JP2002215772A - 動画ショットプリントシステム - Google Patents

動画ショットプリントシステム

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JP2002215772A
JP2002215772A JP2001008226A JP2001008226A JP2002215772A JP 2002215772 A JP2002215772 A JP 2002215772A JP 2001008226 A JP2001008226 A JP 2001008226A JP 2001008226 A JP2001008226 A JP 2001008226A JP 2002215772 A JP2002215772 A JP 2002215772A
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JP2001008226A
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English (en)
Inventor
Takayuki Okubo
隆幸 大久保
Mitsuhiko Ando
実彦 安藤
Naoji Shibazaki
直司 柴崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるポスト型画像出力装置を利用して、
動画コンテンツの中から一場面を特定し、さらに所望に
より加工したショット画像をプリントする画像プリント
システムを提供する。 【解決手段】 本発明の動画ショットプリントシステム
は、動画データ入手手段1と、動画データ中に記録され
ている動画の一場面を静止画データとして特定する静止
画データ特定手段2と、注文内容入力手段3と、前記静
止画データと注文内容に基づいて出力すべき画像及び付
随する条件を記録した出力内容指示データを生成する出
力内容指示データ生成手段4と、前記出力内容指示デー
タに従ってプリントするプリント手段5と、を備えるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルビ
デオカメラのような撮像装置で撮影した動画のデジタル
データを記録メディアから読み込み、動画に含まれてい
る一場面を特定して出力する、画像プリントサービスシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルビデオカメラやデジタルカメラ
等で撮影した動画に含まれる一場面(以下において「動
画ショット」又は「ショット画像」と称する場合があ
る)をスチール写真としてプリントアウトするには、動
画のデジタルデータから所望の場面を静止画像として記
録するデジタルデータを特定し、この静止画データに基
づいてショット画像をプリントアウトする。
【0003】このような作業は、家庭にあるパソコンと
プリンターを利用して行うことができる。また、動画に
含まれる一場面を家庭にあるパソコンを利用して特定
し、特定したショット画像のデータを記録媒体に記録し
て現像所(ラボ)に持参し、スチール写真をプリントし
てもらうことも可能である。
【0004】しかしながら、ラボを利用して動画データ
からショット画像をプリントするには、動画に含まれて
いる無数の場面の中からプリントを希望する場面を静止
画像として特定し、ラボの従業者に知らせる必要があ
る。そのためには、家庭内でパソコンを使ってプリント
したいショット画像をデジタルデータ化し、当該データ
を記録媒体に記録するなどしてラボに持ち込むか、或い
は、動画データを記録媒体に記録するなどしてラボに持
ち込み、ラボの従業者の前で動画をモニタ上に再生して
見せてプリントしたい場面を指し示す必要があり、いず
れにしても不便である。
【0005】一方、デジタルカメラ等で撮像した静止画
像のデジタルデータを読み込んで出力することができ、
且つ、店舗内や街頭の一角を占める比較的小さなスペー
スに設置することができる比較的コンパクトな画像出力
装置が提案されている(以下において「ポスト型画像出
力装置」という)。例えば、特開平10−341303
号には、種類の異なる複数の記録媒体に対応して各種の
インターフェースを備え、各種の記録媒体から画像のデ
ジタルデータを読み込んで出力することができるポスト
型画像出力装置が記載されている。ポスト型画像出力装
置は、顧客が自由に操作して所望の写真画像を即時プリ
ントアウトし、持ち帰ることができる手軽さを備えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状を鑑
みて成し遂げられたものであり、その目的は、いわゆる
ポスト型画像出力装置を利用して、動画コンテンツの中
から一場面を特定し、さらに所望により加工したショッ
ト画像をプリントする画像プリントサービスシステムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本請求項1に係る発明は、動画データを入手する動画
データ入手手段と、入手した動画データ中に記録されて
いる動画の一場面を静止画データとして特定する静止画
データ特定手段と、出力すべき画像に関する注文内容を
入力する注文内容入力手段と、特定された前記静止画デ
ータと前記注文内容に基づいて、出力すべき画像及び付
随する条件を記録した出力内容指示データを生成する出
力内容指示データ生成手段と、前記出力内容指示データ
に従って画像のプリント物をプリントするプリント手段
と、を備えることを特徴とする動画ショットプリントシ
ステムである。
【0008】本発明によれば動画データを手軽に処理す
ることができ、動画に含まれるショット画像をそのま
ま、或いは、選択したショット画像に高度の画像処理を
施してプリントすることができるので付加価値の高い画
像プリントシステム及びプリント物が提供される。
【0009】本発明に係る動画ショットプリントシステ
ムの出力内容指示データ生成手段は、特定された前記静
止画データを加工して出力すべき画像を編集する編集手
段を含んでいることが好ましい。
【0010】このような編集手段を設けることによっ
て、動画データから特定した静止画をそのままプリント
するだけでなく、静止画データを加工して新しく画像を
編集することができるので、付加価値の高いショット画
像をプリントできるようになる。
【0011】本発明の一態様において動画ショットプリ
ントシステムは、前記動画データ入手手段として動画デ
ータを入力する動画データ入力手段を備えると共に、静
止画データを入力する静止画データ入力手段をさらに備
えている構成とすることができる。
【0012】また別の態様において動画ショットプリン
トシステムは、前記動画データ入手手段として動画デー
タを入力する動画データ入力手段を備えると共に、静止
画データを蓄積する静止画データベースをさらに備えて
いる構成とすることができる。
【0013】また別の態様において動画ショットプリン
トシステムは、前記動画データ入手手段として動画デー
タを蓄積する動画データベースを備えると共に、静止画
データを入力する静止画データ入手手段をさらに備えて
いる構成とすることができる。
【0014】また別の態様において動画ショットプリン
トシステムは、前記動画データ入手手段として動画デー
タを蓄積する動画データベースを備えると共に、静止画
データを蓄積する静止画データベースをさらに備えてい
る構成とすることができる。
【0015】さらにまた別の態様において動画ショット
プリントシステムは、前記動画データ入手手段として、
動画データを入力する動画データ入力手段、及び、動画
データを蓄積する動画データベースを備えている構成と
することができる。
【0016】上記した各態様によれば、ユーザーが有す
るオリジナルの動画コンテンツ及び/又は静止画コンテ
ンツと、プリントシステム側で保有又は独自に入手可能
な動画コンテンツ及び/又は静止画コンテンツを自由に
組み合わせて、新しい画像を手軽且つ容易に合成し、プ
リントすることができる。
【0017】本発明において前記静止画データ特定手段
は、入力された動画データから動画を再生し表示する動
画再生手段と、前記動画再生手段に表示されている場面
を静止画データとして選択する静止画選択手段とを備え
ている構成とすることができる。
【0018】前記動画再生手段は、さらに、再生速度を
任意のタイミングでスロー又はコマ送りとする再生速度
制御手段を含んでいる構成とすることができる。
【0019】前記動画再生手段は、さらに、動画を任意
のタイミングで分解写真に変換する分解写真生成手段を
含んでいる構成とすることができる。
【0020】前記動画再生手段は、さらに、再生中の動
画を任意のタイミングで停止できるポーズ手段を含んで
いる構成とすることができる。
【0021】上記したような再生速度制御手段、分解写
真生成手段、及び、ポーズ手段のうちのいずれか2つ又
は全部を組み合わせて採用することによって、静止画デ
ータをより容易に選択できるようになる。
【0022】前記静止画データ特定手段は、2以上の静
止画データを各静止画データの特定時期が早い順に蓄積
順位を付して蓄積できる静止画データ蓄積手段をさらに
備えた構成とすることができる。
【0023】前記静止画データ蓄積手段は、蓄積された
静止画データの一部又は全部を削除し、又は、蓄積順位
を変更する、蓄積調整手段を含む構成とすることができ
る。
【0024】静止画データ蓄積手段には、蓄積した静止
画データの画像を表示するプレビュー表示手段を設け
て、蓄積状況を容易に確認できるようにするのが好まし
い。
【0025】本発明においては、前記編集手段を、前記
静止画データ蓄積手段に蓄積された2以上の静止画デー
タを、それぞれ独立したプリント物に出力すべき画像と
して編集し得るものとすることができる。
【0026】また、本発明においては、前記編集手段
を、前記静止画データ蓄積手段に蓄積された2以上の静
止画データを一画面に配列するプレビュー画像を、出力
すべき画像として編集し得るものとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の概要について図1
を参照して説明する。本発明の動画ショットプリントシ
ステム101は、少なくとも次の各手段、すなわち、
(1)動画データを入手する動画データ入手手段と、
(2)入手した動画データ中に記録されている動画の一
場面を静止画データとして特定する静止画データ特定手
段と、(3)出力すべき画像に関する注文内容を入力す
る注文内容入力手段と、(4)特定された前記静止画デ
ータと前記注文内容に基づいて、出力すべき画像及び付
随する条件を記録した出力内容指示データを生成する出
力内容指示データ生成手段と、(5)前記出力内容指示
データに従って画像のプリント物をプリントするプリン
ト手段、とを備えている。
【0028】動画データ入手手段1としては、動画デー
タ(動画を記録した画像データ)の何らかのソースから
動画データを入手できる手段であり、例えば、記録メデ
ィア6から動画データを読み取ったり、実際の動作を撮
影してデジタルデータ化して動画データを入手する動画
データ入力手段や、1又は2以上の動画データを記憶し
適宜所望の動画データを取り出せる動画データベース7
などを例示できる。動画データベースは、コンピュータ
のハードディスク等の記憶装置内に構築することがで
き、多数の動画データの中から好みのものを容易に選択
できる検索手段を備えていても良い。また、動画データ
ベース7は、本プリントシステム内に設置されて動画デ
ータ入手手段1と一体化していてもよいし、本プリント
システムから独立した動画ソースとして構築されていて
も良い。
【0029】動画データ入手手段1により入手された動
画データ10は、後述する静止画データ特定手段2に転
送され、動画に含まれている1又は2以上の場面が静止
画データ11として特定される。
【0030】一方、本プリントシステム101には、注
文内容入力手段3により、プリントメニューの選択、動
画ソースとして用いる記録媒体の特定、静止画データの
特定、編集の有無、編集内容、プリント枚数などの指示
が入力され、注文内容12として認識される。
【0031】そして、特定された静止画データ11と注
文内容12の一部は出力内容指示データ生成手段4に転
送され、出力すべき画像を記録する画像データ及びこれ
に付随するその他の条件から構成される出力内容指示デ
ータ13が生成される。出力すべき画像データとして
は、注文内容に編集の指示が無い場合には、静止画デー
タ11がそのまま出力すべき画像データ14として認識
される。また、注文内容に編集の指示が含まれている場
合には、具体的な編集内容に従って、フレーム等の素材
と合成したり、1枚の画面に2以上の静止画を配列して
プレビュー画像を合成したり、画像の拡大、移動、回
転、変形、或いは、その他の加工を行い、出力すべき画
像データ14を編集する。出力すべき画像データに付随
する条件としては、例えば、プリント枚数、プリカット
シール用台紙の使用等の指示が含まれる。
【0032】このようにして生成した出力内容指示デー
タ13は、プリント手段5に転送され、ここで画像のプ
リントが実行されてショット画像のプリント物9が得ら
れる。
【0033】本発明によれば動画データを手軽に処理す
ることができ、動画に含まれるショット画像をそのま
ま、或いは、選択したショット画像に高度の画像処理を
施してプリントすることができるので付加価値の高い画
像プリントシステム及びプリント物が提供される。
【0034】本発明に係る動画ショットプリントシステ
ムの出力内容指示データ生成手段4には、特定された前
記静止画データを加工して出力すべき画像を編集する編
集手段を設けるのが好ましい。このような編集手段を設
けることによって、動画データから特定した静止画をそ
のままプリントするだけでなく、静止画データを加工し
て新しく画像を編集することができるので、付加価値の
高いショット画像をプリントできるようになる。
【0035】本発明に係る動画ショットプリントシステ
ムによれば、ユーザーが有するオリジナルの動画コンテ
ンツ及び/又は静止画コンテンツと、プリントシステム
側で保有又は独自に入手可能な動画コンテンツ及び/又
は静止画コンテンツを自由に組み合わせて、新しい画像
を手軽且つ容易に合成し、プリントすることができる。
【0036】例えば、本発明に係る動画ショットプリン
トシステムには、動画データ入手手段1として動画デー
タを入力する動画データ入力手段を設けると共に、静止
画データを入力する静止画データ入力手段をさらに設け
ることができる。このように構成する場合には、ユーザ
ーは動画データ入力手段により動画データを本プリント
システムに入力し、静止画データ特定手段2により当該
動画データから好みの静止画データを特定する。また、
これと並行してデジタルカメラで撮影した静止画像等の
画像データを第二の静止画データとして静止画データ入
力手段により本プリントシステムに入力する。そして、
動画データから特定された静止画データと第二の静止画
データとを上記編集手段により合成して新しい画像(こ
れも本発明ではショット画像という)を編集し、プリン
ト手段5によりプリントできる。
【0037】また、本発明に係る動画ショットプリント
システムには、動画データ入手手段1として動画データ
を入力する動画データ入力手段を設けると共に、静止画
データを蓄積する静止画データベースをさらに設けるこ
とができる。このように構成する場合には、ユーザーは
動画データ入力手段により動画データを本プリントシス
テムに入力し、静止画データ特定手段2により当該動画
データから好みの静止画データを特定する。また、これ
と並行して静止画データベースから第二の静止画データ
を入手する。そして、動画データから特定された静止画
データと、第二の静止画データとを上記編集手段により
合成して新しい画像を編集し、プリント手段5によりプ
リントできる。
【0038】なお、静止画データベースは、コンピュー
タのハードディスク等の記憶装置内に構築することがで
き、好みの静止画を容易に選択できるように検索手段が
付加されていても良い。このような静止画データベース
としては、フレーム合成に用いられる各種の素材データ
ベースを例示することができる。また、静止画データベ
ースは、本プリントシステム内に設けてもよいし、本プ
リントシステムから独立して設けても良い。
【0039】さらに、本発明に係る動画ショットプリン
トシステムには、動画データ入手手段1として動画デー
タを蓄積する動画データベースを設けると共に、静止画
データを入力する静止画データ入手手段をさらに設ける
ことができる。このように構成する場合には、ユーザー
は動画データベースにより動画データを入手し、静止画
データ特定手段2により当該動画データから好みの静止
画データを特定する。また、これと並行してデジタルカ
メラで撮影した静止画像等の画像データを第二の静止画
データとして静止画データ入力手段により本プリントシ
ステムに入力する。そして、動画データから特定された
静止画データと第二の静止画データとを上記編集手段に
より合成して新しい画像を編集し、プリント手段5によ
りプリントできる。
【0040】さらに、本発明に係る動画ショットプリン
トシステムには、動画データ入手手段1として動画デー
タを蓄積する動画データベースを設けると共に、静止画
データを蓄積する静止画データベースをさらに設けるこ
とができる。このように構成する場合には、ユーザーは
動画データベースにより動画データを入手し、静止画デ
ータ特定手段2により当該動画データから好みの静止画
データを特定する。また、これと並行して静止画データ
ベースから第二の静止画データを入手する。そして、動
画データから特定された静止画データと第二の静止画デ
ータとを上記編集手段により合成して新しい画像を編集
し、プリント手段5によりプリントできる。
【0041】さらに、本発明に係る動画ショットプリン
トシステムには、動画データ入手手段1として、動画デ
ータを入力する動画データ入力手段、及び、動画データ
を蓄積する動画データベースを、両方とも設けることが
できる。このように構成する場合には、動画データ入力
手段により入力された動画データから特定された静止画
データと、動画データベースにより入手した動画データ
から特定された第二の静止画データとを上記編集手段に
より合成して新しい画像を編集し、プリント手段5によ
りプリントできる。
【0042】図2に、本発明に属する動画ショットプリ
ントシステムの一例(102)を示す。先ず、動画ショ
ットプリントシステム102は、少なくとも次の各手
段、すなわち、(1)動画データを入力する画像データ
入力手段16と、(2)入力された動画データ中に記録
されている動画の一場面を静止画像の画像データ(静止
画データ)として特定する静止画データ特定手段2と、
(3)出力すべき画像に関する注文内容を入力する注文
内容入力手段3と、(4)特定された前記静止画データ
と前記注文内容に基づいて、出力すべき画像及び付随す
る条件を記録した出力内容指示データを生成する出力内
容指示データ生成手段4と、(5)前記出力内容指示デ
ータに従って画像のプリント物をプリントするプリント
手段5、とを備えている。
【0043】本発明の動画ショットプリントシステム1
02を利用して所望のショット画像をプリントするに
は、先ず、動画を記録した画像データすなわち動画デー
タ10を、画像データ入力手段16を用いて動画ショッ
トプリントシステム102に入力する。通常、注文内容
入力手段3を用いて本プリントシステム102に関連す
る注文内容を入力することによって画像データ入力手段
16を操作し、動画データを入力する。ただし、動画デ
ータを記録した記録媒体17を本プリントシステム10
2の読み取り機に挿入した時に画像データ入力手段16
が自動的に作動して動画データの読取りが開始されるよ
うに設定しても良い。
【0044】入力されるべき動画データは、主に、デジ
タルビデオカメラやデジタルカメラで撮影し、何らかの
記録メディアにデジタルデータ化して記録された動画で
あるが、それに限定されない。例えば、パソコンで作成
したコンピュータグラフィックスの動画であってもよい
し、本プリントシステムが画像データ入力手段としてC
CDカメラ等の撮像装置を備えている場合には、本プリ
ントシステムの前で実際に行われる動作や演技であって
もよい。
【0045】画像データ入力手段16としては、例え
ば、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ(C
F)、スマートメディア、コンパクトディスク(C
D)、光磁気ディスク(MO)、フロッピー(登録商
標)ディスク(FD)、PCカード等の各記録メディア
に対応する各読み取り機や、デジタルビデオカメラに接
続して当該デジタルビデオカメラのメモリーから動画デ
ータを読み取ることのできるコネクタを用いることがで
きる。画像データ入力手段1としては、本プリントシス
テムの前で実際に行われる動作や演技を撮影してデジタ
ルデータに変換できるCCDカメラ等の撮像装置を用い
てもよい。画像データ入力手段16に記録メディアの読
取装置と共に、動画を撮影できる撮像装置を含めること
により、本プリントシステムの娯楽性が高まる。本発明
に係る動画ショットプリントシステムの汎用性を高める
ために、画像データ入力手段16には種類の異なる複数
の読み出し装置を含めるのが好ましい。また、画像デー
タ入力手段16は、動画データ入力手段と静止画データ
入力手段の両方の機能を備えていても良い。すなわち、
画像データ入力手段は動画だけでなく、デジタルカメラ
で撮影した写真画像や、コンピュータグラフィックスに
より作成したイラストレーションのような静止画像を入
力可能とし、その後の工程においては動画から特定され
た静止画データと同様に処理してプリント物を作成でき
るようにしてもよい。
【0046】出力すべき画像に関する注文内容は、注文
内容入力手段3を用いて本プリントシステム102に入
力する。注文内容の選択肢は、プリントシステム側に予
め用意されており、用意されたなかから顧客が自由に選
択することができる。図示していない表示手段により選
択可能な注文内容を顧客に提示し、注文内容の入力操作
を案内するのが好ましい。表示手段としては、CRTや
液晶パネル等が一般的であるが、操作方法を箇条書きし
た掲示板のように、もっと単純なものであってもよい。
【0047】注文内容の選択肢には、例えば、動画中の
どの場面をプリントしたいのか、特定した場面(静止画
データ)をそのままプリントするのか或いは加工してプ
リントするのか、静止画データをどのように加工するの
かなどのように、出力すべき画像を特定するための選択
肢、及び、例えば、プリント枚数やサイズの設定、プリ
カットシール等の特殊印刷を行うか否かの決定などのよ
うに、ショット画像をプリントする際に画像データに付
随して必要となる選択肢が含まれる。
【0048】注文内容は、本プリントシステムの操作を
開始してからプリントアウトが終了するまで、操作の進
行に合わせて随時入力される。例えば、読み込んだ画像
をそのままプリントするのか或いは加工してプリントす
るのかの決定やプリカットシール等の特殊印刷を行うか
の指示などはメインメニューに関する選択肢であり、本
プリントシステムの操作開始時に入力される。動画中の
どの場面をプリントするかの決定は、動画データを本プ
リントシステムに読み込んだ後に入力される。特定され
た静止画データをどのように加工するかの指示は静止画
データを特定した後に入力され、プリント枚数の設定は
静止画データの加工が終了して出力すべき画像データが
生成するか或いは静止画データそのものが出力すべき画
像データとして認識された後に入力される。従って、注
文内容入力手段3は、本プリントシステムの操作過程に
おいて必要に応じ随時実行される。
【0049】注文内容入力手段3としては、例えば、C
RTや液晶パネル等の表示手段と一体化されたタッチパ
ネルや、キーボード、マウスやトラックボールのような
各種ポインタを用いることができる。また、デジタルカ
メラが備えるDPOF機能(Digital Print Order Form
at)を用いてもよい。
【0050】動画データ10が入力されると、本プリン
トシステム102内において静止画データ特定手段2が
実行され、動画中に含まれる無数の場面の中から出力し
たいショット画像又はその素材となる画像を記録する静
止画データ11が特定される。静止画データ特定手段2
は、注文内容入力手段3から必要な指示を入力すること
によって操作される。静止画データ特定手段2は、通
常、動画を再生して内容を動画表示部(図示せず)に表
示するための動画再生手段18と、当該動画再生手段1
8で動画の内容を確認しながら望みの場面を任意に選択
できる静止画選択手段19とを備えている。なお、本発
明において特に言及の無い場合には、動画の再生とは逆
転再生(巻き戻しながらの再生)も含む概念である。
【0051】動画再生手段18には、動画の再生中に再
生速度を任意のタイミングでスロー又はコマ送りに変更
できる再生速度制御手段18aを付加してもよい。動画
の再生速度を再生速度制御手段によりベストショットの
少し手前で落とし、ベストショットの画像が動画表示部
に表示された時に静止画選択手段19としての選択ボタ
ンを押すことによって、ベストショットを容易に選択で
きる。再生速度制御手段に早送り及び/又は早巻き戻し
機能をさらに付加する場合には、不要な部分の再生時間
を省略又は短縮できるので、さらに好ましい。
【0052】また、動画再生手段18には、再生中の動
画を任意のタイミングで分解写真に変換できる分解写真
生成手段18bを付加してもよい。動画を再生中に任意
の時点で分解写真生成手段18bとしてのボタンを押す
と、ボタンが押された時点で動画が停止し、この時点を
開始点、中間点、又は終点とする一定時間分又は一定コ
マ数分の連続分解写真が図示しない動画表示部に一括表
示される。動画表示部に表示された連続分解写真の各コ
マはタッチパネルとなっており、望みのコマの位置に手
を触れて指定した後に静止画選択手段19としてのボタ
ンを押すことによってベストショットを容易に選択でき
る。
【0053】また、動画再生手段18には、再生中の動
画を任意のタイミングで停止できるポーズ手段18cを
付加してもよい。図示しない動画表示部にベストショッ
トが表示された時にポーズ手段18cとしてのボタンを
押すと、ボタンが押された時点で動画が停止してベスト
ショットが固定され、その状態で静止画選択手段19と
しての選択ボタンを押すことによって、ベストショット
を容易に選択できる。
【0054】上記したような再生速度制御手段18a、
分解写真生成手段18b、及び、ポーズ手段18cのう
ちのいずれか2つ又は全部を組み合わせることによっ
て、静止画データをより容易に選択できるようになる。
特に、再生速度制御手段18aとポーズ手段18cを組
み合わせる場合には、動画の再生速度を再生速度制御手
段によりベストショットの少し手前で落とし、さらに、
ベストショットの時点でポーズ手段18cにより再生を
一次停止させた後に静止画選択手段19としての選択ボ
タンを押すことによって、非常に容易にベストショット
の静止画データを選択できるようになり、非常に好まし
い。
【0055】なお、静止画選択手段19を作動させるタ
イミングがずれた場合には、誤って選択された静止画像
データを破棄して満足行くまで何回でも選択し直し、ベ
ストショットの静止画データを選択できた時に、後述す
る出力内容指示データ生成手段に受け渡すべき静止画デ
ータとして特定することができる。この場合、動画を適
当な場面まで巻き戻してから上記と同様の操作を繰り返
すか、或いは、逆転再生、逆転スロー又は逆転コマ送り
を行い、必要に応じてポーズ手段により一時停止させる
ことによってベストショットを表示し、選択することが
可能である。
【0056】静止画データ特定手段2は、2以上の静止
画データを蓄積できる静止画データ蓄積手段20をさら
に備えているのが好ましい。静止画データ特定手段2が
静止画データ蓄積手段20を備えている場合には、出力
すべきショット画像又はその素材となる静止画像の候補
を次々と選択して当該静止画データ蓄積手段20に一時
的に蓄積し、その後、各候補を十分に比較して最も望ま
しい静止画データを最終的に特定することができる。ま
た、静止画データ蓄積手段20に2以上の静止画データ
を蓄積し、蓄積した全てを後述する編集手段及びプリン
ト手段において並列処理することにより、一回の作成手
順で2場面以上のショット画像を一括プリントすること
もできる。また、静止画データ蓄積手段20に2以上の
静止画データを蓄積し、蓄積した全てを後述する編集手
段により一枚の画面に配列してプレビュー画像を編集
し、編集されたプレビュー画像をプリント手段によりプ
リントすることができる。
【0057】静止画データ蓄積手段20には、蓄積した
静止画データの画像を表示するプレビュー表示手段20
bを設けて、蓄積状況を容易に確認できるようにするの
が好ましい。
【0058】通常、静止画データ蓄積手段20は、2以
上の静止画データを静止画データの特定時期が早い順に
蓄積順位を付して蓄積する。静止画データの特定時期に
合わせて蓄積順位を付すことによって、蓄積された各静
止画データにアクセスしやすくなる。また、動画を再生
しながら2以上の静止画像を次々に特定し、特定時期が
早い順に蓄積していくと、動画中の各場面が時系列に配
列されることになるので、各静止画像を蓄積順位に配列
してプレビュー画像を編集することにより連続分解写真
を作成することができる。
【0059】静止画データ蓄積手段20には、蓄積され
た静止画データの一部又は全部を削除、或いは、蓄積順
位を変更することのできる蓄積調整手段20aを設けて
もよい。このような蓄積調整手段を設けることにより、
蓄積された静止画データの差し替えが容易になる。特
に、連続分解写真のプレビュー画像を編集する場合に
は、前後の場面との繋がり具合が悪い静止画像だけを容
易に差し替えられるので、静止画データの選択作業を始
めからやり直すよりも遥かに効率が良い。さらに、蓄積
調整手段によれば、プレビュー画像に含まれる各静止画
像を実際の動画の動きとは関係ない順序に配列すること
が可能なので、動画の各場面を時系列に配列する連続分
解写真にはない趣向を持つプレビュー画像を作成するこ
とができる。
【0060】蓄積調整手段20aには、新しい静止画デ
ータを選択するときに任意の蓄積順位を付与できる機能
を付加するのが好ましい。蓄積調整手段20aがこのよ
うな機能を有する場合には、新たに選択された静止画デ
ータを、既に蓄積されている1又は2以上の静止画デー
タとの関係において任意の蓄積順位に直接挿入すること
ができる。
【0061】動画再生手段18、静止画選択手段19、
静止画データ蓄積手段20等を含む静止画データ特定手
段2は、コンピュータによりメモリやハードディスク等
の記憶装置内に格納されたプログラムを実行することに
より実現できる。
【0062】静止画データ特定手段2により1又は2以
上の静止画データ11が特定されると共に、必要な注文
内容が注文内容入力手段3により本プリントシステム1
02に入力されると、出力内容指示データ生成手段4が
実行される。その結果、静止画データ11と注文内容1
2の一部に基づいて、出力すべき画像データ14及び付
随するその他の条件を記録したデータ15から構成され
る出力内容指示データ13が生成する。
【0063】ここで、出力内容指示データを生成させる
ためにこの段階で新たに入力すべき注文内容としては、
例えば、プリント枚数や静止画データを加工するための
具体的な編集内容がある。編集内容には、例えば、画像
のトリミング、拡大/縮小、フレームやその他の素材と
の合成、全体のレイアウトなどに関する指示が含まれ
る。また、出力すべき画像データに付随する条件15と
は、注文通りにプリント物を出力するために後述するプ
リント手段に対して画像データと共に指示する必要のあ
る内容であり、例えば、プリント枚数、サイズ、用紙の
種類などの項目が含まれる。
【0064】出力内容指示データ生成手段4に転送され
た静止画データ11と注文内容12は、注文内容に静止
画像を加工すべき指示が含まれている場合には、出力内
容指示データ生成手段4に備えられた編集手段21に受
け渡されて編集が行われ、出力すべき画像を記録する画
像データ14が生成する。また、注文内容に前記静止画
データ特定手段2により特定された静止画データに記録
された静止画像をそのままプリントすべき指示が含まれ
ている場合には、出力内容指示データ生成手段4におい
て静止画データ11そのものが出力すべき画像を記録す
る画像データ14として認識される。また、注文内容の
一部は出力すべき画像データ14に付随する条件15と
して認識される。
【0065】編集手段21は、コンピュータによりメモ
リやハードディスク等の記憶装置内に格納されたプログ
ラムを実行することにより実現できる。また、編集にお
いて静止画像と合成されるフレームデザイン等の素材
は、コンピュータのハードディスク等の記憶装置内に素
材データベースを構築し、そこに蓄積しておくことがで
きる。なお、本発明の動画ショットプリントシステムに
高度な編集機能を要求せず、動画からベストショットを
選択してそのままプリントするだけでよい場合には、編
集手段21を省略してもよい。
【0066】出力内容指示データ生成手段4により生成
した出力内容指示データ13はプリント手段5に転送さ
れ、ショット画像が注文通りにプリントされる。プリン
ト手段5の具体的な出力方法としては、例えば、昇華型
熱転写法、溶融型熱転写法、インクジェット等のよう
に、デジタル化された画像データに基づいてプリントを
行うのに適した出力方法を利用することができる。
【0067】本プリントシステム102には、画像を出
力し提供するための対価を徴収するために、課金手段2
2を設けてもよい。課金手段を設ける場合には、注文内
容入力手段を実行した後、特に画像編集を行う場合には
編集手段21を実行した後であり、且つ、プリント手段
5の実行によりプリント物を出力する前に、課金手段を
実行する。課金手段により徴収すべき金額は、図示して
いない表示手段に注文内容と併せて表示し顧客に提示す
るのが好ましい。ユーザーが表示手段による金額表示に
案内されて課金手段に紙幣及び/又は硬貨を投入する
と、課金手段は受け入れた金額を計算し、おつりを必要
とする場合にはその分を返却する。課金手段22は、硬
貨・紙幣識別装置、釣銭返却装置、課金状態を管理する
コンピュータ等を適宜組み合わせて構成することができ
る。
【0068】課金手段にはレシート発行手段(図示せ
ず)が付随していてもよく、当該レシート発行手段は、
課金手段による手数料の徴収が完了した後、徴収金額や
注文内容を印刷したレシートを自動発行する。レシート
発行手段は、利用者がレシートを必要としない場合に、
レシート発行を省略することを選択できるレシート発行
省略手段を備えていてもよい。その場合には、手数料の
徴収が完了した後、図示していない表示手段に「レシー
トを発行しますか?」などの操作案内を表示し、発行す
る又はしない旨の選択肢を実行するために対応するタッ
チパネルボタンやキーボードを利用者に押させる。
【0069】次に、本発明を実施し得る装置の構成を、
図2に示したショット画像プリントシステム102を実
施し得る装置の構成例を通じて説明する。図3に、本プ
リントシステム102として用いられるポスト型画像出
力装置23の外観を示す。
【0070】図3においてポスト型画像出力装置23の
上段部正面には、タッチパネル付きモニター24の画面
が配置されている。タッチパネル付きモニター24はC
RTや液晶パネルで構成される。タッチパネル付きモニ
ター24は、操作の案内や、操作の状況や、読み取った
動画、特定した静止画及び編集加工した画像等を表示す
る表示手段としての機能を発揮すると共に、注文内容入
力手段等において入力操作を行う手段としての機能も発
揮する。
【0071】タッチパネル付きモニター24の画面の横
には、各種記録メディアの挿入口25乃至29が設置さ
れ、上段部と下段部を分けている水平部には、プリント
物の画像を読み取ってデジタルデータ化するスキャナの
読み取り面30が設置され、これらは、この例において
画像データ入力手段の一部を構成している。この例で
は、各種記録メディアの挿入口として具体的には、フロ
ッピーディスク挿入口25、CD−ROM挿入口26、
PCカード挿入口27、スマートメディア挿入口28、
コンパクトフラッシュ挿入口29がひとまとめの位置に
配置されている。また、ポスト型画像出力装置23の筐
体内には上記各記録メディアの挿入口に対応して、それ
ぞれの読取装置の本体が設置されている。各挿入口に
は、手数料の徴収が完了するまで記録メディアを取り出
せないように、図示しないシャッタを備えていても良
い。
【0072】このポスト型画像出力装置23は、各記録
メディアの読取装置により動画及び静止画像の画像デー
タを読み取ることができる。また、スキャナにより写真
等のプリント物から静止画像を読み取ってデジタルデー
タ化することができる。
【0073】ポスト型画像出力装置23の下段部には、
メンテナンスキー31、スピーカ32、硬貨投入口3
3、硬貨返却レバー34、紙幣挿入口35、釣銭返却口
36、レシート取出口37、プリント物(標準サイズプ
リント用)取出口38、プリント物(プリカットシール
用)取出口39、前面ドア開閉キー40が、それぞれ配
置されている。メンテナンスキー31は、ユーザーを受
け付けることのできる通常の運転モードと、管理者が画
像プリントシステムの設定やメンテナンスを行う管理モ
ードを切り替えるキーである。スピーカ32は、待機中
や操作中に音声、BGM、効果音などを再生する。
【0074】硬貨投入口33、硬貨返却レバー34、紙
幣挿入口35、及び、釣銭返却口36は、この例におい
て課金手段の一部を構成している。顧客は、硬貨投入口
33に硬貨を投入し及び/又は紙幣挿入口35に紙幣を
挿入することにより料金を支払う。釣銭がある場合には
釣銭返却口36から放出されるので、それを受け取れ
る。また、硬貨が詰まった時には硬貨返却レバー34を
回すことにより釣銭返却口36から放出されるので、そ
れを受け取れる。
【0075】レシート取出口37は、この例においてレ
シート発行手段の一部を構成している。課金手段により
料金を徴収した後に、このレシート取出口37から徴収
した金額や注文内容が印刷されたレシートが放出され
る。
【0076】プリント物(標準サイズプリント用)取出
口38、及び、プリント物(プリカットシール用)取出
口39は、この例においてプリント手段の一部を構成し
ている。ユーザーは、タッチパネルボタンに触れるなど
してプリント実行を指示した後、プリント物取出口38
又はプリント物取出口39から放出されるプリント物を
受け取る。
【0077】前面ドア開閉キー40を回すと前面ドアが
開いて、筐体内部に設置されている各装置のメンテナン
スを行うことができる。ポスト型画像出力装置23の筐
体内部には、タッチパネル付きモニターの画面、各記録
メディアの挿入口、スキャナの読み取り面に対応して、
それぞれの本体が設置されている。スピーカ32に対応
してボリューム調節部が設置されている。硬貨投入口3
3、硬貨返却レバー34、紙幣挿入口35、及び、釣銭
返却口36に対応して、硬貨の識別、収納、釣銭返却を
行うコインメック(硬貨処理装置)、紙幣の識別、収納
を行うビルバリ(紙幣処理装置)、コインメックが満杯
になった時に硬貨を貯める金庫が設置されている。レシ
ート取出口37に対応して、レシートプリンタが設置さ
れている。プリント物取出口38、プリント物取出口3
9に対応してプリンターが設置されている。
【0078】また、外観からは明確に認識できないが、
ポスト型画像出力装置23の筐体内には、ポスト型画像
出力装置23の各装置を制御するための制御部を含むパ
ソコンや、電圧の変換を行う電源ボックス、停電時に制
御部のCPUやハードディスクなどの破損を防ぐ無停電
電源装置等が設置されている。
【0079】図4に、上記図3に例示したポスト型画像
出力装置23に格納されたショット画像プリントシステ
ム102のブロック図を示す。この例では、ポスト型画
像出力装置23は、制御部41、ハードディスク42、
CD−ROM読取装置43、タッチパネル付きモニター
24、n個の画像データ読取装置44、n個のシャッタ
45、コインメック46、ビルバリ47、レシートジャ
ーナル部48、2台のプリンタ49及び50を備えてお
り、これらがバス51を介して接続されている。
【0080】ポスト型画像出力装置23の制御部41
は、CPU、ROM、RAMで構成され、大容量記憶媒
体としてのハードディスク42に格納されたプログラム
に従って、バスを介して接続された各装置を駆動制御す
る。ハードディスク42には、各装置を駆動制御するプ
ログラム、例えば各記録メディアに対応する読取プログ
ラム、シャッタの開閉制御プログラム、課金プログラム
等の他に、入力された動画からベストショットを特定す
るために動画を再生して好みの場面を選択する静止画デ
ータ特定プログラムや、画像を編集加工するための画像
処理プログラムや、画像の合成に用いるフレーム等の情
報を記憶した素材データベース等も格納されており、必
要に応じて読み出されてRAMに記憶され、各種の手段
が実行される。CD−ROM読取装置43は、ROMや
ハードディスクに記憶されているプログラムや情報をバ
ージョンアップするために用い、メンテナンスキーによ
りポスト型画像出力装置を管理モードに切り替えて、C
D−ROM読取装置43にバージョンアップ用のCD−
ROMを挿入し、データの書き換えを行う。
【0081】図4において、タッチパネル付きモニター
24に表示された操作案内に従って、同タッチパネル付
きモニター24に表示されたタッチパネルボタンを選択
し触れることにより、プリントモードの選択および動画
データの読み込みから、プリント物の出力までの一連の
操作を行うことができる。この例では、先ず、タッチパ
ネル付きモニター24に表示された操作案内に従ってプ
リント物のメニューを選択し、タッチパネルボタンを押
すと、画像データの入力を案内する案内画面がタッチパ
ネル付きモニター24に表示される。ユーザーは、この
案内画面において、オリジナルの画像データとして動画
データ又は静止画データのどちらを用いるのか指示する
ことができる。
【0082】画像データ読取装置44は、各種の記録メ
ディアに対応した種々の読取装置1〜nを含んでおり、
ユーザーは上記の案内画面において読み取るオリジナル
データが動画か静止画像のいずれなのかを指定した後、
持参した記録メディアに記録されている動画又は静止画
像のデータを対応する読取装置を用いてポスト型画像出
力装置23に入力することができる。画像データ読取装
置44にはスキャナも含まれており、プリント物から静
止画像を読み取りデジタルデータ化してポスト型画像出
力装置23に入力することができる。なお、各画像デー
タ読取装置1〜nのうちの一つ又は全てが読み取り専用
ではなくて画像データを記録可能な場合には、ユーザー
はポスト型画像出力装置23を操作して作成した編集画
像の画像データを記録メディアに保存し、持ち帰ること
ができる。シャッタ45は、各読取装置1〜nの記録メ
ディア挿入口に設けられ、当該記録メディア挿入口を開
閉し、読取処理の最中に記録メディアを取り出せないよ
うにしたり、課金処理が完了するまで記録メディアを取
り出せないようにすることができる。
【0083】タッチパネル付きモニター24の操作案内
に従って、持参した動画を画像データ読取装置44を用
いてデジタルデータの形で入力すると、静止画データ特
定プログラムが実行され、ユーザーはプリントすべき場
面を記録する静止画データ又はプリントすべき画像を編
集する素材となる画像を記録する静止画データを選択で
きる。ユーザーは、タッチパネル付きモニター24の操
作案内に従って入力した動画を当該モニター24の画面
に再生してベストショットの場面を探し、好みの場面が
現れた時に静止画データを選択するボタンを押すことに
よって、1又は2以上の静止画データを選択できる。こ
の時、再生速度を遅くしたり動画を一時停止でき、ベス
トショットの選択を容易に行うことができる。
【0084】タッチパネル付きモニター24の画面は分
割されており、分割された画面の一方には動画が再生さ
れ、もう一方には選択した静止画がサムネイル画像の形
で一覧表示される。ユーザーは、仮に選択し一覧表示さ
れた静止画データから一部を削除し、順序を入れ替え、
任意の順位に静止画データを追加し、最終的に採用すべ
き静止画データを特定できる。
【0085】静止画データが特定されると、すでに選択
したプリントメニューに沿った画像処理プログラムが実
行され、ユーザーは、タッチパネル付きモニター24の操
作案内に従って、画像の縮小拡大、回転、変形、他画像
との合成等の編集作業を行うことができる。この時に、
素材データベースに記憶されているフレーム等の素材画
像を利用することができる。
【0086】画像の編集が完了した後、タッチパネル付
きモニター24の操作案内に従って、プリントメニュー
と編集内容以外の注文内容、例えばプリント希望枚数、
プリントサイズ等を入力する。この時も、タッチパネル
に表示されたボタンやテンキーを押すことにより注文内
容を入力できる。なお、スタート時に画像の編集を要し
ないプリントメニューを選択した場合には、画像編集の
案内画面が省略され、直ちにその他の注文内容を案内す
る操作案内が表示される。
【0087】全ての注文内容が入力し終わると、タッチ
パネル付きモニター24に請求金額が注文内容と共に表
示され、料金の支払いがユーザーに要求される。支払要
求に応じてポスト型画像出力装置23に硬貨を投入し及
び/又は紙幣を挿入すると、コインメック46及び/又
はビルバリ47が作動し、料金支払いのために投入され
た硬貨又は挿入された紙幣の真偽判定、金種判定、金額
計算、釣銭放出等の課金処理を実行する。課金処理が終
了した後に、レシートジャーナル処理部44がレシート
用紙にプリントメニューや領収金額等を印字し、レシー
トを放出する。なお、料金の請求を要しない場合には、
課金手段の実行を省略するようにシステムを設定するこ
とができる。
【0088】レシートの放出後、前記シャッタが開放
し、挿入されていた記録メディアが取り出せるようにな
り、タッチパネル付きモニター24に記録メディアの取
り出しを案内する案内画面が表示される。記録メディア
の取り出しが完了すると、制御部41のRAM、ハード
ディスク又は図示されていない記憶領域に記憶されてい
る注文内容指示データがプリンタ49又は50に転送さ
れ、プリント物が出力される。プリンタ49は標準サイ
ズのプリント物を標準画質で出力することができ、プリ
ンタ50はプリカットシールのプリント物を出力するこ
とができる。
【0089】次に、本発明に係る動画ショットプリント
システムの動作を、図3及び図4に示すポスト型画像出
力装置23を例としてフローチャート及びタッチパネル
付きモニター24の表示を図示しつつ説明する。
【0090】本発明に係る画像プリントサービスシステ
ムの一例において、ポスト型画像出力装置23に備えら
れたタッチパネル付きモニター24の画面には、図9に
示すようなスタート画面が表示されている。このスター
ト画面の任意の位置を手で触ると図10に示すようなメ
インメニュー画面が表示される。メインメニュー画面
は、一定時間放置するとスタート画面に戻る。メインメ
ニュー画面には、選択可能なプリント物の種類が列挙さ
れており、具体的には、「デジタルフォト」、「フレー
ム合成」、「インデックスプリント」、「シール」、
「証明写真」、及び「ハガキプリント」それぞれのタッ
チパネルボタンが上下2段に配列されている。
【0091】メインメニュー画面において「デジタルフ
ォト」を選択し、そのタッチパネルボタンに触れた場合
には、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラ
ッシュカード、CD−ROM、フロッピーディスク(F
D)から動画又は静止画像の画像データを読み取るか、
又は、写真等のプリント物からスキャナを用いて画像デ
ータを読み取って、プリントアウトすることができる。
【0092】「フレーム合成」を選択した場合には、ス
マートメディア、PCカード、コンパクトフラッシュカ
ード、CD−ROM、フロッピーディスク(FD)から
動画又は静止画像の画像データを読み取るか、又は、写
真等のプリント物からスキャナを用いて画像データを読
み取り、読み取った画像とシステム側が用意しているフ
レームとを合成してプリントアウトすることができる。
【0093】「インデックスプリント」を選択した場合
には、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラ
ッシュカード、CD−ROM、フロッピーディスク(F
D)から静止画像の画像データを読み取り、サムネイル
画像を一覧表示したインデックスプリントをプリントア
ウトすることができる。
【0094】「シール」を選択した場合には、スマート
メディア、PCカード、コンパクトフラッシュカード、
CD−ROM、フロッピーディスク(FD)から動画又
は静止画像の画像データを読み取るか、又は、写真等の
プリント物からスキャナを用いて画像データを読み取
り、読み取った画像とシステム側が用意しているフレー
ムとを合成し、プリカットシールをプリントすることが
できる。プリカットシール1枚の中には同じ画像の小画
面(コマ)が複数プリントされるか又は異なる画像の小
画面がプリントされ、各小画面はハーフカットにより分
割されている。
【0095】「証明写真」を選択した場合には、店内で
証明写真用画像をデジタルカメラで撮影してフロッピー
ディスクに保存し、保存した画像データを本体部で読み
取り、免許証サイズ、履歴書サイズ、パスポートサイ
ズ、ビザサイズの中からサイズを選び、さらにカラー又
はモノクロを選んでプリントすることができる。
【0096】「ハガキプリント」を選択した場合には、
スマートメディア、CFカード、フロッピーディスク
(FD)、PCカード、又はCD−ROMから動画又は
静止画像の画像データを読み取るか、又は、写真等のプ
リント物からスキャナを用いて画像データを読み取り、
読み取った画像を加工してハガキデータを作成し、作成
したハガキデータを記録メディアに保存し、保存した記
録メディアからハガキデータを読み取ってプリントする
ことができる。
【0097】先ず、「デジタルフォト」を選択した場合
の手順を説明する。前記図10のメインメニュー画面に
おいて「デジタルフォト」の位置に手を触れると、図5
及び図6に示すような「デジタルフォト」の手順がスタ
ートする(S101)。なお、「デジタルフォト」の手
順がスタートした以降に表示される各操作画面には、原
則的に「キャンセル」のタッチパネルボタンと「前画面
に戻る」のタッチパネルボタンが用意されていて、「キ
ャンセル」ボタンを押すとスタート画面に戻り、「前画
面に戻る」ボタンを押すと一段階前の操作画面に戻り、
操作をやり直すことができる。
【0098】「デジタルフォト」の手順がスタートする
と、図11に示すように、オリジナルデータの種類を指
定する操作画面が表示され、静止画像又は動画のうちの
いずれかを指定することができる(S102)。この時
の操作画面には、最上段に「入力するデータの種類を指
定して下さい」のメッセージが横書きされ、その下に
「静止画像」と「動画」の各タッチパネルボタンが縦に
配列され、最下段には、「キャンセル」ボタンと「前段
階に戻る」ボタンとが設けられている。
【0099】この画面において動画データを指定する
と、図12に示すように、標準プリントとプレビュープ
リントのどちらを作成するか問うサブメニューの操作画
面が表示される(S103)。この時の操作画面には、
最上段に「標準プリント、プレビュープリントのどちら
にしますか?」のメッセージが横書きされ、「標準プリ
ント」、「プレビュープリント(4分割画面)」及び
「プレビュープリント(16分割画面)」の各タッチパ
ネルボタンが縦に配列され、最下段には、「キャンセ
ル」ボタンと「前段階に戻る」ボタンとが設けられてい
る。
【0100】ここで、標準プリントとは、一画面に一つ
のショット画像をプリントするものである。一方、プレ
ビュープリントとは一画面に2以上のショット画像を並
べてプリントするものであり、例えばゴルフのスイング
動作を分解した連続分解写真などがこれに該当する。プ
レビュープリントは、例えば、図12の操作画面に示さ
れるように4分割画面や16分割画面とすることができ
るが、分割画面の数はプリントシステムに設定により任
意に変更できる。
【0101】この画面において、いずれかのプリント形
式を指定すると、図13に示すように、画像データの読
取り元を列挙した操作画面が表示され、いずれかの読取
り元を選択することができる(S104)。この時の操
作画面には、最上段に「入力メディアを下から選んでく
ださい」のメッセージが横書きされ、その下側に、スマ
ートメディア、コンパクトフラッシュカード(CFカー
ド)、フロッピーディスク、PCカード、又は、CD−
ROM、それぞれの名称を付した各タッチパネルボタン
が列挙されている。なお図11の操作画面において、オ
リジナルデータとして静止画像を選択した場合には、写
真(スキャナ)の名称を付したタッチパネルボタンがさ
らに表示される。この操作画面において、いずれかのタ
ッチパネルボタンに手を触れると、対応する読取り元が
選択される。
【0102】スマートメディア、CFカード、フロッピ
ーディスク、PCカード、又は、CD−ROMいずれか
の読取り元を選択すると、選択した記録メディアに対応
する挿入方法を示す操作画面が表示され、記録メディア
を挿入することができ、動画データの読み取りが行われ
る(S105)。
【0103】スマートメディアを選択した時の操作画面
には、図14に示すように、最上段に「スマートメディ
アをセットして読取開始を押して下さい」のメッセージ
が横書きされ、最下段に「キャンセル」ボタン、「前画
面へ戻る」ボタンと共に、「読取開始」のボタンが設け
られている。同様に、CFカードを選択した場合には図
15に示すような操作画面が現われ、フロッピーディス
クを選択した場合には図16に示すような操作画面が現
われ、PCカードを選択した場合には図17に示すよう
な操作画面が現われ、CD−ROMを選択した場合には
図18に示すような操作画面が現われる。
【0104】操作画面の案内に従って、いずれかの記録
メディアを所定の挿入口に挿入し、タッチパネルの読取
開始ボタンに手を触れると、記録メディアを挿入した挿
入口がシャッタにより閉鎖され、画像データの読取が開
始される。
【0105】動画データの読取が終了すると、図19に
示すように、動画中に含まれている無数の場面からベス
トショットを特定する操作画面が現われ、静止画データ
を選択することができる(S106)。この時の操作画
面は左右に分割され、当該操作画面の向かって左側には
動画を再生する動画表示画面と、動画の表示位置(全再
生時間に対する相対的な経過時間)を示すスケールと、
動画の再生及び静止画データの選択を指示するためのタ
ッチパネルボタン群が縦に配列され、操作画面の向かっ
て右側には選択した場面(静止画像)を一覧表示するプ
レビュー画面と、選択された静止画データの取捨選択及
び蓄積順位の変更を行うためのタッチパネルボタン群が
縦に配列され、操作画面の最下段には、「キャンセル」
ボタンと「前段階に戻る」ボタンと共に、「決定」ボタ
ンが設けられている。
【0106】この操作画面において、再生ボタンを押す
と動画表示画面上に動画が再生され、逆転ボタンを押せ
ば逆回しに再生される。スローボタンは再生速度を遅く
し、逆スローボタンは逆回しの再生速度を遅くする。コ
マ送りボタンは動画の各場面を一コマずつ再生し、コマ
戻しボタンは動画の各場面を一コマずつ戻す。早送りは
高速で再生し、巻き戻しは高速で逆回しに再生する。ポ
ーズボタンは、動画を一時停止させ、一つの場面を固定
して画面に表示する。
【0107】分解ボタンは、当該ボタンを押した時に再
生されている場面を始点、中間点、又は終点として連続
する何コマかを連続分解写真の形式で表示する。分解ボ
タンを作動させて分解写真を表示させた後、再生ボタン
を作動させると、通常の再生が再開される。なお、図2
0の例では、動画表示画面に図19の場面が再生された
時に分解ボタンを作動させ、図19の場面を中間点とし
て前後数コマ分の場面を表示している。
【0108】動画表示画面にベストショットが現れたと
きに選択ボタンを作動させることによって、ベストショ
ットの静止画データを選択することができる。通常は、
再生ボタンや早送りボタンを押して動画を再生し、ベス
トショットの場面に近づいたらスローやコマ送りにし、
さらにベストショットが現れたときにポーズボタンを押
して望みの画像を固定してから選択ボタンを押すことに
よって、ベストショットの静止画データを容易に選択す
ることができる。再生画面がベストショットを通り過ぎ
てしまった場合には、逆転ボタンや巻き戻しボタンで巻
き戻し、必要に応じて逆スローボタンやコマ戻しボタン
で逆転スピードを遅くしてベストショットが戻ってくる
のを待つことができる。また、動画表示画面に図20に
示すような連続分解写真を表示した場合には、各分解写
真のコマがタッチパネルになっており、好みのコマに手
を触れて指定してから選択ボタンに触れることによっ
て、静止画データを選択できる。
【0109】選択ボタンを作動させて選択し蓄積した静
止画は、向かって右側にあるプレビュー画面に一覧表示
される。各静止画データは、選択した順に早い蓄積順位
が付与され、プレビュー画面の最上段を左から右の方向
に配列され、以後、段を下げて順次左から右方向に配列
される。プレビュー画像をプリントする場合には、この
プレビュー画面に表示された配列が、そのままプレビュ
ー画像における各コマの配列となる。
【0110】選択ボタンを作動させて選択した各静止画
データは、まだ仮に蓄積されている状態である。プレビ
ュー画面に配列された各静止画のコマはタッチパネルボ
タンになっており、気に入らない静止画のコマに手を触
れて指定し削除ボタンに触れることによって削除するこ
とができる(S107、S108、S109)。また、
蓄積順序を変更したい場合には、移動させたいコマに手
を触れて指定し、挿入ボタンに触れ、その後、変更先の
順位にあるコマに手を触れることにより、指定したコマ
を望みの変更先に移動させることができ、他のコマは指
定したコマの移動に応じて繰り上がり又は繰り下がる
(S110、S111、S112)。
【0111】また、蓄積されている静止画データの削除
と順位変更を行った後に、さらに新しい静止画データを
追加選択することができる(S113)。所定の蓄積順
位に静止画データを直接追加したい場合には、先ず挿入
ボタンを押し、次に追加したい順位にあるコマに手を触
れて追加位置を指定し、それから選択ボタンを作動させ
て新しい静止画データを選択することによって、望みの
蓄積順位に静止画データを直接追加できる。
【0112】このようにして、静止画データの取捨選択
と蓄積順位の修正が済んだら、決定ボタンを押し、静止
画データを特定する。静止画データは、プレビュー画面
が一杯になるまでを蓄積することができるが、一杯にな
るまで蓄積する必要はない。図12の画面において標準
プリントを指定した場合でも複数の静止画データを特定
することができ、その場合には後続の工程において複数
の静止画データを並列処理して、場面の異なるショット
画像を独立のプリント物としてプリントできる。また、
図12の画面においてプレビュープリント(4分割画
面)又はプレビュープリント(16分割画面)を指定し
た場合には、指定した分割数分の静止画データを蓄積す
ることができる。例えば、プレビュープリント(4分割
画面)を指定した場合には静止画データを4つまで蓄積
できる。
【0113】静止画データが特定されると、図21又は
図22に示すような操作画面が現れ、出力すべき画像を
確認できると共に、プリント枚数を指定する(S20
1、S202)。図12の操作画面において標準プリン
トを指定した場合には、図21に示すように、特定され
た全静止画のサムネイル画像を一覧表示した操作画面が
現われる。この時の操作画面には、最上段に「プリント
する画像を選んで、枚数を入れて下さい」のメッセージ
が横書きされ、その下側にサムネイル画像が横方向2列
に合計6個配列され、各サムネイル画像には注文枚数の
入力欄が設けられている。サムネイル画像の下側には、
注文枚数を増減するために、「選択画像」の「+」
「−」ボタンと、全画像の「+」「−」ボタンが設けら
れている。画面上いずれかのサムネイル画像に触れて画
像を選択し「選択画像」の「+」「−」ボタンに触れる
ことにより、選択した画像の注文枚数を個別に増減する
ことができる。一方、全画像の「+」「−」ボタンに触
れることにより、画面上に表示されている全画像の注文
枚数を増減できる。
【0114】サムネイル画像の数が多くて一画面に収ま
らない場合には、複数のページに分けて全てのサムネイ
ル画像が列挙されるが、現在画面に現れているページ数
とページを前進後退させる三角形のスクロールボタン
は、画面上、注文枚数を増減するボタンと同じ段に表示
される。また、この時の操作画面の最下段には、「キャ
ンセル」ボタンと「前段階に戻る」ボタンと共に、「決
定」ボタンが設けられている。この操作画面においてプ
リントしたい画像を選択し、各画像のプリント枚数をそ
れぞれ設定し、決定ボタンを押すと、注文内容が確定す
る。
【0115】一方、図12の操作画面においてプレビュ
ープリントを指定した場合には、図22に示すように、
出力すべきプレビュー画像が表示される。なお、この例
では、4分割画面のプレビュー画像が表示されている。
この時の操作画面には、最上段に「プリントする枚数を
入れて下さい」のメッセージが横書きされ、その下側に
4分割画面のプレビュー画像が表示され、プレビュー画
像の下側には、注文枚数を増減するための「+」「−」
ボタンと、枚数入力欄が設けられている。また、この時
の操作画面の最下段には、「キャンセル」ボタンと「前
段階に戻る」ボタンと共に、「決定」ボタンが設けられ
ている。この操作画面においてプリント枚数を設定し決
定ボタンを押すと、注文内容が確定する。
【0116】注文内容が確定すると、図23に示すよう
に料金を請求する案内画面が現れ、課金処理が行われる
(S203)。課金処理の案内画面には、最上段に「お
金を入れて下さい」のメッセージが横書きされ、その下
側に、注文枚数、1枚料金(単価)、合計金額(請求額
合計)、投入料金(投入済みの金額)が上から順次4段
に横書きされる。案内画面の説明に従って硬貨投入口及
び/又は紙幣挿入口に投入した金額が請求額合計に達し
又は超えると、合計金額を確認するだけのモードになっ
ている場合には、釣銭放出口から必要に応じて釣銭が放
出され、図24に示すように課金内容の確認を求める案
内画面が現れる。この時の案内画面には、最上段に「こ
れでよろしければ確認ボタンを押して下さい」のメッセ
ージが横書きされ、その下側に、注文枚数、1枚料金、
合計料金が上から順次3段に横書きされ、最下段に「キ
ャンセル」ボタン、「全画面へ戻る」ボタンと共に、
「確認」ボタンが設けられる。この案内画面において確
認ボタンに触れると課金処理が完了し、次のステップに
移行する。
【0117】課金処理が完了すると、レシートが発行さ
れ、レシート取出口から放出される(S204)。レシ
ートの発行後、画像データの読取り元である記録メディ
アを取り外すための案内画面が現れ、さらに読取り機の
挿入口のシャッタが開放される(S205)。スマート
メディアが挿入されている時の案内画面には、図25に
示すように、最上段に「スマートメディアを取出してプ
リント開始を押して下さい」のメッセージが横書きさ
れ、最下段に「プリント開始」ボタンが設けられてい
る。同様に、CFカードが挿入されている場合には図2
6に示すような案内画面が現われ、フロッピーディスク
が挿入されている場合には図27に示すような案内画面
が現われ、PCカードが挿入されている場合には図28
に示すような案内画面が現われ、CD−ROMが挿入さ
れている場合には図29に示すような案内画面が現われ
る。
【0118】操作画面の案内に従って、読取り機に挿入
されていた記録メディアを取り外し、プリント開始ボタ
ンに触れると、ポスト型画像出力装置23に備えられた
プリンターによりプリントが開始する(S206)。プ
リント処理している間は、図30に示すような案内画面
が現れる。この時の案内画面には、最上段に「プリント
中です」のメッセージが横書きされ、その下側にプリン
ト中の画像が表示され、画像の下側には、プリント処理
のおおよその進行状況を示すタイムラインが点灯する。
そして、プリント処理が終了すると、ショット画像のプ
リント物がプリント物取出口(標準サイズプリント)か
ら放出され、図31に示すような終了画面が現れる。こ
の終了画面は、しばらくするとスタート画面に復帰す
る。
【0119】なお、図11の操作画面においてオリジナ
ルデータとして静止画像を指定した場合には、記録メデ
ィアに記録されている静止画像の全てが読み取られ、図
21に示すような操作画面が現れてサムネイル画像の形
式で一覧表示され、プリントしたい画像を選択し、各画
像ごとにプリント枚数を指定できる。
【0120】次に、「フレーム合成」を選択した場合の
手順を説明する。前記図10のメインメニュー画面にお
いて「フレーム合成」の位置に手を触れると、図7及び
図6に示すような「フレーム合成」の手順がスタートす
る(S301)。なお、「フレーム合成」の手順がスタ
ートした以降に表示される各操作画面には、原則的に
「キャンセル」ボタンと「前画面に戻る」ボタンが用意
されていて、「キャンセル」ボタンを押すとスタート画
面に戻り、「前画面に戻る」ボタンを押すと一段階前の
操作画面に戻り、操作をやり直すことができる。
【0121】「フレーム合成」の手順がスタートする
と、既述の図11に示すように、オリジナルデータの種
類を指定する操作画面が表示され、静止画像又は動画の
うちのいずれかを指定することができる(S302)。
この画面において動画データを指定すると、図13に示
すように、画像データの読取り元を列挙した操作画面が
表示され、いずれかの読取り元を選択することができる
(S303)。なお、この例では「フレーム合成」の手
順においては標準プリントしか行えないため図12の操
作画面が省略されるが、フレーム合成の手順においてプ
レビュー画像を編集できるように設定することもでき
る。この操作画面において、いずれかのタッチパネルボ
タンに手を触れると、読取り元が選択され、記録メディ
アを挿入することができ、動画データの読み取りが行わ
れる(S304)。
【0122】動画データの読取が終了すると、図19に
示すように、動画中に含まれている無数の場面からベス
トショットを特定する操作画面が現われ、静止画データ
を選択することができる(S305〜S313)。この
静止画データを特定する工程は、デジタルフォトの手順
におけるのと同様である。
【0123】静止画データが特定されると、図32に示
すようにフレームを列挙した操作画面が表示され、いず
れかのフレームを選択することができる(S314)。
この時の操作画面には、最上段に「お好きなフレームデ
ザインを選んで下さい」のメッセージが横書きされ、メ
ッセージの下側に、フレームデザインが列挙され、最下
段に「キャンセル」ボタン、「全画面へ戻る」ボタン、
「拡大表示」ボタン、「決定」ボタンが設けられてい
る。フレームデザインは素材データベースから呼び出さ
れて画面に表示される。
【0124】画面に表示されているフレームの一つに触
れてから拡大表示ボタンに触れると、図33に示すよう
に、選択したフレームの拡大イメージが表示される。こ
の時の操作画面には、最上段に「よろしければ確認ボタ
ンを押して下さい」のメッセージが横書きされ、メッセ
ージの下側に、拡大されたフレームデザインが表示さ
れ、最下段に「キャンセル」ボタン、「全画面へ戻る」
ボタンと共に、「確認」ボタンが設けられている。拡大
したフレームが気に入らない場合には全画面へ戻るボタ
ンに触れることによりフレームを一覧表示する画面に戻
し、別のフレームを選択することができる。
【0125】図32の画面においてフレームを選択して
直ちに決定ボタンに触れるか、或いは、図33の画面で
拡大イメージを表示させてから確認ボタンに触れると、
使用するフレームが確定する。なお、図32の画面にお
いて「フレーム無し」を選択した場合には、デジタルフ
ォトの通常プリントを行う手順になるので、直ちに図2
1に示す画面が表示される。
【0126】フレームが確定すると、図34に示すよう
な操作画面が現れ、合成された画像が表示されると共
に、静止画とフレームのサイズ及び位置を調整できる
(S315、S316)。この時の操作画面は左右に分
割され、当該操作画面の向かって左側には、最上段に
「デザインに合わせて画像の位置と大きさを調整して下
さい」のメッセージが横書きされ、メッセージの下側に
は編集の対象となっている静止画データとフレームの合
成画像を表示する編集画面が設けられ、その下には拡大
縮小と移動のタッチパネルボタン群が設けられている。
一方、操作画面の向かって右側には合成画像のプレビュ
ー画面が表示されている。さらに、最下段には「キャン
セル」ボタン、「前画面に戻る」ボタン、「元に戻す」
ボタン、「確認」ボタンが設けられている。
【0127】この操作画面において、プレビュー画面の
各コマはタッチパネルとなっており、いずれかのコマに
手を触れて指定すると編集画面に表示され、拡大用ボタ
ン又は縮小用ボタンに触れることで読み取った画像の大
きさを変更してフレームに合わせることができ、上下左
右の各移動ボタンに触れることで画像の位置をフレーム
に合わせることができる。元に戻すボタンに触れると、
元の画像サイズと位置に戻る。同様の操作を行って、各
静止画データについて個々に編集作業を行うことができ
る。但し、複数の静止画データが蓄積されている場合に
は、いずれか一つを代表にして画像編集を行うように設
定することも可能であり、特に、後述するシールプリン
トを含むプレビュー画像の各コマにフレームを合成する
場合には、そのような設定が有効である。
【0128】合成画像が確定すると、図21に示すのと
同様の操作画面が現われ、出力すべき画像を確認できる
と共に、プリント枚数を設定することができる(S20
1、S202)。これ以降は、デジタルフォトの手順に
おけるのと同様に図6に示す工程を行い、フレームを合
成したショット画像のプリント物が得られる(S203
〜S206)。
【0129】次に、「シール」を選択した場合の手順を
説明する。前記のメインメニュー画面において「シー
ル」の位置に手を触れると、図8及び図6に示すような
「シール」の手順がスタートし(S401)、複数の小
画面に分割されたプリカットシールが得られる。なお、
「シール」の手順がスタートした以降に表示される各操
作画面には、原則的に「キャンセル」ボタンと「前画面
に戻る」ボタンが用意されていて、「キャンセル」ボタ
ンを押すとスタート画面に戻り、「前画面に戻る」ボタ
ンを押すと一段階前の操作画面に戻り、操作をやり直す
ことができる。
【0130】「シール」の手順がスタートすると、既述
の図11に示すように、オリジナルデータの種類を指定
する操作画面が表示され、静止画像又は動画のうちのい
ずれかを指定することができる(S402)。この画面
において動画データを指定すると、図35に示すよう
に、同じ場面の小画面のみプリントするのか、場面の異
なる小画面をプリントするのかを指定する操作画面が現
れる(S403)。この時の画面には、最上段に「どち
らのシールをつくりますか?」のメッセージが横書きさ
れ、その下側に、「同じ画面の16分割シールを作る」
選択肢のタッチパネルボタンと「場面を変えて」16分
割シールを作る」選択肢のタッチパネルボタンが2段に
配列され、最下段に「キャンセル」ボタン、「前画面に
戻る」ボタン、「決定」ボタンが設けられている。この
操作画面でいずれかを選択すると、図13に示すよう
に、画像データの読取り元を列挙した操作画面が表示さ
れ、いずれかの読取り元を選択することができる(S4
04)。この操作画面において、いずれかのタッチパネ
ルボタンに手を触れると、読取り元が選択され、記録メ
ディアを挿入することができ、動画データの読み取りが
行われる(S405)。
【0131】動画データの読取が終了すると、図19に
示すように、動画中に含まれている無数の場面からベス
トショットを特定する操作画面が現われ、静止画データ
を選択することができる(S406〜S413)。図3
5の操作画面において、同じ場面の小画面のみプリント
することを選択した場合には、静止画データを一つだけ
特定する。また、図35の操作画面において、場面の異
なる小画面をプリントすることを選択した場合には、静
止画データを16個まで特定できる。この静止画データ
を特定する工程は、デジタルフォトの手順におけるのと
同様である。
【0132】静止画データが特定されると、図32に示
すようにフレームを列挙した操作画面が表示され、操作
画面の案内に従ってフレームを選択し、各小画面にフレ
ームを合成することができる(S415〜S417)。
但し、フレーム無しのタッチパネルボタンを選択した場
合には、フレーム合成の工程を省略できる。「シール」
の手順においても、「フレーム合成」の手順におけるの
と同様にしてフレーム合成を行うことができる。
【0133】合成画像が確定すると、図21に示すのと
同様の操作画面が現われ、出力すべき画像を確認できる
と共に、プリント枚数を設定することができる(S20
1、S202)。これ以降は、デジタルフォトの手順に
おけるのと同様に図6に示す工程を行い、フレームを合
成した小画面のショット画像を配列したプリカットシー
ルのプリント物が得られる(S203〜S206)。
【0134】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る動画
ショットプリントシステムによれば、動画データを手軽
に処理することができ、動画に含まれるショット画像を
そのまま、或いは、選択したショット画像に高度の画像
処理を施してプリントすることができるので付加価値の
高い画像プリントシステム及びプリント物が提供され
る。
【0135】本発明に係る動画ショットプリントシステ
ムによれば、ユーザーが有するオリジナルの動画コンテ
ンツ及び/又は静止画コンテンツと、プリントシステム
側で保有又は独自に入手可能な動画コンテンツ及び/又
は静止画コンテンツを自由に組み合わせて、新しい画像
を手軽且つ容易に合成し、プリントすることができる。
【0136】また、上記したようなポスト型画像出力装
置で動画データの所有者が自分で動画データからショッ
ト画像を特定できるようになれば、外出先で動画データ
からショット画像を手軽にプリントすることができて便
利であり、動画データから静止画データを特定してラボ
に持ち込んだり、ラボの従業者に動画を再生して見せて
プリントしたい場面を指し示すなどの煩雑さも生じなく
なる。
【0137】また、ポスト型画像出力装置には業務用の
高度な画像処理システム及び高性能又は特殊用途のプリ
ンターを組み込むことができるので、このようなポスト
型画像出力装置を利用することによって、動画データの
所有者が自らの手で自由に動画のショット画像に高度な
編集を施したり、或いは、動画のショット画像を特殊な
物品にプリントでき、家庭にあるパソコンやプリンター
では作成困難な動画ショットのプリント物を手軽に作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
概要を示す説明図である。
【図2】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一態様を示す説明図である。
【図3】本発明に係る画像プリントサービスシステムを
実施する装置の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例において、デジタルフォトの手順の前半を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例において、デジタルフォトの手順の後半を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例において、フレーム合成の手順の前半を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例において、シールプリントの手順の前半を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明に係る画像プリントサービスシステムの
一例において、スタート画面である。
【図10】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、メインメニュー画面である。
【図11】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、オリジナルデータの種類の指定する画
面である。
【図12】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、出力したいプリント物を指定する画面
である。
【図13】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、画像データの読取り元を選択する画面
である。
【図14】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、スマートメディア挿入方法の画面であ
る。
【図15】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、コンパクトフラッシュカード挿入方法
の画面である。
【図16】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、フロッピーディスク挿入方法の画面で
ある。
【図17】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、PCカード挿入方法の画面である。
【図18】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、CD−ROM挿入方法の画面である。
【図19】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、動画データから静止画データを特定す
るための画面である。
【図20】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、動画データから静止画データを特定す
るための別の画面である。
【図21】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、画像のプリント枚数を設定する画面で
ある。
【図22】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、画像のプリント枚数を設定する別の画
面である。
【図23】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、料金支払を案内する画面である。
【図24】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、料金の確認を求める画面である。
【図25】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、スマートメディアの外しを促す画面で
ある。
【図26】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、コンパクトフラッシュカードの外しを
促す画面である。
【図27】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、フロッピーディスクの外しを促す画面
である。
【図28】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、PCカードの取外しを促す画面であ
る。
【図29】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、CD−ROMの外しを促す画面であ
る。
【図30】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、プリント実行中の案内画面である。
【図31】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、終了画面である。
【図32】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、フレーム合成及びシールプリントで用
いるフレームのサムネイル画像表示画面である。
【図33】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、選択したフレームの拡大表示画面であ
る。
【図34】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、フレーム合成の合成画像を調整する操
作画面である。
【図35】本発明に係る画像プリントサービスシステム
の一例において、出力したいプリント物を指定する画面
である。
【符号の説明】
1…動画データ入手手段 2…静止画データ特定手段 3…注文内容入力手段 4…出力内容指示データ生成手段 5…プリント手段 6、7…動画ソース 8…注文内容 9…プリント物 10…動画データ 11…静止画データ 12…注文内容 13…出力内容指示データ 14…出力すべき画像データ 15…その他の条件 16…画像データ入力手段 17…記録媒体 18…動画再生手段 18a…再生速度制御手段 18b…分解写真生成手段 18c…ポーズ手段 19…静止画選択手段 20…静止画データ蓄積手段 20a…蓄積調整手段 20b…プレビュー表示手段 21…編集手段 22…課金手段 23…ポスト型画像出力装置 24…タッチパネル付きモニター 25…フロッピーディスク挿入口 26…CD−ROM挿入口 27…PCカード挿入口 28…スマートメディア挿入口 29…コンパクトフラッシュ挿入口 30…スキャナの読み取り面 31…メンテナンスキー 32…スピーカ 33…硬貨投入口 34…硬貨返却レバー 35…紙幣挿入口 36…釣銭返却口 37…レシート取出口 38…プリント物(標準サイズプリント用)取出口 39…プリント物(プリカットシール用)取出口 40…前面ドア開閉キー 41…制御部 42…ハードディスク 43…CD−ROM読取装置 44…画像データ読取装置 45…シャッタ 46…コインメック 47…ビルバリ 48…レシートジャーナル処理部 49…プリンタ 50…プリンタ 51…本体部のバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 直司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA30 5C052 AA11 DD02 FA01 FA03 FA04 FB01 FB05 FD07 FE08 5C053 FA04 FA05 FA07 JA16 LA01 LA03 LA04 LA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画データを入手する動画データ入手手
    段と、 入手した動画データ中に記録されている動画の一場面を
    静止画データとして特定する静止画データ特定手段と、 出力すべき画像に関する注文内容を入力する注文内容入
    力手段と、 特定された前記静止画データと前記注文内容に基づい
    て、出力すべき画像及び付随する条件を記録した出力内
    容指示データを生成する出力内容指示データ生成手段
    と、 前記出力内容指示データに従って画像のプリント物をプ
    リントするプリント手段と、を備えることを特徴とする
    動画ショットプリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記出力内容指示データ生成手段は、特
    定された前記静止画データを加工して出力すべき画像を
    編集する編集手段を含んでいることを特徴とする、請求
    項1に記載の動画ショットプリントシステム。
  3. 【請求項3】 前記動画データ入手手段として動画デー
    タを入力する動画データ入力手段を備えると共に、静止
    画データを入力する静止画データ入力手段をさらに備え
    ていることを特徴とする、請求項2に記載の動画ショッ
    トプリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記動画データ入手手段として動画デー
    タを入力する動画データ入力手段を備えると共に、静止
    画データを蓄積する静止画データベースをさらに備えて
    いることを特徴とする、請求項2に記載の動画ショット
    プリントシステム。
  5. 【請求項5】 前記動画データ入手手段として動画デー
    タを蓄積する動画データベースを備えると共に、静止画
    データを入力する静止画データ入手手段をさらに備えて
    いることを特徴とする、請求項2に記載の動画ショット
    プリントシステム。
  6. 【請求項6】 前記動画データ入手手段として動画デー
    タを蓄積する動画データベースを備えると共に、静止画
    データを蓄積する静止画データベースをさらに備えてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の動画ショットプ
    リントシステム。
  7. 【請求項7】 前記動画データ入手手段として、動画デ
    ータを入力する動画データ入力手段、及び、動画データ
    を蓄積する動画データベースを備えていることを特徴と
    する、請求項2に記載の動画ショットプリントシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記静止画データ特定手段は、入力され
    た動画データから動画を再生し表示する動画再生手段
    と、前記動画再生手段に表示されている場面を静止画デ
    ータとして選択する静止画選択手段とを備えていること
    を特徴とする、請求項1乃至7いずれかに記載の動画シ
    ョットプリントシステム。
  9. 【請求項9】 前記動画再生手段は、さらに、再生速度
    を任意のタイミングでスロー又はコマ送りとする再生速
    度制御手段を含んでいることを特徴とする、請求項8に
    記載の動画ショットプリントシステム。
  10. 【請求項10】 前記動画再生手段は、さらに、動画を
    任意のタイミングで分解写真に変換する分解写真生成手
    段を含んでいることを特徴とする、請求項8又は9に記
    載の動画ショットプリントシステム。
  11. 【請求項11】 前記動画再生手段は、さらに、再生中
    の動画を任意のタイミングで停止できるポーズ手段を含
    んでいることを特徴とする、請求項8乃至10いずれか
    に記載の動画ショットプリントシステム。
  12. 【請求項12】 前記静止画データ特定手段は、2以上
    の静止画データを各静止画データの特定時期が早い順に
    蓄積順位を付して蓄積できる静止画データ蓄積手段をさ
    らに備えていることを特徴とする、請求項1乃至11い
    ずれかに記載の動画ショットプリントシステム。
  13. 【請求項13】 前記静止画データ蓄積手段は、蓄積さ
    れた静止画データの一部又は全部を削除し、又は、蓄積
    順位を変更する、蓄積調整手段を含むことを特徴とす
    る、請求項12に記載の動画ショットプリントシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記静止画データ蓄積手段は、蓄積し
    た静止画データの画像を蓄積順に配列して表示するプレ
    ビュー表示手段を含むことを特徴とする、請求項12又
    は13に記載の動画ショットプリントシステム。
  15. 【請求項15】 前記編集手段は、前記静止画データ蓄
    積手段に蓄積された2以上の静止画データを、それぞれ
    独立したプリント物に出力すべき画像として編集し得る
    ものであることを特徴とする、請求項12乃至14いず
    れかに記載の動画ショットプリントシステム。
  16. 【請求項16】 前記編集手段は、前記静止画データ蓄
    積手段に蓄積された2以上の静止画データを一画面に配
    列するプレビュー画像を、出力すべき画像として編集し
    得るものであることを特徴とする、請求項12乃至15
    いずれかに記載の動画ショットプリントシステム。
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