JP2002206700A - 流体制御装置 - Google Patents
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Abstract
更に容易に対応できる流体制御装置を提供する。 【解決手段】 基板1に、各ラインA,B,Cに対応するレー
ル20が並列状に設けられ、継手部材21,22が、対応する
レール20に摺動可能に取り付けられ、これらの継手部材
21,22にまたがって流体制御機器3,4,5,6,7,8,9,10,11,1
2,13,14が取り付けられている 。
Description
に使用される流体制御装置に関し、より詳しくは、保守
点検時に流体制御機器を上方に取り出すことができるよ
うに組み立てられた集積化流体制御装置に関する。
は、図1および図4の右を前、左を後といい、同図の上
下を上下というものとし、左右は、後方に向かっていう
ものとする。この前後・上下は便宜的なもので、前後が
逆になったり、上下が左右になったりして使用されるこ
ともある。
置は、種々の流体制御機器が複数列に配置されるととも
に、隣り合う列の流体制御機器の流路同士が所定箇所に
おいて機器接続手段により接続されることにより構成さ
れているが、近年、この種の流体制御装置では、マスフ
ローコントローラや開閉弁などをチューブを介さずに接
続する集積化が進められている。この流体制御装置は、
1枚の基板に、まず、ブロック状継手などの継手部材を
おねじで取り付け、次いで、これらの継手部材にまたが
るようにしてマスフローコントローラ、フィルター、開
閉弁などの流体制御機器を取り付けることにより組み立
てられていた。
置によると、個々の流体制御機器は、上方に取り出して
点検・修理・交換が可能であるが、組立て作業に時間が
かかり、また、ラインの増設および変更について十分考
慮されていなかったため、システムの改造が発生した場
合には、すべての部材を基板ごと取り外し、必要な部材
を取り付けた基板に交換することが必要となり、長期間
の装置停止や現地工事工数の増加につながるという問題
があった。
も、ラインの増設・変更に容易に対応できる流体制御装
置を提供することにある。
発明による流体制御装置は、1つのラインが、上段に配
された複数の流体制御機器と、下段に配された複数の継
手部材とによって形成され、複数のラインが、その入口
および出口を同じ方向に向けてベース部材上に並列状に
配置されている流体制御装置において、各ラインがそれ
ぞれ1つのライン支持部材に取り付けられており、ライ
ン支持部材が、ラインと直交する方向に摺動可能にベー
ス部材に取り付けられていることを特徴とするものであ
る。
全体を組み立てる際には、継手部材および流体制御器が
取り付けられたライン支持部材ごとベース部材に取り付
ければよく、組立てが容易にできる。そして、ラインの
変更を行う際には、必要に応じて通路接続手段を上方に
取り外した後、変更される旧ラインをライン支持部材ご
と外し、変更されないラインのライン支持部材を必要に
応じて摺動させ、置き換えられるラインのライン支持部
材をベース部材上に取り付け、さらに、変更されないラ
インのライン支持部材を摺動させて適正位置に戻し、最
後に、変更後に必要な通路手段を取り付けるだけでよ
く、同様に、ラインを増設する際には、必要に応じて通
路接続手段を上方に取り外した後、既設のラインのライ
ン支持部材を必要に応じて摺動させ、増設すべきライン
のライン支持部材をベース部材上に取り付け、さらに、
既設ラインのライン支持部材を摺動させて適正位置に戻
し、最後に、変更後に必要な通路手段を取り付けるだけ
でよく、ラインの増設および変更が容易に行える。
方向に長い板材を使用することができ、必要に応じて、
その両端部に、ベース部材への取付けを容易にするため
の折曲げ部が形成される。ライン支持部材として、種々
の形状を有するレールを使用してもよく、この場合に
は、ライン支持部材が、ベース部材に着脱可能に取り付
けられたレールとされるとともに、各継手部材がレール
に摺動可能に取り付けられ、これらの継手部材にまたが
って流体制御機器が取り付けられていることが好まし
い。このようにすると、継手部材および流体制御機器を
ライン支持部材に取り付ける際には、継手部材をレール
に沿って摺動させて所要位置に配置した後、これらの継
手部材にまたがって流体制御器器を取り付ければよく、
各ラインの組立てが容易にできる。また、流体制御機器
を長さが異なるものに置き換える場合には、対象となる
既設の流体制御機器を取り外すとともに、継手部材をレ
ールに沿って所要位置まで移動させ、継手部材をレール
に固定した後、新しい流体制御機器を取り付ければよ
い。既設ラインに新たに流体制御機器および継手部材を
追加する場合も同様にできる。こうして、ラインの変更
・追加も容易にできる。
ルは、内向きフランジを有する断面U字状に形成されて
おり、めねじが設けられた摺動部材と継手部材とがおね
じ部材で結合されていることがある。この一例として、
レール内にめねじ付き摺動部材が挿入され、この摺動部
材に継手部材を貫通するおねじ部材がねじ合わされるこ
とにより、摺動部材上面がレールの内向きフランジ下面
に押圧されて継手部材がレールに取り付けられているこ
とがある。
ラインが、上段に配された複数の流体制御機器と、下段
に配された複数の継手部材とによって形成され、複数の
ラインが、その入口および出口を同じ方向に向けてベー
ス部材上に並列状に配置されている流体制御装置におい
て、ベース部材に、各ラインに対応する軌道が並列状に
設けられ、各ラインの継手部材が、対応する軌道に摺動
可能に取り付けられ、これらの継手部材にまたがって流
体制御機器が取り付けられていることを特徴とするもの
である。
全体を組み立てる際には、継手部材を軌道に沿って摺動
させて所要位置に配置した後、これらの継手部材にまた
がって流体制御機器を取り付ければよく、組立てが容易
にできる。
置き換える場合には、対象となる既設の流体制御機器を
取り外すとともに、継手部材を軌道に沿って所要位置ま
で移動させ、継手部材を軌道に固定した後、新しい流体
制御機器を取り付ければよい。既設ラインに新たに流体
制御機器および継手部材を追加する場合も同様にでき
る。こうして、ラインの変更・追加も容易にできる。
され、摺動部材と継手部材とが結合されていることが好
ましい。軌道および摺動部材の形状は、摺動部材が軌道
に沿って摺動可能であり、かつ、軌道から容易に外れな
いという条件を満たす範囲で種々変更可能である。例え
ば、軌道は、ベース部材に着脱可能に取り付けられたレ
ールによって形成されていてもよく、また、ベース部材
上面の溝によって形成されていてもよく、前者がより好
ましい。
ていると、装置全体を組み立てる際には、継手部材およ
び流体制御機器が取り付けられたレールごとベース部材
に取り付ければよく、組立てが容易にできる。そして、
ラインの変更を行う際には、必要に応じて通路接続手段
を上方に取り外した後、変更される旧ラインをレールご
と外し、これに置き換えられるラインのレールをベース
部材上に取り付け、最後に、変更後に必要な通路接続手
段を取り付けるだけでよく、同様に、ラインを増設する
際には、必要に応じて通路接続手段を上方に取り外した
後、増設すべきラインのレールをベース部材上に取り付
け、最後に、増設後に必要な通路接続手段を取り付ける
だけでよく、ラインの増設および変更が容易に行える。
または軌道を形成するレールは、内向きフランジを有す
る断面U字状に形成されていてもよく、外向きフランジ
を有する断面U字状に形成されていてもよい。また、断
面U字状のレールに、これを幅方向に分割するT字状の
中間壁が付加されていてもよい。溝は、断面が下広がり
の台形状または断面逆T字状に形成されていることが好
ましい。
取り付けられてもよく、また、摺動部材には、レールに
係合するレール把持爪が設けられてもよい。
する断面U字状に形成されており、めねじが設けられた
摺動部材と継手部材とがおねじ部材で結合されているこ
とがある。この一例として、レール内にめねじ付き摺動
部材が挿入され、この摺動部材に継手部材を貫通するお
ねじ部材がねじ合わされることにより、摺動部材上面が
レールの内向きフランジ下面に押圧されて継手部材がレ
ールに取り付けられていることがある。また、レールに
代えて、溝によって軌道を形成する際には、溝の開口縁
部に、摺動部材の上方への抜けを防止する抜け止め部が
形成されていることが好ましい。抜け止め部は、溝の形
状を下広がりの台形または逆T字状とすることにより、
容易に得られる。軌道がレールおよび溝のいずれの場合
でも、おねじを回転させる工具を差し込むための間隙が
流体制御機器間に設けられていることが好ましい。
断面U字状に形成されており、摺動部材に、レールの外
向きフランジに係合するレール把持爪が設けられている
ことがあり、レールは、内向きフランジを有する断面U
字状に形成されており、摺動部材に、レールの内向きフ
ランジに係合するレール把持爪が設けられていることが
ある。レール把持爪が設けられた摺動部材は、例えば、
これにめねじが設けられて、継手部材とおねじ部材で結
合され、さらに、所定位置において、レールに固定され
ることが好ましい。
れていることが好ましい。このようにすると、レール間
隔の変動や各レールのがたつきが防止され、組立て後の
装置が使用しやすいものとなる。
ース部材は、ライン支持部材または軌道を形成するレー
ルを使用して、入口側レール、出口側レールおよび両レ
ール同士を連結する連結部材によって枠状に形成される
ことがある。この場合に、連結部材にもレールが使用さ
れることがある。
面を参照して説明する。
制御装置の第1実施形態を示すもので、流体制御装置
は、第1ライン(A)と、第2ライン(B)と、予備ライン
(C)とが板状のベース部材(1)に並列状に配置されて形成
されている。
段に配されたマスフローコントローラ、開閉弁、プレッ
シャレギュレータ、通路ブロックなどの複数の流体制御
機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)
と、下段に配されて流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)
(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)同士を連通する複数の継手
部材(21)(22)とによって形成されている。下段の継手部
材(21)(22)は、各ライン(A)(B)ごとにレール(20)に取り
付けられており、これらの継手部材(21)(22)にまたがっ
て上段の流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(1
1)(12)(13)(14)が取り付けられている。予備ライン(C)
には、レール(20)だけが配されている。
ローコントローラ(2)と、マスフローコントローラ(2)の
前方(入口側)に設けられた入口側第1開閉弁(3)、入
口側第2開閉弁(4)、逆止弁(5)、横方向連通路ブロック
(6)、圧力センサ(7),プレッシャレギュレータ(8)、フ
ィルタ(9)および手動弁(10)と、マスフローコントロー
ラ(2)の後方(出口側)に設けられた出口側第1開閉弁
(11)、出口側第2開閉弁(12)、逆止弁(13)および分岐合
流用スルー通路ブロック(14)とであり、第2ライン(B)
の流体制御機器は、マスフローコントローラ(2)と、マ
スフローコントローラ(2)の前方(入口側)に設けられ
た入口側第1開閉弁(3)、入口側第2開閉弁(4)、逆止弁
(5)および横方向連通路ブロック(6)と、マスフローコン
トローラ(2)の後方(出口側)に設けられた出口側第1
開閉弁(11)、出口側第2開閉弁(12)、逆止弁(13)および
分岐合流用スルー通路ブロック(14)とである。
続部(2a)および出口側接続部(2b)をその下端部前後面に
有しており、マスフローコントローラ(2)と入口側第1
開閉弁(3)および出口側第1開閉弁(11)とは、それぞれ
これらの下方に配置されたV字状通路付きブロック状継
手(21)により連通されている。同じV字状通路付きブロ
ック状継手(21)により、他の隣り合う流体制御機器(4)
(6)(7)(8)(9)(10)(12)(14)同士も連通されている。ま
た、入口側の端部に位置する手動弁(10)および出口側の
端部に位置する分岐合流用スルー通路ブロック(14)に
は、外部との接続用継手(22)が設けられている。
おり、この貫通孔に通されたおねじ(23)によりベース部
材(1)に固定されている。ブロック状継手(21)および外
部接続用継手(22)の上面には、垂直めねじ部が設けられ
ており、各流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)
(11)(12)(13)(14)は、これを貫通するおねじ(15)が継手
(21)(22)の垂直めねじ部にねじ込まれることにより、継
手(21)(22)に取り付けられている。
字状に形成されており、外向きのフランジ(20a)および
内向きのフランジ(20b)を有している。このレール(20)
内には、摺動部材(24)が挿入されている。摺動部材(24)
は、金属製で、上からレール(20)内に挿入可能なように
2分割されている。そして、左右の各半体(24a)(24b)
に、それぞれ垂直めねじ部(25)が貫通状に設けられ、継
手(21)(22)を貫通するおねじ(26)がそのめねじ部(25)に
ねじ合わされている。左右の各半体(24a)(24b)の上面に
は、外側が低くなるように段差が設けられており、垂直
めねじ部(25)は、低い方の面に設けられている。摺動部
材(24)は、めねじ部(25)とおねじ(26)とがゆるくねじ合
わされている状態で、摺動は可能であるが、回転は不可
能とされている。そして、この状態から、おねじ(26)を
締め付けていくことにより、摺動部材(24)は、レール(2
0)内を上方に移動し、摺動部材(24)上面の低い方の面が
レール(20)の内向きフランジ(20b)下面に押圧されて継
手(21)(22)がレール(20)に固定されている。継手(21)(2
2)の下面とレール(20)上面との間には、座金(27)が介在
させられており、摺動部材(24)上面の高い方の面がこの
座金(27)の下面に当接している。なお、継手(21)(22)に
設けられているおねじ挿通孔(28)には、段部(28a)が設
けられており、おねじ(26)の軸部に、フランジ(29a)を
上端部に有する円筒状スペーサ(29)が嵌め入れられ、ス
ペーサ(29)のフランジ(29a)とおねじ挿通孔(28)の段部
(28a)との間に、円筒状弾性部材(30)が介在させられて
いる。また、ブロック状継手(21)をレール(20)に取り付
けるおねじ(26)を上方から回転させることができるよう
に、各流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)
(12)(13)(14)間のブロック状継手(21)中央部上方には、
スパナ挿通用の間隙が確保されている。
(24)は、2つに分割せずに、一体であってもよく、この
場合には、摺動部材(24)は、レール(20)の前後いずれか
一方の端からレール(20)内に挿入される。
のではなく、種々の変更が可能である。その一例を図4
に示す。同図に示す第2実施形態において、レール(40)
は、開口を上に向けた断面E字状、すなわち、断面U字
状で内向きのフランジ(41a)を有するレール本体(41)の
左右の中央に、これを幅方向に分割するT字状の中間壁
(42)が付加された形状とされてもよい。この場合には、
摺動部材(43)は、直方体状で、左右一対とされ、上記第
1実施形態と同様に、おねじ部材(26)がねじ込まれるこ
とにより、上方に移動してレール(40)に固定される。
その継手部材を摺動させるための軌道を与えるものであ
り、これらのレール(20)(40)に代えて、図5に示すよう
に、ベース部材(1)の上面に、摺動部材(52)(54)を案内
する溝(51)(53)を設け、これらの溝(51)(53)によって軌
道を形成するようにしてもよい。図5(a)(b)に示
す第3実施形態において、(a)の溝(51)は、あり溝す
なわち断面が下広がりの台形状であり、(b)に示す溝
(53)は内部拡大溝すなわち断面逆T字状の溝である。
(a)の場合、摺動部材(52)は、断面が下広がりの台形
とされたブロックとされ、(b)の場合、摺動部材(54)
は、内部拡大溝(53)の拡大された部分に収まる直方体状
ブロックとされる。(a)(b)いずれの場合でも、摺
動部材(52)(54)は、おねじ部材(26)がねじ込まれること
により上方に移動し、溝(51)(53)の開口縁部に押圧され
る。
制御装置によると、装置全体を組み立てる際には、継手
部材(21)(22)を軌道(レール(20)(40)または溝(51)(5
3))に沿って摺動させて所要位置に配置した後、これら
の継手部材(21)(22)(61)(62)にまたがって流体制御機器
(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を取り
付ければよく、組立てが容易にできる。
イン(A)と同じ構成とする場合には、追加すべき流体制
御機器(7)(8)(9)(10)を接続するのに必要な継手(21)(2
2)を軌道(20)(40)(51)(53)の前端から装着して、軌道に
沿って所定位置まで摺動させた後、これらの継手に流体
制御機器を取り付ければよい。この際、第1および第2
実施形態のものでは、軌道上方からの装着も可能であ
る。そして、例えば、マスフローコントローラ(2)を前
後長さが異なるものに変更する場合には、流体制御機器
(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)を取り外
すことなく、継手部材(21)(22)を緩めて、軌道(20)(40)
(51)(53)に沿って所要位置まで摺動させた後、これらを
軌道に固定し、再び、流体制御機器を取り付ければよ
い。この作業中既設ラインの継手部材は、軌道に取り付
けられたままであり、これらが落下したり紛失したりす
ることが防止される。各流体制御機器間に新たな機器を
挿入する場合も、マスフローコントローラ(2)の交換と
同様の手順で行うことができる。こうして、ラインの変
更も容易にできる。
制御装置の第4実施形態を示すもので、第1ライン
(A)、第2ライン(B)および予備ライン(C)がベース部材
(1)に並列状に配置されて形成されていることと、第1
および第2ライン(A)の流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)
(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)の構成とは、第1実施
形態のものと同じである。以下の説明においては、同じ
構成には同じ符号を付して説明を省略する。
および外部接続用継手(62)は、その形状が第1実施形態
のものから若干変更されるとともに、各継手(61)(62)の
下端には、図8に詳しく示すように、レール把持爪(64)
を有する合成樹脂製摺動部材(63)がねじ(65)により固定
されている。レール(60)は、断面U字状に形成されてお
り、外向きのフランジ(60a)のみを有し、内向きのフラ
ンジは有していない。摺動部材(63)は、逆U字状で、そ
の下端部に、レール(60)の外向きフランジ(60a)に係合
する内向きのレール把持爪(64)が設けられている。レー
ル把持爪(64)は、左右に開くことが可能な程度の弾性を
付与されている。こうして、各継手(61)(62)は、レール
(60)に沿って摺動可能とされるとともに、通常時は上方
に外れずかつ強制的に上方へ取外し可能とされている。
なお、組立て後の各継手(61)(62)の前後移動を防止する
ため、入口および出口の外部接続用継手(62)とマスフロ
ーコントローラ(2)の入口側継手(61A)とに設けられた摺
動部材(63)は、レール(60)に固定されている。
ように、3つのレール(60)同士がその前後端部におい
て、連結部材(66)によって連結されている。これによ
り、レール(60)間隔の変動や各レール(60)のがたつきが
防止されるとともに、レール(60)からの機器の脱落が防
止されている。
形状は、特に限定されるものではなく、種々の変更が可
能である。例えば、レール(60)は、第1実施形態とは異
なる形状とされているが、同じレール(20)を使用するこ
とももちろん可能である。また、レール(70)および摺動
部材(71)の形状を図9に示すようにしてもよい。
(70)は、断面U字状に形成されており、内向きのフラン
ジ(70a)のみを有し、外向きのフランジは有していな
い。摺動部材(71)には、レール(70)の内向きフランジ(7
0a)に係合する外向きのレール把持爪(72)が設けられて
いる。レール把持爪(72)は、左右方向内向きに変形させ
ることが可能な程度の弾性を付与されている。こうし
て、各継手(61)(62)は、レール(70)に沿って摺動可能と
されるとともに、通常時は上方に外れずかつ強制的に上
方へ取外し可能とされている。
3)(71)は合成樹脂製であったが、左右に開くことが可能
な程度の弾性を付与された金属製のものに代えてももち
ろんよい。
示す形態(第6実施形態)としてもよい。同図におい
て、レール(60)および継手(61)(61A)(62)は第4実施形
態と同じものが使用され、摺動部材(81)は、逆U字状
で、その下端部に、内向きのレール把持爪(82)が設けら
れている。この摺動部材(81)は、レール(60)の前後いず
れかの端から装着されて所要位置まで移動させられて固
定される。固定には、おねじ部材(26)が使用され、摺動
部材(81)を貫通する垂直めねじ部におねじ部材(26)をね
じ合わせて、座金(83)を介してレール(60)の外向きフラ
ンジ(60a)に締め付けることにより、継手(61)(61A)(62)
の移動が阻止される。継手(61)(61A)(62)に設けられる
おねじ挿通孔(28)には、第1実施形態のものと同じく、
段部(28a)が設けられるが、スペーサ(29)および弾性部
材(30)は、使用されない。
実施形態の摺動部材(63)と併用することが可能である。
すなわち、入口および出口の外部接続用継手(62)とマス
フローコントローラ(2)の入口側継手(61A)とに設けられ
るものを第6実施形態の摺動部材(81)とし、残りのもの
を第4実施形態の摺動部材(63)とすると、組立て後の各
継手(61)(62)の前後移動が防止され、しかも、第4実施
形態の摺動部材(63)が取り付けられた継手(61)は、レー
ル(60)の端まで移動させなくても、上方に取り出すこと
ができ、ラインの変更・増設時の作業がしやすいものと
なる。
置によると、装置全体を組み立てる際には、継手部材(6
1)(62)を軌道(レール(60)(70))に沿って摺動させて所
要位置に配置した後、これらの継手部材(61)(62)にまた
がって流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)
(12)(13)(14)を取り付ければよく、組立てが容易にでき
る。
イン(A)と同じ構成とする場合には、追加すべき流体制
御機器(7)(8)(9)(10)を接続するのに必要な継手(61)(6
2)を軌道(60)(70)の前端から装着して、軌道に沿って所
定位置まで摺動させた後、これらの継手に流体制御機器
を取り付ければよい。この際、第4および第5実施形態
のものでは、摺動部材(63)(71)を軌道上方から装着する
ことも可能である。そして、各流体制御機器間に新たな
機器を挿入する場合も、同様であり、ラインの変更が容
易にできる。
の実施形態では、軌道がベース部材に着脱可能に取り付
けられたレール(20)(40)(60)(70)によって形成されてい
るので、装置全体を組み立てる際には、継手部材(21)(2
2)(61)(62)および流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)
(9)(10)(11)(12)(13)(14)が取り付けられたレールごと
ベース部材(1)に取り付ければよく、組立てが容易にで
きる。そして、ラインの変更を行う際には、必要に応じ
て通路接続手段を上方に取り外した後、変更される旧ラ
インをレールごと外し、これに置き換えられるラインの
レールをベース部材上に取り付け、最後に、変更後に必
要な通路接続手段を取り付けるという手順でも行うこと
ができる。同様に、ラインを増設する際には、必要に応
じて通路接続手段を上方に取り外した後、増設すべきラ
インをレールごとベース部材上に取り付け、最後に、増
設後に必要な通路接続手段を取り付けるだけでよく、ラ
インの増設および変更が容易に行える。
が板状とされているが、図11から図13までに示すよ
うに、ベース部材は、枠状としてもよい。
部材(91)は、入口側レール(92)と、出口側レール(93)
と、両レール(92)(93)同士を連結する連結部材(94)と、
両レール(92)(93)間の中間に設けられた中間レール(95)
とよりなる。そして、下段の継手部材(21)(22)が各ライ
ン(A)(B)ごとにライン支持用のレール(96)に取り付けら
れており、これらの継手部材(21)(22)にまたがって上段
の流体制御機器(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)
(13)(14)が取り付けられている。
は、図13に示すように、1つのライン(A)(B)に対して
それぞれ1つ溝タイプの型材(97)が2つ並列に配置され
ることにより形成されている。各型材(97)は、それぞれ
内向きフランジ(97a)を有しており、その内部に形成さ
れた溝(97b)は、断面が下狭まりの台形状とされてい
る。そして、これに対応して、摺動部材(98)の断面形状
も下狭まりの台形状とされている。摺動部材(98)には、
垂直めねじ部(99)が設けられており、このめねじ部(25)
に継手(21)(22)を貫通するおねじ(26)がねじ合わされて
いる。ここで、摺動部材(98)の軸方向長さは、型材(97)
の内向きフランジ(97a)の先端間距離よりも小さくなさ
れており、図14に示すように、おねじ(26)にねじ合わ
された摺動部材(98)を図13の状態から90°回転させ
た形にして溝(97b)内に嵌め入れ(二点鎖線で示された
状態)、その後、摺動部材(98)を90°回転させること
により(実線および破線で示された状態)、摺動部材(9
8)の仮止めができるようになっている。
び中間レール(95)は、上述した1つ溝タイプの型材(97)
2つを一体化した形状とされた2つ溝タイプの型材をそ
のまま使用したものである。また、入口側レール(92)と
出口側レール(93)とを連結している連結部材(94)とし
て、ライン支持用のレール(96)を形成しているのと同じ
1つ溝タイプの型材(97)が使用されている。
1)(22)をこれに取り付けるのと同じ構成により、入口側
レール(92)および出口側レール(93)に取り付けられてい
る。すなわち、ライン支持用のレール(96)の前後両端部
には、座ぐりが設けられて、ここから挿通されたおねじ
部材(100)が入口側および出口側レール(92)(93)内に配
された摺動部材(98)にねじ合わされている。これによ
り、各ライン支持用のレール(96)は、ライン(前後方
向)と直交する方向(左右方向)に摺動可能とされてい
る。
レール(93)および中間レール(95)とも同じ構成により、
連結部材(94)が摺動可能なようにレール(92)(93)(95)に
取り付けられている。
図16に示す。同図に示す第8実施形態において、1つ
のライン支持用のレール(101)は、1つ溝タイプの型材
(97)2つを一体化した形状とされた2つ溝タイプの型材
によって形成されている。レール(101)内部には、断面
が下狭まりの台形状である溝(101a)が2つ形成されてい
る。そして、これに対応して、摺動部材(102)の断面形
状も下狭まりの台形状とされている。摺動部材(102)に
は、ばね(104)で下向きに付勢されたプランジャー(103)
が内蔵されており、このプランジャー(103)が溝(101
a)の底面に当たることにより、摺動部材(102)が上向き
に押されるようになされている。したがって、おねじ(2
6)を摺動部材(102)の垂直めねじ部(105)にねじ合わせる
前の段階で、摺動部材(102)の仮止めが行われる。
ンの変更や増設を行う際には、既設ライン(A)(B)のライ
ン支持用レール(96)(101)を必要に応じて摺動させ、置
き換えまたは追加されるラインのレールをベース部材(9
1)上に取り付け、この後、既設ライン(A)(B)のライン支
持用レール(96)(101)を摺動させて適正位置に戻すこと
が可能となり、ラインの増設および変更がさらに容易に
行える。
いて、1つのライン支持用のレール(111)は、2つ溝タ
イプの型材によって形成されている。レール(111)内部
には、上向きに開口しかつ内部の断面形状が下狭まりの
台形状である内部拡大溝(111a)が2つ形成されている。
レール(111)には、さらに、その両外側面に、長さ方向
(前後方向)にのびる溝(111b)が設けられている。そし
て、摺動部材(112)は、金属製でかつ外づかみタイプと
されている。すなわち、摺動部材(112)が、頂壁(112a)
および前後垂直壁(112b)を有する逆U字状とされ、摺動
部材(112)は、その両垂直壁(112b)がレール(111)の両外
側面を挟むことにより、レール(111)に取り付けられて
いる。摺動部材(112)の両垂直壁(112b)は、前後の中間
部分が切り欠かれることにより、左右方向の弾性が大き
くなるようになされており、また、その高さの中間部分
が内方に屈曲されることにより、内向きの突起(113)が
形成されている。そして、摺動部材(112)の垂直壁(112
b)の突起(113)がレール(111)外側面の溝(111b)に嵌まり
合うことにより、摺動部材(112)が長さ方向にのみ移動
可能なようになされている。レール(111)の上面と摺動
部材(112)の頂壁(112b)との間には、板状のスペーサ(11
4)が介在されており、継手(22)を貫通するおねじ(26)が
さらに摺動部材(112)の頂壁(112b)を貫通し、このおね
じ(26)の先端部がスペーサ(114)に設けられたねじ孔ね
じ込まれることにより、継手(22)と摺動部材(112)とが
一体化されている。
おいて、ライン支持用のレール(111)は、第9実施形態
のものと同一形状であり、摺動部材(122)が金属製で外
づかみタイプである点と、摺動部材(122)が頂壁(122a)
および前後垂直壁(122b)を有する逆U字状とされてお
り、継手(22)を貫通するおねじ(26)がさらに摺動部材(1
22)の頂壁(122b)を貫通し、このおねじ(26)の先端部が
スペーサ(114)に設けられたねじ孔ねじ込まれることに
より、継手(22)と摺動部材(122)とが一体化されている
点も同じである。そして、この実施形態のものでは、摺
動部材(122)の両垂直壁(122b)には、その高さの中間部
分に内向きに突出する突起(123)が一体に形成されてお
り、この突起が(123)レール(111)外側面の溝(111b)に嵌
まり合うことにより、摺動部材(122)が長さ方向にのみ
移動可能なようになされている。
摺動部材(112)(122)は、金属製でなく、ゴム製や合成樹
脂製であってももちろんよい。ゴム製の場合には、摺動
性を確保するために、非粘着性のゴムとされることが好
ましく、また、金属製の場合であっても、テフロン(登
録商標)加工などの摺動性向上のコーティングを施すこ
とがより好ましい。
おいて、ライン支持用のレール(111)は、第9実施形態
のものと同一形状であるが、摺動部材(131)は、レール
(111)の内部拡大溝(111a)に嵌まり合うようになされて
いる。すなわち、摺動部材(131)は、ゴム製であり、継
手(22)の下面に当接する板状部(133)と、板状部(133)下
面に設けられた下方突出部(134)とよりなる。下方突出
部(134)は、内部拡大溝(111a)内に上方に抜けないよう
に嵌め入れられた下端部を有しており、レール(111)の
左右方向に変形しやすいように中空状とされている。レ
ール(111)の上面と摺動部材(131)の板状部(133)との間
に、板状のスペーサ(132)が介在されている。スペーサ
(132)は、摺動部材(112)の下方突出部(134)が上方から
挿通される方形貫通孔(135)と、おねじ(137)を下方から
挿通させる2つの円形貫通孔(136)と、レール(111)内に
摺動自在に嵌め入れられる下方突出部(138)とが設けら
れている。摺動部材131)は、おねじ(137)によりスペー
サ(132)を継手(22)に固定することにより、継手(22)と
一体化されている。なお、摺動部材(131)は、ゴム製で
なく、金属製や合成樹脂製であってももちろんよい。
実施形態、図17に示す第9実施形態、図18に示す第
10実施形態および図19に示す第11実施形態におい
て、摺動部材(63)(71)(112)(122)(131)は、ねじによっ
て固定されていないため可動であり、ねじによってレー
ルに固定されている固定摺動部材(例えば図15の(10
2))と併用されることが好ましい。この場合に、可動摺
動部材(63)(71)(112)(122)(131)を有する継手(61)(61A)
(22)は、固定摺動部材(102)を有する継手(22)と可動摺
動部材(63)(71)(112)(122)(131)を有する継手(61)(61A)
(22)とが流体制御機器を介して接続されることにより、
その移動が阻止される。
は、ラインの変更や増設を行う際には、既設ライン(A)
(B)のライン支持用レール(96)(101)を必要に応じて摺動
させ、置き換えまたは追加されるラインのレールをベー
ス部材(91)上に取り付け、この後、既設ライン(A)(B)の
ライン支持用レール(96)(101)を摺動させて適正位置に
戻すことが可能となり、ラインの増設および変更がさら
に容易に行える。
いて、ライン支持用のレール(96)(101)に代えて軌道を
有していない板材を使用した場合でも、ラインの変更や
増設を行う際に、既設ラインのライン支持用板材を必要
に応じて摺動させ、置き換えまたは追加されるラインの
板材をベース部材上に取り付け、この後、既設ラインの
板材を摺動させて適正位置に戻すことが可能となり、ラ
インの増設および変更が容易に行えるという効果を奏し
うる。
示す側面図である。
要部を示す断面図である。
要部を示す断面図である。
示す側面図である。
要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
を示す側面図である。
である。
を示す断面図である。
る。
を示す断面図である。
態を示す断面図である。
態を示す分解斜視図および断面図である。
制御機器 (20) レール (20a) 外向きフランジ (20b) 内向きフランジ (21)(22) 継手部材 (24) 摺動部材 (26) おねじ部材 (40) レール (41a) 内向きフランジ (43) 摺動部材 (51)(53) 溝 (52)(54) 摺動部材 (60) レール (60a) 外向きフランジ (61)(62) 継手部材 (63) 摺動部材 (64) レール把持爪 (65) ねじ(おねじ部材) (70) レール (70a) 内向きフランジ (71) 摺動部材 (72) レール把持爪 (81) 摺動部材 (82) レール把持爪 (91) 枠状ベース部材 (92) 入口側レール (93) 出口側レール (95) 連結部材 (96) ライン支持用レール(ライン支持部材) (98) 摺動部材 (101) ライン支持用レール(ライン支持部材) (102) 摺動部材
Claims (21)
- 【請求項1】 1つのラインが、上段に配された複数の
流体制御機器と、下段に配された複数の継手部材とによ
って形成され、複数のラインが、その入口および出口を
同じ方向に向けてベース部材上に並列状に配置されてい
る流体制御装置において、 各ラインがそれぞれ1つのライン支持部材に取り付けら
れており、ライン支持部材が、ラインと直交する方向に
摺動可能にベース部材に取り付けられていることを特徴
とする流体制御装置。 - 【請求項2】 ライン支持部材が、ベース部材に着脱可
能に取り付けられたレールとされ、各継手部材がレール
に摺動可能に取り付けられ、これらの継手部材にまたが
って流体制御機器が取り付けられている請求項1の流体
制御装置。 - 【請求項3】 1つのラインが、上段に配された複数の
流体制御機器と、下段に配された複数の継手部材とによ
って形成され、複数のラインが、その入口および出口を
同じ方向に向けてベース部材上に並列状に配置されてい
る流体制御装置において、 ベース部材に、各ラインに対応する軌道が並列状に設け
られ、各継手部材が、対応する軌道に摺動可能に取り付
けられ、これらの継手部材にまたがって流体制御機器が
取り付けられていることを特徴とする流体制御装置。 - 【請求項4】 各継手部材に対応する摺動部材が軌道に
配され、摺動部材と継手部材とが結合されている請求項
3の流体制御装置。 - 【請求項5】 ベース部材が板状とされるとともに、軌
道が、ベース部材上面の溝によって形成されている請求
項3の流体制御装置。 - 【請求項6】 めねじが設けられかつ溝内に配された摺
動部材と継手部材とがおねじ部材で結合され、溝の開口
縁部に、摺動部材の上方への抜けを防止する抜け止め部
が形成されている請求項5の流体制御装置。 - 【請求項7】 軌道が、ベース部材に着脱可能に取り付
けられたレールによって形成されている請求項4の流体
制御装置。 - 【請求項8】 レールは、内向きフランジを有する断面
U字状に形成されており、めねじが設けられかつレール
内に配された摺動部材と継手部材とがおねじ部材で結合
されている請求項2または7の流体制御装置。 - 【請求項9】 おねじ部材を回転させる工具を差し込む
ための間隙が流体制御機器間に設けられている請求項6
または8の流体制御装置。 - 【請求項10】 レールに、これを幅方向に2分割する
T字状の中間壁が設けられ、摺動部材が幅方向に2分割
されている請求項8の流体制御装置。 - 【請求項11】 レールは、外向きフランジを有する断
面U字状に形成されており、摺動部材に、レールの外向
きフランジに係合するレール把持爪が設けられている請
求項7の流体制御装置。 - 【請求項12】 レールは、内向きフランジを有する断
面U字状に形成されており、摺動部材に、レールの内向
きフランジに係合するレール把持爪が設けられている請
求項7の流体制御装置。 - 【請求項13】 摺動部材にめねじが設けられて、摺動
部材と継手部材とがおねじ部材で結合されている請求項
11または12の流体制御装置。 - 【請求項14】 所定位置において、摺動部材がレール
に固定されている請求項11または12の流体制御装
置。 - 【請求項15】 レール同士が、連結部材によって連結
されている請求項7の流体制御装置。 - 【請求項16】 ベース部材が、入口側レール、出口側
レールおよび両レール同士を連結する連結部材によって
枠状に形成されている請求項1または3の流体制御装
置。 - 【請求項17】 摺動部材が逆U字状とされ、摺動部材
は、その両垂直壁がレールの両外側面を挟むことによ
り、レールに取り付けられている請求項7の流体制御装
置。 - 【請求項18】 レールの両外側面に、長さ方向にのび
る溝が設けられ、摺動部材の両垂直壁に、この溝に嵌ま
り合う突起が設けられている請求項17の流体制御装
置。 - 【請求項19】 レールに、上向きに開口しかつ長さ方
向にのびる内部拡大溝が設けられ、摺動部材は、継手部
材の下面に当接する板状部と、板状部下面に設けられて
下端部がレールの内部拡大溝内に嵌め入れられた下方突
出部とよりなる請求項7の流体制御装置。 - 【請求項20】 レールに、上向きに開口しかつ長さ方
向にのびる内部拡大溝が設けられるとともに、レールの
両外側面に、長さ方向にのびる溝が設けられている請求
項7の流体制御装置。 - 【請求項21】 摺動部材には、ねじによりレールに固
定された固定摺動部材と、固定されない可動摺動部材と
の2種類があり、固定摺動部材を有する継手部材と可動
摺動部材を有する継手部材とが流体制御機器を介して接
続されることにより、可動摺動部材を有する継手部材の
移動が阻止されている請求項7の流体制御装置。
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