JP4333467B2 - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤが取り付けられた車輪に圧力センサが備えられた送信機を直接取り付け、その圧力センサからの検出信号を送信機から送信し、車体側に取り付けられた受信機によって受信することで、タイヤ空気圧の検出を行うダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置に関するものである。
従来より、タイヤ空気圧検出装置の1つとして、ダイレクト式のものがある。このタイプのタイヤ空気圧検出装置では、タイヤが取り付けられた車輪側に、圧力センサ等のセンサが備えられた送信機が直接取り付けられている。また、車体側には、アンテナおよび受信機が備えられており、センサからの検出信号が送信機から送信されると、アンテナを介して受信機にその検出信号が受信され、タイヤ空気圧の検出が行われるようになっている。
そして、検出されたタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回った場合には、その旨の警報が行われ、ドライバに対してタイヤ空気圧の低下を知らせることができるようになっている。
このようなタイヤ空気圧検出装置では、タイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ったときに警報を行うものであるため、そのタイヤ空気圧の低下原因によらずに、すべて同様の警報が行われることになる。
しかしながら、タイヤ空気圧の低下には、タイヤがパンクした場合のように緊急にタイヤの修理が必要とされる場合だけでなく、タイヤのゴムと空気の分子の大きさとの関係から生じる自然的なもの、さらには劣化タイヤの空気漏れによるものなどがある。このため、上記のように、タイヤ空気圧の低下原因によらずに、すべて同様の警報としたのでは、その原因をドライバに正確に伝えることができない。
なお、ここでいう劣化タイヤとは、溝は十分にあるが年数が経ってしかったためにゴムが劣化し、自然的な範囲を超えた空気漏れを起こすタイヤを意味している。
ところで、タイヤ空気圧検出装置には、磁石によるホール素子を利用した圧力検出を行うものもある。このようなタイヤ空気圧検出装置において、特許文献1にて、タイヤ空気圧の低下がパンクによるものか自然的なものかを示すことが提案されている。
具体的には、ホール素子の出力信号の単位時間当りの変化量を求め、この変化量が自然に抜けるときの変化量より大である場合には、パンク等によりタイヤ内の空気圧が急激に低下しているとして警告を行うようになっている。
特開平7−323708号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のタイヤ空気圧検出装置では、タイヤ空気圧の低下がパンクによるものか自然的なものかを判別することはできても、劣化タイヤの空気漏れによる場合は想定されていない。
また、上記特許文献1では、自然的なタイヤ空気圧の低下を検出できたとしても、それはあくまでタイヤ空気圧が所定のしきい値よりも低下した後に、その低下原因が自然的なものであるかを検出できるに留まる。したがって、自然的なタイヤ空気圧の低下により、いつタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回るかを予想して、ドライバに対して警報するものではない。
本発明は上記点に鑑みて、劣化タイヤの空気漏れにも対応した警報を行えるタイヤ空気圧検出装置を提供することを第1の目的とする。
また、自然的なタイヤ空気圧の低下により、いつタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回るかを予想して、ドライバに対して警報できるタイヤ空気圧検出装置を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第2制御部(32b)は、タイヤの空気圧の所定時間当たりの減少率を求め、この減少率が第1所定値(A)よりも大きければ、警報手段(4)によりタイヤがパンクしたことを意味する警報を行い、第1所定値(A)よりも小さくかつ該第1所定値よりも低く設定された第2所定値(B)よりも大きければ、警報手段(4)によりタイヤから空気漏れが生じていることを意味する警告を行い、第2所定値(B)よりも小さければ、警報手段(4)によりタイヤの空気圧が自然に低下したことを意味する警告を行うようになっていることを特徴としている。
このように、タイヤ空気圧の減少率が第1所定値よりも大きい場合にはタイヤがパンクした場合、第1所定値よりも小さくかつ第2所定値よりも大きい場合には劣化タイヤの空気漏れによる場合、第2所定値よりも小さい場合にはタイヤ空気圧が自然的に低下した場合とすることができる。これにより、タイヤ空気圧の低下の原因がパンクによるもの、自然的なもの、さらには劣化タイヤの空気漏れによるもの、すべてに対応した警報を行うことが可能となる。したがって、劣化タイヤの空気漏れにも対応した警報を行えるタイヤ空気圧検出装置とすることができる。
請求項2に記載の発明では、第2制御部(32b)により、送信機(2)から検出信号が送られてくる毎にタイヤの空気圧を求め、前回求めた空気圧と今回求めた空気圧との差から所定時間当たりの減少率を求めることを特徴としている。
このように、送信機(2)から検出信号が送られてくる時間間隔を所定時間とし、この所定時間当たりの減少率に基づいて、タイヤ空気圧の低下の原因を判別することが可能となる。
これらの場合、請求項3に示されるように、警告手段(4)として警報ランプを用い、該警報ランプによる点滅長さ、点滅周期もしくは色の少なくとも1つを変化させることで、タイヤがパンクしたことや劣化タイヤから空気漏れが生じていること、およびタイヤの空気圧が自然に低下したことを示すことができる。
また、請求項4に示されるように、警告手段(4)として警報ブザーを用い、該警報ブザーによる警告音の音色、音声もしくは周期の少なくとも1つを変化させることで、タイヤ空気圧の低下の原因を示しても良い。さらには、請求項5に示されるように、警告手段(4)として警告表示器を用い、該警告表示器によって表示するメッセージにより、タイヤ空気圧の低下の原因を示しても良い。
請求項6または7に記載の発明では、第2制御部(32b)にて、タイヤの空気圧の減少率を求めたのち、この減少率から、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を求め、この求めた期間に応じたデータを表示手段(4)に伝え、該表示手段(4)にてその期間を表示させることを特徴としている。
このように、タイヤ空気圧の減少率からタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を求めることができる。したがって、この期間を表示部で表示させることで、ドライバにタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を警報することが可能となる。
さらに、請求項7に記載の発明では、受信機(3)にて、タイヤの空気圧と該タイヤの空気圧を求めた日付けを示すデータを記憶手段(32c)に記憶させる。そして、第2制御部(32b)にて、所定周期毎に求められるタイヤの空気圧のうち、電源(7)がオンされたときに求められたもののデータを日付けのデータと共に記憶手段(32c)に記憶させると共に、記憶手段(32c)に前回記憶されたタイヤの空気圧のデータと今回記憶されたタイヤの空気圧のデータとから求められるタイヤの空気圧差を、前回記憶された日付けのデータと今回記憶された日付けのデータとから求められる空気圧検出の日数間隔で割る。これにより、一日当たりのタイヤの空気圧の減衰率を求め、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を求めることができる。
このように、記憶手段(32c)に記憶されたタイヤの空気圧とそれを求めた日付けを示すデータに基づいて1日毎のタイヤ空気圧の減少量を求めることができる。そして、電源(7)がオンされたときに求められたタイヤ空気圧のデータを用いることで、車両が走行することで温まってしまった後のタイヤの空気圧のデータに基づいて、タイヤ空気圧の減少量を求めることを避けることができる。これにより、正確なタイヤ空気圧に基づいて、タイヤ空気圧の減少率を求めることが可能となる。
なお、請求項8に記載の発明も請求項7と同様の特徴を有しており、上記と同様の効果を得ることができる。
これらの場合、例えば、請求項9に示されるように、表示手段(4)にて、タイヤの空気圧を色で表示し、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間が短くなるにつれて、色を変化させることができる。また、請求項10に示されるように、表示手段(4)にて、タイヤの空気圧を色の濃淡で表示し、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間が短くなるにつれて、色を濃くするようにすることも可能である。
さらに、請求項11に示されるように、表示手段(4)にて、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を文字として表すことも可能である。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。図1の紙面上方向が車両1の前方、紙面下方向が車両1の後方に一致する。この図を参照して、本実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置について説明する。
図1に示されるように、タイヤ空気圧検出装置は、車両1に取り付けられるもので、送信機2、受信機3および警報部4を備えて構成されている。
図1に示されるように、送信機2は、車両1における各車輪5a〜5dに取り付けられるもので、車輪5a〜5dに取り付けられたタイヤの空気圧を検出すると共に、その検出結果を示す検出信号のデータを送信フレーム内に格納して送信するものである。また、受信機3は、車両1における車体6側に取り付けられるもので、送信機2から送信される送信フレームを受信すると共に、その中に格納された検出信号に基づいて各種処理や演算等を行うことでタイヤ空気圧を求めるものである。図2(a)、(b)に、これら送信機2と受信機3のブロック構成を示す。
送信機2は、図2(a)に示されるように、送信機2は、センシング部21、マイクロコンピュータ22、アンテナ23を備えた構成となっている。
センシング部21は、例えばダイアフラム式の圧力センサや温度センサを備えた構成とされ、タイヤ空気圧に応じた検出信号や温度に応じた検出信号を出力するようになっている。
マイクロコンピュータ22は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のもので、制御部(第1制御部)22aや送信部22bなどを備え、ROM内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
制御部22aは、センシング部21からの検出信号を受け取り、その信号を必要に応じて信号処理したのち、これを検出結果を示すデータとして、どの車輪5a〜5dに取り付けられた送信機2であるかを示すID情報と共に、送信フレーム内に格納する。その後、制御部22aは、送信フレームを送信部22bに送るようになっている。この送信部22bへ信号を送る処理は、上記プログラムに従って所定の周期毎に実行されるようになっている。
送信部22bは、アンテナ23を通じて、制御部22aから送られてきた送信フレームを受信機3に向けて送信する出力部としての機能を果たすものである。
このように構成される送信機2は、例えば、各車輪5a〜5dのホイールにおけるエア注入バルブに取り付けられ、センシング部21がタイヤの内側に露出するように配置される。これにより、該当するタイヤ空気圧を検出し、各送信機2に備えられたアンテナ23を通じて、所定周期毎(例えば、1分毎)に送信フレームを送信するようになっている。
受信機3は、車両1に備えられたバッテリ(電源)7からの電源供給を受けて作動する。図2(b)に示されるように、受信機3は、アンテナ31とマイクロコンピュータ32を備えた構成となっている。
アンテナ31は、タイヤの数、すなわち送信機2の数に対応した個数備えられている。各アンテナ31は、車体6のうち各送信機2の位置と対応する場所に設置されており、例えば、各送信機2から所定間隔離れた位置において車体6に固定されている。
マイクロコンピュータ32は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のもので、受信部32aや制御部(第2制御部)32b、不揮発性のEEPROM等で構成されたメモリ32cなどを備え、ROM内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
受信部32aは、各アンテナ31によって受信された各送信機2からの送信フレームを入力し、その送信フレームを制御部32bに送る入力部としての機能を果たすものである。
制御部32bは、受信部32aから送られてきた送信フレームを受け取り、それに格納された各送信機2が取り付けられた車輪を示すID情報に基づいて、送られてきた送信フレームが車輪5a〜5dのいずれのものかを特定する。
また、制御部32bでは、受け取った送信フレームに格納された検出結果を示すデータに基づいて各種信号処理および演算等を行うことにより各車輪5a〜5dそれぞれのタイヤ空気圧を求めると共に、求めたタイヤ空気圧に応じた電気信号を警報部4に出力するようになっている。
具体的には、制御部32bは、タイヤ空気圧が所定のしきい値を下回った場合に、求めたタイヤ空気圧から単位時間当たりのタイヤ空気圧の減少率を求め、その減少率を第1所定値および第2所定値と比較し、その比較結果に基づき、タイヤ空気圧の低下原因に応じた信号を警報部4に出力するようになっている。
メモリ32cは、制御部32bによって検出されたタイヤ空気圧の検出結果を、各車輪5a〜5d毎に記憶するものである。
警報部4は、図1に示されるように、ドライバが視認可能な場所に配置され、例えば車両1におけるインストルメントパネル内に設置される警報ランプや警告表示器(ディスプレイ)、もしくは警報ブザーによって構成される。この警報部4は、例えば受信機3における制御部32bからタイヤ空気圧の低下原因に応じた信号が送られてくると、その信号に応じた警報を行うことでドライバにタイヤ空気圧の低下をその低下原因を伝えるようになっている。以上のようにしてタイヤ空気圧検出装置が構成されている。
続いて、上記のように構成されるタイヤ空気圧検出装置の作動について説明する。上述したように、送信機2にて、各送信機2が取り付けられた車輪5a〜5dがどれであるかを示すID情報と共に、タイヤ空気圧およびタイヤ内の温度に応じた検出信号が送信フレームに格納され、それが受信機3に向けて送信される。そして、受信機3が、この送信フレームを受信すると、アンテナ31および受信部32aを介して制御部32bに送信フレームが送られ、制御部32bで予め記憶されたプログラムにしたがってタイヤ空気圧検出処理が実行される。
図3に、制御部32bが実行するタイヤ空気圧検出処理のフローチャートを示し、この図を参照してタイヤ空気圧検出処理の詳細について説明する。このタイヤ空気圧検出処理は、例えば車両1に備えられるイグニッションスイッチが投入され、バッテリ7からの電源供給がオンされて、受信機3への電源供給が成されたときに常に実行される。
まず、ステップ100では、計測待ちの状態となっており、送信機2から送信フレームが送られてきたことが確認されると、ステップ110に進められるようになっている。
ステップ110では、タイヤ空気圧測定が実行される。具体的には、送信フレームに格納されたタイヤ空気圧を示すデータに基づいて、送信フレームを送ってきた送信機2が取り付けられた車輪のタイヤ空気圧Poが求められる。
この後、ステップ120に進み、警報圧力判定、すなわち求められたタイヤ空気圧Poが警報すべき所定のしきい値を下回っているか否かの判定が実行される。このとき、タイヤ空気圧Poが所定のしきい値を下回っていなければ、タイヤ空気圧が低下していないといえる。このため、この場合には、ステップ130において、メモリ32cに記憶しておいた前回タイヤ空気圧Poldを今回求められたタイヤ空気圧Poに更新して、ステップ100に戻る。逆に、タイヤ空気圧Poが所定のしきい値を下回っていれば、タイヤ空気圧が低下しているといえる。このため、この場合には、タイヤ空気圧の低下原因を検出するために、ステップ140以降の処理が実行される。
ステップ140では、メモリ32cに記憶しておいた前回タイヤ空気圧Poldと今回求めたタイヤ空気圧Poとの差ΔPが求められる(ΔP=Pold−Po)。この差ΔPは、単位時間当たりのタイヤ空気圧の減少率に相当するものであり、本実施形態の場合には、送信機2から送信フレームが送信される時間間隔を単位時間とした場合におけるタイヤ空気圧の減少率に相当するものとなる。
そして、ステップ150において、パンク判定処理として、この差ΔPが第1所定値Aよりも大きいか否かが判定される。ここで肯定判定された場合には、上記減少率が大きく、タイヤ空気圧の低下がタイヤがパンクしたことによって生じているものと考えられる。このため、ステップ160に進む。これにより、ステップ160において、タイヤがパンクしたことによってタイヤ空気圧が低下していることを示す信号が警報部4に向けて出力されたのち、処理が終了される。
一方、ステップ150において否定判定された場合には、上記減少率がタイヤのパンクによるもの程大きくないものとして、ステップ170に進む。そして、ステップ170において、空気漏れ判定処理として、差ΔPが第1所定値Aよりも小さい値として設定された第2所定値Bよりも大きいか否かが判定される。ここでいう第2所定値Bは、例えばタイヤ空気圧の低下が自然的なものであった場合と劣化タイヤによる場合の中間値として設定され、タイヤ空気圧の低下が自然的なものであった場合に想定される減少率よりも高い値として設定される。
このステップで肯定判定された場合には、劣化タイヤの空気漏れによってタイヤ空気圧の低下が生じているものとして、ステップ180において、それを示す信号が警報部4に向けて出力されたのち、処理が終了される。そして、否定判定された場合には、自然的なタイヤ空気圧の低下であるものとして、ステップ190において、それを示す信号が警報部4に向けて出力されたのち、処理が終了される。
このようにして、制御部32bによるタイヤ空気圧検出処理が終了すると、制御部32bから出力された信号に応じた警報が警報部4によって成される。図4は、警報部4による警報方法の例を示した図である。
警報部4として警報ランプが用いられる場合には、警報ランプによる点滅長さ、点滅周期もしくは色の少なくとも1つを変化させることで、タイヤ空気圧の低下原因に応じた表示を行う。これにより、従来のようなタイヤ空気圧の低下が検出されたときに、単に警報ランプを点灯させたり、赤色発光させる場合と異なり、ドライバにタイヤ空気圧の低下原因を知らせることが可能となる。
例えば、図4に示されるように、タイヤ空気圧低下が自然的なものである場合には点滅周期が長くなるように、劣化タイヤの空気漏れによる場合には点滅周期毎に2回点滅させるように、また、タイヤがパンクしたことによる場合には常時点灯させるように、警報ランプの点灯方法を設定することができる。
また、図4に示されるように、タイヤ空気圧低下が自然的なものである場合には緑色発光、劣化タイヤの空気漏れによる場合には橙発光、また、タイヤがパンクしたことによる場合には赤色発光というように、警報ランプの発光色を変えて設定することもできる。
警報部4として警報ブザーが用いられる場合には、警報ブザーによる警告音の音色、音声もしくは周期の少なくとも1つを変化させることで、タイヤ空気圧の低下の原因を示しても良い。
例えば、図4に示されるように、タイヤ空気圧低下が自然的なものである場合にはワンショット音、劣化タイヤの空気漏れによる場合にはツーショット音、また、タイヤがパンクしたことによる場合には警報音というように、警報ブザーの発音方法を変えて設定することもできる。
警報部4として警告表示器(ディスプレイ)を用いる場合には、警告表示器によって表示するメッセージにより、タイヤ空気圧の低下の原因を示しても良い。
例えば、図4に示されるように、タイヤ空気圧低下が自然的なものである場合には「自然タイヤ圧低下注意」、劣化タイヤの空気漏れによる場合には「エア漏れ注意」、また、タイヤがパンクしたことによる場合には「タイヤパンク注意」というように、警報メッセージの表示方法を変えて設定することもできる。
以上、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置によれば、 タイヤ空気圧の減少率が第1所定値Aよりも大きい場合にはタイヤがパンク、第1所定値Aよりも小さくかつ第2所定値Bよりも大きい場合には劣化タイヤの空気漏れ、第2所定値Bよりも小さい場合にはタイヤ空気圧が自然的に低下したと判別している。これにより、タイヤ空気圧の低下の原因がパンクによるもの、自然的なもの、さらには劣化タイヤの空気漏れによるもの、すべてに対応した警報を行うことが可能となる。したがって、劣化タイヤの空気漏れにも対応した警報を行えるタイヤ空気圧検出装置とすることができる。
また、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置では、送信機2が送信したタイヤ空気圧を示すデータに基づいて受信機3にてタイヤ空気圧を検出するダイレクト式のものを用いている。このため、タイヤ空気圧を示すデータが送られてくる毎に、タイヤ空気圧を絶対値として正確な値で検出することが可能となっている。
これに対し、上記特許文献1に記載のタイヤ空気圧検出装置は、タイヤ空気圧の低下をホール素子の出力信号によって求めるものであるが、ホール素子の出力信号ではタイヤ空気圧を精度良く検出することができない。また、長い時間軸に対してのタイヤ空気圧の変化にしか対応できず、短時間でタイヤ空気圧の検出を行えるものではない。
したがって、特許文献1に記載のタイヤ空気圧検出装置では、タイヤ空気圧の低下がパンクによるものか自然的なものかを検出することも精度良く行うことが難しい。しかしながら、本実施形態のように、ダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置とすることで、タイヤ空気圧の低下がパンクによるものか自然的なものかを検出するのに加え、劣化タイヤの空気漏れによるものかも検出することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、自然的なタイヤ空気圧の低下により、いつタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回るかを予想して、ドライバに対して警報できるタイヤ空気圧検出装置について説明する。なお、タイヤ空気圧検出装置の各部の構成については、第1実施形態と同じであり、受信機3における制御部32bで実行する処理が異なるのみであるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、送信機2から送信フレームが送信されたのち、その送信フレームが受信機3に受信されると、受信機3における制御部32bで第1実施形態とは異なるタイヤ空気圧検出処理が実行される。このタイヤ空気圧検出処理のフローチャートを図5に示す。このタイヤ空気圧検出処理も、例えば車両1に備えられるイグニッションスイッチが投入され、バッテリからの電源供給がオンされたときに常に実行される。
まず、ステップ200では、タイヤ空気圧測定が実行される。この処理は、第1実施形態における図3に示したステップ100および110の処理と同様である。これにより、送信フレームに格納されたタイヤ空気圧を示すデータに基づいて、送信フレームを送ってきた送信機2が取り付けられた車輪のタイヤ空気圧Poが求められる。
そして、ステップ210では、イグニッションスイッチがオンされてから最初に送られてきた送信フレームから求められたタイヤ空気圧Poを、そのタイヤ空気圧Poが求められた日付を示すデータ(日付データ)と共に、メモリ32c内に記憶させる処理が実行される。このように、イグニッションスイッチがオンされたから最初に送られてきた送信フレームから求められたタイヤ空気圧Poを記憶させるようにするのは、車両が走行することで温まってしまった後のタイヤの空気圧が正確であるとは限らず、タイヤが温まる前のタイヤ空気圧Poの方が信頼性が高いためである。
このようなデータは、メモリ32c内において、例えば図6のような形態で記憶され、過去数日分のタイヤ空気圧Poがそれが検出された日付けのデータと共に記憶された状態となっている。なお、このメモリ32cに記憶されたデータは、タイヤ空気圧が補充されたとき、もしくは、ドライバによって図示しないリセットスイッチが押下されたときなどに、消去されるようになっている。
次に、ステップ220において、メモリ32cから過去に記憶させたタイヤ空気圧Poのデータの読み出しを行う。
続いて、ステップ230で、自然的にタイヤ空気圧が低下した場合に、そのタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間となる日数を求める。具体的には、次式を用いてその日数を求めるようにしている。
(数1)
ΔPday=Σ{(Pk−Pk-1)/ΔDay}÷(n−1)
ここで、ΔPdayは、タイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される日数、Pkは、メモリ32cのk番目に記憶されているタイヤ空気圧、ΔDayは、PkとPk-1が検出されたときからの経過日数、nはメモリ32cに記憶されているデータ数を示している。
すなわち、(Pk−Pk-1)/ΔDayの項により、一日当たりのタイヤ空気圧の減衰率が求められることから、それの積算値を求めたのちデータ数(n−1)で割ることで、1日当たりの減衰率の平均値が求められることになる。
そして、ステップ240に進み、ステップ230で求めた減衰率に基づいて、タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間、つまり警報までの残推定日数を求める。この残推定日数は次式のようにして求められる。
(数2)
Dm=(Po−所定のしきい値)÷ΔPday
なお、Dmは、残推定日数、Poは、今回求められたタイヤ空気圧である。
このように、今回求められたタイヤ空気圧Poから所定のしきい値を引き、それをタイヤ空気圧の減衰率で割ることで、現在のタイヤ空気圧Poが所定のしきい値まで減衰するまでの日数を求めることができる。
このようにして残推定日数が求められると、その残推定日数を示す信号が警報部4に出力され、警報部4にてその残推定日数を示す表示が行われる。図7は、警報部4による警報方法の一覧を示した図である。
警報部4として警報ランプが用いられる場合には、警報ランプによる表示色や発光濃さを変えることで、残推定日数に応じた表示を行うことができる。例えば、残推定日数が少なくなるにつれて、寒色から暖色、例えば青(安全色)から赤(注意色)へ発光色を変化させたり、徐々に表示発光濃さが濃くなるようにすることができる。
また、警報部4として警報表示器(ディスプレイ)が用いられる場合には、残推定日数を直接画面中に文字で表示してドライバにタイヤ空気圧調整を促すことも可能である。
以上説明したように、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置では、タイヤ空気圧の減少率からタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を求めるようにしている。そして、この期間を警報部4で表示させることで、ドライバにタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回ると想定される期間を警報することが可能となる。
なお、ここでは、メモリ32cに過去のタイヤ空気圧を記憶させておき、過去のタイヤ空気圧から求められる一日当たりのタイヤ空気圧の減少率の平均値を求めるようにしているが、これはあくまで一例である。つまり、今回求めたタイヤ空気圧と前回求めたタイヤ空気圧との差をそれらを求めた日付けの経過日数で割ったもので一日当たりのタイヤ空気圧の減衰率を求めれば、それに基づいてタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回るかを想定することが可能である。
また、ここでは、メモリ32cに日付データを記憶させるようにしているが、これは何月何日という日付けそのものだけを意味するのではなく、タイヤ空気圧検出を行った日からの経過日数そのものの意味している。このような経過日数に関しては、日が経過するごとに、その経過日数が1つずつカウントアップされるようにメモリ32cに記憶する日付データの更新が成されるようにすればよい。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、タイヤ空気圧の低下をその原因が判る形態で示せるタイヤ空気圧検出装置について、第2実施形態では、いつタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回るかを予想して、ドライバに対して警報できるタイヤ空気圧検出装置について説明したが、これら双方を組み合わせても良い。この場合、例えば、図3におけるステップ110とステップ120との間に、図5に示される第2実施形態のタイヤ空気圧検出処理を実行すればよい。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示すタイヤ空気圧検出装置の送信機と受信機のブロック構成を示した図である。 受信機における制御部が実行するタイヤ空気圧検出処理のフローチャートである。 警報部による警報方法の例を示した図表である。 本発明の第2実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の受信機の制御部が実行するタイヤ空気圧検出処理のフローチャートである。 メモリ内のデータ記憶形態を示した概略図である。 警報部による警報方法の例を示した図表である。
符号の説明
1…車両、2…送信機、3…受信機、4…警報部(警報手段、表示手段)、5a〜5d…車輪、7…バッテリ、21…センシング部、22…マイクロコンピュータ、22a…制御部(第1制御部)、22b…送信部、23…送信アンテナ、31…受信アンテナ、32…マイクロコンピュータ、32a…受信部、32b…制御部(第2制御部)、32c…メモリ(記憶手段)。

Claims (11)

  1. タイヤを備えた複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられ、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)と、前記センシング部(21)の検出信号を信号処理をする第1制御部(22a)と、前記第1制御部(22a)にて処理された前記検出信号を送信する送信部(22b)とを備えた送信機(2)と、
    車体(6)側に備えられ、前記検出信号を受信する受信部(32a)と、該検出信号に基づいて前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧を求める第2制御部(32b)を備えた受信機(3)と、
    前記受信機(3)における前記第2制御部(32b)で求められた前記タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回っていた場合に警報を行う警報手段(4)とを備えたタイヤ空気圧検出装置であって、
    前記第2制御部(32b)は、前記タイヤの空気圧の所定時間当たりの減少率を求め、この減少率が第1所定値(A)よりも大きければ、前記警報手段(4)により前記タイヤがパンクしたことを意味する警報を行い、前記第1所定値(A)よりも小さくかつ該第1所定値よりも低く設定された第2所定値(B)よりも大きければ、前記警報手段(4)により前記タイヤが劣化タイヤであって該劣化タイヤから空気漏れが生じていることを意味する警告を行い、前記第2所定値(B)よりも小さければ、前記警報手段(4)により前記タイヤの空気圧が自然に低下したことを意味する警告を行うようになっていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 前記送信機(2)における前記第1制御部(22a)は、前記受信機(3)に向けて所定時間毎に、信号処理を行った前記検出信号を前記送信部(22b)を介して前記受信機(3)に送るようになっており、
    前記受信機(3)における前記第2制御部(32b)は、前記送信機(2)から前記検出信号が送られてくる毎に前記タイヤの空気圧を求めると共に、前回求めた空気圧と今回求めた空気圧との差から前記所定時間当たりの減少率を求めるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  3. 前記警告手段(4)は、警報ランプであり、該警報ランプによる点滅長さ、点滅周期もしくは色の少なくとも1つを変化させることで、前記タイヤがパンクしたことや前記タイヤが劣化タイヤであって該劣化タイヤから空気漏れが生じていること、および前記タイヤの空気圧が自然に低下したことを示すようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  4. 前記警告手段(4)は、警報ブザーであり、該警報ブザーによる警告音の音色、音声もしくは周期の少なくとも1つを変化させることで、前記タイヤがパンクしたことや前記タイヤが劣化タイヤであって該劣化タイヤから空気漏れが生じていること、および前記タイヤの空気圧が自然に低下したことを示すようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  5. 前記警告手段(4)は、警告表示器であり、該警告表示器によって表示するメッセージにより、前記タイヤがパンクしたことや前記タイヤが劣化タイヤであって該劣化タイヤから空気漏れが生じていること、および前記タイヤの空気圧が自然に低下したことを示すようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  6. 前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間に応じた表示を行う表示手段(4)を備え、
    前記第2制御部(32b)は、前記タイヤの空気圧の減少率を求めたのち、この減少率から、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間を求め、この求めた期間に応じたデータを前記表示手段(4)に伝え、該表示手段(4)にてその期間を表示させるようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  7. タイヤを備えた複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられ、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)と、前記センシング部(21)の検出信号を信号処理をする第1制御部(22a)と、前記第1制御部(22a)にて処理された前記検出信号を送信する送信部(22b)とを備えた送信機(2)と、
    車体(6)側に備えられ、前記検出信号を受信する受信部(32a)と、該検出信号に基づいて前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧を求める第2制御部(32b)を備えた受信機(3)と、
    前記受信機(3)における前記第2制御部(32b)で求められた前記タイヤの空気圧が所定のしきい値を下回っていた場合に警報を行う警報手段(4)とを備えたタイヤ空気圧検出装置であって、
    前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間に応じた表示を行う表示手段(4)を備え、
    前記第2制御部(32b)は、前記タイヤの空気圧の減少率を求めたのち、この減少率から、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間を求め、この求めた期間に応じたデータを前記表示手段(4)に伝え、該表示手段(4)にてその期間を表示させるようになっており、
    さらに、前記通信機(2)および前記受信機(3)は、車両(1)における電源(7)がオンされると、前記通信機(2)から所定周期毎に信号処理された前記検出信号を前記受信機(3)に送信することで、前記受信機(3)にて前記所定周期毎に前記タイヤの空気圧を検出するようになっており、
    前記受信機(3)は、前記タイヤの空気圧と該タイヤの空気圧を求めた日付けを示すデータを記憶する記憶手段(32c)を備え、前記第2制御部(32b)にて、前記所定周期毎に求められる前記タイヤの空気圧のうち、前記電源(7)がオンされたときに求められたもののデータを前記日付けのデータと共に前記記憶手段(32c)に記憶させると共に、前記記憶手段(32c)に前回記憶された前記タイヤの空気圧のデータと今回記憶された前記タイヤの空気圧のデータとから求められる前記タイヤの空気圧差を、前回記憶された前記日付けのデータと今回記憶された前記日付けのデータとから求められる空気圧検出の日付け間隔で割ることにより、一日当たりの前記タイヤの空気圧の減衰率を求め、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間を求めるようになっていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  8. 前記通信機(2)および前記受信機(3)は、車両(1)における電源(7)がオンされると、前記通信機(2)から所定周期毎に信号処理された前記検出信号を前記受信機(3)に送信することで、前記受信機(3)にて前記所定周期毎に前記タイヤの空気圧を検出するようになっており、
    前記受信機(3)は、前記タイヤの空気圧と該タイヤの空気圧を求めた日付けを示すデータを記憶する記憶手段(32c)を備え、前記第2制御部(32b)にて、前記所定周期毎に求められる前記タイヤの空気圧のうち、前記電源(7)がオンされたときに求められたもののデータを前記日付けのデータと共に前記記憶手段(32c)に記憶させると共に、前記記憶手段(32c)に前回記憶された前記タイヤの空気圧のデータと今回記憶された前記タイヤの空気圧のデータとから求められる前記タイヤの空気圧差を、前回記憶された前記日付けのデータと今回記憶された前記日付けのデータとから求められる空気圧検出の日付け間隔で割ることにより、一日当たりの前記タイヤの空気圧の減衰率を求め、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間を求めるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  9. 前記表示手段(4)は、前記タイヤの空気圧を色で表示し、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間が短くなるにつれて、前記色を変化させるようになっていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  10. 前記表示手段(4)は、前記タイヤの空気圧を色の濃淡で表示し、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間が短くなるにつれて、前記色を濃くするようになっていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  11. 前記表示手段(4)は、前記タイヤの空気圧が前記所定のしきい値を下回ると想定される期間を文字として表すようになっていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
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