JP2002215698A - レイアウト作成方法およびその装置 - Google Patents
レイアウト作成方法およびその装置Info
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- JP2002215698A JP2002215698A JP2001006794A JP2001006794A JP2002215698A JP 2002215698 A JP2002215698 A JP 2002215698A JP 2001006794 A JP2001006794 A JP 2001006794A JP 2001006794 A JP2001006794 A JP 2001006794A JP 2002215698 A JP2002215698 A JP 2002215698A
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- Japan
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- flow line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 厨房などのレイアウト設計において、視覚的
にレイアウトの評価を行い、最適設計を行うための時間
を短縮する。 【解決手段】 施設で使用される設備の属性を示す設備
情報112と、施設における複数の設備の位置を示す位
置情報111と、施設で生産または加工される複数の対
象物が設備を移動する経路を示す経路情報113と、対
象物が施設から出荷される量を示す出荷情報114とを
格納した記憶部101と、指定された対象物の経路情報
および出荷情報と、位置情報とに基づいて、指定された
対象物の動線を表す動線情報を計算する計算部103
と、設備情報と位置情報とに基づいて、施設における複
数の設備の配置を表示し、計算部で計算された動線情報
に基づいて動線を設備の配置に併せて表示する表示部1
05とを備えた。
にレイアウトの評価を行い、最適設計を行うための時間
を短縮する。 【解決手段】 施設で使用される設備の属性を示す設備
情報112と、施設における複数の設備の位置を示す位
置情報111と、施設で生産または加工される複数の対
象物が設備を移動する経路を示す経路情報113と、対
象物が施設から出荷される量を示す出荷情報114とを
格納した記憶部101と、指定された対象物の経路情報
および出荷情報と、位置情報とに基づいて、指定された
対象物の動線を表す動線情報を計算する計算部103
と、設備情報と位置情報とに基づいて、施設における複
数の設備の配置を表示し、計算部で計算された動線情報
に基づいて動線を設備の配置に併せて表示する表示部1
05とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイアウト作成方
法およびその装置に関し、より詳細には、視覚的にレイ
アウトの評価を行い、効率よく最適設計を行うためのレ
イアウト作成方法およびその装置に関する。
法およびその装置に関し、より詳細には、視覚的にレイ
アウトの評価を行い、効率よく最適設計を行うためのレ
イアウト作成方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産設備のレイアウト設計においては、
効率的な生産を実現するために、生産する物と、生産に
従事する者の動線を考慮した設計がなされている。生産
物は、生産設備の中を最短経路で移動し、従事者の作業
に伴う移動量は、最小であることが望ましい。それぞれ
の動線が短く、複数の動線が交錯しないように設備の配
置を行うことが一般的に行われている。
効率的な生産を実現するために、生産する物と、生産に
従事する者の動線を考慮した設計がなされている。生産
物は、生産設備の中を最短経路で移動し、従事者の作業
に伴う移動量は、最小であることが望ましい。それぞれ
の動線が短く、複数の動線が交錯しないように設備の配
置を行うことが一般的に行われている。
【0003】一方、業務用の厨房や食品加工工場は、電
子部品などの工業製品を製造する工場とは異なり、生産
・加工するものが多品種にわたり、品種ごとの生産量・
加工量が極めて少なく、生産サイクル・加工サイクルも
極めて短いという特徴を有している。従って、レイアウ
ト設計においては、生産・加工に使用される設備の配置
を、多品種・少量生産に適した形で配置することが望ま
しい。
子部品などの工業製品を製造する工場とは異なり、生産
・加工するものが多品種にわたり、品種ごとの生産量・
加工量が極めて少なく、生産サイクル・加工サイクルも
極めて短いという特徴を有している。従って、レイアウ
ト設計においては、生産・加工に使用される設備の配置
を、多品種・少量生産に適した形で配置することが望ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、品種ご
とにすべての動線を考慮してレイアウト設計をおこなう
際に、定量的な評価が得られても、視覚的にレイアウト
の評価を行うことができず、最適設計に多くの時間を費
やさなければならないという問題があった。
とにすべての動線を考慮してレイアウト設計をおこなう
際に、定量的な評価が得られても、視覚的にレイアウト
の評価を行うことができず、最適設計に多くの時間を費
やさなければならないという問題があった。
【0005】また、レストランなどの厨房やスーパー・
マーケットの食品売り場に設けられた厨房などにおいて
は、1日の時間帯によって、生産・加工するものの品種
が異なり、生産量・加工量も変動する。しかし、時間帯
ごとに動線を考慮したレイアウト設計を行うためには、
最適設計にさらに多くの時間を費やす必要があった。
マーケットの食品売り場に設けられた厨房などにおいて
は、1日の時間帯によって、生産・加工するものの品種
が異なり、生産量・加工量も変動する。しかし、時間帯
ごとに動線を考慮したレイアウト設計を行うためには、
最適設計にさらに多くの時間を費やす必要があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、視覚的にレイアウ
トの評価を行うことができ、最適設計を効率よく行うた
めのレイアウト作成方法およびその装置を提供すること
にある。
たもので、その目的とするところは、視覚的にレイアウ
トの評価を行うことができ、最適設計を効率よく行うた
めのレイアウト作成方法およびその装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、施設に
おける複数の設備の位置を示す位置情報と、前記施設で
生産または加工される複数の対象物が前記設備を移動す
る経路を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出
荷される量を示す出荷情報とに基づいて、前記対象物の
動線を表す動線情報を計算する計算ステップと、前記設
備の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づいて、
前記施設における複数の前記設備の配置を表示し、前記
計算ステップで計算された前記動線情報に基づいて前記
動線を前記設備の配置に併せて表示する表示ステップと
を備えることを特徴とする。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、施設に
おける複数の設備の位置を示す位置情報と、前記施設で
生産または加工される複数の対象物が前記設備を移動す
る経路を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出
荷される量を示す出荷情報とに基づいて、前記対象物の
動線を表す動線情報を計算する計算ステップと、前記設
備の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づいて、
前記施設における複数の前記設備の配置を表示し、前記
計算ステップで計算された前記動線情報に基づいて前記
動線を前記設備の配置に併せて表示する表示ステップと
を備えることを特徴とする。
【0008】この方法によれば、動線を考慮したレイア
ウト設計を行う際に、視覚的にレイアウトの評価を行う
ことができるので、最適設計を効率よく行うことができ
る。
ウト設計を行う際に、視覚的にレイアウトの評価を行う
ことができるので、最適設計を効率よく行うことができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記設備の配置における前記設備の位置を変更する
変更入力ステップと、該変更入力ステップで変更された
前記設備の前記位置情報を変更するデータ処理ステップ
とを備え、前記計算ステップは、前記データ処理ステッ
プで変更された位置情報に基づいて変更後の動線情報を
計算し、前記表示ステップは、前記計算ステップで計算
された前記変更後の動線情報に基づいて動線を表示する
ことを特徴とする。
て、前記設備の配置における前記設備の位置を変更する
変更入力ステップと、該変更入力ステップで変更された
前記設備の前記位置情報を変更するデータ処理ステップ
とを備え、前記計算ステップは、前記データ処理ステッ
プで変更された位置情報に基づいて変更後の動線情報を
計算し、前記表示ステップは、前記計算ステップで計算
された前記変更後の動線情報に基づいて動線を表示する
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記出荷情報は、1日の指定された時間帯
ごとの出荷量を含み、前記計算ステップは、前記時間帯
ごとに前記動線情報を計算し、前記表示ステップは、前
記時間帯ごとに前記動線を表示することを特徴とする。
2において、前記出荷情報は、1日の指定された時間帯
ごとの出荷量を含み、前記計算ステップは、前記時間帯
ごとに前記動線情報を計算し、前記表示ステップは、前
記時間帯ごとに前記動線を表示することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3において、前記出荷情報は、前記対象物ごとの運
搬単位数量を含み、前記計算ステップは、前記位置情報
に基づいて複数の前記設備の間の設備間距離を算出し、
前記運搬単位数量に前記設備間距離を乗じた運搬強度を
算出して前記動線情報に含め、前記表示ステップは、前
記動線情報に含まれる前記運搬強度に基づいて、表示す
る前記動線の種類を変えることを特徴とする。
たは3において、前記出荷情報は、前記対象物ごとの運
搬単位数量を含み、前記計算ステップは、前記位置情報
に基づいて複数の前記設備の間の設備間距離を算出し、
前記運搬単位数量に前記設備間距離を乗じた運搬強度を
算出して前記動線情報に含め、前記表示ステップは、前
記動線情報に含まれる前記運搬強度に基づいて、表示す
る前記動線の種類を変えることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の前記計算ステップは、複数の前記対象物の前記動線情
報に含まれる前記運搬強度の総計を算出することを特徴
とする。
の前記計算ステップは、複数の前記対象物の前記動線情
報に含まれる前記運搬強度の総計を算出することを特徴
とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、施設で使用され
る設備の属性を示す設備情報と、前記施設における複数
の前記設備の位置を示す位置情報と、前記施設で生産ま
たは加工される複数の対象物が前記設備を移動する経路
を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出荷され
る量を示す出荷情報とを格納した記憶手段と、指定され
た対象物の前記経路情報および前記出荷情報と、前記位
置情報とに基づいて、前記指定された対象物の動線を表
す動線情報を計算する計算手段と、前記設備情報と前記
位置情報とに基づいて、前記施設における複数の前記設
備の配置を表示し、前記計算手段で計算された前記動線
情報に基づいて前記動線を前記設備の配置に併せて表示
する表示手段とを備えたことを特徴とする。
る設備の属性を示す設備情報と、前記施設における複数
の前記設備の位置を示す位置情報と、前記施設で生産ま
たは加工される複数の対象物が前記設備を移動する経路
を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出荷され
る量を示す出荷情報とを格納した記憶手段と、指定され
た対象物の前記経路情報および前記出荷情報と、前記位
置情報とに基づいて、前記指定された対象物の動線を表
す動線情報を計算する計算手段と、前記設備情報と前記
位置情報とに基づいて、前記施設における複数の前記設
備の配置を表示し、前記計算手段で計算された前記動線
情報に基づいて前記動線を前記設備の配置に併せて表示
する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、動線を考慮したレイア
ウト設計を行う際に、視覚的にレイアウトの評価を行う
ことができるので、最適設計を効率よく行うことができ
る。
ウト設計を行う際に、視覚的にレイアウトの評価を行う
ことができるので、最適設計を効率よく行うことができ
る。
【0015】請求項7に記載の発明は、施設における複
数の設備のレイアウトを作成するためのレイアウト作成
装置を制御するプログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記施設における複数の前記設備の位置を示す位置
情報と、前記施設で生産または加工される複数の対象物
が前記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記対象
物が前記施設から出荷される量を示す出荷情報とに基づ
いて、前記対象物の動線を表す動線情報を計算する計算
ステップと、前記設備の属性を示す設備情報と前記位置
情報とに基づいて、前記施設における複数の前記設備の
配置を表示し、前記計算ステップで計算された前記動線
情報に基づいて前記動線を前記設備の配置に併せて表示
する表示ステップとをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であることを特徴とする。
数の設備のレイアウトを作成するためのレイアウト作成
装置を制御するプログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記施設における複数の前記設備の位置を示す位置
情報と、前記施設で生産または加工される複数の対象物
が前記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記対象
物が前記施設から出荷される量を示す出荷情報とに基づ
いて、前記対象物の動線を表す動線情報を計算する計算
ステップと、前記設備の属性を示す設備情報と前記位置
情報とに基づいて、前記施設における複数の前記設備の
配置を表示し、前記計算ステップで計算された前記動線
情報に基づいて前記動線を前記設備の配置に併せて表示
する表示ステップとをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であることを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、施設における複
数の設備のレイアウトを作成するためのレイアウト作成
装置を制御するプログラムであって、前記施設における
複数の前記設備の位置を示す位置情報と、前記施設で生
産または加工される複数の対象物が前記設備を移動する
経路を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出荷
される量を示す出荷情報とに基づいて、前記対象物の動
線を表す動線情報を計算する計算ステップと、前記設備
の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づいて、前
記施設における複数の前記設備の配置を表示し、前記計
算ステップで計算された前記動線情報に基づいて前記動
線を前記設備の配置に併せて表示する表示ステップとを
コンピュータに実行させるためのプログラムであること
を特徴とする。
数の設備のレイアウトを作成するためのレイアウト作成
装置を制御するプログラムであって、前記施設における
複数の前記設備の位置を示す位置情報と、前記施設で生
産または加工される複数の対象物が前記設備を移動する
経路を示す経路情報と、前記対象物が前記施設から出荷
される量を示す出荷情報とに基づいて、前記対象物の動
線を表す動線情報を計算する計算ステップと、前記設備
の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づいて、前
記施設における複数の前記設備の配置を表示し、前記計
算ステップで計算された前記動線情報に基づいて前記動
線を前記設備の配置に併せて表示する表示ステップとを
コンピュータに実行させるためのプログラムであること
を特徴とする。
【0017】なお、請求項2ないし5のいずれかに記載
の発明が、請求項6に記載のレイアウト作成装置、請求
項7に記載の記録媒体または請求項8に記載のプログラ
ムのいずれかに適用できることは言うまでもない。
の発明が、請求項6に記載のレイアウト作成装置、請求
項7に記載の記録媒体または請求項8に記載のプログラ
ムのいずれかに適用できることは言うまでもない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
の実施形態について詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成装置を示したブロック図である。レイアウト
作成装置100は、レイアウト作成に必要なファイルが
格納された記憶部101と、ファイルに格納されたデー
タの処理を行うデータ処理部102と、データ処理部1
02の制御によってデータの計算処理を行う計算部10
3とを備えている。また、データ処理部102にデータ
の入力を行うための入力部104と、データ処理部10
2から出力されたデータの表示を行う表示部105とを
備え、入力部104にはマウス141とキーボード14
2が、表示部105にはディスプレイ151がそれぞれ
接続されている。
アウト作成装置を示したブロック図である。レイアウト
作成装置100は、レイアウト作成に必要なファイルが
格納された記憶部101と、ファイルに格納されたデー
タの処理を行うデータ処理部102と、データ処理部1
02の制御によってデータの計算処理を行う計算部10
3とを備えている。また、データ処理部102にデータ
の入力を行うための入力部104と、データ処理部10
2から出力されたデータの表示を行う表示部105とを
備え、入力部104にはマウス141とキーボード14
2が、表示部105にはディスプレイ151がそれぞれ
接続されている。
【0020】記憶部101は、レイアウトを作成する施
設の全体構成と、施設における複数の設備の位置を示す
位置情報とが格納された全体構成ファイル111と、施
設で使用される設備の属性などが格納された設備モデル
ファイル112と、生産物または加工の対象物や従事者
などの施設における移動経路が格納された経路モデルフ
ァイル113と、生産物または加工の対象物の出荷情報
として売上データが格納された売上モデルファイル11
4とから構成されている。
設の全体構成と、施設における複数の設備の位置を示す
位置情報とが格納された全体構成ファイル111と、施
設で使用される設備の属性などが格納された設備モデル
ファイル112と、生産物または加工の対象物や従事者
などの施設における移動経路が格納された経路モデルフ
ァイル113と、生産物または加工の対象物の出荷情報
として売上データが格納された売上モデルファイル11
4とから構成されている。
【0021】このような構成により、レイアウト作成装
置100を使用するユーザは、マウス141またはキー
ボード142から、入力部104を介してデータ処理部
102に、レイアウトに必要なデータを入力する。デー
タ処理部102は、入力されたデータの処理を行って、
記憶部101に必要なファイルを作成する。データ処理
部102は、記憶部101に格納されたファイルから必
要なデータを取りだして、計算部103で計算を行い、
レイアウト設計に必要な画面データを作成する。データ
処理部102で作成された画面データは、表示部105
に送られ、表示部105は、画像データの変換を行って
ディスプレイ151上に表示する。
置100を使用するユーザは、マウス141またはキー
ボード142から、入力部104を介してデータ処理部
102に、レイアウトに必要なデータを入力する。デー
タ処理部102は、入力されたデータの処理を行って、
記憶部101に必要なファイルを作成する。データ処理
部102は、記憶部101に格納されたファイルから必
要なデータを取りだして、計算部103で計算を行い、
レイアウト設計に必要な画面データを作成する。データ
処理部102で作成された画面データは、表示部105
に送られ、表示部105は、画像データの変換を行って
ディスプレイ151上に表示する。
【0022】図2は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法を示したフローチャートである。レイア
ウト作成装置100を立ち上げると、データ処理部10
2は、表示部105を介してディスプレイ151上に作
業選択画面を表示し、ユーザが新規作成作業を選択する
と、メニュー画面がディスプレイ151上に表示される
(S201)。
アウト作成方法を示したフローチャートである。レイア
ウト作成装置100を立ち上げると、データ処理部10
2は、表示部105を介してディスプレイ151上に作
業選択画面を表示し、ユーザが新規作成作業を選択する
と、メニュー画面がディスプレイ151上に表示される
(S201)。
【0023】図3は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法におけるメニュー画面を示した図であ
る。メニュー画面300は、レイアウト作成方法のフロ
ーに従ってメニュー項目が並べられている。最初に、レ
イアウトを作成する施設の全体構成である全体図を作成
する(S202)。ユーザは、メニュー画面300上
で、マウス141などを利用して、全体図作成画面ボタ
ン301を押下する。次に、施設で使用される設備の設
備モデルを作成する(S203)。ユーザは、メニュー
画面300上で、設備作成画面ボタン302を押下す
る。
アウト作成方法におけるメニュー画面を示した図であ
る。メニュー画面300は、レイアウト作成方法のフロ
ーに従ってメニュー項目が並べられている。最初に、レ
イアウトを作成する施設の全体構成である全体図を作成
する(S202)。ユーザは、メニュー画面300上
で、マウス141などを利用して、全体図作成画面ボタ
ン301を押下する。次に、施設で使用される設備の設
備モデルを作成する(S203)。ユーザは、メニュー
画面300上で、設備作成画面ボタン302を押下す
る。
【0024】同様にして、生産物などの動線に関する経
路モデルを作成し(S204)、生産物などの売上デー
タが格納された売上モデルを作成し(S205)、最後
に、入力されたデータに基づいて、レイアウトを作成す
る(S206)。ユーザは、それぞれメニュー画面30
0上で、経路入力画面ボタン303、売れ情報入力画面
ボタン304、レイアウト作成画面ボタン305を押下
する。なお、作業選択画面に戻る場合には、ユーザは、
作業選択画面に戻るボタン306を押下する。
路モデルを作成し(S204)、生産物などの売上デー
タが格納された売上モデルを作成し(S205)、最後
に、入力されたデータに基づいて、レイアウトを作成す
る(S206)。ユーザは、それぞれメニュー画面30
0上で、経路入力画面ボタン303、売れ情報入力画面
ボタン304、レイアウト作成画面ボタン305を押下
する。なお、作業選択画面に戻る場合には、ユーザは、
作業選択画面に戻るボタン306を押下する。
【0025】図4は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法における全体図作成画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、全体図作成画
面ボタン301を押下すると、データ処理部102は、
ディスプレイ151上に全体図作成画面400を表示す
る。全体図作成画面400は、施設名や縮尺などの施設
属性情報401と、設備を配置するレイアウト・エリア
402と、レイアウトする設備の属性を決めるツール・
エリア403とを備えている。
アウト作成方法における全体図作成画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、全体図作成画
面ボタン301を押下すると、データ処理部102は、
ディスプレイ151上に全体図作成画面400を表示す
る。全体図作成画面400は、施設名や縮尺などの施設
属性情報401と、設備を配置するレイアウト・エリア
402と、レイアウトする設備の属性を決めるツール・
エリア403とを備えている。
【0026】ユーザは、マウス141などを利用して、
入力部104を介してデータ処理部102に、レイアウ
トに必要な設備を入力する。例えば、図4には、厨房4
21の中に、カウンタ422と、作業台423a,42
3bとが、ツール・エリア403で指定された属性でレ
イアウト・エリア402に描画されている。
入力部104を介してデータ処理部102に、レイアウ
トに必要な設備を入力する。例えば、図4には、厨房4
21の中に、カウンタ422と、作業台423a,42
3bとが、ツール・エリア403で指定された属性でレ
イアウト・エリア402に描画されている。
【0027】データ処理部102は、入力された設備ご
とに、ツール・エリア403で指定された属性と、レイ
アウト・エリア402上の位置情報とを、施設属性情報
401とともに、全体構成ファイル111として記憶部
101に格納する。
とに、ツール・エリア403で指定された属性と、レイ
アウト・エリア402上の位置情報とを、施設属性情報
401とともに、全体構成ファイル111として記憶部
101に格納する。
【0028】図5は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法における設備作成画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、設備作成画面
ボタン302を押下すると、データ処理部102は、デ
ィスプレイ151上に設備作成画面500を表示する。
設備作成画面500は、設備名や縮尺などの設備属性情
報501と、設備の形状を決めるレイアウト・エリア5
02と、レイアウトする設備の属性を決めるツール・エ
リア503とを備えている。
アウト作成方法における設備作成画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、設備作成画面
ボタン302を押下すると、データ処理部102は、デ
ィスプレイ151上に設備作成画面500を表示する。
設備作成画面500は、設備名や縮尺などの設備属性情
報501と、設備の形状を決めるレイアウト・エリア5
02と、レイアウトする設備の属性を決めるツール・エ
リア503とを備えている。
【0029】ユーザは、マウス141などを利用して、
入力部104を介してデータ処理部102に、レイアウ
トに必要な設備を入力する。例えば、図5には、フライ
ヤ521が、ツール・エリア503で指定された属性で
レイアウト・エリア502に描画されている。
入力部104を介してデータ処理部102に、レイアウ
トに必要な設備を入力する。例えば、図5には、フライ
ヤ521が、ツール・エリア503で指定された属性で
レイアウト・エリア502に描画されている。
【0030】ユーザが登録ボタン504を押下すると、
データ処理部102は、入力された設備ごとに、ツール
・エリア503で指定された属性と、レイアウト・エリ
ア502上の寸法情報とを、設備属性情報501ととも
に、設備モデルファイル112として記憶部101に格
納する。なお、参照ボタン505を押下することによ
り、設備モデルファイル112に格納された設備を参照
することができる。
データ処理部102は、入力された設備ごとに、ツール
・エリア503で指定された属性と、レイアウト・エリ
ア502上の寸法情報とを、設備属性情報501ととも
に、設備モデルファイル112として記憶部101に格
納する。なお、参照ボタン505を押下することによ
り、設備モデルファイル112に格納された設備を参照
することができる。
【0031】図6は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法における経路入力画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、経路入力画面
ボタン303を押下すると、データ処理部102は、デ
ィスプレイ151上に経路入力画面600を表示する。
経路入力画面600は、生産物や従事者などの動線を作
成するための情報を、経路表601として作成するため
の画面である。
アウト作成方法における経路入力画面を示した図であ
る。ユーザが、メニュー画面300上で、経路入力画面
ボタン303を押下すると、データ処理部102は、デ
ィスプレイ151上に経路入力画面600を表示する。
経路入力画面600は、生産物や従事者などの動線を作
成するための情報を、経路表601として作成するため
の画面である。
【0032】経路表601は、品目611ごとに作成さ
れる。最初に、各々の品目611の調理数量612と運
搬単位613を入力する。例えば、1日に生産・加工す
る数量を調理数量612に入力し、1回の運搬で生産・
加工される数量を運搬単位613に入力する。または、
1回の運搬で生産・加工される数量が1の場合には、1
日の運搬回数614のみを入力する。次に、各々の品目
611の出発設備615から、生産・加工に従って通過
する通過設備616a〜616eを選択する。出発設備
615および通過設備616a〜616eは、設備モデ
ルファイル112に格納された設備から選択される。
れる。最初に、各々の品目611の調理数量612と運
搬単位613を入力する。例えば、1日に生産・加工す
る数量を調理数量612に入力し、1回の運搬で生産・
加工される数量を運搬単位613に入力する。または、
1回の運搬で生産・加工される数量が1の場合には、1
日の運搬回数614のみを入力する。次に、各々の品目
611の出発設備615から、生産・加工に従って通過
する通過設備616a〜616eを選択する。出発設備
615および通過設備616a〜616eは、設備モデ
ルファイル112に格納された設備から選択される。
【0033】データ処理部102は、入力された経路表
601を、経路モデルファイル113として記憶部10
1に格納する。
601を、経路モデルファイル113として記憶部10
1に格納する。
【0034】図7は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法における売れ個数データ入力画面を示し
た図である。ユーザが、メニュー画面300上で、売れ
情報入力画面ボタン304を押下すると、データ処理部
102は、ディスプレイ151上に売れ個数データ入力
画面700を表示する。売れ個数データ入力画面700
は、生産・加工された物の売り上げ個数を売れ個数デー
タ701として作成するための画面である。
アウト作成方法における売れ個数データ入力画面を示し
た図である。ユーザが、メニュー画面300上で、売れ
情報入力画面ボタン304を押下すると、データ処理部
102は、ディスプレイ151上に売れ個数データ入力
画面700を表示する。売れ個数データ入力画面700
は、生産・加工された物の売り上げ個数を売れ個数デー
タ701として作成するための画面である。
【0035】売れ個数データ701は、品目711ごと
に、時間帯712を分けて売れ個数を入力することがで
きる。時間帯712は、時間帯属性情報702におい
て、時間帯および時間間隔を任意に設定することができ
る。
に、時間帯712を分けて売れ個数を入力することがで
きる。時間帯712は、時間帯属性情報702におい
て、時間帯および時間間隔を任意に設定することができ
る。
【0036】データ処理部102は、入力された売れ個
数データ701を、売上モデルファイル114として記
憶部101に格納する。
数データ701を、売上モデルファイル114として記
憶部101に格納する。
【0037】図8は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法におけるレイアウト作成画面を示した図
である。ユーザが、メニュー画面300上で、レイアウ
ト作成画面ボタン305を押下すると、データ処理部1
02は、ディスプレイ151上にレイアウト作成画面8
00を表示する。レイアウト作成画面800は、設備作
成画面500で作成し、設備モデルファイル112に格
納されている設備名が表示される設備欄801と、設備
を配置するレイアウト・エリア802と、レイアウト・
エリア802に表示する動線の属性を決める動線属性情
報803とを備えている。
アウト作成方法におけるレイアウト作成画面を示した図
である。ユーザが、メニュー画面300上で、レイアウ
ト作成画面ボタン305を押下すると、データ処理部1
02は、ディスプレイ151上にレイアウト作成画面8
00を表示する。レイアウト作成画面800は、設備作
成画面500で作成し、設備モデルファイル112に格
納されている設備名が表示される設備欄801と、設備
を配置するレイアウト・エリア802と、レイアウト・
エリア802に表示する動線の属性を決める動線属性情
報803とを備えている。
【0038】データ処理部102は、レイアウト作成画
面800を表示するとともに、全体図作成画面400で
作成し、全体構成ファイル111に格納されている施設
名を表示し、ユーザは、レイアウトを行う施設を選択す
る。ここでは、厨房421が表示され、すでに、カウン
タ422と、作業台423a,423bとが配置されて
いる。、ユーザは、マウス141などを利用して、設備
欄801に表示されている設備を、レイアウト・エリア
802上の厨房421に配置する。例えば、設備作成画
面500で作成されたフライヤ521が、作業台423
bの上に配置されている。
面800を表示するとともに、全体図作成画面400で
作成し、全体構成ファイル111に格納されている施設
名を表示し、ユーザは、レイアウトを行う施設を選択す
る。ここでは、厨房421が表示され、すでに、カウン
タ422と、作業台423a,423bとが配置されて
いる。、ユーザは、マウス141などを利用して、設備
欄801に表示されている設備を、レイアウト・エリア
802上の厨房421に配置する。例えば、設備作成画
面500で作成されたフライヤ521が、作業台423
bの上に配置されている。
【0039】データ処理部102は、設備モデルファイ
ル112に格納されている設備ごとに、レイアウト・エ
リア802上の位置情報を加えた全体構成ファイル11
1を記憶部101に格納する。
ル112に格納されている設備ごとに、レイアウト・エ
リア802上の位置情報を加えた全体構成ファイル11
1を記憶部101に格納する。
【0040】図9は、本発明の一実施形態にかかるレイ
アウト作成方法においてレイアウトの検討方法を示した
フローチャートである。時間帯ごとに動線を考慮したレ
イアウトの検討を行う方法について説明する。最初に作
成されたレイアウト上に動線を表示するための品目と時
間帯を設定する(S901)。設定が終了すると、動線
と運搬強度などが上書きされたレイアウト作成画面が表
示される(S902)。ユーザは、動線が表示されたレ
イアウト作成画面レイアウトの検討を行い、レイアウト
の変更が必要な場合には(S903)、動線が表示され
たレイアウト作成画面上でレイアウトの変更を行う(S
904)。また、動線を表示するための品目と時間帯の
変更が必要な場合には(S905)、S901に戻って
検討をやり直すことができる。最後に、運搬強度など定
量的な評価結果を出力して(S906)、レイアウトの
検討が終了する。
アウト作成方法においてレイアウトの検討方法を示した
フローチャートである。時間帯ごとに動線を考慮したレ
イアウトの検討を行う方法について説明する。最初に作
成されたレイアウト上に動線を表示するための品目と時
間帯を設定する(S901)。設定が終了すると、動線
と運搬強度などが上書きされたレイアウト作成画面が表
示される(S902)。ユーザは、動線が表示されたレ
イアウト作成画面レイアウトの検討を行い、レイアウト
の変更が必要な場合には(S903)、動線が表示され
たレイアウト作成画面上でレイアウトの変更を行う(S
904)。また、動線を表示するための品目と時間帯の
変更が必要な場合には(S905)、S901に戻って
検討をやり直すことができる。最後に、運搬強度など定
量的な評価結果を出力して(S906)、レイアウトの
検討が終了する。
【0041】このようにして、ユーザは、時間帯ごとに
動線を考慮したレイアウトの検討を行うでき、しかも、
運搬強度などの定量的な尺度が視覚的に表示された画面
を見ながらレイアウトの評価を行うことができる。ここ
で、運搬強度とは、生産・加工の対象となる物の運搬距
離と運搬回数を乗じた値である。このほか定量的な尺度
として、生産・加工の対象となる物の重量を加味した値
など、様々なパラメータを用いて評価できることはいう
までもない。以下、図面を参照しながら、レイアウトの
検討方法を説明する。
動線を考慮したレイアウトの検討を行うでき、しかも、
運搬強度などの定量的な尺度が視覚的に表示された画面
を見ながらレイアウトの評価を行うことができる。ここ
で、運搬強度とは、生産・加工の対象となる物の運搬距
離と運搬回数を乗じた値である。このほか定量的な尺度
として、生産・加工の対象となる物の重量を加味した値
など、様々なパラメータを用いて評価できることはいう
までもない。以下、図面を参照しながら、レイアウトの
検討方法を説明する。
【0042】図10は、レイアウトの検討方法における
品目・時間帯メニュー画面を示した図である。品目・時
間帯メニュー画面1000は、作成されたレイアウト上
に動線を表示するために、品目と時間帯を設定するため
の画面である。データ処理部102は、レイアウトが終
了した施設の全体構成を全体構成ファイル111から読
み出す。また、データ処理部102は、ユーザが選択し
た時間帯1001と、品目1002とに基づいて、経路
入力画面600で作成し経路モデルファイル113に格
納された経路表601と、売れ個数データ入力画面70
0で作成し売上モデルファイル114に格納された売れ
個数データ701を読み出す。
品目・時間帯メニュー画面を示した図である。品目・時
間帯メニュー画面1000は、作成されたレイアウト上
に動線を表示するために、品目と時間帯を設定するため
の画面である。データ処理部102は、レイアウトが終
了した施設の全体構成を全体構成ファイル111から読
み出す。また、データ処理部102は、ユーザが選択し
た時間帯1001と、品目1002とに基づいて、経路
入力画面600で作成し経路モデルファイル113に格
納された経路表601と、売れ個数データ入力画面70
0で作成し売上モデルファイル114に格納された売れ
個数データ701を読み出す。
【0043】図11は、レイアウトの検討方法において
動線が表示されたレイアウト作成画面を示した図であ
る。データ処理部102は、ユーザが選択した品目10
02ごとに、読み出した売れ個数データ701から、ユ
ーザが選択した時間帯1001の売れ個数を抽出し、計
算部103に送る。計算部103は、データ処理部10
2が読み出した全体構成ファイル111と経路表601
とから、ユーザが選択した品目1002ごとに、運搬強
度を算出し、動線を描画するための描画情報をデータ処
理部102に返す。データ処理部102は、レイアウト
作成画面800と描画情報をあわせて表示部105に送
出することにより、動線が表示されたレイアウト作成画
面1100がディスプレイ151に表示される。
動線が表示されたレイアウト作成画面を示した図であ
る。データ処理部102は、ユーザが選択した品目10
02ごとに、読み出した売れ個数データ701から、ユ
ーザが選択した時間帯1001の売れ個数を抽出し、計
算部103に送る。計算部103は、データ処理部10
2が読み出した全体構成ファイル111と経路表601
とから、ユーザが選択した品目1002ごとに、運搬強
度を算出し、動線を描画するための描画情報をデータ処
理部102に返す。データ処理部102は、レイアウト
作成画面800と描画情報をあわせて表示部105に送
出することにより、動線が表示されたレイアウト作成画
面1100がディスプレイ151に表示される。
【0044】レイアウト作成画面1100に表示された
動線は、運搬強度によってその太さを変えて表示され
る。動線の表示態様は、動線属性情報803によって変
更することができる。また、動線属性情報803には、
施設全体の運搬強度を合計した全強度1131が、計算
部103により計算されて表示される。
動線は、運搬強度によってその太さを変えて表示され
る。動線の表示態様は、動線属性情報803によって変
更することができる。また、動線属性情報803には、
施設全体の運搬強度を合計した全強度1131が、計算
部103により計算されて表示される。
【0045】図11において、冷蔵庫1121とグリド
ル1122とを結ぶ動線1111と、ターボシェフ11
23と盛り付けテーブル1124とを結ぶ動線1113
とが交差していることがわかる。このような配置は、厨
房の運用上望ましくないので、設備を移動してレイアウ
トの再検討を行う。
ル1122とを結ぶ動線1111と、ターボシェフ11
23と盛り付けテーブル1124とを結ぶ動線1113
とが交差していることがわかる。このような配置は、厨
房の運用上望ましくないので、設備を移動してレイアウ
トの再検討を行う。
【0046】図12は、レイアウトの検討方法において
再検討を行った結果であるレイアウト作成画面を示した
図である。ユーザは、マウス141などを利用して、レ
イアウト作成画面1100において、冷蔵庫1121と
グリドル1122とターボシェフ1123とを移動す
る。移動を検出したデータ処理部102は、記憶部10
1に格納された全体構成ファイル111を更新し、更新
された全体構成ファイル111に基づいて、計算部10
3は、運搬強度を算出し、動線を描画するための描画情
報を再度作成する。
再検討を行った結果であるレイアウト作成画面を示した
図である。ユーザは、マウス141などを利用して、レ
イアウト作成画面1100において、冷蔵庫1121と
グリドル1122とターボシェフ1123とを移動す
る。移動を検出したデータ処理部102は、記憶部10
1に格納された全体構成ファイル111を更新し、更新
された全体構成ファイル111に基づいて、計算部10
3は、運搬強度を算出し、動線を描画するための描画情
報を再度作成する。
【0047】レイアウト作成画面1200は、再度作成
された描画情報に基づいて表示された画面である。動線
1111と動線1113との交差がなくなり、動線11
12とともにその長さが短くなっている。また、運搬強
度を合計した全強度1131も、図11の場合と比較し
て小さくなっていることがわかる。このようにして、運
搬強度などの定量的な尺度が視覚的に表示された画面を
見ながらレイアウトの評価を行うことができる。
された描画情報に基づいて表示された画面である。動線
1111と動線1113との交差がなくなり、動線11
12とともにその長さが短くなっている。また、運搬強
度を合計した全強度1131も、図11の場合と比較し
て小さくなっていることがわかる。このようにして、運
搬強度などの定量的な尺度が視覚的に表示された画面を
見ながらレイアウトの評価を行うことができる。
【0048】図13は、本発明の一実施形態にかかるレ
イアウト作成方法における評価結果出力画面を示した図
である。評価結果出力画面1300は、計算部103で
計算された動線ごとの運搬強度を、運搬強度データ13
01として表形式にまとめたものである。このようにし
て、レイアウト設計をおこなう際に考慮した動線に関わ
る定量的なデータを、表形式にして出力することができ
る。
イアウト作成方法における評価結果出力画面を示した図
である。評価結果出力画面1300は、計算部103で
計算された動線ごとの運搬強度を、運搬強度データ13
01として表形式にまとめたものである。このようにし
て、レイアウト設計をおこなう際に考慮した動線に関わ
る定量的なデータを、表形式にして出力することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
施設における複数の設備の位置を示す位置情報と、施設
で生産または加工される複数の対象物が設備を移動する
経路を示す経路情報と、対象物が施設から出荷される量
を示す出荷情報とに基づいて、対象物の動線を表す動線
情報を計算する計算ステップと、設備の属性を示す設備
情報と位置情報とに基づいて、施設における複数の設備
の配置を表示し、計算ステップで計算された動線情報に
基づいて動線を設備の配置に併せて表示する表示ステッ
プとを備えたので、動線を考慮したレイアウト設計を行
う際に、視覚的にレイアウトの評価を行うことができ、
最適設計を効率よく行うことが可能となる。
施設における複数の設備の位置を示す位置情報と、施設
で生産または加工される複数の対象物が設備を移動する
経路を示す経路情報と、対象物が施設から出荷される量
を示す出荷情報とに基づいて、対象物の動線を表す動線
情報を計算する計算ステップと、設備の属性を示す設備
情報と位置情報とに基づいて、施設における複数の設備
の配置を表示し、計算ステップで計算された動線情報に
基づいて動線を設備の配置に併せて表示する表示ステッ
プとを備えたので、動線を考慮したレイアウト設計を行
う際に、視覚的にレイアウトの評価を行うことができ、
最適設計を効率よく行うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成装
置を示したブロック図である。
置を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法を示したフローチャートである。
法を示したフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法におけるメニュー画面を示した図である。
法におけるメニュー画面を示した図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法における全体図作成画面を示した図である。
法における全体図作成画面を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法における設備作成画面を示した図である。
法における設備作成画面を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法における経路入力画面を示した図である。
法における経路入力画面を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法における売れ個数データ入力画面を示した図である。
法における売れ個数データ入力画面を示した図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法におけるレイアウト作成画面を示した図である。
法におけるレイアウト作成画面を示した図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成方
法においてレイアウトの検討方法を示したフローチャー
トである。
法においてレイアウトの検討方法を示したフローチャー
トである。
【図10】レイアウトの検討方法における品目・時間帯
メニュー画面を示した図である。
メニュー画面を示した図である。
【図11】レイアウトの検討方法において動線が表示さ
れたレイアウト作成画面を示した図である。
れたレイアウト作成画面を示した図である。
【図12】レイアウトの検討方法において再検討を行っ
た結果であるレイアウト作成画面を示した図である。
た結果であるレイアウト作成画面を示した図である。
【図13】本発明の一実施形態にかかるレイアウト作成
方法における評価結果出力画面を示した図である。
方法における評価結果出力画面を示した図である。
100 レイアウト作成装置 101 記憶部 102 データ処理部 103 計算部 104 入力部 105 表示部 111 全体構成ファイル 112 設備モデルファイル 113 経路モデルファイル 114 売上モデルファイル 141 マウス 142 キーボード 151 ディスプレイ 300 メニュー画面 301 全体図作成画面ボタン 302 設備作成画面ボタン 303 経路入力画面ボタン 304 売れ情報入力画面ボタン 305 レイアウト作成画面ボタン 306 作業選択画面に戻るボタン 400 全体図作成画面 401 施設属性情報 402,502,802 レイアウト・エリア 403,503 ツール・エリア 421 厨房 422 カウンタ 423a,423b 作業台 500 設備作成画面 501 設備属性情報 504 登録ボタン 505 参照ボタン 521 フライヤ 600 経路入力画面 601 経路表 611,711,1002 品目 612 調理数量 613 運搬単位 614 運搬回数 615 出発設備 616a〜616e 通過設備 700 売れ個数データ入力画面 701 売れ個数データ 702 時間帯属性情報 712,1001 時間帯 800,1100,1200 レイアウト作成画面 801 設備欄 1000 品目・時間帯メニュー画面 1111〜1113 動線 1121 冷蔵庫 1122 グリドル 1123 ターボシェフ 1124 盛り付けテーブル 1131 全強度
Claims (8)
- 【請求項1】 施設における複数の設備の位置を示す位
置情報と、前記施設で生産または加工される複数の対象
物が前記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記対
象物が前記施設から出荷される量を示す出荷情報とに基
づいて、前記対象物の動線を表す動線情報を計算する計
算ステップと、 前記設備の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づ
いて、前記施設における複数の前記設備の配置を表示
し、前記計算ステップで計算された前記動線情報に基づ
いて前記動線を前記設備の配置に併せて表示する表示ス
テップとを備えることを特徴とするレイアウト作成方
法。 - 【請求項2】 前記設備の配置における前記設備の位置
を変更する変更入力ステップと、 該変更入力ステップで変更された前記設備の前記位置情
報を変更するデータ処理ステップとを備え、 前記計算ステップは、前記データ処理ステップで変更さ
れた位置情報に基づいて変更後の動線情報を計算し、 前記表示ステップは、前記計算ステップで計算された前
記変更後の動線情報に基づいて動線を表示することを特
徴とする請求項1に記載のレイアウト作成方法。 - 【請求項3】 前記出荷情報は、1日の指定された時間
帯ごとの出荷量を含み、 前記計算ステップは、前記時間帯ごとに前記動線情報を
計算し、 前記表示ステップは、前記時間帯ごとに前記動線を表示
することを特徴とする請求項1または2に記載のレイア
ウト作成方法。 - 【請求項4】 前記出荷情報は、前記対象物ごとの運搬
単位数量を含み、 前記計算ステップは、前記位置情報に基づいて複数の前
記設備の間の設備間距離を算出し、前記運搬単位数量に
前記設備間距離を乗じた運搬強度を算出して前記動線情
報に含め、 前記表示ステップは、前記動線情報に含まれる前記運搬
強度に基づいて、表示する前記動線の種類を変えること
を特徴とする請求項1、2または3に記載のレイアウト
作成方法。 - 【請求項5】 前記計算ステップは、複数の前記対象物
の前記動線情報に含まれる前記運搬強度の総計を算出す
ることを特徴とする請求項4に記載のレイアウト作成方
法。 - 【請求項6】 施設で使用される設備の属性を示す設備
情報と、前記施設における複数の前記設備の位置を示す
位置情報と、前記施設で生産または加工される複数の対
象物が前記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記
対象物が前記施設から出荷される量を示す出荷情報とを
格納した記憶手段と、 指定された対象物の前記経路情報および前記出荷情報
と、前記位置情報とに基づいて、前記指定された対象物
の動線を表す動線情報を計算する計算手段と、 前記設備情報と前記位置情報とに基づいて、前記施設に
おける複数の前記設備の配置を表示し、前記計算手段で
計算された前記動線情報に基づいて前記動線を前記設備
の配置に併せて表示する表示手段とを備えたことを特徴
とするレイアウト作成装置。 - 【請求項7】 施設における複数の設備のレイアウトを
作成するためのレイアウト作成装置を制御するプログラ
ムを記録した記録媒体であって、 前記施設における複数の前記設備の位置を示す位置情報
と、前記施設で生産または加工される複数の対象物が前
記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記対象物が
前記施設から出荷される量を示す出荷情報とに基づい
て、前記対象物の動線を表す動線情報を計算する計算ス
テップと、 前記設備の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づ
いて、前記施設における複数の前記設備の配置を表示
し、前記計算ステップで計算された前記動線情報に基づ
いて前記動線を前記設備の配置に併せて表示する表示ス
テップとをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項8】 施設における複数の設備のレイアウトを
作成するためのレイアウト作成装置を制御するプログラ
ムであって、 前記施設における複数の前記設備の位置を示す位置情報
と、前記施設で生産または加工される複数の対象物が前
記設備を移動する経路を示す経路情報と、前記対象物が
前記施設から出荷される量を示す出荷情報とに基づい
て、前記対象物の動線を表す動線情報を計算する計算ス
テップと、 前記設備の属性を示す設備情報と前記位置情報とに基づ
いて、前記施設における複数の前記設備の配置を表示
し、前記計算ステップで計算された前記動線情報に基づ
いて前記動線を前記設備の配置に併せて表示する表示ス
テップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006794A JP2002215698A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | レイアウト作成方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006794A JP2002215698A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | レイアウト作成方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002215698A true JP2002215698A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18874629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006794A Pending JP2002215698A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | レイアウト作成方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002215698A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011198252A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Japan Post Service Co Ltd | レイアウト作成支援システム、レイアウト作成支援方法及びレイアウト作成支援プログラム |
JP2012194891A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | オフィスレイアウト補助システム |
JP2019003490A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 清水建設株式会社 | 施設内物流動線計画支援システム |
WO2021044680A1 (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レイアウト設計装置、レイアウト設計方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-01-15 JP JP2001006794A patent/JP2002215698A/ja active Pending
Cited By (6)
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