JP2002211034A - レーザプリンタ - Google Patents

レーザプリンタ

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JP2002211034A
JP2002211034A JP2001010810A JP2001010810A JP2002211034A JP 2002211034 A JP2002211034 A JP 2002211034A JP 2001010810 A JP2001010810 A JP 2001010810A JP 2001010810 A JP2001010810 A JP 2001010810A JP 2002211034 A JP2002211034 A JP 2002211034A
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JP2001010810A
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Hiroyuki Hirakawa
博之 平川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な制御回路を必要とせずに画像の解像度
を変更できるレーザプリンタの提供。 【解決手段】 記録紙を移動させる移動手段33と、画
像をドットにより形成して、移動する記録紙に記録する
記録手段3とを備えたレーザプリンタ。記録紙の移動速
度を変更する速度変更手段1,32と、画像の単位面積
当りのドット数を増減させるドット数変換手段1,9,
13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機及びプリンタ等の機器に搭載されるレーザプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタは、転写型感熱プリンタ
及びインクジェットプリンタと同様、ノンインパクトプ
リンタを代表するプリンタである。レーザプリンタは、
高速、高画質、高機能及び低騒音等の利点により普及す
ると共に、半導体レーザの実用化、装置の小型化及び低
コスト化等による改良が進んでいる。更に近年は、ファ
クシミリ装置の高画質化のニーズに応え、感熱記録方式
に取って代わり、ファクシミリ装置の出力装置として利
用範囲が拡大する傾向にある。
【0003】レーザプリンタは、記録する画像データ
(画素)に応じてレーザビームを点滅させ、点滅させた
レーザビームは、高速回転する多角柱をなしたポリゴン
スキャナの側面に設けたポリゴンミラー(多面体ミラ
ー)に反射され、感光ドラム上に潜像を形成し、形成さ
れた潜像は、トナーにより現像される。感光ドラムは回
転しており、その回転に同期して記録紙が搬送され、ト
ナーにより現像された画像は、電子写真プロセスに従
い、記録紙に転写された後、加熱により定着され記録さ
れる。
【0004】レーザプリンタをファクシミリ装置のプリ
ンタとして使用すると、例えば、通信では200dpi
(dot per inch)、コピーでは600dpi等のよう
に、複数の解像度に対応する必要がある。レーザプリン
タでは、解像度を上げると、画像の輪郭が鮮明になり、
解像度を下げると、画像の輪郭が不鮮明になる。解像度
を設定する為の指示信号は、入力キーにより外部から入
力される場合と、ファクシミリ装置のように送信側から
画像データと共に受信する場合とがある。
【0005】ファクシミリ装置は、通常複数の解像度に
よる印字が可能であり、送信側は、設定された解像度に
より、画像データを読み取って送信し、受信側は、送信
側で設定された解像度により受信し印字する。また、送
信側のファクシミリ装置により低解像度で読み取られ送
信された画像データを、受信側のファクシミリ装置によ
り見かけ上高解像度に変換して印字することが可能であ
る。
【0006】画像は、記録紙の移動方向(副走査方向)
及びその移動方向に垂直な方向(主走査方向)に複数の
ドット(画素)を形成することにより記録される。記録
紙の主走査方向の解像度は、画像の各ドットに対して1
又は複数ドットを追加し、これらのドットを主走査方向
に一部重複させて配置することにより見かけ上向上させ
ることが出来る。
【0007】副走査方向の解像度は、例えば、200d
piから600dpiに変換する場合、模式的に図5
(a)に示すような200dpiの主走査線に対して、
図5(b)に示すように、3倍の主走査線が必要であ
り、その為には、用紙の搬送速度を下げるか、主走査の
周期を短くする必要がある。従来、ファクシミリ装置の
レーザプリンタでは、用紙を搬送する為のメインモータ
は、DCモータを使用しており、搬送速度を変更するの
は困難である為、主走査の周期を短くしており、上述し
たポリゴンスキャナの回転速度を高くしている。尚、ポ
リゴンスキャナの多面体ミラーの1面の反射により、主
走査線1本分の画像(潜像)が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリゴンスキ
ャナを回転させるスキャナモータは、高速で回転してい
る為、変更された回転速度が高精度に安定するには時間
がかかり、また、スキャナモータの回転速度を高精度に
変更制御する為には複雑な制御回路が必要であるという
問題があった。
【0009】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1,2発明では、複雑な制御回路
を必要とせずに画像の解像度を変更できるレーザプリン
タを提供することを目的とする。第3発明では、画像の
見かけ上の解像度を単純な回路構成で変更出来るレーザ
プリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るレーザプ
リンタは、記録紙を移動させる移動手段と、画像をドッ
トにより形成して、移動する記録紙に記録する記録手段
とを備えたレーザプリンタにおいて、記録紙の移動速度
を変更する速度変更手段と、画像の単位面積当りのドッ
ト数を増減させるドット数変換手段とを備えることを特
徴とする。
【0011】このレーザプリンタでは、移動手段が記録
紙を移動させ、画像をドットにより形成して、記録手段
が移動する記録紙に記録する。速度変更手段が記録紙の
移動速度を変更し、ドット数変換手段が画像の単位面積
当りのドット数を増減させる。これにより、複雑な制御
回路を必要とせずに画像の解像度を変更できるレーザプ
リンタを実現することが出来る。
【0012】第2発明に係るレーザプリンタは、前記移
動手段はステッピングモータを動力源として備え、前記
速度変更手段は、前記ステッピングモータの駆動信号の
周波数を制御すべくなしてあることを特徴とする。
【0013】このレーザプリンタでは、移動手段はステ
ッピングモータを動力源として備え、速度変更手段は、
ステッピングモータの駆動信号の周波数を制御するの
で、複雑な制御回路を必要とせずに画像の解像度を変更
できるレーザプリンタを実現することが出来る。
【0014】第3発明に係るレーザプリンタは、前記ド
ット数変換手段は、ドット数を増加させる場合、画像の
各ドットに対して1又は複数ドットを追加し、これらの
ドットを二次元方向に夫々一部重複させて配置すべくな
してあることを特徴とする。
【0015】このレーザプリンタでは、ドット数変換手
段は、ドット数を増加させる場合、画像の各ドットに対
して1又は複数ドットを追加し、これらのドットを二次
元方向に夫々一部重複させて配置するので、画像の見か
け上の解像度を単純な回路構成で変更出来るレーザプリ
ンタを実現することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る
レーザプリンタの実施の形態を含むファクシミリ装置の
要部構成を示すブロック図である。このファクシミリ装
置は、主制御部1、読取部2、記録部3、表示部4、操
作部5、ROM6、RAM7、画像メモリ8、解像度変
換部9、モデム10、NCU(Network Control Unit)
11及び画像メモリ制御部13等が、バス12を介して
相互に接続されている。
【0017】主制御部1は、具体的にはCPUで構成さ
れており、バス12を介してファクシミリ装置の上述し
たようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM6
に格納されたコンピュータプログラムに従って、種々の
ソフトウェア的機能を実行する。読取部2は、例えばC
CDを利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメ
ージデータを出力する。
【0018】記録部3は、主制御部1、ROM6、RA
M7、画像メモリ8、解像度変換部9、画像メモリ制御
部13等と共にレーザプリンタを構成しており、ファク
シミリ通信により受信した画像データ、又は読取部2に
て読み取った原稿の画像データをハードコピーとしてプ
リントアウトする。記録部3は、印字すべき画像データ
を与えられるレーザユニット34と、ポリゴンミラーを
回転させるスキャナモータ31と、スキャナモータ31
を回転駆動させる為のスキャナモータ駆動回路30と、
記録用紙を所定速度で搬送させる為のステッピングモー
タであるメインモータ33(移動手段)と、メインモー
タ33を回転駆動させる為のメインモータ駆動回路32
(速度変更手段)等で構成されている。
【0019】表示部4は、液晶表示装置等の表示装置で
あり、ファクシミリ装置の動作状態を表示したり、送信
すべく読み取った原稿の画像データ又は受信した画像デ
ータの表示を行う。操作部5は、ファクシミリ装置を操
作するために必要な文字キー、テンキー、短縮ダイヤル
キー、ワンタッチダイヤルキー、読み取り解像度の設定
キー、印字解像度の設定キー及び各種のファンクション
キー等を備えている。尚、表示部4をタッチパネル方式
とすることにより、操作部5の各種のキーの内の一部又
は全部を代用することも可能である。
【0020】ROM6は、ファクシミリ装置の動作に必
要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納してい
る。RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構
成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデー
タを記憶する。画像メモリ8は、DRAM等で構成さ
れ、読取部2で読み取った原稿の画像データを蓄積す
る。
【0021】解像度変換部9(ドット数変換手段)は、
画像メモリ8から読み出された画像データを印字する場
合に、その画像データの1ドット当りのドット数を追加
することにより、又は所定数のドット当たりの1ドット
を間引くことにより、その解像度を見かけ上変換し、変
換した画像データを記録部3に与える。画像メモリ制御
部13(ドット数変換手段)は、主制御部1からの制御
に基づき、画像メモリ8の書き込み/読み取りを制御
し、印字解像度を見かけ上向上させる場合は、同じ1ラ
イン分の画像データを、設定された回数分繰り返し読み
取るように、また、印字解像度を下げる場合は、所定数
のライン当たりの1ラインを間引くように、画像メモリ
8を制御する。
【0022】モデム10は、ファクシミリ通信が可能な
ファクスモデムから構成されている。また、モデム10
は、同様にバス12に接続されたNCU11と直接的に
接続されている。NCU11は、公衆電話回線網とのア
ナログ回線Lの閉結及び開放の動作を行うハードウェア
であり、必要に応じてモデム10を公衆電話回線網と接
続する。
【0023】図2は、記録部3の要部構成例を示すブロ
ック図である。この記録部3は、画像メモリ8から読み
取られた画像データ又は画像メモリ8から読み取られ、
解像度変換部9で処理された画像データを与えられ、そ
の画像データに従ってオン/オフされた(変調された)
レーザビームを出力するレーザユニット34と、スキャ
ナモータ31により回転され、その1面当たり画像デー
タの主走査1ラインのレーザビームを反射し偏向するポ
リゴンミラー36(多面体ミラー)と、主走査1ライン
のレーザビームの開始位置を、記録用紙の端部に合わせ
る為に検出するビーム位置検出部35とを備えている。
スキャナモータ31及びポリゴンミラー36はポリゴン
スキャナを構成している。
【0024】この記録部3は、また、ポリゴンミラー3
6が反射し偏向したレーザ光を、fθレンズ及びシリン
ドリカルレンズ等で走査線状に結像する結像光学系37
と、結像光学系37が結像したレーザ光を反射する反射
ミラー38と、反射ミラー38が反射した走査線状のレ
ーザ光が、その回転する周面上に回転軸の軸長方向に照
射され、画素ごとに正又は負に帯電した潜像画像を形成
する感光ドラム39と、感光ドラム39上の潜像画像
を、帯電させたトナーを塗布することにより現像する現
像器40とを備えている。
【0025】この記録部3は、また、記録用紙を供給す
る為の用紙カセット44と、用紙カセット44から記録
用紙を1枚宛、所定位置迄搬送する搬送ローラ43と、
搬送ローラ43が搬送した記録用紙を、感光ドラム39
との間に挟み込み、感光ドラム39の周面上の現像画像
をその記録用紙上に転写する為の転写ローラ41と、記
録用紙上に転写された現像画像を、その記録用紙を2つ
の加熱ローラ間に挟み込み加熱することにより定着させ
る定着器45と、定着器45から排出された記録用紙を
受ける排紙トレイ46と、感光ドラム39上の転写が終
了した部分の残留トナーを除去するクリーナ部42と、
記録用紙を所定速度で搬送する為に、搬送ローラ43、
感光ドラム39、転写ローラ41及び定着器45の加熱
ローラ等を回転させる為のメインモータ33とを備えて
いる。
【0026】以下に、このような構成のファクシミリ装
置及びレーザプリンタの画像記録時の動作を、それを示
す図3、4のフローチャートを参照しながら説明する。
ファクシミリ装置の主制御部1は、画像を記録する場
合、その記録すべき画像データの解像度を、画像データ
の付属データ又は画像データの主走査1ライン当たりの
画素数から判定し(S1)、画像データの解像度が20
0dpiであれば(S2)、操作部5で印字解像度が設
定されているか否かを判定する(S3)。
【0027】主制御部1は、操作部5で印字解像度が設
定されており(S3)、その設定が200dpiであれ
ば(S23)、印字解像度が200dpiのときのメイ
ンモータの回転速度Vmを、メインモータ駆動回路32
に設定し(S4)、印字解像度が200dpiのときの
画像データ転送速度Vdを、画像メモリ制御部13に設
定する(S6)。メインモータ駆動回路32は、設定さ
れた回転速度Vmにすべき周波数のパルス信号(駆動信
号)により、ステッピングモータであるメインモータ3
3を駆動する。
【0028】主制御部1は、次に、画像メモリ8から読
み出した画像データを、設定した画像データ転送速度V
dで、記録部3のレーザユニット34に与える(S
8)。主制御部1は、主走査1ライン分の転送(S8)
が終了すると(S10)、全画像データの転送処理が終
了したか否かを判定し(S12)、処理が終了していな
ければ、次の1ライン分の転送を開始する(S24)。
主制御部1は、全画像データの転送処理が終了すれば
(S12)リターンする。
【0029】レーザユニット34は、与えられた画像デ
ータに従って、レーザビームをオン/オフして(変調し
て)出力し、出力されたレーザビームは、ポリゴンミラ
ー36により偏向され、結像光学系37により結像さ
れ、反射ミラー38により更に反射されて、感光ドラム
39上に潜像画像を形成する。感光ドラム39はメイン
モータ33により回転駆動されており、感光ドラム39
上に形成された潜像画像は、現像器40により現像され
る。
【0030】感光ドラム39上の現像された画像は、転
送された(S8)画像データの先頭部分に合わせて、搬
送ローラ43により搬送され、転写ローラ41及び感光
ドラム39間に挟み込まれ通過する記録用紙に転写され
る。現像画像が転写された記録用紙は、定着器45迄搬
送され、搬送された記録用紙上の現像画像は、定着器4
5により加熱されて定着される。現像画像が定着された
記録用紙は、排紙トレイに排出される。
【0031】主制御部1は、操作部5で印字解像度が設
定されていなければ(S3)、印字解像度が200dp
iのときのメインモータの回転速度Vmを、メインモー
タ駆動回路32に設定し(S4)、印字解像度が200
dpiのときの画像データ転送速度Vdを、画像メモリ
制御部13に設定する(S6)。メインモータ駆動回路
32は、設定された回転速度Vmにすべき周波数のパル
ス信号(駆動信号)により、ステッピングモータである
メインモータ33を駆動する。主制御部1は、次に、画
像メモリ8から読み出した画像データを、設定した画像
データ転送速度Vdでレーザユニット34に与える(S
8)。
【0032】主制御部1は、記録すべき画像データの解
像度を判定し(S1)、画像データの解像度が400d
piであれば(S14)、印字解像度が400dpiの
ときのメインモータの回転速度Vm/2を、メインモー
タ駆動回路32に設定し(S16)、印字解像度が40
0dpiのときの画像データ転送速度2Vdを、画像メ
モリ制御部13に設定する(S18)。メインモータ駆
動回路32は、設定された回転速度Vm/2にすべき周
波数のパルス信号(駆動信号)により、ステッピングモ
ータであるメインモータ33を駆動する。
【0033】主制御部1は、次に、画像メモリ8から読
み出した画像データを、設定した画像データ転送速度2
Vdでレーザユニット34に与える(S8)。主制御部
1は、主走査1ライン分の転送(S8)が終了すると
(S10)、全画像データの転送処理が終了したか否か
を判定し(S12)、処理が終了していなければ、次の
1ライン分の転送を開始し(S24)、全画像データの
転送処理が終了していれば(S12)リターンする。
【0034】主制御部1は、記録すべき画像データの解
像度を判定し(S1)、画像データの解像度が400d
piでなければ(S14)、印字解像度が600dpi
のときのメインモータの回転速度Vm/3を、メインモ
ータ駆動回路32に設定し(S20)、印字解像度が6
00dpiのときの画像データ転送速度3Vdを、画像
メモリ制御部13に設定する(S22)。メインモータ
駆動回路32は、設定された回転速度Vm/3にすべき
周波数のパルス信号(駆動信号)により、ステッピング
モータであるメインモータ33を駆動する。
【0035】主制御部1は、次に、画像メモリ8から読
み出した画像データを、設定した画像データ転送速度3
Vdでレーザユニット34に与える(S8)。主制御部
1は、主走査1ライン分の転送(S8)が終了すると
(S10)、全画像データの転送処理が終了したか否か
を判定し(S12)、処理が終了していなければ、次の
1ライン分の転送を開始し(S24)、全画像データの
転送処理が終了していれば(S12)リターンする。
【0036】上述したように、メインモータの回転速度
をVm/3に設定することにより、模式的に図5(a)
に示すような解像度200dpiの主走査線に対して、
図5(b)に示すように、3倍の主走査線が形成され
て、副走査方向の解像度は600dpiとなり、画像デ
ータ転送速度を3Vdに設定することにより、各走査線
毎のドット数(画素数)は3倍に増加する(但し、走査
線長は変わらないので、主走査方向の解像度は600d
piとなる)。このとき、ポリゴンミラー36は、回転
速度は解像度200dpiのときと同じであるが、1面
当たり3倍のドット数に相当するレーザビームを偏向す
る。これにより、元の画像データと同じ600dpiの
解像度で印字することが出来る。
【0037】尚、上述した画像データの解像度が400
dpiである場合(S14)も、同様にして、メインモ
ータの回転速度をVm/2に設定することにより(S1
6)、2倍の主走査線が形成されて、副走査方向の解像
度は400dpiとなり、画像データ転送速度を2Vd
に設定することにより(S18)、主走査方向の解像度
は400dpiとなり、元の画像データと同じ400d
piの解像度で印字することが出来る。
【0038】主制御部1は、操作部5で印字解像度が設
定されており(S3)、その設定が400dpiであれ
ば(S26)、印字解像度が400dpiのときのメイ
ンモータの回転速度Vm/2を、メインモータ駆動回路
32に設定し(S28)、画像データ転送速度を2Vd
に設定し(S29)、画像データ1ドット当たりの追加
ドット数1を解像度変換部9に設定し(S30)、画像
データの1ライン毎の読み出し回数2を画像メモリ制御
部13に設定する(S32)。メインモータ駆動回路3
2は、設定された回転速度Vm/2にすべき周波数のパ
ルス信号(駆動信号)により、ステッピングモータであ
るメインモータ33を駆動する。
【0039】主制御部1は、次に、画像メモリ8から画
像データを読み出させ、解像度変換部9に与え、解像度
変換部9は、与えられた画像データ1ドット当たり、同
じ値のドットを1つ追加した後、画像データの転送速度
2Vdで記録部3のレーザユニット34に与える(S
8)。主制御部1は、主走査1ライン分の画像データの
転送(S8)が終了すると(S10)、全画像データの
転送処理が終了したか否かを判定し(S12)、処理が
終了していなければ、次の1ライン分の転送を開始する
(S24)。このとき、画像メモリ制御部13は、画像
データ1ラインを2回宛読み出すように、画像メモリ8
を制御する。主制御部1は、全画像データの転送処理が
終了すれば(S12)リターンする。
【0040】主制御部1は、操作部5で印字解像度が設
定されており(S3)、その設定が400dpiでなけ
れば(S26)、印字解像度が600dpiのときのメ
インモータの回転速度Vm/3を、メインモータ駆動回
路32に設定し(S34)、画像データ転送速度を3V
dに設定し(S35)、画像データ1ドット当たりの追
加ドット数2を解像度変換部9に設定し(S36)、画
像データの1ライン毎の読み出し回数3を画像メモリ制
御部13に設定する(S38)。メインモータ駆動回路
32は、設定された回転速度Vm/3にすべき周波数の
パルス信号(駆動信号)により、ステッピングモータで
あるメインモータ33を駆動する。
【0041】主制御部1は、次に、画像メモリ8から画
像データを読み出させ、解像度変換部9に与え、解像度
変換部9は、与えられた画像データ1ドット当たり、同
じ値のドットを2つ追加した後、画像データ転送速度3
Vdでレーザユニット34に与える(S8)。主制御部
1は、主走査1ライン分の転送(S8)が終了すると
(S10)、全画像データの転送処理が終了したか否か
を判定し(S12)、処理が終了していなければ、次の
1ライン分の転送を開始する(S24)。このとき、画
像メモリ制御部13は、画像データ1ラインを3回宛読
み出すように、画像メモリ8を制御する。主制御部1
は、全画像データの転送処理が終了すれば(S12)リ
ターンする。
【0042】上述したように、メインモータの回転速度
をVm/3に設定することにより、模式的に図5(a)
に示すような解像度200dpiの主走査線に対して、
図5(b)に示すように、3倍の主走査線が形成され、
画像データを1ライン毎に3回読み出すことにより、副
走査方向の見かけ上の解像度は600dpiとなり、画
像データ1ドット当たり、同じ値のドットを2つ追加す
ることにより、各走査線毎のドット数(画素数)は3倍
に増加する(但し、走査線長は変わらないので、主走査
方向の見かけ上の解像度は600dpiとなる)。この
とき、ポリゴンミラー36は、回転速度は解像度200
dpiのときと同じであるが、1面当たり3倍のドット
数に相当するレーザビームを偏向する。これにより、元
の200dpiの画像データを、見かけ上600dpi
の解像度で印字することが出来る。
【0043】尚、上述した画像データの解像度が400
dpiである場合(S26)も、同様にして、メインモ
ータの回転速度をVm/2に設定することにより、2倍
の主走査線が形成され、画像データを1ライン毎に2回
読み出すことにより、副走査方向の見かけ上の解像度は
400dpiとなり、画像データ1ドット当たり、同じ
値のドットを1つ追加することにより、主走査方向の見
かけ上の解像度は400dpiとなり、元の200dp
iの画像データを、見かけ上400dpiの解像度で印
字することが出来る。
【0044】また、上述した実施の形態では、記録紙の
主走査方向及び副走査方向に対してドットを追加するこ
とにより解像度を見かけ上向上させているが、例えば、
200dpiの解像度を見かけ上600dpiに向上さ
せる場合、画像データの3×3領域に対して、512
(=29 )通りのパターンに対応した値を、処理結果と
して出力する論理フィルタを用いて、スムージングを画
像データに施すことでも解像度の向上は実現できる。ま
た、上述した実施の形態では、印字解像度を向上させる
場合について説明したが、印字解像度を下げる場合につ
いても、メインモータの回転速度を上昇させ、画像デー
タのライン及びドットを間引くことにより、同様のこと
が可能である。
【0045】
【発明の効果】第1、2発明に係るレーザプリンタによ
れば、複雑な制御回路を必要とせずに画像の解像度を変
更できるレーザプリンタを実現することが出来る。
【0046】第3発明に係るレーザプリンタによれば、
画像の見かけ上の解像度を単純な回路構成で変更出来る
レーザプリンタを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザプリンタの実施の形態を含
むファクシミリ装置の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】記録部であるレーザプリンタの要部構成例を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係るレーザプリンタ及びファクシミリ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るレーザプリンタ及びファクシミリ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るレーザプリンタ及びファクシミリ
装置の動作を説明する為の説明図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 読取部 3 記録部 5 操作部 6 ROM 7 RAM 8 画像メモリ 9 解像度変換部(ドット数変換手段) 13 画像メモリ制御部(ドット数変換手段) 32 メインモータ駆動回路(速度変更手段) 33 メインモータ(移動手段) 34 レーザユニット 36 ポリゴンミラー(多面体ミラー) 39 感光ドラム 41 転写ローラ 43 搬送ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 CB02 CB07 CB12 CB13 CB14 CB34 CB47 CB78 5B057 AA11 CA02 CA12 CA16 CB02 CB12 CB16 CC01 CD05 CH20 5C072 AA03 BA02 EA05 HA02 HA13 NA05 TA05 XA01 XA05 5C074 AA11 BB03 BB17 BB26 CC22 DD04 DD13 DD14 FF05 HH02 5C076 AA21 AA22 BA02 BA06 BB31 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を移動させる移動手段と、画像を
    ドットにより形成して、移動する記録紙に記録する記録
    手段とを備えたレーザプリンタにおいて、記録紙の移動
    速度を変更する速度変更手段と、画像の単位面積当りの
    ドット数を増減させるドット数変換手段とを備えること
    を特徴とするレーザプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記移動手段はステッピングモータを動
    力源として備え、前記速度変更手段は、前記ステッピン
    グモータの駆動信号の周波数を制御すべくなしてある請
    求項1記載のレーザプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ドット数変換手段は、ドット数を増
    加させる場合、画像の各ドットに対して1又は複数ドッ
    トを追加し、これらのドットを二次元方向に夫々一部重
    複させて配置すべくなしてある請求項1又は2記載のレ
    ーザプリンタ。
JP2001010810A 2001-01-18 2001-01-18 レーザプリンタ Pending JP2002211034A (ja)

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