JP2002210308A - フイルタープレス - Google Patents

フイルタープレス

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JP2002210308A
JP2002210308A JP2001011104A JP2001011104A JP2002210308A JP 2002210308 A JP2002210308 A JP 2002210308A JP 2001011104 A JP2001011104 A JP 2001011104A JP 2001011104 A JP2001011104 A JP 2001011104A JP 2002210308 A JP2002210308 A JP 2002210308A
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filter
filter press
chamber
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栄一 石垣
Katsunobu Mizobuchi
勝信 溝渕
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 濃縮脱水したろ過室のケーキを、負荷を減少
させて排出させ、ろ過容積を有効活用できるケーキの排
出装置と洗浄装置を提供する。 【解決手段】 回転自在のろ過板1とその外周部に外環
摺接させる外周ケーシング7とでろ過室8を形成し、外
周ケーシングに開口したケーキの取出口10に配設した
開閉装置16のエアーシリンダー18と、取出口の外方
に対設した削り出し装置20の駆動機21を連動させ
て、取出口の開閉装置を開放し、削り出し装置を微速前
進させ、ろ過室に生成したケーキを回転させながら削り
出す。ろ過室の外周ケーシングに対設した洗浄装置35
の先端部を外周ケーシングの開口7aに嵌挿してろ過室
をシールさせ、ケーキ排出後に洗浄装置35をろ過室内
に前進させてろ過板を洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒状のろ過室
に原液を圧入し、多数の微細孔を有するろ過板からろ液
を排出して濃縮脱水するフイルタープレスに関し、詳し
くは、ケーキの排出時に、ろ過室に生成した脱水ケーキ
と排出部の壁面との接触負荷を減少させた装置とろ室容
積を有効に使用できるフイルタープレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一対の回転自在な多孔側壁でろ過
室を形成し、ろ過室内に固定した規制板で区画するろ過
室に、始端側の供給口から原液を圧入し、ろ過板と原液
を供回りさせながら、多孔側壁と原液との間に発生する
摩擦抵抗と、ろ過面に積層するケーキと原液との間にせ
ん断摩擦抵抗力を発生させて脱水し、ろ過室の脱水ケー
キを間歇的に終端側の取出口から取出す装置は、例え
ば、特公昭6335880号公報に記載し、図4に示す
ように公知である。そして、改良型として、類似するフ
イルタープレスを出願人が特願平11422745号で
提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフイルタープレスは多数並列すれば大容量処理が可
能であり、広い設置スペースも必要とせず、ろ布などの
消耗品も不用となるものであるが、ろ過室内部に固定式
の規制板を設けて、脱水ケーキとろ材を回転させながら
脱水するため、駆動トルクが非常に大きくなっていた。
また、間歇的に脱水ケーキを排出するため、ケーキと出
口壁面との接触圧力による滑り抵抗が大きくなり、ケー
キの詰りなどが発生し、その部分に過大な負荷が生じて
いた。そして、ケーキ排出時にろ過室内にケーキが一部
残留し、歩留まりが悪い状態であった。しかも、構造部
材の強度を大きくする必要があり、駆動装置も大きいも
のを使用していた。この発明は、ろ過中のろ過室内に規
制板を排除して、ケーキの取出口に工夫を施すことによ
り、ろ過面積とろ過容積を有効に活用して、従来の課題
を解決したケーキの排出装置と洗浄装置を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、一対
の微細孔を有するろ過板を駆動シャフトに止着して回転
自在に配設し、このろ過板とその外周部に外環摺接させ
る外周ケーシングとでろ過室を形成し、ろ過室に原液の
供給口と、ケーキの取出口を開設したろ過装置におい
て、上記ケーキの取出口を外周ケーシングに開設し、こ
の取出口に開閉装置と、取出口の外方にろ過室の内部に
向って前進自在な削り出し装置を対設させると共に、開
閉装置と削り出し装置の作動装置を連動させて、取出口
の開閉装置を開放し、削り出し装置を微速前進させなが
らろ過室に生成したケーキを削り出すもので、回転する
ケーキを削り出し装置で徐々に削り出すことにより、ケ
ーキ排出部の負荷が小さくなり、ろ過室の駆動機と構造
部材の強度が小さくできる。そして、ろ過室内のケーキ
も完全に排出でき歩留まりも良好となるものである。な
お、上記原液の供給口は、外周ケーシングに開口して
も、あるいは、ろ過板の内周部に設けたボスに供給口を
開口し、この供給口を駆動シャフトに穿設した原液供給
路に連通してもよいものである。
【0005】上記ケーキの取出口に配設して、作動装置
を連動させた開閉装置と削り出し装置は、具体的には、
上記開閉装置が、外周ケーシングに一端を枢着した閉止
板と、揺動自在に配設したエアーシリンダーと、この閉
止板とエアーシリンダーを連結したリンク杆とからな
り、エアーシリンダーで閉止板を回動させて、ろ過室の
取出口を開閉するものである。また、上記削り出し装置
が、駆動機に連動連結した送りネジと、送りネジに一端
を螺合した掻取り刃とからなり、駆動機を正逆転させ
て、掻取り刃をろ過室内に前進あるいは後退させるもの
である。そして、開閉装置と削り出し装置の作動装置を
連動させて、取出口の開閉装置を開放し、削り出し装置
を微速前進させながらろ過室に生成したケーキを削り出
すもので、削り出し装置がろ過室外に設置してあるの
で、ろ過室に邪魔となるものがなく、ろ過面積とろ過容
積が広くなるものである。なお、掻き取り刃の駆動機
は、エアーシリンダーを用いてもよいものである。ま
た、削り出し装置は、ドリルやスクリュー等の回転刃物
であっても、あるいは、チェーンソー等の周回刃物であ
ってもよいものである。なお、ろ過室の取出口の下方に
ホッパーを設け、このホッパーを吸引装置に連通させれ
ば、ろ過室から排出したケーキを任意の場所に空気輸送
が可能となるものである。
【0006】そして、ろ過室の洗浄装置として、上記ろ
過室の外周ケーシングに開口を設け、この開口に進退自
在な洗浄装置を対設し、洗浄装置の先端部を外周ケーシ
ングの開口に嵌挿してろ過室をシールすると共に、洗浄
装置をろ過室内に前進させてろ過板を洗浄するもので、
必要に応じて、ろ過室の内側からろ過板を洗浄し、ろ過
面を再生するようにしたものである。具体的には洗浄装
置が、先端部にシール部材と周部に洗浄ノズルを配設し
た洗浄管と、この洗浄管の後端に連結したエアーシリン
ダーとからなり、削り出し装置でろ過室のケーキを削り
出した後、エアーシリンダーを作動して洗浄管をろ過室
内に前進あるいは後退させ、洗浄ノズルから洗浄水を噴
射して、ろ過板の微細孔の目詰まりを解消させるもので
ある。なお、上記のろ過室の洗浄装置を廃止して、削り
出し装置の掻取り刃の先端部に洗浄ノズルを配設して、
掻取り刃をろ過室に前進あるいは後退させながらろ板の
ろ過面を洗浄してもよいものである。
【0007】また、ろ過板に摺接する外周ケーシングの
外周端を側板に連結して、ろ過室の前後にろ液室を形成
し、このろ液室にろ材洗浄管を配設してろ過板の外周面
から洗浄すれば、ろ過板の両面洗浄が行なえるものであ
る。そして、脱水ケーキのケーキ洗浄を必要とする場合
には,上記一方のろ液室に連結したろ液管に切替自在に
洗浄水管と圧縮空気管を連結し、他方のろ液室に洗浄水
の排液管を連結して、一方のろ液室に洗浄水を供給すれ
ば、ろ過室に生成したケーキの洗浄が可能となり、洗浄
廃液は他方のろ液室から排出されるものである。そし
て、圧縮空気を供給すれば、ケーキのエアーブローが行
われ、ケーキの含水率を低下させることもできるもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係る装置は上記のよう
に構成してあり、ケーキの取出口を閉止板で閉塞し、停
止させたろ過室の供給口から原液を圧入すれば、圧入圧
力でろ過板の微細孔からろ液が分離され、ろ過板のろ過
面にケーキ層が徐々に形成される。なお、原液の性状に
よりろ過室を回転させながら原液を圧入しても良いもの
である。やがて、ろ液を分離した原液は流動性を失い、
ろ過室に脱水されたケーキが充満すると、ろ過室への原
液の供給を中止する。次に、閉止板を回動させてろ過室
のケーキの取出口を開放し、ろ過室を回転させながら掻
き取り刃を開放したろ過室の取出口に前進させれば、ろ
過室と一緒に回転するケーキを徐々に削り取り、ケーキ
をろ過室から排出することができる。したがって、ケー
キを徐々に削り取るので、排出部とケーキの摩擦圧によ
る負荷を軽減させることができるものである。そして、
駆動シャフトの近傍まで前進させれば、ろ過室内のケー
キを完全に排出でき、歩留まりも良好となる。ケーキを
排出した後、掻き取り刃を後退させ、閉止板でろ過室の
取出口を閉塞する。なお、必要に応じてケーキを任意な
場所に空気輸送を行なってもよいものである。
【0009】次に、ろ過室を停止させ、あるいは、ろ過
板を回転させながら、外周ケーシングの開口から洗浄管
をろ過室内に進出させ、洗浄ノズルから洗浄水を噴射し
て、ろ過板の微細孔とろ過板に付着する残滓をろ過室の
内側から洗浄して洗い流す。同時に、ろ過室の外側のろ
液室のろ材洗浄管から洗浄水を噴射すれば、ろ過板の微
細孔の目詰り物をろ過室内に押し戻し、両面洗浄を行な
って、ろ過板を再生させることができる。そして、再
び、ケーキの取出口を閉止板で閉塞し、原液の供給を開
始する。なお、化学プラントにおける生産プロセスにお
いては、ろ過室に脱水されたケーキが充満してくると、
ろ過室への原液の供給を停止して、ろ過室のろ液管に洗
浄水管を接続すれば、一方のろ液室からろ過室の脱水ケ
ーキに洗浄水を圧入することができる。そして、ケーキ
に含有する有効成分、或いは不用な成分を洗浄して分離
させ、他方のろ液室に排出して排液管から排出する。ケ
ーキ洗浄後、ろ液の排出管の洗浄水管を圧縮空気管に切
替えれば、洗浄した脱水ケーキに圧縮空気が吹き込ま
れ、エアーブローを行ってケーキ水分を低下させること
ができる。
【0010】
【実施例】この発明に係るフイルタープレスを図面に基
づき詳述すると、図1はこの発明に係るフイルタープレ
スの概念図であって、多数の微細孔を有する一対の円板
状のろ過板1が、その内周部に設けたボス2で駆動シャ
フト3に嵌着してある。駆動シャフト3の端部にはスプ
ロケット4が止着してあり、スプロケット4に連動連結
した駆動機5でろ過板1を回転させるようにしてある。
ろ過板1の微細孔を有するろ過面は、メタルスクリーン
(図示せず)を使用してあり、ろ過板1の外面を格子状
のリブ6で補強してある。ろ過板1の外周部には外周ケ
ーシング7が外環摺接させてあり、一対のろ過板1、1
と外周ケーシング7で円筒状のろ過室8を形成してい
る。この外周ケーシング7にはろ過室8に連通する原液
の供給口9とケーキの取出口10が設けてあり、駆動機
5を停止してろ過室8を静止させ、例えば、ろ過室8に
原液を5〜10kg/cmの圧力で圧入して圧入圧でろ
液をろ過板1のろ過面から排出し、原液中の固形物をろ
過面に捕捉させケーキ層を形成させ、両面ろ過を行なっ
て原液を脱水するようにしてある。なお、原液の性状に
よっては、ろ過板1をゆっくりと回転させてもよいもの
で、ろ過を行いながらろ過室8とともに濃縮原液を移動
させ、ろ材の接触面とのズリ抵抗で原液の脱水を行うこ
とができる。
【0011】また、円環状の外周ケーシング7は、前後
の側板11、11に連結されてろ過室8の両側にろ液室
12が形成してあり、ろ過板1から分離されたろ液を流
入させるようにしてある。そして、側板11の中心部に
嵌着した軸受13が駆動シャフト3に支架てあり、側板
11が図2に示すフレーム14に止着してあり、回転す
るろ過板1が静止する外周ケーシング7に摺接するよう
にしてある。図1に示すように、ろ液室12の底部の外
周ケーシング7にはろ液管15が連結してある。なお、
外周ケーシング7に設けたろ過室8に連通する原液の供
給口9は、図3に示すように、ろ過板1の内周部のボス
2に供給口2aを開口し、駆動シャフト3に穿設した原
液供給路3aをろ過室8に連通させて、軸心部から原液
を供給してもよいものである。そして、上記のろ過室8
とろ液室12を交互に配列し、並列多室構成とすれば、
原液の大容量処理が可能となり、占有スペースも小さく
なるものである。
【0012】図2はろ過室からのケーキの取出し装置の
側面図であって、外周ケーシング7の取出口10には開
閉装置16が設けてある。この開閉装置16は外周ケー
シング7に基端部を枢着した閉止板17と、フレーム1
4に後端部を枢着したエアーシリンダー18が、その閉
止板17の基端部とエアーシリンダー18のロッド18
aをリンク杆19で連結した構造となっており、エアー
シリンダー18のロッド18aを伸縮させて閉止板17
を回動させ、外周ケーシング7の取出口10を開閉する
ようにしてある。また、図2に示すように、外周ケーシ
ング7に枢着した閉止板17の先端外方に、ろ過室8の
内部に向って削り出し装置20が対設してある。この削
り出し装置20は、正逆転可能な駆動機21に連動連結
した送りネジ22と、送りネジ22に後端部を螺合した
掻取り刃23とから構成してあり、フレーム14に取付
けた架台24に駆動機21と、軸受25で軸支した送り
ネジ22が支架されており、駆動機21と送りネジ22
の端部に嵌着したスプロケット26が連動連結してあ
る。また、掻取り刃23が送りネジ22と平行に設けて
あり、掻取り刃23の後端部のメネジ23aが送りネジ
22に螺合してある。減速駆動させた駆動機21を正逆
転させて送りネジ22を回転させ、掻取り刃23を前進
あるいは後退させるようにしてある。
【0013】そして、開閉装置16のエアーシリンダー
18と削り出し装置20の駆動機21が公知の制御回路
で連動させてあり、エアーシリンダー18を作動して閉
止板17を回動させて取出口10を開放した後、駆動機
21を作動して、掻取り刃23を前進させ掻取り刃23
を微速前進させながらろ過室8に進出させて、ろ過室8
とともに回転しているケーキを徐々に削り取り、取出口
10からケーキを削り出すようにしてある。なお、削り
出し装置20の制御は、ケーキの削り取り部の回転速度
に応じて任意に制御できるものであり、ろ材面に適正圧
力で掻取り刃23を押付けることによりケーキの回収効
果が向上するものである。なお、削り出し装置20は、
図4に示すように、駆動機21の代りにエアーシリンダ
ー27を使用して、そのロッド27aを掻取り刃23に
直接連結すれば、部品点数が少なくて済むものである。
【0014】そして、図5に示すように、上記の削り出
し装置20の代りに、後端に回転駆動機28aを直接連
結したドリル、スクリュー等の回転刃物29の先端をろ
過室8の取出口10に対設し、駆動機21aに連動連結
した送りネジ22aに回転駆動機28aの一端を螺着し
て、回転刃物29をろ過室8内に前進させて、回転して
いる回転刃物29の先端でケーキを削り取ってもよいも
のである。また、図6に示すように、上記の削り出し装
置20の代りに、回転駆動機28bでエンドレス状に周
回させるチエーンソー等の周回刃物30の一端をろ過室
8の取出口10に対設し、この回転駆動機28bの一端
を駆動機21bに連動連結した送りネジ22bに螺着し
て、周回刃物30をろ過室8内に前進させながら周回さ
せて、ろ過室内のケーキを掻き取ってもよいものであ
る。なお、符号24a、24bは駆動機21a、21b
と送りネジ22a、22bの支持用の架台である。な
お、図7に示すように、ろ過室8の取出口10の下方に
ホッパー31を設け、このホッパー31の底部とブロワ
ーや真空ポンプ等の吸引装置32を配設した貯留タンク
33を連通させれば、ろ過室8から破砕して排出したケ
ーキを任意の場所に空気移送が可能となるものである。
【0015】図8はろ過室の洗浄装置の要部縦断側面図
であって、外周ケーシング7の上部に設けた開口7aに
ガイド管34が嵌着してあり、このガイド管34に案内
されて進退自在な洗浄装置35が対設してある。図9に
示すように、洗浄装置35は、先端部にOリング36と
周部に多数の洗浄ノズル37…を配設した洗浄管38
が、その先端部のOリング36をガイド管34に嵌挿し
てろ過室8をシールしている。この洗浄管38の後端部
に洗浄水の供給管39が連結してあり、洗浄ノズル37
に洗浄水を供給するようにしてある。なお、この発明の
実施例ではシール部材としてOリング36を使用してい
るが、パッキン、メタルタッチ、あるいは樹脂でもよい
ものである。また、洗浄管38はその後端がエアーシリ
ンダー40のロッド40aにジョイント41を介して垂
下してあり、このエアーシリンダー40が外周ケーシン
グ7の上部に立設したサポート杆42に支架されてい
る。そして、ろ過室8のケーキ排出後、必要に応じて、
エアーシリンダー40のロッド40aを伸張させ、洗浄
管38をろ過室8内に前進させ、ろ過板1を回転させな
がら洗浄ノズル37から高圧水を噴射してろ過室8の内
側からろ過板1を洗浄し、ろ過板1に付着している残滓
を洗い流し、微細孔に加圧水を噴射するようにしてあ
る。なお、符号43はシール部材、符号44はOリング
36の固定用の皿ビスである。
【0016】なお、図8に示す洗浄装置35を廃止し
て、図10及び図11に示すように、掻取り刃23のケ
ーキ掻取り方向の背面を台形状に形成し、その傾斜部に
多数の噴射ノズル45…を配設して、ケーキ排出後に噴
射ノズル51から高圧水をろ過板1に噴射する構造とす
れば、洗浄装置が簡単となるものである。また、図8に
示すように、ろ液室12の側板11にろ材洗浄管45が
止着してあり、ろ材洗浄管46の先端に設けた洗浄ノズ
ル47から洗浄水を噴射して、ろ過室8の外側からろ過
板1の微細孔の目詰まり物をろ過室8内へ洗い流すよう
にしてあり、ろ過板1の両面洗浄が行なえるようにして
ある。ケーキ中に有効成分または不用な成分が含有され
る対象原液にあっては、図1に示すように、一方のろ液
室12に連結したろ液管15に切替自在に洗浄水管48
と圧縮空気管49が連結してあり、一方のろ液室12か
らろ過室8の生成したケーキに洗浄水を供給し、他方の
ろ液室12に排出し、ろ液室12の洗浄水の排液管50
から抜出すようにしてもよいものである。そして、ケー
キ洗浄を行なったケーキに圧縮空気を吹込めば、水分が
排出させるものである。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るフイルタープレスは、ろ過室に生成したケーキの
削り出し装置とろ過板の洗浄装置をろ過室外に設置した
ので、ろ過中のろ過室内に邪魔となる部材がなく、ろ過
面積とろ過容積を有効に使用できるものである。即ち、
従来のろ過室の内部に規制板を設けたフイルタープレス
にあっては、ろ過板とともにケーキを回転させるための
駆動トルクが非常に大きくなりケーキの排出時に、ケー
キの詰りなどが発生し、その部分に過大な負荷が生じる
恐れがあった。しかも、ケーキの一部が規制板に付着し
てろ室内に残留し、歩留まりが悪い状態であったもので
あるが、この発明にあっては、開閉装置と削り出し装置
を連動させて、削り出し装置を微速前進させて、ろ過室
に生成したケーキを回転させながら削り取るので、ケー
キ排出部の負荷が小さくなり、ろ過室内のケーキも完全
に排出されて歩留まりも良好となるものである。しか
も、駆動トルクと構造部材の強度も小さくできるもので
ある。
【0018】上記の削り出し装置は回転刃物あるいは周
回刃物としても、円筒状のろ過室の厚みが均一であり、
ろ過室内のケーキを残すことなく排出できる。そして、
ろ過室の取出口の下方にホッパーを設け、このホッパー
を吸引装置に連通させれば、ろ過室から排出したケーキ
を任意の場所に空気輸送が可能となるものである。ろ過
室外に洗浄装置を対設し、洗浄装置の先端部でろ過室を
シールして、ケーキの排出後に洗浄装置をろ過室内に前
進させ、ろ過板を回転させながらろ過室を洗浄するの
で、ろ過室での固液分離とケーキ排出等の邪魔となるこ
とが無く、ろ過圧力に対するシール機構も有するもので
ある。
【0019】ろ過性の良い原液では、掻取り装置の掻取
り刃に洗浄ノズルを配設すれば、上記の洗浄装置が不用
となり、洗浄装置の間素化が行なえるものである。ま
た、ろ液室にもろ材洗浄管を配設したので、ろ過板の外
周面からも洗浄できるので、ろ過板の両面洗浄によりろ
材面の再生が容易となるものである。そして、一方のろ
液室から洗浄水と圧縮空気を供給し、ろ過室に生成した
ケーキを洗浄して、他方のろ液室に排出すれば、ろ過室
が円形で厚さが一定であり、ケーキ洗浄が均一に行なえ
るものである。ケーキに含有する有効成分、或いは不用
な成分を分離して、ケーキの洗浄効果も良好となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いるフイルタープレスの概略縦断
側面図である。
【図2】この発明に係るフイルタープレスの縦断側面図
である。
【図3】この発明に係るろ過室への原液供給装置の他の
実施例を示す要部縦断面図である。
【図4】同じく、掻取り装置の駆動機の他の実施例を示
す側面図である。
【図5】同じく、掻取り装置の他の実施例を示す側面図
である。
【図6】同じく、掻取り装置の他の実施例を示す側面図
である。
【図7】同じく、排出したケーキの空気輸送装置の概略
側面図である。
【図8】同じく、ろ過室の洗浄装置の要部縦断側面図で
ある。
【図9】同じく、洗浄装置に用いる洗浄管の要部縦断側
面図である。
【図10】同じく、掻取り刃に噴射ノズルを配設した洗
浄装置の他の実施例の側面図である。
【図11】図10に示す、噴射ノズルを配設した掻取り
刃の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ろ過板 2 ボス 2a 供給口 3 駆動シャフト 3a 原液供給路 7 外周ケーシング 7a 開口 8 ろ過室 9 供給口 10 取出口 11 側板 15 ろ液管 16 開閉装置 17 閉止板 18 エアーシリンダー 19 リンク杆 20 削り出し装置 21 駆動機 22 送りネジ 27 エアーシリンダー 29 回転刃物 30 周回刃物 31 ホッパー 32 吸引装置 35 洗浄装置 37 洗浄ノズル 38 洗浄管 40 エアーシリンダー 43 シール部材 45 洗浄ノズル 46 ろ材洗浄管 48 洗浄水管 49 圧縮空気管 50 排液管 51 噴射ノズル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の微細孔を有するろ過板(1)を駆
    動シャフト(3)に止着して回転自在に配設し、このろ
    過板(1)とその外周部に外環摺接させる外周ケーシン
    グ(7)とでろ過室(8)を形成し、ろ過室(8)に原
    液の供給口(9)と、ケーキの取出口(10)を開設し
    たろ過装置において、上記ケーキの取出口(10)を外
    周ケーシング(7)に開設し、この取出口(10)に開
    閉装置(16)と、取出口(10)の外方にろ過室
    (8)の内部に向って前進自在な削り出し装置(20)
    を対設させると共に、開閉装置(16)と削り出し装置
    (20)の作動装置(18、21)を連動させて、取出
    口(10)の開閉装置(16)を開放し、削り出し装置
    (20)を微速前進させながらろ過室(8)に生成した
    ケーキを削り出すことを特徴とするフイルタープレス。
  2. 【請求項2】 上記原液の供給口が、外周ケーシング
    (7)に開口した供給口(9)であることを特徴とする
    請求項1記載のフイルタープレス。
  3. 【請求項3】 上記原液の供給口が、ろ過板(1)の内
    周部に設けたボス(2)に開口した供給口(2a)であ
    り、この供給口(2a)が駆動シャフト(3)に穿設し
    た原液供給路(3a)に連通してあることを特徴とする
    請求項1記載のフイルタープレス。
  4. 【請求項4】 上記ケーキの取出口(9)の開閉装置
    (16)が、外周ケーシング(7)に一端を枢着した閉
    止板(17)と、揺動自在に配設したエアーシリンダー
    (18)と、この閉止板(17)とエアーシリンダー
    (18)を連結したリンク杆(19)とからなり、エア
    ーシリンダー(18)で閉止板(17)を回動させて、
    ろ過室(8)の取出口(10)を開閉することを特徴と
    する請求項1乃至3の何れか1項に記載のフイルタープ
    レス。
  5. 【請求項5】 上記削り出し装置(20)が、駆動機
    (21)に連動連結した送りネジ(22)と、送りネジ
    (22)に一端を螺合した掻取り刃(23)とからな
    り、駆動機(21)を正逆転させて、掻取り刃(23)
    をろ過室(8)に前進あるいは後退させることを特徴と
    する請求項1乃至4の何れか1項に記載のフイルタープ
    レス。
  6. 【請求項6】 上記掻取り刃(23)の駆動機がエアー
    シリンダー(27)であることを特徴とする請求項5に
    記載のフイルタープレス。
  7. 【請求項7】 上記削り出し装置が回転刃物(29)か
    らなることを特徴とする請求項1記載のフイルタープレ
    ス。
  8. 【請求項8】 上記削り出し装置が周回刃物(30)か
    らなることを特徴とする請求項1記載のフイルタープレ
    ス。
  9. 【請求項9】 上記ろ過室(8)の取出口(10)の下
    方にホッパー(31)を設け、ホッパー(31)を吸引
    装置(32)に連通させたことを特徴とする請求項1乃
    至8の何れか1項に記載のフイルタープレス。
  10. 【請求項10】 上記ろ過室(8)の外周ケーシング
    (7)に開口(7a)を設け、この開口(7a)に進退
    自在な洗浄装置(35)を対設し、洗浄装置(35)の
    先端部を外周ケーシング(7)の開口(7a)に嵌挿し
    てろ過室(8)をシールすると共に、洗浄装置(35)
    をろ過室(8)内に前進させてろ過板(1)を洗浄する
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の
    フイルタープレス。
  11. 【請求項11】 上記洗浄装置(35)が、先端部にシ
    ール部材(43)と周部に多数の洗浄ノズル(37…)
    を配設した洗浄管(38)と、この洗浄管(38)の後
    端に連結したエアーシリンダー(40)とからなり、エ
    アーシリンダー(40)を作動して、洗浄管(38)を
    ろ過室(8)内に前進あるいは後退させることを特徴と
    する請求項10記載のフイルタープレス。
  12. 【請求項12】 上記洗浄装置(35)を廃止して、削
    り出し装置(20)の掻取り刃(23)に噴射ノズル
    (51)を配設したことを特徴とする請求項5記載のフ
    イルタープレス。
  13. 【請求項13】 上記ろ過板(1)に摺接する外周ケー
    シング(7)の外周端を側板(11、11)に連結し
    て、ろ過室(8)の前後にろ液室(12)を形成し、こ
    のろ液室(12)にろ材洗浄管(46)を配設してろ過
    板(1)の外周面を洗浄することを特徴とする請求項1
    乃至12の何れか1項に記載のフイルタープレス。
  14. 【請求項14】 上記一方のろ液室(12)に連結した
    ろ液管(15)に切替自在に洗浄水管(48)と圧縮空
    気管(49)を連結し、他方のろ液室(12)に洗浄水
    の排液管(50)を設けて、ケーキ洗浄を行なうことを
    特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のフイ
    ルタープレス。
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