JP2002211009A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2002211009A JP2002211009A JP2001011794A JP2001011794A JP2002211009A JP 2002211009 A JP2002211009 A JP 2002211009A JP 2001011794 A JP2001011794 A JP 2001011794A JP 2001011794 A JP2001011794 A JP 2001011794A JP 2002211009 A JP2002211009 A JP 2002211009A
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Abstract
ースに配置することができるとともに、個別吸引への対
応も簡単な構成で実現することができるインクジェット
記録装置を提供すること。 【構成】 複数の記録ヘッド1(1BK,1Y,1M,
1C)と、各記録ヘッド1BK,1Y,1M,1Cの吐
出口に連通し、チューブガイド8でガイドされたチュー
ブ3BK,3Y,3M,3Cを加圧コロ5で変形させる
ことにより吸引を行う回復用のチューブポンプを備える
インクジェット記録装置において、前記チューブ3B
K,3Y,3M,3Cを同一円周上のチューブガイド8
に相互に独立して加圧コロ5に変形を与える位置に配置
する。
Description
な吐出状態を維持或は回復するチューブポンプを備える
インクジェット記録装置に関するものである。
録手段(記録ヘッド)の正常なインク吐出状態を維持す
るため、或は吐出口に目詰まりが生じた場合に正常なイ
ンク吐出状態に回復させるために回復用のポンプを配設
し、このポンプの負圧によって吐出口からインクを吸い
出す回復手段が使用されている。
ューブ内の体積変化を利用して負圧を発生させるチュー
ブポンプを使用することがある。このチューブポンプ
は、構造が簡単であり、低コストで構成し得るという利
点がある。
プリンタのカラー高画質化が高まり、記録ヘッドがブラ
ックインク用ヘッドとカラーインク用ヘッド(イエロ
ー、マゼンタ、シアン)、更にはフォト画像のための単
色カラーインク用ヘッド(淡イエロー、淡マゼンタ、淡
シアン)等の複数の記録ヘッドが設けられるようになっ
た。
ヘッドの回復のための吸引を各ヘッド毎に個別に行うこ
とができる構成の要求が高まっている。これは、回復が
必要なヘッドのみを吸引することによって、ランニング
コストと廃インク量の低減が目的である。
型化への要求も高まってきている。特に、プリンタは周
辺機器の中でも大型であり、コンパクト化への要求は大
きい。このような状況の中で従来例では下記に示すよう
な問題があった。
て、特開平3−272861号、特開平5−19315
4号公報にチューブポンプを用いた吸引回復構成が提案
されているが、前述のようにチューブポンプは構造が簡
単であるというメリットがある反面、複数のポンプを構
成する場合に従来構成のようにポンプを並列に構成する
とポンプのためのスペースを大きく取る必要が生じてく
る。このような構成では、プリンタの更なる小型化を実
現する場合にポンプの大きさが制約になり、装置本体の
小型化を実現することができなかった。
構成されたチューブポンプを並列に構成し、更に加圧コ
ロの相対位置を同じにしているため、複数のヘッドに対
して同時に吸引を行うことは可能であるが、個別の吸引
には対応できなかった。この構成では、吸引回復が不要
な記録ヘッドに対しても吸引回復が行われてしまうた
め、ライニングコストと廃インク量の低減を更に改善す
ることができなかった。又、この対策として、チューブ
のポンプ部から記録ヘッド側の位置に大気連通弁を設
け、該大気連通弁の開閉を利用して個別吸引に対応する
構成も用いられたが、構成が複雑になり、回復系ユニッ
トが大型化してコストも高くなるという問題があった。
で、その目的とする処は、複数のチューブポンプを簡単
な構成で小スペースに配置することができるとともに、
個別吸引への対応も簡単な構成で実現することができる
インクジェット記録装置を提供することにある。
め、本発明は、複数の記録ヘッドと、各記録ヘッドの吐
出口に連通し、チューブガイドでガイドされたチューブ
を加圧コロで変形させることにより吸引を行う回復用の
チューブポンプを備えるインクジェット記録装置におい
て、前記チューブを同一円周上のチューブガイドに相互
に独立して加圧コロに変形を与える位置に配置したこと
を特徴とする。
図面に基づいて説明する。
クジェット記録装置の一部を破断した斜視図であり、該
インクジェット記録装置においては、図示の記録ヘッド
1(シアンヘッド1C、マゼンタヘッド1Y、イエロー
ヘッド1Y、ブラックヘッド1BK)を有するシリアル
タイプのインクジェット記録手段80がキャリッジ19
に搭載され、記録手段80の位置へシート搬送手段(不
図示)によって記録シート111が搬送される。
走査方向へ往復移動させるものであり、主走査レール1
9aにスライド可能に取り付けられている。そして、主
走査レール19aの両端付近には、駆動プーリと従動プ
ーリ(不図示)が取り付けられており、両プーリ間に張
設されたタイミングベルト19cがキャリッジ19に接
続され、駆動プーリにはキャリッジモータ(不図示)が
連結されている。
とキャリッジ19が主走査レール19aにガイドされ主
走査方向へ往復移動する。記録シート111は、不図示
の給紙手段によって1枚ずつ分離搬送され、搬送ローラ
対110c,110dに送られ、記録時には搬送ローラ
対110c,110dによって主走査の動作と連動して
間欠的に搬送される。
それぞれ対応したキャップを有し、キャリッジ19がホ
ームポジションにあるときには、待機状態、吸引回復時
に応じてキャップユニット300が記録ヘッド1を密封
状態にする位置まで移動(不図示の駆動により)してキ
ャッピングが行われる。キャップユニット300にはポ
ンプユニット500が連結され、吸引回復時には、ポン
プユニット500から発生する負圧により吸引が行われ
る。
成を図1及び図2に基づいて説明する。尚、図1は図3
の矢視A方向の図、図2は図1の矢視B方向の図であ
る。
Y,1M,1C)の吐出口1BK’,1Y’,1M’1
C’部を密封するキャップ2BK,2Y,2M,2Cが
設けられており、不図示の駆動源により矢印E方向の移
動でキャッピング位置、矢印F方向で非キャッピング位
置に移動する。キャップ2BK〜2Cには、各キャップ
2BK〜2Cに対応してチューブ3BK,3Y,3M,
3Cが連結されている。チューブ3BK〜3Cはポンプ
ユニット500を介して廃インク処理部材へ接続されて
いる。
に基づいて説明する。
3Cが同一円周上に相互にオーバーラップしない位置に
配置されている。チューブ3BK〜3Cの固定は、チュ
ーブガイド8に設けられた溝8B(8箇所)にチューブ
3BK〜3Cを挟み込むことによって固定されている。
コロベース4が回転可能に軸支されている。チューブ3
BK〜3Cを押圧変形させる加圧コロ5は、加圧コロホ
ルダ6に回転軸5Aを回転中心として回転可能に軸支さ
れている。加圧コロホルダ6は、加圧コロベース4のガ
イド部4A(他3箇所も同一構成)にガイドされ、矢印
C及びH方向に移動可能に取り付けられている。
ロ5は加圧コロホルダ6を介してチューブガイド8のチ
ューブガイド部8Cの方向(矢印C方向)に加圧されて
いる(他3箇所も同一構成)。
は、チューブガイド8と一体に構成された与圧ガイド部
8A(4箇所)が設けられている。与圧ガイド8Aは、
加圧コロ5がチューブ3BK〜3Cに突入するときとチ
ューブ3BK〜3Cから脱出する際の位置変動をなく
し、加圧コロベース4の回転トルクの低減と変動を抑制
する目的で設けられ、チューブ3BK〜3Cを押圧して
いるときと同じ位置に加圧コロ5をガイドするものであ
る。
3BKを用いて説明する。
て矢印D方向に回転駆動されると、加圧コロ5は矢印G
方向に従動回転(自転)しながらチューブ3BKを押圧
する。このとき、チューブ3BKは、チューブガイド8
のチューブガイド部8Cと加圧コロ5との間で押圧され
る。チューブ3BKは、この押圧により押圧部のチュー
ブ内側空間がゼロになるまで押し潰される。
って加圧コロ5が位置Iから矢印D方向に公転すると、
加圧コロ5はチューブ3BKを押し潰した状態で矢印G
方向に従動回転(自転)しながら移動し、位置J(鎖線
5’にて示す)で一時停止する。このとき、記録ヘッド
1BKの吐出口1BK’には、位置Iから位置Jの間に
加圧コロ5によって押し潰されたチューブ3BK内の体
積変化により負圧が発生し、記録ヘッド1BKからイン
クを吸引する吸引動作が行われる。そして、吸引された
インクは、チューブ3BKを通して順次廃インク処理部
材7へと送り出される。
ーブ3BKと同じ動作が行われる。つまり、記録ヘッド
1BK〜1Cの吸引動作が同時に行われる。
ス4の回転方向の位置を検出する不図示のセンサによっ
て加圧コロベース4の位置及び加圧コロ5の位置を検出
することで位置制御が行われている。加圧コロ5の待機
位置は、図2に示すように、加圧コロ5が与圧ガイド部
8Aの位置に配置されるように制御されている。これ
は、チューブ3BK〜3Cの長時間の加圧放置によるチ
ューブ3BK〜3Cのチューブの張り付きの防止及びチ
ューブ3BK〜3Cの耐久性を向上させることを目的と
している。
一円周上に4個のチューブポンプを放置することによっ
て小スペースでのポンプ構成が可能となる。
態2について説明する。
BK〜3Cに対して4個の加圧コロ5を設け、4つのチ
ューブ3BK〜3Cに対して同時に変形力を与え、4個
の記録ヘッド1BK〜1Cに対して同時吸引を行う構成
について説明したが、本実施の形態では、4つのチュー
ブ3BK〜3Cに対して1つの加圧コロ5を設け、この
加圧コロ5の位置により選択的に各チューブ3BK〜3
Cに対して変形力を与え、各記録ヘッド1BK〜1Cに
対して個別吸引を行う構成を採用している。以下、その
構成を図4に基づいて説明する。
は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。次
に、チューブ3Y,3M,3Cの押圧構成については、
チューブ3BKが加圧コロ5の位置Iから位置Jへの移
動によって行われるのと同様にチューブ3Mについては
位置Kから位置Lへの移動、チューブ3Cについては位
置Mから位置Nへの移動、チューブ3Yについては位置
Oから位置Pへの移動によってそれぞれ行われる。
引したい記録ヘッドに対応するチューブの押圧待機位置
I(チューブ3BKのとき)、K(チューブ3Mのと
き)、M(チューブ3Cのとき)、O(チューブ3Yの
とき)に加圧コロ5を移動させ、この状態でキャップ2
BK〜2Cをキャッピング位置に移動(図1の矢印E方
向)させる。そして、キャンピング完了後、加圧コロ5
を吸引位置I→J(チューブ3BKのとき)、K→L
(チューブ3Mのとき)、M→N(チューブ3Cのと
き)、O→P(チューブ3Yのとき)に移動させること
によって所定の記録ヘッドのみの吸引(個別吸引)が行
われる。
め、それらについての説明は省略する。
態3について説明する。
K〜3Cのチューブガイド8への固定に溝8B(8箇
所)を用いた構成について述べたが、チューブガイド8
に流路を有するチューブ連結部を用いた構成でも同様の
効果が得られる。
ず、チューブ3BKの構成について説明する。
ーブガイド8の流路を有するチューブ連結部8Eに接続
されている。チューブ3BKがチューブガイド8の流路
を有するチューブ連結部8Fとチューブガイド8のチュ
ーブ固定溝8Bに接続固定されている。チューブ3BK
と3BK’の間は、流路を有するチューブ連結部8E,
8Fによって連通接続されている。
K’よりも大きく設定されており、キャップ2BKへの
流路であるチューブ3BK’の内径を小さくし、ポンプ
動作部となるチューブ3BKの内径を大きくし、記録ヘ
ッド1BKの吐出口1BK’に与える負圧を大きくする
ことが可能となる。
チューブを押し潰す経路が短くなったことによる負圧低
下をチューブの内径を大きくすることで補うようにして
いる。
Y,3Y’の構成もチューブ3BK,3BK’の構成と
同様であるため説明は省略する。又、他の構成は実施の
形態2と同じであるため説明は省略する。
ブの数は任意であり、又、それに対応する加圧コロの数
も任意であり、実施の形態1及び2を組み合わせること
により対応することが可能である。
よれば、複数の記録ヘッドと、各記録ヘッドの吐出口に
連通し、チューブガイドでガイドされたチューブを加圧
コロで変形させることにより吸引を行う回復用のチュー
ブポンプを備えるインクジェット記録装置において、前
記チューブを同一円周上のチューブガイドに相互に独立
して加圧コロに変形を与える位置に配置したため、複数
のチューブポンプを簡単な構成で小スペースに配置する
ことができるとともに、個別吸引への対応も簡単な構成
で実現することができるという効果が得られる。
録装置の正面図(図3の矢視A方向の図)である。
録装置の平面図(図1の矢視B方向の図)である。
録装置の一部を破断した斜視図である。
録装置の平面図である。
録装置の平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の記録ヘッドと、各記録ヘッドの吐
出口に連通し、チューブガイドでガイドされたチューブ
を加圧コロで変形させることにより吸引を行う回復用の
チューブポンプを備えるインクジェット記録装置におい
て、 前記チューブを同一円周上のチューブガイドに相互に独
立して加圧コロに変形を与える位置に配置したことを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 複数のチューブに対応して複数の加圧コ
ロを有し、複数のチューブに対して同時に変形力を与
え、複数の記録ヘッドに対する同時吸引を行うことを特
徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 複数のチューブに対してチューブよりも
少ない加圧コロを有し、該加圧コロの位置により選択的
に各チューブに対して変形力を与え、各記録ヘッドに対
して個別吸引を行うことを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項4】 同一円周上のチューブガイドに配置され
た各チューブ間にチューブガイドと一体に構成され、加
圧コロを押圧状態に保持する与圧ガイド部を設けたこと
を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項5】 加圧コロの位置を検出する位置センサを
有し、該位置センサの検出情報に基づいて加圧コロを前
記与圧ガイド部で停止させ、この位置を加圧コロの待機
ポジションとすることを特徴とする請求項4記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項6】 チューブガイドに一体に構成されるチュ
ーブ固定用の溝又は流路を有するチューブ連結部を有す
ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項7】 熱エネルギーによりインクに生じる膜沸
騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる記録ヘッド
を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
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2001
- 2001-01-19 JP JP2001011794A patent/JP4666778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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