JPS62502281A

JPS62502281A - 液体回路用急速作動カップリング

Info

Publication number: JPS62502281A
Application number: JP61501735A
Authority: JP
Inventors: ルシエ，クリスチヤン
Original assignee: ヴアレオ
Priority date: 1985-03-21
Filing date: 1986-03-20
Publication date: 1987-09-03
Also published as: FR2579308A1; FR2579308B1; EP0250424A1; ES296575U; WO1986005580A1; WO1986005567A1; DE3661576D1; EP0255517A1; ES296575Y; EP0255517B1; JPS62502282A; US4765658A; BR8607088A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】液体回路用急速作動カップリング艮亙立光」本発明は、自動車の液体回路用命、速作動カップリングに関する。

盗ｇｏｔ支扛例えば自動車に取り付けられる熱交換器は、通常、自動車のエンジンを冷やすための液体回路に接続された可撓性ホース（フランスで、［ドリート（Ｄｕｒｉｔｅ）　Ｊと呼ばれている）に、シール状態で接続された液体の入口もしくは出口チューブを有する少なくとも一つの液体タンクを備えている。

別の液体用出口もしくは入りロチューブが、熱交換器の型に対応して、同じ液体タンクもしくは別のタンクに設けられ、かつこのチューブは、可撓性のホースにより、シール状態で液体回路に接続されている。

各可撓性ホースの一端は、前記チューブの端部へ嵌め込まれ。

かつ可撓性ホースの端部に取り付けた締付はカラーにより、チューブに固定される。

チューブに可撓性ホースを嵌め込んだり、締付はカラーを取り付けたりする作業には、時間がかかり、かっこの作業は、自動車組立ラインで実施するのには不便である。自動車製造業者は、これらの作業を容易にし、かつ作業時間を大幅に短縮しうる装置の出現を要望している。

且豆度！泣本発明は、この問題点を、簡単かつ効果的に、しかも迅速に解決しうる手段を提供するものである。

この問題点を解決するため５本発明によると、２つの部材がシール状態で相互に嵌合し合うようになっており、かつ各部材の他端に、互いに係合しうるとともに、互いに独立している同軸の２つの液体通路を備えていることを特徴とする急速作動カップリングが提供される。

これら２つの部材は、それぞれ一体成形部品として作られている。

２つの部材のうちの第１部材の流路は、２つの同軸のチューブから構成されており、その一方たる外チューブは、部材の他端で、互いに離れている２本の平行ダクトに分かれている。

熱交換器へ本発明を適用する際には、第１部材は、熱交換器の流体タンクと一体成形される。

急速作動カップリングの第２部材における２つの流路は、第１部材と接続するための第２部材の自由端の所において同軸である２つのチューブ、および第２部材の他端で、互いに独立し、かつ送流および還流用の可撓性ホースに接続しうる２本のダクトから構成されている。

本発明の別の特徴によれば、第１部材および第２部材の同軸チューブ同士は、互いにシール状態で嵌合した際、その自由端は相互に心合わせされる。

同軸チューブの相互に嵌合する部分におけるシールリングを収容するための円筒状壁には、環状間隙が形成されている。

可撓性ホースに接続される第２部材は、第１部材の同軸チューブの一方に設けられた対応する部分と係合しうるスナップ式ロック装置を備えている。このスナップ式ロック装置は、例えば、第２部材の外チューブから突出し、かつ第１部材の外チューブの自由端におけるＬ形ノツチと係合しうるようになっているペグすなわちスタッドから成っている。

図面の簡単な説明以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は１本発明による急速作動カップリングの２つの部材の一部破断分解斜視図である。

第２図は、本発明を適用した熱交換器の一部を断面にした線図的正面図である。

第３図は、第２図の■−■部において、水タンクの２本チューブを断面にして示す熱交換器の平面図である。

第４図は、不発明による。急速作動カップリングの組立てた状態を示す軸方向断面図である。

第５図は、同カップリングの部分図である。

第６図は、同カップリングの略側面図である。

見五卑死五叉五里図面で示す急速作動カップリングは、２つの成形プラスチック部材（１０）および（１２）から成っており、その一方は、熱交換器の水タンクに接続され、他方は１図示しない２本の可撓性ホースを介して、自動軍の内燃機関の冷却液体回路に接続される。

第１図で一部のみが示されているプラスチック部材（１０）は、第２図および第３図で示すハウジング（１８）内に収容されている熱交換器（１６）の水タンク（１４）と一体的に成形されている。

この熱交換器（１６）は、１゛個の水タンク（１４）を、有孔板（２０）によって、複数のＵ形チューブ（２２）の一端に１通常の手段で取り付けてなるものである。

水タンク（１４）を有孔板（２０）に取り付けると、長手方向の仕切（２４）が、水タンク（１４）の内部を、互いに分離された２つの密閉されたチャンバ（２６）および（２８）に区分する。この長手方向の仕切（２４）は、各Ｕ形チューブ（２２）の端部の間へ伸びて、水タンクの各チャンバ（２６）　（２ｇ）を互いに接続している。

熱交換器（１６）には、液体が、急速作動カップリングの部材（１０）によって供給される。前記部材（１０）は、それぞれ水タンク（１４）の各チャンバ（２６）　（２８）と連通する２つの離れた液体通路を備えている。これら２つの液体通路は、部材（１０）の自由端では同軸の円筒である外内の２本のチューブ（３０）　（３２）と、部材（１０）の他端では、水タンク（１４）へ接続されるダクト（３４）　（３６）　（３８）とから成っている。

ダクト（３４）　（３６）　（３８）は、互いに平行であるとともに、側方に並んでいる。その中のダクト（３８）は、内チューブ（３２）から伸びて、水タンク（１４）のチャンバ（２６）に達している。ダクト（３４）および（３６）の一端は、外チューブ（３０）と連通し、同じく他端は水タンク（１４）のチャンバ（２８）と連通している。

ダクト（３４）　（３６）　（３８）を流れる液体及び水タンクのチャンバ（２６）および（２８）内における液体の分配を良好にするため、第２図に示すように、水タンク（１４）の白壁（４０）と概ね接しており。

かつそれぞれダクト（３４）　（３６）　（３８）および（３８）の上部へ達するべく傾斜する突起部（４２）および（４４）を備えている。

部材（１０）における同軸のチューブ（３０）および（３２）は、自由端から少し離れた所で２横壁（４６）により相互に接続されている。

この横壁（４６）は、外チューブ（３０）と内チューブ（３２）との間に形成され、かつ横壁（４６）に設けたオリフィスを介して、外チューブ（３０）はダクト（３４）および（３６）と連通している。

本発明による急速作動カップリングのもう一つの部材（１２）も、プラスチック材の一体成形品であり、かつ２つの離れた液体通路を備えている。この液体通路は２部材（１２）の自由端では同軸チューブ（４８）（５０）により形成され、また部材（１２）の他端では。

それぞれ可撓性ホース（図示されていない）の端部と嵌合しうるとともに、互いに外側に位置するダクト（５２）および（５４）により形成されている。

ダクト（５２）は、第１図の例では、チューブ（４，８）および（５０）の軸線に対して直交し、かつ外チューブ（４８）と連通している。他のダクト（５４）は、内チューブ（５０）の軸線方向を向いている。

カップリングの部材（ｌＯ）と同様に、同軸チューブ（４８）および（５０）は、内チューブ（５０）を取り囲む横壁（５６）により、自由端から少し離れた所で、互いに接続されている。

部材（１２）は、外チューブ（４８）から半径方向に突出し、かつ部材（１０）における外チューブ（３０）の自由端に設けられているノツチ（６０）（一部のみを示す）とスナップ式に嵌合しうるペグすなわちスタッド（５８）を備えている。

カップリングの部材（１０）および（１２）間のシール接続について、第４図乃至第６図を参照して詳細に説明する。

これらの図で示されている急速作動カップリングにおいては、第１図で示したカップリングの各部材とくらべて１部材（１２）のダクト（５２）および（５４）の方向が異なっている。すなわち、一方のダクト（５２）は、第１図で示した部材（１０）および（１２）の共通軸に対して直交し、他のダクト（５４）は、前記の軸に対して傾斜している。

従って、急速作動カップリングの各部材びよびその構成部品に関し、第１図および第４図乃至第６図においては、共通の符号を付しである。

第４図は、組合せた状態のカップリングを示す、カップリングの部材（１０）および（１２）は、シールされた状態で接続され、かつスナップ止めにより接続してロックされている。

部材（１２）の同軸チューブ（４８）および（５０）は、それぞれ部材（１０）のチューブ（３０）および（３２）と嵌合しあうようになっている。

これらのチューブの内面又は外面には、嵌合するチューブの端部と心合せできるように１円筒状当接面が設けられている。

詳言すると１部材（１０）の外チューブ（３０）には、その自由端から少し離れた所における内面に１部材（１２）の外チューブ（４８）の自由端の外径より僅かに大きい内径を有する円筒状支持面（６２）が設けられ、部材（１２）の外チューブ（４８）には、その自由端から少し離れた所における外面に、部材（１０）の外チューブ（３０）の自由端の内径より僅かに小さい外径のリム（６４）が設けられている。

同様に、部材（１０）の内チューブ（３２）は、その自由端から少し離れた所における内面に１部材（１２）の内チューブ（５０）の自由端の外径より僅かに大きい円筒状当接面（６６）を備えている。また部材（１２）の内チューブ（５０）自身は、その自由端から少し離れた所の外面に、部材に（１０）の内チューブ（３２）の自由端の内径より僅かに小さい外径の円筒状当接面（６８）を備えている。

従って、２つの部材（ｌＯ）および（１２）が嵌合しあうと、部材（１０）の外チューブ（３０）の自由端は、心合わせされ、かつ部材（１２）の外チューブ（４８）のリム（６４）に押し込まれる。また外チューブ（４８）の自由端は１部材（ｌＯ）の外チューブ（３０）の円筒状当接面（６２）の内側に嵌め込まれる。同様に、部材（ｌＯ）の内チューブ（３２）の自由端は、心合わせされ、かつ部材（１２）の内チューブ（５０）の円筒状当接面（６８）を支持するとともに、内チューブ（５０）の自由端は、部材（１０）の内チューブ（３２）の円筒状当接面（６６）の内側に心合わせされる。

第４図で示すように、部材（１０）の外チューブ（３０）の内径は。

部材（１２）の外チューブ（４８）の外径よりも大きくしてあり、外チューブ（４８）のリム（６４）と外チューブ（３０）の円筒状当接面（６２）との間に設けられるシールリング（７０）を収容するための環状間隙が、雨チューブ間に形成されている。

同様に、部材（１０）の内チューブ（３２）の内径は、部材（１２）の内チューブ（５０）の外径よりも大きくなっており、それによって、シールリング（７２）を収容するための環状間隙が、ＷＪチューブ間に形成されている。

シールリング（７２）は、内チューブ（５０）の円筒状当接面（６８）と内チューブ（３２）の円筒状当接面（６６）との間に、内チューブ（５０）のまわりに設けられている。

第４図で示すように、急速作動カップリングの２つの部材（１０）および（１２）が、相互に嵌合した時、カップリングにより形成された液体通路の分離部は、完全に液密状態となっている。

液体が、例えば、ダクト（５４）から流れてくると、内チューブ（５０）を経てダクト（３８）へ流れ、さらに、ダクト（３４）および（３６）を経て還流し、外チューブ（４８）及びダクト（５２）を通って流出する。その逆も同様である。

液体通路が、液密状態で互いに離れており、かつ液体通路を仕切る壁の両面は液体と接触しないので、プラスチック材が液体による分解作用を受けることはなく、また壁の変形を回避される。

カップリングの２つの部材（１０）と（１２）は、スナップ式のロック装置により互いに保持される。その状態が、第１図で部分的に、また第５図および第６図で全体的に示されている。

これらの装置は１部材（１２）の外チューブ（４８）の外面から突き出ている２つのペグすなわちスタッド（５８）から成っている。これら２つのペグすなわちスタッド（５８）は、直径方向に対向し、かつ外チューブ（４８）のリム（６４）の後方に形成されている。

こわらのペグすなわちスタッド（５８）が嵌合しうる２つのＬ形ノツチ（６４）が、部材（１０）の外チューブ（３０）の自由に設けられている。

各ノツチは、チューブ（３０）および（３２）の共通軸に平行な切込みと、この第１の切込みと直交する第２の切込みと直交する第２の切込みを有し、第１の切込みは、ペグすなわちスタッド（５８）の大きさとほぼ同じ寸法であり、第２の切込みの幅は、スタッド（５８）の幅より僅かに小さいや従って１部材（１０）と（１２）が嵌合すると２スタツド（５８）は、ノツチ（６０）の第１切込みに嵌入し、部材（１２）を部材（ｌＯ）に対して僅かな角度（およそ１０６乃至１５’　）回動させると、スタッドは、ノツチ（６０）の第２切込みの端部に当接する。この回転の時、スタッドの軸方向の寸法が、ノツチ（６０）の第２切込みの寸法より僅かに大きいので、スタッド（５８）は、弾性変形する。また、軸方向の長さがスタッド（５８）のそれより僅かに大きい第２切込みの端部へ来ると、スタッドは、最初の変形していない状態にも。

どろ。

ノツチ（６０）の第２切込みの自由端（７４）が弾性変形して、２つの部材が不慮に外れるのを防ぐため、この自由端（７４）は、はぼＵ形でノツチ（６０）の第１切込みを覆い、かつノツチ（６０）の第１切込みを越えてチューブ（３０）の外面と接続する突片（７６）と一体成形されている。

強固かつ確実な組立を行なわせるため、第５図で示すように、突゛片（７６）の下部は、軸と平行に伸び、かつ外チューブ（３０）の外面から突出しているリブ（７８）に接続されている。

本発明によるカップリングによると、熱交換器の水タンクを液体回路に、簡単、迅速かつ効果的に接続しうる。実施するのに必要なことは、カップリングの各部材（ｌＯ）および（１２）を相互に嵌合させてから、これら２つの部材をロックさせるべく１部材（１２）を部材（１０）に対して回転させることである。

部材（１２）は、上記の可撓性ホースに取付けた状態で、自動車製造業者に供給される。これらのホースは５通常の方法、すなわちダクトを覆うように嵌合してから、締付はカラーまたは類似の装置によって固定することにより１部材（１２）のダクト（５２）および（５４）に取り付けられる。自動車組立ラインにおいて行なうべき作業は、カップリングの２つの部材（１０）および（１２）を相互に嵌合し、かつスナップ止めにより２つの部材をロックさせることである。

本発明は、熱交換器の水タンクと液体回路を接続させる際ばかりではなく、４つの流路を対として相互に接続したい際に、広く適用することができる。

国際調査報告一一一−＾−””””　”’ＰＣＴ／ＦＲ８６１０００９１ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ：：＝　ＩＮτＺＲＮＡＴＩＣ；ＮＡ”ａ　Ｓ三人ＲＣＨ？−＝ＰＯズτＣＮ υ５−Ａ−３２１１１７８Ｎｏｒ、ａ

Claims

【特許請求の範囲】１．シール状態で相互に嵌合しうる２つの部材（１０）（１２）が、その相互に嵌合しうる自由端では同軸であり、かつ他端では、側方向に離れている２つの液体通路を備えていることを特徴とする液体回路用急速作動カップリング。２．２部材（１０）（１２）の各々が、一体成形したものであることを特徴とする請求の範囲第（１）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。３．２部材のうちの一方の第１部材（１０）が、熱交換器の水タンク（１４）と一体に成形されていることを特徴とする請求の範囲第（１）項または第（２）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。４．第１部材（１０）の液体通路が、２つのチュープから成っており、２つのチュープのうちの一方の外チュープ（３０）が、部材（１０）の他端で、互いに平行をなしかつ分離している２つのダクト（３４）（３６）に分かれていることを特徴とする請求の範囲第（１）項乃至第（３）項のいずれかに記載の液体回路用急速作動カップリング。５．第１部材（１０）の２つのチュープの同軸部（３０）（３２）が、内チュープ（３２）を取り囲む横壁（４６）により、その自由端から少し離れた所で互いに接続された２つの同軸の円筒状壁により形成されており、かつそこから外チュープ（３０）と接続してる２つのダクト（３４）（３６）が伸びていることを特徴とする請求の範囲第（４）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。６．第２部材（１２）の２つの液体通路は、部材（１２）の自由端で同軸である２つのチュープ（４８）（５０）、および部材（１２）の他端で相互に側方向に分離している２つのダクト（５２）（５４）から構成されており、かつ前記２つのダクトは、送流または還流用の可撓性ホースに接続しうるようになっていることを特徴とする請求の範囲第（１）項乃至第（５）項のいずれかに記載の液体回路用急速作動カップリング。７．第２部材（１２）の２つの同軸チュープ（４８）（５０）が、自由端から少し廃れた所で、内チュープ（５０）を取リ囲んでいる環状壁（５６）により、相互に接続された２つの同軸の壁によって形成されており、かつ一方のダクトは、環状壁（５６）と一体をなす外チュープ（４８）と連通し、他方のダクト（５４）は、内チュープ（５０）を延長部として形成されていることを特徴とする請求の範囲第（６）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。８．第１部材（１０）の同軸チュープ（３０）（３２）と第２部材（１２）の同軸チュープ（４８）（５０）が、シール状態で互いに嵌合し、かっその自由端で互いに心合わせしうるようになっていることを特徴とする請求の範囲第（６）項または第（７）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。９．一方の部材の一方の内チュープ（または、一方の外チュープ）と嵌合する部材（１０）（１２）の他方における２つの内チュープ（３２）（５０）の他方（または、２つの外チュープの他方）が、自由端で一方のチュープの円筒状当接面（６６）（または（６２））に受容され、かつ自由端から少し離れたところの外面に、一方の外チュープの自由端と心合わせするための円筒状当接面（６８）（または（６４））を備えることを特徴とする請求の範囲第（８）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。１０．シールリング（７０）（７２）を収容するための円筒壁間の環状間隙が、互いに嵌合し合う内チュープ（または、外チュープ）の間にあることを特徴とする請求の範囲第（９）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。１１．２つの部材を接続した時に、第２部材（１２）が、第１部材（１０）の同軸チュープ（３０）（３２）の一方に設けられている装置（６０）と係合し合うようになっているスナップ式ロック装置（５８）を備えていることを特徴とする請求の範囲第（６）項乃至第（１０）項のいずれかに記載の液体回路用急速作動カップリング。１２．スナップ式ロック装置は、第２部材（１２）の外チュープ（４８）から突出し、かつ第１部材（１０）の外チュープ（３０）の自由端の所に設けたＬ形ノッチ（６０）と係合しうるようになっているスタッドすなわちペグ（５８）を備えていることを特徴とする請求の範囲第（１１）項に記載の液体回路用急速作動カップリング。