JPH07332568A - 管継手 - Google Patents

管継手

Info

Publication number
JPH07332568A
JPH07332568A JP6150631A JP15063194A JPH07332568A JP H07332568 A JPH07332568 A JP H07332568A JP 6150631 A JP6150631 A JP 6150631A JP 15063194 A JP15063194 A JP 15063194A JP H07332568 A JPH07332568 A JP H07332568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint body
holding plate
joint
pipe joint
engaging member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6150631A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Doi
崇宏 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP6150631A priority Critical patent/JPH07332568A/ja
Publication of JPH07332568A publication Critical patent/JPH07332568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の接続箇所を有する分岐型の管継手の接
続作業に熟練していない者でも高い信頼性を有する接続
作業が確実に行なえる管継手を提供する。 【構成】 継手本体10に流路12と分岐流路13を形
成し、各分岐流路13毎にソケット14を設ける。継手
本体10の両端には保持板18を支持するシャフト15
が設けられ、弾発バネ19で継手本体10の離間方向に
弾発される。シャフト15には係止溝15aが形成さ
れ、一方、継手本体10には係止溝15aに係止する係
合部材21が設けられる。複数のプラグ16を載置した
保持板18を矢印方向に近接させると、バネ23aで弾
発された係合部材21が係止溝15aに係止してロック
され、継手本体10のソケット14と複数のプラグ16
は同時に且つ確実に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管継手に関し、複数個の
接続部材を一度の操作で同時に接続させることができる
管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】単一の流路を複数の流路に分岐させる管
継手はマニホールド等の名称で呼ばれており、例えば実
公昭50−12729号、実公昭52−17125号、
実開昭162493号公報等の従来例が挙げられる。こ
れらのマニホールドは、コンプレッサ等から送られて来
る圧縮気体の分岐、冷却水の分岐、床暖房用温水の分岐
或は水道管の分岐等、様々な用途に用いられている。し
かしながら、上記した従来例の構成は、何れも、複数の
接続部と被接続部との着脱を一動作で同時に行なえるも
のではない。
【0003】上記したような流路を分岐させる管継手の
取付けは、多くの部品を用い煩雑な作業を伴うため、管
継手自体の信頼性は基より施工作業に対しても高い信頼
性が要求される。従って、管継手の接続は、配管技術に
ついての教育や職業訓練を受けた熟練技能者でなければ
確実な施工を行うことができない。
【0004】例えば、このような多数の接続箇所を持つ
管継手を床暖房装置に用いた場合も同様のことが云え
る。つまり、床暖房装置は一度設置したら容易にメンテ
ナンスできるものではなく、また、管継手の接続ミスは
施工後において床下部の溢水や循環温水の漏水等の大事
故の原因となるために、この種のものに適用する管継手
の接続作業は特に高い信頼性が要求される。このような
理由から、一般の建築作業者に、多岐に分岐した管継手
の多数の接続箇所における接続作業に高い信頼性を期待
することは困難であり、通常は別途、配管専門の作業者
によって接続作業が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管継手
の接続作業をその都度他の業者等に行なわせることは、
建築作業時間を増加させるほか、多くの人件費を必要と
するため建築コストの増加を招く等、時間的及び経済的
に不利益であるという課題を有している。このように従
来例の管継手は接続作業に手間の掛かる等、改良すべき
課題が残されており、特に配管接続作業についての知識
や熟練を要せずに、多数の接続箇所の着脱を一動作で簡
単且つ確実に行なえる管継手の開発が望まれていた。
【0006】本発明は、このような従来例の課題に鑑み
て開発されたものであり、その目的とするところは、多
数の接続箇所を有する分岐型の管継手の接続作業に熟練
していない者でも高い信頼性を有する接続作業ができる
ように、簡単な操作で接続を確実に行なうことができる
管継手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、継手本体に設けた連通孔に複数個の接続孔を連通
させ、この接続孔は継手本体の一面に適宜間隔で開口さ
せると共に、この接続孔の前面に摺動自在に設けた保持
板を継手本体で支持し、この保持板は継手本体に弾発さ
せて設けた係合部材で継手本体側に近接させた保持板を
ロックするようにしたことを特徴とする構成を採用し
た。この場合、上記した保持板に複数の載置部を設け、
この載置部と継手本体の一面に開口した接続孔とが一致
するように配置するのが好ましく、また、上記した係合
部材を継手本体にバネを介して外方に弾発させ、この係
合部材に形成した挿通部に保持板を挿通させ、保持板を
継手本体に近接させると共に、保持板の係止溝に挿通部
の一部を係止させてロックするようにするのが好まし
い。
【0008】
【作用】本発明は上記のように構成したので、多数のプ
ラグ等の接続部材が載置された保持板を継手本体方向に
近接させるように押圧するだけで、継手本体に設けられ
たソケット等の接続孔と接続部材が一度の操作で同時に
接続でき、この状態を保持させることができる。より詳
細には、まず、保持板は継手本体の一面に設けられた接
続孔の前面に適宜間隔で支持されており、接続部材は保
持板に設けられた複数の載置部に保持されている。保持
板に形成した載置部は、継手本体の接続孔と一致するよ
うに継手本体に支持されているので、この載置部に接続
部材を載置するだけで継手本体の接続孔との位置決めが
行なわれる。
【0009】次いで、接続部材が載置された保持板を継
手本体方向に近接させるように押圧すると、保持板の載
置部で位置決めされた接続部材と継手本体の接続孔はス
ムーズ且つ確実に接続されると共に、保持板の適宜位置
に形成された係止溝が継手本体に設けられた係合部材の
位置まで移動する。この保持板は係合部材に形成された
挿通部に挿通しており、また、係合部材はバネ等の弾性
部材で弾発されているので、このとき、係合部材に形成
された挿通部の一部が保持板に形成した係止溝と係止さ
れる。これにより、保持板は継手本体方向に近接した状
態でロックされ、本発明の管継手は接続が完了し、使用
に供される状態となる。本発明は、保持板の載置部でプ
ラグ等の接続部材の位置決めがされているので、これら
に不用意なガタつきを生じることがなく、確実な接続が
行なえる。
【0010】また、上記したロック状態を解除すると、
接続部材を継手本体の接続孔より同時に分離させること
ができる。つまり、バネ等の弾性部材で弾発された係合
部材を、その弾発力に抗して移動させると、保持板の溝
部と係合部材との係止が解かれ、ロック状態が解除され
る。このとき、接続部材を載置した保持板は継手本体の
接続孔の前面に移動可能となり、継手本体の接続孔と接
続部材は速やかに且つ同時に分離することができる。こ
のように、本発明の管継手を用いると配管の接続作業が
大幅に簡素化され、配管技術に精通していない者でも容
易に完璧な配管接続作業を行なうことができる。しか
も、本発明は、構成部品が少なく簡単な構成であるか
ら、製造が容易で安価に提供することができる。
【0011】
【実施例】本発明における管継手の一実施例として、床
暖房用温水配管の分岐及び集合に適用した例について詳
述する。図1乃至図3に、本実施例の管継手を示す。こ
れによれば、継手本体10の適宜面、例えば背面に流体
の流入出口11が設けられ、この流入出口11に連通す
るように、継手本体10の内部には連通孔である流路1
2が形成され、この流路12に交差するように複数の、
例えば5つの分岐流路13が形成される。これら分岐流
路13には接続孔であるソケット14が形成され、1つ
の流路より5つの流路に分岐されている。
【0012】継手本体10の正面には保持板18が支持
される。本実施例では、保持板18aは保持板18の両
端部にシャフト15の一端が止め環20’を介して固着
され、このシャフト15は継手本体10の正面の両端部
に、前記ソケット14の軸線と同軸方向に出没自在に設
けられ、シャフト15の他端に抜け止めのリング20が
嵌着されている。この保持板18には、図4に示される
ように、接続部材であるプラグ16を載置する載置部1
7が、例えば5連に形成され、この保持板18はシャフ
ト15に設けた弾発バネ19により弾発され、ソケット
14の前面に適宜間隔で離間させられている。なお、本
実施例では、保持板18の載置部17は、例えばU字形
状に形成したが、V字形状、角形、多角形、その他の形
状でもよい。また、弾発バネ19は省略も可能である。
さらに、シャフト15と保持板18は一体形成にしても
よく、この場合は、略コ字形状の保持部材18aに代え
ることができる。
【0013】本実施例では、保持板18に形成した複数
のU字形状の載置部17は、U字形状の円弧部17aの
中心点O1〜O5が、図5に示すように、継手本体10に
形成したソケット14の中心点O1’〜O5’と同芯円上
に配置するようにシャフト15に支持されている。ま
た、プラグ16の胴部には、前記した載置部17の幅及
び厚みと略同程度の周回溝16aを形成している。この
プラグ16は、先端部16bが継手本体10のソケット
14と略同径に成形され、例えば2条の溝部25にそれ
ぞれゴム製のOリング26が嵌着されており、後端部に
は後述する樹脂管との接続のためのニップル27が形成
され、同軸方向に流路28が貫通している。なお、プラ
グ16は適宜の金属材料、例えばステンレス材で形成さ
れている。
【0014】これにより、保持板18の載置部17にプ
ラグ16を載置するだけで、継手本体10のソケット1
4に対する位置決めが行われた状態で保持されるので、
両者14,16の確実な接続が行なえる。なお、保持板
18の載置部17の側部に適宜の記号や番号を記した
り、各載置部17の円弧部17aをそれぞれ異なる色彩
で着色し、一方、各プラグ16にも前記した保持板18
に対応した記号、番号、着色等を施こすことで、両者1
4,16の接続時における作業性の向上をより図ること
ができる。また、継手本体10と保持板18との離間距
離は、シャフト15の長さと弾発バネ19の弾発力によ
り決まる。
【0015】前記したシャフト15の途中位置には、例
えば周回溝状の係止溝15aが形成され、継手本体10
にはこの係止溝15aに係止する係合部材21が設けら
れる。この係合部材21は、例えば略L字形状を呈し、
1辺にシャフト15の通る挿通部21aとこれに続く長
孔21bが形成され、他辺にバネ止め部21cが形成さ
れている。この係合部材21は、その一辺が継手本体1
0に形成したスリット22に装入され、他辺は継手本体
10の両側面のバネ保持部23に内装したバネ23aで
シャフト15の交叉方向、つまり、継手本体10の両側
面外方に摺動可能に弾発されている。なお、係合部材2
1の長孔21bにはスプリングピン24が挿通され、こ
のスプリングピン24が長孔21bをガイドすること
で、係合部材21の弾発摺動を安定なものとしている。
【0016】本実施例において、継手本体10、シャフ
ト15、保持板18、係合部材21等は適宜の金属材
料、例えばステンレス材を用いボール盤やフライス盤等
の工作機械で流入出口11、流路12、分岐流路13、
ソケット14、係止溝15a、載置部17等を成形加工
したが、これらは鋳造で形成してもよく、その材料はア
ルミ、真鍮、鉄等を用いてもよい。また、継手本体10
や上記した各部材はプラスチックで成形することもでき
る。
【0017】本実施例において5つのソケット14は、
継手本体10の正面に同一線上に配列したが、ソケット
14は千鳥状に配列してもよい。この場合、保持板18
の載置部17も、継手本体10に形成したソケット14
の位置と一致させるように設けなければならない。ま
た、本実施例では、継手本体10に接続孔としてソケッ
ト14を形成すると共に、接続部材としてプラグ16を
用いたが、これとは逆に、継手本体10にプラグ16を
形成或は設けると共に、接続部材としてソケット14を
用いてもよい。また、これらソケット14やプラグ16
には、必要に応じて閉止弁を設け、両者14,16の分
離時における流体の漏洩を防ぐように構成してもよい。
【0018】以上のように構成された本実施例の管継手
は、図8に示されるような、床暖房用温水配管の分岐部
4及び集合部5に適用される。つまり、本実施例の管継
手は、熱源器1の送水管6より送られてきた温水を床下
2に敷設された複数、例えば5枚の暖房パネル3へ分岐
させると共に、各暖房パネル3で熱交換の終わった温水
を熱源器1の返水管7へ返水するために集合させてい
る。これらの接続は、図9に示されるように、熱源器1
からの送水管6或は返水管7は継手本体10の流入出口
11に接続され、プラグ16のニップル27には暖房パ
ネル3からの樹脂管8がホースバンド9で留められてい
る。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の管継手は上記のように構成したので、複数個のプラ
グ16が載置された保持板18或はシャフト15を継手
本体10方向に近接させるように押圧するだけで、継手
本体10に形成されたソケット14とプラグ16が一度
の操作で同時に接続でき、この状態を保持させることが
できる。
【0020】より詳細には、まず、保持板18はシャフ
ト15に支持されつつ弾発バネ19に弾発され、継手本
体10の正面に形成されたソケット14の前面に適宜間
隔で離間しており、複数のプラグ16は保持板18に形
成された複数のU字形状の載置部17に載置され、その
先端部16bが同一線上に並ぶように保持されている。
このとき、シャフト15と係合部材21との関係は図1
及び図6に示されるようになっており、シャフト15の
係止溝15aは係合部材21の位置まで下がっていない
ために、挿通部21aの一部であるロック部21dが係
止溝15aに係止することができず、ロックが解除され
た状態にある。
【0021】この状態において、保持板18の載置部1
7に載置されたプラグ16は、U字形状の載置部17の
円弧部17aがプラグ16の胴部に形成された周回溝1
6aに嵌合し、しかも、保持板18に形成したU字形状
の載置部17の円弧部17aは、継手本体10に形成さ
れたソケット14と同芯円上に配置するようにシャフト
15に支持されている。これによって、このU字形状の
載置部17にプラグ16を載置するだけで継手本体10
に形成されたソケット14との位置決めが自然に行なわ
れる。
【0022】次いで、複数のプラグ16が載置された保
持板18或はシャフト15を継手本体10方向に近接さ
せるように押圧すると、シャフト15と係合部材21と
の関係は図2、図5及び図7に示されるような状態とな
る。つまり、保持板18の載置部17で位置決めされた
複数のプラグ16と継手本体10のソケット14はスム
ーズ且つ確実に接続されると共に、シャフト15に形成
された係止溝15aが継手本体10に設けられた係合部
材21の位置まで移動する。このシャフト15は係合部
材21に形成された挿通部21aに挿通しており、ま
た、係合部材21はバネ23aでシャフト15に交叉す
る方向に、つまり、継手本体10の両側面の外方向に弾
発されているので、このとき、係合部材21に形成され
たロック部21dがシャフト15の係止溝15aと係止
される。これにより、シャフト15は保持板18と共に
継手本体10に近接した状態でロックされ、管継手は接
続が完了し、使用に供される状態となる。
【0023】このとき、係合部材21は長孔21bの長
さに応じて摺動し、長孔21bの端部がスプリングピン
24と当接するので、この係合部材21が継手本体10
のスリット22から外れることはない。また、本実施例
の管継手は、保持板18の載置部17でプラグ16が確
実に位置決めがされた状態で保持されているので、不用
意なガタつきを生じることがなく、ソケット14とプラ
グ16は確実に接続することができる。このように、本
実施例の管継手を用いると配管の接続作業が大幅に簡素
化され、配管技術に精通していない者でも容易に完璧な
配管接続作業を行なうことができる。しかも、本実施例
の管継手は、構成部品が少なく簡単な構成であるから、
製造が容易で安価に提供することができる。
【0024】ところで、本実施例の管継手は、上記した
ロック状態を解除することで複数のプラグ16を継手本
体10のソケット14より同時に分離させることができ
る。つまり、図5または図7において、継手本体10の
両側面外方に弾発されている係合部材21のバネ止め部
21c附近を、バネ23aの弾発力に抗して継手本体1
0の両側面内方に押圧すると、係合部材21のロック部
21dはシャフト15の係止溝15aとの係止が解除さ
れ、シャフト15が係合部材21の挿通部21aを挿通
可能となる。上述したように、複数のプラグ16を載置
した保持板18はシャフト15と共に弾発バネ19で継
手本体10のソケット14の前面に弾発されているの
で、継手本体10のソケット14とプラグ16は速やか
に且つ同時に分離して旧位に復帰する。
【0025】なお、本実施例では本発明の管継手を床暖
房用温水配管の分岐及び集合に適用した例で説明してい
るが、これは限定事項ではない。つまり、本発明の管継
手は各種産業機械、工作機械、輸送機械、医療機械、そ
の他の様々な分野で用いられる各種の流体(水、湯、冷
媒、熱媒、油、燃料、ガス、空気、粉粒体、その他液体
及び気体)の分岐に幅広く適用することができるもので
ある。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明の
管継手によれば、継手本体に設けた連通孔に複数個の接
続孔を連通させ、この接続孔は継手本体の一面に適宜間
隔で開口させると共に、この接続孔の前面に摺動自在に
設けた保持板を継手本体で支持し、この保持板は継手本
体に弾発させて設けた係合部材で継手本体側に近接させ
た保持板をロックするように構成したので、配管の接続
作業に熟練していないものであっても、容易に、多数の
接続箇所を有する分岐型の管継手の接続或は分離を迅速
且つ確実に行なうことができる。
【0027】このため、多数の接続箇所を有する分岐型
の管継手を用いる設備や施設等の製造或は製作に係る作
業時間の大幅な短縮を図ることができ、人件費等のコス
トを押さえることが可能となる。さらに、本発明の管継
手は、構成部品が少なく簡単な構成であるから、実施が
容易で安価に提供することができる等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管継手の一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】図1におけるソケットとプラグの接続状態を示
す平面図である。
【図3】図2におけるB−B部断面図である。
【図4】プラグを載置する保持板の形状を示す正面図で
ある。
【図5】図2におけるA−A部断面図である。
【図6】図1におけるA−A’部拡大断面図である。
【図7】図2におけるA−A’部拡大断面図である。
【図8】プラグを床暖房装置を示す概略図である。
【図9】本発明の床暖房装置における施工状態を示す図
である。
【符号の説明】
10 継手本体 12 流路(連通孔) 14 ソケット(接続孔) 15a 係止溝 17 載置部 18 保持板 21 係合部材 21a 挿通部 21d ロック部(挿通部の一部) 23a バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体に設けた連通孔に複数個の接続
    孔を連通させ、この接続孔は継手本体の一面に適宜間隔
    で開口させると共に、この接続孔の前面に摺動自在に設
    けた保持板を継手本体で支持し、この保持板は継手本体
    に弾発させて設けた係合部材で継手本体側に近接させた
    保持板をロックするようにしたことを特徴とする管継
    手。
  2. 【請求項2】 上記した保持板に複数の載置部を設け、
    この載置部と継手本体の一面に開口した接続孔とが一致
    するように配置した請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 上記した係合部材を継手本体にバネを介
    して外方に弾発させ、この係合部材に形成した挿通部に
    保持板を挿通させ、保持板を継手本体に近接させると共
    に、保持板の係止溝に挿通部の一部を係止させてロック
    するようにした請求項1又は2記載の管継手。
JP6150631A 1994-06-09 1994-06-09 管継手 Pending JPH07332568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150631A JPH07332568A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150631A JPH07332568A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07332568A true JPH07332568A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15501080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6150631A Pending JPH07332568A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07332568A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003266738A (ja) * 2002-03-19 2003-09-24 Seiko Epson Corp 吐出装置用ヘッドユニットおよびこれを備えた吐出装置、並びに液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法
WO2006040947A1 (ja) * 2004-10-12 2006-04-20 Calsonic Kansei Corporation 熱交換器の配管接続構造及び接続方法
EP2088356A3 (de) * 2008-02-08 2010-09-01 Herz Armaturen Ges.m.b.H. Installations-Montagemodul für Leitungen
JP2015533202A (ja) * 2012-07-17 2015-11-19 ビーエヌスター、イノベーションズ、ソシエダッド、リミターダBnstar Innovations, S.L. 埋込可能な流体接続アセンブリ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003266738A (ja) * 2002-03-19 2003-09-24 Seiko Epson Corp 吐出装置用ヘッドユニットおよびこれを備えた吐出装置、並びに液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法
WO2006040947A1 (ja) * 2004-10-12 2006-04-20 Calsonic Kansei Corporation 熱交換器の配管接続構造及び接続方法
EP2088356A3 (de) * 2008-02-08 2010-09-01 Herz Armaturen Ges.m.b.H. Installations-Montagemodul für Leitungen
JP2015533202A (ja) * 2012-07-17 2015-11-19 ビーエヌスター、イノベーションズ、ソシエダッド、リミターダBnstar Innovations, S.L. 埋込可能な流体接続アセンブリ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4900065A (en) Quick-connect fluid coupling
JP5054930B2 (ja) 急速継手用の冗長ラッチ/確認機構
JP2691550B2 (ja) 細径配管接続用コネクター
US4171559A (en) Method of making connections in pneumatic and hydraulic systems and testing such systems
US4089549A (en) Simultaneous plural fluid conductor connections
US4893845A (en) Firewall heater line adapter
US20050206160A1 (en) Irrigation coupling apparatus and method
US8256801B2 (en) Coupling device for media conduits
JP2005291497A (ja) 急速継手用の補助ラッチ/確認機構
NZ204372A (en) Quick-disconnect fluid transfer system:resilient annular gasket disposed between cap member and fluid transfer member provides liquid tight seal
JPH08233160A (ja) インサート付き接続ブロック
JPH08312858A (ja) ホースコネクタ
EP3040278B1 (en) Canister system for air separation module
US9422696B2 (en) Fluid connectors
US20180283576A1 (en) Wireform Clip For Use With Supply Valves
US5170841A (en) Multi-way quick action coupling device particularly for motor vehicle engine cooling circuits
JPH07332568A (ja) 管継手
KR102187676B1 (ko) 퀵 커넥터 어셈블리
JPS62502281A (ja) 液体回路用急速作動カップリング
US5178208A (en) Multi-way quick action coupling device particularly for motor vehicle engine cooling circuits
JP4482758B2 (ja) マニホールドベース組立体
RU2007105871A (ru) Соединительный узел
JP2003113981A (ja) カプラー
CH670687A5 (en) Mixer tap for hot and cold water
CN210344646U (zh) 管路连接结构