JP2002208667A - 回路基板とその製造方法 - Google Patents

回路基板とその製造方法

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JP2002208667A
JP2002208667A JP2001003312A JP2001003312A JP2002208667A JP 2002208667 A JP2002208667 A JP 2002208667A JP 2001003312 A JP2001003312 A JP 2001003312A JP 2001003312 A JP2001003312 A JP 2001003312A JP 2002208667 A JP2002208667 A JP 2002208667A
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JP
Japan
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sheet
lead frame
circuit board
punching
film
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JP2001003312A
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English (en)
Inventor
Masaki Suzumura
政毅 鈴村
Kazuo Okada
一生 岡田
Koichi Hirano
浩一 平野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP07007228A priority patent/EP1798767A3/en
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はリードフレームを用いた回路基板に
おいてリードフレームと放熱板の短絡を防止するもので
ある。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
はリードフレーム3の打抜き方向を放熱板5とは反対方
向にしたものであり、この様にすると打抜きによりバリ
が生じてもそれがシート1を貫通して放熱板5に短絡す
ることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放熱性を向上させた
回路基板とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高性能化、小型化の要
求に伴い、半導体の高密度、高機能化が要請されてい
る。これによりそれらを実装するため回路基板もまた小
型高密度なものが望まれ、その結果、高密度実装された
パワー半導体等の発熱をいかに放熱するかが重要な課題
となっている。
【0003】従来この様な放熱性を改良する技術とし
て、リードフレームにシートを介して放熱板を一体化し
たものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リードフレームは回路
的に不要な部分を板体から打抜いて回路パターンを形成
する。
【0005】しかしながらこの打抜きによる方向が放熱
板側であると、打抜きにより生じたバリがシートを貫通
して放熱板側に接近することとなり、短絡を生じさせて
しまうおそれがある。
【0006】そこで本発明はリードフレームと放熱板と
の短絡を防止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明はリードフレームの打抜き方向を放熱板
とは反対方向にしたものであり、この様にすると打抜き
によりバリが生じてもそれがシートを貫通して放熱板に
短絡することがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0009】(実施の形態1)図1において1はシート
で、離型性フィルム2上に造膜されている。その形成方
法は、少なくとも無機質フィラーと熱硬化樹脂組成物と
溶剤からなる混合物スラリーを準備し、前記離型性フィ
ルム2上に造膜により形成される。造膜の方法は、既存
のドクターブレード法やコーター法さらには押し出し成
形法が利用できる。そして、前記造膜されたスラリーの
溶剤のみを乾燥することで可撓性を有するシート1を得
ることができる。
【0010】また同様に、少なくとも無機質フィラーと
室温で固形の熱硬化樹脂と室温で液状の熱硬化樹脂組成
物および溶剤の混合物スラリーを準備し、前記と同様に
離型性フィルム2上に造膜し、前記溶剤を乾燥すること
でも可撓性を有するシート1を得ることができる。
【0011】前記熱硬化樹脂としては、例えばエポキシ
樹脂、フェノール樹脂及びシアネート樹脂を挙げること
ができる。また前記無機質フィラーとしては、Al
23、MgO、BN、AlNを挙げることができる。溶
剤としては、エチルカルビトール、ブチルカルビトー
ル、ブチルカルビトールアセテートを挙げることができ
る。
【0012】また前記室温で液状の熱硬化樹脂として
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂、および液状フェ
ノール樹脂を挙げることができる。
【0013】さらに前記溶剤としては、メチルエチルケ
トン、イソプロパノール、トルエンを挙げることができ
る。また必要であれば、シート1の組成物にさらにカッ
プリング剤、分散剤、着色剤、離型剤を添加することも
可能である。
【0014】また、上記したように溶剤を添加すること
や室温で液状の熱硬化樹脂を添加し、溶剤を乾燥するこ
とで、適度な粘度(102〜105Pa・s)の半硬化
又は部分硬化状態のシート1が得られる。102Pa・
sより低い粘度では、シート状物の粘着性が強すぎ離型
性フィルム2から剥がせないばかりでなく、加工後の変
形量が大きいので作業性が悪い。また、105Pa・s
より高い粘度では、可撓性がなく室温での加工が困難と
なる。望ましくは103〜104Pa・sの範囲の粘度
が作業性、加工性の面で最適である。
【0015】このシート1を硬化させた熱伝導基板は、
無機質フィラーを大量に充填することができるので、熱
膨脹係数を銅板製のリードフレームとほぼ同様にするこ
とができるだけでなく、放熱性に優れたものとなる。
【0016】図2〜図4は前記シート1を用いて作製さ
れる回路基板の製造工程を示す図である。図2におい
て、1は前記のようにして作製されたシートで、3は配
線を形成するリードフレームであり、シート1の一面側
にリードフレーム3を重ねた後、このシート1の熱硬化
温度より低い50〜120℃で加圧成形することによっ
てリードフレーム3とシート1が一体化されている。
【0017】リードフレーム3は、銅板を所望の形状に
金型により打抜いて得る。
【0018】このリードフレーム3の中央部分には回路
部品を実装する島状の複数の回路パターン3a、周辺部
には外枠部分3b、その間には端子部分3cが形成され
ており、回路パターン3aには図3の第1の金型4の複
数の位置決ピン4aにそれぞれ対応した複数の孔3dが
設けられている。
【0019】なお、加工されたリードフレーム3の表面
(図2で見えている面)の回路パターン3aのランド3
A部分と端子部分3c、外枠部分3b、および裏面全面
はニッケルメッキやハンダメッキにより処理され、銅の
酸化を防止している。
【0020】またこのリードフレーム3のシート1が一
体成形化される面は接着強度をより強度にするためにサ
ンドブラスト処理等によって表面粗度を高めてシート1
が加熱溶融時に物理吸着し易くしている。
【0021】次に図3は、リードフレーム3と前記シー
ト1を50〜120℃の範囲で、重ね合せて加圧成形し
た後に120〜200℃の温度で加熱加圧成形しシート
1中の熱硬化樹脂を硬化させる時の状態を示したもので
あり、位置決ピン4aを孔3dに挿入後シート1を接合
するようにしている。なお、この時の加圧、加熱により
シート1とリードフレーム3が一体化されるだけでな
く、リードフレーム3の回路パターン3a間にもシート
1を構成する樹脂が流動一体化している。
【0022】次に図4は、リードフレーム3と前記シー
ト1を50〜120℃の範囲で、重ね合せて加圧成形し
た後に、シート1の他面側に放熱板5を当接させる時の
状態を示し、120〜200℃の温度で加熱加圧成形し
シート1中の熱硬化樹脂を硬化させ、放熱板5も一体化
する。
【0023】この時、第2の金型6の位置決ピン6aは
孔3dに挿入するが、その径は位置決ピン4aよりも細
くしている。その理由はこの位置決ピン6aの孔3dへ
の挿入時には、すでにシート1が一体化されているもの
への挿入であり、非常に困難であること、およびすでに
シート1が一体化されており、リードフレーム3の回路
パターン3aがずれることがないことによる。
【0024】次に図5は半田により電子部品7の実装
後、リードフレーム3の必要部分を残してカットし、さ
らに取り出し電極とするためリードフレーム3の端子部
分3cを垂直に曲げ加工したものである。これにより電
子機器が完成される。その後ケースへの組み込みや絶縁
樹脂の充填などの工程があるが、ここでは本質ではない
ので省略している。
【0025】なお図6に示すごとく放熱板5の一体化時
の第2の金型6には、リードフレーム3の孔3dに挿入
する図4の位置決ピン6aを設けないものを利用しても
良い。
【0026】次にリードフレーム3についてさらに説明
する。
【0027】図2に示す銅板製のリードフレーム3の回
路パターン3aのランド3A外周においては銅板表面に
レジスト膜3Bを直接密着させ、ランド3A表面には銅
板表面に直接メッキ膜を密着させた。
【0028】この様にするとレジスト膜3B下にはメッ
キ膜が存在しないことによりランド3A部のメッキ膜が
溶融してもランド3A外方へと移動することがなく、こ
の結果として図5に示すランド3A部への電子部品7の
実装不良等が生じなくなる。
【0029】つまりランド3A部のメッキ膜をハンダメ
ッキとして電子部品7を実装しようとするものにおいて
メッキ膜が流動せずにランド3A部に存在することはそ
の実装不良防止に大いに役立つものである。
【0030】またこのリードフレーム3は上述のごとく
銅板を打抜いて形成したものであるが、その打抜き方向
を図5の放熱板とは反対方向にしたので、打抜きにより
リードフレーム3にバリが生じてもそれがシート1を貫
通して放熱板5に短絡することがなくなる。
【0031】さらにこのようなリードフレーム3の形成
には、図示していないが銅板の一面側に粘着フィルムを
固定し、その状態で粘着フィルムとともに銅板を打抜く
ことにより前記回路パターン3a等を形成する。
【0032】また図7に示すごとく回路パターン3aの
内浮島状のものは、このリードフレーム3の前記粘着フ
ィルムとは反対側にシート1を接着後図8のごとく金具
8により連結部分Aをシート1側から粘着フィルム側へ
と図9のごとく打抜いて形成する。
【0033】なお図7〜図9の9は打抜き溝である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明はリードフレームの
打抜き方向を放熱板とは反対方向にしたものであり、こ
の様にすると打抜きによりバリが生じてもそれがシート
を貫通して放熱板に短絡することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシートの構成を示す断面
【図2】本発明の一実施形態によるシートを用いて作製
される回路基板の平面図
【図3】同要部断面図
【図4】同要部断面図
【図5】図2により作製される回路基板の正面図
【図6】本発明の他の実施形態の要部断面図
【図7】リードフレームの要部平面図
【図8】同平面図
【図9】同平面図
【符号の説明】
1 シート 2 離型性フィルム 3 リードフレーム 3a 回路パターン 3c 端子 3A ランド 3B レジスト膜
フロントページの続き (72)発明者 平野 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F067 AA03 AA09 BA10 CA01 CB01 DB01 DB06 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートと、このシートの一面側に接合さ
    れたリードフレームと、前記シートの他面側に接合され
    た放熱板とを備え、前記リードフレームの回路パターン
    は板体を放熱板とは反対側に打抜いて形成されている回
    路基板。
  2. 【請求項2】 リードフレームの片面に粘着フィルムを
    固定し、その後回路的には不要となる部分を粘着フィル
    ム側に、この粘着フィルムと共に打抜いて回路パターン
    を形成し、次にリードフレームの粘着フィルムとは反対
    側に可撓性を有する状態のシートを固定し、その後シー
    トのリードフレームとは反対に放熱板を固定する回路基
    板の製造方法。
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