JP2002213191A - Rcセグメントの継手構造 - Google Patents

Rcセグメントの継手構造

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JP2002213191A
JP2002213191A JP2001011647A JP2001011647A JP2002213191A JP 2002213191 A JP2002213191 A JP 2002213191A JP 2001011647 A JP2001011647 A JP 2001011647A JP 2001011647 A JP2001011647 A JP 2001011647A JP 2002213191 A JP2002213191 A JP 2002213191A
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Masayoshi Nakagawa
雅由 中川
Hiroshi Hara
廣 原
Koichi Tamada
康一 玉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトボックスの数を減らせることでボルト
ボックスの充填作業の低減を図ることができ、しかもプ
レストレスを導入できることで継手部の強度および止水
性の向上も図れることを可能にしたRCセグメントの継
手構造を提供する。 【解決手段】 一方のRCセグメント1の端部に、支圧
板3bを有するインサート金具3を埋設し、インサート
金具3と周辺コンクリート1aとの間に縁切り材5を介
在する。他方のRCセメント2の端部にボルトボックス
4およびこれとインサート金具3とに連通するボルト孔
6をそれぞれ設ける。このボルト孔6に通しボルトとし
て両端ねじ高力ボルト7を挿通し、その一端側7aをイ
ンサート金具3のねじ孔3aに螺合し、他端側7bをボ
ルトボツクス4内に突出させ、この他端側7bに締結ナ
ット9を締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネルの地山
をRCセグメントで覆工する際、トンネルの円周方向お
よび軸方向に隣接するRCセグメントどうしを通しボル
トで接合するRCセグメントの継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下鉄用としてだけでなく共同溝
や下水道幹線用、さらには地下河川用として利用される
トンネルの覆工材としても、RCセグメントが広く使用
され、特に下水道幹線や地下河川用として利用されるト
ンネルの覆工材には、二次覆工を省略できしかもトンネ
ルの内面を平滑に施工できる等の理由によりRCセグメ
ントが広く使用されている。
【0003】また、この種のRCセグメントどうしを接
合する継手構造としては、これまで継手ボルト、コッタ
ー、ピン等を使用した色々な方法が開発されているが、
例えば図6(a)に図示するように互いに接合されるR
Cセグメント20の端部にRCセグメント20の内側に
開口する凹状のボルトボックス21とこのボルトボック
ス21,21間で互い連通するボルト孔22をそれぞれ
設け、このボルト孔22に両端とも雄ねじになっている
両端ねじボルト23を通しボルトとして挿通するととも
に、ボルトボックス21内に突出した両端ねじボルト2
3の端部23aに締結ナット24をそれぞれ締め付ける
方法が知られている。
【0004】この継手構造は、ボルトボックス21がR
Cセグメント20の端面から相当内側寄りにボルトボッ
クス21を形成できることで、ボルトボックス21とセ
グメント端面との間に充分なかぶり25を確保でき、ま
たこれによりRCセグメント20の端部に必要な量の鉄
筋を配筋でき、しかも両端ねじボルト23を利用して継
手部にプレストレスを導入できるため、継手部の強度を
大幅に高めることができるだけでなく、セグメント組み
立て後の変形を少なくすることができ、また継手部の止
水性も向上させることができる等のメリットがある。
【0005】また、例えば図6(b)に図示するよう
に、互いに接合されるRCセグメント20の一方にイン
サート金具26を埋設し、他方にボルト孔27aを有す
る継手板27とこの継手板27の裏側に位置するボルト
ボックス28をそれぞれ設け、ボルト孔27aにボルト
ボツクス28側からインサート金具26側に短ボルト2
9を通しボルトとして挿通し、かつその先端をインサー
ト金具26のねじ孔26aに螺合する方法も知られてい
る。
【0006】この継手構造には、ボルトボツクス28を
接合されるRCセグメント20の一方にのみ形成すれば
よいので、ボルトボックス28の数を減らせてボルトボ
ツクス28の充填作業を低減できる等のメリットがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の継手構
造では、RCセグメント20どうしを接合した後、ボル
トボックス21をモルタルやコンクリート等の充填材で
一つ一つ埋める必要があるため、余計な作業を強いられ
て現場施工が面倒になるだけでなくセグメント内面の見
栄えも悪くなり、さらにボルトボックス21を設けるこ
とで断面欠損による強度低下を免れない等の課題があっ
た。
【0008】一方、後者の継手構造では、インサート金
具26、継手板27およびボルトボックス28はいずれ
も、RCセグメント20の端面部に設けられているの
で、RCセグメント20の端部に鉄筋を配筋する等して
補強できないだけでなく、通しボルトとして短ボルト2
9が使用されているので継手部にプレストレスを導入で
きないため、継手部の強度および止水性ともに劣るとい
う課題があった。
【0009】この発明は以上の課題を解決するためにな
されたもので、ボルトボックスの数を減らせることでボ
ルトボックスの充填作業の低減を図ることができ、しか
もプレストレスを導入できることで継手部の強度および
止水性の向上も図れることを可能にしたRCセグメント
の継手構造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、この発明に係るRCセグメントの継手
構造は、請求項1として、互いに接合されるRCセグメ
ントの一方の端部に、支圧板が突設されたインサート金
具を埋設するとともに、このインサート金具と周辺コン
クリートとの間に縁切り材を介在し、他方の端部にボル
トボックスとこのボルトボックスと前記インサート金具
とに連通するボルト孔をそれぞれ設け、このボルト孔に
通しボルトとして両端ねじボルトを挿通するとともにそ
の一端側を前記インサート金具に螺合し、他端側を前記
ボルトボツクス内に突出させ、かつこの他端側に締結ナ
ットが締め付けてある。なお、ここで両端ねじボルトと
はボルトの頭がなく、両端ともに雄ねじになっている両
端ねじ高力長ボルトのことである。
【0011】請求項2として、互いに接合されるRCセ
グメントの一方の端部に、支圧板が突設されたインサー
ト金具を埋設するとともに、このインサート金具と周辺
コンクリートとの間に縁切り材を介在し、他方の端部に
ボルトボックスとこのボルトボックスと前記インサート
金具とに連通するボルト孔をそれぞれ設け、このボルト
孔に通しボルトとして六角ボルトを挿通し、その先端が
前記インサート金具に螺合してある。六角ボルトには高
力ボルトが使用されている。
【0012】また、請求項1および2において、支圧板
は通しボルトを介してインサート金具に作用する引き抜
きに抵抗するアンカーとして作用するとともに、通しボ
ルトに導入された緊張力を継手部のコンクリートに伝え
ることで、RCセグメントの継手部をポストテンション
工法によるプレストレストコンクリートとするための定
着金具として作用するものである。
【0013】したがって、支圧板はインサート金具の端
部に鍔状に突出され、その大きさ、形状、厚さ等の形態
はプレストレスの大きさにより決定される。請求項3と
して、請求項1または2のRCセグメントの継手構造に
おいて、インサート金具の端部をRCセグメントの端部
に突出させ、かつボルト孔の開口端にテーパが設けてあ
る。
【0014】請求項4として、請求項2または3のRC
セグメントの継手構造において、一端側に雄ねじを、他
端側にねじ孔をそれぞれ有する中継ぎボルトをボルト孔
に挿通するとともに、前記雄ねじを前記インサート金具
に螺合し、かつこの中継ぎボルトのねじ孔に通しボルト
として六角ボルトが螺合してある。
【0015】請求項5として、請求項1、2、3または
4のRCセグメントの継手構造において、インサート金
具と周辺コンクリートとの間に、縁切り材としてゴム
材、合成樹脂材、シースが介在してある。なお、この縁
切り材はインサート金具とその周辺コンクリート間の力
(主にせん断力)を遮断できるものであれば他のもので
もよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、トンネル
の地山に設置された、トンネルの円周方向に隣接するR
Cセグメントどうしの継手部を示し、図において、互い
に接合されるRCセグメント1と2のうち、一方のRC
セグメント1の端部にインサート金具3が埋設され、他
方のRCセグメント2の端部にボルトボックス4が形成
されている。
【0017】インサート金具3はトンネルの円周方向に
長い軸状をなし、その一端側にねじ孔3aが、他端側に
径方向に鍔状に突出する支圧板3bがそれぞれ形成され
ている。
【0018】また、インサート金具3は、ねじ孔3aの
開口端をRCセグメント1の端面に突出させることなく
ほぼ面一に露出させ、かつ支圧板3bがインサート金具
3に作用する引き抜きに抵抗する反力受け(抵抗板)と
して作用するように、さらに後述する両端高力ねじボル
ト7に導入された緊張力を継手部のコンクリートに伝え
る定着板として作用する定着金具として作用するよう
に、RCセグメント1のトンネル円周方向の端部に埋設
されている。
【0019】また、インサート金具3の外周とその周辺
コンクリート1aとの間には、縁切り材5が介在されて
いる。縁切り材5はインサート金具3に対する周辺コン
クリート1aの付着力をなくして、インサート金具3と
周辺コンクリート1a間の力の伝達を遮断するもので、
例えばゴム材、合成樹脂材、グリースまたはシース等で
形成されている。なお、可能であればインサート金具3
と周辺コンクリート1aとの間に単に隙間が設けられ、
特に縁切り材が介在されないでもよい。
【0020】ボルトボックス4は、他方のRCセグメン
ト2の端部にRCセグメント1の内側に開口して形成さ
れ、その被り部分4aにボルトボックス4とインサート
金具2とに連通するボルト孔6が形成されている。
【0021】ボルト孔6には通しボルトとして、ボルト
の頭がなく両端ともに雄ねじになっている両端ねじ高力
ボルト7が挿通されている。両端ねじ高力ボルト7の一
端側7aはインサート金具3のねじ孔3aに螺合され、
他端側7bはボルトボックス4内に突出している。
【0022】さらに、ボルトボックス4内に突出した他
端側7bに定着板8が取り付けられ、その後に締結ナッ
ト9が締め付けられている。また、締結ナット9が強く
締め付けられることで、両端ねじ高力ボルト7とインサ
ート金具3に緊張力が導入され、この緊張力が支圧板3
bと定着板8を介してRCセグメント1と2間の継手部
のコンクリートに伝えられ、これによりRCセグメント
1と2間の継手部に所定量のプレストレスが導入される
ため、セグメント継手部の強度アップと止水性の向上が
可能になり、またセグメント組み立て後の変形防止も可
能になる。
【0023】この場合特に、インサート金具3と周辺コ
ンクリート1aとの間に縁切り材5が介在されているこ
とにより、インサート金具3は、支圧板3bによって先
端側が固定されいるものの、周辺コンクリート1aとの
間の力の伝達が遮断されているので、締結ナット9を強
く締め付けて両端ねじ高力ボルト7に緊張力を導入した
際、インサート金具3にも緊張力が導入されるため、イ
ンサート金具3は両端ねじ高力ボルト7と同様の働きを
する。したがって、両端ねじ高力ボルト7として短ボル
トが使用されても、長ボルトを使用する、これまでの通
しボルト接合の機能を備えている。
【0024】図2(a),(b)は、特に通しボルトと
して一端側にボルトの頭を有する六角高力ボルト10が
使用されている例を示し、それ以外の構成は図1
(a),(b)で説明するものと同じである。
【0025】このように、通しボルトとして六角高力ボ
ルト10が使用されていることで、締結ナットが不要に
なって部品管理が容易になり、また六角高力ボルト10を
インサート金具3のねじ孔3aに螺合し強く締め付ける
だけでRCセグメント1と2を接合できるので、RCセ
グメントの継手作業をきわめて効率的に行なうことがで
き、施工のスピードアップが図れる。
【0026】図3(a),(b)は、図2(a),
(b)の例において、さらにインサート金具3の一端側
がRCセグメント1の端面より少し突出し、かつボルト
孔6の端部にインサート金具3の一端側を挿入し易いよ
うに、インサート金具3側に向かって徐々に拡径するテ
ーパ6aが設けられている。
【0027】こうすることで、RCセグメント1と2と
の接合に際して、インサート金具3とボルト孔6とのず
れを防止でき、インサート金具3とボルト孔6との位置
合わせおよび六角高力ボルト10の締め付けがし易くな
り施工性の向上が図れる。
【0028】図4(a),(b)は、いわゆる中継ぎボ
ルト11が使用されている例を示したものである。中継
ぎボルト11は一端側に雄ねじ11aを、他端側にねじ
孔11bをそれぞれ有するもので、ボルト孔6に挿通さ
れかつ雄ねじ11aがインサート金具3のねじ孔3aに
螺合されていることでインサート金具3に連結され、そ
して中継ぎボルト11のねじ孔11bに六角高力ボルト
10がボルトボックス4側から通しボルトとして螺合さ
れている。
【0029】このように、インサート金具3と通しボル
トとしての六角高力ボルト10との間に中継ぎボルト1
1が介在されていることで、通しボルトとして短い高力
ボルトを使用することができ、これによりボルトボック
スを小さくすることができるため、断面欠損によるRC
セグメントの強度低下を免れる。
【0030】なお、RCセグメント1と2との接合に際
しては、インサート金具3のねじ孔3aとボルト孔6と
の位置合わせをした後、ボルト孔6に中継ぎボルト11
を挿入し、雄ねじ11aをねじ孔3aに螺合してもよ
く、あるいは、あらかじめ中継ぎボルト11をインサー
ト金具3の先端に突設しておき、その後中継ぎボルト1
1のねじ孔11b側をボルト孔6に挿入するようにして
もよい。
【0031】後者の場合、例えば図5(a),(b)に
図示するように、中継ぎボルト11の一端側(ねじ孔1
1bを有する側)の端部に先細りとなるようなテーパを
付け、かつボルト孔6の端部にインサート金具3の一端
側を挿入し易いように、インサート金具3側に向かって
徐々に拡径するテーパ6aを設けることにより、RCセ
グメント1と2の位置合わせおよび六角高力ボルト10
の締め付けがし易くなって施工性の向上が図れる。
【0032】なお、上記の例では、トンネルの円周方向
に隣接するRCセグメント1と2間の継手部について説
明したが、トンネルの軸方向に隣接するRCセグメント
1と2間の継手部も同様の構成にすることができる。そ
の際には、トンネルの円周方向に隣接するRCセグメン
トを接合するためのボルトボックスと、トンネルの軸方
向に隣接するRCセグメントどうしを接合するためのボ
ルトボックスとを兼用させるこで、ボルトボックスをさ
らに減らすことができる。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上説明した通りであり、互
いに接合されるRCセグメントの一方の端部に、支圧板
を有するインサート金具を埋設し、他方の端部にボルト
ボックスとこのボルトボックスと前記インサート金具と
に連通するボルト孔をそれぞれ設け、このボルト孔に両
端ねじボルトを通しボルトとして挿通するともにその一
端側をインサート金具に螺合し、他端側を前記ボルトボ
ツクス内に突出させ、この他端側に締結ナットを締め付
けることによりRCセグメントどうしが接合されている
ので、ボルトボックスの数をこれまでより半減にするこ
とができ、これによりボルトボックスの充填作業を低減
することができるだけでなく、断面欠損によるRCセグ
メントの強度低下を免れる。
【0034】また、トンネルの円周方向に隣接するRC
セグメントを接合するためのボルトボックスと、トンネ
ルの軸方向に隣接するRCセグメントどうしを接合する
ためのボルトボックスとを兼用させるこで、ボルトボッ
クスをさらに減らすことができる。
【0035】また、インサート金具と周辺コンクリート
との間に縁切り材が介在されていることにより、インサ
ート金具は固定されてはいるもののインサート金具と周
辺コンクリート間の力の伝達が遮断されているので、締
結ナットを強く締め付けて通しボルトに緊張力を導入し
た際に、インサート金具にも緊張力が導入されて通しボ
ルトと同様の働きをするので、継手部にプレストレスを
導入することがで、継手部の強度および止水性の向上も
図れる。
【0036】また、RCセグメントどうしを接合した後
の弛みに対して増し締めができるので、セグメント組み
立て後の変形なども簡単に修正でき、施工精度の向上が
図れる。なお、これまでのコッターやピン等を使用した
継手構造では、組み立て後の増し締めが略不可能であっ
た。
【0037】さらに、縁切り材としては例えばゴム材、
合成樹脂材、グリースまたはシース等で形成されたもの
が設置され、特別なものは一切使用されていないので施
工費も安くてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】RCセグメントの継手部を示し、(a)はその
縦断面図、(b)はその平面図である。
【図2】RCセグメントの継手部を示し、(a)はその
縦断面図、(b)はその平面図である。
【図3】RCセグメントの継手部を示し、(a)はその
接合前の縦断面図、(b)はその接合後の縦断面図であ
る。
【図4】(a)はRCセグメントの継手部を示す縦断面
図、(b)はインサート金具、中継ぎボルトおよび通し
ボルトの斜視図である。
【図5】(a)はRCセグメントの継手部を示す縦断面
図、(b)はインサート金具、中継ぎボルトおよび通し
ボルトの斜視図である。
【図6】(a),(b)はいずれも、従来のRCセグメ
ントの継手部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 RCセグメント 1a 周辺コンクリート 2 RCセグメント 3 インサート金具 3a ねじ孔 3b 支圧板 4 ボルトボックス 5 縁切り材 6 ボルト孔 6a テーパ 7 両端ねじボルト(通しボルト) 8 定着板 9 締結ナット 10 六角高力ボルト(通しボルト) 11 中継ぎボルト 11a 雄ねじ 11b ねじ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉田 康一 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D055 GC05 GC06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接合されるRCセグメントの一方
    の端部に、支圧板が突設されたインサート金具を埋設す
    るとともに、このインサート金具と周辺コンクリートと
    の間に縁切り材を介在し、他方の端部にボルトボックス
    とこのボルトボックスと前記インサート金具とに連通す
    るボルト孔をそれぞれ設け、このボルト孔に両端ねじボ
    ルトを通しボルトとして挿通するとともに、その一端側
    を前記インサート金具に螺合し、他端側を前記ボルトボ
    ツクス内に突出させ、かつこの他端側に締結ナットを締
    め付けてなることを特徴とするRCセグメントの継手構
    造。
  2. 【請求項2】 互いに接合されるRCセグメントの一方
    の端部に、支圧板が突設されたインサート金具を埋設す
    るとともに、このインサート金具と周辺コンクリートと
    の間に縁切り材を介在し、他方の端部にボルトボックス
    とこのボルトボックスと前記インサート金具とに連通す
    るボルト孔をそれぞれ設け、このボルト孔に六角ボルト
    を通しボルトとして挿通し、かつその先端を前記インサ
    ート金具に螺合してなることを特徴とするRCセグメン
    トの継手構造。
  3. 【請求項3】 インサート金具の端部をRCセグメント
    の端部に突出させ、かつボルト孔の開口端にテーパを設
    けてなることを特徴とする請求項1または2記載のRC
    セグメントの継手構造。
  4. 【請求項4】 一端側に雄ねじを、他端側にねじ孔をそ
    れぞれ有する中継ぎボルトをボルト孔に挿通するととも
    に、前記雄ねじを前記インサート金具に螺合し、かつこ
    の中継ぎボルトのねじ孔に六角ボルトを通しボルトとし
    て螺合してなることを特徴とする請求項2または3記載
    のRCセグメントの継手構造。
  5. 【請求項5】 インサート金具と周辺コンクリートとの
    間に、縁切り材としてゴム材、合成樹脂材、シースを介
    在してなることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載のRCセグメントの継手構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086594A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 大成建設株式会社 プレキャスト床版の接合構造およびプレキャスト床版の接合方法
JP2017020191A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 西川ゴム工業株式会社 マンホール側壁と管との接続部分における耐震構造
JP7490479B2 (ja) 2020-07-13 2024-05-27 東日本旅客鉄道株式会社 プレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法

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