JP2002206690A - 流体移送用断熱管 - Google Patents

流体移送用断熱管

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JP2002206690A JP2001003917A JP2001003917A JP2002206690A JP 2002206690 A JP2002206690 A JP 2002206690A JP 2001003917 A JP2001003917 A JP 2001003917A JP 2001003917 A JP2001003917 A JP 2001003917A JP 2002206690 A JP2002206690 A JP 2002206690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号線の断線のおそれを解消できるととも
に、この信号線の端末処理も容易で、かつ、耐久性に優
れた低コストな流体移送用断熱管を得ることにある。 【解決手段】 温水移送用の断熱管1を、外管2と、2
本の内管3と、複数本の信号線4とで形成する。外管2
を内外一対の断熱性被覆管11、12で形成し、この外
管2の内部空間Eに2本の内管3を収容する。2層の被
覆管11、12相互間に線収容空間Sを設けて、そこに
信号線4を配置する。信号線4より内側位置の被覆管1
1で、外管2の内部空間Eに配置された内管3と信号線
4とを隔てる。この隔離により、信号線4と内管3との
接触を原因とする各種の不具合を解消するようにしたこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一戸建住宅や集合
住宅又は商業ビル等において居住性を向上させるために
設備される冷暖房装置の冷温水配管として、又は、前記
住宅等に設備される冷暖房装置の床下配管、或は屋外の
熱源機から屋内の端末機器への給水・給湯のため等に使
用される流体移送用断熱管に関する。
【0002】
【従来の技術】冷暖房装置は、屋外に設置された熱源機
により熱媒体(主として水)を電気又はガスで冷却又は
加熱し、この熱媒体を合成樹脂製の配管によって、屋内
に設置された床暖房マット、壁掛け型又は天井埋込み型
の冷暖房用端末機器に導き、この機器での熱交換により
屋内の冷暖房を行なう。
【0003】この冷暖房装置等において流体移送用とし
て使用される配管には、熱源機から端末機器に至る間の
熱媒体からの放熱を抑制する断熱性が必要であるととも
に、端末機器の周辺の温度情報(例えば出湯温度等)に
基づき、比例制御弁等を用いて例えば出湯温度を安定化
させる機能を有する熱源機をリモートコントロールする
ために、前記配管に絶縁電線等の信号線を備えることも
必要である。
【0004】このような事情から実開昭62−1060
86号公報に例示されるように、プラスチック製の流体
移送用の内管の外周を発泡プラスチック製の保温層(断
熱層)で被覆し、更に、この層をプラスチック製の保護
層(外管)で被覆し、かつ、前記保温層内に信号線を埋
設した流体移送用断熱管が提案されている。又、実開平
5−61919号及び特開平7−78517号公報に
は、断熱性を有するかいなかは不明であるが、流体移送
用通路を有する絶縁材内に信号線を埋設する技術、或
は、絶縁材内に流体移送用の管とともに信号線を埋設す
る技術が記載されている。
【0005】ところで、流体移送用断熱管が備える信号
線は端末機器や熱源機に接続するために、その端末部を
外部に引出す端末処理が必要がある。この場合、前記各
従来例のように信号線が埋設されている構成では、信号
線をその端から所定長さ引出すのに、その部分をカッタ
ー等を用いて掘り出すのに、同部分に密着してそれを埋
めている材料を前記引出し長さに見合って除去する手間
が必要である。したがって、端末処理作業が面倒であ
り、流体移送用断熱管の施工性の低下を来たしている。
【0006】又、流体移送用断熱管が、熱源機から端末
機器に熱媒体を導く行き側の内管と、この逆に端末機器
から熱源機に熱媒体を導く戻り側の内管とを備え、これ
ら両内管を断熱性の外管の内部空間に収容するととも
に、前記内部空間に複数本の信号線を収容したものも提
供されている。又、これと同様に、行き側と戻り側の2
本の内管にわたって薄膜被覆層を巻付けて2本の内管を
互いに拘束させるとともに、これら2本の内管相互間の
前記薄膜被覆層で閉じられた断面略V字状の内管間溝部
に複数本の信号線を収容し、これらを断熱性の外管の内
部空間に収容した流体移送断熱管も知られている(特開
平11−82875号公報参照)。
【0007】しかし、これらの従来例では、2本の内管
と複数本の信号線とが外管の同一内部空間にあって、か
つ、内管と信号線とは互いに接触して設けられているか
ら、以下の不具合がある。
【0008】つまり、2本の内管は、その内部を通る流
体の温度の上がり下がりや内圧の変化等によって伸縮す
る。この伸縮の程度は行き側の内管と戻り側の内管とで
異なるため、両内管間に信号線が挟まれて過大な負荷を
信号線に与えることがある。そのため、こうした負荷に
基づき信号線が断線するおそれがある。
【0009】しかも、薄膜保護層がない前者の構成の断
熱管においては、2本の内管と複数本の信号線とが外管
内でばらばらに動く可能性が高いので、内管と信号線と
が、断熱管の製造から施工までの間に、互いに絡み合っ
たり、捻じれて巻付いたりすることがある。そのため、
施工後に内管が異常に伸縮するようなことがあると、そ
れに伴い信号線が巻き込まれて大きな引張り力を受けて
断線するおそれがある。
【0010】それだけではなく、前記絡み合いや捻じれ
等により、信号線の端末が断熱管内に引込まれることが
ある。この場合には、熱源機や端末機器に対する信号線
の端末処理を行なう際に、信号線の位置が分からず、よ
って、工作業に支障をきたすおそれがある。
【0011】更に、一般に信号線は軟質ポリ塩化ビニル
等の絶縁材で被覆されているが、信号線と内管とが接触
していることで、信号線の絶縁被覆には耐熱性が要求さ
れ、コスト高な信号線を使用することを余儀なくされて
いる。その上、前記接触により絶縁被覆に含まれている
可塑剤等が、通常合成樹脂からなる内管に移行するに伴
い、内管及び信号線の劣化が促進されるので、長期にわ
たる使用上の耐久性を損なう恐れがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、信号線の断線のおそれを解消できるととも
に、この信号線の端末処理も容易で、かつ、耐久性に優
れた低コストな流体移送用断熱管を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、少なくとも2層の断熱性被覆管
を有してこれらを同軸的に組合わせた多層の外管と、こ
の外管の内部空間に収容された合成樹脂製の流体移送用
内管と、互いに隣接する前記被覆管間に配置された信号
線とを具備し、前記外管のうち前記信号線より内側に位
置する被覆管で前記信号線と前記内管とを隔てたことを
特徴としている。
【0014】この請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項2の発明のように、互いに隣接する前記被覆管間
に軸方向に連続して延びる線収容空間を設け、この空間
に前記信号線を通すことができる。又、この請求項2の
発明を実施するにあたり、請求項3の発明のように、互
いに隣接する前記被覆管のうち内側位置の被覆管の外周
面と外側位置の被覆管の内周面とが、前記線収容空間に
臨んだ非着周面を除いて接着又は融着され、前記非着周
面間に前記線収容空間を形成してもよい。更に、請求項
1〜3の内のいずれか1項の発明においては、請求項4
の発明のように、外管内に前記内管が2本収容され、前
記内部空間に臨んで前記信号線より内側に位置する被覆
管が、前記信号線に対向して前記内側空間に突出すると
ともに軸方向に延びる凸条部を有し、この凸条部の両側
に2本の前記内管を振分けて収容するとよい。又、請求
項2の発明を実施するにあたり、請求項5の発明のよう
に、外管が、内側被覆管と、この内管の外周面に両側縁
が互いに接触しないように断面欠円環状をなして巻き付
けられた管状スペーサと、このスペーサを覆って設けら
れた外側被覆管とを備え、前記管状スペーサの両側縁と
前記内外一対の被覆管との間に前記線収容空間を形成す
ることができる。
【0015】請求項1の発明において、内管は、可撓性
を有する方が施工時の取扱いを容易にできる等の点で好
ましく、又、その使用数は何本でもよい。そして、内管
を複数本用いる場合には、それらの内管にわたって薄膜
被覆層を巻付けて互いにばらけないように各管を拘束し
て、取扱いを容易にするとともに、内管同士の捻じれや
絡み付きを抑制できるようにしてもよい。
【0016】又、請求項1の発明において、内管を作る
合成樹脂材料には、架橋ポリエチレン、ポリブデン、ポ
リプロピレン、ポリアミド、及びポリエチレン等を用い
ることができる。これらの中でも、材料コストが低く、
温水に対する耐性があって、耐久性に優れる架橋ポリエ
チレンを用いることが好ましい。
【0017】又、請求項1の発明において、外管は2層
以上の被覆管を備えて形成されていればよく、そして、
これらの断熱性被覆管も可撓性を有する方が施工時の取
扱いを容易にできる等の点で好ましい。更に、請求項1
の発明において、外管を作る材料には、断熱効果をもた
らす材料、例えば、架橋ポリエチレン発泡体、ポリエチ
レン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリウレタン等を
用いることができ、特に、安価であり、かつ、ポリエチ
レン発泡体に比較して耐熱性に優れる架橋ポリエチレン
発泡体を用いることが好ましい。又、外管のうち最内層
の被覆管の内周面にアルミニューム箔等の熱線反射層を
貼り付けることは妨げないとともに、前記最内層の被覆
管には、それを手で容易に千切り取ることができるよう
に、円周方向等に切れ目を入れたり、断続的に連続する
空気抜き用ピンホールを入れた構成とすることもでき
る。更に、前記最内層の被覆管は、その内側に収容され
る内管の滑り落ちを防止するために、発泡エラストマー
等の表面の滑り抵抗が大きい断熱性材料を用いることが
できる。又、外管をなす被覆管が3層以上である場合
に、その中間位置の被覆管は、断熱空間としての空気層
をより多くするために、例えば波形状の表面を持つ構成
としても良く、又、前記中間層の内周面又は外周面の少
なくとも一方にアルミニューム箔等の熱線反射層を貼り
付けることも妨げない。
【0018】又、請求項1の発明において、信号線に
は、絶縁被覆電線、ケーブル、コード等を用いることが
でき、この信号線が備える信号導体は、銅、銅合金、ア
ルミニューム、光ファイバー等で形成することができ、
前記信号導体が電線の場合には単線より撚線の方が施工
に伴い折損が少ない点で好ましい。又、信号線の外層を
なす絶縁材量及び被覆材料には、架橋ポリエチレン、軟
質PVC(ポリ塩化ビニル)等を用いることが好まし
い。更に、信号線には、自由度が保てるように、前記外
管の内側空間に対して径の小さなものが好ましく、又、
断熱管の施工時に外管を損傷させない程度の可撓性を持
つことが好ましい。しかも、信号線の配置は、外管の隣
接する被覆管間であれば何処に配置してもよく、各信号
線は、それ毎に分けて隣接した被覆管間に複数箇所配置
してもよいが、複数の信号線が同じ用途である場合に
は、隣接した被覆管間の一ヵ所に配置する方が、製造面
や取扱い面で容易になる点で好ましい。その上、信号線
は外管をなす被覆管のうち最外層をなす被覆管の直下、
つまり、この被覆管の内周面に臨んで配置するとよく、
このように配管する場合には信号線の端末処理が容易と
なり、かつ、その際に内管を傷付ける恐れをより少なく
なる点で好ましい。又、信号線と、これが接する被覆管
とは、接着していても、接着されていなくてもよく、接
着する場合には一部のみを接着させるだけで信号線の位
置保持をさせることができる。
【0019】請求項1の発明においては、外管をなす2
層以上の断熱性被覆管相互間に信号線を配置して、この
信号線より内側位置の被覆管で、前記外管の内部空間に
配置された内管と信号線とを隔てたから、信号線と内管
との接触を原因とする各種の不具合を解消できる。つま
り、信号線が内管に巻付くことがなく、したがって、内
管の伸縮に伴って信号線に過負荷を与ることがないとと
もに、信号線の端末部が引っ込むことがなく端末位置を
一定に保持できる。更に、信号線が内管の温度の影響を
受けることを、信号線より内側位置の被覆管で緩衝でき
るとともに、信号線の絶縁被覆に含まれる可塑剤が内管
に移行することもない。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、図1を参照
して本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、
集合住宅等の建物に設備される冷暖房設備の給水給湯を
担うための冷温水移送用の断熱管としての適用例を示し
ている。この断熱管1は、外管2、2本の内管3、複数
本の信号線4を備えている。
【0021】外管2は、内側被覆管11と外側被覆管1
2とを同軸的に組合わせて形成されていて、その内部空
間Eは軸方向全長にわたり延びている。両被覆管11、
12は、いずれも可撓性を有する断熱性材料例えば架橋
ポリエチレン発泡体で作られており、その最も内側の被
覆管11は給湯温度等に耐える耐熱性を有している。な
お、両被覆管11、12は同種材料で作ることに制約さ
れず、異種材料で作ることもでき、その場合外側被覆管
12には給湯温度等に対する耐熱性は特に要しない。
【0022】この外管2は、所定幅を有して軸方向に連
続して長く延びた2枚の板状素材を積層しながら、これ
ら板状素材をその両側縁が互いに合わさるように丸める
とともに、合わさった前記両側縁を熱融着などで接着し
て形成される。図1(B)中符号11a、12aは接着
部を示している。又、このように製造される外管2にお
いて、内側被覆管11の外周面と外側被覆管12の内周
面とは一部を除いて接着又は融着されている。図1
(B)中符号11b、12bは内外両被覆管11、12
の非着周面を示しており、これらによって単一の線収容
空間Sが形成されている。この線収容空間Sは、例えば
前記接着部11a,11bに対して周方向に略180°
離れた位置に設けられていて、断熱管1の全長にわたり
この管1の軸方向に延びている。
【0023】内部空間Eに臨んだ内側被覆管11は、そ
の一部に内部空間Eに突出する凸条部12cを有してい
る。この凸条部12cも断熱管1の全長にわたりこの管
1の軸方向に延びている。凸条部12cは内側被覆管1
1の非着周面11bに対応する位置に設けられている。
既述のように作られる外管2において、内側被覆管11
の前記板条素材と外側被覆管12の前記板条素材とを平
らな状態で非着周面11b、12bの部分を除いて接着
した後、これを丸めて接合する際に、内外の周長の差に
よるの余剰分で凸条部12cを作ることができる。この
凸条部12cを設けることによって、凸条部12cの先
端とこれから周方向に略180°離れた内周面部分との
間の最短距離を、2本の内管3を並べた時の並び方向の
最大寸法よりも小さくしている。
【0024】前記2本の内管3は、合成樹脂例えば耐熱
性でかつ可撓性を有する架橋ポリエチレンで形成されて
いる。これら内管3は前記内部空間Eに収容されてい
る。詳しくは、図1(B)において一方の内管3は凸条
部12cを境に左側に、他方の内管3は凸条部12cを
境に右側に夫々振分けて収容されている。一対の内管3
は、外管2を作る際に、この外管で包まれるように挿入
して配管される。一方の内管3は、図示しない給湯機
(熱源機)から被給湯機器(端末機器)に熱媒体として
の温水を導くための行き管として用いられ、他方の内管
3は前記被給湯機器から給湯機に温度低下した温水を戻
すための戻り管として用いられる。
【0025】前記各信号線4には、建物に断熱管1を敷
設する施工時に外管2に損傷を与えない程度の可撓性を
有する絶縁被覆電線が使用されている。これら信号線4
は前記被給湯機器をリモートコントロールするためなど
に用いられ、断熱管1の全長にわたりこの管1の軸方向
に延びて前記線収容空間Sに遊びを持って収容されてい
る。線収容空間Sは最も外側の被覆層12の直下に設け
られているから、各信号線4は最も外側の被覆層12の
直下に配線される。
【0026】又、本実施形態では、各信号線4は外管2
の全長よりも長いので、図1(C)に示すように線収容
空間S内において蛇行して余長を生じるように収容され
ている。このような収容は、図示しない断熱管成形装置
への外管2の製造速度(内外被覆管11、12の送り込
み速度)よりも、信号線4を速く送り込むことによって
実現できる。
【0027】なお、本実施形態では、線収容空間Sを形
成する前記非着周面11b、12bと信号線4とは接触
するも接着されておらず、この非拘束の信号線4は長手
方向に自由に動くことが可能である。しかし、抜け止め
のために信号線4の長手方向中央部側において一箇所な
いし数箇所を接着止めすることは妨げない。
【0028】断熱管1の最外層表面には外皮フィルム1
3が被着されている。このフィルム13には滑り止めの
ために全面にわたり凹凸加工(図示しない)を施されて
いる。更に、外皮フィルム13の表面には信号線4の収
容位置を示す目印14が、図1(C)に示すように線収
容空間Sに対応して設けられている。この目印14は例
えば軸方向に延びる表示線を印刷する等によって設けら
れる。又、必要に応じて外皮フィルム13の表面には、
断熱管1の用途を示す表示を設けることができるととも
に、断熱管1の長手方向両端部には、信号線4の端末部
の引出しを容易にするために、予め最外層の被覆管12
の端部に信号線4と対応する切れ目を入れて置くことも
できる。
【0029】前記構成の断熱管1の内部空間Eに並べて
収容された一対の内管3は互いに拘束されてはいない
が、これら内管3の内部空間Eでの動きは凸条部12c
を設けたことによって制限されるので、断熱管1の製造
時、施工時、及び施工後に、両内管3が捻じれて互いに
絡まることを防止できる。そして、信号線4は、内側被
覆管11で一対の内管3から隔離されているので、断熱
管1の製造時、施工時、及び施工後に信号線4が内管3
に巻付いて絡むことがない。そのため、断熱管1の端末
で、内外両管2、3及び信号線4の位置関係がばらばら
にならず、特に、信号線4が断熱管1の軸方向中央部側
に引込まれることがない。よって、信号線4の端末部を
引出すための作業等、断熱管1の施工作業に支障をきた
すことがなく、施工作業を容易にできる。
【0030】そして、既述のように信号線4より内側の
被覆管12で内管3と信号線4とが非接触に保持され
て、信号線4が内管3に巻付くことがないので、内管3
の温度の上がり下がりや圧力の加わり方に応じて内管3
が軸方向に異常に伸び縮みしても、それに伴い信号線4
が軸方向に引張られて負荷を受けることがない。しか
も、本実施形態では内管3が2本並べられているにも拘
らず、これら両管3の間に信号線4が挟まれることがな
いため、両管3が径方向に膨脹しても、これら2本の内
管3で信号線4が異常に強い負荷を受けることがない。
したがって、信号線4が断線する恐れがなく、断熱管1
の耐久性を大きく向上できる。
【0031】更に、既述の隔離により信号線4が内管3
に接することがないので、信号線4の絶縁被覆材料に含
まれる可塑剤等が合成樹脂製の内管3に移行することが
ない。そのため、内管3及び信号線4の劣化を抑制で
き、この点においても断熱管1の耐久性を向上できる。
しかも、前記隔離により内管3の温度で信号線4が直接
加熱されることを内側被覆管11で抑制できるので、信
号線4の絶縁被覆に耐熱性の低い材料を用いることがで
きる。そのため、信号線4のコストを低減でき、それに
応じて断熱管1のコストダウンを図ることができる。
【0032】又、前記断熱管1の端末部から信号線4の
端末部を引出すには、外皮フィルム13の目印14を目
安に外側被覆管12の端末部をカッター等を用いて除去
すればよい。この場合、目印14があるので作業し易い
とともに、この目印14を少し避けて切除することによ
り信号線4を傷つけないで外側被覆管12の端末部を切
除できる。しかも、本実施形態では、除去する被覆管1
2が最外層の1層だけで良いので、この点でも端末処理
の作業がし易い。更に、外側被覆管12の下には内側被
覆管11が位置していて内管3を隔離しているので、前
記端末処理において内管3がカッターで傷つけられるこ
とも抑制でき、この点においても更に端末処理の作業性
を向上できる。
【0033】その上、本実施形態では、信号線4は線収
容空間Sに余長を生じて蛇行状態に収容されており、こ
の余長分は必要に応じて引出すことができる。そのた
め、熱源機及び端末機器への電気的接続作業が容易とな
り、施工性を向上できる。
【0034】(実施形態2)図2は本発明の第2実施形
態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施
形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を
省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形
態にかかる断熱管1が第1実施形態と異なる部分は、2
本の内管同士を拘束した点、外管をなす2層の被覆管1
1、12の硬度を変えた点、及び内側被覆管の内周面に
熱線反射層を設けた点である。
【0035】詳しくは、2本の内管3は、これらにわた
って巻き付けた薄膜被覆層21で互いに拘束されてい
る。断熱管1の製造時には、予め前記のように拘束した
2本の内管3が断熱管1の内部に送り込まれる。又、拘
束した2本の内管3を収容しかつ信号線4よりも内側の
被覆管11は、信号線4よりも外側の被覆管12よりも
硬質な断熱性材料で形成されている。この内側被覆管1
1は可撓性を有することが好ましい。又、前記のように
内側被覆管11を硬くしたことにより、この第2実施形
態においては明確なほどには前記凸条部12cに相当す
る部分は形成されない。又、最も内側の被覆管11の内
周面には、熱線反射層としてアルミニューム箔22が貼
り付けられている。なお、以上説明した点以外の構成
は、図2に示されない構成を含めて第1実施形態の断熱
管1と同じである。
【0036】この実施形態においても、複数本の信号線
4と内部空間S内の2本の内管3とを外管2の内側被覆
管11により隔離したので、第1実施形態と同様の作用
を得て本発明の課題を解決できる。
【0037】しかも、2本の内管3が薄膜被覆層21で
拘束されているから、断熱管1の製造時、施工時、施工
後に、2本の内管3同士が互いに捻じれたり絡まないよ
うできる。そのため、2本の内管3の端の位置がばらつ
くことが抑制され断熱管1の施工性を向上できる点で優
れている。その上、内側被覆管11が外側被覆管12よ
り硬いので、信号線4の端末部を外管2から引出す端末
処理を行なう際に、カッターの刃先が内管3に達するこ
とを硬い内側被覆管11で阻止し易く、内管4の傷付き
を防止できる点で優れている。更に、内側被覆管11の
内周面がアルミニューム箔22で覆われているから、そ
れによって内管3からの放射熱を反射でき、温水(熱媒
体)の温度低下を抑制する上で好ましいとともに、信号
線4の端末処理において万が一内側被覆管11まで切込
むことがあっても、それ以上の切込みをアルミニューム
箔22で抑制して、内管3が傷付かないようにできる点
でも優れている。
【0038】(実施形態3)図3は本発明の第3実施形
態を夫々示している。この実施形態は基本的には第1実
施形態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1
実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説
明を省略し、以下異なる部分について説明する。第3実
施形態にかかる断熱管31が第1実施形態と異なる部分
は、給湯用の行き配管32と、給湯用の戻り配管33と
備え、これらを平行に並べて互いに接着した点である。
【0039】詳しくは、行き配管32は、行き用の一方
の内管3aを、被覆管11、12から成る外管2の内部
空間Eに同軸的に収容している。この配管32において
内側被覆管11の外周面と外側被覆管12の内周面と
は、全周にわたり接着されておらず、これら両管11、
12間の隙間を線収容空間Sとして利用し、そこに複数
本の信号線4が収容されている。又、戻り配管33は、
戻り用の内管3bを単層の被覆管34の内部空間Fに同
軸的に収容している。被覆管34は前記外側被覆管12
と同様な可撓性を有する断熱性材料で厚手の単層に形成
されていて、その外周面には外皮フィルム35が被着さ
れている。そして、前記両配管32、33はその外皮フ
ィルム13、35を接触させて並設され、前記接触部分
を接着又は融着して連結されている。この構成におい
て、両配管32、33の直径を違えて識別が容易になる
ようにしてもよいとともに、同径の場合には、外皮フィ
ルム13、35の色を変えたり、目印を付ける等によっ
て両配管32、33の識別が容易になるようにするとよ
い。なお、以上説明した点以外の構成は、図3に示され
ない構成を含めて第1実施形態の断熱管と同じである。
【0040】この実施形態でも、給湯用の行き配管32
において、複数本の信号線4と内部空間S内の内管3と
を外管2の内側被覆管11により隔離したので、第1実
施形態と同様の作用を得て本発明の課題を解決できる。
なお、この実施形態において信号線4の存在する配管は
行き又は戻りのどちらでもよい。
【0041】(実施形態4)図4は本発明の第4実施形
態を夫々示している。この実施形態は基本的には第3実
施形態と同様な構成であるので、同様構成部分には第3
実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説
明を省略し、以下異なる部分について説明する。第4実
施形態にかかる断熱管41が第3実施形態と異なる部分
は、給湯用の行き配管42の構成である。
【0042】詳しくは、行き配管42の外管2は、内外
一対の被覆管11、12と、これらの間に介装された筒
状スペーサ43とを備えている。筒状スペーサ43は可
撓性の断熱性材料で作ることが好ましい。このスペーサ
43は、その両側縁43aが互いに接触しないように断
面欠円環状をなして内側被覆管11の外周面に巻き付け
られている。筒状スペーサ43の外周面には外側被覆管
12が嵌合されている。両被覆管11、12と、筒状ス
ペーサ43の互いに向かい合っている両側縁43aとの
間には、線収容空間Sが軸方向に延びて形成されてい
て、この空間Sに複数本の信号線4がまとめて収容され
ている。又、この行き配管42に比較して戻り配管33
は小径であり、これら両配管42、33は互いに接着又
は融着されて断熱管41を構成している。なお、以上説
明した点以外の構成は、図4に示されない構成を含めて
第3実施形態の断熱管と同じである。
【0043】この実施形態でも、給湯用の行き配管42
において、複数本の信号線4と内部空間E内の内管3a
とを外管2の内側被覆管11により隔離したので、第1
及び第3の実施形態と同様の作用を得て本発明の課題を
解決できる。しかも、この第4実施形態では、外管2に
中間層として筒状スペーサ43を用いたので、更に断熱
性能を向上できる。
【0044】なお、より断熱性を高めるために、前記中
間層に波形状表面を持った断熱材を使用することもでき
る。更に、前記中間層の内外両面を挟むように、この層
の両面若しくは内側被覆管11の外周面と外側被覆管1
2の内周面とに、アルミニューム箔を貼り付けて、そこ
での熱反射により更に保温性能を高めるとともに、信号
線4の端末処理においてカッターが不用意に内管3に達
しないようにすることもできる。
【0045】(実施形態5)図5は本発明の第5実施形
態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施
形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を
省略し、以下異なる部分について説明する。第5実施形
態にかかる断熱管51が第1実施形態と異なる部分は、
2本の内管の保温性を高めた点である。
【0046】詳しくは、2本の内管3の外側には夫々断
熱性の保温管15が嵌合され、この保温管15とともに
両内管3が外管2の内部空間Eに収容されている。な
お、以上説明した点以外の構成は、図5に示されない構
成を含めて第1実施形態の断熱管1と同じである。
【0047】この実施形態においても、複数本の信号線
4と内部空間S内の2本の内管3とを外管2の内側被覆
管11により隔離したので、第1実施形態と同様の作用
を得て本発明の課題を解決できる。しかも、保温管15
の採用により2本の内管3の保温性を向上できる点で優
れている。
【0048】(実施形態6)図6は本発明の第6実施形
態を示している。この実施形態は基本的には第4実施形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には第4実施
形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を
省略し、以下異なる部分について説明する。第6実施形
態にかかる断熱管61が第1実施形態と異なる部分は、
2本の内管の保温性を高めた点である。
【0049】詳しくは、第4実施形態で説明した断熱管
の構成においては、行き配管42及び戻り配管33の外
皮フィルムは夫々省略されており、その代りに、これら
両配管42、33を束ねるように共同保温管62内に収
容している。この共同保温管62は可撓性を有する断熱
材料例えば、内外の被覆管11、12と同種の材料で形
成すると良く、その外周面には外皮フィルム63が被着
されている。このフィルム63は断熱管61の可撓変形
を妨げるものではない。又、両配管42、33は接着又
は融着されていても、いなくてもよい。なお、以上説明
した点以外の構成は、図6に示されない構成を含めて第
1実施形態の断熱管と同じである。
【0050】この実施形態においても、複数本の信号線
4と内部空間S内の内管3とを外管2の内側被覆管11
により隔離したので、第1実施形態と同様の作用を得て
本発明の課題を解決できる。しかも、共同保温管62の
採用により2本の内管3の保温性を向上できる点で優れ
ている。なお、この第6実施形態において共同保温管6
2内に収容される断熱管主部(行き配管42と戻り配管
43とから成る。)は、図3に示す断熱管31であって
もよい。
【0051】(実施形態7)図7は本発明の第7実施形
態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施
形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を
省略し、以下異なる部分について説明する。第7実施形
態にかかる断熱管1が第1実施形態と異なる部分は、外
管の構成である。
【0052】詳しくは、外管2はその断面形状が第1実
施形態のように略楕円形状ではなく、略円形状としてあ
り、又、その内側被覆管11の外周面には熱線反射用の
アルミニューム箔71が貼り付けられている。なお、以
上説明した点以外の構成は、図7に示されない構成を含
めて第1実施形態の断熱管と同じである。
【0053】この実施形態においても、複数本の信号線
4と内部空間S内の2本の内管3とを外管2の内側被覆
管11により隔離したので、第1実施形態と同様の作用
を得て本発明の課題を解決できる。しかも、アルミニュ
ーム箔71を用いたことにより、その熱線反射作用で2
本の内管3の保温性を向上できる点で優れているととも
に、このアルミニューム箔71により信号線4の端末処
理においてカッターが不用意に内管3に達しないように
できる点で優れている。
【0054】なお、本発明は前記各実施形態には制約さ
れない。例えば、信号線より内側の被覆管を、円周方向
に圧縮させた状態で外側の被覆管内に設けるとともに、
信号線より外側の被覆管を、円周方向に延伸させた構成
とすることができる。この構成を採用する場合には、信
号線の端末処理において、信号線より外側の被覆管の端
末部に切込みを入れるに伴って、内側の被覆管の径を自
然に拡大させて外側の被覆管の端末部を開かれ易くでき
るので、端末処理作業をより容易にできる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0056】請求項1〜5の発明によれば、信号線が内
管に巻付いて内管の伸びに伴って負荷を受けることがな
いから、信号線が断線するおそれを解消できる。更に、
前記巻付きがないことにより信号線の端末位置が一定に
保持されるから、信号線の端末部を外管の外部に引出す
端末処理が容易である。しかも、信号線より内側位置の
被覆管で内管の温度の影響を信号線が受けることを緩衝
できるから、信号線にその絶縁被覆の耐熱性が低い安価
なものを使用でき、コストダウンが可能である。その
上、信号線の絶縁被覆に含まれる可塑剤が内管に移行し
ないので、耐久性にも優れる流体移送用断熱管を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態に係る冷温水移
送用の断熱管を示す斜視図。(B)は図1(A)の断熱
管を示す断面図。(C)は図1(A)の断熱管を一部切
欠いて示す平面図。
【図2】本発明の第2実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【図3】本発明の第3実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【図4】本発明の第4実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【図5】本発明の第5実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【図6】本発明の第6実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【図7】本発明の第7実施形態に係る冷温水移送用の断
熱管を示す断面図。
【符号の説明】
1、31、41、51、61…断熱管 2…外管 3…内管 4…信号線 11…内側被覆管 12…外側被覆管 11b、12b…被覆管の非着周面 12c…凸条部 E…内部空間 S…線収納空間 42…行き配管(断熱管)、 43…筒状スペーサ 43a…筒状スペーサの側縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永島 伸行 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 3H036 AA01 AB11 AC06 AE10 3H111 AA02 BA15 CA17 CA52 CA53 CB02 CB04 CB05 CB15 DA02 DA15 DA26 DB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層の断熱性被覆管を有して
    これらを同軸的に組合わせた多層の外管と、この外管の
    内部空間に収容された合成樹脂製の流体移送用内管と、
    互いに隣接する前記被覆管間に配置された信号線とを具
    備し、前記外管のうち前記信号線より内側に位置する被
    覆管で前記信号線と前記内管とを隔てたことを特徴とす
    る流体移送用断熱管。
  2. 【請求項2】 互いに隣接する前記被覆管間に軸方向に
    連続して延びる線収容空間を設け、この空間に前記信号
    線を通したことを特徴とする請求項1に記載の流体移送
    用断熱管。
  3. 【請求項3】 互いに隣接する前記被覆管のうち内側位
    置の被覆管の外周面と外側位置の被覆管の内周面とが、
    前記線収容空間に臨んだ非着周面を除いて接着又は融着
    され、前記非着周面間に前記線収容空間を形成したこと
    を特徴とする請求項2に記載の流体移送用断熱管。
  4. 【請求項4】 前記外管内に前記内管が2本収容され、
    前記内部空間に臨んで前記信号線より内側に位置する被
    覆管が、前記信号線に対向して前記内側空間に突出する
    とともに軸方向に延びる凸条部を有し、この凸条部の両
    側に2本の前記内管を振分けて収容したことを請求項1
    〜3の内のいずれか1項に記載の流体移送用断熱管。
  5. 【請求項5】 前記外管が、内側被覆管と、この内管の
    外周面に両側縁が互いに接触しないように断面欠円環状
    をなして巻き付けられた管状スペーサと、このスペーサ
    を覆って設けられた外側被覆管とを備え、前記管状スペ
    ーサの両側縁と前記内外一対の被覆管との間に前記線収
    容空間を形成したことを特徴とする請求項2に記載の流
    体移送用断熱管。
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