JP2002213154A - 屋外用バリアフリーサッシの高水密装置(障子のタイト構造) - Google Patents

屋外用バリアフリーサッシの高水密装置(障子のタイト構造)

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JP2002213154A
JP2002213154A JP2001012565A JP2001012565A JP2002213154A JP 2002213154 A JP2002213154 A JP 2002213154A JP 2001012565 A JP2001012565 A JP 2001012565A JP 2001012565 A JP2001012565 A JP 2001012565A JP 2002213154 A JP2002213154 A JP 2002213154A
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frame
sash
sliding
tight material
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Toshio Tai
俊男 袋
Hidenori Ueno
秀則 上野
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】サッシ下枠の上面をフラットに形成したバリア
フリータイプの気密・水密性が高く、排水性にも優れ、
内外障子の召し合わせ部の防水性が高い、屋外用下枠フ
ラットサッシの高水密装置の提供。 【解決手段】下枠10上面を略フラット面に形成し、当
該フラット面を戸車54を介してスライド開閉する障子
からなるサッシ構造の下枠ベース部材100の上部の立
ち上がり片101〜105と障子スライド用上面部材1
06にて下枠凹部12a及び障子スライド溝11aを形
成し、当該下枠凹部の底部に凹部排水口17aを配設
し、当該下枠凹部の側壁106cと障子下框51側壁か
ら垂下した障子スライド片51aとの間に横タイト材1
4aを配設し、縦枠には障子閉鎖時に障子の戸当框を受
ける縦枠係合部を設け、当該縦枠係合部と戸当框の間に
閉鎖時に当接するように縦タイト材を配設し、横タイト
材のシール面と縦タイト材のシール面がほぼ同一面にな
るように形成し、下枠にフラット面排水口を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の屋外開口部
に取り付けた窓枠内を障子がスライド開閉するサッシ構
造に関し、特に、下枠上面が略フラット面に形成したバ
リアフリーサッシにおける風圧を伴った雨水等に対する
高水密装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の屋外開口部には一般に上下枠と
左右の縦枠にて枠体を構成し、その内側を障子がスライ
ド開閉する窓構造が設けられている。この場合に、従来
は図33に示すように下枠サッシに突条状のレールが突
設されていてこのレール上を障子の下框に取り付けられ
た戸車が回転移動する構造が一般的である。また、建築
物屋外開口部の室外側外障子用突条レールと室内側内障
子用突条レールに室内側が高くなるように段差を設けた
り、レール溝に室外側と室内側に段差を設けたりして風
雨の侵入の防止を図っている。さらに詳述すると、窓ガ
ラス等に吹き付けられた雨水は障子に沿って落下し、下
枠のレール溝に溜まり、特に外障子と内障子の召し合わ
せ部や、障子の戸当框と縦枠サッシとのコーナー部に滞
留しやすいが、レール溝の壁が室内側への侵入を防止
し、溜まった雨水の自重にて屋外へ流れ出るようになっ
ている。
【0003】しかし、下枠サッシの上面をフラットに形
成したバリアフリータイプのサッシ構造にすると上記レ
ール溝の壁が無く、風圧等を伴った大きな雨の際に障子
に沿って落下してくる大量の雨水は下枠サッシの上面に
溜まりやすく気密性を確実にしないと空気の流れに沿っ
て雨水が浸入し水密性も問題になるという技術課題があ
った。特に、引き違い障子の召し合わせ下部の室外側に
溜まる水量が従来より更に多くなり、また、召し合わせ
部は内外障子間の気密、水密構造が複雑になるために、
室内への漏水が生じ易く、屋外用サッシにおいては風圧
を伴うので雨水がより侵入しやすくなるので気密性とと
もに排水性を良くする必要があった。また、中、高層ビ
ルになると500Pa近くの風圧を受け、雨水の室内へ
の侵入を防止するためには障子と窓枠サッシの間に気密
ラインを確保するとともに、気密ラインを形成する下枠
上面からの高排水性を確保するために排水用の下枠凹部
を設ける必要があり、この場合に内障子下枠凹部に沿っ
て流れてくる雨水を外障子室内側に侵入しないようにす
る必要もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、建築物屋外
開口部に取り付けた上下枠及び左右の縦枠にて構成され
るサッシの下枠面上をスライド開閉する引き違い障子等
において、図32に本発明による高水密装置を内蔵した
屋外用バリアフリーサッシの施工イメージ図を示すよう
に、サッシ下枠の上面をフラットに形成したバリアフリ
ータイプの気密・水密性が高く、雨水等の排水性にも優
れ、内外障子の召し合わせ部の室内漏水に対する防水性
が高い、屋外用下枠フラットサッシの高水密装置の提供
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】屋外用サッシにおける水
密性とは雨を伴った風に対し、どれだけの風圧まで雨水
の浸入を防げるかを表す性能をいい、JISにその試験
方法として試験装置にサッシを取り付け、1分間当たり
4リットル/1平方メートルの水を噴霧し、所定の脈動
圧を10分間加え、その間サッシから室内側への漏水が
無いことが合格条件となっていて、試験区分50では風
圧中央値が500Pa、上限風圧が750Paと非常に
厳しいものとなっていて、例えば、浴室の水密性におけ
る浴室戸にシャワーノズルで1分間当たり10リットル
の水を距離30cm、7cm/秒の速さで全周に噴霧す
るだけの試験条件とは大きく異なり、屋外用サッシの下
枠フラット化は従来から非常に困難とされていた。そこ
で、今回水密試験を繰り返しながら、誠意研究すること
で本発明に至ったものである。
【0006】請求項1記載の発明は、上下枠及び左右の
縦枠にて構成され、下枠上面を略フラット面に形成し、
当該フラット面を戸車を介してスライド開閉する障子か
らなるサッシ構造とし、中空断面形状からなる下枠ベー
ス部材の上部に複数の立ち上がり片を設け、当該立ち上
がり片と障子スライド用上面部材にて下枠凹部及び障子
スライド溝を形成し、当該下枠凹部の底部に凹部排水口
を配設し、障子下框側壁から垂下した障子スライド片に
横タイト材を介して下枠凹部側壁とでシール面を形成
し、縦枠には障子閉鎖時に障子の戸当框を受ける縦枠係
合部を設け、当該縦枠係合部と戸当框の間に閉鎖時に当
接するように縦タイト材を配設してシール面を形成し、
この横タイト材のシール面と縦タイト材のシール面がほ
ぼ同一面になるように形成し、下枠にフラット面排水口
を設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、障子スライド用上
面部材に下枠凹部及び障子スライド溝を設けたもので、
上下枠及び左右の縦枠にて構成され、下枠上面を略フラ
ット面に形成し、当該フラット面を戸車を介してスライ
ド開閉する障子からなるサッシ構造とし、下枠ベース部
材の上部に複数の立ち上がり片を設けて障子スライド用
上面部材を嵌着し、当該障子スライド用上面部材に下枠
凹部及び障子スライド溝を設け、当該下枠凹部の底部に
凹部排水口を配設し、障子下框側壁から垂下した障子ス
ライド片に横タイト材を介して下枠凹部側壁とでシール
面を形成し、縦枠には障子閉鎖時に障子の戸当框を受け
る縦枠係合部を設け、当該縦枠係合部と戸当框の間に閉
鎖時に当接するように縦タイト材を配設してシール面を
形成し、この横タイト材のシール面と縦タイト材のシー
ル面がほぼ同一面になるように形成し、下枠にフラット
面排水口を設けた。
【0008】これにより、屋外から吹き付ける風や雨水
に対して、横タイト材のシール面と縦タイト材のシール
面がほぼ同一面になるように形成されているので、風圧
や障子の建て付け調整に対して安定して確実にシールす
るように作用するので屋内への雨水等の侵入を防止する
ことが出来、横タイト材で形成した気密ラインのほぼ真
下に雨水を流し込む懐として排水用の下枠凹部を設け、
さらにその下に排水用の中空部を設けることでこの部分
に雨水が溜まり室外と室内の圧力差に対抗できるように
なったものである。また、下枠上面に障子下框の障子ス
ライド片のほぼ肉厚に相当する2条の溝が形成されたフ
ラット面になり、排水性を高めるため下枠凹部の屋内外
方向幅に対してスライド溝が狭くなるように設定し下枠
上部のフラット面を広くしバリアフリー化が図られてい
る。また、下枠上面に設けたフラット面排水口は必ずし
も外障子と内障子の召し合わせ位置でなくても良いが、
雨水の溜まりやすい、この召し合わせ位置が望ましい。
【0009】また、中空断面形状からなる下枠ベース部
材の上部に複数の立ち上がり片を設け、別部材である障
子スライド用上面部材にて下枠凹部及び障子スライド溝
を形成するようにしたので、下枠ベース部材の排水口等
の加工が容易になり、障子スライド用上面部材を取り外
すことにより下枠凹部の掃除も容易になる。この際に障
子の脱着が容易になり、障子及び下枠等サッシ枠のメン
テナンス性を確保すべくケンドン方式の障子の取り付け
方法を採用するのが望ましい。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成に加えて、外障子と内障子の召し
合わせ位置に対応して下枠にフラット面排水口を設け、
外障子召合框の底部に召合框止水ブロックを取り付け、
当該召合框止水ブロックに設けた弾性材を下枠のフラッ
ト面に摺接させた。
【0011】これにより、下枠フラット面を内外障子召
し合わせ部に向けて風圧とともに勢い良く流れてきた雨
水はこの召合框止水ブロックに設けられた弾性材からな
るヒレ状のウオーターバリアにて流れの勢いが抑えられ
るとともに、弾性材からなるヒレ状のウインドバリアに
より、召合框の底部と下枠のフラット面が遮蔽され、召
し合わせ部の気密性が確保され、当該ウオーターバリア
とウインドバリアの間に設けられたフラット面排水口へ
の雨水の落下、排水が促進されるように作用する。この
際に、下枠のフラット面排水口は下枠凹部排水口、下枠
屋外排水口を通じて外気と連通している。また、フラッ
ト面排水口の上部が外障子召合框及び内障子召合框とこ
れらに設けた突き合わせ片(煙返し部)、召合框タイト
材で形成する空間部に連通しているのが望ましい。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明が召合框止水ブロックを外障子召合框の底部に設けた
のに対して、当該召合框止水ブロックをフラット面排水
口に設けたもので作用は、ほぼ同じである。
【0013】請求項5記載の発明は、障子スライド片に
横タイト材を介して下枠凹部側壁とで設けた内障子の気
密ライン線上で内障子と外障子の召し合わせ部位置にほ
ぼ対応させて内障子下枠凹部に下枠凹部形状をふさぐよ
うに弾性体からなる下枠凹部止水ブロックを設けたもの
である。これにより、内障子下枠凹部に沿って流れてく
る雨水を外障子の室内側に侵入しないように防止するこ
とが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施の形態を引
き違い障子サッシ構造に適用した場合を例に以下説明す
る。図32に本発明による高水密装置を内蔵した屋外用
バリアフリーサッシの施工イメージ図を示し、図34に
鉄筋コンクリート造りビル住宅の間取りの例を示し、図
35及び図36にその屋外開口部の断面を示す。ビル住
宅の窓の屋外には排水用のグレーチングを取り付け、そ
の外側に段差調整ブロックを敷いてバルコニーが配設さ
れ、さらに外側には手摺り等の安全柵が取り付けられて
いる。室内からバルコニーへの出入り口に本発明に係る
高水密構造からなるサッシ構造が採用されている。
【0015】本発明に係るサッシ構造の下枠サッシ部分
の縦断面図を図1に、横断面図を図3に示す。図1、図
5及び図36に示すように躯体にアンカー8にて取り付
けられた下枠10及び上枠40と、図3に示すように左
縦枠20及び右縦枠30のサッシにて枠体を形成し、そ
の内側に屋外側から、外障子50、内障子60が装着さ
れている。図36に示すように、下枠には従来のような
突条のレールが無く、下枠上面に障子下框の障子スライ
ド片のほぼ肉厚に相当する2条の溝が形成されたフラッ
ト面になっていて、マンション等のベランダと室内側と
の境界に段差が無くなり、室内フローリング床面、下枠
の上面、グレーチングを介してバルコニーの床面がほぼ
水平に配置されたバリアフリー構造になっている。
【0016】図1、図5及び図3に示すように、外障子
50は外障子下框51及び上框55と、外障子戸当框5
2及び外障子召合框53にて枠を形成し、内側にガラス
等が装着されている。外障子下框51の屋外側には外障
子スライド片51aが垂下され側壁に外障子用横タイト
材嵌合溝13aを設け、外障子用横タイト材14aを配
設し、これらの横タイト材は下枠凹部の側壁106cに
摺接している。また、下框の下框凹部51bには外障子
戸車54が取り付けられ、下枠10の略フラットな上面
11を構成する障子スライド用上面部材106上を移動
する。
【0017】内障子60も外障子と同様に、内障子下框
61及び上框65と、内障子戸当框62及び内障子召合
框63にて枠を形成し、内側にガラス等が装着されてい
る。内障子下框61の屋外側には内障子スライド片61
aが垂下され、側壁に内障子用横タイト材嵌合溝13b
を設け、内障子用横タイト材14bを配設し、横タイト
材は下枠凹部の側壁102に摺接している。、下框の下
框凹部61bには内障子戸車64が取り付けられ下枠1
0の略フラットな上面11を移動する。
【0018】下枠10には中空断面形状からなる下枠ベ
ース部材100の上部に複数の立ち上がり片101、1
02、103、104、105を設け、立ち上がり片1
03、104と障子スライド用上面部材106に設けた
係止片106a、106bにて嵌着し、立ち上がり片1
04と105で外障子用下枠凹部12aを設けてこの外
障子用下枠凹部の底部に外障子用凹部排水口17aが配
設され、、立ち上がり片102と103で内障子用下枠
凹部12bを形成し、この内障子用下枠凹部の底部に、
内障子用凹部排水口17bが配設され、外障子スライド
片51a、内障子スライド片61aがスライドする外障
子スライド溝11a、内障子スライド溝11bを設け
た。また立ち上がり片101の水平部101a、立ち上
がり片105の水平部105aと障子スライド用上面部
材106にてフラット面11を形成している。
【0019】また、下枠10は下枠凹部、障子スライド
溝及び中空部が形成できれば上記に限定されるものでな
く、図2に示すように、下枠ベース部材100の上部に
複数の立ち上がり片101、105を設けて、障子スラ
イド用上面部材106に設けた係止片106a、106
bにて嵌着し、この障子スライド用上面部材に外障子用
下枠凹部12aを設けてこの外障子用下枠凹部の底部に
外障子用凹部排水口17aが配設され、同様に内障子用
下枠凹部12bを設けて、この内障子用下枠凹部の底部
に内障子用凹部排水口17bが配設され、外障子スライ
ド片51a、内障子スライド片61aがスライドする外
障子スライド溝11a、内障子スライド溝11bを設け
たものでもよい。ここで障子スライド用上面部材はかな
らずしも一体的に形成されている必要は無く、図示して
いないが複数の部材に分割して形成してもよい。ベース
部材の中空部側壁には下枠屋外排水口18が設けられそ
の外側に排水口を覆うように逆風、逆水止め部材19が
上部で枢着されている。なお、排水口全体の配置は図2
2に示し、(ロ)が障子召合わせ部、(イ)及び(ハ)
がコーナー部の斜視図である。外障子と内障子の召し合
わせ部の位置に対応して下枠の上面の一部を切り欠きフ
ラット面排水口15を設けてその下に必要に応じて凹部
排水口17cを設け(図8参照)、外障子用下枠凹部排
水口17a、内障子用下枠凹部排水口17b及び下枠屋
外排水口18が設けられている。また、図3に示すよう
に必要に応じて下枠の上面の一部を切り欠き左コーナー
部排水口16a及び右コーナー部排水口16bを設けて
も良い。
【0020】図3に示すように、左縦枠20の枠内側に
は外障子の戸当框を受ける左縦枠係合部21が設けら
れ、外障子が閉じた際にこの戸当框に設けた左縦枠縦タ
イト材嵌合溝22に配設した左縦枠縦タイト材23が当
接する。右縦枠30の内側にも外障子の場合と同様に、
内障子の戸当框を受ける右縦枠係合部31が設けられ、
内障子が閉じた際にこの戸当框に設けた右縦枠縦タイト
材嵌合溝32に配設した右縦枠縦タイト材33が当接す
る。図4に示すように、外障子、内障子においてそれぞ
れ横タイト材と下枠凹部側壁のシール面及び縦タイト材
と縦枠のシール面がほぼ同一になるように配設されてい
るので風圧や障子の建て付け調整に対して安定して確実
にシールするように作用し、室内への雨水等の侵入を防
止することが出来る。
【0021】召合わせ部においては図3に示すように、
外障子50の外障子召合框53及び内障子60の内障子
召合框63に設けた外障子突き合わせ片53aと内障子
突き合わせ片63aが障子閉鎖時に当接し外障子召合わ
せ部に設けた召合框タイト材嵌合溝63bに召合框タイ
ト材67が取り付けられ内障子側面と摺接している。な
お、この召合框タイト材は気密性、水密性が確保されれ
ば良く、内障子側に設けても良い。
【0022】図8に示すフラット面排水口15に対応す
る内障子召合框の底部には図5〜図7に示すように、召
合框止水ブロック70がビス等の召合框止水ブロック係
止部材73にて取り付けられている。召合框止水ブロッ
クには弾性材からなるヒレ状のウオーターバリア71と
ヒレ状のウインドバリア72が設けれていて下枠上面及
び内障子屋外側側面に当接するように配設されている。
その側面図を図9に、上面図(下観図)を図10に、正
面図(外観図)を図11にそれぞれ示す。ウオーターバ
リアにて風圧を伴う雨水の流れが抑えられ、ウインドバ
リアにて気密性が確保されているので空気の室内への侵
入が遮断され、その間に設けられたフラット面排水口に
雨水が流し込まれる。ここで、下枠のフラット面排水口
15は外障子用下枠凹部排水口17a及び下枠屋外排水
口18を介して外気と連通している。また、フラット面
排水口の上部は、図6及び図10に示すように外障子召
合框53及び内障子召合框63とこれらに設けた外障子
突き合わせ片53a、内障子突き合わせ片63a(煙返
し部)、召合框タイト材67で形成する空間部に連通し
ている。
【0023】また、この召合框止水ブロックは図12に
示すように下枠のフラット面排水口15に設けてもよ
く、その側面図を図13に、上面図(下観図)を図14
正面図(外観図)を図15に示す。内障子用下枠凹部の
内外障子召し合わせ部には下枠凹部止水ブロックが設け
られていて内障子の下枠凹部に沿って室内外に雨水が流
れ込むのを防止している。その側面図を図16及び図1
9に、上面図を図17に、下枠凹部内部傾斜図を図18
に、正面図を図21にそれぞれ示す。
【0024】本発明における高水密装置を内蔵した屋外
用バリアーフリーサッシは、図10に示すように障子を
上枠のレールに沿って上方に移動させ、障子のスライド
片をスライド溝に挿入することで簡単に窓枠に取り付け
ることが出来るとともに、取り外しも逆の操作で簡単に
短時間で出来るのでメンテナンスが容易である。また、
掃除をする時に障子が外しやすく、構造が複雑にならな
いため、品質が安定し故障が少ない。
【0025】本発明においては、下枠サッシの略フラッ
ト面の形状としては図1に示すほかに図24〜図26等
の形状を言い、バリアフリーの機能を維持しつつ、ゴミ
等の溜まりやその排出等の実験結果より、戸車回動部が
凹部形状の場合(図23)は寸法A1、A2が約10m
m以内、同様に戸車回動部が凸形状の場合(図24)は
寸法B1、B2が約10mm以内、スライド溝幅寸法は
図25に示すように、C1、C2・・が約10mm以内
をいう。
【0026】また、本発明においては、横タイト材のシ
ール面は縦タイト材のシール面とほぼ同一面になるよう
に形成されていれば良く、以下に例を示すようにタイト
材の配設位置は選択的に採用される。横タイト材嵌合溝
を下枠に縦タイト材嵌合溝を縦枠側に設けて横タイト材
及び縦タイト材を配設した場合の縦断面図を図27に、
横断面図を図28に示し、その斜視図を図29に示す。
なお、内障子と外障子とでタイト材の取り付け方を異な
らせ、どちらか一方を障子側に取り付け、他方を枠側に
取り付けても良く、横タイト材と縦タイト材にて取り付
け位置を異ならせても良い。また下枠ベースの中空部も
図30に示すように一体的に設けてもよい。
【0027】本発明における高水密装置を内蔵した屋外
用バリアフリーサッシを建物の屋外開口部に適用した例
を示す図32と従来例の図33を比較すると明らかなよ
うに水密性を確保しつつサッシ下枠の上面をフラットに
形成出来たので、次のようなことが言える。従来のサッ
シからレールが消えて障害物が無くなり、従来のアルミ
サッシのイメージが全くしない爽やかな窓枠構造にな
る。マンション等のベランダと室内側との境界に段差が
無くなり、室内空間とベランダ空間のフロアーがフラッ
トな状態でつながり生活空間の一新が期待できる。従来
のレールがあるアルミサッシ下枠と異なり、ゴミ等がつ
きにくいため、清潔感に優れる。高齢になって身体が弱
くなっても室内と同じようにベランダ等に出ることが出
来る(ユニバーサルデザイン)。
【0028】
【発明の効果】本発明の高水密装置においては、横タイ
ト材のシール面と縦タイト材のシール面がほぼ同一面に
なるように構成されているので、障子に風圧が負荷され
たり、室外と室内に気圧差が生じた場合でも障子の側面
を縦横タイト材が面一的に支えるので気密、水密性が確
保される。特に雨水が溜まりやすい引き違い障子の召し
合わせ部においても、風圧を伴った雨水はフラット面排
水口の位置に対応した外障子召合框の底部に取り付けら
れた召合框止水ブロックのウオーターバリアにて流れが
弱められ、フラット面排水口に雨水が落下し屋外に排水
され、ウインドバリアにて風の室内への侵入を抑えるこ
とにより水の侵入を完全に防止することが出来る。ま
た、内障子用下枠凹部上水ブロックを設けることより下
枠の上面をフラットに形成した場合の内障子用下枠凹部
からの雨水の外障子室内側への侵入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る下枠フラットの高水密サッシ構造
の縦断面図を示す。
【図2】本発明に係る下枠フラットの高水密サッシ構造
の他の例の縦断面図を示す。
【図3】本発明に係る下枠フラットの高水密サッシ構造
の横断面図を示す。
【図4】横タイト材と縦タイト材を取り付けた状態の部
分斜視図を示す。
【図5】召合框止水ブロックを取り付けた状態の側面図
を示す。
【図6】召合框止水ブロックを取り付けた状態の上面図
を示す。
【図7】召合框止水ブロック部分の傾斜図を示す。
【図8】フラット面排水口の傾斜図を示す。
【図9】召し合わせ部側面図(下枠フラット面排水口断
面端面図)を示す。
【図10】召し合わせ部上面図(召合框止水ブロック下
観図)を示す。
【図11】召し合わせ部正面図(召合框止水ブロック外
観図)を示す。
【図12】召合框止水ブロックを下枠フラット面排水口
に取付けた場合を示す。
【図13】図12の側面図を示す。
【図14】図12の上面図を示す。
【図15】図12の正面図を示す。
【図16】内障子下枠凹部止水ブロックを取り付けた状
態の側面図を示す。
【図17】内障子下枠凹部止水ブロックを取り付けた状
態の上面図を示す。
【図18】下枠凹部止水ブロックの傾斜図を示す。
【図19】図18の側面図を示す。
【図20】図18の上面図を示す。
【図21】図18の正面図を示す。
【図22】排水口の配置図を示す。
【図23】障子の脱着方法を示す。
【図24】本発明に係る下枠断面の他の例を示す。
【図25】本発明に係る下枠断面の他の例を示す。
【図26】本発明に係る下枠断面の他の例を示す。
【図27】タイト材を下枠側に配設した場合の縦断面図
を示す。
【図28】タイト材を縦枠側に配設した場合の横断面図
を示す。
【図29】タイト材を枠側に配設した場合の部分斜視図
を示す
【図30】下枠ベース中空部を一体的に設けた場合を示
す。
【図31】図29に対応した横断面図を示す。
【図32】本発明による高水密装置を内蔵した屋外用バ
リアフリーサッシの施工イメージ図を示す。
【図33】従来のサッシによるマンションのベランダ側
と室内側を見た施工イメージ図を示す。
【図34】間取り図の例を示す。
【図35】屋外開口部縦断面図を示す。
【図36】屋外開口部下枠付近の縦断面図を示す。
【符号の説明】
10 下枠 11 フラット面(上面) 11a 外障子スライド溝 11b 内障子ス
ライド溝 12a 外障子用下枠凹部 12b 内障子用
下枠凹部 13a 外障子用横タイト材嵌合溝 13b 内障子用
横タイト材嵌合溝 14a 外障子用横タイト材 14b 内障子用
横タイト材 15 フラット面排水口 16a 左コーナー部排水口 16b 右コーナ
ー部排水口 17a 外障子用下枠凹部排水口 17b 内障子用
下枠凹部排水口 18 下枠屋外排水口 19 逆水止め部材 100 下枠ベース部材 101、102、103、104、105 下枠ベース
部材からの立ち上がり片 106 障子スライド用上面部材 20 左縦枠 30 右縦枠 21 左縦枠係合部 31 右縦枠
係合部 22 左縦枠縦タイト材嵌合溝 32 右縦枠縦
タイト材嵌合溝 23 左縦枠縦タイト材 33 右縦枠縦
タイト材 40 上枠 50 外障子 60 内障子 51 外障子下框 61 内障子下
框 51a 外障子スライド片 61a内障子ス
ライド片 52 外障子戸当框 62 内障子戸
当框 53 外障子召合框 63 内障子召
合框 53a 外障子突き合わせ片 63a内障子突
き合わせ片 54 外障子戸車 64 内障子戸
車 55 外障子上框 65 内障子上
框 56 外障子下框タイト材 66 内障子下
框タイト材 67 召合框タイト材 70 召合框止水ブロック 71 ウオーターバリア 72 ウインドバリア 73 召合框止水ブロック係止部材 80 下枠凹部止水ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下枠及び左右の縦枠にて構成され、下枠
    上面を略フラット面に形成し、当該フラット面を戸車を
    介してスライド開閉する障子からなるサッシ構造とし、
    中空断面形状からなる下枠ベース部材の上部に複数の立
    ち上がり片を設け、当該立ち上がり片と障子スライド用
    上面部材にて下枠凹部及び障子スライド溝を形成し、当
    該下枠凹部の底部に凹部排水口を配設し、障子下框側壁
    から垂下した障子スライド片に横タイト材を介して下枠
    凹部側壁とでシール面を形成し、縦枠には障子閉鎖時に
    障子の戸当框を受ける縦枠係合部を設け、当該縦枠係合
    部と戸当框の間に閉鎖時に当接するように縦タイト材を
    配設してシール面を形成し、この横タイト材のシール面
    と縦タイト材のシール面がほぼ同一面になるように形成
    し、下枠にフラット面排水口を設けたことを特徴とする
    屋外用下枠フラットサッシの高水密装置。
  2. 【請求項2】上下枠及び左右の縦枠にて構成され、下枠
    上面を略フラット面に形成し、当該フラット面を戸車を
    介してスライド開閉する障子からなるサッシ構造とし、
    下枠ベース部材の上部に複数の立ち上がり片を設けて障
    子スライド用上面部材を嵌着し、当該障子スライド用上
    面部材に下枠凹部及び障子スライド溝を設け、当該下枠
    凹部の底部に凹部排水口を配設し、障子下框側壁から垂
    下した障子スライド片に横タイト材を介して下枠凹部側
    壁とでシール面を形成し、縦枠には障子閉鎖時に障子の
    戸当框を受ける縦枠係合部を設け、当該縦枠係合部と戸
    当框の間に閉鎖時に当接するように縦タイト材を配設し
    てシール面を形成し、この横タイト材のシール面と縦タ
    イト材のシール面がほぼ同一面になるように形成し、下
    枠にフラット面排水口を設けたことを特徴とする屋外用
    下枠フラットサッシの高水密装置。
  3. 【請求項3】外障子と内障子の召し合わせ位置に対応し
    て下枠にフラット面排水口を設け、外障子召合框の底部
    に召合框止水ブロックを取り付け、当該召合框止水ブロ
    ックに設けた弾性材を下枠のフラット面に摺接させたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋外用下枠
    フラットサッシの高水密装置。
  4. 【請求項4】外障子と内障子の召し合わせ位置に対応し
    て下枠にフラット面排水口を設け、当該フラット面排水
    口に召合框止水ブロックを取り付け、当該召合框止水ブ
    ロックに設けた弾性材を外障子召合框の底部に摺接させ
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋外用
    下枠フラットサッシの高水密装置。
  5. 【請求項5】障子スライド片に横タイト材を介して下枠
    凹部側壁とで設けた内障子の気密ライン線上で内障子と
    外障子の召し合わせ部位置にほぼ対応させて内障子下枠
    凹部に下枠凹部形状をふさぐように弾性体からなる下枠
    凹部止水ブロックを設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の屋外用下枠フラットサッシ高水密装
    置。
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