JP2002205347A - フォルダグルア - Google Patents
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- B31B2120/00—Construction of rigid or semi-rigid containers
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- B31B50/00—Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
- B31B50/006—Controlling; Regulating; Measuring; Improving safety
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚みが異なるブランクであってもきわめて寸
法精度の高い扁平な箱体を形成することができるフォル
ダグルアを提供することである。 【解決手段】 折曲げベルト１５のキャリア側ベルト１
５ａが折曲げ定規１４との間でブランクＢの両側のパネ
ルＰ1 、Ｐ4 を下向きにほぼ９０°折曲げる位置にベル
ト押えローラ２２を設け、このベルト押えローラ２２を
折曲げ定規１４に対して位置調整自在に支持し、そのベ
ルト押えローラ２２を位置調整する位置調整機構Ｘと、
その位置調整機構Ｘのモータ２９を制御する制御部３０
とを設ける。制御部３０にブランクＢの厚みに相当する
信号を入力し、その入力信号に基づいてキャリア側ベル
ト１５ａと折曲げ定規１４間の間隔がブランクＢの厚み
にほぼ一致するようベルト押えローラ２２を位置調整し
て、ブランクＢの両側のパネルＰ1 、Ｐ4 の折曲げ精度
を高め、寸法精度の高い扁平な箱体が得られるようにす
る。
法精度の高い扁平な箱体を形成することができるフォル
ダグルアを提供することである。 【解決手段】 折曲げベルト１５のキャリア側ベルト１
５ａが折曲げ定規１４との間でブランクＢの両側のパネ
ルＰ1 、Ｐ4 を下向きにほぼ９０°折曲げる位置にベル
ト押えローラ２２を設け、このベルト押えローラ２２を
折曲げ定規１４に対して位置調整自在に支持し、そのベ
ルト押えローラ２２を位置調整する位置調整機構Ｘと、
その位置調整機構Ｘのモータ２９を制御する制御部３０
とを設ける。制御部３０にブランクＢの厚みに相当する
信号を入力し、その入力信号に基づいてキャリア側ベル
ト１５ａと折曲げ定規１４間の間隔がブランクＢの厚み
にほぼ一致するようベルト押えローラ２２を位置調整し
て、ブランクＢの両側のパネルＰ1 、Ｐ4 の折曲げ精度
を高め、寸法精度の高い扁平な箱体が得られるようにす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、縦罫線によって
区分された４枚のパネルを有するブランクを搬送させつ
つ両側のパネルの折曲げと、接着とを行なって扁平な箱
体を形成するフォルダグルアに関するものである。
区分された４枚のパネルを有するブランクを搬送させつ
つ両側のパネルの折曲げと、接着とを行なって扁平な箱
体を形成するフォルダグルアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５（Ｉ）に示すように、２本の横罫線
ａが罫入れされた段ボールシートＳは通常コルゲータに
よって製造される。この段ボールシートＳは、普通、プ
リンタ・スロッタに供給されて表面に印刷が施されると
共に、図５（II）に示すようにスロット溝１および第１
縦罫線ｂ1 乃至第４縦罫線ｂ4 が入れられて第１パネル
Ｐ1 乃至第４パネルＰ4 、接合代Ｐ5 、蓋パネルＰ6 お
よび底パネルＰ7 を有する箱形成用のブランクＢが形成
される。
ａが罫入れされた段ボールシートＳは通常コルゲータに
よって製造される。この段ボールシートＳは、普通、プ
リンタ・スロッタに供給されて表面に印刷が施されると
共に、図５（II）に示すようにスロット溝１および第１
縦罫線ｂ1 乃至第４縦罫線ｂ4 が入れられて第１パネル
Ｐ1 乃至第４パネルＰ4 、接合代Ｐ5 、蓋パネルＰ6 お
よび底パネルＰ7 を有する箱形成用のブランクＢが形成
される。
【０００３】上記ブランクＢは、通常、次工程のフォル
ダグルアに供給され、そのフォルダグルアによって両側
の第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 が１８０°折曲
げられ、接合代Ｐ5 に予め塗布された接着剤を介してそ
の接合代Ｐ5 と第１パネルＰ 1 とが互に接着され、図５
（III ）に示す扁平な箱体Ａが形成される。
ダグルアに供給され、そのフォルダグルアによって両側
の第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 が１８０°折曲
げられ、接合代Ｐ5 に予め塗布された接着剤を介してそ
の接合代Ｐ5 と第１パネルＰ 1 とが互に接着され、図５
（III ）に示す扁平な箱体Ａが形成される。
【０００４】ブランクＢから扁平な箱体Ａを形成する上
記フォルダグルアとして、図３に示したものが従来から
知られている。このフォルダグルアは、２本の平行に配
置された上部搬送ベルト１１のそれぞれ下方に、その上
部搬送ベルト１１より長さの短い下部搬送ベルト１２を
設け、上部搬送ベルト１１の下側に位置するキャリア側
ベルト１１ａと下部搬送ベルト１２の上側に位置するキ
ャリア側ベルト１２ａとでブランクＢを上下から挾持し
て矢印の方向に搬送し、その搬送路の両側に設けられた
第１折畳み棒１３によりブランクＢの両側の第１パネル
Ｐ1 および第４パネルＰ4 をその内側の第１縦罫線ｂ1
および第３縦罫線ｂ3 に沿って下向きに折曲げるように
している。
記フォルダグルアとして、図３に示したものが従来から
知られている。このフォルダグルアは、２本の平行に配
置された上部搬送ベルト１１のそれぞれ下方に、その上
部搬送ベルト１１より長さの短い下部搬送ベルト１２を
設け、上部搬送ベルト１１の下側に位置するキャリア側
ベルト１１ａと下部搬送ベルト１２の上側に位置するキ
ャリア側ベルト１２ａとでブランクＢを上下から挾持し
て矢印の方向に搬送し、その搬送路の両側に設けられた
第１折畳み棒１３によりブランクＢの両側の第１パネル
Ｐ1 および第４パネルＰ4 をその内側の第１縦罫線ｂ1
および第３縦罫線ｂ3 に沿って下向きに折曲げるように
している。
【０００５】このとき、ブランクＢの搬送路に、図４に
示すように折曲げ定規１４を両側にそれぞれ設け、各折
曲げ定規１４を第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 が
対向するよう予め位置調整しておき、その折曲げ定規１
４をガイドとして、第１パネルＰ1 および第４パネルＰ
4 を折曲げるようにしている。
示すように折曲げ定規１４を両側にそれぞれ設け、各折
曲げ定規１４を第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 が
対向するよう予め位置調整しておき、その折曲げ定規１
４をガイドとして、第１パネルＰ1 および第４パネルＰ
4 を折曲げるようにしている。
【０００６】また、図３に示すように、各下部搬送ベル
ト１２の排出端部における外側方のそれぞれにパネル折
曲げ用の折曲げベルト１５の一端部を配置し、この折曲
げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａを複数のベルト
押えローラ１６で案内して捩りを与えると共に、各キャ
リア側ベルト１５ａのそれぞれの他端部を上部搬送ベル
ト１１におけるキャリア側ベルト１１ａの排出端に対し
て上下で対向させ、上記折曲げベルト１５のキャリア側
ベルト１５ａと、この各キャリア側ベルト１５ａのそれ
ぞれの排出端部に沿って設けた第２折畳み棒１７とによ
ってブランクＢの第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4
を内方向にさらに折曲げ、接合代Ｐ5 に予め塗布された
接着剤層を介して、その接合代Ｐ5 とこれに重なる第１
パネルＰ 1 の側縁部とを互に接合するようにしている。
ト１２の排出端部における外側方のそれぞれにパネル折
曲げ用の折曲げベルト１５の一端部を配置し、この折曲
げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａを複数のベルト
押えローラ１６で案内して捩りを与えると共に、各キャ
リア側ベルト１５ａのそれぞれの他端部を上部搬送ベル
ト１１におけるキャリア側ベルト１１ａの排出端に対し
て上下で対向させ、上記折曲げベルト１５のキャリア側
ベルト１５ａと、この各キャリア側ベルト１５ａのそれ
ぞれの排出端部に沿って設けた第２折畳み棒１７とによ
ってブランクＢの第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4
を内方向にさらに折曲げ、接合代Ｐ5 に予め塗布された
接着剤層を介して、その接合代Ｐ5 とこれに重なる第１
パネルＰ 1 の側縁部とを互に接合するようにしている。
【０００７】ここで、前記折曲げ定規１４はブランクＢ
を水平に支持する位置から第１パネルＰ1 および第４パ
ネルＰ4 が第２パネルＰ2 および第３パネルＰ3 に対し
てほぼ９０°折曲げられる位置に至る長さを有し、第１
パネルＰ1 および第４パネルＰ4 のほぼ１８０°の折曲
げを阻害することのない構成とされている。
を水平に支持する位置から第１パネルＰ1 および第４パ
ネルＰ4 が第２パネルＰ2 および第３パネルＰ3 に対し
てほぼ９０°折曲げられる位置に至る長さを有し、第１
パネルＰ1 および第４パネルＰ4 のほぼ１８０°の折曲
げを阻害することのない構成とされている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られているフォルダグルアにおいては、折曲げベルト１
５のキャリア側ベルト１５ａが第１パネルＰ1 および第
４パネルＰ4 を折曲げ定規１４に沿って９０°折曲げる
位置の近辺に設けられたベルト押えローラ１６は位置調
整可能に支持されているものの、その位置調整は手動に
よる調整であり、折曲げベルト１５を一旦張設すると、
位置調整されることがなく、固定の配置として、上記キ
ャリア側ベルト１５ａと折曲げ定規１４間に種々のブラ
ンクＢのうち最大厚みのものにほぼ等しい間隔を設けて
いる。なお、ベルト押えローラの位置を調整するとして
も、その調整は手動によるものであるため、正確な位置
調整は困難である。
られているフォルダグルアにおいては、折曲げベルト１
５のキャリア側ベルト１５ａが第１パネルＰ1 および第
４パネルＰ4 を折曲げ定規１４に沿って９０°折曲げる
位置の近辺に設けられたベルト押えローラ１６は位置調
整可能に支持されているものの、その位置調整は手動に
よる調整であり、折曲げベルト１５を一旦張設すると、
位置調整されることがなく、固定の配置として、上記キ
ャリア側ベルト１５ａと折曲げ定規１４間に種々のブラ
ンクＢのうち最大厚みのものにほぼ等しい間隔を設けて
いる。なお、ベルト押えローラの位置を調整するとして
も、その調整は手動によるものであるため、正確な位置
調整は困難である。
【０００９】このため、フォルダグルアに厚みの薄い種
々のブランクＢが供給され、そのブランクＢの第１パネ
ルＰ1 および第４パネルＰ4 がほぼ９０°折曲げられる
と、各パネルＰ1 、Ｐ4 と折曲げ定規１４との間に遊び
が形成され、その遊びによって第１パネルＰ1 および第
４パネルＰ4 は第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3か
らずれた位置から折曲げられる場合があり、各パネルＰ
1 、Ｐ4 を第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 に沿っ
て常に精度よく折曲げることができない。
々のブランクＢが供給され、そのブランクＢの第１パネ
ルＰ1 および第４パネルＰ4 がほぼ９０°折曲げられる
と、各パネルＰ1 、Ｐ4 と折曲げ定規１４との間に遊び
が形成され、その遊びによって第１パネルＰ1 および第
４パネルＰ4 は第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3か
らずれた位置から折曲げられる場合があり、各パネルＰ
1 、Ｐ4 を第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 に沿っ
て常に精度よく折曲げることができない。
【００１０】第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 のほ
ぼ９０°の折曲げ時に、折曲げ位置にずれがあると、そ
のずれた位置に沿って第１パネルＰ1 および第４パネル
Ｐ4がさらに９０°折曲げられるため、扁平の箱体Ａを
形成した場合に、第１パネルＰ1 と第４パネルＰ4 の対
向する側縁間に所定の間隔を得ることができない。すな
わち、第１パネルＰ1 と第４パネルＰ4 が第１縦罫線ｂ
1 と第３縦罫線ｂ3 との間の正規の間隔を保った状態で
折曲げられない。このとき、扁平な箱体Ａから角形に開
いた状態に箱体を形成すると、歪みの生じた箱体が形成
され、寸法精度の高い箱体を得ることができない。
ぼ９０°の折曲げ時に、折曲げ位置にずれがあると、そ
のずれた位置に沿って第１パネルＰ1 および第４パネル
Ｐ4がさらに９０°折曲げられるため、扁平の箱体Ａを
形成した場合に、第１パネルＰ1 と第４パネルＰ4 の対
向する側縁間に所定の間隔を得ることができない。すな
わち、第１パネルＰ1 と第４パネルＰ4 が第１縦罫線ｂ
1 と第３縦罫線ｂ3 との間の正規の間隔を保った状態で
折曲げられない。このとき、扁平な箱体Ａから角形に開
いた状態に箱体を形成すると、歪みの生じた箱体が形成
され、寸法精度の高い箱体を得ることができない。
【００１１】この発明の課題は、厚みが異なる種々のブ
ランクであっても、そのブランクに形成された４枚のパ
ネルの両側のパネルを、その内側に設けられた縦罫線に
沿って高精度に折曲げることができるようにしたフォル
ダグルアを提供することである。
ランクであっても、そのブランクに形成された４枚のパ
ネルの両側のパネルを、その内側に設けられた縦罫線に
沿って高精度に折曲げることができるようにしたフォル
ダグルアを提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、縦罫線によって区分された
４枚のパネルを有するブランクの搬送路に、ブランクの
両側に設けられたパネルの内側の縦罫線に沿うようにし
て折曲げ定規を設け、前記ブランクの両側のパネルをブ
ランクの搬送方向と同方向に移動する折曲げベルトのキ
ャリア側ベルトの押圧により前記折曲げ定規に沿ってほ
ぼ９０°折曲げると共に、さらに９０°折曲げて、一側
のパネルの側縁に連設された接合代と他側のパネルの重
なり部とを接着して扁平な箱体を形成するフォルダグル
アにおいて、前記ブランクの両側のパネルがほぼ９０°
折曲げられる位置に、前記折曲げベルトのキャリア側ベ
ルトを押えるベルト押えローラを折曲げ定規に対して位
置調整自在に設け、そのベルト押えローラを位置調整す
る位置調整機構と、前記ブランクの厚みに相当する信号
の入力に基づいて折曲げ定規とベルト押えローラの対向
間隔が折曲げベルトの厚みにブランクの厚みを加えた値
にほぼなるよう前記位置調整機構の駆動部を制御する制
御部とを設けた構成を採用したのである。
めに、この発明においては、縦罫線によって区分された
４枚のパネルを有するブランクの搬送路に、ブランクの
両側に設けられたパネルの内側の縦罫線に沿うようにし
て折曲げ定規を設け、前記ブランクの両側のパネルをブ
ランクの搬送方向と同方向に移動する折曲げベルトのキ
ャリア側ベルトの押圧により前記折曲げ定規に沿ってほ
ぼ９０°折曲げると共に、さらに９０°折曲げて、一側
のパネルの側縁に連設された接合代と他側のパネルの重
なり部とを接着して扁平な箱体を形成するフォルダグル
アにおいて、前記ブランクの両側のパネルがほぼ９０°
折曲げられる位置に、前記折曲げベルトのキャリア側ベ
ルトを押えるベルト押えローラを折曲げ定規に対して位
置調整自在に設け、そのベルト押えローラを位置調整す
る位置調整機構と、前記ブランクの厚みに相当する信号
の入力に基づいて折曲げ定規とベルト押えローラの対向
間隔が折曲げベルトの厚みにブランクの厚みを加えた値
にほぼなるよう前記位置調整機構の駆動部を制御する制
御部とを設けた構成を採用したのである。
【００１３】上記のように、ブランクの両側のパネルを
折曲げるパネル折曲げ用の折曲げベルトが、上記パネル
を折曲げ定規に沿ってほぼ９０°折曲げる位置にベルト
押えローラを設け、そのベルト押えローラを折曲げ定規
に対して位置調整する位置調整機構と、その位置調整機
構の駆動部を制御する制御部とを設けることにより、前
記ベルト押えローラの位置調整によって折曲げ定規とベ
ルト押えローラで案内される折曲げベルトの間隔を送ら
れてくるブランクの厚みに応じてｍｍ単位で正確に調整
することができ、その間隔調整によって、厚みが異なる
種々のブランクであっても、両側のパネルをその内側の
縦罫線に沿ってきわめて高精度に折曲げることができ、
折曲げられた一対のパネルの対向する側縁間に常に一定
の間隔を形成することができる。
折曲げるパネル折曲げ用の折曲げベルトが、上記パネル
を折曲げ定規に沿ってほぼ９０°折曲げる位置にベルト
押えローラを設け、そのベルト押えローラを折曲げ定規
に対して位置調整する位置調整機構と、その位置調整機
構の駆動部を制御する制御部とを設けることにより、前
記ベルト押えローラの位置調整によって折曲げ定規とベ
ルト押えローラで案内される折曲げベルトの間隔を送ら
れてくるブランクの厚みに応じてｍｍ単位で正確に調整
することができ、その間隔調整によって、厚みが異なる
種々のブランクであっても、両側のパネルをその内側の
縦罫線に沿ってきわめて高精度に折曲げることができ、
折曲げられた一対のパネルの対向する側縁間に常に一定
の間隔を形成することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１および図２に基づいて説明する。なお、フォルダグル
アの全体的な構成は、先に述べた図３に示すフォルダグ
ルアと同一であるため、そのフォルダグルアを引用する
こととする。
１および図２に基づいて説明する。なお、フォルダグル
アの全体的な構成は、先に述べた図３に示すフォルダグ
ルアと同一であるため、そのフォルダグルアを引用する
こととする。
【００１５】図１は、上部搬送ベルト１１と下部搬送ベ
ルト１２とで上下から挾持されたブランクＢの第４パネ
ルＰ4 が折曲げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａに
より折曲げ定規１４に沿って下向きにほぼ９０°折曲げ
られた部分を示す正面図を示し、図２は図１のII−II線
に沿った断面図を示している。
ルト１２とで上下から挾持されたブランクＢの第４パネ
ルＰ4 が折曲げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａに
より折曲げ定規１４に沿って下向きにほぼ９０°折曲げ
られた部分を示す正面図を示し、図２は図１のII−II線
に沿った断面図を示している。
【００１６】図２に示すように、上部搬送ベルト１１に
おけるキャリア側ベルト１１ａ上には押えローラ１８が
設けられている。この押えローラ１８を回転自在に支持
するローラ支持部材１９は昇降自在に支持され、スプリ
ング２０によってキャリア側ベルト１１ａを押し下げる
方向に付勢されている。
おけるキャリア側ベルト１１ａ上には押えローラ１８が
設けられている。この押えローラ１８を回転自在に支持
するローラ支持部材１９は昇降自在に支持され、スプリ
ング２０によってキャリア側ベルト１１ａを押し下げる
方向に付勢されている。
【００１７】一方、下部搬送ベルト１２のキャリア側ベ
ルト１２ａは、ベルトガイド２１によって支持されてい
る。ベルトガイド２１の外側には折曲げ定規１４が設け
られ、折曲げベルト１５の捩りが付与されたキャリア側
ベルト１５ａがこの折曲げ定規１４の外側にこれと間隔
をおいて配置されている。
ルト１２ａは、ベルトガイド２１によって支持されてい
る。ベルトガイド２１の外側には折曲げ定規１４が設け
られ、折曲げベルト１５の捩りが付与されたキャリア側
ベルト１５ａがこの折曲げ定規１４の外側にこれと間隔
をおいて配置されている。
【００１８】キャリア側ベルト１５ａは両側縁が上下に
位置するほぼ垂直の状態とされて折曲げ定規１４と平行
し、上部搬送ベルト１１のキャリア側ベルト１１ａと下
部搬送ベルト１２のキャリア側ベルト１２ａで挾持され
て搬送されるブランクＢの第４パネルＰ4 を前記折曲げ
定規１４とで下向きにほぼ９０°折曲げるようになって
いる。
位置するほぼ垂直の状態とされて折曲げ定規１４と平行
し、上部搬送ベルト１１のキャリア側ベルト１１ａと下
部搬送ベルト１２のキャリア側ベルト１２ａで挾持され
て搬送されるブランクＢの第４パネルＰ4 を前記折曲げ
定規１４とで下向きにほぼ９０°折曲げるようになって
いる。
【００１９】キャリア側ベルト１５ａはその外側に設け
られたベルト押えローラ２２によってほぼ垂直の状態に
保持されている。
られたベルト押えローラ２２によってほぼ垂直の状態に
保持されている。
【００２０】ベルト押えローラ２２は折曲げ定規１４に
対して位置調整自在に支持され、位置調整機構Ｘによっ
て自動的に位置調整される。
対して位置調整自在に支持され、位置調整機構Ｘによっ
て自動的に位置調整される。
【００２１】ベルト押えローラ２２の支持および位置の
自在な調整は次のようになされている。すなわち、上部
搬送ベルト１１を支持するベルト支持フレーム２６にブ
ラケット２５を取付け、そのブラケット２５によって回
転自在に支持された回転軸２３の下端に偏心軸２４を設
け、この偏心軸２４によってベルト押えローラ２２を回
転自在に支持し、前記回転軸２３の回転によってベルト
押えローラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整する
ようにしている。
自在な調整は次のようになされている。すなわち、上部
搬送ベルト１１を支持するベルト支持フレーム２６にブ
ラケット２５を取付け、そのブラケット２５によって回
転自在に支持された回転軸２３の下端に偏心軸２４を設
け、この偏心軸２４によってベルト押えローラ２２を回
転自在に支持し、前記回転軸２３の回転によってベルト
押えローラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整する
ようにしている。
【００２２】位置調整機構Ｘの回転軸２３の回転は、回
転軸２３の上部にウォームホイール２７を固定し、その
ウォームホイール２７に噛合したウォーム２８をモータ
２９で駆動することによりなされる。
転軸２３の上部にウォームホイール２７を固定し、その
ウォームホイール２７に噛合したウォーム２８をモータ
２９で駆動することによりなされる。
【００２３】位置調整機構Ｘの駆動部としてのモータ２
９は図１に示す制御部３０によって制御される。制御部
３０には折曲げ定規１４を基準位置とするデータ信号λ
1 とブランクＢの厚みに相当するデータ信号λ2 とが入
力される。制御部３０はこれらの信号λ1 、λ2 から折
曲げ定規１４とベルト押えローラ２２の対向間隔が折曲
げベルト１５の厚みにブランクＢの厚みを加えた値、ま
たは、第４パネルＰ4の折れ曲がり状態や折曲げベルト
１５の走行状態によってはこの値にわずかに加減算した
値を得るための演算部を備えており、この演算結果に基
づく制御部３０からの信号によって、折曲げ定規１４と
ベルト１５の対向間隔がほぼブランクＢの厚みとなるよ
うモータ２９の回転を制御するようになっている。
９は図１に示す制御部３０によって制御される。制御部
３０には折曲げ定規１４を基準位置とするデータ信号λ
1 とブランクＢの厚みに相当するデータ信号λ2 とが入
力される。制御部３０はこれらの信号λ1 、λ2 から折
曲げ定規１４とベルト押えローラ２２の対向間隔が折曲
げベルト１５の厚みにブランクＢの厚みを加えた値、ま
たは、第４パネルＰ4の折れ曲がり状態や折曲げベルト
１５の走行状態によってはこの値にわずかに加減算した
値を得るための演算部を備えており、この演算結果に基
づく制御部３０からの信号によって、折曲げ定規１４と
ベルト１５の対向間隔がほぼブランクＢの厚みとなるよ
うモータ２９の回転を制御するようになっている。
【００２４】なお、図では省略したが、ブランクＢの第
１パネルＰ1 を折曲げ定規に沿って下向きに折曲げる折
曲げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａが前記第１パ
ネルＰ1 を下向きにほぼ９０°折曲げる位置にも、図２
に示すベルト押えローラ２２およびそのベルト押えロー
ラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整させる位置調
整機構が第４パネルＰ4 側と同様に設けられている。
１パネルＰ1 を折曲げ定規に沿って下向きに折曲げる折
曲げベルト１５のキャリア側ベルト１５ａが前記第１パ
ネルＰ1 を下向きにほぼ９０°折曲げる位置にも、図２
に示すベルト押えローラ２２およびそのベルト押えロー
ラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整させる位置調
整機構が第４パネルＰ4 側と同様に設けられている。
【００２５】上記のように、折曲げベルト１５のキャリ
ア側ベルト１５ａが折曲げ定規１４とでブランクＢの第
１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 を下向きにほぼ９０
°折曲げる位置にベルト押えローラ２２を設け、そのベ
ルト押えローラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整
する位置調整機構Ｘと、その位置調整機構Ｘの回転軸駆
動用モータ２９を制御する制御部３０とを設けることに
より、制御部３０にブランクＢの厚みに相当する信号を
入力することによって、折曲げベルト１５のキャリア側
ベルト１５ａと折曲げ定規１４間の間隔をブランクＢの
厚みにほぼ相当する大きさに自動的に調整することがで
きる。
ア側ベルト１５ａが折曲げ定規１４とでブランクＢの第
１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 を下向きにほぼ９０
°折曲げる位置にベルト押えローラ２２を設け、そのベ
ルト押えローラ２２を折曲げ定規１４に対して位置調整
する位置調整機構Ｘと、その位置調整機構Ｘの回転軸駆
動用モータ２９を制御する制御部３０とを設けることに
より、制御部３０にブランクＢの厚みに相当する信号を
入力することによって、折曲げベルト１５のキャリア側
ベルト１５ａと折曲げ定規１４間の間隔をブランクＢの
厚みにほぼ相当する大きさに自動的に調整することがで
きる。
【００２６】その結果、ブランクＢの両側の第１パネル
Ｐ1 および第４パネルＰ4 は折曲げ定規１４との間に遊
びのない状態でほぼ９０°折曲げられることになる。こ
のため、第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 を図５
（II）に示す第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 に沿
ってきわめて高精度に折曲げることができ、ブランクＢ
から扁平な箱体Ａを形成した場合に、第１パネルＰ1 と
第４パネルＰ4 の対向する側縁間に所定の間隔が形成さ
れるきわめて精度の高い箱体Ａを形成することができ
る。
Ｐ1 および第４パネルＰ4 は折曲げ定規１４との間に遊
びのない状態でほぼ９０°折曲げられることになる。こ
のため、第１パネルＰ1 および第４パネルＰ4 を図５
（II）に示す第１縦罫線ｂ1 および第３縦罫線ｂ3 に沿
ってきわめて高精度に折曲げることができ、ブランクＢ
から扁平な箱体Ａを形成した場合に、第１パネルＰ1 と
第４パネルＰ4 の対向する側縁間に所定の間隔が形成さ
れるきわめて精度の高い箱体Ａを形成することができ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、折
曲げベルトのキャリア側ベルトが折曲げ定規との間でブ
ランクの両側のパネルをほぼ９０°折曲げる位置にベル
ト押えローラを設け、そのベルト押えローラを折曲げ定
規に対して位置調整する位置調整機構と、その位置調整
機構の駆動部をブランクの厚みに応じて制御する制御部
とを設けたことにより、制御部にブランクの厚みに相当
する信号を入力することによってキャリア側ベルトと折
曲げ定規間の間隔をブランクの厚みにほぼ対応する大き
さに自動的に調整することができる。
曲げベルトのキャリア側ベルトが折曲げ定規との間でブ
ランクの両側のパネルをほぼ９０°折曲げる位置にベル
ト押えローラを設け、そのベルト押えローラを折曲げ定
規に対して位置調整する位置調整機構と、その位置調整
機構の駆動部をブランクの厚みに応じて制御する制御部
とを設けたことにより、制御部にブランクの厚みに相当
する信号を入力することによってキャリア側ベルトと折
曲げ定規間の間隔をブランクの厚みにほぼ対応する大き
さに自動的に調整することができる。
【００２８】このため、厚みが異なる種々のブランクに
対しても、両側のパネルをその内側の縦罫線に沿って高
精度に折曲げることができ、両側パネルの対向側縁間の
間隔が一定するきわめて精度の高い扁平な箱体を形成す
ることができる。
対しても、両側のパネルをその内側の縦罫線に沿って高
精度に折曲げることができ、両側パネルの対向側縁間の
間隔が一定するきわめて精度の高い扁平な箱体を形成す
ることができる。
【図１】この発明に係るフォルダグルアのベルト押えロ
ーラの取付け部分を示す正面図
ーラの取付け部分を示す正面図
【図２】図１のII−II線に沿った断面図
【図３】従来のフォルダグルアを概略的に示す斜視図
【図４】図３に示すフォルダグルアがブランクの両側の
パネルを下向きにほぼ９０°折曲げる位置での断面図
パネルを下向きにほぼ９０°折曲げる位置での断面図
【図５】（Ｉ）はコルゲータによって製造された段ボー
ルシートの斜視図、（II）はそのシートから形成された
箱体形成用のブランクを示す斜視図、（III ）は上記ブ
ランクから形成された箱体の斜視図
ルシートの斜視図、（II）はそのシートから形成された
箱体形成用のブランクを示す斜視図、（III ）は上記ブ
ランクから形成された箱体の斜視図
Ｂ ブランク Ｐ1 乃至Ｐ4 パネル Ｐ5 接合代 １４ 折曲げ定規 １５ 折曲げベルト １５ａ キャリア側ベルト ２２ ベルト押えローラ Ｘ 位置調整機構 ３０ 制御部
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 潤二郎 大阪市北区梅田２丁目５番25号 レンゴー 株式会社本社事務所内 Ｆターム(参考） 3E075 AA10 BA05 CA01 DA04 DA15 DA32 DC13 DC45 DD01 FA05 FA27 GA03
Claims (1)
- 【請求項１】 縦罫線によって区分された４枚のパネル
を有するブランクの搬送路に、ブランクの両側に設けら
れたパネルの内側の縦罫線に沿うようにして折曲げ定規
を設け、前記ブランクの両側のパネルをブランクの搬送
方向と同方向に移動する折曲げベルトのキャリア側ベル
トの押圧により前記折曲げ定規に沿ってほぼ９０°折曲
げると共に、さらに９０°折曲げて、一側のパネルの側
縁に連設された接合代と他側のパネルの重なり部とを接
着して扁平な箱体を形成するフォルダグルアにおいて、
前記ブランクの両側のパネルがほぼ９０°折曲げられる
位置に、前記折曲げベルトのキャリア側ベルトを押える
ベルト押えローラを折曲げ定規に対して位置調整自在に
設け、そのベルト押えローラを位置調整する位置調整機
構と、前記ブランクの厚みに相当する信号の入力に基づ
いて折曲げ定規とベルト押えローラの対向間隔が折曲げ
ベルトの厚みにブランクの厚みを加えた値にほぼなるよ
う前記位置調整機構の駆動部を制御する制御部とを設け
たことを特徴とするフォルダグルア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001001431A JP4554091B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | フォルダグルア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001001431A JP4554091B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | フォルダグルア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002205347A true JP2002205347A (ja) | 2002-07-23 |
| JP4554091B2 JP4554091B2 (ja) | 2010-09-29 |
Family
ID=18870069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001001431A Expired - Lifetime JP4554091B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | フォルダグルア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4554091B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005319779A (ja) * | 2004-05-04 | 2005-11-17 | Heidelberger Druckmas Ag | 調整可能な折りベルトを備える折りステーション |
| JP2008149719A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Bobst Sa | ブライユ式点字印字装置 |
| JP4493052B1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-06-30 | 株式会社Ｉｓｏｗａ | フォルダグルア |
| JP5895316B1 (ja) * | 2015-02-20 | 2016-03-30 | 株式会社Ｉｓｏｗａ | フォルダグルア |
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| JPH0248328U (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-04 | ||
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| JP2543614Y2 (ja) * | 1991-07-24 | 1997-08-13 | 三菱重工業株式会社 | 板状体折曲げ装置 |
-
2001
- 2001-01-09 JP JP2001001431A patent/JP4554091B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
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| EP1604812A1 (de) * | 2004-05-04 | 2005-12-14 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Faltstation mit einstellbarem Faltriemen |
| US7670274B2 (en) | 2004-05-04 | 2010-03-02 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Folding station with adjustable folding strap |
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| JP5895316B1 (ja) * | 2015-02-20 | 2016-03-30 | 株式会社Ｉｓｏｗａ | フォルダグルア |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4554091B2 (ja) | 2010-09-29 |
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