JP2002215213A - 数値制御装置システム - Google Patents
数値制御装置システムInfo
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- JP2002215213A JP2002215213A JP2001014947A JP2001014947A JP2002215213A JP 2002215213 A JP2002215213 A JP 2002215213A JP 2001014947 A JP2001014947 A JP 2001014947A JP 2001014947 A JP2001014947 A JP 2001014947A JP 2002215213 A JP2002215213 A JP 2002215213A
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- Japan
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- program
- control device
- memory
- system program
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 数値制御装置システムにおいて、駆動装置／
制御装置用システムプログラムの転送プログラムを単純
化し、かつコマンドの管理を不要とする。 【解決手段】 プログラム書込み装置５は、電源を投入
することにより、転送プログラム２０を使用して、ネッ
トワークの接続機器情報および接続機器のフラッシュメ
モリマップ情報１８に従って、仮想共有メモリ４1〜４3
の書込み先アドレス２３にフラッシュメモリのアドレス
をセットし、データエリア３４にシステムプログラムを
含むダウンロード情報を仮想共有メモリ４1〜４3の各メ
モリブロックに転送する。駆動装置２1，２2と制御装置
３は、仮想共有メモリ４1，４2，４ 3の自己のメモリブ
ロックを読み出し、更新通知エリアが更新されていて、
更新アドレスがフラッシュメモリの場合、システムプロ
グラムを指定されたフラッシュメモリにダウンロードす
る。
制御装置用システムプログラムの転送プログラムを単純
化し、かつコマンドの管理を不要とする。 【解決手段】 プログラム書込み装置５は、電源を投入
することにより、転送プログラム２０を使用して、ネッ
トワークの接続機器情報および接続機器のフラッシュメ
モリマップ情報１８に従って、仮想共有メモリ４1〜４3
の書込み先アドレス２３にフラッシュメモリのアドレス
をセットし、データエリア３４にシステムプログラムを
含むダウンロード情報を仮想共有メモリ４1〜４3の各メ
モリブロックに転送する。駆動装置２1，２2と制御装置
３は、仮想共有メモリ４1，４2，４ 3の自己のメモリブ
ロックを読み出し、更新通知エリアが更新されていて、
更新アドレスがフラッシュメモリの場合、システムプロ
グラムを指定されたフラッシュメモリにダウンロードす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は数値制御システムに
おけるシステムプログラムのダウンロード方法に関す
る。
おけるシステムプログラムのダウンロード方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は数値制御システムの従来例の構成
図である。
図である。
【０００３】この数値制御システムは、駆動装置２1，
２2と制御装置３を含む数値制御装置１1，１2，１3と、
数値制御装置１1，１2，１3の駆動装置２1，２2および
制御ユニット３とネットワーク６で接続されたホスト計
算機７で構成されている。
２2と制御装置３を含む数値制御装置１1，１2，１3と、
数値制御装置１1，１2，１3の駆動装置２1，２2および
制御ユニット３とネットワーク６で接続されたホスト計
算機７で構成されている。
【０００４】駆動装置２1，２2は、駆動装置用システム
プログラムが格納されているフラッシュメモリ１１と、
自身のステーション番号が格納されているエリア１２を
有している。駆動装置２1，２2を制御する制御装置３
は、制御装置用システムプログラムが格納されているフ
ラッシュメモリ１３と、自身のステーション番号が格納
されているエリア１４を有している。ホスト計算機７は
各数値制御装置１1，１2，１3の駆動装置２1，２2と制
御装置３を統括管理するもので、制御装置／駆動装置用
システムプログラム６１、フラッシュメモリ書き換えの
対象となる機器（駆動装置２1，２2、制御装置３）の番
号（ステーション番号）６３、フラッシュメモリの内容
を書き換え、消去するためのコマンドコード６２より構
成される複数台分のコマンド６０と、コマンド６０を駆
動装置２1，２2、および制御装置３に送信するための転
送プログラム７０を内部に格納している。
プログラムが格納されているフラッシュメモリ１１と、
自身のステーション番号が格納されているエリア１２を
有している。駆動装置２1，２2を制御する制御装置３
は、制御装置用システムプログラムが格納されているフ
ラッシュメモリ１３と、自身のステーション番号が格納
されているエリア１４を有している。ホスト計算機７は
各数値制御装置１1，１2，１3の駆動装置２1，２2と制
御装置３を統括管理するもので、制御装置／駆動装置用
システムプログラム６１、フラッシュメモリ書き換えの
対象となる機器（駆動装置２1，２2、制御装置３）の番
号（ステーション番号）６３、フラッシュメモリの内容
を書き換え、消去するためのコマンドコード６２より構
成される複数台分のコマンド６０と、コマンド６０を駆
動装置２1，２2、および制御装置３に送信するための転
送プログラム７０を内部に格納している。
【０００５】ホスト計算機７は転送プログラム７０を使
用してコマンド６０を駆動装置２1，２2および制御装置
３に送信する。駆動装置２1，２2および制御装置３はコ
マンド６０を受信すると、コマンド６０に含まれるステ
ーション番号６３により自己に対するコマンドであるか
否かを判断し、自己に対するコマンドであれば、そのコ
マンドを実行し、自装置内のフラッシュメモリ１１，１
３に格納されている駆動装置用システムプログラムまた
は制御装置用システムプログラムを書き換える。
用してコマンド６０を駆動装置２1，２2および制御装置
３に送信する。駆動装置２1，２2および制御装置３はコ
マンド６０を受信すると、コマンド６０に含まれるステ
ーション番号６３により自己に対するコマンドであるか
否かを判断し、自己に対するコマンドであれば、そのコ
マンドを実行し、自装置内のフラッシュメモリ１１，１
３に格納されている駆動装置用システムプログラムまた
は制御装置用システムプログラムを書き換える。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の数値制
御装置システムは、システムプログラムをダウンロード
したい全ての制御装置および駆動装置に対して書き換え
コマンドを送信しなければならないため、ホスト計算機
内の転送プログラムが複雑になったり、送受信する複数
のコマンドの管理を行なわなければならないなどの問題
点があった。
御装置システムは、システムプログラムをダウンロード
したい全ての制御装置および駆動装置に対して書き換え
コマンドを送信しなければならないため、ホスト計算機
内の転送プログラムが複雑になったり、送受信する複数
のコマンドの管理を行なわなければならないなどの問題
点があった。
【０００７】本発明の目的は、転送プログラムが単純化
され、かつコマンドの管理が不要な数値制御装置システ
ムを提供することにある。
され、かつコマンドの管理が不要な数値制御装置システ
ムを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の数値制御装置シ
ステムは、駆動装置と制御装置にネットワークを介して
接続され、駆動装置用システムプログラム、制御装置用
プログラムをそれぞれ駆動装置、制御装置に書込むプロ
グラム書込み装置を有している。
ステムは、駆動装置と制御装置にネットワークを介して
接続され、駆動装置用システムプログラム、制御装置用
プログラムをそれぞれ駆動装置、制御装置に書込むプロ
グラム書込み装置を有している。
【０００９】駆動装置および制御装置の全ては、ネット
ワーク上で一意のステーション番号と、駆動装置用また
は制御装置用システムプログラムが書込まれるデータエ
リア、システムプログラムの書込みアドレス、データエ
リアに駆動装置用または制御装置用システムプログラム
が新たに書込まれたことを示すデータが書込まれる更新
通知エリア、データエリアのシステムプログラムのフラ
ッシュメモリへの書込みが終了したことを示すデータが
書込まれる読み出し完了エリアを含む、ステーション番
号毎のメモリブロックからなる仮想共有メモリを個々に
有している。
ワーク上で一意のステーション番号と、駆動装置用また
は制御装置用システムプログラムが書込まれるデータエ
リア、システムプログラムの書込みアドレス、データエ
リアに駆動装置用または制御装置用システムプログラム
が新たに書込まれたことを示すデータが書込まれる更新
通知エリア、データエリアのシステムプログラムのフラ
ッシュメモリへの書込みが終了したことを示すデータが
書込まれる読み出し完了エリアを含む、ステーション番
号毎のメモリブロックからなる仮想共有メモリを個々に
有している。
【００１０】プログラム書込み装置は、駆動装置と制御
装置のステーション番号と、メモリ空間における駆動装
置と制御装置のフラッシュメモリのアドレスとが対応し
たメモリマップ情報と、ダウンロード対象装置番号、前
記駆動装置または制御装置からの書込み結果がセットさ
れるダウンロード結果通知エリア、駆動装置／制御装置
用システムプログラムが書込まれるデータエリアからな
るダウンロード情報と、前記プログラム書込み装置の電
源投入後、およびダウンロード情報内のダウンロード対
象装置番号が更新された場合、メモリマップ情報にした
がって仮想共有メモリの書込み先アドレスにフラッシュ
メモリのアドレスをセットし、ダウンロード情報に従っ
て仮想共有メモリの更新通知エリア、データエリアにデ
ータをセットする転送プログラムを有する。
装置のステーション番号と、メモリ空間における駆動装
置と制御装置のフラッシュメモリのアドレスとが対応し
たメモリマップ情報と、ダウンロード対象装置番号、前
記駆動装置または制御装置からの書込み結果がセットさ
れるダウンロード結果通知エリア、駆動装置／制御装置
用システムプログラムが書込まれるデータエリアからな
るダウンロード情報と、前記プログラム書込み装置の電
源投入後、およびダウンロード情報内のダウンロード対
象装置番号が更新された場合、メモリマップ情報にした
がって仮想共有メモリの書込み先アドレスにフラッシュ
メモリのアドレスをセットし、ダウンロード情報に従っ
て仮想共有メモリの更新通知エリア、データエリアにデ
ータをセットする転送プログラムを有する。
【００１１】駆動装置および制御装置の転送プログラム
は、自己の仮想共有メモリの自己のメモリブロックのデ
ータを読み出し、更新通知エリアの値が更新されてい
て、かつ前記書込み先アドレスが自身のフラッシュメモ
リであれば、データエリアのシステムプログラムを該フ
ラッシュメモリにダウンロードし、読み出しエリアに書
込み完了を示すデータを書込みする。
は、自己の仮想共有メモリの自己のメモリブロックのデ
ータを読み出し、更新通知エリアの値が更新されてい
て、かつ前記書込み先アドレスが自身のフラッシュメモ
リであれば、データエリアのシステムプログラムを該フ
ラッシュメモリにダウンロードし、読み出しエリアに書
込み完了を示すデータを書込みする。
【００１２】本発明では、プログラム書込み装置と受け
側（駆動装置、制御装置）で仮想共有メモリを持つこと
で、コマンド、ダウンロードしたいステーション番号が
不要になる。
側（駆動装置、制御装置）で仮想共有メモリを持つこと
で、コマンド、ダウンロードしたいステーション番号が
不要になる。
【００１３】プログラム書込み装置は、プログラムをス
テーション毎に決まったプログラムに書き込む（メモリ
アクセス）だけでよいし、受け側は、自分のプログラム
の内容を読み出すだけでよいことになる。
テーション毎に決まったプログラムに書き込む（メモリ
アクセス）だけでよいし、受け側は、自分のプログラム
の内容を読み出すだけでよいことになる。
【００１４】よって、転送プログラムは、データセット
と送信のみで、よいことになる。通信伝文には、コマン
ドやダウンロードしたいステーション番号を含まないた
め、これらの処理を作りこむ必要がなくなる。
と送信のみで、よいことになる。通信伝文には、コマン
ドやダウンロードしたいステーション番号を含まないた
め、これらの処理を作りこむ必要がなくなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１６】図１を参照すると、本発明の一実施形態の
数値制御装置システムは数値制御装置１とプログラム書
込み装置５から構成されている。
数値制御装置システムは数値制御装置１とプログラム書
込み装置５から構成されている。
【００１７】数値制御装置１は、駆動装置２1，２2と、
制御装置３と、駆動装置２1，２2、制御装置３それぞれ
に付属した、共通の構造を持つ仮想共有メモリ４1，
４2，４ 3を有し、これらはネットワーク６によって互い
に接続されている。
制御装置３と、駆動装置２1，２2、制御装置３それぞれ
に付属した、共通の構造を持つ仮想共有メモリ４1，
４2，４ 3を有し、これらはネットワーク６によって互い
に接続されている。
【００１８】駆動装置２1，２2は、駆動装置用システム
プログラムが格納されるフラッシュメモリ１１と、自身
のステーション番号が格納されるエリア１２と、転送プ
ログラム１３を有している。制御装置３は、制御装置用
システムプログラムが格納されるフラッシュメモリ１４
と、自身のステーション番号が格納されるエリア１５
と、転送プログラム１６を有している。仮想共有メモリ
４1〜４3は、図２に示すように、ステーション番号毎の
メモリブロックに別れており、各メモリブロックは、更
新通知エリア２１と読み出し完了エリア２２と書込み先
アドレス２３とデータエリア２４から構成されている。
データエリア２４には制御装置用システムプログラムま
たは駆動装置用システムプログラムが書込まれる。書込
み先アドレス２３にはデータエリア２４の制御装置用シ
ステムプログラムまたは駆動装置用システムプログラム
のフラッシュメモリの書込み先エリアのアドレスが書込
まれる。更新通知エリア２１は“０”か“1”にて表さ
れ、プログラム書込み装置５が仮想共有メモリ４1〜４3
にデータと書込み先アドレスをセットした時に更新され
る。この時、対応するエリアの値が“０”ならば“1”
に、“１”ならば“０”に更新される。転送プログラム
１３、１６は仮想共有メモリ４1〜４3の自メモリブロッ
クの更新通知エリア２１のチェック、書込み先アドレス
２３のアドレスチェック、データプログラムのコピー、
自メモリブロックの読み出し完了エリア２２への結果の
通知を行う。
プログラムが格納されるフラッシュメモリ１１と、自身
のステーション番号が格納されるエリア１２と、転送プ
ログラム１３を有している。制御装置３は、制御装置用
システムプログラムが格納されるフラッシュメモリ１４
と、自身のステーション番号が格納されるエリア１５
と、転送プログラム１６を有している。仮想共有メモリ
４1〜４3は、図２に示すように、ステーション番号毎の
メモリブロックに別れており、各メモリブロックは、更
新通知エリア２１と読み出し完了エリア２２と書込み先
アドレス２３とデータエリア２４から構成されている。
データエリア２４には制御装置用システムプログラムま
たは駆動装置用システムプログラムが書込まれる。書込
み先アドレス２３にはデータエリア２４の制御装置用シ
ステムプログラムまたは駆動装置用システムプログラム
のフラッシュメモリの書込み先エリアのアドレスが書込
まれる。更新通知エリア２１は“０”か“1”にて表さ
れ、プログラム書込み装置５が仮想共有メモリ４1〜４3
にデータと書込み先アドレスをセットした時に更新され
る。この時、対応するエリアの値が“０”ならば“1”
に、“１”ならば“０”に更新される。転送プログラム
１３、１６は仮想共有メモリ４1〜４3の自メモリブロッ
クの更新通知エリア２１のチェック、書込み先アドレス
２３のアドレスチェック、データプログラムのコピー、
自メモリブロックの読み出し完了エリア２２への結果の
通知を行う。
【００１９】プログラム書込み装置５はダウンロード情
報１７とネットワーク接続機器情報およびフラッシュメ
モリマップ情報１８とステーション番号１９と転送プロ
グラム２０を有している。ダウンロード情報１７はダウ
ンロード対象装置番号３１とダウンロード結果通知エリ
ア３２と制御装置／駆動装置用システムプログラム３３
を含んでいる。ダウンロード対象装置番号３１は、制御
装置／駆動装置用システムプログラムがダウンロードさ
れる装置の番号で、ユーザによって設定される。ダウン
ロード結果通知エリア３２は、各装置２1，２2，２3か
らの書込み結果が転送プログラム２０によってセットさ
れ、ユーザに通知される。ネットワーク接続機器情報お
よびフラッシュメモリマップ情報１８は、ネットワーク
６に接続されている制御装置３と駆動装置２1，２2のス
テーション番号と、メモリ空間における各機器（制御ユ
ニット３と駆動装置２1，２2）のシステムプログラム書
込み番地（フラッシュメモリアドレス）が書かれたテー
ブルである。ステーション番号１９はプログラム書込み
装置５のステーション番号である。転送プログラム２０
はダウンロード情報１７をダウンロード対象装置番号３
１で示される装置の仮想共有メモリに書き込む。
報１７とネットワーク接続機器情報およびフラッシュメ
モリマップ情報１８とステーション番号１９と転送プロ
グラム２０を有している。ダウンロード情報１７はダウ
ンロード対象装置番号３１とダウンロード結果通知エリ
ア３２と制御装置／駆動装置用システムプログラム３３
を含んでいる。ダウンロード対象装置番号３１は、制御
装置／駆動装置用システムプログラムがダウンロードさ
れる装置の番号で、ユーザによって設定される。ダウン
ロード結果通知エリア３２は、各装置２1，２2，２3か
らの書込み結果が転送プログラム２０によってセットさ
れ、ユーザに通知される。ネットワーク接続機器情報お
よびフラッシュメモリマップ情報１８は、ネットワーク
６に接続されている制御装置３と駆動装置２1，２2のス
テーション番号と、メモリ空間における各機器（制御ユ
ニット３と駆動装置２1，２2）のシステムプログラム書
込み番地（フラッシュメモリアドレス）が書かれたテー
ブルである。ステーション番号１９はプログラム書込み
装置５のステーション番号である。転送プログラム２０
はダウンロード情報１７をダウンロード対象装置番号３
１で示される装置の仮想共有メモリに書き込む。
【００２０】図３（１）はプログラム書込み装置５から
駆動装置２1，２2、制御装置３へのシステムプログラム
書込みのフローチャートである。
駆動装置２1，２2、制御装置３へのシステムプログラム
書込みのフローチャートである。
【００２１】まず、ネットワーク接続機器情報１８を収
集し（ステップ４１）、フラッシュメモリのメモリマッ
プ情報を作成する（ステップ４２）。次に、ダウンロー
ド情報１７とメモリマップ情報１８にしたがって、ダウ
ンロード対象装置番号３１とデータ（制御／駆動装置用
システムプログラム）３３をダウンロード情報１７にセ
ットする（ステップ４３）。次に、更新通知エリア２１
を、前回値が“０”ならば“１”に、“１”ならば
“０”に更新した後、データ（制御／駆動装置用システ
ムプログラム）をネットワーク６を通じて仮想共有メモ
リ４1〜４3に転送する（ステップ４４）。読み出し完了
エリア３２が前回値と異なるまで待機し（ステップ４
５）、全てのステーション番号についてステップ４３か
ら４５の処理を繰り返す（ステップ４６）。
集し（ステップ４１）、フラッシュメモリのメモリマッ
プ情報を作成する（ステップ４２）。次に、ダウンロー
ド情報１７とメモリマップ情報１８にしたがって、ダウ
ンロード対象装置番号３１とデータ（制御／駆動装置用
システムプログラム）３３をダウンロード情報１７にセ
ットする（ステップ４３）。次に、更新通知エリア２１
を、前回値が“０”ならば“１”に、“１”ならば
“０”に更新した後、データ（制御／駆動装置用システ
ムプログラム）をネットワーク６を通じて仮想共有メモ
リ４1〜４3に転送する（ステップ４４）。読み出し完了
エリア３２が前回値と異なるまで待機し（ステップ４
５）、全てのステーション番号についてステップ４３か
ら４５の処理を繰り返す（ステップ４６）。
【００２２】図３（２）は駆動装置２1，２2と制御装置
３における制御プログラムの更新のフローチャートであ
る。
３における制御プログラムの更新のフローチャートであ
る。
【００２３】仮想共有メモリ４1，４2，４3の自エリア
を読み出す（ステップ５１）。更新通知エリア２１の値
が前回値と同じかどうか調べる（ステップ５２）。同じ
でなければ、書込み先アドレス２３を読み出す（ステッ
プ５３）。次に、書込み先アドレス２３が自フラッシュ
メモリのアドレスと一致するかどうか判定する（ステッ
プ５４）。一致すれば、フラッシュメモリに転送された
データ（システムプログラム）を書き込む（ステップ５
５）。フラッシュメモリへの書込みが完了したら、読み
出し完了エリア２３を同様に前回値から更新し、読み出
しが完了したことをプログラム書込み装置５に通知する
（ステップ５６）。
を読み出す（ステップ５１）。更新通知エリア２１の値
が前回値と同じかどうか調べる（ステップ５２）。同じ
でなければ、書込み先アドレス２３を読み出す（ステッ
プ５３）。次に、書込み先アドレス２３が自フラッシュ
メモリのアドレスと一致するかどうか判定する（ステッ
プ５４）。一致すれば、フラッシュメモリに転送された
データ（システムプログラム）を書き込む（ステップ５
５）。フラッシュメモリへの書込みが完了したら、読み
出し完了エリア２３を同様に前回値から更新し、読み出
しが完了したことをプログラム書込み装置５に通知する
（ステップ５６）。
【００２４】プログラム書込み装置５は、このエリアを
ポーリングすることでダウンロードが正常に行われたか
どうかを知ることができる。このデータセット，更新通
知，読み出し完了の一連の処理を、ネットワーク６に接
続されている全ての装置に対して実行すれば、すべての
装置に対してダウンロードが完了したことになる。この
ように、本実施形態によれば、制御プログラムのダウン
ロードは単なるメモリアクセスとして扱うことができ
る。
ポーリングすることでダウンロードが正常に行われたか
どうかを知ることができる。このデータセット，更新通
知，読み出し完了の一連の処理を、ネットワーク６に接
続されている全ての装置に対して実行すれば、すべての
装置に対してダウンロードが完了したことになる。この
ように、本実施形態によれば、制御プログラムのダウン
ロードは単なるメモリアクセスとして扱うことができ
る。
【００２５】なお、本実施形態では数値制御装置が１台
の例を示したが、２台以上あってもよい。
の例を示したが、２台以上あってもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークに接続された装置で同じ構造の仮想共有メ
モリを持ち、システムプログラムのダウンロードを単な
るメモリアクセスとして扱うことにより、転送プログラ
ムを単純化でき、また、接続機器に対する書込みコマン
ドを持たなくてもよくなるので、コマンドの管理が不要
になるという効果がある。
ネットワークに接続された装置で同じ構造の仮想共有メ
モリを持ち、システムプログラムのダウンロードを単な
るメモリアクセスとして扱うことにより、転送プログラ
ムを単純化でき、また、接続機器に対する書込みコマン
ドを持たなくてもよくなるので、コマンドの管理が不要
になるという効果がある。
【図１】本発明の一実施形態の数値制御装置システムの
構成図である。
構成図である。
【図２】仮想共有メモリの構成図である。
【図３】図１の実施形態における、駆動装置、制御装置
への制御プログラムのダウンロードの手順を示すフロー
チャートである。
への制御プログラムのダウンロードの手順を示すフロー
チャートである。
【図４】数値制御装置システムの従来例の構成図であ
る。
る。
１，１1〜１3 数値制御装置 ２1，２2 駆動装置 ３ 制御ユニット ４1，４2，４3 仮想共有メモリ ５ プログラム書込み装置 ６ ネットワーク ７ ホスト計算機 １１ 駆動装置システムプログラム格納フラッシュメ
モリ １２ 駆動装置ステーション番号格納エリア １３ 転送プログラム １４ 制御ユニットシステムプログラム格納フラッシ
ュメモリ １５ 制御ユニットステーション番号格納エリア １６ 転送プログラム １７ ダウンロード情報 １８ ネットワーク接続機器情報およびフラッシュメ
モリマップ情報 １９ ステーション番号 ２０ 転送プログラム ２１ 更新通知エリア ２２ 読み出し完了エリア ２３ 書込み先アドレス ２４ データエリア ３１ ダウンロード対象装置番号 ３２ ダウンロード結果通知エリア ３３ 駆動装置／制御装置用システムプログラム ４１〜４６，５１〜５６ ステップ ６０ コマンド ６１ 駆動装置／制御装置用システムプログラム ６２ コマンドコード ６３ ステーション番号 ７０ 転送プログラム
モリ １２ 駆動装置ステーション番号格納エリア １３ 転送プログラム １４ 制御ユニットシステムプログラム格納フラッシ
ュメモリ １５ 制御ユニットステーション番号格納エリア １６ 転送プログラム １７ ダウンロード情報 １８ ネットワーク接続機器情報およびフラッシュメ
モリマップ情報 １９ ステーション番号 ２０ 転送プログラム ２１ 更新通知エリア ２２ 読み出し完了エリア ２３ 書込み先アドレス ２４ データエリア ３１ ダウンロード対象装置番号 ３２ ダウンロード結果通知エリア ３３ 駆動装置／制御装置用システムプログラム ４１〜４６，５１〜５６ ステップ ６０ コマンド ６１ 駆動装置／制御装置用システムプログラム ６２ コマンドコード ６３ ステーション番号 ７０ 転送プログラム
Claims (1)
- 【請求項１】 機械を駆動する駆動装置用システムプロ
グラムを自身のフラッシュメモリに格納している１台以
上の駆動装置、数値制御機能を実現するとともに前記駆
動装置を制御する制御装置用システムプログラムを自身
のフラッシュメモリに格納している制御装置を含む１つ
以上の数値制御装置と、前記駆動装置と前記制御装置と
ネットワークを介して接続され、前記駆動装置用システ
ムプログラム、前記制御装置用プログラムをそれぞれ前
記駆動装置、前記制御装置に書込むプログラム書込み装
置を有し、 前記駆動装置および前記制御装置の全ては、前記ネット
ワーク上で一意のステーション番号と、前記駆動装置用
または制御装置用システムプログラムが書込まれるデー
タエリア、前記システムプログラムの書込みアドレス、
前記データエリアに前記駆動装置用または制御装置用シ
ステムプログラムが新たに書込まれたことを示すデータ
が書込まれる更新通知エリア、前記データエリアのシス
テムプログラムの前記フラッシュメモリへの書込みが終
了したことを示すデータが書込まれる読み出し完了エリ
アを含む、ステーション番号毎のメモリブロックからな
る仮想共有メモリを個別に有し、 プログラム書込み装置は、駆動装置と制御装置のステー
ション番号と、メモリ空間における駆動装置と制御装置
のフラッシュメモリのアドレスとが対応したメモリマッ
プ情報と、ダウンロード対象装置番号、前記駆動装置ま
たは制御装置からの書込み結果がセットされるダウンロ
ード結果通知エリア、駆動装置／制御装置用システムプ
ログラムが書込まれるデータエリアからなるダウンロー
ド情報と、前記プログラム書込み装置の電源投入後、お
よび前記ダウンロード情報内のダウンロード対象装置番
号が更新された場合、前記メモリマップ情報にしたがっ
て前記仮想共有メモリの書込み先アドレスにフラッシュ
メモリのアドレスをセットし、前記ダウンロード情報に
従って前記仮想共有メモリの更新通知エリア、データエ
リアにデータをセットする転送プログラムを有し、 前記駆動装置および前記制御装置の転送プログラムは、
自己の仮想共有メモリの自己のメモリブロックのデータ
を読み出し、前記更新通知エリアの値が更新されてい
て、かつ前記書込み先アドレスが自身のフラッシュメモ
リであれば、前記データエリアのシステムプログラムを
該フラッシュメモリにダウンロードし、前記読み出し完
了エリアに書込み完了を示すデータを書込みする手段を
有する数値制御装置システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001014947A JP2002215213A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 数値制御装置システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001014947A JP2002215213A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 数値制御装置システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002215213A true JP2002215213A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18881572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001014947A Pending JP2002215213A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 数値制御装置システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002215213A (ja) |
-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001014947A patent/JP2002215213A/ja active Pending
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