JP2002208218A - オフセット補正装置 - Google Patents

オフセット補正装置

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JP2002208218A
JP2002208218A JP2001004297A JP2001004297A JP2002208218A JP 2002208218 A JP2002208218 A JP 2002208218A JP 2001004297 A JP2001004297 A JP 2001004297A JP 2001004297 A JP2001004297 A JP 2001004297A JP 2002208218 A JP2002208218 A JP 2002208218A
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Hisashi Mitsui
宣志 三井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部回路側の構成を簡略化することができ、
より容易に、かつ応答性の高い、高精度なオフセット補
正を行うことができるとともに、外部回路を構成するL
SI等でのオフセット補正制御による処理負担を軽減す
ることができるオフセット補正装置を提供する。 【解決手段】 入力信号に対して、十分に低い周波数帯
域を有するLPF9を通過させて、入力信号中のDC成
分を抽出し、電圧電流変換回路10により、そのDC電
圧値に対応するDC電流値に変換し、この電流値を、逆
の極性をもつオフセット量としてオフセット補正対象の
アンプ14からなる出力部に流し込むことにより、ヘッ
ドアンプ1単体内でのフィードフォワード制御を可能と
し、その出力部におけるオフセット補正のための制御を
ヘッドアンプ1単体内で自己完結させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクまたは
光磁気ディスクなどの記録媒体から記録情報を再生する
際に、その再生信号のオフセットを補正するオフセット
補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のオフセット補正装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図11は従来のオフ
セット補正装置のブロック図である。図11において、
1は入力信号を後段へと伝達するためのヘッドアンプ、
2は入力信号に対して、各種信号処理を施すための信号
処理LSI、3は演算回路、19はオフセット補正回
路、4は増幅器、20はオフセット検出手段、21は記
録手段、22はオフセット補正制御手段、8は信号処理
手段である。
【0003】演算回路3は、外部入力端が接続され、出
力がオフセット補正回路19の入力端へと接続される。
オフセット補正回路19の出力は増幅器4の入力端へと
接続される。これらは、ヘッドアンプ1に内包されてい
る。増幅器4の出力はオフセット検出手段20および信
号処理手段8に接続されている。これらは、信号処理L
SI2に内包されている。なお、オフセット検出手段2
0は、記録手段21およびオフセット補正制御手段22
へと接続されている。
【0004】以上のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。入力端より入
力されるオフセットを含んだ信号は、ヘッドアンプ1内
において、演算回路3で各種の演算が行われ、その出力
としてVoというオフセットを持つ信号が信号処理手段
8へと出力される。この信号は、オフセット補正回路1
9にてオフセットが低減されるが、図12(b)のよう
に、Vo’というオフセットが残留する。
【0005】その後、増幅器4を通過し、信号処理LS
I2側へと出力されると同時に、オフセット検出手段2
0へと入力される。また、記録手段21には、所望され
る信号レベル、および残留オフセット量に見合った補正
量を導き出すための相関式が予め用意されている。
【0006】このオフセット検出手段20において、記
録手段21に保存されている所望の信号成分レベルVa
と入力信号との差分をとり、その差分を残留オフセット
量(Vo’−Va)として検出する。また、その残留オ
フセット量に見合う補正量を記録手段21内に保存され
る相関式より選定し、オフセット補正制御手段22へと
伝達する。
【0007】補正量を受取ったオフセット補正制御手段
22は、オフセット補正回路19を制御するための制御
信号を発生することによって、フィードバック制御を行
う。この信号により、オフセット補正回路19は、内部
で残留オフセット(Vo’−Va)を低減させる動作を
行うため、最終的には図12(c)の如く、所望の信号
レベルVaにて出力され、信号処理手段8へと入力され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成においては、信号処理LSI2側に、オ
フセット検出手段20およびオフセット補正制御手段2
2を設けるため、信号処理LSI2側の処理負担が大と
なる。
【0009】さらに、オフセット量を推測するため、予
め所望の信号レベル、および残留するオフセット量に対
して見合う補正量を保存しておくための記録手段21が
必要であり、かつ、フィードバック制御を行うため、所
望の信号レベルに達するまでに遅延が生じる。
【0010】さらに、補正量は予め記録手段21に内蔵
された範囲内に収まるものであり、想定外のオフセット
量が発生した場合には補正が不可能となる。本発明は、
上記従来の問題点を解決するもので、ヘッドアンプに接
続される外部回路内にオフセット補正のための制御回路
を不要として、その外部回路側の構成を簡略化すること
ができ、より容易に、かつ応答性の高い、高精度なオフ
セット補正を行うことができるとともに、外部回路を構
成するLSI等でのオフセット補正制御による処理負担
を軽減することができるオフセット補正装置を提供す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のオフセット補正装置は、入力信号が入力さ
れる外部入力端と、前記入力信号に対し各種演算を行う
演算回路と、前記演算回路の出力が入力端に接続された
増幅器と、前記演算回路より出力される信号の直流成分
を抽出する抽出回路と、前記抽出回路の出力信号と基準
電圧との電位差に対し極性の反転したオフセット量を発
生させるオフセット発生回路とを備え、前記演算回路の
出力端と前記オフセット発生回路の出力端とを前記増幅
器へ接続し、フィードフォワード制御を行うことによ
り、前記入力信号のもつオフセットを補正するよう構成
したことを特徴とする。
【0012】以上により、入力信号に対して、十分に低
い周波数帯域を有するLPFを通過させて、入力信号中
のDC成分を抽出し、そのDC電圧値に対応するDC電
流値に変換し、この電流値を、逆の極性をもつオフセッ
ト量としてオフセット補正対象の出力部に流し込むこと
により、ヘッドアンプ単体内でのフィードフォワード制
御を可能とし、その出力部におけるオフセット補正のた
めの制御をヘッドアンプ単体内で自己完結させることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のオフセ
ット補正装置は、入力信号が入力される外部入力端と、
前記入力信号に対し各種演算を行う演算回路と、前記演
算回路の出力が入力端に接続された増幅器と、前記演算
回路より出力される信号の直流成分を抽出する抽出回路
と、前記抽出回路の出力信号と基準電圧との電位差に対
し極性の反転したオフセット量を発生させるオフセット
発生回路とを備え、前記演算回路の出力端と前記オフセ
ット発生回路の出力端とを前記増幅器へ接続し、フィー
ドフォワード制御を行うことにより、前記入力信号のも
つオフセットを補正するよう構成する。
【0014】請求項2に記載のオフセット補正装置は、
請求項1記載の抽出回路として、信号成分に対し十分に
低い周波数帯域を有する低域通過フィルタを用い、演算
回路より出力される信号の直流成分を抽出するよう構成
する。
【0015】請求項3に記載のオフセット補正装置は、
請求項1記載の演算回路より出力される信号を、ピーク
ホールド回路およびボトムホールド回路を通過させ、信
号成分のピーク値とボトム値を抽出し、2つの電圧値の
中点をオフセット発生回路に入力するよう構成する。
【0016】請求項4に記載のオフセット補正装置は、
請求項1記載のオフセット発生回路にて、抽出回路より
出力される直流電圧と比較される基準電圧を可変とし、
所望の信号レベルを自由に設定可能に構成する。
【0017】請求項5に記載のオフセット補正装置は、
請求項1記載のオフセット補正装置であって、光ディス
クおよび光磁気ディスクに対して記録されたデータを再
生する光ディスク装置における光ピックアップより出力
される信号に含まれる迷光などのオフセット信号を、補
正するよう構成する。
【0018】これらの構成によると、入力信号に対し
て、十分に低い周波数帯域を有するLPFを通過させ
て、入力信号中のDC成分を抽出し、そのDC電圧値に
対応するDC電流値に変換し、この電流値を、逆の極性
をもつオフセット量としてオフセット補正対象の出力部
に流し込むことにより、ヘッドアンプ単体内でのフィー
ドフォワード制御を可能とし、その出力部におけるオフ
セット補正のための制御をヘッドアンプ単体内で自己完
結させる。
【0019】以下、本発明の一実施の形態を示すオフセ
ット補正装置について、図面を参照しながら具体的に説
明する。図1は本発明の実施の形態1のオフセット補正
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
はヘッドアンプ、2は信号処理LSI、3は演算回路、
4は増幅器、5は抽出回路、6はオフセット発生回路、
7は基準電圧、8は信号処理手段である。
【0020】本実施の形態のオフセット補正装置は、ヘ
ッドアンプ1内の入力端を有する演算回路3の出力と、
出力端を有する増幅器4の入力とを接続する。また、演
算回路3の出力端は、抽出回路5へと接続され、さらに
抽出回路5の出力、および基準電圧7がオフセット発生
回路6の入力へと接続される。オフセット発生回路6よ
り出力されるオフセット電圧が、増幅器4へ入力され
る。さらに、増幅器4の出力は、信号処理LSI2に内
蔵される信号処理手段8へと入力される。
【0021】以上のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。入力端よりオ
フセットを含んだ信号が入力されると、その入力信号に
対し演算回路3にて各種演算がなされ、図2(a)に示
される如く、所望の信号レベルより大きなオフセット量
Voをもつ信号成分が出力される。また、演算回路3の
出力を抽出回路5へ入力することにより、抽出回路5の
出力には、図2(b)に示されるようなVoという直流
電圧成分が出力される。
【0022】予め出力端における所望のレベルVaに対
して、出力時の増幅器4による増幅率を考慮した電圧
(Va/α)に設定された基準電圧7と、前記の直流電
圧成分をオフセット発生回路6にて差分をとる。この
時、電位差V1は、
【0023】
【数1】 として求められる。
【0024】この電位差V1に対して、図2(c)に示
されるように、V1の極性のみ反転させたオフセット
を、演算回路3より出力された信号成分に加えることに
より、信号の直流成分VDCは
【0025】
【数2】 となる。
【0026】この成分が、増幅器4へと入力され、最終
的に出力端に現れるオフセット量Vo2は、
【0027】
【数3】 として、所望の信号レベルVaとして出力され、外部の
信号処理LSI2に内蔵される信号処理手段8へと入力
される。以上のようなオフセット補正装置を得ることが
できる。
【0028】以下、本発明の実施の形態2のオフセット
補正装置について、図面を参照しながら説明する。図3
は本実施の形態2のオフセット補正装置の構成を示すブ
ロック図である。図3において、1はヘッドアンプ、2
は信号処理LSI、3は演算回路、7は基準電圧、8は
信号処理手段であって、図1の構成と同様のもとであ
る。図1の構成と異なる点は、図1における抽出回路5
として、入力される信号成分に対して十分に低い周波数
帯域を有する低域通過フィルタ9、オフセット発生回路
6として、低域通過フィルタ9の出力と、基準電圧7の
電位差とから、電流を生成する電圧電流変換回路10、
増幅器4として、抵抗11、12、13ならびにアンプ
14による反転増幅器を設けた点である。
【0029】以上のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。入力端より入
力されるオフセットを含んだ信号成分は、演算回路3に
て各種演算が行われた後、図4(a)に示されるような
Voというオフセットを有する信号として出力される。
この信号成分を低域通過フィルタ9に入力することによ
り、信号の直流成分のみが抽出され、図4(b)に示さ
れるような電圧Voが出力される。
【0030】このVoと、基準電圧7の電位Vaとの電
位差に対し、電圧電流変換回路10にて、固有の変換係
数βにより電流へと変換される。この時の電流値をIo
とすれば、
【0031】
【数4】 となる。このIoを、抵抗11と抵抗12の接続端に入
力することによって、出力端の電位が減少する。
【0032】この結果、電圧電流変換回路10の変換係
数βを設定することにより、反転増幅器にて増幅される
オフセット量を低減させることが可能となる。なお、以
上の説明では増幅器を反転増幅器で構成した例で説明し
たが、非反転増幅器についても、同様に実施可能であ
る。
【0033】以下、本発明の実施の形態3のオフセット
補正装置について、図面を参照しながら説明する。図5
は本実施の形態3のオフセット補正装置の構成を示すブ
ロック図である。図5において、1はヘッドアンプ、2
は信号処理LSI、3は演算回路、7は基準電圧、8は
信号処理手段、10は電圧電流変換回路、11、12、
13は抵抗、14はアンプである。以上は、図3の構成
と同様なものであり、図3の構成と異なるのは、直流成
分を抽出する抽出回路5として、低域通過フィルタ9の
代りに、ピークホールド回路15およびボトムホールド
回路16を設けた点である。
【0034】以上のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。図6(a)に
示されるように、演算回路3より振幅が(Vx−Vy)
である信号成分が出力されると、図6(b)に示される
ように、ピークホールド回路15にて、ピーク値Vxが
検出され、またボトムホールド回路16にて、ボトム値
Vyが検出される。
【0035】このピーク値Vxとボトム値Vyの中点
が、信号成分のオフセット量Voであるから、
【0036】
【数5】 として求まり、このVoと基準電圧7との電位差が電圧
電流変換回路10にて、電流へと変換され、抵抗11と
抵抗12の接続端へと入力されることにより、オフセッ
トが補正される。
【0037】本構成を用いることにより、入力信号のオ
フセット量を、より精度高く抽出することが可能であ
り、精度の高いオフセット補正装置を実現することが可
能である。
【0038】以下、本発明の実施の形態4のオフセット
補正装置について、図面を参照しながら説明する。図7
は本実施の形態4のオフセット補正装置の構成を示すブ
ロック図である。図7において、1はヘッドアンプ、2
は信号処理LSI、3は演算回路、4は増幅器、5は抽
出回路、6はオフセット発生回路、8は信号処理手段で
ある。以上は、図1の構成と同様なものであり、図1と
異なるのは、オフセット発生回路6に接続される基準電
圧として、自由に電圧を変化させることのできる可変基
準電圧17を設けた点である。
【0039】上記のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。演算回路3よ
り、図8(a)に示されるようなオフセットVoをもつ
信号成分が出力され、同時に抽出回路5により直流成分
のみが抽出される。このオフセット量Voと、可変基準
電圧17の電圧との電位差に対して、オフセット発生回
路6にてある変換係数βが乗算され、増幅器4へ入力さ
れ、オフセットの補正が行われる。
【0040】この時、可変基準電圧17の電圧を、V2
およびV3と変化させた場合、オフセット発生回路6よ
り出力される電流は、
【0041】
【数6】 と、変化する。このため、出力端における信号の直流レ
ベルは、図8(b)に示されるように、VaあるいはV
bと変化させることができる。
【0042】本構成を用いることにより、入力信号のオ
フセット成分によらず、自由に出力信号の直流レベルを
設定することが可能となるオフセット補正回路が得られ
る。なお、以上の説明では、抽出回路5を用いた場合を
説明したが、他にも実施の形態3に示される如く、ピー
クホールド回路、ボトムホールド回路を用いても同様で
ある。
【0043】以下、本発明の実施の形態5のオフセット
補正装置について、図面を参照しながら説明する。図9
は本実施の形態5のオフセット補正装置の構成を示すブ
ロック図である。図9において、1はヘッドアンプ、2
は信号処理LSI、3は演算回路、4は増幅器、5は抽
出回路、6はオフセット発生回路、7は基準電圧、8は
信号処理手段である。図1の構成と異なるのは、光ディ
スク上のデータを読込むための光ピックアップ18を設
けた点である。
【0044】以上のように構成されたオフセット補正装
置について、その動作を以下に説明する。光ディスク上
のデータの再生時においては、光ディスクに対して、レ
ーザーを照射し、表面にて反射された反射光を光ピック
アップ18上に存在するフォトディテクタにて、光信号
から電気信号へと変換される。この時、光ピックアップ
18より出力される信号成分には、例えば迷光などの様
々な要因によるオフセット成分が含まれている。このオ
フセット成分は、ディスクの種類、表面状態、光ピック
アップのバラツキなどにより、大きく変動する。このた
め、これらの変動が生じた状態においても安定して、信
号が読み出せることが重要となる。
【0045】光ピックアップ18より、オフセット量が
経時的に変動する信号成分が入力され、その信号プロフ
ァイルが図10(a)で示されるとする。この信号よ
り、抽出回路5によって図10(b)で表されるような
経時変化するオフセット電圧Vo(t)が得られる。こ
のオフセット電圧Vo(t)と、基準電圧7の電位Va
との差分{Vo(t)−Va}の逆の極性を有する、図
10(c)に示されるようなオフセットが、オフセット
発生回路6より出力される。
【0046】この結果、演算回路3の出力信号とオフセ
ット発生回路6の出力信号との演算により、増幅器4へ
は一定の信号レベルVaにて入力される。出力端には、
図10(d)に示されるように、直流レベルが経時的に
変動しない、安定した信号が出力される。
【0047】本構成を用いることにより、光ディスクの
データ再生において、各種バラツキによるオフセットの
変動に対しても影響されず、安定して信号の読込みが可
能となる光ディスク装置を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
に対して、十分に低い周波数帯域を有するLPFを通過
させて、入力信号中のDC成分を抽出し、そのDC電圧
値に対応するDC電流値に変換し、この電流値を、逆の
極性をもつオフセット量としてオフセット補正対象の出
力部に流し込むことにより、ヘッドアンプ単体内でのフ
ィードフォワード制御を可能とし、その出力部における
オフセット補正のための制御をヘッドアンプ単体内で自
己完結させることができる。
【0049】そのため、ヘッドアンプに接続される外部
回路内にオフセット補正のための制御回路を不要とし
て、その外部回路側の構成を簡略化することができ、よ
り容易に、かつ応答性の高い、高精度なオフセット補正
を行うことができるとともに、外部回路を構成するLS
I等でのオフセット補正制御による処理負担を軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のオフセット補正装置の
構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態1における各ノードでの信号プロ
ファイルの説明図
【図3】本発明の実施の形態2のオフセット補正装置の
構成を示すブロック図
【図4】同実施の形態2における各ノードでの信号プロ
ファイルの説明図
【図5】本発明の実施の形態3のオフセット補正装置の
構成を示すブロック図
【図6】同実施の形態3における各ノードでの信号プロ
ファイルの説明図
【図7】本発明の実施の形態4のオフセット補正装置の
構成を示すブロック図
【図8】同実施の形態4における各ノードでの信号プロ
ファイルの説明図
【図9】本発明の実施の形態5のオフセット補正装置の
構成を示すブロック図
【図10】同実施の形態5における各ノードでの信号プ
ロファイルの説明図
【図11】従来のオフセット補正装置の構成を示すブロ
ック図
【図12】同従来例における各ノードでの信号プロファ
イルの説明図
【符号の説明】
1 ヘッドアンプ 2 信号処理LSI 3 演算回路 4 増幅器 5 抽出回路 6 オフセット発生回路 7 基準電圧 8 信号処理手段 9 低域通過フィルタ 10 電圧電流変換回路 11 抵抗 12 抵抗 13 抵抗 14 アンプ 15 ピークホールド回路 16 ボトムホールド回路 17 可変基準電圧 18 光ピックアップ 19 オフセット補正回路 20 オフセット検出手段 21 記録手段 22 オフセット補正制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が入力される外部入力端と、前
    記入力信号に対し各種演算を行う演算回路と、前記演算
    回路の出力が入力端に接続された増幅器と、前記演算回
    路より出力される信号の直流成分を抽出する抽出回路
    と、前記抽出回路の出力信号と基準電圧との電位差に対
    し極性の反転したオフセット量を発生させるオフセット
    発生回路とを備え、前記演算回路の出力端と前記オフセ
    ット発生回路の出力端とを前記増幅器へ接続し、フィー
    ドフォワード制御を行うことにより、前記入力信号のも
    つオフセットを補正するよう構成したことを特徴とする
    オフセット補正装置。
  2. 【請求項2】 抽出回路として、信号成分に対し十分に
    低い周波数帯域を有する低域通過フィルタを用い、演算
    回路より出力される信号の直流成分を抽出するよう構成
    したことを特徴とする請求項1記載のオフセット補正装
    置。
  3. 【請求項3】 演算回路より出力される信号を、ピーク
    ホールド回路およびボトムホールド回路を通過させ、信
    号成分のピーク値とボトム値を抽出し、2つの電圧値の
    中点をオフセット発生回路に入力するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のオフセット補正装置。
  4. 【請求項4】 オフセット発生回路にて、抽出回路より
    出力される直流電圧と比較される基準電圧を可変とし、
    所望の信号レベルを自由に設定可能に構成したことを特
    徴とする請求項1記載のオフセット補正装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクおよび光磁気ディスクに対し
    て、記録されたデータを再生する光ディスク装置におけ
    る光ピックアップより出力される信号に含まれる迷光な
    どのオフセット信号を、補正するよう構成したことを特
    徴とする請求項1記載のオフセット補正装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072646A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Lapis Semiconductor Co Ltd 電圧出力装置及び電圧出力装置のオフセットキャンセル方法

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JP2014072646A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Lapis Semiconductor Co Ltd 電圧出力装置及び電圧出力装置のオフセットキャンセル方法

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