JP2002210034A - スプリンクラーヘッドの保護キャップ - Google Patents

スプリンクラーヘッドの保護キャップ

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JP2002210034A
JP2002210034A JP2001007098A JP2001007098A JP2002210034A JP 2002210034 A JP2002210034 A JP 2002210034A JP 2001007098 A JP2001007098 A JP 2001007098A JP 2001007098 A JP2001007098 A JP 2001007098A JP 2002210034 A JP2002210034 A JP 2002210034A
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JP
Japan
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sprinkler head
protective cap
engaging portion
drain hole
paint
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Pending
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JP2001007098A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kikuchi
哲郎 菊池
Mitsuaki Kikuchi
光明 菊池
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Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリンクラーヘッドの輸送時および施工時
に、スプリンクラーヘッドを覆い外的衝撃から保護する
ための保護キャップにおいて、天井を塗装する際にスプ
リンクラーヘッドの表面に塗料が付着しない構成とした
保護キャップの提供。 【解決手段】 有底筒状でスプリンクラーヘッドに着脱
可能であるスプリンクラーヘッドの保護キャップにおい
て、消火液の水抜き穴を外方に向かって下り傾斜となる
ように保護キャップの側面に穿設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラーヘ
ッドの輸送時および施工時に、スプリンクラーヘッドを
外的衝撃から保護するための保護キャップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の保護キャップとしては、例えば実
開昭60−63366号公報に記載されたものがあり、
これを図5に示す。該保護キャップ1は、有底筒状とな
っており、その外周部には天井面からの露出状態を容易
に判断できるレベル表示部2が形成され、また外底面の
中央には天井面のスプリンクラーヘッド挿入穴の位置を
決定するための鋭利な突起3が形成されている。
【0003】底面に穿説された穴4は、施工後に配管内
へ消火液を導入した際、スプリンクラーヘッドが万一漏
水した時に消火液を外部に抜く為の穴である。また外周
下部には引下げ治具Jが係合できる係合部を設置してあ
る。該係合部は保護キャップ1の外周下部に刻設された
段部5である。
【0004】次に上記の保護キャップ1の取外しについ
て説明する。保護キャップ1は天井内の図示しない配管
と螺合したスプリンクラーヘッドSに被着されている
が、この保護キャップ1を取外すには、上部が保護キャ
ップ1の段部5の外周と略同一間隔となった一対の狭持
片を有しており、側面がコ時型となっていて、その下部
に長尺棒が設置された引下げ治具Jを用いて行う。
【0005】該治具Jは一対の狭持片の間に保護キャッ
プ1の段部5の外周を挟み込み、該段部5に狭持片を係
合させてから治具Jを下方に引いて保護キャップを取外
すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保護キャップは、底面に穴が穿設されていることから、
スプリンクラーヘッドを設置した後、天井面を塗装する
際に吹付け塗装を行うと、該穴から塗料が入り込みスプ
リンクラーヘッドの表面に塗料が付着してしまう。
【0007】スプリンクラーヘッドの表面に塗料が付着
すると外観上の美観を損ねるばかりでなく、スプリンク
ラーヘッドの熱伝導部である集熱板に塗料が付着した場
合には熱伝導性が低下し、火災時にスプリンクラーヘッ
ドの作動が遅れて効率よい初期消火ができなくなり余計
な延焼を招くおそれがある。
【0008】そこで本発明では、スプリンクラーヘッド
の保護キャップにおいて、天井を塗装する際にスプリン
クラーヘッドの表面に塗料が付着しない構成とした保護
キャップの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、スプリンクラーヘッドを
覆い外的衝撃から保護し、有底筒状でスプリンクラーヘ
ッドに着脱可能であり、施工後にはスプリンクラーヘッ
ドから取外されるスプリンクラーヘッドの保護キャップ
において、消火液の水抜き穴を保護キャップの側面に穿
設したものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、側面に穿設された水抜き穴は外方に
向かって下り傾斜となっているものである。これにより
保護キャップ内に溜まっている消火液を保護キャップ外
部に流出しやすくしている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成において、保護キャップをスプリンクラーヘッ
ドから取外す際の係合部が保護キャップの下部に形成さ
れており、前記水抜き穴は係合部の外周側面あるいは係
合部より上方の外周側面に穿設されているものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成において係合部は、保護キャップ外周に刻設さ
れた溝部あるいは、保護キャップ外周に突設された段部
としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図1、図2を参照して説明する。図1は本発明の第1実
施形態の保護キャップをスプリンクラーヘッドに被着し
た状態の断面図。図2は第1実施形態の外観図を表す。
尚、前述の従来の保護キャップと構成が同じ部分につい
ては、同符号を付して詳細な説明は省略する。
【0014】第1実施形態の構成について説明する。第
1実施形態の保護キャップ1は、有底円筒状であり、外
周部には従来例と同様にレベル表示部2が設けてある。
また外底面の中央には突起3が形成されている。
【0015】上部には、スプリンクラーヘッドSと係合
するための舌状体10が複数立設されており、舌状体1
0の内側には、突起11が形成され、該突起11がスプ
リンクラーヘッドSの鍔部S1に刻設された溝S2と嵌
合するものである。
【0016】外周部の下部には引下げ治具が係合できる
係合部5が形成され、該係合部5は保護キャップ1の外
周部の下部が、上部より小径な段部51となっており、
下端底面には鍔部52が形成されている。
【0017】段部51の外周側面には水抜き穴4が単数
または複数穿設されている。該水抜き穴4は外方に向か
って下り傾斜になるよう形成されている。水抜き穴4の
断面形状は、図2では略半円形状となっているが、円形
や矩形、三角形等如何なる形状でもよい。
【0018】鍔部52は、引下げ治具を係合する部分で
あるが、水抜き穴4の下方に鍔部52が設置されている
ことで、天井面を塗装する際に保護キャップ1の下方か
らスプレーガン等によって塗料が吹付けられても、飛散
された塗料が鍔部52により遮断され、水抜き穴4の内
に塗料が浸入してくるのを防ぐ作用がある。
【0019】次に本発明の第2実施形態について図3を
参照して説明する。図3は第2実施形態の断面図であ
り、第2実施形態の第1実施形態との相違点は、係合部
5の形状を段部53にしたことである。これにより、保
護キャップ1の形状が単純化される効果がある。水抜き
穴4の位置については、段部53より上部に穿設されて
おり、段部53が第1実施形態の鍔部52と同じ作用を
するものである。
【0020】また、第1および第2実施形態では係合部
に水抜き穴が穿設されていたが、図4に示すように、係
合部である段部53の上方に水抜き穴4を設けると、ス
プリンクラーヘッドの斜め下方から塗料が吹き付けられ
た場合においても、段部53が塗料を遮断して水抜き穴
4から保護キャップ内部に塗料が浸入するのを防止でき
る。
【0021】上記の第1実施形態および第2実施形態の
保護キャップをスプリンクラーヘッドから取外す際の手
順は、従来の保護キャップと同様であるので、ここでの
説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば保
護キャップの側面に水抜き穴を穿設したこと、および水
抜き穴の下方に鍔部や段部のような張出し部分を設けた
ことで、天井を塗装する際に水抜き穴から保護キャップ
内に塗料が浸入してくるのを遮断したことにより、スプ
リンクラーヘッドの表面に塗料が付着しない保護キャッ
プの提供が可能となり、さらに水抜き穴に外方に向かっ
て下り傾斜をつけたことでスプリンクラーヘッドが漏水
した場合には効果的に消火液を外部に排出することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の保護キャップをスプリンクラー
ヘッドに被着した状態の断面図
【図2】第1実施形態の外観図
【図3】第2実施形態の断面図
【図4】第2実施形態の他の実施形態の断面図
【図5】従来の保護キャップの斜視図
【符号の説明】
1 保護キャップ 2 レベル表示部 3 突起 4 水抜き穴 5 係合部 J 引下げ治具 S スプリンクラーヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラーヘッドを覆い外的衝撃か
    ら保護し、有底筒状でスプリンクラーヘッドに着脱可能
    であり、施工後にはスプリンクラーヘッドから取外され
    るスプリンクラーヘッドの保護キャップにおいて、消火
    液の水抜き穴を保護キャップの側面に穿設したことを特
    徴とするスプリンクラーヘッドの保護キャップ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の保護キャップにおいて、
    側面に穿設された水抜き穴は外方に向かって下り傾斜と
    なっていることを特徴とするスプリンクラーヘッドの保
    護キャップ。
  3. 【請求項3】 前記請求項1の保護キャップにおいて、
    保護キャップをスプリンクラーヘッドから取外す際の係
    合部が保護キャップの下部に形成されており、前記水抜
    き穴は係合部の外周側面あるいは係合部より上方の外周
    側面に穿設されていることを特徴とするスプリンクラー
    ヘッドの保護キャップ。
  4. 【請求項4】 前記請求項1の係合部は、保護キャップ
    外周に刻設された溝部あるいは、保護キャップ外周に突
    設された段部であることを特徴とするスプリンクラーヘ
    ッドの保護キャップ。
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