JP2002212917A - せん断変形拘束壁を有する弾性支承装置の取付構造 - Google Patents

せん断変形拘束壁を有する弾性支承装置の取付構造

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JP2002212917A JP2001013997A JP2001013997A JP2002212917A JP 2002212917 A JP2002212917 A JP 2002212917A JP 2001013997 A JP2001013997 A JP 2001013997A JP 2001013997 A JP2001013997 A JP 2001013997A JP 2002212917 A JP2002212917 A JP 2002212917A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換を容易に行うことが可能な鉛直荷重支持
用弾性支承装置の取付け構造の提供を目的とする。 【解決手段】 コンクリート製橋桁5側のソールプレー
ト15と橋脚4側のベースプレート7との間に配置さ
れ、ソールプレート15に摺動可能に当接された上部鋼
板3aと、中央部のゴム層3bと、下部鋼板3cとが一
体化され、円柱状を呈する弾性支承部3と、ベースプレ
ート7にそれぞれが着脱可能にボルト接合され、弾性支
承部3の外周を周方向の所定範囲に亘って抱持すること
により弾性支承部3の水平方向の変形を拘束する複数の
せん断変形拘束壁部材2とを備え、弾性支承部3の交換
時において橋桁5を持ち上げることなく、せん断変形拘
束壁部材2とベースプレート7とのボルト接合を解除す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋桁等の上部構造
物と橋脚または橋台等の下部構造物との間に配設され、
地震時の水平力および上揚力等に対して上部構造物を緩
衝支承する水平力緩衝用弾性支承装置と共に使用され、
上部構造物の鉛直荷重を支持する荷重支持用弾性支承装
置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴムのような弾性支承体を使用し
た上部構造物の鉛直荷重支持用の弾性支承装置(以下、
鉛直荷重支持用弾性支承装置という)としては、例えば
図9に示すようなものがある。図9(a)は鉛直荷重支
持用弾性支承装置の一側面図、同(b)は(a)のD−D
断面図、同(c)は(b)のE−E断面図である。
【0003】図9(a)〜(c)に示すように、鉛直荷
重支持用弾性支承装置23は、上部構造物27のソール
プレート24に摺動可能に当接する上部鋼板23aと、
中央部のゴム層23bと、下部鋼板23cとが一体化さ
れてなり、ほぼ短円柱状を呈している。
【0004】そして、コンクリート製下部構造物28の
水平な上面には、前記下部構造物28に埋め込み固定さ
れたアンカー部材25に溶接により固定されたベースプ
レート26が一体化されている。四角形のベースプレー
ト26の平行な二辺に沿って各縦壁部26aがベースプ
レート26に一体に設けられ、間隔をおいて対向配置さ
れている。
【0005】前記両縦壁部26aの内壁面26bは平面
円弧状に形成され、対向する内壁面26bの間に鉛直荷
重支持用弾性支承装置23が嵌合されて、水平方向の変
形が拘束されている。この嵌合状態において、縦壁部2
6aの頂部26cは、鉛直荷重支持用弾性支承装置23
における上部鋼板23aの板厚のほぼ中央部にまで及ん
でいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鉛直荷重支
持用弾性支承装置23の設置後、年月の経過と共にゴム
層23bが劣化した場合、鉛直荷重支持用弾性支承装置
23の交換が必要となる。そのとき、上記のように両縦
壁部26aがベースプレート26と一体の構成であるの
で、交換に当たり、鉛直荷重支持用弾性支承装置23を
取り外すための隙間を作る必要があるため、少なくとも
縦壁部26aの嵌合高さ分だけ上部構造物27を、安定
した状態で、ジャッキアップ等により持ち上げなければ
ならない。このジャッキアップ量が、例えば20〜30
cmに及ぶことがあり、大重量の上部構造物27をこの
ように比較的大きな距離ジャッキアップするためには、
ジャッキを大型にしなけらばならず、鉛直荷重支持用弾
性支承装置23の交換に要する工事費が嵩むという問題
がある。
【0007】そこで、本発明は、交換を容易に行うこと
が可能な鉛直荷重支持用弾性支承装置の取付け構造を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載のせん断変形拘束壁を有する弾性支
承装置の取付構造においては、コンクリート製橋桁等の
上部構造物と橋脚または橋台等の下部構造物との間に配
置され、上部構造物に摺動可能に当接されるすべり支承
面を有する上部鋼材とこれに一体の弾性層を備えた弾性
支承部と、前記弾性支承部の外周側部を抱持することに
より前記弾性支承部の横方向のせん断変形を拘束する複
数のせん断変形拘束壁部材とを備え、下部構造物に前記
各せん断変形拘束壁部材が着脱可能に固定され、かつ上
部構造物を持ち上げることなく前記せん断変形拘束壁部
材と下部構造物との接合を解除することができるように
構成したことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のせん断変形拘束壁を有す
る弾性支承装置の取付構造においては、コンクリート製
橋桁等の上部構造物と橋脚または橋台等の下部構造物と
の間に配置され、上部構造物に摺動可能に当接されるす
べり支承面を有する上部鋼材とこれに一体の弾性層を備
えた弾性支承部と、前記弾性支承部の外周側部を抱持す
ることにより前記弾性支承部の水平方向の変形を拘束す
る複数のせん断変形拘束壁部材とを備え、下部構造物に
着脱可能に接合された中間支持板上に前記各せん断変形
拘束壁部材が固着され、上部構造物を持ち上げることな
く前記中間支持板と下部構造物との接合を解除すること
ができるように構成したことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記中間支持板と下部構造物との間に
せん断キーを配設して中間支持板のずれ止めを行うよう
にしたことを特徴とする。
【0011】本発明によると、鉛直荷重支持用弾性支承
装置を例えば所定期間経過後に交換する際に、上部構造
物を持ち上げることなく、せん断変形拘束壁部材単体の
接合を解除するか、一体化された中間支持板の接合を解
除することにより、上部構造物を若干持ち上げる程度
で、弾性支承部または弾性支承装置の交換作業を容易に
行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態について図1〜図5を参照して説明する。図1は
本実施形態の鉛直荷重支持用弾性支承装置を橋脚と橋桁
との間に適用した例を示す図である。図2、図3は本実
施形態の側面図、平面図である。図4は図3のB−B断
面図である。また、図5は要部の説明図である。
【0013】図1に示すように、本実施形態の鉛直荷重
支持用弾性支承装置1は、後述するせん断変形拘束壁部
材2とほぼ円柱状の弾性支承部3などからなり、下部構
造物としての橋脚4と上部構造物としての鉄筋コンクリ
ート製橋桁5との間に、前記橋桁5の長手方向に直交し
て複数個(図1では3個)間隔をおいて配設されてい
る。鉛直荷重支持用弾性支承装置1同士の中間には、間
隔をおいて水平力緩衝装置6が配設されている。
【0014】各鉛直荷重支持用弾性支承装置1は、橋桁
5の鉛直荷重を分担し、地震時等における橋桁5の水平
方向の移動は許容する。また、水平力緩衝支承装置6
は、通常時は、上部構造物(橋桁5)の鉛直荷重を分担
することなく、地震時等に橋桁5に作用する水平力およ
び上揚力に対して、水平力緩衝支承装置6における弾性
層のせん断変形または弾性変形により、橋桁5を弾性的
に緩衝支承する。
【0015】図2〜図4に示すように、橋脚4の水平な
上面には、平面視で四角形の鋼製ベースプレート7が、
これを固定していると共に下部構造物(橋脚4)に下部
を埋め込み固定されているアンカー部材8と共に橋脚4
と一体化されている。前記ベースプレート7上には、そ
の平行二辺に沿って上記せん断変形拘束壁部材2が橋軸
方向に間隔を置いて対向配置され、ボルト9によりベー
スプレート7に取り付けられている。こうして、前記従
来例と異なり、せん断変形拘束壁部材2は着脱可能であ
る。
【0016】前記各せん断変形拘束壁部材2の下面に
は、長円柱状の凸部からなる平行キー状の突起10が一
体に設けられ、この突起10がベースプレート7に形成
された長円柱状の凹部からなるキー溝11に嵌合して、
せん断変形拘束壁部材2の横方向のずれ止めをし、前記
弾性支承部3が橋桁5をすべり支承するときに作用する
横方向力を支承し、間接的に前記弾性支承部3における
弾性層のせん断変形を拘束するように構成されている。
また、前記各せん断変形拘束壁部材2の対向する内壁面
2aは、横断面円弧状に形成され、その内壁面2aに
は、四フッ化エチレン層12または板からなる低摩擦の
すべり支承面に形成されている。この摩擦の低減によ
り、対向内壁面2aと後述の弾性支承部3との間に、若
干の上下方向等の相対的な動きが生じても損傷が軽減さ
れる。
【0017】そして、対向内壁面2a間に短円柱状の上
記弾性支承部3が嵌合されている。弾性支承部3は、そ
の上下部にそれぞれ上部鋼板3aと下部鋼板3cが配置
され、それらの中間にゴム層3bを挟んで一体化されて
いる。上部鋼板3aの上面または上面側の凹部には、四
フッ化エチレン層(または四フッ化エチレン板)12を
一体に接着剤等により固着して形成され、またソールプ
レート15の下面には、ステンレスの薄鋼板13がビス
等により取り付けられ、橋桁5側にアンカー部材14と
共に一体化されたソールプレート15の下面との摩擦を
低減するように構成している。
【0018】図4に示すように、ゴム層3bの外周は、
図示のように内向き凹溝状に形成され、ゴム層3bの変
形時に、前記上下の両鋼板3a,3cの外周側面よりも
外方へ膨出しないようにされている。また、弾性支承部
3が各せん断変形拘束壁部材2の円弧状内に嵌合した状
態で、せん断変形拘束壁部材2の頂部2bは、上部鋼板
3aの板厚のほぼ中央部に位置している。そして、鉛直
荷重支持用弾性支承装置1が橋桁5の鉛直荷重を分担し
た状態で、せん断変形拘束壁部材2の外側フランジ2c
の上面とソールプレート15の下面との間に隙間Lが設
けられて、保たれ、また、せん断変形拘束壁部材2の頂
部2bとソールプレート15の下面との間に隙間Sが設
けられて、保たれている。そして、上記隙間Lは、ボル
ト9の長さMよりも若干大きく設定され、この間隙Lに
より、前記ボルト9を取外す場合に、上部構造物を橋桁
5に対して相対的にジャッキ等を使用して、持ち上げる
ことなく、前記ボルト9を取外すことができ、また前記
せん断変形拘束壁部材2も同様に取外すことができる。
なお、前記外側フランジ2cには間隔をおいて複数のボ
ルト挿通用透孔2dが設けられている。
【0019】図5は、対向配置される鋼製のせん断変形
拘束壁部材2の構造を示す。同図(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は底面図である。せん断変形拘
束壁部材2の長円径で短柱状の突起10の突出量Hは、
上記隙間Sよりも若干小さく設定されているため、前記
ボルト9を取外した状態において、前記せん断変形拘束
壁部材2も前記説明のように取外すことができ、これに
より、図8(a)に示すように、弾性支承部3の横移動
するときに、横方向に障害物を無くすことができる。
【0020】このような構成により、鉛直荷重支持用弾
性支承装置1を所定期間経過後に交換する際には、仮支
持部材(仮設ジャッキ:図示を省略した)により、鉛直
荷重支持用弾性支承装置1の取り付け当初の橋桁5高さ
位置程度、すなわち図8(a)に示すように、現況より
僅かに十数mm程度の寸法Gだけ、橋桁5を持ち上げる
だけで、弾性支承部3を上部構造物からの荷重を開放し
て、弾性支承部3を橋軸方向に横移動して、取り外すこ
とができる。また、新規な弾性支承部3を前記と逆の動
作で搬入することができるので、鉛直荷重支持用弾性支
承装置1の新旧の交換作業が容易にできるようになる。
【0021】[第2実施形態]本発明の第2施形態につ
いて図6、図7を参照して説明する。図6、図7は本実
施形態の側面図、平面図である。
【0022】本実施形態はせん断変形拘束壁部材2を単
体とせずに、中間支持板16に一体化して用いる点が上
記第1実施形態と異なり、円柱状の弾性支承部3、ソー
ルプレート15などは同じである。したがって、重複す
る説明は省略し、相違点を説明する。
【0023】図6、図7に示すように、平面視で四角形
の中間支持板16には、対向する一対のせん断変形拘束
壁部材17が一体に設けられている。中間支持板16に
は、一方の対角線方向にボルト挿通孔18(2つ)が設
けられると共に、他方の対角線方向に円柱状のせん断キ
ー19の挿入用孔20(2つ)が設けられている。
【0024】そして、中間支持板16は、その挿入用孔
20に嵌設されると共に、鋼製ベースプレート7aの対
角線方向に設けられた挿入用孔29に嵌設されたせん断
キー19により、鋼製ベースプレート7aに対して相対
的に横方向移動不能にずれ止めされると共に、前記中間
支持板16のボルト挿通孔に挿通されると共に、前記ベ
ースプレート7aの雌ねじ孔に螺合されたボルト21に
より接合されている。前記せん断キー19は、中間支持
板16の上面に、ボルト等により固定するように設けら
れた抜け止め板22により抜け止めしてもよい。また前
記せん断キー19と一体に抜け止め板22を設けてもよ
く、このようにするとせん断キー19の取り外し作業が
容易になる。なお、上記ボルト21は、中間支持板16
をベースプレート7aに取り付けた後に、外力を受ける
ことがないので、短小のボルトを使用することができ
る。
【0025】こうして、鉛直荷重支持用弾性支承装置の
交換に際しては、ボルト21の取り外しおよびせん断キ
ー19との係合を解除するための隙間として、弾性支承
部3の全高を利用して、これらを図8(b)に示すよう
に取外すことが可能であり、これによりせん断変形拘束
壁部材17を有する中間支持板16とその内側に配置さ
れている弾性支承部3を横移動するときに、横方向に障
害物を無くすことができる。したがって、前記実施形態
と同様に、鉛直荷重支持用弾性支承装置1を所定期間経
過後に交換する際には、仮支持部材(仮設ジャッキ:図
示を省略した)により、鉛直荷重支持用弾性支承装置1
の取り付け当初の橋桁5高さ位置程度、すなわち図8
(b)に示すように、現況より十数mm程度の寸法Gだ
け、橋桁5を持ち上げるだけで、せん断変形拘束壁部材
17を有する中間支持板16と弾性支承部3を上部構造
物からの荷重を開放して、これらを橋軸方向に横移動し
て、取り外すことができる。また、新規な弾性支承部3
を内側におさめた前記せん断変形拘束壁部材17を有す
る中間支持板16を前記と逆の動作で搬入することがで
きるので、鉛直荷重支持用弾性支承装置1の新旧の交換
作業が容易にできるようになる。
【0026】本発明を実施する場合、前記せん断キー1
9としては、断面矩形等の、適宜の形状のものを使用す
るようにしてもよい。また、せん断変形拘束壁部材2に
おけるせん断キーとしての突起10は、前記実施形態に
おいては、せん断変形拘束壁部材2と一体に設けるよう
にしたが、別体としてもよく、この場合には、せん断変
形拘束壁部材2の底面に凹部を設けるようにしてもよ
く、あるいは、せん断変形拘束壁部材2の側部に凹部を
設けて、これらの凹部に嵌合させると共に、ベースプレ
ート7のキー溝(凹部)11に嵌合させるようにしても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、前記従来例の構成と異なり、弾性支承部の変
形を拘束するせん断変形拘束壁部材が下部構造物と一体
にされずに、着脱可能に接合される構成であるので、上
部構造物を持ち上げることなく、接合を解除できるよう
な隙間を設定することが可能となり、上部構造物を微小
量持ち上げるだけで、鉛直荷重支持用弾性支承装置の交
換作業が大幅に容易化され、工事費を節減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の鉛直荷重支持用弾性支
承装置を橋脚と橋桁との間に適用した例を示す図であ
る。
【図2】(a)は第1実施形態の一側面図であり、
(b)は(a)のA矢視図である。
【図3】第1実施形態の平面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】(a)は第1実施形態の要部の平面図、(b)
は側面図、(c)は見上げの平面図である。
【図6】(a)は本発明の第2施形態の一側面図であ
り、(b)は(a)のC矢視図である。
【図7】第2施形態の平面図である。
【図8】支承交換時における上部構造物をジャッキアッ
プする直前の状態を示す説明図であって、(a)は第1
実施形態の場合、(b)は第2実施形態の場合の説明図
である。
【図9】(a)は従来例の一側面図、(b)は(a)の
D−D断面図、(c)は(b)のE−E矢視図である。
【符号の説明】
1 鉛直荷重支持用弾性支承装置 2,17 せん断変形拘束壁部材 2a 対向壁面 2b 頂部 2c フランジ 3 弾性支承部 3a 上部鋼板(上部) 3b ゴム層 3c 下部鋼板(下部) 4 橋脚(下部構造物) 5 橋桁(上部構造物) 6 水平力緩衝装置 7,7a ベースプレート 8,14 アンカー部材 9,21 ボルト 10 突起 11 キー溝 12 四フッ化エチレン層 13 ステンレスの薄鋼板 15 ソールプレート 16 中間支持板 18 ボルト孔 19 せん断キー 20 せん断キー挿入用の孔 22 抜け止め板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製橋桁等の上部構造物と橋
    脚または橋台等の下部構造物との間に配置され、上部構
    造物に摺動可能に当接されるすべり支承面を有する上部
    鋼材とこれに一体の弾性層を備えた弾性支承部と、前記
    弾性支承部の外周側部を抱持することにより前記弾性支
    承部の横方向のせん断変形を拘束する複数のせん断変形
    拘束壁部材とを備え、下部構造物に前記各せん断変形拘
    束壁部材が着脱可能に固定され、かつ上部構造物を持ち
    上げることなく前記せん断変形拘束壁部材と下部構造物
    との接合を解除することができるように構成したことを
    特徴とするせん断変形拘束壁を有する弾性支承装置の取
    付構造。
  2. 【請求項2】 コンクリート製橋桁等の上部構造物と橋
    脚または橋台等の下部構造物との間に配置され、上部構
    造物に摺動可能に当接されるすべり支承面を有する上部
    鋼材とこれに一体の弾性層を備えた弾性支承部と、前記
    弾性支承部の外周側部を抱持することにより前記弾性支
    承部の水平方向の変形を拘束する複数のせん断変形拘束
    壁部材とを備え、下部構造物に着脱可能に接合された中
    間支持板上に前記各せん断変形拘束壁部材が固着され、
    上部構造物を持ち上げることなく前記中間支持板と下部
    構造物との接合を解除することができるように構成した
    ことを特徴とするせん断変形拘束壁を有する弾性支承装
    置の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記中間支持板と下部構造物との間にせ
    ん断キーを配設して中間支持板のずれ止めを行うように
    したことを特徴とする請求項3に記載のせん断変形拘束
    壁を有する弾性支承装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103790106A (zh) * 2014-01-23 2014-05-14 北京工业大学 具有碟形弹簧的并联型负刚度结构隔震减振支座
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JP2019124044A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 日本車輌製造株式会社 橋梁用支承の交換方法、および橋梁用支承構造

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