JP2002212462A - 表面被覆処理顔料 - Google Patents

表面被覆処理顔料

Info

Publication number
JP2002212462A
JP2002212462A JP2001006307A JP2001006307A JP2002212462A JP 2002212462 A JP2002212462 A JP 2002212462A JP 2001006307 A JP2001006307 A JP 2001006307A JP 2001006307 A JP2001006307 A JP 2001006307A JP 2002212462 A JP2002212462 A JP 2002212462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
powder
layer
modified silica
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001006307A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Domichi
剛 堂道
Tsutomu Ueda
勉 上田
Kazuo Sakai
和夫 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Pigment Co Ltd
Original Assignee
Fuji Pigment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Pigment Co Ltd filed Critical Fuji Pigment Co Ltd
Priority to JP2001006307A priority Critical patent/JP2002212462A/ja
Publication of JP2002212462A publication Critical patent/JP2002212462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【発明の構成】表面被覆処理顔料において、被覆内層が
シリカ層であり、被覆外層が(イ)炭素数1以上3以下
のアルキル変性シリカと、(ロ)炭素数4以上18以下
のアルキル変性シリカおよび/またはフェニル変性シリ
カの混成層であることを特徴とする表面被覆処理顔料。 【発明の効果】顔料の表面被覆層の組成を選択すること
により、顔料の分散性や配合品の流動性を一段と優れた
ものに改善することが可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、表面が疎水性シリ
カで被覆された微細な顔料粉体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】染料による着色物は、染料自体の性質か
ら耐水性や耐光性の強く要求される過酷な条件では、染
料の脱離や褪色が起こり長期の使用に耐えない。このた
め顔料の代替利用が多くの分野で求められつつある。ま
た、インキや塗料等の着色剤で有機溶剤を用いる場合が
多いが、有機溶剤による環境汚染や生体への障害が心配
され、水系での顔料使用の要求は強まりつつある。さら
に、省エネルギの観点も加えて粉体塗料や電子写真のト
ナーのように有機溶剤も水も使用しない粉体の着色剤が
実用化されている局面もある。本来顔料は不溶不融で他
物質との親和性が少ない。このため着色剤中での微細で
経時的に安定な分散が困難で、例えば、インキや塗料で
は顔料が凝集してインキの流動性が悪化し、細密な印刷
や美麗な塗装が長期にはできない、化粧品では触感や皮
膚表面でののびが悪くなる、粉体の着色剤では顔料の凝
集塊を壊碎せねばならない等々の問題点があり、顔料表
面をシリカあるいはアルキル変性シリカで被覆する等の
種々の工夫により特定の場合に改良が進んでいるが、ま
だまだ不満足な状況にある。
【0003】本発明者は酸化亜鉛や酸化チタン等の微細
無機顔料粉体表面を、内層をシリカ、外層をアルキル変
性シリカとくに炭素数1以上3以下のアルキル変性シリ
カとする層で被覆すると、当該粉体の紫外線遮蔽効果を
そのままに、好ましくない光化学活性を封殺して、種々
の媒体内に微細で長期に安定に分散させることができ、
流動性に優れた粉体となすことが可能なことを見出し、
特願平11−123468号として特許出願した。ま
た、上記以外の無機顔料あるいは有機顔料については、
光学的には異なるが、分散性、流動性、触感等で同様な
効果を発現可能なことを見出し、特願平11−1891
63号として特許出願した。いずれの場合も、かかる被
覆がゾルーゲル法の応用にて実現可能である場合を見出
したので、具体的被覆方法をそこに開示した。
【0004】しかし、その後の検討によれば、上記2件
は分散性や化学的副作用の封殺等改良効果が顕著である
が、当該被覆顔料を含む着色組成物の流動性に関して
は、用途によってさらなる改良が必要なことが判明し
た。すなわち、当該被覆顔料を含む化粧品の場合、使用
に当たっての化粧品ののびや触感等流動性に関する性能
で、より滑らかにのびてざらつき感のないことや、電子
写真現像剤外添剤としての流動性向上効果をさらに高め
てより精細な現像ができることなど、さらに改良を進め
ることが必要と判明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の不満足な状況を解消し、分散性、流動性、触感等のよ
り優れた顔料粉体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】顔料の表面処理技術の改
良、とりわけ被覆層の組成を選択することにより、目的
の達成を期する。
【0007】先述のように顔料表面を、シリカ層とその
外層であるアルキル変性シリカ層の2層で被覆すると多
くの利点があった。本発明者の以前の検討では、アルキ
ル変性シリカ層は炭素数1以上3以下のアルキル基を有
するアルキルアルコキシシランの重縮合反応により形成
されるものであった。当該アルキル基の炭素数が大きい
と被覆層の形成速度が遅いこと、被覆反応時に緩やかに
凝集している被覆顔料を反応系から取り出し、機械的に
粉体化するときにやや粘結性があり粉砕しづらい場合が
あること、および使用性能に大差が認められなかったか
らである。しかし、その後の検討で当該被覆顔料配合品
の流動性や触感をさらに向上させる必要性が明確になっ
た。鋭意研究の結果、最終的には外層の疎水性変性シリ
カ層を、(イ)炭素数1以上3以下のアルキル変性シリ
カと、(ロ)炭素数4以上18以下のアルキル変性シリ
カおよび/またはフェニル変性シリカの混成層とするこ
とで目的を達成できることを見出し、本発明に到達し
た。なお、混成層とは、外層の内側に上記(イ)の層が
ありその外側である表面層が上記(ロ)の層で形成され
ている複層であるか、あるいは上記(イ)および(ロ)
を形成しうる出発原料の共重縮合によりなる単層であ
る。
【0008】本発明における顔料の内外層の2層被覆
は、特願平11−123468号や特願平11−189
163号に記載と同様のゾルーゲル方法にて実現可能で
ある。すなわち、低級アルコールと少量の水からなる媒
体中に分散剤を用いて顔料を微細に分散させ、この分散
系に触媒とともにテトラアルコキシシランを添加して縮
合させたのち、(イ)炭素数1以上3以下のアルキル置
換基を有するアルコキシシランと(ロ)炭素数4以上1
8以下のアルキル置換基を有するアルコキシシランおよ
び/またはフェニル変性アルコキシシランを添加して重
縮合させる。重縮合は(イ)のつぎに(ロ)と逐次的に
実施してもよいし、あるいは(イ)および(ロ)を同時
に反応系に添加して実施してもよい。重縮合反応完了後
顔料を濾別、洗滌、乾燥し、含有する粗大粒子を機械的
に粉砕することにより目的とする被覆顔料粉体がえられ
る。外層の形成をする重縮合を(イ)についで(ロ)と
逐次実施する場合が前記の複層に該当し、(イ)と
(ロ)を共重縮合する場合が前記の単層に該当する。単
層において、出発両成分の反応性の差違から、層の内側
と外側にいたる間に組成比の傾斜ができるが、外側にな
るほど(ロ)の成分の比率が高まることが判明した。よ
って複層の場合も単層の場合も、最外層は(ロ)の成分
に富み、本発明の目的を達成することができるのであ
る。
【0009】被覆層の内層であるシリカ層は、一般式化
1で表されるテトラアルコキシシランの重縮合反応によ
り形成することが可能である。
【化1】 Si(OR) ただし、Rは炭素数4以下のアルキル基である。炭素
数5以上の場合でも可能だが、重縮合速度が小さくて実
用的でない。
【0010】被覆層の外層を形成するのに使用される炭
素数1以上3以下のアルキル置換基を有するアルコキシ
シランは、一般式化2で表される化合物である。
【化2】 (R)Si(OR)4−x ただし、Rは炭素数1以上3以下のアルキル基であ
る。Rの炭素数がより大きな場合でも反応は可能だ
が、単独では重縮合反応速度が小さく、内層と外層との
密着性が不足して好ましくない。なおxは置換数を表す
1または2の正数であり、Rは前項の規定と同じであ
る。
【0011】被覆層の外層を形成するのに使用可能な炭
素数4以上18以下のアルキル置換基を有するアルコキ
シシランは、一般式化3で表される化合物である。
【化3】 (R)Si(OR)4−x ただし、Rは炭素数4以上18以下のアルキル基であ
る。Rの炭素数が前記の範囲でも反応は可能だが、本
発明が目的とする効果が確保できないので不適当であ
る。被覆層の外層を形成するのに化3で表される化合物
単独ではでは重縮合反応速度が小さく、内層と外層との
密着性が不足して好ましくない。化2で表される化合物
との併用でこの難点が解消できるのである。被覆反応と
被覆粉体物性の観点から、とくに好適なのは炭素数8以
上12以下の場合である。なお、xとRは前項の規定
と同じである。化3で表される化合物の具体例として
は、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキ
シシラン、デカトリメトキシシラン、ドデカトリメトキ
シシラン、ヘキサデシルトリメトキシシラン等を挙げる
ことができる。
【0012】被覆層の外層を形成するのに使用可能なフ
ェニル変性アルコキシシランとは、一般式化4で表され
る化合物である。
【化4】 PhSi(OR) ただし、Phは、炭素数4以下の低級アルキル基を置換
基として有するか有さないフェニル基であり、Rは前
項の規定と同じである。上記以外のフェニル変性アルコ
キシシランは被覆反応と被覆粉体物性の観点から実用的
でない。被覆層の外層を形成するのに化4で表される化
合物単独ではでは重縮合反応速度が小さく、内層と外層
の密着性が不足して好ましくない。化2で表される化合
物との併用でこの難点が解消できるのである。化4で表
される化合物の具体例としては、フェニルトリメトキシ
シラン、フェニルトリエトキシシラン、p-トルイルトリ
メトキシシラン等を挙げることができる。
【0013】本発明の表面被覆処理顔料における被覆量
は、顔料の5重量%以上100重量%以下であり、しか
も内層シリカ被覆と外層変性シリカ被覆の重量比が2
0:80から95:5の範囲内であって、さらに、被覆
外層における、(イ)炭素数1以上3以下のアルキル変
性シリカと、(ロ)炭素数4以上18以下のアルキル変
性シリカおよび/またはフェニル変性シリカの重量比が
3:97から80:20の範囲内である。前記以外の範
囲でも表面被覆処理顔料は可能だが、本発明が目的とす
る効果が確保できないので不適当である。より具体的に
は、被覆量が顔料の5重量%以下では、被覆顔料粉体配
合品の触感を含む流動性の向上効果が実質的に無に等し
く、被覆量が顔料の100重量%以上では、効果が飽和
していて経済的でないばかりか、製造途中の粉砕時に粉
体の融着等の不都合が生じる場合があり不適当である。
被覆層のうち、上記範囲を逸脱して内層シリカ層が過小
である場合や外層変性シリカ層の(イ)の成分が過小で
ある場合には、製造途中の粉砕時に粉体の融着の不都合
が生じる場合が多く不適当である。反対に上記範囲を逸
脱して内層シリカ層が過大である場合や外層変性シリカ
層の(イ)の成分が過大である場合には、被覆顔料粉体
配合品の流動性の向上効果が不十分で不適当である。
【0014】なお、本発明の被覆顔料粉体の機能を修飾
するために、化3および/または化4の化合物の使用に
際して、既にこの種反応に使用可能なことが公知の、同
左式のRに該当する部分がアミノ基含有アルキル基ま
たはパーフルオロアルキル基である化合物、あるいは同
左式のPhがアミノ基含有アルキル基またはパーフルオ
ロアルキル基である置換基を有する化合物の小割合を追
加して使用することが可能である。
【0015】本発明の表面被覆処理顔料は、以上に述べ
た原料を用い、ゾルーゲル法の従来公知や、より好適に
は特願平11−123468号や特願平11−1891
63号に記載した方法を応用して、顔料を被覆処理する
ことで実現可能である。すなわち、より具体的には、反
応媒体、媒体への顔料の分散と使用する分散剤、触媒、
反応の温度や時間、反応後の表面被覆処理顔料の取り出
しや粉体化等、一連の処理方法は上記2出願に記載の方
法を応用するのが好ましい。
【0016】本発明における顔料とは、例えば「顔料便
覧」で有機顔料や無機顔料として分類、記載されている
顔料である。有機顔料としては、アゾ系顔料、縮合アゾ
系顔料、フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔
料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系
顔料、ジオキサジン系顔料等がその例として挙げられ
る。無機顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
鉄、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化クロム等の金属酸化物やマンガンバイオレット
等の金属錯体顔料がその例として挙げられる。顔料の種
類によっては、被覆反応時の触媒によって顔料が変質し
てしまう場合があるので、触媒の種類を選ぶ必要があ
る。例えば、酸やアルカリに敏感な顔料の場合には、酢
酸塩等の塩触媒を使用して顔料の変質を回避することが
可能であり、触媒の選択は化学分野の技術者は容易にな
しうることである。
【0017】本発明の表面被覆顔料粒子は、微細な一次
粒子が凝集した形で、表面の内層をシリカ、外層を変性
シリカで被覆された、平均粒径0.1μm以上8.0μ
m以下の二次粒子である。当該粒子配合着色剤の流動性
や触感から、平均粒径が0.3μm以上6.0μm以下
の範囲内にある場合がとくに好ましい。平均粒径が過大
であると、被覆層の組成に関わらず本発明の主要効果の
ひとつである触感を含む流動性の改善効果が不十分であ
るし、過小では製造時の取扱いに難渋し不適当である。
また、酸化亜鉛や酸化チタン等紫外線遮蔽効果をも目的
とする場合には、一次粒子の平均粒径が0.1μm以下
とくに0.05μm以下であることが好ましい。
【0018】平均粒径が小さくて表面がシリカ層と変性
シリカ層で2層に被覆されていること、とくに本発明で
は、外層のシリカ層を特定の組成に選択したことによっ
て、顔料の分散性および配合品の流動性や触感が一段と
改良されたのである。例えば、本発明の表面被覆酸化チ
タンを配合した化粧料では、酸化チタンの紫外線遮蔽効
果や長期の分散安定性を保ち、好ましくない光化学反応
を封殺していることは勿論、本発明者の先願の場合に比
較して、化粧に際しての化粧料ののびが良くなり、細や
かな触感が化粧後にも保たれるようになった。酸化チタ
ン以外の顔料やそれらの併用の場合についても同様であ
る。電子写真の現像剤に流動性向上剤として本発明の表
面被覆酸化チタンを添加すると、外層のシリカ層を特定
の組成に選択したことによって流動性が一段と向上し、
しかもより細密な現像が可能になった。
【0019】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて説明す
る。実施例中での部は重量部である。粉体の平均粒子径
や粒度分布は、粒径分布測定機:島津製作所製のレーザ
ー型SALD1100にて測定した。粉体の疎水率は、
粉体が分散可能な水−メタノール混合液のメタノールの
容積分率の最低値であり、一定量の水と粉体を容器中で
攪拌しながらメタノールを滴下し、粉体表面が液に濡
れ、均一な分散状態に移行したときのメタノール滴下総
量で算出した。
【0020】(実施例1) 酸化チタン40.0部、分
散剤として有効な変性アクリル樹脂のアルカノールアミ
ン塩を40.0重量%で含有するエタノール溶液16.
0部、および分散媒体である水−イソプロパノール等重
量混合液77.0部を混練して酸化チタンの30重量%
分散液をえた。この酸化チタン分散液133部、イソプ
ロパノール66部、およびテトラエトキシシラン26.
0部を還流冷却器付き反応容器に仕込み、攪拌して均一
分散液をえた。あらかじめ準備したゾルーゲル反応触媒
であるジエタノールアミン12部を水70部に溶解した
触媒液を、攪拌下に反応系に15分かけて添加した。6
0分後80℃まで昇温し、30分間保った。メチルトリ
メトキシシラン5部をイソプロパノール5部で希釈した
液を添加して80℃で30分間反応させ、ついでn−オ
クチルトリメトキシシラン3.5部をイソプロパノール
4.0部で希釈した液を添加して80℃で60分間反応
させた。反応物は冷却後濾別し、イソプロパノールつい
で水で洗滌したのち熱風乾燥して52.3部の被覆顔料
をえた。収量は用いたシラン化合物が全量反応してシリ
カや変性シリカに転化したことに相当していた。被覆顔
料は粗大粒子を含むので、高速アトマイザにて乾式粉砕
をし、容易に粉砕できて被覆顔料粉体をえた。粉体を電
子顕微鏡で観察したところ、微細な一次顔料粒子の凝集
した二次粒子であり、最外層がアルキル変性シリカであ
ることが確認できた。粉体の重量組成比率は酸化チタン
76.3%、シリカ14.3%、メチル変性シリカおよ
びオクチル変性シリカがそれぞれ4.7%であった。
粉体の分散性を見るため、イソプロピルアルコール中に
被覆顔料粉体をいれ、マグネチックスターラーで30分
間攪拌した。被覆顔料は微細に均一に分散し、平均粒子
径は0.50μmであり、攪拌時超音波照射を併用した
場合のそれは0.45μmで、両者の平均粒子径は実質
的に等しかった。いずれの分散液も静置時粒子の凝集や
沈降は認められなかった。一方被覆顔料粉体の流動性や
使用感を見るため、被覆顔料粉体とデカメチルシクロペ
ンタシロキサン(信越化学工業製KF-995)とを重量比
率でそれぞれ5:10、8:10、10:10になるよ
うに、スプーンで混合すると容易にペースト化した。ペ
ーストはスプーンから容易に流下し流動性に優れていた
し、皮膚上でののびも順調でしかも滑らかな触感であっ
た。重量比率で12:10の場合には、粘稠さが急激に
増し流動性が低下するが、のびや触感は満足すべきもの
であった。
【0021】(実施例2) 実施例1におけるメチルト
リメトキシシランとn−オクチルトリメトキシシランの
添加時期を同時にした以外は、実施例1と同じ操作をし
て被覆顔料粉体をえた。えられた粉体の平均粒子径、分
散性、流動性および使用感は、実施例1の粉体と実質的
に同じであった。
【0022】(比較例1) 実施例1におけるn−オク
チルトリメトキシシランを使用せず、被覆量が同一量と
なるようメチルトリメトキシシランを増量して、実施例
1の方法を繰返して被覆顔料粉体を製造した。えられた
粉体の分散性は実施例1と同等であったが、流動性は重
量比率5:10で実施例1の比率12:10の場合に相
当し、のびや触感は劣っていた。とくに重量比率8:1
0では流下せず、皮膚上でののびも悪く、しかもざらざ
らした触感であった。因みに被覆処理をしない酸化チタ
ン粉体では、イソプロピルアルコール中にマグネチック
スターラーで攪拌して分散したとき平均粒子径は1.8
μmであり、攪拌時超音波照射を併用した場合のそれは
0.40μmであり、静置時粒子の沈降するのが認めら
れた。また、流動性試験で重量比率8:10において、
流動どころか攪拌不可能であり、皮膚上に塗ることがで
きないものであった。
【0023】(比較例2) 実施例1における各シラン
類の使用量を減じて実施例1の方法を繰り返し、被覆量
が4.0重量%である被覆粉体をえた。この粉体は実施
例1でえた粉体とは異なり、紫外線照射時に淡い青色に
変色し、また有機染料が溶解している水系では染料を脱
色させてしまった。また、配合品はのびが劣るしざらざ
らした触感であった。
【0024】(実施例3) 酸化鉄(べんがら)40.
0部、分散剤である変性アクリル樹脂のアルカノールア
ミン塩を40.0重量%で含有するエタノール溶液1
6.0部、および分散媒体である水−イソプロパノール
等重量混合液77.0部を混練して酸化鉄の30重量%
分散液をえた。この分散液133部、イソプロパノール
66部、およびテトラエトキシシラン26.0部を還流
冷却器付き反応容器に仕込み攪拌して均一分散液をえ
た。あらかじめ準備したゾルーゲル反応触媒であるジエ
タノールアミン12部を水70部に溶解した触媒液を、
攪拌下に反応系に15分かけて添加した。60分後80
℃まで昇温し、30分間保った。メチルトリメトキシシ
ラン5部をイソプロパノール5部で希釈した液を添加し
て80℃で10分間反応させ、ついでn−オクチルトリ
メトキシシラン3.5部をイソプロパノール4.0部で
希釈した液を添加して80℃で70分間反応させた。反
応物は冷却後濾別し、イソプロパノールついで水で洗滌
したのち熱風乾燥して52.6部の被覆顔料をえた。収
量は用いたシラン化合物が全量反応してシリカや変性シ
リカに転化したことに相当していた。被覆顔料は粗大粒
子を含むので、高速アトマイザにて乾式粉砕し被覆顔料
粉体とした。 粉体を電子顕微鏡で観察したところ、微
細な一次顔料粒子の凝集した二次粒子であり、最外層が
アルキル変性シリカであることが確認できた。 粉体の
分散性を見るため、イソプロピルアルコール中に被覆顔
料粉体をいれ、マグネチックスターラーで30分間攪拌
した。被覆顔料は微細に均一に分散し、平均粒子径は
1.80μmであり、攪拌時超音波照射を併用した場合
のそれは0.50μmであった。いずれの分散液も静置
時粒子の凝集や沈降は認められなかった。被覆顔料粉体
とデカメチルシクロペンタシロキサン(信越化学工業製
KF-995)とを重量比率でそれぞれ5:10、8:1
0、10:10、12:10になるように、スプーンで
混合すると容易にペースト化した。ペーストはスプーン
から容易に流下し流動性に優れていたし、皮膚上でのの
びも順調でしかも滑らかな触感であった。
【0025】(比較例3) 実施例3におけるn−オク
チルトリメトキシシランを使用せず、被覆量が同一量と
なるようメチルトリメトキシシランを増量して、実施例
3の方法を繰返して被覆顔料粉体を製造した。えられた
粉体の分散性は実施例1と同等であったが、流動性は重
量比率5:10ですでに悪く、のびや触感が劣ってい
た。とくに重量比率8:10では流動しない固体状であ
った。因みに被覆処理をしない酸化鉄粉体では、イソプ
ロピルアルコール中にマグネチックスターラーで攪拌し
て分散したとき平均粒子径は10.5μmであり、攪拌
時超音波照射を併用した場合のそれは0.50μmであ
り、前者では静置時粒子の沈降するのが認められた。ま
た、後者の流動性試験で重量比率5:10で流動する
が、8:10では流動しなかった。より希釈した配合品
では皮膚上に塗ることができるものの、ざらざらとした
触感で使用感に劣るものであった。
【0026】(実施例4) 酸化亜鉛40.0部、分散
剤である変性アクリル樹脂のアルカノールアミン塩を4
0.0重量%で含有するエタノール溶液16.0部、お
よび分散媒体である水−イソプロパノール等重量混合液
77.0部を混練して酸化亜鉛の30重量%分散液をえ
た。この分散液133部、イソプロパノール66部、お
よびテトラエトキシシラン30.0部を還流冷却器付き
反応容器に仕込み、攪拌して均一分散液をえた。あらか
じめ準備したゾルーゲル反応触媒であるジエタノールア
ミン12部を水70部に溶解した触媒液を、攪拌下に反
応系に10分かけて添加した。60分後80℃まで昇温
し、30分間保った。メチルトリメトキシシラン5部を
イソプロパノール5部で希釈した液を添加して80℃で
10分間反応させ、ついでn−デシルトリメトキシシラ
ン11.6部をイソプロパノール10.0部で希釈した
液を添加して80℃で80分間反応させた。反応物は冷
却後濾別し、イソプロパノールついで水で洗滌したのち
熱風乾燥して59.3部の被覆顔料をえた。収量は用い
たシラン化合物が全量反応してシリカや変性シリカに転
化したことに相当していた。被覆顔料は粗大粒子を含む
ので、ピンミルにて乾式粉砕をし、被覆顔料粉体とし
た。 粉体を電子顕微鏡で観察したところ、微細な一次
顔料粒子の凝集した二次粒子であり、最外層がアルキル
変性シリカであることが確認できた。粉体の重量組成比
は酸化亜鉛67.0%、シリカ14.0%、メチル変性
シリカ4.0%、デシル変性シリカ15.0%であっ
た。 粉体の分散性を見るため、イソプロピルアルコー
ル中に被覆顔料粉体をいれ、マグネチックスターラーで
30分間攪拌した。被覆顔料は微細に均一に分散し、平
均粒子径は0.60μmであり、静置時粒子の凝集や沈
降は認められなかった。疎水化率は70%であった。被
覆顔料粉体とデカメチルシクロペンタシロキサン(信越
化学工業製KF-995)とを重量比率でそれぞれ5:1
0、8:10、10:10、12:10になるように、
スプーンで混合すると容易にペースト化した。ペースト
はスプーンから容易に流下し、のびや触感を含め流動性
に優れていた。また、この粉体をカーボンブラックと酸
化鉄の混合粉体5重量%すると安息角が無添加時の60
度から40度に低下した。電子写真の現像剤の外添剤と
して試験すると、従来品よりも長時間の繰返し複写で鮮
明詳細な像が形成できた。
【0027】(比較例4) 実施例4におけるn−デシ
ルトリメトキシシランを使用せず、被覆量が同一量とな
るようメチルトリメトキシシランを増量して、実施例4
の方法を繰返して被覆顔料粉体を製造した。えられた粉
体の分散性は実施例4と同等であったが、流動性は重量
比率5:10ですでに悪く、のびや触感が劣っていた。
とくに重量比率8:10では流動しない固体状であっ
た。また、この粉体をカーボンブラックと酸化鉄の混合
粉体5重量%すると安息角が無添加時の60度から55
度に低下したのみであった。
【0028】(実施例5) 実施例4における酸化亜鉛
を酸化チタンに替えて実施例4の方法を繰返し、被覆顔
料粉体を製造した。えられた粉体は分散性や流動性に優
れ、疎水化率は70%であった。粉体をカーボンブラッ
クと酸化鉄の混合粉体5重量%すると安息角が無添加時
の58度から42度に低下した。電子写真の現像剤の外
添剤として試験すると、従来品よりも長時間の繰返し複
写で鮮明詳細な像が形成できた。
【0029】(比較例5) 実施例5におけるn−デシ
ルトリメトキシシランを使用せず、被覆量が同一量とな
るようメチルトリメトキシシランを増量して、実施例5
の方法を繰返して被覆顔料粉体を製造した。えられた粉
体の分散性は実施例5と同等であったが、流動性やのび
や触感が劣っていた。また、この粉体をカーボンブラッ
クと酸化鉄の混合粉体5重量%すると安息角が無添加時
の58度から55度に低下したのみであった。
【0030】(実施例6)フタロシアニン40.0部、
水40.0部、テトラエトキシシラン29.5部を攪拌
混合し、ジエタノールアミン10部を水50部に溶解し
た触媒液を、攪拌下に反応系に10分かけて添加した。
60分後80℃まで昇温し、30分間保った。メチルト
リメトキシシラン6.9部をイソプロパノール10部で
希釈した液を添加して80℃で20分間反応させ、つい
でフェニルトリメトキシシラン7.8部をイソプロパノ
ール10.0部で希釈した液を添加して、80℃で60
分間反応させた。反応物は冷却後濾別し、イソプロパノ
ールついで水で洗滌したのち熱風乾燥して57.0部の
被覆顔料をえた。収量は用いたシラン化合物が全量反応
してシリカや変性シリカに転化したことに相当してい
た。被覆顔料をピンミルにて乾式粉砕し、被覆顔料粉体
とした。 粉体を電子顕微鏡で観察したところ、微細な
一次顔料粒子の凝集した二次粒子であり、最外層がメチ
ル変性シリカとフェニル変性シリカであることが確認で
きた。粉体の重量組成比はフタロシアニン70.0%、
シリカ15.0%、メチル変性シリカ6.0%、フェニ
ル変性シリカ9.0%であった。粉体の分散性を見るた
め、イソプロピルアルコール中に被覆顔料粉体を入れ、
マグネチックスターラで30分間攪拌した。被覆顔料は
微細に均一に分散し、平均粒子径は0.75μmであ
り、静置時粒子の凝集や沈降は認められなかった。被覆
顔料粉体とデカメチルシクロペンタシロキサン(信越化
学工業製KF-995)とを重量比率でそれぞれ5:10、
8:10、10:10、12:10になるように、スプ
ーンで混合すると容易にペースト化した。いずれのペー
ストもスプーンから容易に流下し、のびや触感を含め流
動性に優れていた。
【0031】
【発明の効果】顔料の表面被覆層の組成を選択すること
により、顔料の分散性や配合品の流動性を一段と優れた
ものに改善することが可能になった。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA21 AB02 CA21 CA26 CB03 CB07 CB13 EA05 EA07 4J037 AA11 AA15 AA22 AA25 AA30 CC28 DD05 EE03 EE04 EE12 EE29 EE35 EE43 FF01 FF15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面被覆処理顔料において、被覆内層が
    シリカ層であり、被覆外層が(イ)炭素数1以上3以下
    のアルキル変性シリカと、(ロ)炭素数4以上18以下
    のアルキル変性シリカおよび/またはフェニル変性シリ
    カの混成層であることを特徴とする表面被覆処理顔料。
  2. 【請求項2】 表面被覆処理顔料における被覆量が、顔
    料の5重量%以上100重量%以下であり、しかも内層
    シリカ被覆と外層変性シリカ被覆の重量比が20:80
    から95:5の範囲内にあることを特徴とする、請求項
    1記載の表面被覆処理顔料。
  3. 【請求項3】 表面被覆処理顔料の被覆外層における、
    (イ)炭素数1以上3以下のアルキル変性シリカと、
    (ロ)炭素数4以上18以下のアルキル変性シリカおよ
    び/またはフェニル変性シリカの重量比が3:97から
    80:20の範囲内にあることを特徴とする請求項1に
    記載の表面被覆処理顔料。
  4. 【請求項4】 表面被覆処理顔料における被覆外層が、
    (イ)メチル変性および/またはエチル変性シリカと、
    (ロ)炭素数8以上12以下のアルキル変性シリカおよ
    び/またはフェニル変性シリカの混成層であることを特
    徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の表面被覆
    処理顔料。
  5. 【請求項5】 表面被覆処理顔料が、微細な一次顔料粒
    子の凝集した平均粒径が0.1μm以上8.0μm以下
    の二次粒子であることを特徴とする、請求項1,2,
    3,4のいずれかに記載の表面被覆処理顔料。
JP2001006307A 2001-01-15 2001-01-15 表面被覆処理顔料 Pending JP2002212462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006307A JP2002212462A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 表面被覆処理顔料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006307A JP2002212462A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 表面被覆処理顔料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002212462A true JP2002212462A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18874212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006307A Pending JP2002212462A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 表面被覆処理顔料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002212462A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503982A (ja) * 2002-10-22 2006-02-02 ホガナス アクチボラゲット 鉄ベースの粉末
JP2008304602A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電潜像現像用トナーとそれを用いた現像剤
US7662209B2 (en) 2002-10-22 2010-02-16 Höganäs Ab Iron-based powder
WO2021200541A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP2021160958A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP2021160953A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503982A (ja) * 2002-10-22 2006-02-02 ホガナス アクチボラゲット 鉄ベースの粉末
US7662209B2 (en) 2002-10-22 2010-02-16 Höganäs Ab Iron-based powder
JP4668620B2 (ja) * 2002-10-22 2011-04-13 ホガナス アクチボラゲット 粉末組成物及び高密度圧粉体の製造方法
KR101064429B1 (ko) * 2002-10-22 2011-09-14 회가내스 아베 실란 윤활제를 포함하는 철계 분말 조성물
JP2008304602A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電潜像現像用トナーとそれを用いた現像剤
WO2021200541A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP2021160958A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP2021160953A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP7367587B2 (ja) 2020-03-31 2023-10-24 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
JP7367589B2 (ja) 2020-03-31 2023-10-24 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7419538B2 (en) Highly anti-corrosive metal pigments
KR101158115B1 (ko) 금속 광택을 갖는 간섭 발색 안료, 및 이의 제조 방법 및용도
EP1828316B1 (en) Highly anti-corrosive thin platelet-like metal pigments, preparing method of the same, and colored interference pigments having metallic luster based on the same
JP2585128B2 (ja) 有色微粒子無機顔料
US6623557B2 (en) Colorant for ink-jet printing ink, ink-jet printing ink, aqueous pigment dispersion containing the colorant, and organic and inorganic composite particles
US6019831A (en) Non-lustrous pigments
JP4678099B2 (ja) 有機無機複合顔料並びに該有機無機複合顔料を用いた塗料及び該有機無機複合顔料を用いた樹脂組成物
JPH02669A (ja) 有彩色金属フレーク顔料及びその製造方法、並びにこの顔料を含有する塗料、インキ、化粧料、プラスチック成形組成物
GB2421954A (en) Pigment dispersion
JP2010006629A (ja) 二酸化チタン微粒子及びその製造方法
JP2001011342A (ja) 変性シリカ被覆顔料、その製法およびそれを含有する組成物
JP6624249B2 (ja) アニリンブラック粒子、該アニリンブラック粒子を用いた樹脂組成物、水系分散体、および、溶剤系分散体
JP2021105183A (ja) 被覆顔料
JP4791373B2 (ja) 着色金属顔料、その製造方法、着色金属顔料の化粧品における使用、およびそれらを含む化粧品
JP2002212462A (ja) 表面被覆処理顔料
JP5813964B2 (ja) 光輝性顔料及びその製造方法
JP2003327866A (ja) インクジェット用インクの黒色着色材及びインクジェット用インク並びに水性顔料分散体
JP5247967B2 (ja) 黒色複合粒子粉末及びその製造法、並びに該黒色複合粒子粉末を用いた塗料及び樹脂組成物
JP7143965B1 (ja) アゾ顔料、インキ、塗料、プラスチック用着色剤、着色成形品、文具・筆記具用着色剤、捺染剤、トナー、カラーフィルタ用分散液・レジスト、及び化粧料
JP2008127273A (ja) 還元型薄片状高虹彩色酸化チタン組成物とその製法
JPH05503732A (ja) 表面改質板状基体
JPH10251550A (ja) 顔料粒子粉末及びその製造法並びに該顔料粒子粉末を用いた水系塗料
JPH05311098A (ja) メタリツク塗料組成物及び複層塗膜形成方法
JP5095075B2 (ja) 複合粒子粉末及びその製造法、並びに該複合粒子粉末を用いた塗料及び樹脂組成物
JP5813988B2 (ja) 光輝性顔料の製造方法