JP2002210730A - レーザ支援加工方法 - Google Patents

レーザ支援加工方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤモンドやサファイヤの如き硬質の被加
工材料に対しても、極微小な孔を形成する加工が容易、
かつ、確実に行えるようにし、また、被加工材料の内部
にまで亘る3次元的な加工が行えるようにする。 【解決手段】 透明材料からなる被加工材料1に対し、
レーザビーム2を集光して照射し、このレーザビーム2
の照射位置を被加工材料1内において、少なくとも1箇
所は被加工材料1の表面上である位置を含めて走査さ
せ、この被加工材料1のレーザビーム2が照射された部
分を、エッチング処理により取り除き、孔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームを用
いて、被加工材料に極微小な孔を形成するレーザ支援加
工方法に関し、特に、シリカ硝子、サファイヤ、また
は、ダイヤモンドを被加工材料として用いる場合におい
て好適なレーザ支援加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンやガラス等の被加工材料
に対して極微小な加工を施す加工方法としては、半導体
製造プロセス等において使用されているフォトリソグラ
フィ技術やインプリンティング技術、及び、エッチング
技術やスパッタリング技術などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のエッ
チング技術やスパッタリング技術などによる加工方法に
おいては、被加工材料の表面部近傍における2次元的な
加工しかできず、該被加工材料の内部にまで亘る3次元
的な加工ができない。したがって、例えば、被加工材料
の内部に到達する孔などを形成する加工は、このような
加工方法によっては行うことができなかった。
【0004】また、上述の加工方法においては、例え
ば、ダイヤモンドやサファイヤの如き、硬質の材料に対
する加工ができない。そのため、従来、ダイヤモンドの
如き硬質の材料に対して、例えば極微小な孔を形成する
加工を行う場合、極小径のドリルを用いて加工してい
た。しかし、直径が、例えば、数μm乃至十数μmとい
うような極小径の孔をドリルによって形成する加工は困
難であり、また、より小径の孔を形成しようとする場合
には、もはやドリルでの加工は不可能となる。
【0005】なお、ダイヤモンドに対する加工として
は、従来、レーザ加工が提案されている。ところが、ダ
イヤモンドに対するレーザ加工においては、加工面を平
滑な面とすることが困難であり、平滑な壁面を有する極
微小な孔を形成する加工などはできなかった。
【0006】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、ダイヤモンドやサファイヤの如
き硬質の被加工材料に対しても、極微小な孔を形成する
加工を容易、かつ、確実に行うことができ、また、被加
工材料の内部にまで亘る3次元的な加工を行うことがで
き、さらに、平滑な加工面を形成することができるレー
ザ支援加工方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るレーザ支援加工方法は、透明材料から
なる被加工材料に対しレーザビームを集光して照射し、
このレーザビームの照射位置を該被加工材料内において
少なくとも1箇所は該被加工材料の表面上である位置を
含めて走査させ、この被加工材料のレーザビームが照射
された部分をエッチング処理により取り除き、該部分を
孔とすることを特徴とするものである。そして、本発明
は、このレーザ支援加工方法において、被加工材料を、
シリカ硝子、サファイヤ、または、ダイヤモンドのいず
れかであることとしたものである。また、本発明は、エ
ッチング処理においては、エッチャントとして、弗酸溶
液、または、アルゴンガスプラズマを使用することを特
徴とするものである。
【0008】さらに、本発明に係るレーザ支援加工方法
は、アキシコンレンズを用いた集光光学系により集光さ
せたレーザビームを、透明材料からなる被加工材料に対
し、この被加工材料の表面上である位置を含み該被加工
材料の内部に亘る領域に照射し、この被加工材料のレー
ザビームが照射された部分を取り除き、該部分を孔とす
ることを特徴とする。そして、本発明は、このレーザ支
援加工方法において、被加工材料を、シリカ硝子である
こととしたものである。
【0009】また、本発明は、上記レーザ支援加工方法
において、被加工材料のレーザビームが照射された部分
を取り除くことを、エッチング処理により行うこととし
たものである。そして、本発明は、このレーザ支援加工
方法において、被加工材料を、サファイヤ、または、ダ
イヤモンドのいずれかであることとしたものである。ま
た、本発明は、エッチング処理においては、エッチャン
トとして、弗酸溶液、または、アルゴンガスプラズマを
使用することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、上述の各レーザ支援加工
方法において、レーザビームは、パルスの持続時間がフ
ェムト秒乃至ピコ秒オーダであるパルスレーザであるこ
ととしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら説明する。 〔1〕本発明に係るレーザ支援加工方法は、図1に示す
ように、透明材料からなる被加工材料1に対しレーザビ
ーム2を集光して照射し、このレーザビーム2の照射位
置を該被加工材料1内において少なくとも1箇所は該被
加工材料1の表面上である位置を含めて走査させ、この
被加工材料1のレーザビーム2が照射された部分をエッ
チング処理により取り除き、該部分を孔とするものであ
る。
【0012】ここで、レーザビーム2は、レーザ光源3
より発せられ、アッテネータ4、ビームエキスパンダ5
及びハーフミラー6を経て、対物レンズ7に入射され
て、被加工材料1の表面部、または、該被加工材料1の
内部に集光される。アッテネータ4は、被加工材料1に
照射されるレーザビーム2のパワーを調節するための偏
光によるアッテネーションを行うフィルタである。この
光学系は、倍率が100倍程度の顕微鏡を構成してい
る。また、対物レンズ7としては、開口数(NA)が
1.35程度のものを用いることができる。被加工材料
1をシリカ硝子とした場合、このシリカ硝子中における
レーザビームの集光スポットは、レーザビームの波長を
795nmとした場合、0.78μm程度となる。ま
た、レーザビームの波長を480nmとした場合、0.
47μm程度となる。
【0013】レーザ光源3としては、パルスの持続時間
がフェムト秒(fsec)乃至ピコ秒(psec)オーダであ
るパルスレーザを用いている。このようなレーザ光源3
としては、例えば、チタン−サファイヤレーザ(Ti:Sap
phire laser)を用いることができる。この場合、発振
波長は、795nmである。また、レーザパルスの持続
時間及び繰り返し周波数としては、生成アンプを併用す
ることにより、例えば、120fsec(FWHM)のパ
ルスを1kHzの繰り返し周波数で発生させることがで
きる。レーザーパワーは、1パルスあたり、0.30μ
Jとなる。
【0014】レーザビーム2が被加工材料に与えるエネ
ルギーは、5J/cm乃至50J/cm程度とな
る。なお、5J/cmは、被加工材料1がシリカ硝子
である場合、このシリカ硝子に対し、加工に必要な構造
変化を生じさせるための閾値にあたる。このエネルギー
は、アッテネータ4によって調節される。
【0015】レーザビーム2の被加工材料1における照
射位置の走査は、該被加工材料1をX−Y−Zステージ
(3次元ステージ)8に載置させて移動させることによ
って行う。このX−Y−Zステージ8は、図1中矢印
X、矢印Y及び矢印Zで示す3次元方向のいずれにも移
動できるように構成されている。このX−Y−Zステー
ジ8の移動速度は、毎秒125μm程度である。このX
−Y−Zステージ8は、ドライバ9を介して、コンピュ
ータ装置10によって制御されて駆動する。すなわち、
コンピュータ装置10は、X−Y−Zステージ8を所定
のプログラムに従って駆動させることにより、被加工材
料1において、レーザビーム2の集光点が任意の予定さ
れた軌跡上を走査されるようにする。
【0016】また、被加工材料1においてレーザビーム
2が照射されている部分は、対物レンズ7及びハーフミ
ラー6を介して、CCDカメラ11によって観察され
る。このCCDカメラ11が撮像した映像は、モニタ1
2に表示されるとともに、映像記録装置(VTR)13
によって記録される。また、被加工材料1は、照明装置
14により、フィルタ15を介して照明される。
【0017】そして、被加工材料1としては、上述のシ
リカ硝子の他、サファイヤ、または、ダイヤモンドなど
である。
【0018】被加工材料1におけるレーザビーム2の照
射及び走査が完了すると、この照射が行われた部分は、
光学的エネルギーにより構造変化を起こし、屈折率の変
化などを生じた状態となっている。
【0019】被加工材料1がダイヤモンドである場合、
レーザビームの照射によって炭化を生ずることがある。
また、被加工材料1がシリカ硝子である場合において
も、レーザビームの照射後において汚れが生じている場
合がある。このような炭化物や汚れは、例えば超音波洗
浄によって取り除くことができ、また、アセトン溶液に
よる洗浄や、300°C、1時間程度のアニールによっ
て除去することができる。
【0020】次に、この被加工材料1に対して、エッチ
ャント(エッチング溶液、または、エッチングガス)を
用いてエッチング処理を行う。このエッチング処理によ
り、被加工材料1においてレーザビーム2の照射が行わ
れた部分が溶解して該被加工材料1より取り除かれる。
【0021】レーザビーム2の走査は、被加工材料1内
において少なくとも1箇所は該被加工材料1の表面上で
ある位置を含めて行われている。そのため、エッチャン
トは、被加工材料1の表面部のレーザビームの照射が行
われた部分を溶解させ、この部分より該被加工材料1の
内部のレーザビームの照射が行われた部分に滲入してゆ
く。また、エッチング処理によって溶解され被加工材料
1より取り除かれた部分は、該被加工材料1の表面部の
レーザビームの照射が行われた部分より、該被加工材料
1の外方側に排出される。そして、被加工材料1からレ
ーザビームの照射が行われた部分がエッチング処理によ
って取り除かれることにより、平滑な加工面が形成され
る。
【0022】このエッチング処理におけるエッチャント
としては、いわゆるウェットエッチングにおいては、弗
酸(フッ(弗)化水素酸:HF)溶液を使用することが
できる。また、いわゆるドライエッチングにおいては、
アルゴン(Ar)ガスプラズマを使用することができ
る。
【0023】ウェットエッチングにおけるエッチャント
である弗酸溶液の濃度や成分としては、例えば、5.4
wt%HF水溶液(HF(48%):HO=1:9
(容積比))、13.4wt%NHHF溶液(HF
(50%):NHHF(40%)=1:9(容積
比))(以下、バッファード弗酸という。)、または、
HF,HNO水溶液(HF(48%):HO:HN
(70%)=15:300:10(容積比))など
を使用することができる。
【0024】このようなエッチャントを使用し、例え
ば、20分乃至480分(8時間)程度の所定時間に亘
るエッチング処理を行うことにより、被加工材料1から
レーザビーム2が照射された部分が取り除かれ、図2に
示すように、孔が形成される。
【0025】図3に、上述の各エッチャントを使用した
場合におけるシリカ硝子に対するエッチング処理の進行
状況を示すグラフを示す。図3において、(a)、
(c)及び(e)は、被加工材料に形成した垂直な孔の
直径のエッチング処理の進行に応じた拡大状況を示し、
(b)、(d)及び(f)は、該垂直な孔のエッチング
処理の進行に応じた深さを示している。また、(a)及
び(b)は、エッチャントとして、5wt%HF水溶液
を使用した場合を示し、(c)及び(d)は、エッチャ
ントとして、HF,HNO水溶液を使用した場合を示
し、(e)及び(f)は、エッチャントとして、バッフ
ァード弗酸を使用した場合を示している。
【0026】ところで、上述のようにしてレーザビーム
の照射及びエッチング処理により形成された微小な3次
元パターンを実用的に応用するには、得られたパターン
が実際に孔であることを確認し、異なる化学溶液が孔
(チャンネル)内部に流れ込むようになる必要がある。
【0027】このような理由で、エッチャントとしてH
F,HNO水溶液を用いてエッチング処理した構造を
ローダミン染料イソプロピルアルコール溶液に浸した。
試料の表面がきれいになった後、ローダミンフォトルミ
ネッセンス強度分布をレーザー走査共焦点顕微鏡で確認
した。フォトルミネッセンス励起には、540nmレー
ザ励起を用いた。確認されたフォトルミネッセンス強度
分布によれば、図4に示すように、ローダミン染料溶液
は、シリカ(石英)内に形成された孔に容易に浸透して
いた。この結果によると、上述したレーザ支援加工方法
は、小さな領域における微小部分の化学的な製造に適用
できることが分かる。
【0028】なお、観測されたエッチング現象の機構を
明らかにするためには、2つの重要な点を考慮する必要
がある。すなわち、(i)形成されたパターンに沿った
非常に速いエッチング率と、エッチング液の選択との関
係は薄いが、(ii)直角方向のエッチング率と、特定
のエッチング液とは強い関係がある。エッチング溶液に
よって異なる反応性は、以下に示すエッチングの化学反
応によって説明することができる。
【0029】
【数1】
【0030】希釈されたHF溶液においては、次のよう
な平衡関係が確立されている。
【0031】
【数2】
【0032】これらのラジカルの石英のエッチング処理
に対する影響は、それぞれ異なっている。フッ化物の濃
度が非常に低いと、エッチング処理は、主としてHF
によって行われる。濃度が0.1mol/lのとき、
HF と(HF)によるエッチングは、同等である
ことが見いだされた。最後に、高い濃度では、(HF)
によるエッチングの寄与が大きい。さらに、再現可能
なエッチングでは、HF エッチング機構からの寄与
を抑制する必要があることを見いだした。HF 反応
を除くには、HF溶液に酸を加えるか、または、全体の
HF濃度を非常に減少させるという2つの方法がある。
したがって、これによって、HF水溶液希薄及びHF,
HNO水溶液(フッ化物濃度は2mol/lより大き
い)によるエッチング処理と、バッファード弗酸におけ
るエッチング処理との観測された相違を説明することが
できる。これは、バッファード弗酸は、殆どHF
から構成されるからである。
【0033】石英において最も構造変化を生じたパター
ンの方向と、これに直角な方向のエッチング率の異方性
は、円柱形状の空洞に由来する拡散の相違によって部分
的に説明することができる。構造変化を生じた部分に沿
った拡散は、新鮮なエッチャントが供給される1次元拡
散過程と考えることができる。1次元拡散方程式の解
(フィックの第1法則)は、次の通りである。
【0034】
【数3】
【0035】ここで、Nは、濃度であり、Dは独立拡散
係数である。
【0036】
【数4】
【0037】ここで、x及びtは、空間軸及び時間軸で
あり、Nは濃度の初期値である。この解を得るための
初期条件は、1次元準無限サンプルについて、x=0及
びt>=0においてN=Nであり、x>0及びt=0
においてN=0である。これは、実験条件に対応してい
て、実験では、エッチング液が点x=0においてサンプ
ルの表面に供給される。他の座標、例えばyに沿った拡
散が同じ拡散係数Dを有して追加されると、形式的には
次のように記述される。
【0038】
【数5】
【0039】この式によると、石英の被加工材料内の構
造変化を生じた部分に沿った濃度の流れ(xに沿った1
次元拡散)は、他の方向(実際にはエッチングチャンネ
ルの横方向)の濃度の勾配により影響を及ぼされ、実際
には、円筒状の空洞内で、エッチング処理の間、すなわ
ち、時間が経過するにつれて広がっていくことになる。
〔2〕次に、本発明に係るレーザ支援加工方法は、図5
に示すように、アキシコンレンズ(軸線を光軸上に位置
させた円錐型レンズ)16を用いた集光光学系により集
光させたレーザビーム(ベッセルビーム:Bessel bea
m)2を、透明材料からなる被加工材料1に対し、この
被加工材料1の表面上である位置を含み該被加工材料1
の内部に亘る領域に照射し、この被加工材料1のレーザ
ビーム2が照射された部分を取り除き、該部分を孔とす
るものである。
【0040】レーザビーム2は、上述の実施の形態と同
様に、レーザ光源3より発せられたパルスの持続時間が
フェムト秒乃至ピコ秒オーダであるパルスレーザであ
る。また、被加工材料1としては、上述のように、シリ
カ硝子、サファイヤ、または、ダイヤモンドなどであ
る。被加工材料が、サファイヤ、または、ダイヤモンド
である場合、上述したように、この被加工材料1のレー
ザビームが照射された部分を取り除くことを、エッチン
グ処理により行うが、被加工材料が、シリカ硝子である
場合、エッチング処理は特に必要ではない。
【0041】レーザ光源3より発せられたレーザビーム
2は、パルス反復率とエネルギーをシャッター及び中立
密度減衰器S+Aによって制御され、アキシコンレンズ
16により一旦集光され、再び拡散する。アキシコンレ
ンズ16による集光においては、図6中の(a)、
(b)に示すように、光軸方向に延びた焦点が形成され
る。そして、この拡散光は、第1のレンズ17(f=1
00mm)によって収束された後、さらに、第2のレン
ズ18(f=30mm)によって収束される。この第2
のレンズ18によるレーザビーム2の収束点上に、被加
工材料1が置かれる。このレーザ支援加工方法において
は、レーザビーム2は、光軸方向に長さを有する領域に
収束されるので、被加工材料1に対する走査をしなくと
も、ある長さを有した孔を形成することができる。
【0042】そして、この被加工材料1を透過したレー
ザビーム2は、第3のレンズ19(f=16mm)を経
て、CCDカメラ11によって撮像される。
【0043】このレーザ支援加工方法における加工条件
は、例えば、以下に示すものである。すなわち、レーザ
光源3は、チタン−サファイヤレーザ(Ti:Sapphire la
ser)であり、発振波長は、795nmである。レーザ
パルスの持続時間は、170fsec(フェムト秒)であ
る。
【0044】被加工材料がシリカ硝子の場合、レーザビ
ームによって与えられるエネルギーは、6.8J/cm
(被加工材料の厚さ240μm、アキシコンレンズに
入射するレーザビームのエネルギーは、 1パルスあた
り、約25μJ)。
【0045】被加工材料がサファイヤの場合、レーザビ
ームによって与えられるエネルギーは、150J/cm
(被加工材料の厚さ150μm、アキシコンレンズに
入射するレーザビームのエネルギーは、1パルスあた
り、約30μJ)。
【0046】エッチング処理に用いるエッチャントとし
ては、上述の実施の形態と同様に、HF,HNO水溶
液(HF(48%):HO:HNO(70%)=1
5:300:10(容積比))などを用いる。約86μ
m長のシリカ硝子シリンダに約14μmの孔を形成する
場合において、エッチング処理の時間は、16時間程度
である。
【0047】以下、アキシコンレンズをを用いた集光光
学系により集光させたレーザビームがいわゆるベッセル
ビームとなることについて説明する。
【0048】自由空間を伝播するスカラー場が回折しな
いための条件は、マッカッチェン(MacCutchen)の定理
によって初めて定式化された。この定理によると、輻射
場の空間スペクトルがリング内に閉じ込められている
と、そのような場は、回折のため広がることなく伝播す
る。一般に、非回折場(non-diffracting field)は、
自己像(self-imaging)のクラスに属し、スペクトルは
複数のリングに閉じ込められている。
【0049】どの物理領域においても、回折現象は、ヘ
ルムホルツの方程式に支配される。
【0050】
【数6】
【0051】最近、ダーニン(Durnin)は、光源がない
領域z≧0を伝播するスカラー場に関するヘルムホルツ
方程式〔数6〕は、無回折モード解のクラスを有するこ
とを指摘した。
【0052】
【数7】
【0053】ここで、k// +k =(ω/c)2
において、 kとk//とは、それぞれz軸に垂直及
び平行な伝播ベクトルの成分を表している。すなわち、
=ksinγで、γは、図6中の(a)にγで示す伝
播軸についての錐体角であり、A(φ)は、φに関する
任意の複素関数であり、ρ=x+yであり、J
は、第1種の0次ベッセル関数である。k//が実の場
合、〔数7〕によると、z=0における時間平均強度プ
ロフィール(profile)は、次の式になる。
【0054】
【数8】
【0055】k=0であると、解は、単に平面波であ
が、0<k<=ω/cであると、解は、非回折ビーム
であり、強度プロフィールは、kρに反比例する率で
減少し、ビームの有効幅は、図6中の(b)に示すよう
に、kによって決定される。中央のスポットは、最小
で約3λ/42になる。
【0056】〔数7〕で表現される非回折ビームは、実
験によっては実現することができないが、これは、その
エネルギーが無限だからである。しかし、所望の分布を
ある程度近似し、伝播の際に回折による広がりが非常に
小さくするビームを合成することはできる。このような
近似の具体例としては、ベッセルガウス(BG)ビーム
があり、これは、ガウス分布に従って絞られ、ベッセル
関数に従って近軸を伝播する。ベッセルガウスビーム
は、ガウスプロフィールによって制限された有限エネル
ギー束を運ぶので、実験によって実現することができ
る。ベッセルガウスビームの複素振幅は、次のように表
現される。
【0057】
【数9】
【0058】ここで、zRは、πw /λによって与
えられる。
【0059】
【数10】
【0060】ベッセルガウスビームは、w>1の
ときだけ通常のガウスビームと非常に異なり、〔数9〕
は、k=0であると、ガウスビームの複素振幅に関す
る標準表現に帰着する。
【0061】ベッセルガウスビームが、図6中の(a)
に示すように、くさび角δと開口径Dのアキシコンレン
ズによって形成される場合、その後の径方向の強度分布
は、次の式で近似される。
【0062】
【数11】
【0063】平面波と光学軸の交差角γは、アキシコン
レンズについてのスネルの法則によって得られる。
【0064】
【数12】
【0065】ここで、naxは、アクシコンレンズの反
射率である。様々な物質の微細構造に関するベッセルガ
ウスビームの適用では、3つのビームパラメータを推定
することが重要である。すなわち、中央スポットサイ
ズ、非回折伝播距離、ビームによって供給されるパワー
密度である。ベッセルガウスビームのスポットサイズ
は、典型的には、J(kρ)関数の第1の零点の2
倍として定義される。
【0066】
【数13】
【0067】N=Dsin(γ)/λリングでなるベッセ
ルガウスビームの最大伝播距離は、ビーム伝播軸から離
れた最も内側のリング回折の距離によって定義され、次
の式で表現される。
【0068】
【数14】
【0069】ここで、ZRB=πk/2k は、個
別リングのアシンプトチック(asymptotic)幅に関する
レイリー距離である。ベッセルビームのリングに関連す
るエネルギー束は、他のリング、または、中央スポット
のエネルギー束に等しいので、最適中央スポット照度効
率は、次のようになる。
【0070】
【数15】
【0071】ここで、wは、ガウスビーム強度の1/
半径である。ベッセルガウスビームでは、多数のリ
ングが形成されるので、中央スポット(又は任意のリン
グ)でのエネルギーは、ガウスビームに比べると非常に
小さい。最終的な効率は、典型的には非常に小さいが、
他のベッセルガウスビーム変換方法を用いて得られた効
率と比べるとかなり大きい。なお、射影レンズシステム
を用いても、レンズシステムでの伝送損失を無視する
と、リング間の距離の変化によっては、各リングのスル
ープットに影響は生じない。
【0072】そして、このレーザ支援加工方法の実施に
おいては、上述のように、チャープ変調によるパルス増
幅に基づくフェムト秒チタン−サファイアレーザ発振器
を用いる。このレーザ発振器は、アルゴンイオンレーザ
によって励起されるモードロックされたチタン−サファ
イアレーザであり、基準発振波長λ=795±10nm
で動作する。ネオジム:YLFレーザによって励起され
るチタン−サファイア増幅器は、フェムト秒パルスをパ
ルスエネルギー安定性5%でエネルギー0.5mJ/パ
ルスに増幅する。パルスの繰り返し周波数は、1KHz
である。
【0073】入射レーザ輻射の空間強度プロフィールと
拡大ベッセルガウスビーム強度プロフィールは、図5に
示すように、11μm×13μm画素サイズのCCDカ
メラ11で監視される。くさび角δ=175mradのガ
ラスアキシコンレンズ16(nax=1.511)は、
錐体角γ≒92mradのベッセルガウスビームを形成す
るのに用いられる。ビームは、上述したように、第1及
び第2の正レンズ17,18からなる望遠鏡によって被
加工材料1にイメージされる。したがって、アキシコン
レンズ16によって生成されたベッセルガウスビーム
は、第1及び第2のレンズ17,18の組み合わせによ
って変換され、錐体角γ´が次の式に従い連続的に変化
する他のベッセルガウスビームになる。
【0074】
【数16】
【0075】この式によると、試料の外側における最終
的なベッセルガウスビームの錐体角は、約300mrad
である。
【0076】最初に、入射輻射の特性を測定した。強度
プロフィールとパルス持続時間の推定を、それぞれ図7
中の(a)及び(b)に示す。横方向強度分布のガウス
フィットによって、1.5mm(FWHM)の火面径が
得られた。図7中の(b)に示すように、自己相関のト
レースは、約100fsec(FWHM)持続時間につい
て、セチ2乗(sech)関数によってフィットされた。
測定された火面径により、望遠鏡の前後の最大焦点深度
maxが算出できるようになり、それぞれ約14mm
及び4mmであることが分かった。両方の場合とも、
〔数15〕によると、ベッセルガウスビーム中央最大照
度効率は、8.6×10−3になると推定される。
【0077】ベッセルガウスビームによって誘起される
光学降伏を、3つの物質について調べる。物質は、
(i)(240±10)μm厚の乾燥v−SiO、(i
i)(150±1)μm厚の結晶質サファイア、及び、
(iii)4mm乃至10mm厚の光学用プレキシガラス
である。試料は全て洗浄し、2座標マイクロメータ移動
ステージの金属製ターゲット支持部材にマウントした。
石英ガラスとプレキシガラスの試料は、横から構造の微
視的分析ができるように研磨する。
【0078】ここで、(焦点の最大深度zmaxについ
て)線状損傷(構造変化)についての光誘起損傷閾値
(LIDT)は、1スポット当たりレーザショットを1
0回照射した後、光学顕微鏡で認識できる物質伝送の恒
久変化が観測されるため必要になる最小のエネルギーと
して定義する。試料の検査は、約1μm(40倍拡大、
NA=0.55の対物レンズ)の最大横分解能の倒立顕
微鏡(170倍)によって行う。
【0079】上述のようにして本発明に係るレーザ支援
加工方法を実施し検査するために、まず、ビームが非回
折であることを確認するため、アキシコンレンズの後の
幾つかの距離において、変換された光場の空間強度分布
I(ρ,z)を測定した。これらの検査では、強度分布
を拡大するため、第3のレンズとして、開口数(NA)
=0.4の顕微鏡対物レンズを用いた。
【0080】この測定によると、アキシコンレンズから
約13.5mmの距離における中央スポット強度に鋭い
減少が見られた。この値は、算出した焦点深度zmax
=14mmによく一致する。また、距離11mmにおけ
る変換ビーム強度の空間分布を、60倍に拡大して、図
8の(a)、(b)に示す。第1のリングの強度分布
は、少し歪んでいるが、中央スポットと周囲の他のリン
グは、回転対称性を維持している。このような歪みは、
アキシコンレンズの収差、すなわち乱視に帰される。範
囲1mm乃至13mmの距離において、d=7.6±
2μmで測定された中央ローブの径は、実験精度内では
一定で、〔数13〕によって算出された値d cal
6.8μmとよく一致する。半径3μmのベッセルビー
ムをw=3μmのガウスビームと比較すると、後者の
スポットは100レイリー範囲(3.6mm)の伝播後
に、100w程度まで広がる。逆に、ベッセルビーム
の中央スポットは、同じ距離の伝播後には狭くなる。な
お、スポットサイズは、z ax限界で最小になる。
【0081】ベッセルガウスビームの径方向強度分布を
より詳細に調べるため、アキシコンレンズから固定距離
における実験により確認された径方向強度分布を、〔数
11〕に基づく理論モデルの結果と比較する。この関数
の零点と実験で測定された横方向強度分布は、よく一致
する。測定された強度ピークの第2の極大は、〔数1
1〕の極大と異なっているが、これは、算出強度依存性
は、一様強度分布の交差波についてのみ成立するからで
ある。実験の場合、交差波は、収差による一様強度分布
を保存しない。この結果から、アキシコンレンズによっ
て生成されたビームは、非回折ベッセルガウスビームに
よってよく近似できることが分かった。
【0082】また、第1及び第2のレンズ17,18
(望遠鏡)によって変換されたビームの空間強度分布を
調べた。最初に、遠隔場強度プロフィールからビーム錐
体角を決定した。ベッセルガウスビームの錐体角γ´=
320mradは、〔数16〕から得られる理論的予測値
を超えている。この状況は、この表式が錐体角の定性的
予測にのみ用いることができることを示している。変換
ビームの空間強度分布を、40倍に拡大したものを、図
8中の(b)に示す。中央スポット径と焦点深度は、そ
れぞれd=2μm及びzmax≒4mmである。した
がって、このようなビームの構成によって予期される最
大アスペクト比は、zmax/d=2×10であ
る。
【0083】上述のようなベッセルガウスビームの微細
構造検査において、全ての試料は、ビームの非回折伝播
の範囲zmaxに設置した。最終的な線形形状の典型的
な光学伝送イメージは、図9に示すように、最初に、プ
レキシガラスにおける錐体角92mradのベッセルガウ
スビームについて構成されるLIDTよパターンを決定
した。測定結果によると、プレキシガラスにおける線状
パターン形状についてマルチショットLIDTは、約
0.9J/cmである。図9中(a)、(b)及び
(c)に示すように、ビーム入射板の損傷(構造変化)
領域の径は、出射面より約6倍大きく、すなわち、ビー
ムの入射径は、ビームの強度分布における第1のリング
の径と同程度である。ここで、試料表面の中央スポット
径は、7.6μmである。物質で観測された炭化現象
は、幾つかの連続したレーザパルスを吸収して熱せら
れ、最終的に、大きな損傷スポットを生じたものと説明
される。
【0084】石英と結晶質サファイアの加工について
は、錐体角320mradのベッセルガウスビームを用い
た。測定されたLIDTは、石英とサファイアについ
て、それぞれ6.8J/cm及び8.2J/cm
あった。石英について単一ショットLIDTは、高い開
口数の対物レンズによって集光されたガウスビームの場
合、5J/cmであった。最近、マルチショット照射
後、LIDTが減少することが報告されている。したが
って、ベッセルガウスビームによるレーザ加工は、物質
の破壊について高いフルエンスを要する。上述のLID
Tの定義によると、10倍大きい体積のガラスが同時
に励起されなければならないので、驚くことはない。両
方の物質、すなわち、石英について図9中の(d)、
(e)及び(f)、サファイアについて図9中の
(g)、(h)及び(i)に示すように、線形パターン
の観測された形状は、プレキシガラスにおける形状と類
似しているが、径の測定された差異は2μmだけであ
る。また、図9中の(h)に示すように、サファイアに
おいては、損傷スポットの径は、表面でのみ通常の顕微
鏡で測定することができる。
【0085】図10中の(a)、(b)に示す原始間力
顕微鏡(AFM)による画像は、フルエンスを2倍にし
たLIDTを用いたレーザ加工の後の石英の入射側(図
10中(a))と出射側(図10中(b))の表面の具
体例を示している。表面におけるベッセルガウスビーム
の径は、d=2μmであった。入射側及びと出射側表
面における径は、それぞれ約2μm及び1.2μmであ
った。石英試料の中央スポットの周囲の他の変化は、ベ
ッセルガウスビームの高次の強度の極大によって、表面
が刻印されたことを示している。これらさらなる同心円
上のピットd1≒4μmの径と位置は、図8中の(b)
に示すように、ベッセルガウスビームの第1のリングの
直径と、この内側の強度分布とほぼ等しい。したがっ
て、構造のサイズは、表面におけるレーザビームのサイ
ズと同程度である。除去されたピットの周縁において、
溶融した物質は観測されなかった。
【0086】伝播方向に沿って、スポットサイズは、観
測によると減少しているが、これは、暫定的にはフェム
ト秒パルスの自己集光によって説明することができる。
しかし、測定したLIDT値に対応する照射パワーは、
プレキシガラスのLIDTをPcrとすると、サファイ
アのLIDTが0.69Pcr、石英のLIDTが0.
42Pcrというガウスビームの臨界自己集光パワーP
crより低い。自己集光の影響を確認するため、1P
cr乃至6Pcrの範囲のパワーレベルで1cm厚のプ
レキシガラス試料の内側に線形パターンを記録した。各
パワーレベルにおいて、幾つかのパターンが記録され
た。測定によると、パターンの長さは、1P crから約
1.5Pcrのパワーに応じて、約2mmから4mmに
増加している。より高いパワーレベルでも、パターンの
長さには変化が見られず、径の緩慢な増加だけが見られ
た。これは、線形の損傷長は、ベッセルガウスビームの
焦点深度にのみ依存していることを示す明白な証拠であ
る。
【0087】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るレーザ支援
加工方法は、透明材料からなる被加工材料に対しレーザ
ビームを集光して照射し、このレーザビームの照射位置
を該被加工材料内において少なくとも1箇所は該被加工
材料の表面上である位置を含めて走査させ、この被加工
材料のレーザビームが照射された部分をエッチング処理
により取り除き、該部分を孔とすることを特徴とする。
そして、本発明は、このレーザ支援加工方法において、
被加工材料を、シリカ硝子、サファイヤ、または、ダイ
ヤモンドのいずれかであることとしたものである。ま
た、本発明は、エッチング処理においては、エッチャン
トとして、弗酸溶液、または、アルゴンガスプラズマを
使用することを特徴とするものである。
【0088】さらに、本発明に係るレーザ支援加工方法
は、アキシコンレンズを用いた集光光学系により集光さ
せたレーザビームを、透明材料からなる被加工材料に対
し、この被加工材料の表面上である位置を含み該被加工
材料の内部に亘る領域に照射し、この被加工材料のレー
ザビームが照射された部分を取り除き、該部分を孔とす
ることを特徴とする。そして、本発明は、このレーザ支
援加工方法において、被加工材料を、シリカ硝子である
こととしたものである。
【0089】また、本発明は、上記レーザ支援加工方法
において、被加工材料のレーザビームが照射された部分
を取り除くことを、エッチング処理により行うこととし
たものである。そして、本発明は、このレーザ支援加工
方法において、被加工材料を、サファイヤ、または、ダ
イヤモンドのいずれかであることとしたものである。ま
た、本発明は、エッチング処理においては、エッチャン
トとして、弗酸溶液、または、アルゴンガスプラズマを
使用することを特徴とするものである。
【0090】そして、本発明は、上述の各レーザ支援加
工方法において、レーザビームは、パルスの持続時間が
フェムト秒乃至ピコ秒オーダであるパルスレーザである
こととしたものである。
【0091】すなわち、本発明は、ダイヤモンドやサフ
ァイヤの如き硬質の被加工材料に対しても、極微小な孔
を形成する加工を容易、かつ、確実に行うことができ、
また、被加工材料の内部にまで亘る3次元的な加工を行
うことができ、さらに、平滑な加工面を形成することが
できるレーザ支援加工方法を提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ支援加工方法を実施する装
置の構成を示す側面図である。
【図2】上記レーザ支援加工方法により形成された孔を
示す側面図である。
【図3】上記レーザ支援加工方法におけるエッチング速
度を示すグラフである。
【図4】上記レーザ支援加工方法により形成された孔を
示す斜視図である。
【図5】アキシコンレンズを用いる本発明に係るレーザ
支援加工方法を実施する装置の構成を示す側面図であ
る。
【図6】(a)は、上記アキシコンレンズによる集光状
態を示す側面図であり、(b)は、上記アキシコンレン
ズにより集光されたビームの強度分布を示すグラフであ
る。
【図7】(a)は、上記アキシコンレンズへの入射レー
ザビームの近接強度分布を示すグラフであり、(b)
は、第2高調波によって得られたレーザパルスによる自
己相関図形を示すグラフである。
【図8】実験的に確認された異なる円錐角のベッセルガ
ウスビームの拡大強度分布を示すグラフ及び正面図であ
り、(a)は、γ=92mradの場合であり、(b)
は、γ=320mradの場合である。
【図9】(a)(b)(c)は、プレキシガラスにおい
て、(d)(e)(f)は、シリカガラスにおいて、
(g)(h)(i)は、サファイアにおいて、ベッセル
ガウスビームによって生成された損傷スポットの光学透
過像を示す正面図である。
【図10】ベッセルガウスビームにより石英へ10回の
レーザショットにより形成された微細なホールを、ビー
ム入射側(a)及びビーム出射側(b)において示すA
FM画像を示す正面図である。
【符号の説明】
1 被加工材料、2 レーザビーム、3 レーザ光源、
7 対物レンズ、8X−Y−Zステージ、16 アキシ
コンレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駿河 正次 東京都江戸川区清新町1−4−1−305 (72)発明者 アンドリウス マルティンキャビティス 徳島県徳島市八万町柿谷12番地ロイヤルコ ーポ林102号室 (72)発明者 サウリウス ヨードカシス 徳島県徳島市八万町柿谷12番地シャンポロ ー林208号室 Fターム(参考) 3C069 AA04 BA00 BA08 BB01 BB04 CA02 CA11 EA01 EA02 4E068 AA01 AF00 CA01 DA00 DB00 DB12 DB13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材料からなる被加工材料に対し、レ
    ーザビームを集光して照射し、 上記レーザビームの照射位置を、該被加工材料内におい
    て、少なくとも1箇所は該被加工材料の表面上である位
    置を含めて走査させ、 上記被加工材料の上記レーザビームが照射された部分
    を、エッチング処理により取り除き、該部分を孔とする
    ことを特徴とするレーザ支援加工方法。
  2. 【請求項2】 被加工材料は、シリカ硝子、サファイ
    ヤ、または、ダイヤモンドのいずれかであることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ支援加工方法。
  3. 【請求項3】 エッチング処理においては、エッチャン
    トとして、弗酸溶液を使用することを特徴とする請求項
    2記載のレーザ支援加工方法。
  4. 【請求項4】 エッチング処理においては、エッチャン
    トとして、アルゴンガスプラズマを使用することを特徴
    とする請求項2記載のレーザ支援加工方法。
  5. 【請求項5】 アキシコンレンズを用いた集光光学系に
    より集光させたレーザビームを、透明材料からなる被加
    工材料に対し、この被加工材料の表面上である位置を含
    み該被加工材料の内部に亘る領域に照射し、 上記被加工材料の上記レーザビームが照射された部分を
    取り除き、該部分を孔とすることを特徴とするレーザ支
    援加工方法。
  6. 【請求項6】 被加工材料は、シリカ硝子であることを
    特徴とする請求項5記載のレーザ支援加工方法。
  7. 【請求項7】 被加工材料のレーザビームが照射された
    部分を取り除くことを、エッチング処理により行うこと
    を特徴とする請求項5記載のレーザ支援加工方法。
  8. 【請求項8】 被加工材料は、サファイヤ、または、ダ
    イヤモンドのいずれかであることを特徴とする請求項7
    記載のレーザ支援加工方法。
  9. 【請求項9】 エッチング処理においては、エッチャン
    トとして、弗酸溶液を使用することを特徴とする請求項
    8記載のレーザ支援加工方法。
  10. 【請求項10】 エッチング処理においては、エッチャ
    ントとして、アルゴンガスプラズマを使用することを特
    徴とする請求項8記載のレーザ支援加工方法。
  11. 【請求項11】 レーザビームは、パルスの持続時間が
    フェムト秒乃至ピコ秒オーダであるパルスレーザである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一
    に記載のレーザ支援加工方法。
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