン2
1を挿入して電極41と給電ピン21とを接合している
ため、断熱基板40に対する給電ピン21の位置決めを
容易に、かつ確実に行うことができる。
【0051】また、本実施形態では断熱基板40に対す
るヒータ23の位置を自由に設定することが可能である
ため、様々な光導波路素子1の寸法、形態に容易に対応
することが可能となる。
るヒータ23の位置を自由に設定することが可能である
ため、様々な光導波路素子1の寸法、形態に容易に対応
することが可能となる。
【0052】さらに、ヒータ23の電極29と断熱基板
40の電極41とは金ワイヤ49などによりワイヤボン
ディンクされて接続されているため、両者の電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化を図ることが
できる。しかも、この接続作業の自動化は容易であり、
接続作業を自動化することでより一層の作業の効率化を
図ることができる。
40の電極41とは金ワイヤ49などによりワイヤボン
ディンクされて接続されているため、両者の電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化を図ることが
できる。しかも、この接続作業の自動化は容易であり、
接続作業を自動化することでより一層の作業の効率化を
図ることができる。
【0053】なお、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10の組立において、予め
パッケージ基板62に給電ピン21を固定しておき、断
熱基板40の穴33を介してこの給電ピン21にヒータ
23が接合された絶縁基板40を固定するようにしても
よい。
20及び光導波路モジュール10の組立において、予め
パッケージ基板62に給電ピン21を固定しておき、断
熱基板40の穴33を介してこの給電ピン21にヒータ
23が接合された絶縁基板40を固定するようにしても
よい。
【0054】(第3実施形態)次に、図7〜図8を参照
して、本発明の第3実施形態を説明する。ここで図7
は、本実施形態に係る光導波路モジュールが備えるヒー
タモジュールを示す斜視図であり、図8は、本実施形態
に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図である。
本実施形態に係る光導波路モジュール10は、第1実施
形態に係る光導波路モジュールと基本的には同様の構成
を有するが、光導波路モジュール10が備えるヒータモ
ジュール20のヒータ23と給電ピン21とを接合する
構造が異なっている。
して、本発明の第3実施形態を説明する。ここで図7
は、本実施形態に係る光導波路モジュールが備えるヒー
タモジュールを示す斜視図であり、図8は、本実施形態
に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図である。
本実施形態に係る光導波路モジュール10は、第1実施
形態に係る光導波路モジュールと基本的には同様の構成
を有するが、光導波路モジュール10が備えるヒータモ
ジュール20のヒータ23と給電ピン21とを接合する
構造が異なっている。
【0055】すなわち、上記した第1実施形態に係る光
導波路モジュールが備えるヒータモジュールでは、ヒー
タの電極が設けられている部位に穴が設けられており、
その穴に給電ピンが挿通されてヒータの電極と給電ピン
とが接合されていた。これに対し、本実施形態に係る光
導波路モジュール10が備えるヒータモジュール20で
は、図7及び図8に示すように、ヒータ23には給電ピ
ン21を挿通する穴は設けられておらず、給電ピン21
はヒータ23の電極29に対向配置され、半田やロー付
け金属などの接合剤33を介して直接接合されている。
導波路モジュールが備えるヒータモジュールでは、ヒー
タの電極が設けられている部位に穴が設けられており、
その穴に給電ピンが挿通されてヒータの電極と給電ピン
とが接合されていた。これに対し、本実施形態に係る光
導波路モジュール10が備えるヒータモジュール20で
は、図7及び図8に示すように、ヒータ23には給電ピ
ン21を挿通する穴は設けられておらず、給電ピン21
はヒータ23の電極29に対向配置され、半田やロー付
け金属などの接合剤33を介して直接接合されている。
【0056】このとき、給電ピン21はヒータ23の電
極29と接合される端部21aの面積を広げて、電極2
9との接触面積を大きくすると好ましい。このようにす
れば、給電ピン21と電極29との電気的接続がより良
好になる。
極29と接合される端部21aの面積を広げて、電極2
9との接触面積を大きくすると好ましい。このようにす
れば、給電ピン21と電極29との電気的接続がより良
好になる。
【0057】次に、本実施形態に係る光導波路モジュー
ル10の組立工程の一例を説明する。まず、ヒータ23
の電極29に給電ピン21を治具を用いてロー付けす
る。次に、パッケージ基板62に設けられた給電ピン2
1を挿通する穴66に給電ピン21を挿通する。そし
て、パッケージ基板62と給電ピン21とを半田付け
し、ヒータモジュール20とパッケージ基板62とを固
定する。なお、ヒータ23とパッケージ基板62との間
にはスペーサ57を介在させてもよい。次に、ヒータモ
ジュール20の上に光導波路素子1を接着する。そし
て、光導波路素子1の両端に光ファイバアレイ3,3を
接続し、カバー64を被せて固定した後、挿通孔64a
を通して光ファイバアレイ3,3に光ファイバ5,5を
接続して組立を終了する。
ル10の組立工程の一例を説明する。まず、ヒータ23
の電極29に給電ピン21を治具を用いてロー付けす
る。次に、パッケージ基板62に設けられた給電ピン2
1を挿通する穴66に給電ピン21を挿通する。そし
て、パッケージ基板62と給電ピン21とを半田付け
し、ヒータモジュール20とパッケージ基板62とを固
定する。なお、ヒータ23とパッケージ基板62との間
にはスペーサ57を介在させてもよい。次に、ヒータモ
ジュール20の上に光導波路素子1を接着する。そし
て、光導波路素子1の両端に光ファイバアレイ3,3を
接続し、カバー64を被せて固定した後、挿通孔64a
を通して光ファイバアレイ3,3に光ファイバ5,5を
接続して組立を終了する。
【0058】この組立工程では、給電ピン21とヒータ
23との接合は治具を用いてロー付けで行うため、一括
してリフロー炉等に投入可能であり、組立作業が効率化
される。さらに、ヒータ23に接合された給電ピン21
とパッケージ基板62の固定も、パッケージ基板62に
設けられた穴66に給電ピン21を挿通するだけであ
り、ヒータ23の細かい位置合わせが不要となり、また
給電ピン21とパッケージ基板62との固定は半田付け
により行われるため、組立作業が簡略化される。さら
に、これら組立工程の自動化は容易であり、自動化する
ことで組立作業のより一層の効率化を図ることができ
る。
23との接合は治具を用いてロー付けで行うため、一括
してリフロー炉等に投入可能であり、組立作業が効率化
される。さらに、ヒータ23に接合された給電ピン21
とパッケージ基板62の固定も、パッケージ基板62に
設けられた穴66に給電ピン21を挿通するだけであ
り、ヒータ23の細かい位置合わせが不要となり、また
給電ピン21とパッケージ基板62との固定は半田付け
により行われるため、組立作業が簡略化される。さら
に、これら組立工程の自動化は容易であり、自動化する
ことで組立作業のより一層の効率化を図ることができ
る。
【0059】なお、ヒータ23と給電ピン21との接合
はロー付けでなく、半田付けにより行ってもよい。ま
た、予めパッケージ基板62に給電ピン21を固定して
おき、ヒータ23を固定する治具を用いてパッケージ全
体をリフロー炉等に投入し、半田付け、あるいはロー付
けを行ってもよい。
はロー付けでなく、半田付けにより行ってもよい。ま
た、予めパッケージ基板62に給電ピン21を固定して
おき、ヒータ23を固定する治具を用いてパッケージ全
体をリフロー炉等に投入し、半田付け、あるいはロー付
けを行ってもよい。
【0060】以上、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10においても、ヒータ2
3の絶縁基板25の主面上に発熱回路27に給電するた
めの電極29が設けられており、電極29と給電ピン2
1とは互いに対向配置されて接合されている。すなわ
ち、従来のようにリード線を介することなく電極29と
給電ピン21とを直接接合する構成を有しているため、
接合作業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。
しかも、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業
を自動化することでより一層の作業の効率化が図られ
る。また、給電ピン21とヒータ23との位置関係は一
義的に決定されているため、給電ピン21に対してヒー
タ23を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール
10の組立の際においても組立作業の効率化が図られ
る。さらに、このヒータモジュール20では従来のよう
にリード線を引き回すスペースが不要であるため、光導
波路モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
20及び光導波路モジュール10においても、ヒータ2
3の絶縁基板25の主面上に発熱回路27に給電するた
めの電極29が設けられており、電極29と給電ピン2
1とは互いに対向配置されて接合されている。すなわ
ち、従来のようにリード線を介することなく電極29と
給電ピン21とを直接接合する構成を有しているため、
接合作業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。
しかも、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業
を自動化することでより一層の作業の効率化が図られ
る。また、給電ピン21とヒータ23との位置関係は一
義的に決定されているため、給電ピン21に対してヒー
タ23を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール
10の組立の際においても組立作業の効率化が図られ
る。さらに、このヒータモジュール20では従来のよう
にリード線を引き回すスペースが不要であるため、光導
波路モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
【0061】なお、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、図7に示すよう
に、給電ピン21はヒータ23の電極29と接合される
端部21aの面積を広げて、電極29との接触面積を大
きくしたが、給電ピン21は、図9に示すように、ヒー
タ23の電極と接合される端部21aをL字型に折り曲
げて、電極29との接触面積を大きくしてもよい。
20及び光導波路モジュール10では、図7に示すよう
に、給電ピン21はヒータ23の電極29と接合される
端部21aの面積を広げて、電極29との接触面積を大
きくしたが、給電ピン21は、図9に示すように、ヒー
タ23の電極と接合される端部21aをL字型に折り曲
げて、電極29との接触面積を大きくしてもよい。
【0062】(第4実施形態)次に、図10を参照して
本発明の第4実施形態を説明する。ここで図10は、本
実施形態に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図
である。本実施形態に係る光導波路モジュール10は、
第2実施形態に係る光導波路モジュールと基本的には同
様の構成を有し、光導波路モジュール10が備えるヒー
タモジュール20の断熱基板40と給電ピン21とを接
合する構造が異なっている。
本発明の第4実施形態を説明する。ここで図10は、本
実施形態に係る光導波路モジュールの構成を示す側面図
である。本実施形態に係る光導波路モジュール10は、
第2実施形態に係る光導波路モジュールと基本的には同
様の構成を有し、光導波路モジュール10が備えるヒー
タモジュール20の断熱基板40と給電ピン21とを接
合する構造が異なっている。
【0063】すなわち、上記した第2実施形態に係る光
導波路モジュールが備えるヒータモジュールでは、断熱
基板の電極が設けられている部位に穴が設けられてお
り、その穴に給電ピンが挿通されて断熱基板の電極と給
電ピンとが接合されていた。これに対し、本実施形態に
係る光導波路モジュール10が備えるヒータモジュール
20では、図10に示すように、断熱基板40には給電
ピン21を挿通する穴は設けられておらず、給電ピン2
1は断熱基板40の電極41に対向配置され、半田やロ
ー付け金属などの接合剤33を介して直接接合されてい
る。
導波路モジュールが備えるヒータモジュールでは、断熱
基板の電極が設けられている部位に穴が設けられてお
り、その穴に給電ピンが挿通されて断熱基板の電極と給
電ピンとが接合されていた。これに対し、本実施形態に
係る光導波路モジュール10が備えるヒータモジュール
20では、図10に示すように、断熱基板40には給電
ピン21を挿通する穴は設けられておらず、給電ピン2
1は断熱基板40の電極41に対向配置され、半田やロ
ー付け金属などの接合剤33を介して直接接合されてい
る。
【0064】このとき、給電ピン21は電極41と接合
される端部21aの面積を広げて、電極41との接触面
積を大きくすると好ましい。このようにすれば、給電ピ
ン21と電極41との電気的接続がより良好になる。
される端部21aの面積を広げて、電極41との接触面
積を大きくすると好ましい。このようにすれば、給電ピ
ン21と電極41との電気的接続がより良好になる。
【0065】次に、本実施形態に係る光導波路モジュー
ル10の組立工程の一例を説明する。まず、断熱基板4
0とヒータ23とを樹脂47を介して接合する。次に、
断熱基板40の電極41とヒータ23の電極29との間
に金ワイヤ49などを用いてワイヤボンディングを施
す。次に、断熱基板40の電極41に給電ピン21を治
具を用いて半田付けする。そして、パッケージ基板62
に設けられた給電ピン21を挿通する穴66に給電ピン
21を挿通する。次に、パッケージ基板62と給電ピン
21とを半田付けし、ヒータモジュール20とパッケー
ジ基板62とを固定する。このとき、給電ピン21と断
熱基板40との接合には高温半田を用い、給電ピン21
とパッケージ基板62との接合には低温半田を用いると
好ましい。なお、断熱基板40とパッケージ基板62と
の間にはスペーサ57を介在させてもよい。次に、ヒー
タモジュール20の上に光導波路素子1を接着する。そ
して、光導波路素子1の両端に光ファイバアレイ3,3
を接続し、カバー64を被せて固定した後、挿通孔64
aを通して光ファイバアレイ3,3に光ファイバ5,5
を接続して組立を終了する。
ル10の組立工程の一例を説明する。まず、断熱基板4
0とヒータ23とを樹脂47を介して接合する。次に、
断熱基板40の電極41とヒータ23の電極29との間
に金ワイヤ49などを用いてワイヤボンディングを施
す。次に、断熱基板40の電極41に給電ピン21を治
具を用いて半田付けする。そして、パッケージ基板62
に設けられた給電ピン21を挿通する穴66に給電ピン
21を挿通する。次に、パッケージ基板62と給電ピン
21とを半田付けし、ヒータモジュール20とパッケー
ジ基板62とを固定する。このとき、給電ピン21と断
熱基板40との接合には高温半田を用い、給電ピン21
とパッケージ基板62との接合には低温半田を用いると
好ましい。なお、断熱基板40とパッケージ基板62と
の間にはスペーサ57を介在させてもよい。次に、ヒー
タモジュール20の上に光導波路素子1を接着する。そ
して、光導波路素子1の両端に光ファイバアレイ3,3
を接続し、カバー64を被せて固定した後、挿通孔64
aを通して光ファイバアレイ3,3に光ファイバ5,5
を接続して組立を終了する。
【0066】この組立工程では、給電ピン21と断熱基
板40との接合は治具を用いて半田付けで行うため、一
括してリフロー炉等に投入可能であり、組立作業が効率
化される。さらに、断熱基板40に接合された給電ピン
21とパッケージ基板62の固定も、パッケージ基板6
2に設けられた穴66に給電ピン21を挿通するだけで
あり、断熱基板40の細かい位置合わせが不要となり、
また給電ピン21とパッケージ基板62との固定は半田
付けにより行われるため、組立作業が簡略化される。さ
らに、これら組立工程の自動化は容易であり、自動化す
ることで組立作業のより一層の効率化を図ることができ
る。
板40との接合は治具を用いて半田付けで行うため、一
括してリフロー炉等に投入可能であり、組立作業が効率
化される。さらに、断熱基板40に接合された給電ピン
21とパッケージ基板62の固定も、パッケージ基板6
2に設けられた穴66に給電ピン21を挿通するだけで
あり、断熱基板40の細かい位置合わせが不要となり、
また給電ピン21とパッケージ基板62との固定は半田
付けにより行われるため、組立作業が簡略化される。さ
らに、これら組立工程の自動化は容易であり、自動化す
ることで組立作業のより一層の効率化を図ることができ
る。
【0067】なお、予めパッケージ基板62に給電ピン
21を固定しておき、ヒータ23が接合された断熱基板
40を固定するための治具を用いて、パッケージ全体を
リフロー炉等に投入して半田付けを行ってもよい。
21を固定しておき、ヒータ23が接合された断熱基板
40を固定するための治具を用いて、パッケージ全体を
リフロー炉等に投入して半田付けを行ってもよい。
【0068】以上、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
主面上に電極41が設けられており、この電極41と給
電ピン21とは互いに対向配置されて接合されている。
すなわち、リード線を介することなく電極41と給電ピ
ン21とを直接接合する構成を有しているため、接合作
業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピン21と断熱基板40との位置関係は一義的
に決定されているため、給電ピン21に対して断熱基板
40を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール1
0の組立の際においても組立作業の効率化が図られる。
さらに、このヒータモジュール20では従来のようにリ
ード線を引き回すスペースが不要であるため、光導波路
モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
20及び光導波路モジュール10では、断熱基板40の
主面上に電極41が設けられており、この電極41と給
電ピン21とは互いに対向配置されて接合されている。
すなわち、リード線を介することなく電極41と給電ピ
ン21とを直接接合する構成を有しているため、接合作
業が単純化されて組立作業の効率化が図られる。しか
も、この接合作業の自動化は容易であり、接合作業を自
動化することでより一層の作業の効率化が図られる。ま
た、給電ピン21と断熱基板40との位置関係は一義的
に決定されているため、給電ピン21に対して断熱基板
40を位置決めする必要がなく、光導波路モジュール1
0の組立の際においても組立作業の効率化が図られる。
さらに、このヒータモジュール20では従来のようにリ
ード線を引き回すスペースが不要であるため、光導波路
モジュール10の小型化を図ることが可能となる。
【0069】また、本実施形態では断熱基板40に対す
るヒータ23の位置を自由に設定することが可能である
ため、様々な光導波路素子1の寸法、形態に容易に対応
することが可能となる。
るヒータ23の位置を自由に設定することが可能である
ため、様々な光導波路素子1の寸法、形態に容易に対応
することが可能となる。
【0070】さらに、ヒータ23の電極29と断熱基板
40の電極41とは金ワイヤ49などによりワイヤボン
ディンクされて接続されているため、両者の電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化を図ることが
できる。しかも、この接続作業の自動化は容易であり、
接続作業を自動化することでより一層の作業の効率化を
図ることができる。
40の電極41とは金ワイヤ49などによりワイヤボン
ディンクされて接続されているため、両者の電気的接続
を容易に行うことができ組立作業の効率化を図ることが
できる。しかも、この接続作業の自動化は容易であり、
接続作業を自動化することでより一層の作業の効率化を
図ることができる。
【0071】なお、本実施形態に係るヒータモジュール
20及び光導波路モジュール10では、給電ピン21は
断熱基板40の電極41と接合される端部21aの面積
を広げて、電極41との接触面積を大きくしたが、給電
ピン21は、断熱基板40の電極41と接合される端部
21aをL字型に折り曲げて、電極41との接触面積を
大きくしてもよい。
20及び光導波路モジュール10では、給電ピン21は
断熱基板40の電極41と接合される端部21aの面積
を広げて、電極41との接触面積を大きくしたが、給電
ピン21は、断熱基板40の電極41と接合される端部
21aをL字型に折り曲げて、電極41との接触面積を
大きくしてもよい。
【0072】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れることなく種々の変形が可能である。例えば、上記し
た実施形態で説明したヒータは、AlNセラミックスや
アルミナセラミックスにより生成されたものに限定され
ず、シリコーンラバーやポリイミドに発熱回路を形成し
た構造のものであってもよい。
れることなく種々の変形が可能である。例えば、上記し
た実施形態で説明したヒータは、AlNセラミックスや
アルミナセラミックスにより生成されたものに限定され
ず、シリコーンラバーやポリイミドに発熱回路を形成し
た構造のものであってもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、組立作業の効率化を図
ることが可能な構造を有すると共に、小型化を実現する
ことが可能なヒータモジュール及びこれを備えた光導波
路モジュールが提供される。
ることが可能な構造を有すると共に、小型化を実現する
ことが可能なヒータモジュール及びこれを備えた光導波
路モジュールが提供される。
【図1】第1実施形態に係る光導波路モジュールの構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る光導波路モジュールの構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図3】第1実施形態に係る光導波路モジュールが備え
るヒータモジュールの裏面構造を示す平面図である。
るヒータモジュールの裏面構造を示す平面図である。
【図4】第1実施形態に係る光導波路モジュールの変形
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図5】第2実施形態に係る光導波路モジュールの構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図6】第2実施形態に係る光導波路モジュールが備え
るヒータモジュールの裏面構造を示す一部破断平面図で
ある。
るヒータモジュールの裏面構造を示す一部破断平面図で
ある。
【図7】第3実施形態に係る光導波路モジュールにおい
てヒータと給電ピンとの接合の様子を示す斜視図であ
る。
てヒータと給電ピンとの接合の様子を示す斜視図であ
る。
【図8】第3実施形態に係る光導波路モジュールの構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図9】光導波路モジュールにおいてヒータと給電ピン
との接合の様子の他の例を示す斜視図である。
との接合の様子の他の例を示す斜視図である。
【図10】第4実施形態に係る光導波路モジュールの構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
1…光導波路素子、10…光導波路モジュール、20…
ヒータモジュール、21…給電ピン、23…ヒータ、2
5…絶縁基板、27…発熱回路、29…電極、31…
穴、33…接合剤、40…断熱基板、41…電極、43
…穴、49…金ワイヤ、60…筐体、62…パッケージ
基板、64…カバー。
ヒータモジュール、21…給電ピン、23…ヒータ、2
5…絶縁基板、27…発熱回路、29…電極、31…
穴、33…接合剤、40…断熱基板、41…電極、43
…穴、49…金ワイヤ、60…筐体、62…パッケージ
基板、64…カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齊藤 裕久 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 田遠 伸好 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H047 KA00 NA00 TA01 3K092 PP20 QA05 QB02 QB31 QB43 QC02 QC18 QC20 QC25 QC42 QC44 QC52 RF03 RF11 RF19 RF22 VV03 VV04
Claims (8)
- 【請求項1】 発熱回路を含む電気絶縁性の絶縁基板を
有するヒータと、 前記ヒータへ給電を行うための給電ピンと、を備え、 前記ヒータの前記絶縁基板の主面上には、前記発熱回路
に給電するための電極が設けられており、該電極と前記
給電ピンとは互いに対向配置されて接合されていること
を特徴とするヒータモジュール。 - 【請求項2】 前記ヒータの前記電極が設けられている
部位には、前記給電ピンが挿入される穴が設けられてお
り、該穴に該給電ピンが挿入されて該電極と該給電ピン
とが接合されていることを特徴とする請求項1に記載の
ヒータモジュール。 - 【請求項3】 前記電極と前記給電ピンとは接合剤を介
して接合されていることを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載のヒータモジュール。 - 【請求項4】 発熱回路を含む電気絶縁性の絶縁基板を
有するヒータと、 前記ヒータを支持する断熱性を有する断熱基板と、 前記ヒータへ給電を行うための給電ピンと、を備え、 前記ヒータの前記絶縁基板の主面上には、前記発熱回路
に給電するための第1の電極が設けられており、前記断
熱基板の主面上には、前記第1の電極と電気的に接続さ
れた第2の電極が設けられており、該第2の電極と前記
給電ピンとは互いに対向配置されて接合されていること
を特徴とするヒータモジュール。 - 【請求項5】 前記断熱基板の前記第2の電極が設けら
れている部位には、前記給電ピンが挿入される穴が設け
られており、該穴に該給電ピンが挿入されて該第2の電
極と該給電ピンとが接合されていることを特徴とする請
求項4に記載のヒータモジュール。 - 【請求項6】 前記第1の電極と前記第2の電極とはボ
ンディングワイヤにより電気的に接続されていることを
特徴とする請求項4又は請求項5に記載のヒータモジュ
ール。 - 【請求項7】 前記第2の電極と前記給電ピンとは接合
剤を介して接合されていることを特徴とする請求項4〜
6のいずれかに記載のヒータモジュール。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のヒータ
モジュールと、 前記ヒータモジュール上に設けられる光導波路素子と、 前記ヒータモジュール及び前記光導波路素子を収容する
筐体と、を備えることを特徴とする光導波路モジュー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013434A JP2002216934A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | ヒータモジュール及び光導波路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013434A JP2002216934A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | ヒータモジュール及び光導波路モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216934A true JP2002216934A (ja) | 2002-08-02 |
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