JP2002212442A - レーザーマーキング用樹脂組成物及び成形品 - Google Patents
レーザーマーキング用樹脂組成物及び成形品Info
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Abstract
明な白色マーキングを呈することができるレーザーマー
キング用樹脂組成物及びそれからなる成形品を提供す
る。 【解決手段】 非晶性樹脂(A)60〜99.9質量%
及び結晶性樹脂(B)0.1〜40質量%を配合してな
るのレーザーマーキング用樹脂組成物及びそれを成形し
てなる成形品である。
Description
よって鮮明な白色マーキングを呈することができるレー
ザーマーキング用樹脂組成物及びそれからなる成形品に
関する。
従来は、インクジェット方式によるインクの吹き付け、
スクリーン印刷、インク書き込み方式等のインクなどを
用いた印刷が中心に行われてきた。ところが、近年にな
って、レーザー光線によるマーキング法が簡便かつ効率
的に行えるため、注目を集めている。レーザーマーキン
グ法は、金属、セラミックス及び高分子有機材料等の表
面にレーザー光を利用してマーク、バーコードあるいは
画像等をマーキングする方法である。
方法がある。 (1)照射部の蝕刻による表面の状態変化(粗化、凹状
化)を利用してマーキングするもの。 (2)照射部の顔料、染料等の添加剤の脱色、変色、変
質を利用してマーキングするもの(特開平3−1088
4号公報、特開平5−295274号公報等)。 (3)素材樹脂の発泡による表面の状態変化(凸状)を
利用してマーキングするもの(特公平2−47314号
公報)。
よるマーキングでは、レーザー光の照射・未照射の境界
が鮮明でない。異種樹脂を層構造に成形し、表層の樹脂
だけを削り取る方法が採られることがあるが、この方法
は製造工程が非常に複雑になり、また、どの層まで蝕刻
するかが問題となる。(2)の顔料、染料等の添加剤の
脱色、変色、変質によるマーキングには、顔料、染料等
の添加剤の種類によって樹脂の種類や色が限定されると
いう欠点がある。また、顔料、染料が熱により脱色、着
色されやすいので、変色域が広がって文字等の輪郭が鮮
明でなくなってしまう。(3)の発泡による状態変化を
利用するマーキングにおいては、それぞれの樹脂に対す
る最適条件を調べる必要がある。しかも、樹脂を単独で
使用することは少ないということを考えると、例えば、
複数の成分からなる樹脂の表面をマーキングする場合
に、種々の組成における適当な条件を逐一調べなくては
ならない。さらに、樹脂によっては発泡しにくいものが
あるため、使用する樹脂が限定される。
鑑みなされたもので、簡便な方法でレーザー光照射によ
って鮮明な白色マーキングを呈することができるレーザ
ーマーキング用樹脂組成物及びそれからなる成形品を提
供することを目的とするものである。
結果、非晶性樹脂と結晶性樹脂を特定の割合に混合した
樹脂組成物が本発明の目的を効果的に達成しうることを
見出し本発明を完成したものである。すなわち、本発明
の要旨は下記のとおりである。 1.非晶性樹脂(A)60〜99.9質量%及び結晶性
樹脂(B)0.1〜40質量%を配合してなるレーザー
マーキング用樹脂組成物。 2.非晶性樹脂(A)80〜99.9質量%及び結晶性
樹脂(B)0.1〜20質量%を配合してなる前記1記
載のレーザーマーキング用樹脂組成物。 3.樹脂組成物を成形して得られた成形品が透明性又は
半透明性である前記1又は2に記載のレーザーマーキン
グ樹脂組成物。 4.(A)成分が、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレ
ン共重合体樹脂、無水マレイン酸スチレン共重合体樹
脂、ポリメタクリル酸メチルエステル樹脂、ポリエーテ
ルスルホン樹脂及びポリフェニレンエーテル樹脂から選
ばれる少なくとも一種である前記1〜3のいずれかに記
載のレーザーマーキング用樹脂組成物。 5.(B)成分が、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂及びシンジオタクチッ
クポリスチレン樹脂から選ばれる少なくとも一種である
前記1〜4のいずれかに記載のレーザーマーキング用樹
脂組成物。 6.(A)成分がポリカーボネート樹脂である前記1〜
5のいずれかに記載のレーザーマーキング用樹脂組成
物。 7.前記1〜6のいずれかに記載のレーザーマーキング
用樹脂組成物を成形してなる成形品。 8.成形品が電気・電子機器部品又は自動車用部品であ
る前記7記載の成形品。
する。本発明に使用される(A)成分の非晶性樹脂は、
特に限定されないが、好ましいものとして、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、
アクリロニトリルスチレン共重合体樹脂、無水マレイン
酸スチレン共重合体樹脂、ポリメタクリル酸メチルエス
テル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂及びポリフェニレ
ンエーテル樹脂から選ばれる少なくとも一種の樹脂を挙
げることができる。なかでも、最も好ましいものはポリ
カーボネート樹脂である。
に制限はなく種々のものが挙げられる。通常、2価フェ
ノールとカーボネート前駆体との反応により製造される
芳香族ポリカーボネートを用いることができる。すなわ
ち、2価フェノールとカーボネート前駆体とを溶液法あ
るいは溶融法、すなわち、2価フェノールとホスゲンの
反応、2価フェノールとジフェニルカーボネートなどと
のエステル交換法により反応させて製造されたものを使
用することができる。
げられるが、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン〔ビスフェノールA〕、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、4,4’−ジヒ
ドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)オキ
シド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ケトンなど、あるいはこれらのハロゲン置換体など
が挙げられる。
ス(ヒドロキシフェニル)アルカン系、特にビスフェノ
ールAを主原料としたものである。また、カーボネート
前駆体としては、カルボニルハライド、カルボニルエス
テル、またはハロホーメートなどであり、具体的にはホ
スゲン、2価フェノールのジハロホーメート、ジフェニ
ルカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネートなどである。この他、2価フェノールとして
は、ハイドロキノン、レゾルシン、カテコール等が挙げ
られる。これらの2価フェノールは、それぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
を有していてもよく、分岐剤としては、1,1,1−ト
リス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、α,α’,
α”−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5
−トリイソプロピルベンゼン、フロログルシン、トリメ
リット酸、イサチンビス(o−クレゾール)などがあ
る。また、分子量の調節のためには、フェノール、p−
t−ブチルフェノール、p−t−オクチルフェノール、
p−クミルフェノールなどが用いられる。
脂としては、ポリカーボネート部とポリオルガノシロキ
サン部を有する共重合体、あるいはこの共重合体を含有
するポリカーボネート樹脂であってもよい。また、テレ
フタル酸などの2官能性カルボン酸、またはそのエステ
ル形成誘導体などのエステル前駆体の存在下でポリカー
ボネートの重合を行うことによって得られるポリエステ
ル−ポリカーボネート樹脂であってもよい。また、種々
のポリカーボネート樹脂の混合物を用いることもでき
る。本発明において用いられる(A)成分のポリカーボ
ネート樹脂は、機械的強度および成形性の点から、その
粘度平均分子量は、10,000〜100,000のも
のが好ましく、特に14,000〜40,000のもの
が好適である。
晶性樹脂は、特に限定されないが、透明性もしくは半透
明性の成形品を得る場合、屈折率が1.55〜1.61
のものが好ましく、具体的には、ポリエチレンテレフタ
レート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂及びシン
ジオタクチックポリスチレン樹脂から選ばれる少なくと
も一種の樹脂を挙げることができる。なかでも、最も好
ましいものはポリエチレンテレフタレート樹脂、シンジ
オタクチックポリスチレン樹脂である。
テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体とエチレン
グリコール又はそのエステル形成性誘導体を主原料とし
て縮合反応させて得られる重合体であり、テレフタル酸
成分の一部やエチレングリコール成分の一部、通常30
モル%以下を他のジカルボン酸、オキシカルボン酸やジ
オールで置き換えた共重合体であってもよい。このよう
な共重合体に使用される第三成分として、例えば、イソ
フタル酸,アルキル置換テレフタル酸,アジピン酸,オ
キシ安息香酸,ポリメチレン−α,ω−ジオール類,ネ
オペンチルグリコール,ジエチレングリコール等を挙げ
ることができる。ポリエチレンテレフタレート樹脂の分
子量は、o−クロルフェノールを溶媒として25℃で測
定した固有粘度で表して0.4〜1.2のものが好まし
い。
は、主としてシンジオタクチック構造を有するスチレン
系重合体をいい、そのスチレン系重合体の主としてシン
ジオタクチック構造とは、立体化学構造が主としてシン
ジオタクチック構造、即ち炭素−炭素結合から形成され
る主鎖に対して側鎖であるフェニル基や置換フェニル基
が交互に反対方向に位置する立体構造を有するものであ
り、そのタクティシティは同位体炭素による核磁気共鳴
法(13C−NMR法)により定量される。13C−NMR
法により測定されるタクティシティは、連続する複数個
の構成単位の存在割合、例えば、2個の場合はダイアッ
ド、3個の場合はトリアッド、5個の場合はペンタッド
によって示すことができるが、ここでいう主としてシン
ジオタクチック構造を有するスチレン重合体とは、通常
はダイアッド(ラセミダイアッド)で75%以上、好ま
しくは85%以上、もしくはペンタッド(ラセミペンタ
ッド)で30%以上、好ましくは50%以上のシンジオ
タクティシティを有するポリスチレン、ポリ(アルキル
スチレン)、ポリ(アリールスチレン)、ポリ(ハロゲ
ン化スチレン)、ポリ(ハロゲン化アルキルスチレ
ン)、ポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(ビニル安息
香酸エステル)及びこれらの混合物、あるいはこれらの
構造単位を含む共重合体を指称する。なお、ここでポリ
(アルキルスチレン)としては、ポリ(メチルスチレ
ン)、ポリ(エチルスチレン)、ポリ(イソプロピルス
チレン)、ポリ(tert−ブチルスチレン)等があ
り、ポリ(アリールスチレン)しては、ポリ(フェニル
スチレン)、ポリ(ビニルナフタレン)等があり、ポリ
(ハロゲン化スチレン)としては、ポリ(クロロスチレ
ン)、ポリ(ブロモスチレン)、ポリ(フルオロスチレ
ン)等がある。また、ポリ(ハロゲン化アルキルスチレ
ン)としては、ポリ(クロロメチルスチレン)等があ
り、また、ポリ(アルコキシスチレン)としては、ポリ
(メトキシスチレン)、ポリ(エトキシスチレン)等が
ある。
しては、ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチレン)、
ポリ(m−メチルスチレン)、ポリ(p−tert−ブ
チルスチレン)、ポリ(p−クロロスチレン)、ポリ
(m−クロロスチレン)、ポリ(p−フルオロスチレ
ン)及びこれらの構造単位を含む共重合体を挙げること
ができる。
ついては、特に制限はないが、重量平均分子量が10,
000以上のものが好ましく、とりわけ50,000以
上のものが好ましい。さらに、分子量分布についても、
特に制限はなく、様々のものを充当できる。このような
シンジオタクチックを有するスチレン系重合体は、例え
ば、不活性炭化水素溶媒中又は溶媒の不存在下に、チタ
ン化合物及び水とトリアルキルアルミニウムの縮合生成
物を触媒として、スチレン系単量体(上記スチレン系重
合体に対応する単量体)を重合することにより製造する
ことができる(特開昭62−187708号公報)。ま
た、ポリ(ハロゲン化アルキルスチレン)については、
特開平1−46912号公報などの方法により製造する
ことできる。
合については、(A)成分60〜99.9質量%に対し
て、(B)成分0.1〜40質量%である。この範囲を
逸脱すると、レーザーを照射してもマーキング鮮明な白
色マーキングを呈することができない。好ましくは、
(A)成分80〜99.9質量%に対して、(B)成分
0.1〜20質量%である。
を成形して得られた成形品は、透明、不透明のどちらで
も差し支えないが、発明の効果の点で、JIS K 7
105に準拠した方法で測定したヘーズ(曇価)が60
%以下の透明又は半透明のものが好ましい。本発明のレ
ーザーマーキング用樹脂組成物には、可塑剤,安定剤,
帯電防止剤,スリップ剤,アンチブロッキング剤,防曇
剤などを、本発明の目的を損なわない範囲で含有させる
ことができる。
の製造方法に関しては、バンバリーミキサー,ロール及
び単軸又は多軸押出機で溶融混練するなど種々の方法を
採用することができる。本発明のレーザーマーキング用
樹脂組成物は、射出成形,押出成形,ブロー成形,真空
成形,圧縮成形等の熱可塑性樹脂の成形に用いられる公
知の方法で成形することができる。
ザー光は、エキシマレーザー,窒素レーザー,Nd:Y
AGレーザー,クリスタルレザー,炭酸ガスレーザー等
公知のレーザー光を挙げることができる。
形品がレーザー光により鮮明にマーキングされる理由は
定かではないが、非晶性樹脂中に結晶性樹脂が少なくと
も一部非晶の状態で存在しているように成形されている
と、非晶性樹脂と結晶性樹脂は屈折率が近いので透明性
を保持することができ、そこにレーザーが照射される
と、非晶であった結晶性樹脂が結晶化し、非晶性樹脂と
結晶性樹脂の屈折率の差が大きくなり、その部分は白色
にマーキングされると考えられる。
を成形して得られた成形品は、電気・電子機器部品又は
自動車用部品に好ましく利用される。
より具体的に説明するが、本発明はこれらに、何ら制限
されるものではない。 実施例1〜5および比較例1〜4 第1表に示す割合で(A)成分と(B)成分を配合
〔(A)、(B)成分は質量%で示す。〕し、押出機
(機種名:TEM−35、東芝機械社製)に供給し、2
60〜280で溶融混練し、ペレット化した。なお、す
べての実施例および比較例において、酸化防止剤として
イルガノックス1076(チバ・スペシャリティ・ケミ
カルズ社製)0.2質量部〔(A)成分と(B)成分の
合計量100質量部に対して〕およびイルガフォス16
8(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)0.1質
量部〔(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に
対して〕をそれぞれ配合した。得られたペレットを、1
20℃で4時間乾燥した後、成形機(機種名:100−
EN、東芝機械社製)で成形温度250〜280℃、金
型温度40℃で射出成形して試験片(厚さ2mm、15
cm正方形)を得た。得られた試験片を用いて、下記の
条件でレーザーマーキングして評価し、その結果を第1
表に示す。
に示す。 〔マーキング条件〕 装置:CLM−03(TDK社製、炭酸ガスレーザー) 波長:10.6μm スキャンスピード:200mm/sec 出力:1〜8W(ステップ;0.2W)
ビスフェノールAポリカーボネート樹脂、MFR=19
g/10分(300℃、1.2Kg荷重)、粘度平均分
子量=19,000、屈折率=1.585 GPPS:アモルファスポリスチレン(出光石油化学社
製)、屈折率=1.592 (B)成分 SPS:シンジオタクチックポリスチレン、ザレックス
141AC(出光石油化学社製)、屈折率1.592 PET:ポリエチレンテレフタレート、MA523(三
菱レイヨン社製)、屈折率=1.574
字した。識別可能なマーキングができる最小の出力を測
定し、その出力において蛍光灯及びグレーの下地の下、
視認性を目視で確認した。なお、目視判定は3人が判定
を行い、その平均値を採った。その結果を、◎、○、
△、×で表した。 ◎:ベース色とマーキング文字色のコントラストが非常
に良好 ○:ベース色とマーキング文字色のコントラストが良好 △:ベース色とマーキング文字色のコントラストがやや
良好 ×:ベース色とマーキング文字色のコントラストが不良
物を成形した成形品は、簡便な方法でレーザー光照射に
よって鮮明な白色マーキングを呈することができるた
め、文字・記号等を表示する電気・電子機器部品や自動
車用部品等に好適である。
Claims (8)
- 【請求項1】 非晶性樹脂(A)60〜99.9質量%
及び結晶性樹脂(B)0.1〜40質量%を配合してな
るレーザーマーキング用樹脂組成物。 - 【請求項2】 非晶性樹脂(A)80〜99.9質量%
及び結晶性樹脂(B)0.1〜20質量%を配合してな
る請求項1記載のレーザーマーキング用樹脂組成物。 - 【請求項3】 樹脂組成物を成形して得られた成形品が
透明性又は半透明性である請求項1又は2に記載のレー
ザーマーキング樹脂組成物。 - 【請求項4】 (A)成分が、ポリカーボネート樹脂、
ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニト
リルスチレン共重合体樹脂、無水マレイン酸スチレン共
重合体樹脂、ポリメタクリル酸メチルエステル樹脂、ポ
リエーテルスルホン樹脂及びポリフェニレンエーテル樹
脂から選ばれる少なくとも一種である請求項1〜3のい
ずれかに記載のレーザーマーキング用樹脂組成物。 - 【請求項5】 (B)成分が、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂及びシンジ
オタクチックポリスチレン樹脂から選ばれる少なくとも
一種である請求項1〜4のいずれかに記載のレーザーマ
ーキング用樹脂組成物。 - 【請求項6】 (A)成分がポリカーボネート樹脂であ
る請求項1〜5のいずれかに記載のレーザーマーキング
用樹脂組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のレーザ
ーマーキング用樹脂組成物を成形してなる成形品。 - 【請求項8】 成形品が電気・電子機器部品又は自動車
用部品である請求項7記載の成形品。
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