JP2002211376A - 車両用ブレーキ装置およびその作動方法 - Google Patents

車両用ブレーキ装置およびその作動方法

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JP2002211376A
JP2002211376A JP2001380175A JP2001380175A JP2002211376A JP 2002211376 A JP2002211376 A JP 2002211376A JP 2001380175 A JP2001380175 A JP 2001380175A JP 2001380175 A JP2001380175 A JP 2001380175A JP 2002211376 A JP2002211376 A JP 2002211376A
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brake
vehicle
lateral acceleration
correction coefficient
characteristic curve
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ユールゲン・シュー
Manfred Gerdes
マンフレート・ゲルデス
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Robert Bosch GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のブレーキ特性を改善する。 【解決手段】 ブレーキ装置により、補正係数の関数で
あるブレーキ圧力が調節され、補正係数が、補正係数と
車両横方向加速度との間の特性曲線により形成され、特
性曲線が、車両横方向加速度の関数である勾配をもつ範
囲を有する、車両用ブレーキ装置並びに車両用ブレーキ
装置の作動方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ装置によ
り、補正係数の関数であるブレーキ圧力が調節され、補
正係数が補正係数と車両横方向加速度との間の特性曲線
により形成される、車両用ブレーキ装置並びにブレーキ
装置の作動方法に関するものである。
【0002】車両に横方向加速度が作用したとき、車両
ブレーキ装置において、車輪ブレーキ・シリンダのピス
トンが車輪ブレーキ・シリンダ内に圧入されることがあ
る(いわゆる隙間の変化)。ピストンを車輪ブレーキ・
シリンダから再び引き出すために、ブレーキ媒体が車輪
ブレーキ・シリンダ内に圧入されなければならない。こ
れはブレーキ特性を悪化させる。ブレーキ特性を悪化さ
せるこの影響を低減させるために、ドイツ特許公開第1
9712889号に開示された方法によりブレーキ圧力
の補正を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両のブレーキ特性を
改善することが本発明の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、請求項1および2に記載の方法並びに請求項8およ
び9に記載のブレーキ装置および請求項10に記載のブ
レーキ装置のための制御装置により解決される。この場
合、ブレーキ装置により、補正係数の関数であるブレー
キ圧力が調節され、この場合、補正係数は、特にほぼ一
定又は定常な一次導関数を有する、補正係数と車両横方
向加速度との間の特性曲線により形成され、および/ま
たは補正係数が、車両横方向加速度の関数である勾配を
もつ範囲を有する、補正係数と車両横方向加速度との間
の特性曲線により形成される。
【0005】補正係数の関数であるブレーキ圧力がそれ
により調節可能な本発明による車両用ブレーキ装置は、
補正係数と車両横方向加速度との間の特性曲線をもつメ
モリを有し、この場合、補正係数と車両横方向加速度と
の間の特性曲線の一次導関数が特にほぼ一定、定数、ま
たは定常であり、および/または補正係数と車両横方向
加速度との間の特性曲線が、車両横方向加速度の関数で
ある勾配をもつ少なくとも1つの範囲を有している。
【0006】ブレーキ圧力を調節するために、補正係数
の関数であるブレーキ装置に対する操作量を発生するた
めの、本発明による車両ブレーキ装置のための制御装置
は、補正係数と車両横方向加速度との間の特性曲線をも
つメモリを有し、この場合、補正係数と車両横方向加速
度との間の特性曲線の一次導関数が特にほぼ一定、定数
又は定常であり、および/または補正係数と車両横方向
加速度との間の特性曲線が、車両横方向加速度の関数で
ある勾配をもつ少なくとも1つの範囲を有している。
【0007】本発明の有利な実施態様においては、特性
曲線が、車両横方向加速度とは無関係の補正係数をもつ
少なくとも1つの第1の範囲および/または少なくとも
1つの第2の範囲を有している。
【0008】本発明の他の有利な実施態様においては、
特性曲線が、第1の範囲と第2の範囲との間に、車両横
方向加速度の特に線形関数である補正係数をもつ第3の
範囲を有している。
【0009】本発明の他の有利な実施態様においては、
特性曲線が、第1の範囲と第3の範囲との間に、車両横
方向加速度の関数である勾配をもつ範囲を有し、この場
合、補正係数が車両横方向加速度の二乗の関数であるこ
とが有利である。
【0010】本発明の他の有利な実施態様においては、
特性曲線が、第2の範囲と第3の範囲との間に、車両横
方向加速度の関数である勾配をもつ範囲を有し、この場
合、補正係数が車両横方向加速度の二乗の関数であるこ
とが有利である。
【0011】例として示した本発明の実施態様において
は、車両横方向加速度の測定値をフィルタリングするた
めのフィルタが設けられている。この態様により、横方
向加速度に対するフィルタリングされた値が上記の特性
曲線における入力値であるように設計されている。
【0012】その他の利点および詳細が実施態様に関す
る以下の説明から明らかである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はドイツ特許公開第1971
2889号に開示されているものと同じ車両ブレーキ装
置100を示している。ブレーキ装置100は、貯蔵容
器102、例えば空圧式のブレーキ力増幅器103およ
びブレーキ・ペダル104を備えた2回路マスタ・ブレ
ーキ・シリンダ101と、並びに2つのブレーキ回路1
07ないし108とを有している。ブレーキ回路107
に、付属アクチュエータ138hlないし138hrを
含む2つの車輪105hlないし105hrが付属され
ている。ブレーキ回路108に、付属アクチュエータ1
38vlないし138vrを含む2つの車輪105vl
ないし105vrが付属されている。マスタ・ブレーキ
・シリンダ101とアクチュエータ138hl、138
hr、138vlないし138vrとの間に、油圧装置
とみなされる車輪滑り制御装置106が付属されてい
る。アクチュエータは、付属車輪ブレーキ・シリンダ内
に供給可能なブレーキ媒体を介して操作可能な、従来技
術から既知の車輪ブレーキである。
【0014】以下において、車両車輪に対して簡単な表
記105ijが使用される。この場合指数iは、車輪が
後車軸(h)に存在するか、または前車軸(v)に存在
するかを示す。指数jは、車両の右側(r)に付属して
いるか、ないしは左側(l)に付属しているかを示す。
2つの指数iないしjによるこの記号は、それが使用さ
れているすべての変数ないし構成要素に対して、例えば
アクチュエータ138ijないしブレーキ装置内に含ま
れている弁ないしポンプに対して適用される。
【0015】図1に示したブレーキ回路分割はいわゆる
黒/白分割(black/white−sprit)で
ある。このブレーキ回路分割は符号108で示されてい
る第1のブレーキ回路Iを含み、この第1のブレーキ回
路Iには車両の前車輪105vjが付属されている。さ
らに、ブレーキ回路分割は符号107で示されている第
2のブレーキ回路IIを含み、この第2のブレーキ回路
IIには車両の後車輪105hjが付属されている。こ
のブレーキ回路分割は決して制約を示すものではない。
本発明による方法ないし本発明による装置を、他のブレ
ーキ回路分割を有するブレーキ装置内で使用することも
考えられる。
【0016】マスタ・ブレーキ・シリンダ101は例え
ばそれ自身既知のように構成され且つブレーキ・ペダル
104により操作可能であり、これによりブレーキ回路
107および108内にブレーキ圧力が発生する。ブレ
ーキ・ペダル104によりマスタ・ブレーキ・シリンダ
101に与えることが可能な作用はブレーキ力増幅器1
03により増幅可能である。貯蔵容器102はマスタ・
ブレーキ・シリンダ101にブレーキ媒体を供給し、ブ
レーキ媒体は、正常なブレーキ作動に対しては、マスタ
・ブレーキ・シリンダ101からアクチュエータ138
ijの方向に油圧装置106により圧縮可能である。
【0017】油圧装置106は、ブレーキ・ペダル10
4を操作したときの車輪滑りを調節するためにいわゆる
戻しタイプとして形成され、およびブレーキ回路107
に対して戻しポンプ111hを、およびブレーキ回路1
08に対して戻しポンプ111vを有している。油圧装
置106はさらに、アクチュエータ138ijの各々に
対して例えばそれぞれの入口弁113ijおよびそれぞ
れの出口弁114ijからなる固有のブレーキ圧力調節
弁装置112ijを、並びにブレーキ回路107ないし
108の各々に対して貯蔵室115iを有している。さ
らに、例えばブレーキ回路107に対する第1の緩衝室
116hおよびブレーキ回路108に対する第2の緩衝
室116v並びに緩衝絞り117hないし117vが設
けられている。戻しポンプ111iを駆動するために必
要なモータは図1に示されていない。ここで、戻しポン
プ111iの各々に対して特殊モータを設けることも考
えられることを注記しておく。戻しポンプ111iの構
造的配置が種々の形で行われてもよい。一方で、戻しポ
ンプを構造的に相互に切り離して配置することが考えら
れる。他方で、戻しポンプ111iを構造的に結合配置
することが考えられるので、これにより、言い換えると
2つの「ポンプ要素」111iからなる1台のポンプが
形成される。
【0018】アクチュエータ138ijから出発して、
アクチュエータ138ijのそれぞれに付属の入口弁1
13ijは、逆止弁118ijによりマスタ・ブレーキ
・シリンダ101の方向にバイパス可能であり、逆止弁
118ijは、例えば入口弁113ijが閉鎖位置に操
作されているとき、または入口弁の正常な開放位置にお
いて付属絞りが作用しているとき、それぞれの入口弁1
13ijを介して圧力降下が存在するときにはマスタ・
ブレーキ・シリンダ101の方向に開放可能である。
【0019】ブレーキ・ペダルを操作したとき、したが
ってアクチュエータ118ijにブレーキ圧力が供給さ
れたとき、油圧装置の上記の個々の要素により車輪滑り
制御動作が可能である。このために、それぞれのアクチ
ュエータ138ijとマスタ・ブレーキ・シリンダ10
1との間の入口弁113ijは通常は開放位置にあるの
で、ブレーキ・ペダル104の操作によりマスタ・ブレ
ーキ・シリンダ101内に発生された圧力は通常はアク
チュエータ138ij内に到達することができる。同様
にアクチュエータ138ijと結合されている、ブレー
キ圧力調節弁装置112ijのそれぞれの出口弁114
ijは、通常位置においては閉じられ、操作位置におい
ては絞り通過を可能にし、および入口側でブレーキ回路
107の戻しポンプ111hと、ないしは入口側でブレ
ーキ回路108の戻しポンプ111vと結合されてい
る。戻しポンプ111iの出口側に緩衝室116iが接
続されている。マスタ・ブレーキ・シリンダ101の方
向に、並びにそれぞれの入口弁113iに向かって、緩
衝室116iに絞り117iが続いている。
【0020】油圧装置106は、制御装置120と、並
びに車輪105ijに付属の車輪回転速度センサ119
ijとを有している。車輪回転速度センサ119ijに
より発生された信号nijは制御装置120に供給され
る。これは、図1において、車輪回転速度センサ119
ijから出ている電気ラインにより並びに制御装置にお
ける接続122により示され、制御装置における接続1
22は制御装置に供給される信号を示すものである。制
御装置120と結合されているその他のセンサはブロッ
ク123により示されている。制御装置120に、上記
のポンプないし弁並びにのちに記載の他のポンプないし
弁が接続されている。これが、制御装置120から出力
される操作信号を示す接続121により、および弁ない
しポンプに存在する電気ラインにより示されている。
【0021】制御装置120は、ブレーキ滑り制御のた
めに、ないし駆動滑り制御のために、ないし車両走行動
特性を表わす変数特に車両ヨー・レートの制御のために
使用される制御装置のいずれかであってもよい。
【0022】例えば、制御装置120内において、すべ
ての車輪に対して差し迫った車輪ロック傾向を有する増
大ブレーキ滑りが特定された場合、制御装置120は戻
しポンプ111iを起動し、すべての入口弁113ij
を閉じ且つすべての付属出口弁114ijを開く。この
結果、マスタ・ブレーキ・シリンダ101内で場合によ
りさらに増加した圧力は、アクチュエータ138ijに
到達することなく、これらのアクチュエータ138ij
から、ブレーキ媒体が貯蔵室115i内に流出可能であ
り、これにより車輪ロックの危険性が回避ないし排除さ
れる。次に、ブレーキ媒体は貯蔵室115iから戻しポ
ンプ111i内に流入する。この結果、これらの戻しポ
ンプ111iはブレーキ媒体を加圧し、緩衝室116i
および絞り117iを通過させ、且つ2つの切換弁13
7iを介してマスタ・ブレーキ・シリンダ101に戻
す。したがって、戻しポンプ111iにより、車輪ブレ
ーキ・シリンダ内に存在する圧力が低下される。車輪ロ
ックの危険性が解消したのち、ここで、すべての車輪1
05ijにおいて車輪ロックの危険性が消滅したことが
推測され、制御装置120がブレーキ圧力低下のために
必要な操作電流の供給を終了することにより、ブレーキ
圧力調節弁装置112ijはその基本位置に戻される。
同様に、制御装置120は2つの戻しポンプ111iに
対する電流供給も終了する。
【0023】制御装置120は、例えば、車輪において
異なる車輪ロックの危険性が存在する場合に、アクチュ
エータ138ij内の圧力を個々に且つ相互に独立に変
化可能なようにも設計されている。
【0024】自動ブレーキ作動のために油圧装置106
は切換弁137iを有し、切換弁137iは第1の位置
においては通過弁124iとして機能し、および第2の
位置においては圧力制限弁125iとして機能する。こ
の切換弁137iに並列に逆止弁126iが設けられて
いる。逆止弁126iにより、ドライバにより設定され
た供給圧力Pvorが利用可能となることが保証され
る。さらに、戻しポンプ111iの入口側にプレチャー
ジ弁127i並びに逆止弁128iも設けられている。
戻しポンプはそれぞれ、出口側において他の逆止弁12
9iと結合されている。マスタ・ブレーキ・シリンダ1
01の方向を向く、切換弁137i並びにプレチャージ
弁127iの接続間に、それぞれ緩衝室130iが設け
られている。自動ブレーキ作動に対して油圧装置106
に供給するために、少なくとも1つのポンプ装置135
特にプレチャージ・ポンプが設けられ、ポンプ装置13
5はブレーキ回路108に付属されている。このため
に、ポンプ装置135から、マスタ・ブレーキ・シリン
ダ101と油圧装置106との間に存在するマスタ・ブ
レーキ配管110まで供給配管132が伸長し、供給配
管132内に、マスタ・ブレーキ配管110の方向に開
放可能な逆止弁134が組み込まれている。ポンプ装置
135は吸込配管136により貯蔵容器102に接続さ
れている。逆止弁134とマスタ・ブレーキ配管110
との間にセンサ133が設けられ、センサ133はドラ
イバにより設定された供給圧力Pvorを表わす信号を
発生する。
【0025】第2のブレーキ回路107は、同様にマス
タ・ブレーキ・シリンダ101と油圧装置106との間
に存在する、第2のブレーキ回路107に付属のマスタ
・ブレーキ配管109を介して、マスタ・ブレーキ・シ
リンダ101に接続されている。
【0026】例えば、少なくとも1つの前車輪105v
jにおいて自動ブレーキ作動即ちドライバとは無関係の
圧力上昇が必要であることを制御装置120が検出した
場合、制御装置120はポンプ装置135を起動し、こ
れによりポンプ装置135は、同時に制御装置120に
より電気で開かれたプレチャージ弁127vを介して、
その先の戻しポンプ111vにブレーキ媒体を供給する
ので、切換弁137vを圧力制限弁125vとしての作
動に切り換えたとき、戻しポンプは少なくとも1つのア
クチュエータ138vjに対して圧力を利用可能にす
る。圧力制限弁125vにより、ブレーキ回路108内
のきわめて急激な圧力上昇が回避される。
【0027】後車輪105hjに関してドライバとは無
関係の圧力上昇が必要なときも本方法が同様に行われる
が、ポンプ装置135に対応する手段はこの場合には利
用可能ではない。マスタ・ブレーキ・シリンダ101内
の浮動ピストンの移動を介して、このブレーキ回路内に
おいても戻しポンプ111hにブレーキ媒体が供給され
る。
【0028】自動ブレーキ作動に関して記載のこの方法
は、駆動滑り制御の事例において駆動車輪の滑り回転を
回避するために実行される方法に対応している。上記の
構成要素のほかに、油圧装置は種々の位置において符号
131で示したフィルタを含んでいる。
【0029】開示されたブレーキ装置の黒/白分割はい
かなる制約をも示すものではなく、例えば対角分割も可
能であろう。さらに、他の構成要素を使用した場合にお
いても、上記のブレーキ装置の機能を形成することもま
た可能である。さらに、油圧式ブレーキ装置の説明はい
かなる制約をも示すものではない。本発明による方法な
いし本発明による装置の使用は空圧式ブレーキ装置に関
しても可能であろう。
【0030】本発明の方法ないし本発明による装置の使
用により、ブレーキ回路108に対して、例えば位置A
に作用しているブレーキ回路圧力を決定可能であり、並
びにブレーキ回路107に対して、例えば位置Bに作用
しているブレーキ回路圧力を決定可能である。
【0031】上記のドライバとは無関係に実行される圧
力上昇は、能動的ないし部分能動的圧力上昇として形成
される。いずれの場合においても、ブレーキ回路圧力は
ドライバにより設定されたブレーキ圧力Pvorより大
きい。
【0032】図2は制御装置120の詳細図を示す。制
御装置120はブロック201を有し、ブロック201
は車両内に設けられている滑り制御装置の制御コアを示
す。この制御コア201に、車輪回転速度センサ119
ijにより決定された車輪回転速度nijが供給され
る。制御コア201はさらに、センサ133により決定
された信号、即ちドライバにより設定されたブレーキ圧
力を表わす信号Pvorを受け取る。図1において既に
示したように、制御コア201に、ブロック123で示
されている車両内に存在するその他のセンサから発生さ
れたその他の信号Sxが供給される。これらのその他の
センサに、車両に作用する横方向加速度を測定する少な
くとも1つのセンサが付属するものである。車両内に設
けられている制御装置が走行動特性を表わす変数特にヨ
ー・レートを制御するための装置であるかぎり、ブロッ
ク123は、少なくとも1つのかじ取り角センサ、ヨー
・レート・センサないし上記の横方向加速度センサを示
す。
【0033】ブロック203内にはさらに、車両内に含
まれるその他の制御装置ないし制御器が示されている。
これらの制御装置ないしコントローラにより発生された
信号は同様に制御コア201に供給される。信号ni
j、Pvor、SxないしRxは図1においては符号1
22で示されている。
【0034】制御装置120はさらにブレーキ圧力計算
装置202を有し、ブレーキ圧力計算装置202におい
て、ブレーキ回路108に対してブレーキ回路圧力を表
わす変数pKreis1が決定され、およびブレーキ回
路107に対してブレーキ回路圧力を表わす変数pKr
eis2が決定される。ブレーキ回路圧力pKreis
1に対する値のみならず、ブレーキ回路圧力pKrei
s2に対する値も、ブレーキ圧力計算装置202から制
御コア201に供給される。ブレーキ回路圧力pKre
is1ないしpKreis2を決定するために、ブレー
キ圧力計算装置202に制御コア201から、少なくと
もそれぞれの車輪ブレーキ・シリンダ内に作用している
圧力を表わす値prad105ijが供給される。ブロ
ック202はさらに、制御コア201から、車両に作用
している横方向加速度を表わす信号ay、ドライバによ
り設定された圧力を表わす信号Pvor並びにブレーキ
装置内に存在する弁ないしポンプがそれにより操作され
る操作信号Ayを受け取る。車両内に設けられている滑
り制御装置に基づき、制御コア201は、制御コア20
1に供給された入力信号の関数として操作信号Ayを発
生し、操作信号Ayにより、少なくともブレーキ装置内
に含まれている入口弁113ij、出口弁114ij、
プレチャージ弁127i、切換弁137i並びに戻しポ
ンプ111iが操作される。制御コア201はさらに操
作信号Byを発生し、操作信号Byにより、例えばブレ
ーキ装置内に含まれているポンプ装置135並びに車両
内に配置され且つブロック204内にまとめられている
その他の構成要素が操作される。制御コア201はさら
に信号Ryを発生し、信号Ryにより、車両内に含まれ
且つブロック205で示されているその他のコントロー
ラに供給される。ブロック203ないし205は同じコ
ントローラを含んでいても、または異なるコントローラ
を含んでいてもよい。
【0035】ブレーキ回路圧力pKreis1ないしp
Kreis2の計算例に対する流れ図はドイツ特許公開
第19712889号の図3ないし図8から引用するこ
とができる。このようなフローはブレーキ圧力計算装置
202上で実行可能であり、ないしは実行される。ブレ
ーキ圧力pKreis1ないしpKreis2が補正係
数により補正されるとき、車両のブレーキ特性を改善可
能であることが明らかになったのは驚くべきことであ
り、この場合、補正係数は、ほぼ定数の、ほぼ一定の、
又はほぼ定常な一次導関数を有する、補正係数と車両横
方向加速度との間の特性曲線により形成され、および/
または補正係数が、車両横方向加速度の関数である勾配
をもつ範囲を有する、補正係数と車両横方向加速度との
間の特性曲線により形成される。このような特性曲線は
例えば図3に示すフローにより形成され、このフローそ
れ自身はブレーキ圧力計算装置202上で実行され、な
いしは実行可能である。図3に示す流れ図において、補
正係数はAyEpsRedで示され、および例えばドイ
ツ特許公開第19712889号に記載のブレーキ圧力
計算の実行においては、ドイツ特許公開第197128
89号の図5内の補正係数ekorr1bに対応する。
図3に示すフローは、(スタート301ののちに) ayMaximum<P_AyAbhebMin であるかどうかの問い合わせ302から開始され、ここ
でP_AyAbhebMinはその値が例えば1.0m
/s2にセットされている最小横方向加速度であり、お
よびayMaximumは変数であり、この変数は図5
において詳細に説明されている。 条件 ayMaximum<P_AyAbhebMin が満たされている場合、ステップ303において、補正
係数AyEpsRedが1.0に等しくセットされる。
それに続いてフローは終了される(終了304)。これ
に対して、条件 ayMaximum<P_AyAbhebMin が満たされていない場合、 ayMaximum>P_AyAbheb であるかどうかの問い合わせ305が行われ、ここでP
_AyAbhebは、ピストンが車輪シリンダ内へ圧入
することによるブレーキ回路への影響が最大影響を有す
る場合の横方向加速度に対する値(例えば5m/s2
である。P_AyAbhebの値は例えば車輪を持ち上
げるであろう加速度の1/16に対応する。 条件 ayMaximum>P_AyAbheb が満たされている場合、ステップ305aにおいて、補
正係数AyEpsRedがP_AyEpsRedKxに
等しくセットされる。それに続いてフローは終了される
(終了304)。これに対して、条件 ayMaximum>P_AyAbheb が満たされていない場合、ステップ306において、補
正係数AyEpsRedが 1+線形勾配*(ayMaximum−P_AyAbh
ebMin) に等しくセットされ、この場合、 線形勾配=(1.0−P_AyEpsRedKx)/
(P_AyAbhebMin−P_AyAbheb) が成立し、ここでP_AyEpsRedKxはブレーキ
回路xへのこの最大影響をブレーキ媒体の圧縮率の低減
として表わした係数であり、典型的な値は例えば0.5
である。ステップ306に、 ayMaximum<ayMittel であるかどうかの問い合わせ307が続く。ここで、 ayMittel=(P_AyAbhebMin+P_
AyAbheb)/2 である。 条件 ayMaximum<ayMittel が満たされている場合、 ayMaximum<ayv であるかどうかの問い合わせ308が続く。ここで、 ayv=P_AyAbhebMin+(P_AyAbh
eb−P_AyAbhebMin)/4 である。 条件 ayMaximum<ayv が満たされている場合、ステップ310において、補正
係数AyEpsRedはAyEpsRed+AyEps
Redv−二乗勾配*(ayv−ayMaximum)
2に等しくセットされ、ここで 二乗勾配=AyEpsRedv/((ayv−P_Ay
AbhebMin)*(ayv−P_AyAbhebM
in)) が成立する。それに続いてフローが終了される(終了3
04)。これに対して、条件 ayMaximum<ayv が満たされていない場合、ステップ309において、補
正係数AyEpsRedが AyEpsRed+AyEpsRedv−二乗勾配*
(ayMaximum−ayv)2 に等しくセットされる。それに続いてフローが終了され
る(終了304)。 条件 ayMaximum<ayMittel が満たされていない場合、 ayMaximum<ayw であるかどうかの問い合わせ311が続く。ここで ayw=P_AyAbheb−(P_AyAbheb−
P_AyAbhebMin)/4 である。 条件 ayMaximum<ayw が満たされている場合、ステップ313において、補正
係数AyEpsRedがAyEpsRed+AyEps
Redv−二乗勾配*(ayw−ayMaximum)
2に等しくセットされる。それに続いてフローは終了さ
れる(終了304)。これに対して、条件 ayMaximum<ayw が満たされていない場合、ステップ312において、補
正係数AyEpsRedが AyEpsRed+AyEpsRedv−二乗勾配*
(ayMaximum−ayw)2 に等しくセットされる。それに続いてフローは終了され
る(終了304)。
【0036】図3に示すフローを開始するとき、オプシ
ョンとして、所定のブレーキ回路内に本来(ドラム・ブ
レーキではなく)ディスク・ブレーキが設けられている
かどうかの問い合わせが挿入されてもよい。このような
問い合わせにより、ディスク・ブレーキが存在しないと
き、フローは終了されよう。
【0037】図4は図3の流れ図により求めることが可
能な、横方向加速度ayと補正係数AyEpsRedと
の間の特性曲線400を示す。このような特性曲線は図
3に示す流れ図により制限されず、関数として、表とし
てまたはニューラルネットワーク(neural network:神
経回路網)として記憶可能であることは明らかである。
特性曲線400を記憶するために、ないしは特性曲線4
00が例えば図3に示す流れ図によりそれから形成され
る変数を記憶するために、制御装置120上に、図示さ
れていないメモリが設けられている。
【0038】図4に示した特性曲線は横方向加速度ay
とは無関係の補正係数AyEpsRedをもつ第1の範
囲401および第2の範囲405を有している。第1の
範囲401と第2の範囲405との間に、特性曲線40
0は、横方向加速度ayの線形関数である補正係数Ay
EpsRedをもつ第3の範囲403を有している。第
1の範囲401と第3の範囲403との間、並びに第2
の範囲405と第3の範囲403との間に、特性曲線4
00はそれぞれ範囲402および404を有し、これら
の範囲402および404においては、補正係数AyE
psRedは横方向加速度ayの二乗の関数である。
【0039】図5はブレーキ圧力計算装置202上で実
行されまたは実行可能な、変数ayMaximumを計
算するためのフローを示す。ここで、スタート501の
のちに、ステップ502において最初に、変数ayTe
mporaerが車両横方向加速度ayの絶対値に等し
くセットされる。補助変数ayTemperaerに対
して ayTemporaer>P_AyAbhebMin が成立するかどうかの問い合わせ503がそれに続く。 条件 ayTemporaer>P_AyAbhebMin が満たされていない場合、フローは終了される(終了5
07)。これに対して、条件 ayTemporaer>P_AyAbhebMin が満たされている場合、ステップ504がそれに続き、
ステップ504において2つの変数が AyEps1:=TRUE AyEps2:=TRUE のようにセットされる。変数AyEps1およびAyE
ps2は測定技術の目的を満たし、これらは、アルゴリ
ズムが作動していることを示している。ステップ504
に問い合わせ505 ayTemporaer>ayMaximum が続く。 条件 ayTemporaer>ayMaximum が満たされていない場合、フローは終了される(終了5
07)。これに対して、条件 ayTemporaer>ayMaximum が満たされている場合、ステップ506がそれに続き、
ステップ506において ayMaximum=ayTemporaer がセットされる。それに続いて、フローは終了される
(終了507)。
【0040】図6は、ブレーキ圧力計算装置202上で
実行されまたは実行可能な、補正係数AyEpsRed
をリセットするためのフローを示す。この流れ図を実行
するプログラムは図3に示す流れ図を実行したのちに実
行されることが有利である。図6に示す流れ図は、値a
yMaximumが最大横方向加速度を与えるように作
用するが、最大横方向加速度はこの値に基づいて計算さ
れた補正係数AyEpsRedが所定の最大値を超えな
いように設計され、この場合、この最大値はブレーキ回
路内の可能な最小圧縮率に対応している。
【0041】フローのスタート601に、 pRad>P_pRadAnleg であるかどうかの問い合わせ602が続き、ここでpR
adは車輪ブレーキ・シリンダ圧力に対する評価値であ
り、およびP_pRadAnlegはブレーキ・ピスト
ンがブレーキ・ディスクに当接したときの車輪ブレーキ
・シリンダ圧力に対する評価値である。 条件 pRad>P_pRadAnleg が満たされていない場合、フローは終了される(終了6
07)。これに対して、 条件 pRad>P_pRadAnleg が満たされている場合、ステップ603において ayMaximum=0 がセットされる。ブレーキ回路Iが処理されたかどうか
(BREMSKREIS1:=TRUE)の問い合わせ
がそれに続く。ブレーキ回路Iが処理された場合、ステ
ップ605において AyEps1:=FALSE および AyEpsRedK1=1.0 がセットされ、ここでAyEpsRedK1はブレーキ
回路Iに対する補正係数AyEpsRedである。これ
に対して、ブレーキ回路IIが処理された場合、ステッ
プ606において AyEps2:=FALSE および AyEpsRedK2=1.0 がセットされ、ここでAyEpsRedK2はブレーキ
回路IIに対する補正係数AyEpsRedである。ス
テップ605ないしステップ606ののちにフローは終
了される(終了607)。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両ブレーキ装置である。
【図2】制御装置である。
【図3】特性曲線の有利な実施態様である。
【図4】有利な特性曲線である。
【図5】変数ayMaximumを計算するための流れ
図である。
【図6】論理をリセットするための流れ図である。
【符号の説明】
100 ブレーキ装置 101 マスタ・シリンダ 102 貯蔵容器 103 ブレーキ力増幅器 104 ブレーキ・ペダル 105ij 車輪 105hl 左後車輪 105hr 右後車輪 105vl 左前車輪 105vr 右前車輪 106 車輪滑り制御装置(油圧装置) 107、108 ブレーキ回路 109、110、132、136 配管 111i 戻しポンプ 112ij ブレーキ圧力調節弁装置 113ij 入口弁 114ij 出口弁 115i 貯蔵室 116i、130i 緩衝室 117i 緩衝絞り 118ij、126i、128i、129i、134
逆止弁 119ij 車輪回転速度センサ 120 制御装置 121 接続(ポンプ、弁) 122 接続(車輪回転速度センサ等) 123 その他のセンサ 124i 通過弁 125i 圧力制限弁 127i プレチャージ弁 131 フィルタ 133 供給圧力センサ 135 ポンプ装置(プレチャージ・ポンプ) 137i 切換弁 138ij アクチュエータ 138hl 左後アクチュエータ 138hr 右後アクチュエータ 138vl 左前アクチュエータ 138vr 右前アクチュエータ 201 制御コア 202 ブレーキ圧力計算装置 203、205 その他の制御装置 204 その他の構成要素 400 特性曲線 401−405 特性曲線の範囲 401 第1の範囲 402 範囲 403 第3の範囲 404 範囲 405 第2の範囲 Ay 弁およびポンプの操作信号 ay 横方向加速度 ayAbheb ブレーキ回路への最大影響を有する横
方向加速度 ayAbhebMin 最小横方向加速度 AyEps1、AyEps2 アルゴリズムの作動を示
す変数 AyEpsRed 補正係数 AyEpsRedK1 ブレーキ回路1に対する補正係
数 AyEpsRedK2 ブレーキ回路2に対する補正係
数 ayMaximum、ayTemporaer 変数 ayMittel=(P_AyAbhebMin+P_
AyAbheb)/2 ayv=P_AyAbhebMin+(P_AyAbh
eb−P_AyAbhebMin)/4 ayw=P_AyAbheb−(P_AyAbheb−
P_AyAbhebMin)/4 BREMSKREIS1 ブレーキ回路1 By その他の構成要素の操作信号 nij 車輪回転速度 P_AyAbheb ブレーキ回路への最大影響を有す
る横方向加速度 P_AyAbhebMin 最小横方向加速度 P_AyEpsRedKx ブレーキ回路への最大影響
をブレーキ媒体の圧縮率の低減として表わした係数 P_AyEpsRedv 係数 pKreis1、pKreis2 ブレーキ回路圧力 P_pRadAnleg ブレーキ・ピストンがブレー
キ・ディスクに当接したときの車輪ブレーキ・シリンダ
圧力に対する評価値 pRad 車輪ブレーキ・シリンダ圧力に対する評価値 prad105ij 車輪ブレーキ・シリンダ圧力 pRadAnleg 車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力 Pvor 供給圧力 Rx その他の制御装置からの信号 Ry その他の制御装置の操作信号 Sx その他のセンサからの信号 TRUE:真 FALSE:偽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・ゲルデス ドイツ連邦共和国 71739 オーバーリク シンゲン,ゲーテシュトラーセ 7 Fターム(参考) 3D046 BB02 CC02 DD03 EE01 FF04 HH02 HH16 HH25 HH36 JJ02 KK06 KK12 LL02 LL05 LL23 LL29 LL37

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ装置(100)により、補正係
    数(AyEpsRed)の関数であるブレーキ圧力が調
    節され、補正係数(AyEpsRed)が補正係数(A
    yEpsRed)と車両横方向加速度(ay)との間の
    特性曲線(400)により形成される、車両用ブレーキ
    装置(100)の作動方法において、補正係数(AyE
    psRed)と車両横方向加速度(ay)との間の特性
    曲線(400)の一次導関数が定数又は定常であること
    を特徴とする車両用ブレーキ装置の作動方法。
  2. 【請求項2】 ブレーキ装置(100)により、補正係
    数(AyEpsRed)の関数であるブレーキ圧力が調
    節され、補正係数(AyEpsRed)が補正係数(A
    yEpsRed)と車両横方向加速度(ay)との間の
    特性曲線(400)により形成される、車両用ブレーキ
    装置(100)の作動方法において、補正係数(AyE
    psRed)と車両横方向加速度(ay)との間の特性
    曲線(400)が、車両横方向加速度(ay)の関数で
    ある勾配をもつ少なくとも1つの範囲(402、40
    4)を有することを特徴とする車両用ブレーキ装置の作
    動方法。
  3. 【請求項3】 補正係数(AyEpsRed)と車両横
    方向加速度(ay)との間の特性曲線(400)の一次
    導関数が定数又は定常であることを特徴とする請求項2
    の方法。
  4. 【請求項4】 特性曲線(400)が、車両横方向加速
    度(ay)とは無関係の補正係数(AyEpsRed)
    をもつ少なくとも1つの第1の範囲(401)および第
    2の範囲(405)を有することを特徴とする請求項
    1、2または3の方法。
  5. 【請求項5】 特性曲線(400)が、第1の範囲(4
    01)と第2の範囲(405)との間に、車両横方向加
    速度(ay)の関数である補正係数(AyEpsRe
    d)をもつ第3の範囲(403)を有することを特徴と
    する請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 特性曲線(400)が、第1の範囲(4
    01)と第3の範囲(403)との間に、車両横方向加
    速度(ay)の関数である勾配をもつ範囲(402)を
    有することを特徴とする請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 特性曲線(400)が、第2の範囲(4
    05)と第3の範囲(403)との間に、車両横方向加
    速度(ay)の関数である勾配をもつ範囲(404)を
    有することを特徴とする請求項5または6の方法。
  8. 【請求項8】 ブレーキ装置(100)により、補正係
    数(AyEpsRed)の関数であるブレーキ圧力が調
    節され、ブレーキ装置(100)が補正係数(AyEp
    sRed)と車両横方向加速度(ay)との間の特性曲
    線(400)をもつメモリを有する車両用ブレーキ装置
    (100)、特に請求項1ないし7のいずれかの方法に
    より作動可能な車両用ブレーキ装置(100)におい
    て、 補正係数(AyEpsRed)と車両横方向加速度(a
    y)との間の特性曲線(400)の一次導関数が定数又
    は定常であることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  9. 【請求項9】 ブレーキ装置(100)により、補正係
    数(AyEpsRed)の関数であるブレーキ圧力が調
    節可能であり、ブレーキ装置(100)が補正係数(A
    yEpsRed)と車両横方向加速度(ay)との間の
    特性曲線(400)をもつメモリを有する車両用ブレー
    キ装置(100)、特に請求項2ないし7のいずれかの
    方法により作動可能な車両用ブレーキ装置(100)に
    おいて、 補正係数(AyEpsRed)と車両横方向加速度(a
    y)との間の特性曲線(400)が、車両横方向加速度
    (ay)の関数である勾配をもつ少なくとも1つの範囲
    (402、404)を有することを特徴とする車両用ブ
    レーキ装置。
  10. 【請求項10】 制御装置(120)により、補正係数
    (AyEpsRed)の関数である、ブレーキ圧力を調
    節するためのブレーキ装置(100)に対する操作量が
    出力され、制御装置(120)が、補正係数(AyEp
    sRed)と車両横方向加速度(ay)との間の特性曲
    線(400)をもつメモリを有する、特に請求項2ない
    し7のいずれかの方法により作動可能な車両用ブレーキ
    装置(100)のための制御装置(120)において、 補正係数(AyEpsRed)と車両横方向加速度(a
    y)との間の特性曲線(400)が車両横方向加速度
    (ay)の関数である勾配をもつ少なくとも1つの範囲
    (402、404)を有することを特徴とする車両用ブ
    レーキ装置のための制御装置。
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