JP4332175B2 - 自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置に関する。
例えば、下記特許文献1に記載の「自動二輪車用ブレーキ制御装置」においては、前輪マスタシリンダは通常は開なる電磁切替弁を介して前輪ホイールシリンダ及び後輪ホイールシリンダに接続されている。従って、前輪マスタシリンダを作動させた時には、前輪ホイールシリンダ及び後輪ホイールシリンダにブレーキ液を供給するために多量のブレーキ液を必要とする。このためにマスタシリンダの口径を大としなければならず、通常ブレーキ時の前輪マスタシリンダの作動をさせるために、ブレーキレバーへの大きい入力が要求される欠点が生じる。
特許文献1に記載の「自動二輪車用ブレーキ制御装置」によれば、後輪マスタシリンダのみを作動させると、前輪マスタシリンダから液圧ポンプの駆動によりブレーキ液が排出されて、前輪ホイールシリンダにもブレーキ液が供給される。このような時に、前輪マスタシリンダを作動させるべくブレーキレバーを操作すると、既にブレーキ液が排出されているためにレバーストロークは、前輪マスタシリンダのみを作動させた時よりも小となる。すなわち、ブレーキレバーのストロークのバラツキが大きい。よってブレーキレバーの手に与える感覚が良好でない。
特開2000−71963号公報
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、前輪マスタシリンダを操作するブレーキレバーの操作感覚を常に良好とすることができる自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置を提供することを課題とする。
以上の課題は、前輪マスタシリンダと、該前輪マスタシリンダと液接続可能とされる前輪ホイールシリンダと、後輪マスタシリンダと、該後輪マスタシリンダと液接続可能とされる後輪ホイールシリンダと、液圧ポンプとを備えた自動二輪車のブレーキ制御方法において、前記前輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記前輪ホイールシリンダにブレーキ圧液を供給すると共に、前記液圧ポンプを駆動させて、該液圧ポンプの吐出圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給するようにし、前記後輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記後輪ホイールシリンダのみにブレーキ圧液を供給するようにし、前記前輪マスタシリンダ及び前記後輪マスタシリンダを同時に作動させた時には、前記前輪マスタシリンダの作動圧液及び前記後輪マスタシリンダの作動圧液を、相互に独立して、前記前輪ホイールシリンダ及び前記後輪ホイールシリンダにそれぞれ供給するようにしたことを特徴とする自動二輪車のブレーキ制御方法、によって解決される。
また、以上の課題は、前輪マスタシリンダと前輪ホイールシリンダとを結ぶ第1管路に設けられた第1電磁切替弁装置と、後輪マスタシリンダと後輪ホイールシリンダとを結ぶ第2管路に設けられた第2電磁切替弁装置と、前記第1、第2電磁切替弁装置の制御により前記前輪ホイールシリンダ及び後輪ホイールシリンダより排出されるブレーキ液を貯蔵するリザーバに吸込口を接続させ、吐出口を前記前輪マスタシリンダ側及び後輪マスタシリンダ側に接続させた液圧ポンプを備えた自動二輪車のブレーキ制御装置において、前記第2管路内の後輪マスタシリンダと前記液圧ポンプの吐出口側との間に設けられ、通常は連通位置をとる第1連動用電磁切替弁と、前記第1連動用電磁切替弁の上流側の前記第2管路と前記液圧ポンプの吸込口側とを接続する第3管路に設けられ、通常は遮断位置をとる第2連動用電磁切替弁装置とを備え、前記前輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記第1及び第2連動用電磁切替弁をそれぞれ連通位置から遮断位置へ、及び遮断位置から連通位置へと切り替え、かつ、前記液圧ポンプを駆動させることで、前記前輪マスタシリンダの作動圧液を前記前輪ホイールシリンダに供給すると共に、前記液圧ポンプの吐出圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給し、前記後輪マスタシリンダのみを作動させた時、及び、前記前輪マスタシリンダと前記後輪マスタシリンダを同時に作動させた時には、前記第1及び第2連動用電磁切替弁をそれぞれ連通位置及び遮断位置に維持することで、前記前輪マスタシリンダの作動圧液とは独立して、前記後輪マスタシリンダの作動圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給することを特徴とする自動二輪車のブレーキ制御装置、によって解決される。



以上述べたように本発明の自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置によれば、自動二輪車において前輪マスタシリンダを操作するハンドブレーキの操作感覚を従来より大幅に向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による自動二輪車のブレーキ制御装置の配管系統図である。自動二輪車には公知のように手で操作される前輪マスタシリンダ10及び足で操作される後輪マスタシリンダ20が設けられており、これらはそれぞれレバー11及びペダル21を設けている。これらマスタシリンダ10、20からの圧液は、電磁切替制御部V(一点鎖線で区画される)、管路cを介して一対の前輪ホイールシリンダ12a、12bに圧液を供給し、また管路fを介して後輪ホイールシリンダ22に供給する。
電磁切替制御部Vは、点線で区分けして示されるように左側の前輪用電磁切替制御部Vaと、右側の後輪用電磁切替制御部Vbとで成っており、前輪用電磁切替制御部Vaは供給弁13と排出弁14とから成っている。供給弁13及び排出弁14は本発明の「第1電磁切替弁装置」を構成している。他方、後輪用電磁切替制御部Vbは供給弁23、排出弁24及び第1連動用電磁切替弁26及び第2連動用電磁切替弁27から成っている。供給弁23及び排出弁24は本発明の「第2電磁切替弁装置」を構成している。なお、図示しないが、一対の前輪ホイールシリンダ12a、12b間に、前輪が配設されている。
前輪用電磁切替制御部Va内に前輪マスタシリンダ10からの管路aから分岐する管路bに供給弁13の入口側が接続されており、この出口側は排出弁14の入口側と、管路cを介して前輪ホイールシリンダ12a、12bに接続されている。管路a,b及びcは本発明の「第1の管路」に対応する。なお、排出弁14の出口側は前輪用低圧リザーバ15に接続されている。
他方、後輪用電磁切替制御部Vbでは、管路dに第1連動用電磁切替弁26の入口側が接続され、この出口側は管路eを介して供給弁23の入口に接続されている。そして、供給弁23の出口側は排出弁24の入口側と、管路fを介して後輪ホイールシリンダ22に接続されている。管路d,e及びfは本発明の「第2の管路」に対応する。なお、排出弁24の出口側は後輪用低圧リザーバ25に接続されている。
低圧リザーバ15、25はそれぞれ逆止弁32a及び33a、33bを介して液圧ポンプ30の吸込口側に接続され、この吐出口側はそれぞれ逆止弁32b及び33cを介して管路a、b及び第1連動用電磁切替弁26の出口側及び管路eに接続されている。第2連動用電磁切替弁27の入口側は管路dに接続され、この出口側は管路gを介して液圧ポンプ30の吸込口側に接続される逆止弁33a、33bの結合点に接続されている。なお、管路gは本発明の「第3の管路」に対応する。
供給弁13、23、排出弁14、24は公知の2ポート、2位置電磁切替弁であり、そのソレノイドSを励磁することにより、連通位置または遮断位置をとる。第1連動用電磁切替弁26は通常は連通位置を取り、ソレノイドSが励磁されると、リリーフ弁位置をとる。その開弁圧力は充分に高いものである。第2連動用電磁切替弁27は、通常は遮断位置を取り、ソレノイドSが励磁すると連通位置をとる。なお、電磁切替弁13、14、23、24、27は連通位置では絞り連通とされる。またqは逆止弁である。
以上、本発明の実施の形態の構成を説明したが、次にこの作用について説明する。
まず、通常のブレーキ作用について説明する。今、前輪側マスタシリンダ10のハンドレバー11を操作し、かつ後輪側マスタシリンダ20のフットペダル21を踏み込んだとする。これらのマスタシリンダ10、20で発生した圧液は、管路a、b及び、電磁切替制御部Vにおいてそれぞれ図示の状態にある供給弁13を介して、前輪ホイールシリンダ12a、12bに圧液を供給して前輪にブレーキをかけると共に、第1連動用電磁切替弁26及び第2連動用電磁切替弁27は図示の状態(それぞれ連通位置及び遮断位置)に維持され、後輪マスタシリンダ20からの圧液も、第1連動用電磁切替弁26、管路e、供給弁23、管路fを通って後輪ホイールシリンダ22に圧液が供給され、後輪にもブレーキがかけられる。
次に前輪マスタシリンダ10のブレーキレバー11は操作するが、後輪マスタシリンダ20のフットペダル21は踏み込まない場合について説明する。前輪マスタシリンダ10からの圧液は管路a及び供給弁13及び管路cを通って前輪ホイールシリンダ12a、12bに圧液が供給され、前輪にブレーキがかけられる。一方、前輪マスタシリンダ10にはブレーキスイッチBLS(図示せず)が設けられおり、これがONし、かつ管路b内の圧力を検出する図示しない液圧センサの出力が得られることにより第1連動用電磁切替弁26のソレノイドS及び第2連動用電磁切替弁27のソレノイドSが励磁され、これらはそれぞれ遮断位置(リリーフ弁機能を有するが、本明細書では遮断位置と称する)及び連通位置をとる。そして液圧ポンプ30が駆動される。よって後輪マスタシリンダ20から吸い込まれたブレーキ液は管路d、第2連動用電磁切替弁27、管路gを通って逆止弁33a、33bの結合点に供給される。逆止弁33b、33cを開弁させて液圧ポンプ30の吐出口から発生する圧液は管路e、供給弁23を通って、更に管路fを通って後輪ホイールシリンダ22に圧液を供給される。よって後輪にもブレーキがかけられる。すなわち、前輪のブレーキ作用に連動して後輪にもブレーキがかけられたことになる。
この後輪へのブレーキ作用中にブレーキペダル21を踏み込むと、既にこの後輪マスタシリンダ20からブレーキ液が排出されているので、ブレーキペダル21の踏み込みはやや浅くなるが、この操作は履物を履いた足で踏み込むので、手で操作する場合よりも感覚は鈍く、従って多少のブレーキペダルのストロークの変化は何ら感覚的に問題にならない。
なお、マスタシリンダ液圧又はホイールシリンダ液圧に応じて、前後連動ブレーキ液圧を可変にするのが好ましい。例えば、運転者による少しのブレーキ作動時、連動ブレーキ液圧も小さくする。これは例えば、第2連動用電磁切替弁27の開弁時間を調整することによって達成できる。
又、本実施形態ではブレーキスイッチBLSと液圧センサの出力により、前輪ホイールシリンダの作動を検出するようにしたが、液圧センサの出力に代えて前車輪のスリップを検出するようにしてもよい。ブレーキスイッチBLSで確かにドライバがブレーキレバーを操作したことを確認し、これに液圧センサ又はスリップ検出を加えて、確実に前輪にブレーキをかけていることを確認する。
次に前輪マスタシリンダ10は操作せず、後輪マスタシリンダ20のみを操作する場合について説明する。このとき、第1連動用電磁切替弁26及び第2連動用電磁切替弁27はそれぞれ図示する連通位置及び遮断位置に維持される。ブレーキペダル21を踏み込むと、このマスタシリンダ20からのブレーキ液は管路d、図示の連通位置をとる第1連動用電磁切替弁26、管路e、供給弁23、管路fを通って、後輪ホイールシリンダ22に圧液が供給されブレーキがかけられる。
この場合、前輪ホイールシリンダ12a、12bには、後輪側のように第1、第2連動用電磁切替弁が設けられておらず、よって連動してブレーキがかけられることはない。すなわち、前輪マスタシリンダ10からブレーキ液が排出されることはない。従って、ブレーキペダル21を踏み込んだ後で、前輪マスタシリンダ10のブレーキレバー11を操作するとしても、それまでにマスタシリンダから何らブレーキ液が排出されていないので、手に対する感覚は良好であり、所望のブレーキを違和感なく前輪にかけることができる。
また、本実施形態では、前輪及び後輪には図示しないが車輪速度センサが設けられており、この出力を受けて図示しないコントロールユニットが公知のロジックによって、ブレーキを弛めるべきか、保持すべきか、増大すべきかを判断し、この判断に応じて電磁切替弁13、14、及び26、27、23、24のソレノイドSを励磁及び非励磁とする。これにより、ホイールシリンダ12a、12b及び22に供給される液圧は公知のように保持、低下、増大され、公知のアンチスキッド作用を行う。
更に本実施形態においては、駆動輪である後輪に駆動スリップが生じたとコントロールユニットが判断すると、第1連動用電磁切替弁26及び第2連動用電磁切替弁27のソレノイドを励磁し、また液圧ポンプ30を駆動して後輪マスタシリンダ20からブレーキ液を吸い込み、液圧ポンプの吐出圧は管路e、供給弁23を通り、後輪ホイールシリンダ22に供給され、よって駆動スリップを低下させる、もしくは最適化させる(この場合には、供給弁23及び排出弁24も励磁、非励磁とされる)。
本実施形態においては、更に電子制動力配分が行われる。すなわち、図2で示すように、前輪ブレーキ力と後輪ブレーキ力との間には、車体減速度g1 、g2 、・・・に応じて図示するような割合で変化すべく制動力が配分される。すなわち、後輪のホイールシリンダの液圧を制御する電磁切替弁23、24、26及び27のソレノイド部Sがそれぞれアンチスキッド制御時及び駆動スリップ制御時には上述したようにそれぞれ励磁、非励磁とされるのであるが、後輪のブレーキ力は前輪のブレーキ力に対して車体減速度がg3 の値までは45度すなわち同等に変化させられる。g3 を越えるとg4 、g5 、g6 と増大するにしたがって減少し、ついには後輪のブレーキ力はゼロへと減少していくのであるが、このために供給用電磁切替弁23のソレノイド部Sが励磁とされた場合には保持、更に排出用電磁切替弁24のソレノイド部Sが励磁された場合には低下する。よってブレーキ力を増大させる時には図示しない電子制動力配分制御器に記憶されているパターンにしたがって、後輪のブレーキ力を図2に示すパターンで減少させる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施形態では、前輪マスタシリンダ10に接続される第1電磁切替弁装置は供給弁13と排出弁14とから成るとしたが、これに代えて1個の3ポート3位置電磁切替弁のみでブレーキ力を増大させたり、保持させたり、減少させるようにしてもよい。後輪マスタシリンダ20に接続される第2電磁切替弁装置においても同様である。
本発明の実施形態による自動二輪車のブレーキ制御装置を示す配管系統図である。 前輪ブレーキ力と後輪ブレーキ力との間の電子制動配分制御を説明するチャートである。
符号の説明
10 前輪マスタシリンダ
11 ブレーキレバー
12a,12b 前輪ホイールシリンダ
20 後輪マスタシリンダ
21 ブレーキペダル
22 後輪ホイールシリンダ
26 第1連動用電磁切替弁
27 第2連動用電磁切替弁
30 液圧ポンプ

Claims (6)

  1. 前輪マスタシリンダと、該前輪マスタシリンダと液接続可能とされる前輪ホイールシリンダと、後輪マスタシリンダと、該後輪マスタシリンダと液接続可能とされる後輪ホイールシリンダと、液圧ポンプとを備えた自動二輪車のブレーキ制御方法において、
    前記前輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記前輪ホイールシリンダにブレーキ圧液を供給すると共に、前記液圧ポンプを駆動させて、該液圧ポンプの吐出圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給するようにし、
    前記後輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記後輪ホイールシリンダのみにブレーキ圧液を供給するようにし、
    前記前輪マスタシリンダ及び前記後輪マスタシリンダを同時に作動させた時には、前記前輪マスタシリンダの作動圧液及び前記後輪マスタシリンダの作動圧液を、相互に独立して、前記前輪ホイールシリンダ及び前記後輪ホイールシリンダにそれぞれ供給するようにしたことを特徴とする自動二輪車のブレーキ制御方法。
  2. 前記前輪マスタシリンダ及び前記後輪マスタシリンダと、前記前輪ホイールシリンダ及び前記後輪ホイールシリンダとの間に配設される電磁切替弁装置の制御により前記前輪ホイールシリンダ及び前記後輪ホイールシリンダのブレーキ圧液をアンチスキッド制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のブレーキ制御方法。
  3. 前記後輪マスタシリンダと前記後輪ホイールシリンダとの間に配設される電磁切替弁装置の制御と、前記液圧ポンプの駆動により、前記後輪ホイールシリンダのブレーキ圧液の駆動スリップ制御を行えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のブレーキ制御方法。
  4. 前輪マスタシリンダと前輪ホイールシリンダとを結ぶ第1管路に設けられた第1電磁切替弁装置と、
    後輪マスタシリンダと後輪ホイールシリンダとを結ぶ第2管路に設けられた第2電磁切替弁装置と、
    前記第1、第2電磁切替弁装置の制御により前記前輪ホイールシリンダ及び後輪ホイールシリンダより排出されるブレーキ液を貯蔵するリザーバに吸込口を接続させ、吐出口を前記前輪マスタシリンダ側及び後輪マスタシリンダ側に接続させた液圧ポンプを備えた自動二輪車のブレーキ制御装置において、
    前記第2管路内の後輪マスタシリンダと前記液圧ポンプの吐出口側との間に設けられ、通常は連通位置をとる第1連動用電磁切替弁と、
    前記第1連動用電磁切替弁の上流側の前記第2管路と前記液圧ポンプの吸込口側とを接続する第3管路に設けられ、通常は遮断位置をとる第2連動用電磁切替弁装置とを備え
    前記前輪マスタシリンダのみを作動させた時には、前記第1及び第2連動用電磁切替弁をそれぞれ連通位置から遮断位置へ、及び遮断位置から連通位置へと切り替え、かつ、前記液圧ポンプを駆動させることで、前記前輪マスタシリンダの作動圧液を前記前輪ホイールシリンダに供給すると共に、前記液圧ポンプの吐出圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給し
    前記後輪マスタシリンダのみを作動させた時、及び、前記前輪マスタシリンダと前記後輪マスタシリンダを同時に作動させた時には、前記第1及び第2連動用電磁切替弁をそれぞれ連通位置及び遮断位置に維持することで、前記前輪マスタシリンダの作動圧液とは独立して、前記後輪マスタシリンダの作動圧液を前記後輪ホイールシリンダに供給することを特徴とする自動二輪車のブレーキ制御装置。
  5. 前記第1、第2電磁切替弁装置の制御により前記前輪ホイールシリンダ及び前記後輪ホイールシリンダのブレーキ圧液をアンチスキッド制御するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車のブレーキ制御装置。
  6. 前記第2電磁切替弁装置の制御と前記第2連動用電磁切替弁の制御と前記液圧ポンプの駆動により、前記後輪ホイールシリンダのブレーキ圧液の駆動スリップ制御を行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車のブレーキ制御装置。
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