JP2002205518A - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

タイヤ空気圧検出装置

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JP2002205518A JP2001002638A JP2001002638A JP2002205518A JP 2002205518 A JP2002205518 A JP 2002205518A JP 2001002638 A JP2001002638 A JP 2001002638A JP 2001002638 A JP2001002638 A JP 2001002638A JP 2002205518 A JP2002205518 A JP 2002205518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンクや空気圧低下の程度を判断することが
できるタイヤ空気圧検出装置を提供する。また、タイヤ
のパンクや空気圧低下した後の走行による市場データの
収集が行えるようにする。 【解決手段】 タイヤ空気圧低下が生じたタイミングか
らの走行距離に関するデータを記憶しておき、このデー
タに基づいて警告装置での警告方法を変化させる。例え
ば、走行距離が所定値より小さいときには警告装置に備
えられる警告ランプの点滅周波数を低く設定し、走行距
離が所定値以上となったときには警告ランプの点滅周波
数を高く設定する。また、ダイアグ診断装置をタイヤ空
気圧検出装置に接続すると、タイヤ空気圧低下が生じた
タイミングからの走行距離に関するデータが読み出せる
ようにする。これにより、市場データの収集を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのパンクや
空気圧低下の程度の検出等が行えるタイヤ空気圧検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ空気圧検出装置として、タ
イヤのパンクや空気圧低下を検出し、警告灯を点灯させ
る等によってドライバーへ警告するものがある(例え
ば、特開平10−71819号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
のパンクや空気圧低下の程度に応じた警告を行うものが
なく、ドライバーがパンクや空気圧低下の程度を判断す
ることができなかった。特に、いわゆるランフラットタ
イヤの場合、空気圧が0となったときにおいてもある程
度走行可能であるが、無限に走行できるわけではないた
め、パンクの程度やあとどの程度走行できるか等の指標
が分かると好ましい。
【0004】一方、試験的な使用態様下においてパンク
後もしくは空気圧低下後の走行によるデータ(例えば、
タイヤがパンクした後の走行距離とパンク後のタイヤの
状態との関係を示すデータをいう)の収集を行うことは
可能であるが、一般ユーザの使用態様下において、その
ようなデータ(以下、一般ユーザの使用態様下における
データを市場データという)の収集を行うことができな
かった。
【0005】本発明は上記点に鑑みて、パンクや空気圧
低下の程度を判断することができるようにすることを目
的とする。また、タイヤのパンクや空気圧低下した後の
走行による市場データの収集が行えるようにすることも
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、タイヤ空気圧を検出す
るタイヤ空気圧検出手段(S220)と、タイヤ空気圧
検出手段が検出したタイヤ空気圧を所定値と比較し、該
タイヤ空気圧が所定値よりも低い場合には、タイヤ空気
圧低下が生じたことを検出する空気圧低下検出手段(S
230)と、タイヤ空気圧低下が生じたタイミングに関
するデータを記憶しておく第1の記憶手段(S250)
と、を備えていることを特徴としている。
【0007】このように、第1の記憶手段にタイヤ空気
圧低下が生じたタイミングを記憶しておくことで、この
タイミングに基づいてパンクや空気圧低下の程度を判断
することが可能である。
【0008】すなわち、請求項2に示すように、タイヤ
空気圧低下が生じたタイミングからの時間経過もしくは
タイミングからの走行距離に関するデータを第2の記憶
手段(S370)に記憶することで、その時間経過や走
行距離からパンクや空気圧低下の程度を判断することが
可能となる。
【0009】例えば、請求項3に示すように、タイヤ空
気圧低下が生じるとその旨を警告する警告装置(6)を
備えた場合に、第2の記憶手段に記憶されたデータに応
じて警告装置での警告方法を変化させるようにすれば、
ドライバーがパンクや空気圧低下の程度を判断すること
ができる。具体的には、請求項4に示すように、第2の
記憶手段に記憶されたデータに基づき、時間経過モしく
は走行距離が長い方が短い場合よりも警告ランプの点滅
周波数を高くするようにすればよい。
【0010】請求項5に記載の発明では、イグニッショ
ンスイッチのON/OFFが切替えられた回数を検出す
る切替え回数検出手段(S370)を有し、タイヤ空気
圧低下検出手段によってタイヤ空気圧が所定値よりも高
いことが検出されたときに、切替え回数検出手段によっ
て検出された切替え回数が所定回数以上であれば、第2
の記憶手段に記憶されているデータをクリアするように
なっていることを特徴としている。このようにすれば、
警告のスレッショルドレベル付近ぎりぎりでのタイヤ空
気圧判定値のチャタリングにより、第2の記憶手段に記
憶されたデータが容易にクリアされてしまうことを防止
できる。
【0011】請求項6に記載の発明では、故障診断装置
(7)によって故障診断信号が入力されると、第2の記
憶手段に記憶されたタイヤ空気圧低下が生じたタイミン
グからの時間経過もしくはタイミングからの走行距離に
関するデータが故障診断装置に出力されるようになって
いることを特徴としている。このように、故障診断装置
によって第2の記憶手段に記憶されたデータが読み出し
できるようにすることで、例えば整備工場等でのタイヤ
交換等の際に故障診断装置を介して、タイヤのパンクや
空気圧低下した後の走行による市場データを得ることが
可能となる。
【0012】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
の一実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の概略構成
を示し、この図に基づいてタイヤ空気圧検出装置の説明
を行う。
【0014】タイヤ空気圧検出装置は、各車輪のいずれ
かのタイヤの空気圧が低下したことを検出するものであ
り、タイヤ空気圧の低下を検出すると運転者にその旨の
警告を行うようになっている。
【0015】タイヤ空気圧検出装置には、車両の各車輪
1a、1b、1c、1dと共に回動されるロータ2a、
2b、2c、2dに対応して設けられた車輪速度検出手
段としての車輪速度センサ3a、3b、3c、3dと、
イグニッションスイッチ(以下、IGスイッチという)
のON/OFF切替えを検出するIGスイッチセンサ4
と、各センサ3a〜3d、4からの検出信号が入力され
る演算処理装置(以下、ECUという)5と、ECU5
からの警告信号に基づいてタイヤ空気圧の低下を運転者
に警告する警報装置6とを有して構成されている。EC
U5は、マイクロコンピュータ等で構成され、各センサ
3a〜3d、4から入力された検出信号に基づいて各種
処理、すなわち後述するようなイニシャル処理、空気圧
低下判定処理、空気圧低下時走行距離記憶処理、空気圧
低下警報処理、および空気圧低下時走行距離出力処理等
を行う。これらの処理によってタイヤ空気圧低下が検出
されると、ECU5は警報装置6に向けてその旨の警告
信号を出力するようになっている。そして、警報装置6
は、この警告信号が入力されると、例えば車室内に備え
られた警告ランプを点灯させること等により、運転者に
対してタイヤ空気圧が低下したことを警告するようにな
っている。
【0016】一方、タイヤ空気圧検出装置には、ダイア
グ診断装置(故障診断装置)7が接続できるようになっ
ている。このダイアグ診断装置7は、例えば車両修理店
等で使用され、タイヤのパンクや空気圧低下した後の走
行による市場データをECU5から読み出しできるよう
に構成されている。
【0017】次に、図2に、上記構成のタイヤ空気圧検
出装置によるタイヤ空気圧検出処理のフローチャートを
示し、これらの図に基づいてタイヤ空気圧検出処理の詳
細を説明する。
【0018】まず、IGスイッチがONされて、タイヤ
空気圧検出処理が実行されると、ステップS100に示
すように、イニシャル処理が実行され、ECU5の初期
化が成される。そして、ステップS200〜S500に
順に進み、空気圧低下判定処理、空気圧低下時走行距離
記憶処理、空気圧低下警報処理、および空気圧低下時走
行距離出力処理を実行したのち、ステップS200に戻
ってこれらの処理を繰り返す。
【0019】図3〜図6に、空気圧低下判定処理、空気
圧低下時走行距離記憶処理、空気圧低下警報処理、およ
び空気圧低下時走行距離出力処理の各フローチャートを
示し、これらの図に基づいて各処理の詳細についての説
明を行う。
【0020】まず、図3に示す空気圧低下判定処理のフ
ローチャートに基づき、空気圧低下判定処理の詳細につ
いての説明を行う。
【0021】上記したイニシャル処理を終えると、ステ
ップS210に進んで各車輪速度センサ3a〜3dから
のセンサ信号入力が成される。この後、ステップS22
0に進み、タイヤ空気圧値演算処理が行われる。このタ
イヤ空気圧値演算処理は、ECU5内に備えられた空気
圧検出手段によって実行され、ステップS210で入力
されたセンサ信号に基づいて行われる。この処理におい
ては、例えば対角線の関係に位置する車輪同士の車輪速
度の比の差分等によって求められる回転状態値に基づい
てタイヤ空気圧値を演算する動荷重方式(例えば特開平
10−100624号公報参照)、車輪速度信号の共振
現象に基づいてタイヤ空気圧値を演算する共振周波数方
式(例えば特開平5−133831号公報参照)のいず
れの方式でタイヤ空気圧値を検出しても良い。
【0022】次に、ステップS230に進み、ステップ
S220で求められたタイヤ空気圧値に基づき、タイヤ
空気圧が所定値以下(例えば、1気圧以下)になってい
るか否かを判定する。この処理はECU5内に備えられ
た空気圧低下検出手段によって実行される。そして、こ
の処理で否定判定されれば、タイヤ空気圧が低下してい
ないとして、ステップS240に進み、タイヤ空気圧低
下フラグをOFFにして空気圧低下判定処理を終了す
る。逆に、この処理で肯定判定されれば、タイヤ空気圧
が低下しているとして、ステップS250に進み、タイ
ヤ空気圧低下フラグをONにすると共に、このフラグを
ONにしたタイミングをECU5に備えられたメモリ等
の記憶手段(第1の記憶手段)に記憶して空気圧低下判
定処理を終了する。この後、空気圧低下時走行距離記憶
処理を実行する。
【0023】図4に示す空気圧低下時走行距離記憶処理
のフローチャートに基づき、この処理の詳細についての
説明を行う。
【0024】まず、ステップS310では、タイヤ空気
圧低下フラグがONされているか否かを判定する。すな
わち、タイヤ空気圧が低下した状態であるか否かを判定
する。この処理で肯定判定されると、ステップS320
に進み、車輪速度センサ3a〜3dからの車輪速度信号
のパルス数を積算する車輪速度パルス数積算処理を行
う。具体的には、車輪速度パルス数は、ECU5に備え
られた図示しない車輪速度パルス数積算カウンタを車輪
速度パルスに対応させてインクリメントすることで積算
される。これにより、タイヤ空気圧が所定値よりも低下
した後の走行距離に応じた車輪速度パルス数が求められ
る。そして、車輪速度パルス数積算が成された後、ステ
ップS370に進む。
【0025】なお、ここでの車輪速度信号のパルス数に
関しては、車輪速度センサ3a〜3dのいずれから求め
ても良いが、後述するステップS370で求められる走
行距離が車室内のオドメータと同じ距離となるようにす
るのであれば、駆動輪の2輪における車輪速度パルスの
平均を上記パルス数として用いるようにする。これによ
り、車両旋回等の影響がキャンセルされ、かつ車輪速度
パルスの演算も簡素に行うことができる。
【0026】一方、ステップS310で否定判定される
と、ステップS330に進み、車輪速度パルス数積算カ
ウンタが0であるか否かを判定する。このとき、今まで
にタイヤ空気圧低下が無かったような場合には肯定判定
され、ステップS370に進む。逆に、一度でもタイヤ
空気圧低下判定がなされた場合にはステップS340に
進む。
【0027】続く、ステップS340では、IGスイッ
チセンサ4に基づき、IGスイッチがOFFからONに
切替えられた回数のカウントを行う。この切替え回数の
カウント値は、ECU5に備えられた図示しない切替え
回数カウンタにカウントされており、このカウンタのカ
ウント値を読み出すことによって求められる。なお、こ
の処理はECU5内に備えられた切替え回数検出手段に
よって実行される。この後、ステップS350に進む。
【0028】ステップS350では、切替え回数カウン
タのカウント値が所定値以上であるか否かを判定する。
そして、この処理で肯定判定されるとステップS360
に進んで、車輪速度パルス数積算カウンタのカウント値
および切替え回数カウンタのカウント値をクリアし、否
定判定されるとこれらのカウント値をクリアしないよう
にする。つまり、IGスイッチのON/OFF切替えが
所定回数連続した場合に初めて上記カウント値がクリア
されるようにしている。これは、警告のスレッショルド
レベル付近ぎりぎりで判定値がチャタリングしたために
タイヤ空気圧低下フラグがOFFになることも想定され
るためであり、上記条件を満たす場合にのみカウント値
がクリアされるようにし、チャタリングにより容易にカ
ウント値がクリアされないようにしている。
【0029】続く、ステップS370では、車輪速度パ
ルス数演算カウンタのカウント値を走行距離に変換する
ことで、タイヤ空気圧低下が生じてから(タイヤ空気圧
低下フラグがONしてから)の走行距離を求める。そし
て、この走行距離に関するデータをECU5内に備えら
れたメモリ等の記憶手段(第2の記憶手段)に記憶して
おく。この後、空気圧低下時走行距離記憶処理を終了
し、空気圧低下警報処理を実行する。
【0030】図5に示す空気圧低下時走行距離記憶処理
のフローチャートに基づき、この処理の詳細についての
説明を行う。
【0031】まず、ステップS410では、タイヤ空気
圧低下フラグがONされているか否かを判定する。すな
わち、タイヤ空気圧が低下した状態であるか否かを判定
する。そして、タイヤ空気圧が低下した状態ではない場
合にはステップS420に進み、警報装置6に備えられ
た警報ランプを消灯状態として、タイヤ空気圧が低下し
ていないことを示す。
【0032】逆に、タイヤ空気圧が低下した状態である
場合にはステップS430に進み、タイヤ空気圧低下が
生じてからの走行距離、すなわち上記したステップS3
70で求めた走行距離が所定値以上であるか否かを判定
する。そして、走行距離が所定値以上ではなければ、ス
テップS440に進んで警報装置6に備えられた警報ラ
ンプを例えば0.5Hzで点滅させ、走行距離が所定値
以上であれば、ステップS450に進んで警報装置6に
備えられた警報ランプを例えば1.0Hzで点滅させ
る。
【0033】このように、タイヤ空気圧低下が生じてか
らの走行距離に応じて警告ランプの点滅周波数を変更す
ることで、警告ランプの点滅スピードがパンクの程度や
あとどの程度走行できるか等の指標となり、ドライバー
がパンクや空気圧低下の程度を判断できるようにするこ
とができる。この後、空気圧低下時走行距離出力処理を
実行する。
【0034】図6に示す空気圧低下時走行距離出力処理
のフローチャートに基づき、この処理の詳細についての
説明を行う。
【0035】まず、ステップS510では、ダイアグ診
断装置7からモニタ要求があったか否かを判定する。具
体的には、ダイアグ診断装置7がECU5に接続され、
ダイアグ診断装置7からECU5に所定の信号が入力さ
れた際にモニタ要求が成される。
【0036】そして、肯定判定されるとステップS52
0に進み、ECU5からダイアグ診断装置7に対して、
タイヤ空気圧低下が生じたタイミングやタイヤ空気圧低
下が生じてからの走行距離に関するデータを出力したの
ち空気圧低下時走行距離出力処理を終了する。逆に、否
定判定されるそのまま処理を終了する。
【0037】このようにして、タイヤ空気圧低下が生じ
たタイミングやタイヤ空気圧低下が生じてからの走行距
離に関するデータがダイアグ診断装置7に入力され、ダ
イアグ診断装置7を介して、タイヤのパンクや空気圧低
下した後の走行による市場データを得ることができる。
【0038】以上説明したように、タイヤ空気圧低下が
生じてからの走行距離に応じて警告ランプの点滅周波数
を変更することで、警告ランプの点滅スピードがパンク
の程度やあとどの程度走行できるか等の指標となり、ド
ライバーがパンクや空気圧低下の程度を判断することが
できる。
【0039】また、タイヤ空気圧低下が生じたタイミン
グやタイヤ空気圧低下後の走行距離に関するデータを記
憶しておき、そのデータがダイアグ診断装置7が接続さ
れた際にダイアグ診断装置7に入力されるようにしてい
る。このため、例えば整備工場等においてタイヤ空気圧
検出装置にダイアグ診断装置7を接続すれば、タイヤ交
換等の際にダイアグ診断装置7を介して、タイヤのパン
クや空気圧低下した後の走行による市場データを得るこ
とが可能となる。
【0040】(他の実施形態)なお、上記実施形態で
は、タイヤ空気圧低下後の走行距離に応じて警報装置6
に備えられた警報ランプの点滅周波数を変化させること
で、パンクや空気圧低下の程度を示しているが、他の方
法であってもよい。例えば、パンクや空気圧低下の程度
に応じて点灯させる警報ランプの色彩を変化させても良
いし、文字による警告、音声による警告等においてはパ
ンクや空気圧低下の程度に応じて警告方法に変化を持た
せるようにしても良い。
【0041】また、上記実施形態のようにタイヤ空気圧
低下後の走行距離に応じて警告方法を変化させるように
しているが、タイヤ空気圧低下後の時間経過(単なる時
間経過でも走行時間いずれでもよい)に応じて警告方法
を変化させるようにしても良い。上記実施形態のように
タイヤ空気圧低下後の走行距離に応じて警告方法を変化
させることは、ランフラットタイヤのように空気圧が0
になったとしても走行可能であるが走行可能距離に限度
があるようなタイヤに適用すると特に有効であるが、一
般的に空気圧が低下すると走行に支障をきたすようなタ
イヤの場合にはタイヤ空気圧低下後の時間経過に応じて
警告方法を変化させるようにしても有効である。
【0042】なお、上記実施形態では動荷重方式もしく
は共振周波数方式によってタイヤ空気圧値を求める例を
挙げているが、タイヤ内に圧力センサを備えることでタ
イヤ空気圧を直接的に検出するようなものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧検
出装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示すタイヤ空気圧検出装置が実行するタ
イヤ空気圧検出処理のフローチャートである。
【図3】図2の空気圧低下判定処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図4】図2の空気圧低下時走行距離記憶処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図5】図2の空気圧低下警報処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】図2の空気圧低下時走行距離出力処理の詳細を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
3a〜3d…車輪速度センサ、4…IGスイッチセン
サ、5…ECU、6…警報装置、7…ダイアグ診断装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 信彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 羽藤 猛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 田口 健康 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 田中 乃 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 松木 卓茂 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧検
    出手段(S220)と、 前記タイヤ空気圧検出手段が検出したタイヤ空気圧を所
    定値と比較し、該タイヤ空気圧が前記所定値よりも低い
    場合には、タイヤ空気圧低下が生じたことを検出する空
    気圧低下検出手段(S230)と、 前記タイヤ空気圧低下が生じたタイミングに関するデー
    タを記憶しておく第1の記憶手段(S250)と、を備
    えていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 【請求項2】 前記タイヤ空気圧低下が生じたタイミン
    グからの時間経過もしくは前記タイミングからの走行距
    離に関するデータを記憶する第2の記憶手段(S37
    0)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のタ
    イヤ空気圧検出装置。
  3. 【請求項3】 前記タイヤ空気圧低下が生じると、その
    旨を警告する警告装置(6)を備え、 前記警告装置は、前記第2の記憶手段に記憶された前記
    タイヤ空気圧低下タイミングからの時間経過もしくは前
    記タイミングからの走行距離に関するデータに応じて、
    警告方法を変化させるようになっていることを特徴とす
    るタイヤ空気圧検出装置。
  4. 【請求項4】 前記警告装置は警告ランプによって前記
    タイヤ空気圧低下を警告するようになっており、前記第
    2の記憶手段に記憶された前記タイヤ空気圧低下タイミ
    ングからの時間経過もしくは前記タイミングからの走行
    距離に関するデータに基づき、前記時間経過モしくは前
    記走行距離が長い方が短い場合よりも前記警告ランプの
    点滅周波数を高くするようになっていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  5. 【請求項5】 イグニッションスイッチのON/OFF
    が切替えられた回数を検出する切替え回数検出手段(S
    340)を有し、前記タイヤ空気圧低下検出手段によっ
    てタイヤ空気圧が前記所定値よりも高いことが検出され
    たときに、前記切替え回数検出手段によって検出された
    切替え回数が所定回数以上であれば、前記第2の記憶手
    段に記憶されているデータをクリアするようになってい
    ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記
    載のタイヤ空気圧検出装置。
  6. 【請求項6】 故障診断装置(7)によって故障診断信
    号が入力されると、前記第2の記憶手段に記憶された前
    記タイヤ空気圧低下が生じたタイミングからの時間経過
    もしくは前記タイミングからの走行距離に関するデータ
    が前記故障診断装置に出力されるようになっていること
    を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載のタ
    イヤ空気圧検出装置。
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