JP2002207505A - 物流制御装置、物流制御方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

物流制御装置、物流制御方法および半導体装置の製造方法

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JP2002207505A
JP2002207505A JP2001005461A JP2001005461A JP2002207505A JP 2002207505 A JP2002207505 A JP 2002207505A JP 2001005461 A JP2001005461 A JP 2001005461A JP 2001005461 A JP2001005461 A JP 2001005461A JP 2002207505 A JP2002207505 A JP 2002207505A
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Hiroyuki Takeuchi
寛幸 竹内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自工程と前工程との間の連携を行うことがで
き、物流制御のためのシステムの運用が簡便である物流
制御装置及び方法を提供し、当該物流制御装置を使用し
た半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 製造装置群別の基準仕掛回転量により、
当製造装置群に仕掛っている被処理品群の内、次工程が
基準仕掛回転量を下回っている製造装置群に流れる製品
の優先順位を上げて処理するように前工程に対して優先
処理要求を行うことができる。このため、工場内の全体
仕掛を抑制しても、各製造装置群には常に製品待ちが発
生しない状況を作ることができ、製造装置能力を最大限
に発揮させることが可能となるため、工期短縮および棚
卸資産の縮減を図ることができる。さらに、システム化
により省人化及び処理の高速化を図ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流制御装置、物
流制御方法および半導体装置の製造方法に関し、特にロ
ットの物流を制御する物流制御装置、物流制御方法およ
び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の加工処理工程によって製品
を製造する場合、ロットの物流は先入れ先出し方法また
は特急品割込み方法等を基本とした方法により制御され
ていた。これらの従来の制御方法は、自工程の処理優先
順位を決定または制御する方法であった。さらに、製造
する製品により異なる処理時間を予め登録しておく必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
方法は自工程の処理優先順位を決定または制御する方法
であったため、自工程と前工程との間の連携が困難であ
るという問題があった。さらに製造する製品により異な
る処理時間を予め登録しておく必要があったため、物流
制御のためのシステムの運用が複雑になるという問題が
あった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、自工程と前工程との間
の連携を行うことができ、物流制御のためのシステムの
運用が簡便である物流制御装置及び方法を提供すること
にある。
【0005】さらに本発明の目的は、本発明の物流制御
装置を使用した半導体製造装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の物流制御装置
は、被処理製品の識別子と、該被処理製品に対して処理
を行う製造装置の識別子とを工程毎に記録した工程フロ
ー記録部と、工程毎に製造装置について、製造装置が所
定の期間内に処理可能な被処理製品の量を示す処理能力
と、工程の仕掛量と処理能力との比を示す基準仕掛回転
量とを記録した基準仕掛回転量記録部と、ロット毎に、
該ロットのロット番号と、該ロットの被処理製品の識別
子と、該ロットが仕掛中の仕掛工程と、該仕掛工程に仕
掛中の最新の仕掛量とを記録した仕掛データ記録部と、
前記仕掛データ記録部から所定の仕掛工程に仕掛中のロ
ットについて該ロットの被処理製品の識別子を読み出
し、前記処理工程フロー記録部から該所定の仕掛工程に
おける該被処理製品の識別子に対応する製造装置の識別
子を読み出し、前記仕掛データ記録部から、該所定の仕
掛工程に仕掛中のロットであって該製造装置の識別子が
同一のロットにつき最新の仕掛量を加算し、前記基準仕
掛回転量記録部から該所定の仕掛工程における該製造装
置の識別子に対応する処理能力を読み出し、加算された
該最新の仕掛量を該処理能力で除して最新の仕掛回転量
を求める最新仕掛回転量計算手段と、前記基準仕掛回転
量記録部から該所定の仕掛工程における該製造装置の識
別子に対応する基準仕掛回転量を読み出し、前記最新仕
掛回転量計算手段により求められた最新の仕掛回転量が
該基準仕掛回転量より低い場合、該所定の仕掛工程の前
工程における、該所定の工程で該製造装置を用いること
になるロットに対して優先処理要求を提示する優先要求
提示手段とを備えたものである。
【0007】ここで、この発明の物流制御装置におい
て、前記優先要求提示手段が提示する優先処理要求は、
前記基準仕掛仮回転量に前記処理能力を乗じた値から前
記最新の仕掛回転量を減算した処理要求必要量とするこ
とができる。
【0008】ここで、この発明の物流制御装置におい
て、前記仕掛データ記録部はロット毎に仕掛工程に投入
された投入時刻をさらに記録しており、前記優先要求提
示手段は優先要求を提示するロットが複数存在する場
合、投入時刻が最も早いロットに対して優先要求を提示
することができる。
【0009】ここで、この発明の物流制御装置におい
て、前記優先要求提示手段は、前記最新の仕掛回転量が
前記基準仕掛回転量より低くない場合、優先要求を提示
しないことができる。
【0010】この発明の物流制御方法は、被処理製品の
識別子と、該被処理製品に対して処理を行う製造装置の
識別子とを工程毎に記録した工程フロー記録部と、工程
毎に製造装置について、製造装置が所定の期間内に処理
可能な被処理製品の量を示す処理能力と、工程の仕掛量
と処理能力との比を示す基準仕掛回転量とを記録した基
準仕掛回転量記録部と、ロット毎に、該ロットのロット
番号と、該ロットの被処理製品の識別子と、該ロットが
仕掛中の仕掛工程と、該仕掛工程に仕掛中の最新の仕掛
量とを記録した仕掛データ記録部とを用いてロットの物
流を制御する物流制御方法であって、前記仕掛データ記
録部から所定の仕掛工程に仕掛中のロットについて該ロ
ットの被処理製品の識別子を読み出し、前記処理工程フ
ロー記録部から該所定の仕掛工程における該被処理製品
の識別子に対応する製造装置の識別子を読み出し、前記
仕掛データ記録部から、該所定の仕掛工程に仕掛中のロ
ットであって該製造装置の識別子が同一のロットにつき
最新の仕掛量を加算し、前記基準仕掛回転量記録部から
該所定の仕掛工程における該製造装置の識別子に対応す
る処理能力を読み出し、加算された該最新の仕掛量を該
処理能力で除して最新の仕掛回転量を求める最新仕掛回
転量計算ステップと、前記基準仕掛回転量記録部から該
所定の仕掛工程における該製造装置の識別子に対応する
基準仕掛回転量を読み出し、前記最新仕掛回転量計算ス
テップで求められた最新の仕掛回転量が該基準仕掛回転
量より低い場合、該所定の仕掛工程の前工程における、
該所定の工程で該製造装置を用いることになるロットに
対して優先処理要求を提示する優先要求提示ステップと
を備えたものである。
【0011】ここで、この発明の物流制御方法におい
て、前記優先要求提示ステップで提示される優先処理要
求は、前記基準仕掛仮回転量に前記処理能力を乗じた値
から前記最新の仕掛回転量を減算した処理要求必要量と
することができる。
【0012】ここで、この発明の物流制御方法におい
て、前記仕掛データ記録部はロット毎に仕掛工程に投入
された投入時刻をさらに記録しており、前記優先要求提
示ステップは優先要求を提示するロットが複数存在する
場合、投入時刻が最も早いロットに対して優先要求を提
示することができる。
【0013】ここで、この発明の物流制御方法におい
て、前記優先要求提示ステップは、前記最新の仕掛回転
量が前記基準仕掛回転量より低くない場合、優先要求を
提示しないことができる。
【0014】この発明の半導体装置の製造方法は、本発
明の物流制御装置(請求項1ないし4のいずれかに記載
された物流制御装置)を使用したことを特徴とするもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態における物流
制御装置またはシステム全体の構成を示す。この物流制
御装置またはシステムはコンピュータを用いて構成する
ことができる。図1において、符号1は製品処理の優先
順位の判断等を処理する情報処理部、2は物流制御に必
要な工程フロー情報、装置データ、仕掛データおよび基
準仕掛回転量(後述)情報を記録する記録部、10は物
流制御の情報処理を行うために必要な記録部2に記録さ
れた各種のデータ等の登録または変更を行う際にデータ
等を入力する入力部、11は情報処理部1で処理された
結果を表示する表示部、12は情報処理部1で処理され
た結果に基づいて被処理品群の中から製造装置13まで
被処理品を自動搬送する搬送装置、13は被処理品を処
理する製造装置である。記録部2は、製品名と各処理工
程で用いられる製造装置13とを記録した工程フロー記
録部3、製造装置13が所定の期間内に処理可能な被処
理品の量を示す処理能力等を記録した装置データ記録部
4、ロット毎に仕掛工程および仕掛量等を記録した仕掛
データ記録部5、工程の仕掛量と処理能力との比を示す
基準仕掛回転量等を記録した基準仕掛回転量記録部6の
4個のファイルで構成されている。
【0017】図2は、図1の工程フロー記録部3の内容
を示す。図2に示されるように、工程フロー記録部3
は、被処理品名または製品形名等の識別子を示す製品型
名欄30、製品型名毎に工程1で用いられる製造装置1
3を示す工程1欄32、製品型名毎に工程2で用いられ
る製造装置13を示す工程2欄34、製品型名毎に工程
3で用いられる製造装置13を示す工程3欄36から構
成されている。図2では工程は3工程までしか記載され
ていないが、これは説明の都合上のものであって工程の
数に制限があるわけではない。
【0018】図2に示されるように、製品型名欄30で
示される製品または被処理品は工程1から順番に処理工
程を進んで行く。各処理工程で使用される製造装置13
群の情報は製品型名毎に記録されている。例えば製品型
名が「M34001」の製品は工程1で「C−SI−A
4」の製造装置13により処理され、次に工程2で「8
0P6S」の製造装置13により処理され、最後に工程
3で「100MHz」の製造装置13により処理されて
いく。
【0019】図3は、図1の装置データ記録部4および
基準仕掛回転量記録部6の内容を併せて示す。図3に示
されるように、製造装置13の処理能力(1日につき処
理可能な被処理品の個数)と基準仕掛回転量とを示す製
造処理群欄40、工程1で用いられる製造装置13の処
理能力と基準仕掛回転量とを示す工程1欄42、工程2
で用いられる製造装置13の処理能力と基準仕掛回転量
とを示す工程2欄44、工程3で用いられる製造装置1
3の処理能力と基準仕掛回転量とを示す工程3欄46か
ら構成されている。図3に示されるように、工程毎およ
び製造装置群毎に処理能力と基準仕掛回転量とが記録さ
れている。例えば、工程1で用いられる製造装置13の
1つである「C−SI−A4」は処理能力が100(個
/日)であり基準仕掛回転量は2.0である。図3では
工程は3工程までしか記載されていないが、これは説明
の都合上のものであって工程の数に制限があるわけでは
ない。図3では装置データ記録部4および基準仕掛回転
量記録部6の内容を併せた構成を示したが、別個に構成
してもよいことはもちろんである。
【0020】図4は、図1の仕掛データ記録部5の内容
を示す。図4に示されるように、ロット毎に付けた名前
または識別子であるロット番号(ロットNo)欄50、
被処理品名または製品形名等の識別子を示す製品型名欄
52、現在の仕掛工程を示す仕掛工程欄54、現在の仕
掛量を示す仕掛量欄56、ロット番号欄50で示される
ロットが仕掛工程欄54で示される仕掛工程に投入され
た日時を示す仕掛工程投入時刻欄58から構成されてい
る。仕掛工程投入時刻欄58は分離して設けて置くこと
もできる。例えば、ロット番号が「A001」のロット
は製品型名が「M34001」であり、現在の仕掛は
「工程1」、仕掛量は「120(個)」、工程1に投入
された時刻は「‘00−1−19 20:20(200
0年1月19日20時20分を示す)」である。
【0021】図5は、本発明の実施の形態における物流
制御方法をフローチャートで示す。図5で図1と同じ符
号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。
図5に示されるように、物流制御方法を示すフローチャ
ートは図1に示された各記録部、詳しくは図2ないし図
4に示された各データ等を使用して製造装置13群毎の
仕掛ロットからロット選択を行うことが示されている。
【0022】工程の処理要求が起きると、情報処理部1
に工程フロー記録部3からのデータ、装置データ記録部
4からのデータ、仕掛データ記録部5からのデータ、基
準仕掛回転量記録部6からのデータ等が渡される。情報
処理部1は以下の式1により装置群単位で最新仕掛回転
量を算出する(ステップS10)。
【数1】
【0023】例えば、図4の仕掛工程欄54で示される
「工程2」に仕掛中のロット番号「A004」から「A
007」までの4ロットを取り上げる。これらのロット
は製品型名が各々「M34001」、「M3400
2」、「M35001」および「M形35002」であ
り、これらの製品を「工程2」で処理する製造装置は、
図2により各々「80P6S」、「80P6S」、「1
00P6Q」および「100P6Q」である。したがっ
て製造装置13毎に仕掛量欄56から得られる仕掛量を
まとめると、
【0024】ロット番号「A004」:製造装置群が
「80P6S」で仕掛量「120」
【0025】ロット番号「A005」:製造装置群が
「80P6S」で仕掛量「70」
【0026】ロット番号「A006」:製造装置群が
「100P6Q」で仕掛量「80」
【0027】ロット番号「A007」:製造装置群が
「100P6Q」で仕掛量「200」となる。
【0028】製造装置群が「80P6S」の最新仕掛量
は190(=120+70)であり、処理能力は図3の
工程2欄44より100である。したがって最新仕掛回
転量は式1より、190÷100=1.9となる。一
方、製造装置群100P6Qの最新仕掛量は280(=
80+200)であり、処理能力は図3の工程2欄44
より80である。したがって最新仕掛回転量は式1よ
り、280÷80=3.5となる(ステップS10)。
【0029】次に、上述の最新仕掛回転量と図3の基準
仕掛回転量とを比較する(ステップS12)。上述の例
の場合、製造装置群「80P6S」の基準仕掛回転量は
2.0であるため1.9<2.0となり、最新仕掛回転
量は基準仕掛回転量を下回る。したがって工程2の前工
程(工程1)に対して処理要求を行う対象となる。一
方、製造装置群「100P6Q」の基準仕掛回転量は
1.5であるため3.5>1.5となり、最新仕掛回転
量は基準仕掛回転量を上回る。したがって工程2の前工
程(工程1)に対して処理要求を行う対象とはしない
(ステップS12)。
【0030】ステップS12で最新仕掛回転量が基準仕
掛回転量を下回る場合、製造装置群「80P6S」に該
当する被処理品ロットの前工程(工程1)での仕掛の有
無を確認する(ステップS14)。具体的には、図4の
仕掛工程欄54が「工程1」に仕掛中のロットは、ロッ
ト番号が「A001」から「A003」までの3ロット
であり、これらのロットの製品形名は各々「M3400
1」、「M35002」および「M36001」であ
る。図2に示されるように、製品形名が「M3400
1」の被処理品は工程2で製造装置群「80P6S」を
用いており、製品形名が「M35002」の被処理品は
工程2で製造装置群「100P6Q」を用いており、製
品形名が「M36001」の被処理品は工程2で製造装
置群「80P6S」を用いている。したがって、上述の
3つのロット中で製造装置群「80P6S」を用いてい
るロットは、ロット番号が「A001」と「A003」
との2ロットであることが判明する(ステップS1
4)。
【0031】さらに、必要な量のみ優先処理要求を行う
ために、基準仕掛回転量、処理能力および最新仕掛量よ
り以下の式2を用いて処理要求必要量を算出する(ステ
ップS16)。
【数2】
【0032】上述の例の場合、処理要求必要量は2.0
×100−190=10と求められる。一方、ロット番
号「A001」の仕掛量は120、ロット番号「A00
3」の仕掛量は150であり何れかのロットのみ優先処
理を要求すればすむことになる。このように優先処理を
要求可能なロットが複数個存在する場合、仕掛工程に投
入された日時の早いロットに対して優先要求を出す。例
えば、図4の仕掛工程投入時刻欄58より、ロット番号
が「A001」のロットの仕掛工程投入時刻は「‘00
−1−19 20:20(2000年1月19日20時
20分を示す)」であり、ロット番号が「A003」の
ロットの仕掛工程投入時刻は「‘00−1−19 0
5:38(2000年1月19日5時38分を示す)」
である。したがって、工程1に仕掛中のロット番号「A
003」のロットが製造装置群「80P6S」に対して
優先要求ロットとなる(ステップS16)。
【0033】以上の処理結果を表示部1を介して作業者
等に伝えることができる。あるいは図5に示されるよう
に、自動化されている工程においては搬送を制御してい
るコンピュータ(不図示)へ自動搬送を指示することも
できる(ステップS18)。
【0034】以上より、本実施の形態によれば、製造装
置群別の基準仕掛回転量により、当製造装置群に仕掛っ
ている被処理品群の内、次工程が基準仕掛回転量を下回
っている製造装置群に流れる製品の優先順位を上げて処
理するように前工程に対して優先処理要求を行うことが
できる。このため、工場内の全体仕掛を抑制しても、各
製造装置群には常に製品待ちが発生しない状況を作るこ
とができ、製造装置能力を最大限に発揮させることが可
能となるため、工期短縮および棚卸資産の縮減を図るこ
とができる。さらに、システム化により省人化及び処理
の高速化を図ることもできる。
【0035】上述された本発明の物流制御装置を使用し
た半導体装置の製造方法を提供することもできる。この
場合、例えば、被処理品は半導体装置であり製造装置は
半導体装置の製造装置となる。本発明の物流制御装置を
使用した半導体装置の製造方法によれば、半導体製造装
置群別の基準仕掛回転量により、当半導体製造装置群に
仕掛っている半導体装置群の内、次工程が基準仕掛回転
量を下回っている半導体製造装置群に流れる半導体装置
の優先順位を上げて処理するように前工程に対して優先
処理要求を行うことができる。このため、工場内の全体
仕掛を抑制しても、各半導体製造装置群には常に半導体
装置待ちが発生しない状況を作ることができ、半導体製
造装置能力を最大限に発揮させることが可能となるた
め、工期短縮および棚卸資産の縮減を図ることができ
る。さらに、システム化により省人化及び処理の高速化
を図ることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の物流制御
装置、物流制御方法および半導体装置の製造方法によれ
ば、製造装置群別の基準仕掛回転量により、当製造装置
群に仕掛っている被処理品群の内、次工程が基準仕掛回
転量を下回っている製造装置群に流れる製品の優先順位
を上げて処理するように前工程に対して優先処理要求を
行うことができる。このため自工程と前工程との間の連
携を行うことができ、物流制御のためのシステムの運用
が簡便である物流制御装置、物流制御方法および半導体
装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における物流制御装置ま
たはシステム全体の構成を示す図である。
【図2】 図1の工程フロー記録部3の内容を示す図で
ある。
【図3】 図1の装置データ記録部4および基準仕掛回
転量記録部6の内容を併せて示す図である。
【図4】 図1の仕掛データ記録部5の内容を示す図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態における物流制御方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理部、 2 記録部、 3 工程フロー記録
部、 4 装置データ記録部4、 5 仕掛データ記録
部、 6 仕掛回転量記録部、 10 入力部、 11
表示部、 12 搬送装置、 13 製造装置、 3
0 製品型名欄、 32,42 工程1欄、 34,4
4 工程2欄、 36,46 工程3欄、 40 製造
処理群欄、 50 ロット番号欄、 52 製品形名
欄、 54仕掛工程欄、 56 仕掛量欄、 58 仕
掛工程投入時刻欄。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理製品の識別子と、該被処理製品に
    対して処理を行う製造装置の識別子とを工程毎に記録し
    た工程フロー記録部と、 工程毎に製造装置について、製造装置が所定の期間内に
    処理可能な被処理製品の量を示す処理能力と、工程の仕
    掛量と処理能力との比を示す基準仕掛回転量とを記録し
    た基準仕掛回転量記録部と、 ロット毎に、該ロットのロット番号と、該ロットの被処
    理製品の識別子と、該ロットが仕掛中の仕掛工程と、該
    仕掛工程に仕掛中の最新の仕掛量とを記録した仕掛デー
    タ記録部と、 前記仕掛データ記録部から所定の仕掛工程に仕掛中のロ
    ットについて該ロットの被処理製品の識別子を読み出
    し、前記処理工程フロー記録部から該所定の仕掛工程に
    おける該被処理製品の識別子に対応する製造装置の識別
    子を読み出し、前記仕掛データ記録部から、該所定の仕
    掛工程に仕掛中のロットであって該製造装置の識別子が
    同一のロットにつき最新の仕掛量を加算し、前記基準仕
    掛回転量記録部から該所定の仕掛工程における該製造装
    置の識別子に対応する処理能力を読み出し、加算された
    該最新の仕掛量を該処理能力で除して最新の仕掛回転量
    を求める最新仕掛回転量計算手段と、 前記基準仕掛回転量記録部から該所定の仕掛工程におけ
    る該製造装置の識別子に対応する基準仕掛回転量を読み
    出し、前記最新仕掛回転量計算手段により求められた最
    新の仕掛回転量が該基準仕掛回転量より低い場合、該所
    定の仕掛工程の前工程における、該所定の工程で該製造
    装置を用いることになるロットに対して優先処理要求を
    提示する優先要求提示手段とを備えたことを特徴とする
    物流制御装置。
  2. 【請求項2】 前記優先要求提示手段が提示する優先処
    理要求は、前記基準仕掛仮回転量に前記処理能力を乗じ
    た値から前記最新の仕掛回転量を減算した処理要求必要
    量であることを特徴とする請求項1記載の物流制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記仕掛データ記録部はロット毎に仕掛
    工程に投入された投入時刻をさらに記録しており、前記
    優先要求提示手段は優先要求を提示するロットが複数存
    在する場合、投入時刻が最も早いロットに対して優先要
    求を提示することを特徴とする請求項1または2記載の
    物流制御装置。
  4. 【請求項4】 前記優先要求提示手段は、前記最新の仕
    掛回転量が前記基準仕掛回転量より低くない場合、優先
    要求を提示しないことを特徴とする請求項1記載の物流
    制御装置。
  5. 【請求項5】 被処理製品の識別子と、該被処理製品に
    対して処理を行う製造装置の識別子とを工程毎に記録し
    た工程フロー記録部と、 工程毎に製造装置について、製造装置が所定の期間内に
    処理可能な被処理製品の量を示す処理能力と、工程の仕
    掛量と処理能力との比を示す基準仕掛回転量とを記録し
    た基準仕掛回転量記録部と、 ロット毎に、該ロットのロット番号と、該ロットの被処
    理製品の識別子と、該ロットが仕掛中の仕掛工程と、該
    仕掛工程に仕掛中の最新の仕掛量とを記録した仕掛デー
    タ記録部とを用いてロットの物流を制御する物流制御方
    法であって、 前記仕掛データ記録部から所定の仕掛工程に仕掛中のロ
    ットについて該ロットの被処理製品の識別子を読み出
    し、前記処理工程フロー記録部から該所定の仕掛工程に
    おける該被処理製品の識別子に対応する製造装置の識別
    子を読み出し、前記仕掛データ記録部から、該所定の仕
    掛工程に仕掛中のロットであって該製造装置の識別子が
    同一のロットにつき最新の仕掛量を加算し、前記基準仕
    掛回転量記録部から該所定の仕掛工程における該製造装
    置の識別子に対応する処理能力を読み出し、加算された
    該最新の仕掛量を該処理能力で除して最新の仕掛回転量
    を求める最新仕掛回転量計算ステップと、 前記基準仕掛回転量記録部から該所定の仕掛工程におけ
    る該製造装置の識別子に対応する基準仕掛回転量を読み
    出し、前記最新仕掛回転量計算ステップで求められた最
    新の仕掛回転量が該基準仕掛回転量より低い場合、該所
    定の仕掛工程の前工程における、該所定の工程で該製造
    装置を用いることになるロットに対して優先処理要求を
    提示する優先要求提示ステップとを備えたことを特徴と
    する物流制御方法。
  6. 【請求項6】 前記優先要求提示ステップで提示される
    優先処理要求は、前記基準仕掛仮回転量に前記処理能力
    を乗じた値から前記最新の仕掛回転量を減算した処理要
    求必要量であることを特徴とする請求項5記載の物流制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記仕掛データ記録部はロット毎に仕掛
    工程に投入された投入時刻をさらに記録しており、前記
    優先要求提示ステップは優先要求を提示するロットが複
    数存在する場合、投入時刻が最も早いロットに対して優
    先要求を提示することを特徴とする請求項5または6記
    載の物流制御方法。
  8. 【請求項8】 前記優先要求提示ステップは、前記最新
    の仕掛回転量が前記基準仕掛回転量より低くない場合、
    優先要求を提示しないことを特徴とする請求項5記載の
    物流制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし4のいずれかに記載され
    た物流制御装置を使用したことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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