JP2002211456A - クローラ走行装置 - Google Patents

クローラ走行装置

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JP2002211456A
JP2002211456A JP2001009665A JP2001009665A JP2002211456A JP 2002211456 A JP2002211456 A JP 2002211456A JP 2001009665 A JP2001009665 A JP 2001009665A JP 2001009665 A JP2001009665 A JP 2001009665A JP 2002211456 A JP2002211456 A JP 2002211456A
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JP
Japan
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idler roller
crawler
support
support frame
adjuster
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Application number
JP2001009665A
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English (en)
Inventor
Toshio Hosoki
俊男 細木
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローラ走行装置において、アイドラローラ
に過大な荷重がかかった際にフェールセーフ機能を十分
に達成出来るもので有りながら、フェールセーフ機能の
作動後も継続して走行が可能なクローラ装置を提供す
る。 【解決手段】 支持フレーム13の左右外側に、同じく
アイドラローラ8の支持軸15を支持する左右のブラケ
ット25,25を設け、アイドラローラ8に過大な荷重
が加わることにより折損する連結部材27,33により
左右のブラケット25,25を支持フレーム13に連結
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不整地を走行する
農業用のトラクタ,コンバイン,ハーベスタ,運搬車及
び建設機械等のクローラ作業車輛の走行装置に係り、特
に後方のアジャスタにて張り調節するクローラ走行装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の不整地を走行するクロー
ラ作業車輛の走行装置において、前方の駆動スプロケッ
トと、後方のアイドラローラとの間に巻掛けられたクロ
ーラを、後方のアジャスタにて張り調節するようにした
ものは、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クローラ走行装置において、後方のアイドラローラの支
持軸を支持フレームで両持ち支持するものでは、クロー
ラに過大な張力がかかった際、アイドラローラを支持す
る支持フレームが折損したり変形しがちで、フェールセ
ーフ機能が十分でなく、折損や変形後の走行復帰に困難
を来していた。本発明の目的は、前記従来のこれらの不
具合を改善する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、前方の駆動スプロケットと、後
方のアイドラローラ8との間に巻掛けられたクローラ7
を、後方のアジャスタ17にて張り調節するクローラ走
行装置において、前記アイドラローラ8の支持軸15を
支持する支持フレーム13を、トラックフレーム10に
対して出没自在に構成すると共に、前記支持フレーム1
3の左右外側に、同じくアイドラローラ8の支持軸15
を支持する左右のブラケット25,25を設け、アイド
ラローラ8に過大な荷重が加わることにより折損する連
結部材27,33により左右のブラケット25,25を
支持フレーム13に連結したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下図面に基づいて説明する。図1は、本願のクローラ走
行装置を備えたコンバインの全体斜視図であって、1は
コンバイン機体、2は前処理部、3は脱穀選別部、4は
運転席や各種の運転操作装置等を収納したキャビン、5
は穀粒排出用のオーガー、6はクローラ走行装置であ
り、7は前方の駆動スプロケット(図示なし)と後述す
る後方のアイドラローラ8との間に巻掛けられたクロー
ラである。
【0006】図2は、前記クローラ走行装置6の後方部
分の要部の平面図、図3は同上側面図であって、10は
前方の駆動スプロケットと後方のアイドラローラ8との
間に前後方向に長いトラックフレームであり、この下方
には通常のクローラ走行装置と同様に、複数の転輪11
・・やクローラ7外れを防止するためのクローラガイド
12等が装着されている。一方、トラックフレーム10
の後方には、アジャスタフレーム13aにアイドラブラ
ケット13bを溶着した支持フレーム13が出没自在に
備えてある。
【0007】前記アイドラブラケット13bは図2の如
く、平面視では左右方向にアームを有するコ字型を呈し
ており、側面視では図4に示す如く、その先端側に前記
アイドラローラ8の支持軸15を支持するための長い支
持長穴16を有している。そして、前記アジャスタフレ
ーム13aの後端上方には、アジャスタ17のアジャス
タボルト23先端側を遊転自在に装着するための支持杆
18が設けられており、その先端をナット19にて固定
してある。
【0008】一方、前記トラックフレーム10の後端側
の上部中央にもアジャスタボルト23の中間部を螺子部
20にて支持する支持杆21が設けられている。なお、
22はアジャスタ17が機体の振動等で移動しないよう
にするための固定ナットである。従って、後方の支持フ
レーム13を前後に移動する時は、支持杆21を支持点
として、アジャスタボルト23を工具等で回転させてア
ジャスタ17を左右に移動させることにより、アジャス
タフレーム13aがトラックフレーム10内を摺動して
出没することによって行われる。
【0009】また、前記アイドラブラケット13bの外
側には、左右のアームに隣接して左右のブラケット2
5,25が設けてあり、これらのブラケット25,25
の先端側には、図4図示の如く前記アイドラローラ8の
支持軸15を支持するための短い支持長穴26が設けら
れ、末端側には丸棒(連結部材)27を挿入するための
穴28が穿設されている。一方、前記アジャスタフレー
ム13aの後部側にも、図4図示の如く前記丸棒27が
貫通する穴29が設けてあり、図2の平面視では、アイ
ドラブラケット13bを3方から囲む形で、左右のブラ
ケット25,25の先端側支持長穴26,26にアイド
ラローラ8の支持軸15を嵌装して、外側の左右からボ
ルト30,30で緊締すると共に、ブラケット25,2
5の基端側は、アジャスタフレーム13aの穴29を貫
通して左右側に突出する丸棒27の左右両端部が、左右
のブラケット25,25の穴28,28を通過して、外
側よりナット31,31で夫々緊締されている。
【0010】更に、アイドラローラ8の支持軸15を、
内側にあるアイドラブラケット13bの左右のアームの
支持長穴16,16及び外側にある左右のブラケット2
5,25の支持長穴26,26の両方に嵌装して左右両
側の端部でボルト30,30にて緊締するが、この際に
外側のブラケット25,25の支持長穴26,26は、
アイドラブラケット13bの支持長穴16と高さは同じ
であるが、奥行きが異なるので、結果として両支持長穴
16,26はアイドラローラ8の支持軸15の上下方向
への反力は両支持長穴16,26で受けるものの、アイ
ドラローラ8の前方への反力に対しては、奥行が少なく
て胴付きである左右のブラケット25,25の支持長穴
26,26のみにかかるものである。
【0011】本願発明は以上のような構成よりなってお
り、その作用について説明するに、不整地を走行する図
1の如きコンバインで圃場内や農道を走行している際、
クローラ7が徐々に延びて外れ易くなってくるが、通常
は固定ナット22を一端緩めた後、アジャスタボルト2
3を工具等で右に回して後方のアイドラローラ8を後方
へ移動させて、緩んだクローラ7を再び緊張状態にした
後、再び固定ナット22を回してアジャスタ17が機体
1の振動等で移動しないように位置を固定して作業を再
開するものである。
【0012】但し、クローラ7が緊張状態の時、地面の
状況等により過大な荷重がアイドラローラ8に掛かるこ
とがある。この時、本案の場合には左右のブラケット2
5,25の前方への反力を丸棒27が吸収して、これが
折損又は変形するだけで、本来アイドラローラ8の支持
軸15を支持すべきアイドラブラケット13bが無傷の
儘で残されているので、フェールセーフ機能を十分に発
揮することが出来、クローラを張りなおすことにより作
業を継続することが出来るものであり、フェールセーフ
の設定が丸棒27の径で管理出来るものである。従っ
て、従来の如く作業復帰の為に多大の時間を取られて、
作業能率が格段に落ちたり、復帰のための修理に適さな
い危険な場所等での機体の脱出が容易に図れるものであ
る。
【0013】次に、本案の第2実施例について、図5乃
至7について説明するに、この例においても大部分の構
造は前記第1実施例と同様であるが、図7図示の如く、
アイドラブラケット13bの基端側にボルト(連結部
材)33を挿通するための穴34を穿設し、アイドラブ
ラケット13bの外側に隣接して穴35付きの長さが第
1実施例のブラケット25,25より短いブラケット2
5,25を設け、平面視では図5に示す如く左右のアイ
ドラブラケット13bと左右のブラケット25,25と
を左右のボルト33,33で連結し、ナット36,36
にて緊締したものである。
【0014】従って、この例によれば、前記の如くアイ
ドラローラ8に過大な荷重が掛かった場合には、左右ど
ちらか又は両方のボルト33,33が折損したり、変形
するのみで、上述の第1実施例と同様の効果が得られる
ものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は、前方の駆動スプロケットと、
後方のアイドラローラ8との間に巻掛けられたクローラ
7を、後方のアジャスタ17にて張り調節するクローラ
走行装置において、前記アイドラローラ8の支持軸15
を支持する支持フレーム13を、トラックフレーム10
に対して出没自在に構成すると共に、前記支持フレーム
13の左右外側に、同じくアイドラローラ8の支持軸1
5を支持する左右のブラケット25,25を設け、アイ
ドラローラ8に過大な荷重が加わることにより折損する
連結部材27,33により左右のブラケット25,25
を支持フレーム13に連結したことにより、クローラ7
が緊張状態の時、地面の状況等により過大な荷重がアイ
ドラローラ8に掛かっても、左右のブラケット25,2
5の反力で連結部材27,33が折損したり、変形する
のみで、その内部に本来アイドラローラ8の支持軸15
を支持すべきアイドラブラケット13bが無傷の儘で残
されているので、フェールセーフ機能を十分に発揮する
ことが出来、クローラ7を張りなおすことにより作業を
継続することが出来るものであり、フェールセーフの設
定が連結部材27,33で管理出来るものである。従っ
て、従来の如く作業復帰の為に多大の時間を取られて、
作業能率が格段に落ちたり、作業復帰のための修理に適
さない危険な場所等での機体の脱出が容易に図れる効果
があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願のクローラ走行装置を備えたコンバインの
全体斜視図である。
【図2】クローラ走行装置の後方部分の要部の平面図で
ある。
【図3】同上要部の側面図である。
【図4】同上要部の分解側面図である。
【図5】他例のクローラ走行装置の後方部分の要部の平
面図である。
【図6】同上要部の側面図である。
【図7】同上要部の分解側面図である。
【符号の説明】
7 クローラ 8 アイドラローラ 10 トラックフレーム 13 支持フレーム 15 支持軸 17 アジャスタ 25 ブラケット 27 丸棒(連結部材) 33 ボルト(連結部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方の駆動スプロケットと、後方のアイ
    ドラローラ(8)との間に巻掛けられたクローラ(7)
    を、後方のアジャスタ(17)にて張り調節するクロー
    ラ走行装置において、前記アイドラローラ(8)の支持
    軸(15)を支持する支持フレーム(13)を、トラッ
    クフレーム(10)に対して出没自在に構成すると共
    に、前記支持フレーム(13)の左右外側に、同じくア
    イドラローラ(8)の支持軸(15)を支持する左右の
    ブラケット(25,25)を設け、アイドラローラ
    (8)に過大な荷重が加わることにより折損する連結部
    材(27,33)により左右のブラケット(25,2
    5)を支持フレーム(13)に連結したことを特徴とす
    るクローラ走行装置。
JP2001009665A 2001-01-18 2001-01-18 クローラ走行装置 Pending JP2002211456A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102319612B1 (ko) * 2021-04-21 2021-11-02 주식회사 대동 크롤러 주행장치의 텐션 프레임 결속장치 및 이를 포함하는 텐션 조절장치
KR102612327B1 (ko) * 2022-12-30 2023-12-08 장진만 다목적 농용 작업기

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