JP2002216810A - 燃料電池電源システムにおける排熱回収方法 - Google Patents
燃料電池電源システムにおける排熱回収方法Info
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Abstract
源装置内に配設された複数の熱交換器から効率良く排熱
回収して温めた温水を貯湯タンクに供給する。 【解決手段】 貯湯タンクCの底部に供給される市水を
取り出して第1の管路S1を経て第4の熱交換器H4に
送り込み、この第4の熱交換器H4から第2の管路S2
を経て第3の熱交換器H3に送り込み、次いで第3の管
路S3を経て第1の熱交換器H1に送り込み、次に第4
の管路S4を経て第2の熱交換器H2に送り込み、この
第2の熱交換器H2から第1の切替バルブV1により第
5の管路S5を経て貯湯タンクCの上部に温水を供給す
る。又、第5の管路S5を分岐させ、第2の熱交換器H
2からの温水を第2の切替バルブV2により第6の管路
S6を経て水タンク4に導き、第7の管路S7を経て前
記第5の管路S5に合流させて貯湯タンクCに戻す。
Description
料ガスを水素リッチガスに改質し、この改質ガスと空気
とを燃料電池に供給して化学反応により起電力を生じさ
せるようにした燃料電池電源システムにおける排熱回収
方法に関する。
ステムがあり、これは例えば図3のように燃料電池電源
装置Aを屋外に隣接して設置し、都市ガス等の原燃料ガ
スを供給して発電し、インバータBで直流を交流に変換
して屋内の電気機器に電力を供給できるようにしたもの
である。燃料電池電源装置Aは発電中に熱を排出するた
め、その排熱を利用して市水から温水を生成し、屋内の
台所・洗面所・風呂場等の水回りに給湯することが行わ
れている。そのため、燃料電池電源装置Aには貯湯タン
クCが接続される。
れ、この市水の一部を燃料電池電源装置A内に配設され
た複数の熱交換器に送り込んで温水とし、この温水を貯
湯タンクCの上部内に戻して貯湯し、給湯時には上部か
ら温水を取り出して前記のように屋内の水回り箇所に給
湯するようにしてある。
の熱交換器との熱交換は、図4に示すように改質装置に
おける改質器1のバーナ1aでの燃焼排ガスが通過する
第1の熱交換器H1との間で行われる第1の循環路R1
と、PGバーナ2での燃焼排ガスが通過する第2の熱交
換器H2との間で行われる第2の循環路R2と、燃料電
池3の空気極から排出される未反応酸素ガスが通過する
第3の熱交換器H3との間で行われる第3の循環路R3
とによっていた。つまり、第1の熱交換器H1〜第3の
熱交換器H3内で、いずれも貯湯タンクCから送り込ま
れた水と、燃焼排ガス又は未反応酸素ガスとの間で熱交
換されるようにしてある。
部には常温の市水層が存在し、上部には温められて軽く
なった温水層が存在しているが、非給湯時には底部の市
水が前記熱交換器により温められて上部に戻されるた
め、温水層が徐々に増大し延いては全部温水層になるこ
ともある。一方、給湯時には上部の温水が取り出される
ため温水層が徐々に減少し、その給湯量に応じて底部に
は市水が補充されるため市水層は増大する。従って、貯
湯タンクCの底部から熱交換器に送り込まれる水の温度
は常時一定せず、熱交換器での熱交換効率に変動が生じ
ることになる。前記3つの熱交換器H1〜H3を通過す
る燃焼排ガス又は未反応酸素ガスの温度もそれぞれ異な
るため、貯湯タンクCから送り込まれた水の温度差との
関係で熱交換効率に変動が生じ、この温度差が小さい場
合は熱交換効率が低下してしまう。
されたもので、貯湯タンクと燃料電池電源装置の複数の
熱交換器との間で効率良く熱交換できるようにした燃料
電池電源システムにおける排熱回収方法を提供すること
を目的とする。
の手段として、本発明は、原燃料ガスを水素リッチガス
に改質する改質装置と、この改質装置から供給される改
質ガス中の水素ガスと外部から供給される空気中の酸素
ガスとで化学反応を起こして起電力を生じる燃料電池と
を含む燃料電池電源システムであって、この燃料電池電
源システムに貯湯タンクが組み込まれ、この貯湯タンク
と前記燃料電池電源システム中に設けられた複数の熱交
換器とを管接続してループ状の管路を形成し、この管路
を介して前記貯湯タンク内の水を前記熱交換器に対して
順に通過させることで温水にする、燃料電池電源システ
ムにおける排熱回収方法を要旨とする。又、この燃料電
池電源システムにおける排熱回収方法において、前記熱
交換器を通過させる順序は、貯湯タンクからの水との熱
交換において温度レベルの低い方から高い方に向かうこ
と、前記熱交換器は、改質装置の改質器バーナからの燃
焼排ガスと熱交換する第1の熱交換器と、PGバーナか
らの燃焼排ガスと熱交換する第2の熱交換器と、燃料電
池に関連して設けられた第3の熱交換器と、前記改質器
バーナとPGバーナとからの燃焼排ガス及び前記燃料電
池からの未反応酸素ガスが流入するダクトに関連して設
けられた第4の熱交換器であること、を特徴とするもの
である。更に、前記燃料電池電源システムにおいて、貯
湯タンクから前記第4の熱交換器、第3の熱交換器、第
1の熱交換器をこの順に経て貯湯タンクに戻るループ状
の管路を形成すると共に、この管路における第1の熱交
換器と貯湯タンクとの間に第1の切替バルブを設け、そ
の第1の切替バルブと第1の熱交換器との中間部から分
岐して燃料電池に冷却水を供給する水タンクを経て前記
貯湯タンクに至る分岐路を形成し、この分岐路における
水タンクより上流側に第2の切替バルブを設け、燃料電
池発電時において前記水タンクの水温が所定温度以上の
場合には、前記第1の切替バルブを閉じ第2の切替バル
ブを開けて前記分岐路に水を通して水タンクから熱を回
収し、水タンクの水温が所定温度以下になった場合に
は、前記第1の切替バルブを開き第2の切替バルブを閉
じて前記分岐路に水を供給しない燃料電池電源システム
における排熱回収方法を要旨とするものである。
との間を各別に接続して複数の循環路を形成するのでは
なく、複数の熱交換器を含む一連のループ状の管路を構
成し、且つ貯湯タンクからの水は熱交換器の温度レベル
の低い方から高い方に向かって順に通過させるようにし
たので、貯湯タンクからの水の温度に変動があっても各
熱交換器での熱交換効率を高めることができる。
システムにおける排熱回収方法の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。図1は燃料電池電源システムの構成
を示すブロック図であり、前記のように改質装置と燃料
電池3とを含み、PGバーナ2、水タンク4、貯湯タン
クC等が組み込まれている。改質装置は脱硫器5と、改
質器1と、CO変成器6と、CO除去器7とで構成さ
れ、改質器1にはバーナ1aが付設されている。
が通過する第1の熱交換器H1と、PGバーナ2での燃
焼排ガスが通過する第2の熱交換器H2と、燃料電池3
の空気極から排出される未反応酸素ガスが通過する第3
の熱交換器H3とがそれぞれ配設されている。
器H3を通過した燃焼排ガス又は未反応酸素ガスは、ダ
クト8内に流入して燃料電池電源装置の排出孔から外部
に排出されるが、その際ダクト8に設けられた第4の熱
交換器H4を通過した後に排出される。
は、貯湯タンクCと管接続されてループ状の管路が形成
されている。即ち、貯湯タンクCの底部からポンプP1
を介して取り出された水を第4の熱交換器H4に送り込
む第1の管路S1と、第4の熱交換器H4から第3の熱
交換器H3に送り込む第2の管路S2と、第3の熱交換
器H3から第1の熱交換器H1に送り込む第3の管路
と、第1の熱交換器H1から第2の熱交換器H2に送り
込む第4の管路S4と、第2の熱交換器H2から貯湯タ
ンクCの上部に送り込む第5の管路S5とから構成され
ている。
ンク4に送り込む第6の管路S6と、水タンク4からの
復路で第5の管路S5に合流して貯湯タンクCの上部に
送り込む第7の管路S7とが設けられ、分岐点付近の第
5の管路S5には第1の切替バルブV1が、第6の管路
S6には第2の切替バルブV2がそれぞれ取り付けられ
ている。
おいて、起動時には都市ガス等の原燃料ガスと空気ファ
ンF1により取り込まれた空気が改質器1のバーナ1a
に供給される。バーナ1aが点火されると、原燃料ガス
が燃焼し改質器1内に充填されている触媒の温度を適温
まで上昇させる。このバーナ1aでの燃焼排ガスは、前
記のように第1の熱交換器H1を通過してダクト8内に
流入する。
と、前記脱硫器5で脱硫された原燃料ガスは改質器1内
に供給され、その際気化器9(熱交換器)から水蒸気が
混入される。これにより、水蒸気改質が行われて原燃料
ガスから水素、二酸化炭素、及び一酸化炭素を含む改質
ガスが生成される。気化器9には前記バーナ1aでの燃
焼排ガスが通過するようにしてあり、且つ水タンク4か
らポンプP2により取り出された水が送り込まれ、この
水と燃焼排ガスとの間で熱交換が行われることで水蒸気
が生成される。
前記CO変成器6に送り込まれて改質ガス中に含まれて
いる一酸化炭素が二酸化炭素に変成される。次いで、変
成されたガスはCO除去器7に送り込まれ、ここで空気
ファンF2により取り込まれた空気中の酸素により選択
酸化され、改質ガス中に含まれる一酸化炭素の濃度が1
0ppm以下に減少される。
ガスに生成された改質ガスは、起動時の段階では安定し
ていないため燃料電池3に供給せず、前記PGバーナ2
に送り込んで燃焼させる。このPGバーナ2での燃焼排
ガスは、前記のように第2の熱交換器H2を通過してダ
クト8内に流入する。
供給は遮断され、以後は燃料電池3に供給されて発電が
行われる。この場合、燃料電池3は固体高分子形であっ
て改質ガスは燃料極に供給される。この燃料極に供給さ
れた改質ガス中の水素ガスと、空気極に供給される空気
中の酸素ガスとで、固体高分子電解質膜を介して電気化
学反応が起こり電気と水とが生成される。空気極への空
気の供給は、空気ファンF4により取り込んだ空気を一
旦水タンク4内に送り込み、ここで空気を湿潤させた後
に空気極に供給するようにしている。これは固体高分子
電解質膜を適度に湿潤させるためであり、湿潤が不充分
であると燃料電池3の発電が正常になされない。場合に
よっては、燃料極に供給する改質ガスの方を湿潤させて
供給し、固体高分子電解質膜を適度に湿潤させることも
ある。
反応酸素ガスは、前記のように第3の熱交換器H3を通
過してダクト8内に流入する。一方、燃料電池3の燃料
極で未反応に終わった改質ガスは、切替バルブによって
前記改質器1のバーナ1a又はPGバーナ2に送り込ま
れて燃焼される。
が、電気化学反応に伴う発熱のため温度が上昇する。こ
の温度上昇を防ぐために、前記水タンク4からポンプP
3により燃料電池3の冷却部に水を供給することで冷却
する。冷却後の水は水タンク4に戻すが、この水タンク
4内の水量は徐々に減少するため適宜補充する。この補
充は市水をイオン交換樹脂10により純水化し、その純
水を溜めた補助タンク11からなされる。この補助タン
ク11には前記第3の熱交換器H3で生じた水分(未反
応酸素ガス中の水分)が混入される。
前記貯湯タンクCではポンプP1によって底部の水(常
温例えば20℃)が取り出され、前記第1の管路S1を
経て第4の熱交換器H4に送り込まれる。この第4の熱
交換器H4を通過する排ガスは、前記ダクト8内で合流
した改質器バーナ1aからの燃焼排ガスと、PGバーナ
2からの燃焼排ガスと、燃料電池3からの未反応酸素ガ
スとが合流したものである。改質器バーナ1aからの燃
焼排ガスは途中で前記気化器9及び第1の熱交換器H1
を通過しているためその温度は低下されており、PGバ
ーナ2からの燃焼排ガスも途中で前記第2の熱交換器H
2を通過しているためその温度は低下されている。燃料
電池3からの未反応酸素ガスは、前記第3の熱交換器H
3を通過しているため温度が低下されている。従って、
第4の熱交換器H4を通過する合流ガスの温度レベルは
低く約50〜60℃となっている。
は、第2の管路S2を経て第3の熱交換器H3に送り込
まれる。この第3の熱交換器H3では、燃料電池3の空
気極から排出された未反応酸素ガスとの間で熱交換され
るが、そこでの温度レベルは約70〜80℃である。
の熱交換器H1に送り込まれ、この第1の熱交換器H1
を通過する燃焼排ガスとの間で熱交換される。この燃焼
排ガスは改質器バーナ1aからの燃焼排ガスであるが、
前記のように気化器9を通過しているため温度レベルは
約100〜120℃程度である。
の管路S4を経て第2の熱交換器H2に送り込まれ、P
Gバーナ2からの燃焼排ガスとの間で熱交換される。こ
の第2の熱交換器H2での温度レベルは約150〜18
0℃である。この第2の熱交換器H2から第5の管路S
5を経て貯湯タンクCの上部に温水が供給される。この
時、前記第1の切替バルブV1は開き、第2の切替バル
ブV2は閉じておく。
質ガスが未だ安定しない段階で燃焼され、改質ガスの安
定した後は燃焼が停止されるため、燃料電池3の発電中
は第2の熱交換器H2での熱交換は行われない。一方、
前記改質器1のバーナ1aは、燃料電池3の発電中も改
質器1の内部に充填されている触媒を所定の温度に保持
するために燃焼が続行される。それに必要な燃料供給
は、前記のように燃料電池3の燃料極から排出される未
反応改質ガスをバーナ1aに送り込むことでなされる。
は、温度レベルの低い熱交換器から徐々に温度レベルの
高い熱交換器を順に通過し、約60〜70℃の温水とな
って貯湯タンクCの上部に戻される。この場合、水の温
度は徐々に上昇させられ、その温度に対応する温度レベ
ルの熱交換器にて熱交換されることとなり、各熱交換器
での熱交換効率を高めることができる。
実施形態であって、図1における燃料電池電源システム
の構成中、要部のみをブロック図で示したものである。
この場合、前記貯湯タンクCから第4の熱交換器H4、
第3の熱交換器H3、第1の熱交換器H1をこの順に経
て貯湯タンクCに戻るループ状の管路を形成し、この管
路における第1の熱交換器H1と、貯湯タンクCとの間
に第1の切替バルブV1を設ける。更に、第1の切替バ
ルブV1と、第1の熱交換器H1との中間部から分岐し
て前記燃料電池3に冷却水を供給する水タンク4を経て
貯湯タンクCに至る分岐路を形成し、この分岐路におけ
る水タンク4より上流側に第2の切替バルブV2を設け
る構成としてある。
ク4の水温が所定温度(例えば、80℃)以上の場合に
は、前記第1の切替バルブV1を閉じると同時に第2の
切替バルブV2を開ける。ポンプP1により貯湯タンク
Cの底部から取り出された水は、第4の熱交換器H4、
第3の熱交換器H3、第1の熱交換器H1を順に通過
し、更に分岐路を介して水タンク4を通過した後に貯湯
タンクCに戻される。このようにして、貯湯タンクCの
水を循環させることで水タンク4の熱を回収することが
できる。
6℃)以下になった場合には、先とは逆に第1の切替バ
ルブV1を開くと同時に第2の切替バルブV2を閉じ
る。これにより、ポンプP1により貯湯タンクCの底部
から取り出された水は、第4の熱交換器H4、第3の熱
交換器H3、第1の熱交換器H1を順に通過して貯湯タ
ンクCに戻され、分岐路を介して水タンク4へは供給さ
れない。即ち、76℃以下の場合は水タンク4から熱を
回収しない。
電池3が冷却すると共に水タンク4内の水の温度が低下
し、冬季においては水タンク4が凍結することもある。
このような場合は、起動時に温水を水タンク4内に送り
込む。水タンク4への温水の供給は、前記切替バルブV
1を閉じ切替バルブV2を開いて温水を分岐路に導入
し、水タンク4内に送り込むことでなされる。この後、
温水は貯湯タンクCに戻される。
ある温度(例えば、76℃)まで上昇したら、前記切替
バルブV2を閉じて切替バルブV1を開き、水タンク4
への温水の供給を停止すると共に貯湯タンクCに送り込
む。水タンク4内の水がある温度(例えば、80℃)ま
で上昇したら、前記切替バルブV2を開き切替バルブV
1を閉じて水タンク4へ温水を供給し、水タンク4内の
熱を回収すると共に、回収した熱を貯湯タンクCの上部
へ送り込む。
ように水タンク4を通して燃料電池3の空気極に送り込
む空気が温められることから、燃料電池3を短時間で温
めて運転開始時期を早めることができる。
池電源システムの排熱を利用して貯湯タンクの水を温め
る場合に、貯湯タンクの底部から取り出した水を燃料電
池電源装置内の複数の熱交換器に対しループ状に形成し
た一連の管路に沿って、しかも温度レベルの低い熱交換
器から徐々に温度レベルの高い熱交換器内を通過させる
ようにしたので、各熱交換器での熱交換効率を向上させ
ることができる。又、燃料電池の発電時、水タンクの水
温によって2つの切替バルブを操作することで、水タン
クから熱を回収することができる。
熱回収方法の実施形態を示すブロック図
ト要部のブロック図
示す説明図
方法を示すブロック図
Claims (4)
- 【請求項1】原燃料ガスを水素リッチガスに改質する改
質装置と、この改質装置から供給される改質ガス中の水
素ガスと外部から供給される空気中の酸素ガスとで化学
反応を起こして起電力を生じる燃料電池とを含む燃料電
池電源システムであって、この燃料電池電源システムに
貯湯タンクが組み込まれ、この貯湯タンクと前記燃料電
池電源システム中に設けられた複数の熱交換器とを管接
続してループ状の管路を形成し、この管路を介して前記
貯湯タンク内の水を前記熱交換器に対して順に通過させ
ることで温水にすることを特徴とする燃料電池電源シス
テムにおける排熱回収方法。 - 【請求項2】前記熱交換器を通過させる順序は、貯湯タ
ンクからの水との熱交換において温度レベルの低い方か
ら高い方に向かう請求項1記載の燃料電池電源システム
における排熱回収方法。 - 【請求項3】前記熱交換器は、改質装置の改質器バーナ
からの燃焼排ガスと熱交換する第1の熱交換器と、PG
バーナからの燃焼排ガスと熱交換する第2の熱交換器
と、燃料電池に関連して設けられた第3の熱交換器と、
前記改質器バーナとPGバーナとからの燃焼排ガス及び
前記燃料電池からの未反応酸素ガスが流入するダクトに
関連して設けられた第4の熱交換器である請求項1又は
2記載の燃料電池電源システムにおける排熱回収方法。 - 【請求項4】請求項1の燃料電池電源システムにおい
て、前記貯湯タンクから請求項3の第4の熱交換器、第
3の熱交換器、第1の熱交換器をこの順に経て貯湯タン
クに戻るループ状の管路を形成すると共に、この管路に
おける第1の熱交換器と貯湯タンクとの間に第1の切替
バルブを設け、その第1の切替バルブと第1の熱交換器
との中間部から分岐して燃料電池に冷却水を供給する水
タンクを経て前記貯湯タンクに至る分岐路を形成し、こ
の分岐路における水タンクより上流側に第2の切替バル
ブを設け、燃料電池発電時において前記水タンクの水温
が所定温度以上の場合には、前記第1の切替バルブを閉
じ第2の切替バルブを開けて前記分岐路に水を通して水
タンクから熱を回収し、水タンクの水温が所定温度以下
になった場合には、前記第1の切替バルブを開き第2の
切替バルブを閉じて前記分岐路に水を供給しない燃料電
池電源システムにおける排熱回収方法。
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