JP2002204511A - 通信媒体選定装置および方法と通信媒体選定プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信媒体選定装置および方法と通信媒体選定プログラムを記録した記録媒体

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JP2002204511A JP2001289698A JP2001289698A JP2002204511A JP 2002204511 A JP2002204511 A JP 2002204511A JP 2001289698 A JP2001289698 A JP 2001289698A JP 2001289698 A JP2001289698 A JP 2001289698A JP 2002204511 A JP2002204511 A JP 2002204511A
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竜一郎 長納
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近傍点設備からケーブルに沿って配線点を検
索し、ケーブルの通信媒体使用率を比較して使用率を向
上させ得るように通信媒体を選定する通信媒体選定装置
および方法を提供する。 【解決手段】 近傍点設備に敷設されているケーブルの
属性が目的に合ったものか否かを判定し、目的に合った
ものである場合、ケーブルに沿って配線点を特定し、目
的に合ったものでない場合には、目的に合ったケーブル
をケーブルに沿って検索し、目的の属性のケーブルに沿
って配線点を特定し、この配線点から通信媒体を選定す
るに当たって、各ケーブルにおける通信媒体の使用率を
通信媒体使用率計算部から読み出して各ケーブル毎に比
較し、この比較結果に基づいて通信媒体を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信媒体を
まとめて構成される通信媒体集合体を更に複数まとめて
形成されるケーブルを敷設して構成される通信線路にお
いて通信媒体の需要に対してケーブルから通信媒体を選
定する通信媒体選定装置および方法と通信媒体選定プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を説明する前に、本明細書で使
用する用語について説明する。
【0003】まず、集合構造体をなす通信媒体とその切
断について説明する。例えば、光ファイバケーブルなど
の通信媒体は、ケーブルの高密度化、接続作業の向上な
どの理由から複数の通信媒体をまとめて構成される1つ
の集合構造体である通信媒体集合体となるように作られ
ている。そのため、1本の通信媒体のみを切断して使用
することができず、集合構造体単位での切断および使用
が行なわれる。
【0004】図9を参照して、集合構造体をなす通信媒
体とその切断について具体的に説明する。図9(a)
は、階層的に構成される集合構造体の一例を説明するた
めの図であり、(イ)は4心の集合から構成されるテー
プ状の集合構造体を示し、(ロ)はこのテープ状の集合
構造体を5枚接合して構成される集合構造体を示し、
(ハ)はこの集合構造体をケーブルに組み込んだ集合構
造体を示している。なお、図9(a)の(ハ)に示す集
合構造体は、中心に設けられた鋼線の周囲にテープ集合
収容部が設けられ、このテープ集合収容部の凹部内に5
個のテープ集合体が収容され、そのうちの1つの凹部に
作業用通信媒体が収容されている。そして、これらの周
囲は保護被覆部で保護され、最外側には外皮が設けられ
ている。
【0005】また、図9(b)は、4心の光ファイバか
ら構成される集合構造体を切断して、ばらばらの単心に
分離し、そのうちの2心を使用し、残りの2心を空き
(在庫となる)にした状態を示している。更に、図9
(c)は、集合構造体の別の例を示している。この集合
構造体は、単心の通信媒体が複数心集まって1つのチュ
ーブに収められ、このチューブが複数集まってケーブル
を構成しているものである。すなわち、この集合構造体
は、中心に設けられた鋼線の周囲に6個のチューブが設
けられ、各チューブは中心に銅線を有し、この鋼線の周
囲に4本の単心通信媒体とこれらの通信媒体を固定する
ためのバランサが設けられ、この6個のチューブの周囲
は外皮で包まれて保護されている。
【0006】次に、図9で示したように構成されるケー
ブルに収容されている通信媒体を選択する場合などに使
用する若番、老番について説明する。若番、老番は番号
の大小を表す概念であり、ある番号より相対的に小さい
番号を若番、大きい番号を老番という。
【0007】また、点設備とは、通信媒体の接続および
分岐を行なうべくケーブルに沿って配置されている設備
であり、例えば電柱、マンホール、ハンドホールなどの
ようにケーブルが通過する設備である。この点設備にお
いて通信媒体の接続や分岐を行なう。この点設備は、図
10において(イ)に示すように、通信装置収容局から
延出するケーブルに沿って設けられている。
【0008】ケーブルを利用者の家屋やビルまで配線す
るためには、あるポイントでケーブルから通信媒体を取
り出す必要があるが、この通信媒体を取り出す点を配線
点と称する。この配線点は、図10において(ロ)で示
すように、通常点設備上に存在する。
【0009】また、上部、下部という用語は、方向の概
念を示す用語であり、例えば図10において(ハ)で示
すように、通信線路上のある1点において通信装置を収
容している通信装置収容局の方向を上部、端末の接続さ
れている加入者側を下部と称する。
【0010】リーフケーブルとは、図10において
(ニ)で示すように、自分の下部側において他のケーブ
ルと接続されていない末端に位置するケーブルである。
【0011】また、通信媒体の配線は、面状に広がった
ユーザに通信サービスを提供するために、図10におい
て(ホ)で示すように、何ヶ所かで分岐される。
【0012】図11を参照して、光分岐モジュールにつ
いて説明する。同図に示す光分岐モジュール111は、
光通信媒体を試験するために、試験光を通信媒体に対し
て入力させたり、出力させるものであり、通信装置11
2や通信端末113に接続されている通信媒体と接続す
るためのコネクタ111a、111b、試験光を結合す
るための光カプラ111c、サービス提供波長などを遮
断するフィルタ111dなどから構成されている。この
光分岐モジュールは、通信、試験に用いる波長、試験光
を遮断するフィルタの有無、コネクタの反射特性などに
より複数の種類が存在する。
【0013】通信媒体の使用区分という用語は、通信媒
体の使用状態を示す区分を示すものであって、例えば
「空き」「使用中」「予約」「故障」「端末空き」「単
心化空き」などがある。端末空きとは、下部側で他の通
信媒体と接続されてなく、かつ「空き」状態の通信媒体
のことであり、単心化空きとは、集合構造体が単心化さ
れ、かつ「空き」状態の通信媒体のことである。図12
は、配線点における通信媒体の上述した使用区分を示し
ている。
【0014】次に、従来の通信媒体選定装置について図
13を参照して説明する。図13に示す従来の通信媒体
選定装置は、制御部110、選定部122、通信媒体使
用区分記憶部124、コマンド処理部126、配線点記
憶部128、出力部132、入力部134、入出力イン
タフェース部140、ネットワーク150、および入出
力装置152から構成されている。
【0015】従来の通信媒体選定装置により通信媒体の
選定を行なうには、通信媒体選定者は、ネットワーク1
50を介してまたは入出力装置152を用いて、選定コ
マンドおよび通信媒体に対する新規需要のあった地点に
近い点設備を特定する点設備特定情報を入出力インタフ
ェース部140に入力する。この入出力インタフェース
部140に入力された選定コマンドおよび点設備特定情
報は、制御部110の指示により入力部134に読み込
まれ、更に制御部110の指示により入力部134から
コマンド処理部126に送られる。
【0016】コマンド処理部126は、制御部110の
指示により、選定コマンドを解析し、点設備特定情報を
選定部122に供給するとともに、選定処理の実行を選
定部122に指示する。選定部122は、制御部110
の指示により、配線点記憶部128から当該点設備に配
線点が存在するか否かの確認を行い、配線点が存在する
場合には、選定部122は通信媒体使用区分記憶部12
4から該配線点を通過する通信媒体の使用区分を読み込
み、この読み込んだ通信媒体使用区分から該配線点に端
末空きまたは単心化空きの通信媒体が存在するか否かを
判定し、存在する場合には、該通信媒体を選定し、また
存在しない場合には、新規に該配線点を通過している空
き集合構造体を切断するために若番から通信媒体の選定
を行い、この処理結果を通信媒体使用区分記憶部124
および出力部132に供給する。また、配線点の存在の
確認において、配線点が存在しない場合には、媒体選定
処理の継続が不可能であるので、エラーとして処理を終
了する。
【0017】なお、通信媒体使用区分記憶部124に送
られたデータは、制御部110の指示により所定の位置
のデータを使用中に変更して記憶される。また、出力部
132に送られた処理結果は、制御部110の指示によ
り入出力インタフェース部140を介してネットワーク
150または入出力装置152に送信される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通信
媒体の選定には配線点情報が必要であるが、入力された
点設備情報から選定を行なうためには、予め点設備Xに
対応する配線点Yのデータを作成しておく必要があり、
この場合、例えば図14に示すように、複数の点設備が
1つの配線点に対応している多:1の対応データを作成
しておかなければならないという問題がある。また、点
設備X対配線点Yの対応データが存在しない場合には、
通信媒体の選定処理を継続することができないという問
題がある。
【0019】更に、通信媒体選定者によって指定された
点設備に目的とする通信媒体ケーブルとは伝送方式が異
なるなどのように種類の異なる通信媒体ケーブルしか存
在しない場合には、通信媒体の選定処理を継続すること
ができないという問題がある。
【0020】また、通信媒体の選定においては、通信媒
体使用率の向上が重要であり、すなわちできるだけ多く
の需要に対して対応できることが求められるが、従来の
通信媒体選定装置では需要発生点の下部側の通信媒体使
用率の記憶機能や判断機能がなく、指定された配線点に
おいて通信媒体の若番から順に通信媒体を選定するしか
なく、そのため、ある配線点に需要が集中した場合に
は、それよりも下部側で発生した需要に対応する通信媒
体が残ってなく、ケーブル全体では通信媒体使用率が低
いにも関わらず、需要に対応できないことがあるという
問題がある。
【0021】また更に、通信媒体の選定においては、光
分岐モジュールを使用して、通信媒体や通信端末の試験
を行い、正常か否かを検査するために通信装置側で通信
媒体と接続している光分岐モジュールの種別を考慮する
必要があるが、従来の通信媒体選定装置では光媒体選定
に使用するための光分岐モジュール種別情報、接続情報
などの記憶機能や判断機能がなく、通信媒体の選定後に
人手により確認しなければならないという問題がある。
【0022】このため、通信媒体の選定時間がかかり、
適切な光分岐モジュール種別が接続されていない通信媒
体の場合には、再度通信媒体の選定をやり直さなければ
ならないという問題がある。
【0023】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、近傍点設備からケーブルに沿
って配線点を検索し、ケーブルの通信媒体使用率を比較
して使用率を向上させ得るように通信媒体を選定すると
ともに、光分岐モジュールの種別を考慮して使用可能な
通信媒体を選定し得る通信媒体選定装置および方法と通
信媒体選定プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、複数の通信媒体をまとめ
て構成される通信媒体集合体を更に複数まとめて形成さ
れるケーブルを敷設して構成される通信線路において通
信媒体の需要に対してケーブルから通信媒体を選定する
通信媒体選定装置であって、各ケーブルにおける通信媒
体の使用率を記憶する使用率記憶手段と、通信媒体を選
定する毎に、この選定する通信媒体を包含するケーブル
における通信媒体使用率を計算し、この計算した通信媒
体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新するように制
御する使用率計算手段と、通信媒体の選定に当たって、
各ケーブルにおける通信媒体の使用率を前記使用率記憶
手段から読み出して各ケーブル毎に比較し、この比較結
果に基づいて通信媒体を選定する選定手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0025】請求項1記載の本発明にあっては、通信媒
体を選定する毎に、ケーブルにおける通信媒体使用率を
計算し、この計算した通信媒体使用率を使用率記憶手段
に記憶更新し、通信媒体の選定に当たって、各ケーブル
における通信媒体の使用率を使用率記憶手段から読み出
して各ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通
信媒体を選定するため、通信媒体の使用率を向上するこ
とができる。
【0026】また、請求項2記載の本発明は、複数の通
信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数
まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通信
線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通信
媒体を選定する通信媒体選定装置であって、通信媒体の
接続および分岐を行なうべくケーブルに沿って配置され
ている点設備のうち、通信媒体の需要のあった地点に近
い近傍点設備に敷設されているケーブルの属性が通信媒
体の需要において必要とする目的のケーブル属性に合っ
たものであるか否かを判定するケーブル属性判定手段
と、この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったもの
でない場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケ
ーブルに沿って検索するケーブル検索手段と、前記判定
の結果、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、
当該ケーブルから通信媒体を取り出すための配線点を当
該ケーブルに沿って特定し、ケーブル属性が目的に合っ
たものでない場合には、前記ケーブル検索手段で検索し
た目的の属性のケーブルに沿って配線点を特定する配線
点特定手段と、この特定された配線点から通信媒体を選
定する通信媒体選定手段とを有することを要旨とする。
【0027】請求項2記載の本発明にあっては、通信媒
体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されてい
るケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定し、
ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該ケー
ブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的に合
ったものでない場合には、目的に合った属性のケーブル
を当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の属性
のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した配線
点から通信媒体を選定するため、目的に合った属性のケ
ーブルに沿って配線点を効率的に特定できる。
【0028】更に、請求項3記載の本発明は、複数の通
信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数
まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通信
線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通信
媒体を選定する通信媒体選定装置であって、通信媒体に
接続された光分岐モジュールが使用可能なものであるか
否かを判断する光分岐モジュール判断手段と、この判断
の結果、使用可能な光分岐モジュールに接続された通信
媒体を選定する通信媒体選定手段とを有することを要旨
とする。
【0029】請求項3記載の本発明にあっては、通信媒
体に接続された光分岐モジュールが使用可能なものであ
るか否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接続
された通信媒体を選定するため、従来のように通信媒体
の選定後に人手により光分岐モジュールを確認する必要
がなく、通信媒体の選定のやり直しがなく、効率化およ
び迅速化を図ることができる。
【0030】請求項4記載の本発明は、複数の通信媒体
をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数まとめ
て形成されるケーブルを敷設して構成される通信線路に
おいて通信媒体の需要に対してケーブルから通信媒体を
選定する通信媒体選定装置であって、各ケーブルにおけ
る通信媒体の使用率を記憶する使用率記憶手段と、通信
媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含する
ケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計算し
た通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新する
ように制御する使用率計算手段と、通信媒体の接続およ
び分岐を行なうべくケーブルに沿って配置されている点
設備のうち、通信媒体の需要のあった地点に近い近傍点
設備に敷設されているケーブルの属性が通信媒体の需要
において必要とする目的のケーブル属性に合ったもので
あるか否かを判定するケーブル属性判定手段と、この判
定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合
には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブルに沿
って検索するケーブル検索手段と、前記ケーブル属性判
定手段の判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったもの
である場合、当該ケーブルから通信媒体を取り出すため
の配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケーブル属性
が目的に合ったものでない場合には、前記ケーブル検索
手段で検索した目的の属性のケーブルに沿って配線点を
特定する配線点特定手段と、通信媒体に接続された光分
岐モジュールが使用可能なものであるか否かを判断する
光分岐モジュール判断手段と、通信媒体の選定に当たっ
て、前記配線点特定手段で特定された配線点から選定さ
れる通信媒体の使用率を前記使用率記憶手段から読み出
して各ケーブル毎に比較した比較結果および前記光分岐
モジュール判断手段の判断結果に基づいて通信媒体を選
定する通信媒体選定手段とを有することを要旨とする。
【0031】請求項4記載の本発明にあっては、通信媒
体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されてい
るケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定し、
ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該ケー
ブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的に合
ったものでない場合には、目的に合った属性のケーブル
を当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の属性
のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した配線
点から通信媒体を選定する毎に、ケーブルにおける通信
媒体使用率を計算し、この計算した通信媒体使用率を使
用率記憶手段に記憶更新し、通信媒体の選定に当たっ
て、各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶
手段から読み出して各ケーブル毎に比較し、この比較結
果に基づいて通信媒体を選定するとともに、該通信媒体
に接続された光分岐モジュールが使用可能なものである
か否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接続さ
れた通信媒体を選定するため、目的に合った属性のケー
ブルに沿って配線点を効率的に特定できるとともに、通
信媒体の使用率を向上することができ、また使用可能な
光分岐モジュールを選定でき、従来のように通信媒体の
選定後に人手により光分岐モジュールを確認する必要が
なく、通信媒体の選定のやり直しがなく、効率化および
迅速化を図ることができる。
【0032】また、請求項5記載の本発明は、請求項2
または4記載の本発明において、前記ケーブル属性判定
手段が、ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応し
て該ケーブルの属性情報を各ケーブル毎に記憶するケー
ブル属性記憶手段と、前記近傍点設備に敷設されている
ケーブルの属性情報を前記ケーブル属性情報記憶手段か
ら読み出し、この読み出したケーブル属性情報が前記目
的のケーブル属性に合ったものであるか否かを判断する
ケーブル属性判断手段とを有し、前記ケーブル検索手段
が、ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該
ケーブルに接続されているケーブルを特定するケーブル
特定情報を各ケーブル毎に記憶するケーブル接続情報記
憶手段と、前記ケーブル属性判断手段による判断の結
果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合には、
前記近傍点設備に敷設されているケーブルに接続されて
いるケーブル特定情報を前記ケーブル接続情報記憶手段
から読み出し、この読み出したケーブル特定情報で特定
されるケーブルに沿って前記目的に合った属性のケーブ
ルの検索を行なう手段とを有し、前記配線点特定手段
が、ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該
ケーブルに存在する配線点を特定する配線点特定情報を
各ケーブル毎に記憶する配線点記憶手段と、前記目的の
ケーブル属性に合った属性のケーブルに沿って該ケーブ
ルの配線点特定情報を前記配線点記憶手段から読み出
し、この読み出した配線点特定情報で特定される配線点
を出力する特定配線点出力手段とを有することを要旨と
する。
【0033】請求項5記載の本発明にあっては、近傍点
設備に敷設されているケーブルの属性情報をケーブル属
性情報記憶手段から読み出し、この属性情報が目的のケ
ーブル属性に合ったものであるか否かを判断し、この判
断の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合
には、近傍点設備に敷設されているケーブルに接続され
ているケーブル特定情報をケーブル接続情報記憶手段か
ら読み出し、このケーブル特定情報で特定されるケーブ
ルに前記目的に合った属性のケーブルの検索を行ない、
目的のケーブル属性に合ったケーブルに沿って該ケーブ
ルの配線点特定情報を配線点記憶手段から読み出し、こ
の読み出した配線点特定情報で特定される配線点を出力
するため、配線点を適確かつ効率的に得ることができ
る。
【0034】更に、請求項6記載の本発明は、請求項2
または4または5記載の本発明において、前記通信媒体
選定手段が、優先して選定すべき通信媒体の優先順位を
予め設定する優先順位設定手段と、通信媒体を特定する
通信媒体特定情報に対応して該通信媒体の使用状態を各
通信媒体毎に記憶する通信媒体使用状態記憶手段と、前
記特定された配線点において選定対象となる通信媒体の
使用状態を前記通信媒体使用状態記憶手段から読み出
し、この読み出した通信媒体使用状態を前記優先順位設
定手段で設定されている優先順位と比較する優先順位比
較手段と、この比較の結果、前記配線点において使用可
能な通信媒体を前記優先順に抽出する優先媒体抽出手段
とを有することを要旨とする。
【0035】請求項6記載の本発明にあっては、特定さ
れた配線点において選定対象となる通信媒体の使用状態
を通信媒体使用状態記憶手段から読み出し、この通信媒
体使用状態を優先順位と比較し、この比較の結果、配線
点において使用可能な通信媒体を優先順に抽出するた
め、適確な通信媒体を効率的に選定でき、通信媒体の使
用率を向上することができる。
【0036】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
本発明において、前記通信媒体選定手段が、前記優先順
位比較手段における比較結果に基づき、前記配線点にお
いて通信媒体を選定するために該通信媒体を含む通信媒
体集合体またはケーブルを切断する必要があるか否かを
判定する切断判定手段と、この判定の結果、ケーブルを
切断する必要がある場合には、前記配線点を通過する通
信媒体が接続されている末端のケーブルであるリーフケ
ーブルを特定するリーフケーブル特定手段と、配線点に
おいて通信媒体を選定するためにケーブルを切断するた
めの切断条件を予め設定する切断条件設定手段と、前記
特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較しなが
ら前記切断条件設定手段で設定されているケーブル切断
条件に基づき当該リーフケーブルの通信媒体使用率を並
び替えする比較並び替え手段と、この並び替えられた通
信媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽出する通信媒
体抽出手段とを有することを要旨とする。
【0037】請求項7記載の本発明にあっては、優先順
位の比較結果に基づき、配線点において通信媒体を選定
するために該通信媒体を含む通信媒体集合体またはケー
ブルを切断する必要があるか否かを判定し、ケーブルを
切断する必要がある場合には、配線点を通過する通信媒
体が接続されている末端のケーブルであるリーフケーブ
ルを特定し、この特定したリーフケーブルの通信媒体使
用率を比較しながらケーブル切断条件に基づき当該リー
フケーブルの通信媒体使用率を並び替えし、この並び替
えられた通信媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽出
するため、適確な通信媒体を効率的に選定でき、通信媒
体の使用率を向上することができる。
【0038】また、請求項8記載の本発明は、請求項3
または4記載の本発明において、前記光分岐モジュール
判断手段が、通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対
応して該通信媒体に接続されている光分岐モジュールを
特定する光分岐モジュール特定情報を各通信媒体毎に記
憶する光分岐モジュール接続記憶手段と、光分岐モジュ
ールを特定する光分岐モジュール特定情報に対応して該
光分岐モジュールの属性を各光分岐モジュール毎に記憶
する光分岐モジュール属性記憶手段と、通信媒体に接続
された光分岐モジュールの特定情報を前記光分岐モジュ
ール接続記憶手段から読み出し、この読み出した光分岐
モジュール特定情報に対応する光分岐モジュールの属性
を前記光分岐モジュール属性記憶手段から読み出し、こ
の読み出した光分岐モジュール属性が光分岐モジュール
使用条件を充足するか否かを判定する光分岐モジュール
使用条件充足判定手段とを有し、前記通信媒体選定手段
が、前記光分岐モジュール使用条件充足判定手段の判定
の結果に基づき前記光分岐モジュール使用条件を充足す
る光分岐モジュールが接続されている通信媒体を抽出す
る通信媒体抽出手段を有することを要旨とする。
【0039】請求項8記載の本発明にあっては、通信媒
体に接続された光分岐モジュールの特定情報を光分岐モ
ジュール接続記憶手段から読み出し、この光分岐モジュ
ール特定情報に対応する光分岐モジュールの属性を光分
岐モジュール属性記憶手段から読み出し、この光分岐モ
ジュール属性が光分岐モジュール使用条件を充足するか
否かを判定し、この判定結果から光分岐モジュール使用
条件を充足する光分岐モジュールが接続されている通信
媒体を抽出するため、従来のように通信媒体の選定後に
人手により光分岐モジュールを確認する必要がなく、通
信媒体の選定のやり直しがなく、効率化および迅速化を
図ることができる。
【0040】更に、請求項9記載の本発明は、複数の通
信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数
まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通信
線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通信
媒体を選定する通信媒体選定方法であって、各ケーブル
における通信媒体の使用率を使用率記憶手段に記憶し、
通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
し、通信媒体の選定に当たって、各ケーブルにおける通
信媒体の使用率を前記使用率記憶手段から読み出して各
ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通信媒体
を選定することを要旨とする。
【0041】請求項9記載の本発明にあっては、通信媒
体を選定する毎に、ケーブルにおける通信媒体使用率を
計算し、この計算した通信媒体使用率を使用率記憶手段
に記憶更新し、通信媒体の選定に当たって、各ケーブル
における通信媒体の使用率を使用率記憶手段から読み出
して各ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通
信媒体を選定するため、通信媒体の使用率を向上するこ
とができる。
【0042】請求項10記載の本発明は、複数の通信媒
体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数まと
めて形成されるケーブルを敷設して構成される通信線路
において通信媒体の需要に対してケーブルから通信媒体
を選定する通信媒体選定方法であって、通信媒体の接続
および分岐を行なうべくケーブルに沿って配置されてい
る点設備のうち、通信媒体の需要のあった地点に近い近
傍点設備に敷設されているケーブルの属性が通信媒体の
需要において必要とする目的のケーブル属性に合ったも
のであるか否かを判定し、この判定の結果、ケーブル属
性が目的に合ったものでない場合には、目的に合った属
性のケーブルを当該ケーブルに沿って検索し、前記ケー
ブル属性の判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったも
のである場合、当該ケーブルから通信媒体を取り出すた
めの配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケーブル属
性が目的に合ったものでない場合には、前記検索した目
的の属性のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定
された配線点から通信媒体を選定することを要旨とす
る。
【0043】請求項10記載の本発明にあっては、通信
媒体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されて
いるケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定
し、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該
ケーブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的
に合ったものでない場合には、目的に合った属性のケー
ブルを当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の
属性のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した
配線点から通信媒体を選定するため、目的に合った属性
のケーブルに沿って配線点を効率的に特定できる。
【0044】また、請求項11記載の本発明は、複数の
通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複
数まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通
信線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通
信媒体を選定する通信媒体選定方法であって、通信媒体
に接続された光分岐モジュールが使用可能なものである
か否かを判断し、この判断の結果、使用可能な光分岐モ
ジュールに接続された通信媒体を選定することを要旨と
する。
【0045】請求項11記載の本発明にあっては、通信
媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なもので
あるか否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接
続された通信媒体を選定するため、従来のように通信媒
体の選定後に人手により確認する必要がなく、通信媒体
の選定のやり直しがなく、効率化および迅速化を図るこ
とができる。
【0046】更に、請求項12記載の本発明は、複数の
通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複
数まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通
信線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通
信媒体を選定する通信媒体選定方法であって、各ケーブ
ルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段に記憶
し、通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を
包含するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、こ
の計算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶
更新し、通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブ
ルに沿って配置されている点設備のうち、通信媒体の需
要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されているケー
ブルの属性が通信媒体の需要において必要とする目的の
ケーブル属性に合ったものであるか否かを判定し、この
判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場
合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブルに
沿って検索し、前記ケーブル属性の判定の結果、ケーブ
ル属性が目的に合ったものである場合、当該ケーブルか
ら通信媒体を取り出すための配線点を当該ケーブルに沿
って特定し、ケーブル属性が目的に合ったものでない場
合には、前記検索した目的のケーブル属性に合ったケー
ブルに沿って配線点を特定し、通信媒体に接続された光
分岐モジュールが使用可能なものであるか否かを判断
し、通信媒体の選定に当たって、前記特定された配線点
から選定される通信媒体の使用率を前記使用率記憶手段
から読み出して各ケーブル毎に比較した比較結果および
前記光分岐モジュールが使用可能か否かについての判断
結果に基づいて通信媒体を選定することを要旨とする。
【0047】請求項12記載の本発明にあっては、通信
媒体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されて
いるケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定
し、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該
ケーブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的
に合ったものでない場合には、目的に合った属性のケー
ブルを当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の
属性のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した
配線点から通信媒体を選定する毎に、ケーブルにおける
通信媒体使用率を計算し、この計算した通信媒体使用率
を使用率記憶手段に記憶更新し、通信媒体の選定に当た
って、各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記
憶手段から読み出して各ケーブル毎に比較し、この比較
結果に基づいて通信媒体を選定するとともに、該通信媒
体に接続された光分岐モジュールが使用可能なものであ
るか否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接続
された通信媒体を選定するため、目的に合った属性のケ
ーブルに沿って配線点を効率的に特定できるとともに、
通信媒体の使用率を向上することができ、また使用可能
な光分岐モジュールを選定でき、従来のように通信媒体
の選定後に人手により確認する必要がなく、通信媒体の
選定のやり直しがなく、効率化および迅速化を図ること
ができる。
【0048】請求項13記載の本発明は、請求項10ま
たは12記載の本発明において、前記ケーブル属性が目
的に合ったものであるか否かについての判定処理が、ケ
ーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケーブ
ルの属性情報を各ケーブル毎にケーブル属性記憶手段に
記憶し、前記近傍点設備に敷設されているケーブルの属
性情報を前記ケーブル属性情報記憶手段から読み出し、
この読み出したケーブル属性情報が前記目的のケーブル
属性に合ったものであるか否かを判断し、前記ケーブル
を検索する処理が、ケーブルを特定するケーブル特定情
報に対応して該ケーブルに接続されているケーブルを特
定するケーブル特定情報を各ケーブル毎にケーブル接続
情報記憶手段に記憶し、前記ケーブル属性が目的にある
ものであるか否かの判断の結果、ケーブル属性が目的に
合ったものでない場合には、前記近傍点設備に敷設され
ているケーブルに接続されているケーブル特定情報を前
記ケーブル接続情報記憶手段から読み出し、この読み出
したケーブル特定情報で特定されるケーブルに沿って前
記目的に合った属性のケーブルの検索を行ない、前記配
線点を特定する処理が、ケーブルを特定するケーブル特
定情報に対応して該ケーブルに存在する配線点を特定す
る配線点特定情報を各ケーブル毎に配線点記憶手段に記
憶し、前記目的のケーブル属性に合った属性のケーブル
に沿って該ケーブルの配線点特定情報を前記配線点記憶
手段から読み出し、この読み出した配線点特定情報で特
定される配線点を出力することを要旨とする。
【0049】請求項13記載の本発明にあっては、近傍
点設備に敷設されているケーブルの属性情報をケーブル
属性情報記憶手段から読み出し、この属性情報が目的の
ケーブル属性に合ったものであるか否かを判断し、この
判断の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場
合には、近傍点設備に敷設されているケーブルに接続さ
れているケーブル特定情報をケーブル接続情報記憶手段
から読み出し、このケーブル特定情報で特定されるケー
ブルに前記目的に合った属性のケーブルの検索を行な
い、目的のケーブル属性に合ったケーブルに沿って該ケ
ーブルの配線点特定情報を配線点記憶手段から読み出
し、この読み出した配線点特定情報で特定される配線点
を出力するため、配線点を適確かつ効率的に得ることが
できる。
【0050】また、請求項14記載の本発明は、請求項
10または12または13記載の本発明において、前記
通信媒体を選定する処理が、優先して選定すべき通信媒
体の優先順位を予め設定し、通信媒体を特定する通信媒
体特定情報に対応して該通信媒体の使用状態を各通信媒
体毎に通信媒体使用状態記憶手段に記憶し、前記特定さ
れた配線点において選定対象となる通信媒体の使用状態
を前記通信媒体使用状態記憶手段から読み出し、この読
み出した通信媒体使用状態を前記優先順位と比較し、こ
の比較の結果、前記配線点において使用可能な通信媒体
を前記優先順に抽出することを要旨とする。
【0051】請求項14記載の本発明にあっては、特定
された配線点において選定対象となる通信媒体の使用状
態を通信媒体使用状態記憶手段から読み出し、この通信
媒体使用状態を優先順位と比較し、この比較の結果、配
線点において使用可能な通信媒体を優先順に抽出するた
め、適確な通信媒体を効率的に選定でき、通信媒体の使
用率を向上することができる。
【0052】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
14記載の本発明において、前記通信媒体を選定する処
理が、前記優先順位の比較結果に基づき、前記配線点に
おいて通信媒体を選定するために該通信媒体を含む通信
媒体集合体またはケーブルを切断する必要があるか否か
を判定し、この判定の結果、ケーブルを切断する必要が
ある場合には、前記配線点を通過する通信媒体が接続さ
れている末端のケーブルであるリーフケーブルを特定
し、配線点において通信媒体を選定するためにケーブル
を切断するためのケーブル切断条件を予め設定し、前記
特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較しなが
ら前記ケーブル切断条件に基づき当該リーフケーブルの
通信媒体使用率を並び替えし、この並び替えられた通信
媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽出することを要
旨とする。
【0053】請求項15記載の本発明にあっては、優先
順位の比較結果に基づき、配線点において通信媒体を選
定するために該通信媒体を含む通信媒体集合体またはケ
ーブルを切断する必要があるか否かを判定し、ケーブル
を切断する必要がある場合には、配線点を通過する通信
媒体が接続されている末端のケーブルであるリーフケー
ブルを特定し、この特定したリーフケーブルの通信媒体
使用率を比較しながらケーブル切断条件に基づき当該リ
ーフケーブルの通信媒体使用率を並び替えし、この並び
替えられた通信媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽
出するため、適確な通信媒体を効率的に選定でき、通信
媒体の使用率を向上することができる。
【0054】請求項16記載の本発明は、請求項11ま
たは12記載の本発明において、前記光分岐モジュール
が使用可能なものであるか否かを判断する処理が、通信
媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信媒体
に接続されている光分岐モジュールを特定する光分岐モ
ジュール特定情報を各通信媒体毎に光分岐モジュール接
続記憶手段に記憶し、光分岐モジュールを特定する光分
岐モジュール特定情報に対応して該光分岐モジュールの
属性を各光分岐モジュール毎に光分岐モジュール属性記
憶手段に記憶し、通信媒体に接続された光分岐モジュー
ルの特定情報を前記光分岐モジュール接続記憶手段から
読み出し、この読み出した光分岐モジュール特定情報に
対応する光分岐モジュールの属性を前記光分岐モジュー
ル属性記憶手段から読み出し、この読み出した光分岐モ
ジュール属性が光分岐モジュール使用条件を充足するか
否かを判定し、前記通信媒体を選定する処理が、前記光
分岐モジュール使用条件を充足するか否かについての判
定の結果に基づき前記光分岐モジュール使用条件を充足
する光分岐モジュールが接続されている通信媒体を抽出
することを要旨とする。
【0055】請求項16記載の本発明にあっては、通信
媒体に接続された光分岐モジュールの特定情報を光分岐
モジュール接続記憶手段から読み出し、この光分岐モジ
ュール特定情報に対応する光分岐モジュールの属性を光
分岐モジュール属性記憶手段から読み出し、この光分岐
モジュール属性が光分岐モジュール使用条件を充足する
か否かを判定し、この判定結果から光分岐モジュール使
用条件を充足する光分岐モジュールが接続されている通
信媒体を抽出するため、従来のように通信媒体の選定後
に人手により光分岐モジュールを確認する必要がなく、
通信媒体の選定のやり直しがなく、効率化および迅速化
を図ることができる。
【0056】更に、請求項17記載の本発明は、複数の
通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複
数まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通
信線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通
信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録した記
録媒体であって、各ケーブルにおける通信媒体の使用率
を使用率記憶手段に記憶し、通信媒体を選定する毎に、
この選定する通信媒体を包含するケーブルにおける通信
媒体使用率を計算し、この計算した通信媒体使用率を前
記使用率記憶手段に記憶更新し、通信媒体の選定に当た
って、各ケーブルにおける通信媒体の使用率を前記使用
率記憶手段から読み出して各ケーブル毎に比較し、この
比較結果に基づいて通信媒体を選定する通信媒体選定プ
ログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0057】請求項17記載の本発明にあっては、通信
媒体を選定する毎に、ケーブルにおける通信媒体使用率
を計算し、この計算した通信媒体使用率を使用率記憶手
段に記憶更新し、通信媒体の選定に当たって、各ケーブ
ルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段から読み
出して各ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づいて
通信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録媒体
に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性
を高めることができる。
【0058】更に、請求項18記載の本発明は、複数の
通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複
数まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通
信線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通
信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録した記
録媒体であって、通信媒体の接続および分岐を行なうべ
くケーブルに沿って配置されている点設備のうち、通信
媒体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されて
いるケーブルの属性が通信媒体の需要において必要とす
る目的のケーブル属性に合ったものであるか否かを判定
し、この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったもの
でない場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケ
ーブルに沿って検索し、前記ケーブル属性の判定の結
果、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該
ケーブルから通信媒体を取り出すための配線点を当該ケ
ーブルに沿って特定し、ケーブル属性が目的に合ったも
のでない場合には、前記検索した目的の属性のケーブル
に沿って配線点を特定し、この特定された配線点から通
信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録媒体に
記録することを要旨とする。
【0059】請求項18記載の本発明にあっては、通信
媒体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されて
いるケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定
し、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該
ケーブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的
に合ったものでない場合には、目的に合った属性のケー
ブルを当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の
属性のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した
配線点から通信媒体を選定する通信媒体選定プログラム
を記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、
その流通性を高めることができる。
【0060】請求項19記載の本発明は、複数の通信媒
体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複数まと
めて形成されるケーブルを敷設して構成される通信線路
において通信媒体の需要に対してケーブルから通信媒体
を選定する通信媒体選定プログラムを記録した記録媒体
であって、通信媒体に接続された光分岐モジュールが使
用可能なものであるか否かを判断し、この判断の結果、
使用可能な光分岐モジュールに接続された通信媒体を選
定する通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録するこ
とを要旨とする。
【0061】請求項19記載の本発明にあっては、通信
媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なもので
あるか否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接
続された通信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを
記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、そ
の流通性を高めることができる。
【0062】また、請求項20記載の本発明は、複数の
通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体を更に複
数まとめて形成されるケーブルを敷設して構成される通
信線路において通信媒体の需要に対してケーブルから通
信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録した記
録媒体であって、各ケーブルにおける通信媒体の使用率
を使用率記憶手段に記憶し、通信媒体を選定する毎に、
この選定する通信媒体を包含するケーブルにおける通信
媒体使用率を計算し、この計算した通信媒体使用率を前
記使用率記憶手段に記憶更新し、通信媒体の接続および
分岐を行なうべくケーブルに沿って配置されている点設
備のうち、通信媒体の需要のあった地点に近い近傍点設
備に敷設されているケーブルの属性が通信媒体の需要に
おいて必要とする目的のケーブル属性に合ったものであ
るか否かを判定し、この判定の結果、ケーブル属性が目
的に合ったものでない場合には、目的に合った属性のケ
ーブルを当該ケーブルに沿って検索し、前記ケーブル属
性の判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものであ
る場合、当該ケーブルから通信媒体を取り出すための配
線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケーブル属性が目
的に合ったものでない場合には、前記検索した目的のケ
ーブル属性に合ったケーブルに沿って配線点を特定し、
通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
のであるか否かを判断し、通信媒体の選定に当たって、
前記特定された配線点から選定される通信媒体の使用率
を前記使用率記憶手段から読み出して各ケーブル毎に比
較した比較結果および前記光分岐モジュールが使用可能
か否かについての判断結果に基づいて通信媒体を選定す
る通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録することを
要旨とする。
【0063】請求項20記載の本発明にあっては、通信
媒体の需要のあった地点に近い近傍点設備に敷設されて
いるケーブルの属性が目的に合ったものか否かを判定
し、ケーブル属性が目的に合ったものである場合、当該
ケーブルに沿って配線点を特定し、ケーブル属性が目的
に合ったものでない場合には、目的に合った属性のケー
ブルを当該ケーブルに沿って検索して、検索した目的の
属性のケーブルに沿って配線点を特定し、この特定した
配線点から通信媒体を選定する毎に、ケーブルにおける
通信媒体使用率を計算し、この計算した通信媒体使用率
を使用率記憶手段に記憶更新し、通信媒体の選定に当た
って、各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記
憶手段から読み出して各ケーブル毎に比較し、この比較
結果に基づいて通信媒体を選定するとともに、該通信媒
体に接続された光分岐モジュールが使用可能なものであ
るか否かを判断し、使用可能な光分岐モジュールに接続
された通信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記
録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その
流通性を高めることができる。
【0064】更に、請求項21記載の本発明は、請求項
18または20記載の本発明において、前記ケーブル属
性が目的に合ったものであるか否かについての判定処理
が、ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該
ケーブルの属性情報を各ケーブル毎にケーブル属性記憶
手段に記憶し、前記近傍点設備に敷設されているケーブ
ルの属性情報を前記ケーブル属性情報記憶手段から読み
出し、この読み出したケーブル属性情報が前記目的のケ
ーブル属性に合ったものであるか否かを判断し、前記ケ
ーブルを検索する処理が、ケーブルを特定するケーブル
特定情報に対応して該ケーブルに接続されているケーブ
ルを特定するケーブル特定情報を各ケーブル毎にケーブ
ル接続情報記憶手段に記憶し、前記ケーブル属性が目的
にあるものであるか否かの判断の結果、ケーブル属性が
目的に合ったものでない場合には、前記近傍点設備に敷
設されているケーブルに接続されているケーブル特定情
報を前記ケーブル接続情報記憶手段から読み出し、この
読み出したケーブル特定情報で特定されるケーブルに沿
って前記目的に合った属性のケーブルの検索を行ない、
前記配線点を特定する処理が、ケーブルを特定するケー
ブル特定情報に対応して該ケーブルに存在する配線点を
特定する配線点特定情報を各ケーブル毎に配線点記憶手
段に記憶し、前記目的のケーブル属性に合った属性のケ
ーブルに沿って該ケーブルの配線点特定情報を前記配線
点記憶手段から読み出し、この読み出した配線点特定情
報で特定される配線点を出力する通信媒体選定プログラ
ムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0065】請求項21記載の本発明にあっては、近傍
点設備に敷設されているケーブルの属性情報をケーブル
属性情報記憶手段から読み出し、この属性情報が目的の
ケーブル属性に合ったものであるか否かを判断し、この
判断の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場
合には、近傍点設備に敷設されているケーブルに接続さ
れているケーブル特定情報をケーブル接続情報記憶手段
から読み出し、このケーブル特定情報で特定されるケー
ブルに前記目的に合った属性のケーブルの検索を行な
い、目的のケーブル属性に合ったケーブルに沿って該ケ
ーブルの配線点特定情報を配線点記憶手段から読み出
し、この読み出した配線点特定情報で特定される配線点
を出力する通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録し
ているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高める
ことができる。
【0066】請求項22記載の本発明は、請求項18ま
たは20または21記載の本発明において、前記通信媒
体を選定する処理が、優先して選定すべき通信媒体の優
先順位を予め設定し、通信媒体を特定する通信媒体特定
情報に対応して該通信媒体の使用状態を各通信媒体毎に
通信媒体使用状態記憶手段に記憶し、前記特定された配
線点において選定対象となる通信媒体の使用状態を前記
通信媒体使用状態記憶手段から読み出し、この読み出し
た通信媒体使用状態を前記優先順位と比較し、この比較
の結果、前記配線点において使用可能な通信媒体を前記
優先順に抽出する通信媒体選定プログラムを記録媒体に
記録することを要旨とする。
【0067】請求項22記載の本発明にあっては、特定
された配線点において選定対象となる通信媒体の使用状
態を通信媒体使用状態記憶手段から読み出し、この通信
媒体使用状態を優先順位と比較し、この比較の結果、配
線点において使用可能な通信媒体を優先順に抽出する通
信媒体選定プログラムを記録媒体に記録しているため、
該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができ
る。
【0068】また、請求項23記載の本発明は、請求項
22記載の本発明において、前記通信媒体を選定する処
理が、前記優先順位の比較結果に基づき、前記配線点に
おいて通信媒体を選定するために該通信媒体を含む通信
媒体集合体またはケーブルを切断する必要があるか否か
を判定し、この判定の結果、ケーブルを切断する必要が
ある場合には、前記配線点を通過する通信媒体が接続さ
れている末端のケーブルであるリーフケーブルを特定
し、配線点において通信媒体を選定するためにケーブル
を切断するためのケーブル切断条件を予め設定し、前記
特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較しなが
ら前記ケーブル切断条件に基づき当該リーフケーブルの
通信媒体使用率を並び替えし、この並び替えられた通信
媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽出する通信媒体
選定プログラムを記録媒体に記録することを要旨とす
る。
【0069】請求項23記載の本発明にあっては、優先
順位の比較結果に基づき、配線点において通信媒体を選
定するために該通信媒体を含む通信媒体集合体またはケ
ーブルを切断する必要があるか否かを判定し、ケーブル
を切断する必要がある場合には、配線点を通過する通信
媒体が接続されている末端のケーブルであるリーフケー
ブルを特定し、この特定したリーフケーブルの通信媒体
使用率を比較しながらケーブル切断条件に基づき当該リ
ーフケーブルの通信媒体使用率を並び替えし、この並び
替えられた通信媒体使用率から切断可能な通信媒体を抽
出する通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録してい
るため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めること
ができる。
【0070】更に、請求項24記載の本発明は、請求項
19または20記載の本発明において、前記光分岐モジ
ュールが使用可能なものであるか否かを判断する処理
が、通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該
通信媒体に接続されている光分岐モジュールを特定する
光分岐モジュール特定情報を各通信媒体毎に光分岐モジ
ュール接続記憶手段に記憶し、光分岐モジュールを特定
する光分岐モジュール特定情報に対応して該光分岐モジ
ュールの属性を各光分岐モジュール毎に光分岐モジュー
ル属性記憶手段に記憶し、通信媒体に接続された光分岐
モジュールの特定情報を前記光分岐モジュール接続記憶
手段から読み出し、この読み出した光分岐モジュール特
定情報に対応する光分岐モジュールの属性を前記光分岐
モジュール属性記憶手段から読み出し、この読み出した
光分岐モジュール属性が光分岐モジュール使用条件を充
足するか否かを判定し、前記通信媒体を選定する処理
が、前記光分岐モジュール使用条件を充足するか否かに
ついての判定の結果に基づき前記光分岐モジュール使用
条件を充足する光分岐モジュールが接続されている通信
媒体を抽出する通信媒体選定プログラムを記録媒体に記
録することを要旨とする。
【0071】請求項24記載の本発明にあっては、通信
媒体に接続された光分岐モジュールの特定情報を光分岐
モジュール接続記憶手段から読み出し、この光分岐モジ
ュール特定情報に対応する光分岐モジュールの属性を光
分岐モジュール属性記憶手段から読み出し、この光分岐
モジュール属性が光分岐モジュール使用条件を充足する
か否かを判定し、この判定結果から光分岐モジュール使
用条件を充足する光分岐モジュールが接続されている通
信媒体を抽出する通信媒体選定プログラムを記録媒体に
記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を
高めることができる。
【0072】請求項25記載の本発明は、複数の通信媒
体をまとめて構成されるケーブルから需要点に対する通
信媒体を選定する通信媒体選定装置であって、通信媒体
を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属する個々
のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐エリア毎
の分岐エリア在庫媒体数を計算する分岐エリア在庫媒体
数計算手段と、この計算された分岐エリア毎の分岐エリ
ア在庫媒体数を記憶する分岐エリア在庫媒体数記憶手段
と、通信媒体の選定に当たって、需要発生点下部の各分
岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を前記分岐エリ
ア在庫媒体数記憶手段から読み出して分岐エリア毎に比
較し、この比較結果に基づき通信媒体を選定する通信媒
体選定手段とを有することを要旨とする。
【0073】請求項25記載の本発明にあっては、通信
媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア毎の分岐エ
リア在庫媒体数を計算し、この計算された分岐エリア在
庫媒体数を記憶し、媒体の選定に当たって、各分岐エリ
アにおける分岐エリア在庫媒体数を読み出して分岐エリ
ア毎に比較し、この比較結果に基づき通信媒体を選定す
るため、接続数の多いケーブルと接続数の少ないケーブ
ルが混在するエリアであっても媒体使用率を向上するこ
とができるとともに、また媒体の選定時点までの各需要
発生点における媒体選定結果が分岐エリア在庫媒体数に
反映されることから媒体使用率を向上することができ
る。
【0074】また、請求項26記載の本発明は、請求項
25記載の本発明において、前記分岐エリア在庫媒体数
計算手段が、各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体
数を計算するルールを予め設定する計算ルール設定手段
と、分岐エリア在庫媒体数を計算するのに必要な個々の
ケーブルが通信媒体を提供することが可能な範囲である
配線ブロックのユーザ数および平均需要割合を含む属性
を記憶する配線ブロック属性記憶手段と、分岐エリア内
の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計算するのに必
要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み込む属性読込
手段と、前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケー
ブルの通信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体
数の計算ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算する計
算手段とを有することを要旨とする。
【0075】請求項26記載の本発明にあっては、各分
岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を計算するルー
ルを予め設定し、分岐エリア在庫媒体数を計算するのに
必要な個々のケーブルが媒体を提供することが可能な範
囲である配線ブロックのユーザ数および平均需要割合を
含む属性を記憶し、分岐エリア内の指定ケーブルのケー
ブル在庫媒体数を計算するのに必要な通信媒体の使用状
態を含む属性を読み込み、配線ブロックにおける属性、
指定ケーブルの通信媒体の属性、分岐エリア在庫媒体数
の計算ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算するた
め、分岐エリア全体での在庫媒体数を求めることから、
配線ブロック単位での媒体割当数を個別に指定する必要
がなく、また需要予測が正確でない場合でも媒体使用率
を向上させることができる。
【0076】更に、請求項27記載の本発明は、請求項
25記載の本発明において、前記通信媒体選定手段が、
ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリ
ー情報を生成し、この生成したケーブルツリーによって
分岐エリアの範囲を定める分岐エリア範囲設定手段と、
各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を比較する
分岐エリア在庫媒体数比較手段と、予め設定した優先順
位順に従って通信媒体を抽出する優先媒体抽出手段とを
有することを要旨とする。
【0077】請求項27記載の本発明にあっては、ケー
ブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリー情
報を生成し、この生成したケーブルツリーによって分岐
エリアの範囲を定め、各分岐エリアにおける分岐エリア
在庫媒体数を比較し、予め設定した優先順位順に従って
通信媒体を抽出するため、分岐エリアの情報を予め記憶
しなくても自動的に生成することができる。
【0078】請求項28記載の本発明は、複数の通信媒
体をまとめて構成されるケーブルから需要点に対する通
信媒体を選定する通信媒体選定方法であって、通信媒体
を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属する個々
のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐エリア毎
の分岐エリア在庫媒体数を計算し、この計算された分岐
エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を記憶し、通信媒体の
選定に当たって、需要発生点下部の各分岐エリアにおけ
る分岐エリア在庫媒体数を前記分岐エリア在庫媒体数記
憶手段から読み出して分岐エリア毎に比較し、この比較
結果に基づき通信媒体を選定することを要旨とする。
【0079】請求項28記載の本発明にあっては、通信
媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア毎の分岐エ
リア在庫媒体数を計算し、この計算された分岐エリア在
庫媒体数を記憶し、媒体の選定に当たって、各分岐エリ
アにおける分岐エリア在庫媒体数を読み出して分岐エリ
ア毎に比較し、この比較結果に基づき通信媒体を選定す
るため、接続数の多いケーブルと接続数の少ないケーブ
ルが混在するエリアであっても媒体使用率を向上するこ
とができるとともに、また媒体の選定時点までの各需要
発生点における媒体選定結果が分岐エリア在庫媒体数に
反映されることから媒体使用率を向上することができ
る。
【0080】また、請求項29記載の本発明は、請求項
28記載の本発明において、前記分岐エリア在庫媒体数
を計算する処理が、各分岐エリアにおける分岐エリア在
庫媒体数を計算するルールを予め設定し、分岐エリア在
庫媒体数を計算するのに必要な個々のケーブルが通信媒
体を提供することが可能な範囲である配線ブロックのユ
ーザ数および平均需要割合を含む属性を記憶し、分岐エ
リア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計算する
のに必要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み込み、
前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケーブルの通
信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体数の計算
ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算することを要旨
とする。
【0081】請求項29記載の本発明にあっては、各分
岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を計算するルー
ルを予め設定し、分岐エリア在庫媒体数を計算するのに
必要な個々のケーブルが媒体を提供することが可能な範
囲である配線ブロックのユーザ数および平均需要割合を
含む属性を記憶し、分岐エリア内の指定ケーブルのケー
ブル在庫媒体数を計算するのに必要な通信媒体の使用状
態を含む属性を読み込み、配線ブロックにおける属性、
指定ケーブルの通信媒体の属性、分岐エリア在庫媒体数
の計算ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算するた
め、分岐エリア全体での在庫媒体数を求めることから、
配線ブロック単位での媒体割当数を個別に指定する必要
がなく、また需要予測が正確でない場合でも媒体使用率
を向上させることができる。
【0082】更に、請求項30記載の本発明は、請求項
28記載の本発明において、前記通信媒体を選定する処
理が、ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブ
ルツリー情報を生成し、この生成したケーブルツリーに
よって分岐エリアの範囲を定め、各分岐エリアにおける
分岐エリア在庫媒体数を比較し、予め設定した優先順位
順に従って通信媒体を抽出することを要旨とする。
【0083】請求項30記載の本発明にあっては、ケー
ブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリー情
報を生成し、この生成したケーブルツリーによって分岐
エリアの範囲を定め、各分岐エリアにおける分岐エリア
在庫媒体数を比較し、予め設定した優先順位順に従って
通信媒体を抽出するため、分岐エリアの情報を予め記憶
しなくても自動的に生成することができる。
【0084】請求項31記載の本発明は、複数の通信媒
体をまとめて構成されるケーブルから需要点に対する通
信媒体を選定する通信媒体選定プログラムを記録した記
録媒体であって、通信媒体を選定する毎に需要点下部の
分岐エリア内に属する個々のケーブル在庫心線数を加算
して得られる分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計
算し、この計算された分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒
体数を記憶し、通信媒体の選定に当たって、需要発生点
下部の各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を前
記分岐エリア在庫媒体数記憶手段から読み出して分岐エ
リア毎に比較し、この比較結果に基づき通信媒体を選定
する通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録すること
を要旨とする。
【0085】請求項31記載の本発明にあっては、通信
媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア毎の分岐エ
リア在庫媒体数を計算し、この計算された分岐エリア在
庫媒体数を記憶し、媒体の選定に当たって、各分岐エリ
アにおける分岐エリア在庫媒体数を読み出して分岐エリ
ア毎に比較し、この比較結果に基づき通信媒体を選定す
る通信媒体選定プログラムを記録媒体に記録しているた
め、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることがで
きる。
【0086】また、請求項32記載の本発明は、請求項
31記載の本発明において、前記分岐エリア在庫媒体数
を計算する処理が、各分岐エリアにおける分岐エリア在
庫媒体数を計算するルールを予め設定し、分岐エリア在
庫媒体数を計算するのに必要な個々のケーブルが通信媒
体を提供することが可能な範囲である配線ブロックのユ
ーザ数および平均需要割合を含む属性を記憶し、分岐エ
リア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計算する
のに必要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み込み、
前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケーブルの通
信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体数の計算
ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算する通信媒体選
定プログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0087】請求項32記載の本発明にあっては、各分
岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を計算するルー
ルを予め設定し、分岐エリア在庫媒体数を計算するのに
必要な個々のケーブルが媒体を提供することが可能な範
囲である配線ブロックのユーザ数および平均需要割合を
含む属性を記憶し、分岐エリア内の指定ケーブルのケー
ブル在庫媒体数を計算するのに必要な通信媒体の使用状
態を含む属性を読み込み、配線ブロックにおける属性、
指定ケーブルの通信媒体の属性、分岐エリア在庫媒体数
の計算ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算する通信
媒体選定プログラムを記録媒体に記録しているため、該
記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0088】更に、請求項33記載の本発明は、請求項
30記載の本発明において、前記通信媒体を選定する処
理が、ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブ
ルツリー情報を生成し、この生成したケーブルツリーに
よって分岐エリアの範囲を定め、各分岐エリアにおける
分岐エリア在庫媒体数を比較し、予め設定した優先順位
順に従って通信媒体を抽出する通信媒体選定プログラム
を記録媒体に記録することを要旨とする。
【0089】請求項33記載の本発明にあっては、ケー
ブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリー情
報を生成し、この生成したケーブルツリーによって分岐
エリアの範囲を定め、各分岐エリアにおける分岐エリア
在庫媒体数を比較し、予め設定した優先順位順に従って
通信媒体を抽出する通信媒体選定プログラムを記録媒体
に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性
を高めることができる。
【0090】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わ
る通信媒体選定装置の構成を示すブロック図である。図
1に示す通信媒体選定装置は、制御部210、通信媒体
の選定手段を構成する選定部222、通信媒体使用状態
記憶手段を構成する通信媒体使用区分記憶部224、コ
マンド処理部226、出力部232、入力部234、入
出力インタフェース部240、ネットワーク250、入
出力装置252、使用率記憶手段を構成する通信媒体使
用率情報記憶部262、使用率計算手段を構成する通信
媒体使用率計算部264、光分岐モジュール判断手段を
構成する光分岐モジュール判断部266、および配線点
特定手段を構成する配線点特定部268から構成されて
いる。
【0091】前記配線点特定部268は、図2に示すよ
うに、ケーブル接続情報記憶手段を構成するケーブル接
続記憶部310、ケーブル属性記憶手段を構成するケー
ブル属性記憶部312、ケーブル属性判定手段、ケーブ
ル検索手段、ケーブル属性判断手段、特定配線点出力手
段を構成する配線点選定部314、および配線点記憶手
段を構成する配線点記憶部316から構成されている。
前記選定部222は、図3に示すように、優先順位設定
手段を構成する選定優先順位設定部1010、優先順位
比較手段、比較並び替え手段を構成する優先順位比較部
1012、優先媒体抽出手段、切断判定手段、通信媒体
抽出手段を構成する優先媒体抽出部1014、切断条件
設定手段を構成する通信媒体切断条件設定部1020、
通信媒体使用率比較部1022、切断媒体抽出部102
4、およびリーフケーブル特定手段を構成するリーフケ
ーブル特定部1026から構成されている。前記光分岐
モジュール判断部266は、図4に示すように、光分岐
モジュール接続記憶手段を構成する光分岐モジュール接
続記憶部410、光分岐モジュール属性記憶手段を構成
する光分岐モジュール属性記憶部412、および光分岐
モジュール使用条件充足判定手段を構成する判断部41
4から構成されている。
【0092】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、図1に示す通信媒体選定装置の作用について説明す
る。
【0093】例えば、図6において(イ)に示すように
利用者の家屋やビルまで光ケーブルまたはメタルケーブ
ルを新たに敷設する通信媒体の新規需要が発生したとす
ると、この新規需要に対して敷設するための通信媒体を
選定する通信媒体選定者は、この新規需要のあった地点
に近い点設備を特定する点設備特定情報、およびこの新
規需要に応えて通信媒体を敷設した後に該通信媒体の試
験などを行なうために使用する光分岐モジュールの使用
条件を選定コマンドとともにネットワーク250を介し
てまたは入出力装置252から入出力インタフェース部
240に入力する。この入出力インタフェース部240
に入力された点設備特定情報、光分岐モジュール使用条
件、および選定コマンドは、制御部210に指示により
入力部234に読み込まれ、更に入力部234からコマ
ンド処理部226に送られる。
【0094】コマンド処理部226は、制御部210の
指示により選定コマンドを解析し、点設備特定情報を配
線点特定部268に送るとともに、配線点特定部268
に対して配線点特定処理の実行を指示する。
【0095】配線点特定部268においては、まず制御
部210の指示により配線点選定部314が、前記特定
された点設備に敷設されているケーブルの属性をケーブ
ル属性記憶部312から読み出す(ステップS10
1)。そして、この読み出したケーブルの種別が目的と
するものに一致するか否かを判定する(ステップS10
2)。すなわち、通信媒体選定者によって特定された点
設備に設けられているケーブルの種別が例えば図6の
(イ)において発生した新規需要で要求しているケーブ
ルの種別、例えば光ケーブルに一致するか否かを判定す
る。読み出したケーブルの種別が目的とするものに一致
する場合には、配線点選定部314は、配線点記憶部3
16から当該点設備におけるケーブルに沿って該ケーブ
ルの配線点情報を読み出し(ステップS103)、この
読み出した配線点情報から当該点設備に配線点が存在す
るか否かを判定する(ステップS104)。この判定の
結果、配線点が存在する場合は、該配線点は目的とする
ものであるから、配線点選定部314は、制御部210
の指示によりこの選択結果である配線点情報をコマンド
処理部226に送る。
【0096】ステップS104の判定において、配線点
が存在しない場合には、通信媒体選定者によって特定さ
れた点設備に敷設されているケーブルに辿って配線点を
検出するために、配線点選定部314は、制御部210
の指示によりケーブル接続記憶部310から当該点設備
におけるケーブル接続情報を読み出し(ステップS12
0)、この読み出したケーブル接続情報からケーブル接
続先が存在するか否かを判定する(ステップS12
1)。ケーブル接続先が存在しない場合は、ケーブルの
端点まで検索したことになり、配線点が検出できないも
のであるため、エラー処理を行い(ステップS15
0)、本処理を終了する。
【0097】一方、ケーブル接続先が存在する場合は、
ケーブル接続情報から接続先のケーブルと接続先のケー
ブルが敷設されている点設備を特定することができるの
で、配線点選定部314は制御部210の指示により接
続先ケーブルのケーブル情報および点設備情報をケーブ
ル接続記憶部310から読み出す(ステップS12
2)。このようにして接続先ケーブルから点設備情報が
得られると、ステップS103に戻り、配線点選定部3
14は、この取得した点設備におけるケーブルの配線点
情報を配線点記憶部316から読み出し(ステップS1
03)、更にこの読み出した配線点情報から当該点設備
に配線点が存在するか否かを判定する(ステップS10
4)という処理を配線点選定部314が配線点を検出す
るまで繰り返し行い、配線点を検出した場合には、配線
点選定部314は制御部210の指示により、この検出
した配線点情報をコマンド処理部226に送る。
【0098】次に、前記ステップS102における判定
において、読み出したケーブルの種別が目的とするもの
に一致しなかった場合には(ステップS102のN
o)、目的とするケーブル種別を検出する必要があるの
で、配線点選定部314は、制御部210の指示によ
り、通信媒体選定者によって特定された点設備に敷設さ
れているケーブルのケーブル接続情報をケーブル接続記
憶部310から読み出し(ステップS110)、この読
み出したケーブル接続情報からケーブル接続先が存在す
るか否かを判定する(ステップS111)。ケーブル接
続先が存在しない場合は、ケーブルの端点まで検索した
ことになり、目的とするケーブルが検出できないもので
あるため、エラー処理を行い(ステップS150)、本
処理を終了する。
【0099】一方、ケーブル接続先が存在する場合は、
前記読み出したケーブル接続情報から特定されるケーブ
ルの種別を調べるために、配線点選定部314は制御部
210の指示により、当該ケーブルの属性をケーブル属
性記憶部312から読み出す(ステップS112)。そ
れから、ステップS102に戻り、この読み出したケー
ブルの種別が目的とするものに一致するか否かを判定し
(ステップS102)、配線点選定部314は目的とす
るケーブル種別が検出されるまで、この処理を繰り返し
行なう。
【0100】なお、図6は、需要発生点において通信媒
体の種別が異なる場合の例を示しているが、同図の
(イ)に示すように、例えば光通信媒体を使用する新規
需要が発生した場合、この新規需要に最寄の点設備、す
なわち新規需要のあった地点に近い近傍点設備には同図
の(ロ)に示すようにメタル通信媒体のみが敷設されて
いて、目的とする光通信媒体種別がない場合には、上述
したように、ケーブル接続情報と該接続情報から特定さ
れる接続先の点設備に存在するケーブル種別情報を調べ
て、同図の(ハ)に示すように、目的とする光通信媒体
を検出し、この光通信媒体の配線点を同図の(ニ)に示
すように発見することにより配線点が特定される。
【0101】以上のようにして、配線点が検出される
と、すなわち、ステップS104の判定において配線点
が存在することが分かり、この配線点情報がコマンド処
理部226に送られると、コマンド処理部226は、こ
の配線点情報を受け取り、この受け取った配線点情報と
通信媒体選定者から最初に受け取っている光分岐モジュ
ール使用条件を制御部210の指示により選定部222
に送り、通信媒体選定処理の実行を選定部222に指示
する。
【0102】選定部222においては、制御部210の
指示により、優先媒体抽出部1014が選定優先順位設
定部1010から予め設定済みの優先して選定すべき通
信媒体使用区分の一覧と通信媒体使用区分記憶部224
に記憶されている該配線点での通信媒体使用区分の一覧
とを読み出し(ステップS105)、優先順位比較部1
012に送る。優先順位比較部1012は、制御部21
0の指示により、選定優先順位設定部1010からの優
先選定通信媒体使用区分である優先順位と通信媒体使用
区分記憶部224からの該配線点での通信媒体使用区分
とを比較し、該配線点における通信媒体に対して優先順
位の高い順に通信媒体特定情報を並び替え(ステップS
106)、この並び替えた結果を優先媒体抽出部101
4に送る。
【0103】具体的に説明すると、選定優先順位設定部
1010では優先順位として高い順に、例えば単心化空
き>端末空き>空きなどと予め設定されていたとする。
また、通信媒体使用区分記憶部224には、当該配線点
における通信媒体の使用区分として、例えば図12に示
すように媒体番号1:使用中、2:故障、3−4:単心
化空き、5−8:空き、9−16:端末空き、21−2
4:空きという通信媒体使用区分が記憶されているとす
る。なお、図12において、集合構造体からなるケーブ
ルは複数のテープ集合で構成され、各テープ集合は4本
の通信媒体で構成されている場合を示している。
【0104】このような場合、優先順位比較部1012
は、この優先順位と通信媒体使用区分とを比較し、該配
線点における優先順位の高い順に通信媒体特定情報を媒
体番号(通信媒体特定情報)3−4(単心化空き)、9
−16(端末空き)、5−8,21−24(空き)など
のように並び替えて、優先媒体抽出部1014に送るこ
とになる。
【0105】優先媒体抽出部1014は、該配線点にお
ける通信媒体に対して優先順位の高い順に並び替えられ
た通信媒体特定情報を受け取ると、この情報から通信媒
体を新規に切断せずに、すなわちケーブルを新規に切り
開いて複数の単心にばらばらに分離することなく、選定
可能かどうかを判定する(ステップS107)。なお、
通信媒体の新規切断とは、例えば図9(a)の(イ)や
図9(c)に示すようなケーブル単位の切断ではなく、
ケーブルに内包される通信媒体(の集合体)、例えば図
9(a)の場合には(イ)のテープ状の心線集合の単位
での切断であり、また図9(c)の場合にはチューブ単
位での切断である。従って、このようにケーブルの新規
切断の場合でも、他の集合体の通信媒体は使用中となっ
ているものがある。
【0106】上述した通信媒体を新規に切断せずに選定
可能かどうかの判定の結果、通信媒体を切断せずに選定
可能である場合には、制御部210の指示により、この
優先順位の高い順に並び替え済みの選定可能な通信媒体
特定情報を抽出し(ステップS140)、光分岐モジュ
ール判断部266に送る。なお、この通信媒体を切断せ
ずに選定可能かどうかについての判定は、上述したよう
に、優先順位の高い順に並び替えられた通信媒体特定情
報3−4(単心化空き)、9−16(端末空き)、5−
8,21−24(空き)などに基づき行なわれるが、こ
の場合のように既に切断されてばらばらに分離されてい
るものの中に空きの通信媒体がある場合には、切断せず
に通信媒体を選定できることになる。また、このように
既に切断されてばらばらに分離されている空きの通信媒
体がない場合には、テープ集合やチューブなどのような
通信媒体の集合構造体を新規に切断して選定することに
なる。
【0107】一方、ステップS107の判定において、
前記配線点において通信媒体を切断せずに選定できない
場合には、新規の通信媒体を切断して使用する必要があ
るため、優先媒体抽出部1014は、制御部210の指
示により、切断候補となる通信媒体特定情報を抽出し、
この抽出した切断候補の通信媒体特定情報を切断媒体抽
出部1024に送る。
【0108】切断媒体抽出部1024は、この切断候補
の通信媒体特定情報を受け取ると、制御部210の指示
により、この切断候補の通信媒体特定情報をリーフケー
ブル特定部1026に送る。リーフケーブル特定部10
26は、制御部210の指示により、前記切断候補の通
信媒体特定情報から該通信媒体と接続されているリーフ
ケーブルを抽出して、リーフケーブルの一覧を作成し
(ステップS130)、切断媒体抽出部1024に送
る。
【0109】切断媒体抽出部1024は、制御部210
の指示により、通信媒体切断条件設定部1020から予
め設定済みの通信媒体切断条件を読み込む(ステップS
131)。なお、通信媒体切断条件としては、例えば通
信媒体使用率の小さなものを優先的に切断したり、また
は空き心線数が物理的に多いものを優先的に切断した
り、または空き心線数が所定以上存在し、かつ心線使用
率が所定以内のものを優先的に切断するなどの条件が設
定可能なものである。
【0110】また、切断媒体抽出部1024は、制御部
210の指示により、前記リーフケーブル一覧情報をも
とに内包されている通信媒体の使用区分を通信媒体使用
区分記憶部224から読み込んで、通信媒体使用率計算
部264に送る。通信媒体使用率計算部264は、この
受信した通信媒体の使用区分から、空き状態などの選定
対象となる通信媒体数と使用中や故障などの選定対象外
となる通信媒体数を集計して全通信媒体数を算出し、選
定対象外となる通信媒体数を全通信媒体数で割ることに
より、通信媒体使用率を計算する。そして、この計算さ
れた通信媒体使用率は、選定対象通信媒体数および選定
対象外通信媒体数とともに制御部210の指示により通
信媒体使用率情報記憶部262に送られ、通信媒体使用
率情報記憶部262の所定の位置に記憶される。
【0111】切断媒体抽出部1024は、制御部210
の指示により、ステップS131で読み込んだ通信媒体
切断条件と前記リーフケーブル一覧をキーとして通信媒
体使用率情報記憶部262から読み込んだ各リーフケー
ブルの通信媒体使用率情報とを通信媒体使用率比較部1
022に送る。通信媒体使用率比較部1022は、この
通信媒体切断条件と各リーフケーブルの通信媒体使用率
情報とを受け取ると、制御部210の指示により、該通
信媒体切断条件に従って各リーフケーブルの通信媒体使
用率情報を並び替え(ステップS132)、切断媒体抽
出部1024に送る。
【0112】切断媒体抽出部1024は、上述したよう
に通信媒体切断条件に従って並び替えられた通信媒体使
用率情報から切断可能であって、選定可能な通信媒体が
存在するか否かを判定する(ステップS133)。切断
可能な通信媒体が存在する場合には、切断媒体抽出部1
024は、通信媒体切断条件に従って並び替えられた通
信媒体使用率情報から切断可能な通信媒体を抽出し(ス
テップS140)、光分岐モジュール判断部266に送
る。また、切断可能な通信媒体が存在しない場合には、
エラー処理を行い(ステップS150)、本処理を終了
する。
【0113】上述したように、ステップS140におい
て、光分岐モジュール判断部266は、ステップS10
7からの通信媒体の切断を行なわない場合において優先
順位の高い順に並び替えられて抽出された選定可能な通
信媒体特定情報またはステップS133からの通信媒体
の切断を行なう場合において通信媒体切断条件に従って
並び替えられた通信媒体使用率情報から抽出された切断
可能な通信媒体特定情報、すなわち選定可能な通信媒体
の一覧を受信すると、光分岐モジュール判断部266の
判断部414は、制御部210の指示により、光分岐モ
ジュール接続記憶部410から前記通信媒体に接続され
ている光分岐モジュール特定情報を読み込み、更に該光
分岐モジュール特定情報に基づき光分岐モジュール属性
記憶部412から光分岐モジュール種別情報を読み込む
(ステップS141)。
【0114】判断部414は、制御部210の指示によ
り、この読み込んだ光分岐モジュール種別情報と通信媒
体選定者から最初に受け取っている光分岐モジュール使
用条件とから使用可能な光分岐モジュールに接続されて
いる通信媒体を抽出し(ステップS142)、選定部2
22に送る。
【0115】選定部222は、制御部210の指示によ
り、前記抽出された通信媒体から必要な媒体数分の選定
を行い(ステップS143)、この処理結果、すなわち
選定した通信媒体の特定情報を通信媒体使用区分記憶部
224、通信媒体使用率計算部264、および出力部2
32に送る。
【0116】通信媒体使用区分記憶部224は、選定部
222から選定された通信媒体特定情報を受け取ると、
制御部210の指示により、この通信媒体特定情報に対
応する使用区分を使用中に変更する。また、通信媒体使
用率計算部264は、制御部210の指示により、該通
信媒体特定情報で特定される通信媒体が使用中になった
ことにより変更される該通信媒体を含むケーブルの通信
媒体使用率を計算し、この計算結果を通信媒体使用率情
報記憶部262に送る。通信媒体使用率情報記憶部26
2は、この計算結果の通信媒体使用率を制御部210の
指示により所定の位置に記憶する(ステップS14
4)。なお、上述したように、ステップS131におい
て通信媒体切断条件の読み込みに続いて行なわれた通信
媒体使用率の計算および通信媒体使用率情報記憶部26
2への記憶が行なわれた場合には、このステップS14
4における通信媒体使用率の計算および記憶は不要とな
る。
【0117】また、出力部232に送られた選定部22
2の処理結果である選定した通信媒体の特定情報は、制
御部210の指示により出力部232から入出力インタ
フェース部240を介してネットワーク250または入
出力装置252に送信され、本処理は終了する(ステッ
プS141)。
【0118】図7は、本発明の通信媒体選定装置を用い
た場合の通信媒体使用率の向上を説明するための設備モ
デルの一例を示す図である。同図(a)に示すように、
簡単化のため敷設されたケーブルは、4心テープ構造×
25テープの100心であり、この100心ケーブルは
60心ケーブルと40心ケーブルに分岐され、更に60
心ケーブルは40心ケーブルと20進ケーブルに分岐さ
れ、更に40心ケーブルは2つの20心ケーブルに分岐
されている。
【0119】また、図7(b)に示すように、ケーブル
区間Aの通信媒体とリーフケーブルの通信媒体との接続
関係は、区間Aの通信媒体番号1番から20番がそれぞ
れリーフケーブルGの通信媒体番号1番から20番に、
区間Aの21番から40番がリーフケーブルHの1番か
ら20番に、区間Aの41番から60番がリーフケーブ
ルIの1番から20番に、区間Aの61番から100番
がリーフケーブルFの1番から40番にそれぞれ接続さ
れている。なお、配線点はすべての点設備に存在するも
のとする。
【0120】このような場合において、従来の通信媒体
選定装置では、需要の発生した配線点に使用可能な通信
媒体が存在しない場合、通信媒体番号の若番から順に通
信媒体を切断して使用していたため、ケーブル区間A・
Dで発生した需要には、ケーブル区間Gに繋がっていた
通信媒体を次々に切断することで対応することになって
いた。例えば、ケーブル区間Gで1心も需要が発生して
いなくても、ケーブル区間A・D順に連続して全体で2
0心以上の需要が発生すると、それ以後ケーブル区間G
で発生した需要には対応できないことになっていた。
【0121】これに対して、本実施形態の通信媒体選定
装置では、下部の通信媒体使用率を考慮した選定が行な
われるため、従来の1リーフケーブルでの通信媒体の使
い切りが発生しづらくなる。例えば、通信媒体切断条件
設定部1020にリーフケーブルの通信媒体使用率の最
も小さいものに繋がっている通信媒体を選定するように
条件が設定されているとすると、上述したように、ケー
ブル区間A・Dで20心の需要が連続して発生したとし
ても、最初の通信媒体選定は、例えばケーブルGに繋が
る通信媒体から選択されるが、2つめの切断時には通信
媒体使用率の低いケーブルFまたはHまたはIに接続さ
れている通信媒体が選定されることになり、最終的には
リーフケーブルであるケーブル区間F、G、H、Iの通
信媒体の切断数はそれぞれ2テープ(8心)、1テープ
(4心)、1テープ(4心)、1テープ(4心)とな
り、それ以後にケーブル区間Gで発生した需要にも対応
することができるものである。
【0122】図8は、上述した図7に示した設備モデル
を前提とした需要発生シミュレーションを行なった結果
を示す図である。発生する需要はケーブル区間A・iで
ランダムに発生するものとする。また、シミュレーショ
ンは10回行ない、最大値と最小値を除いた値で平均を
とるものとする。図8(a)は、発生した需要に対して
通信媒体を使い切るなどのように需要に対応できなくな
った時点で100心ケーブルの通信媒体使用状態を本発
明の通信媒体選定装置の場合と従来の通信媒体選定装置
の場合について示し、図8(b)は、この結果をグラフ
上にプロットした図であり、横軸は選定できた通信媒体
数を示し、縦軸はその時点でのテープ媒体の使用率を示
している。
【0123】図8に示すように、従来の通信媒体選定装
置では、平均49心の通信媒体が選定でき、平均テープ
媒体使用率は62%であるのに対して、本発明の通信媒
体選定装置では、平均75心の通信媒体を選定でき、テ
ープ媒体使用率は87.5%であり、約25%の通信媒
体使用率の向上が見られる。
【0124】なお、上記実施形態において、光分岐モジ
ュール使用条件を個別に入力する代わりに、光分岐モジ
ュール使用条件を特定するキーを入力し、このキーに合
致する別途記憶済みの使用条件を読み込んで、処理を実
行する方法も可能である。また、上記実施形態では、集
合構造体をなす通信媒体について説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく、単心構造の通信媒体でも
同様に適用し得るものである。
【0125】次に、図15を参照して、本発明の他の実
施形態に係わる通信媒体選定方法を実施する通信媒体選
定装置について説明する。同図に示す通信媒体選定装置
は、図1に示す実施形態において通信媒体を取り出し得
る配線点を検出したが、この配線点において通信媒体を
新規に切断せずに選定できない場合に、ケーブルがツリ
ー状に分岐していく場合に生成される分岐エリアを定
め、分岐エリアから切断可能な通信媒体を抽出するとい
う点が図1の実施形態と機能的に異なるものであり、ま
た図1に示す構成においては通信媒体使用率計算部26
4および通信媒体使用率情報記憶部262の代わりに通
信媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属す
る個々のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐エ
リア毎の分岐エリア在庫媒体数を計算する分岐エリア在
庫媒体数計算手段を構成する分岐エリア在庫媒体数計算
部265およびこの計算された分岐エリア毎の分岐エリ
ア在庫媒体数を記憶する分岐エリア在庫媒体数記憶手段
を構成する分岐エリア在庫媒体数記憶部263をそれぞ
れ有するとともに、また選定部222の機能を符号22
2aとして示し、また後述する図17に示すように構成
されている点が異なるものであり、その他の構成および
作用は同じであり、同じ構成要素には同じ符号が付され
ている。
【0126】ここで、図面を用いて本実施形態を詳細に
説明する前に、本実施形態で使用する用語について説明
する。
【0127】配線ブロックとは、通信媒体需要数を算出
するために設定された論理的なエリアであり、加入者
数、平均媒体需要割合などの属性を有する。
【0128】また、分岐エリアについて図19を参照し
て説明する。ケーブルは、図19に示すように、通信装
置収容局から分岐を繰り返しながら配線され、一般的に
はツリー型をとる。分岐エリアとはケーブル分岐点にお
いて、下部側のケーブルツリーをすべて包含するエリア
を意味する。例えば、図19の分岐点1のように二分岐
している場合、該分岐点の下部には2つのケーブルツリ
ーが存在し、各々のケーブルツリーを包含する分岐エリ
ア1−1,1−2が得られる。ある分岐エリアにおいて
更にケーブルが分岐している場合は、各々に分岐エリア
が存在するため、分岐エリアは包含構造となる。
【0129】前記分岐エリア在庫媒体数計算部265
は、図16に示すように、計算ルール設定手段を構成す
る計算ルール設定部1110、配線ブロックの属性情報
記憶手段を構成する配線ブロック属性記憶部1113、
および計算ルールに基づいて在庫媒体数を計算する計算
手段を構成する計算部1114から構成されている。
【0130】また、前記選定部222aは、図3に示し
た選定部222における通信媒体使用率比較部1022
およびリーフケーブル特定部1026の代わりに通信媒
体在庫数比較部1023、およびケーブルツリー情報抽
出手段、分岐エリア情報生成手段を構成するケーブルツ
リー検索部1027をそれぞれ有する点が異なるもので
あり、その他の構成および作用は同じであり、同じ構成
要素には同じ符号が付されている。
【0131】次に、図18に示すフローチャートを参照
して、図15に示す本実施形態の通信媒体選定装置の作
用について説明する。なお、本作用、すなわち図18に
示すフローチャートは、図5に示したフローチャートに
おけるステップS130,S132,S144の代わり
にステップS130a,S130b,S130c,S1
32a,S144aが設けられている点が異なるのみで
あり、その他のステップは同じであるため、特にステッ
プS107以前のステップの図示は省略されている。従
って、本説明では異なっている部分を含むステップS1
07以降の作用について説明を行なう。
【0132】図18のステップS107の判定におい
て、前記配線点において通信媒体を切断せずに選定でき
ない場合には、新規の通信媒体を切断して使用する必要
があるため、優先媒体抽出部1014は、制御部210
の指示により、切断候補となる通信媒体特定情報を抽出
し、この抽出した切断候補の通信媒体特定情報を切断媒
体抽出部1024に送る。
【0133】切断媒体抽出部1024は、この切断候補
の通信媒体特定情報を受け取ると、制御部210の指示
により、この切断候補の通信媒体特定情報をケーブルツ
リー検索部1027に送る。ケーブルツリー検索部10
27は、制御部210の指示により、ケーブル接続記憶
部310からケーブル接続情報を引き出し、前記切断候
補の通信媒体特定情報と前記ケーブル接続情報から該通
信媒体と接続されているケーブルのツリー構造情報を抽
出し(ステップS130a)、ケーブルツリー全体を包
含するエリアを分岐エリアと定める。更に、前記分岐エ
リア中に存在する分岐点毎に分岐エリア情報を抽出し、
すべてを抽出したら前記ケーブルツリー構造情報と分岐
エリア情報を分岐エリア在庫媒体数計算部265の計算
部1114に送る。
【0134】計算部1114は、制御部210の指示に
より計算ルール設定部1110から予め設定済みの在庫
媒体数計算ルールを読み込む(ステップS130b)。
なお、在庫媒体数計算ルールとしてはケーブル在庫媒体
数、分岐エリア在庫媒体数等の複数の媒体計算ルールを
設定できる。ケーブル在庫媒体数は物理ケーブル毎の存
在媒体数であり、分岐エリア在庫媒体数とは分岐エリア
に存在するケーブル在庫媒体数を足し合わせたものであ
る。ケーブル在庫媒体数の計算は、ケーブルの実媒体数
から実使用媒体数と潜在需要媒体数を引くことによって
なされ、計算ルールとしては例えば、潜在需要媒体数を
加入者数と媒体需要率から得られるポアソン分布と仮定
して計算したり、あるいは一定の係数を掛けることによ
って計算したり、あるいは時間とともに変動する関数と
して計算し、また媒体故障率を予め見込んだり、予備媒
体を予め見込むなどの条件を設定する。
【0135】また、計算部1114は制御部210の指
示により指定ケーブルの通信媒体使用区分を通信媒体使
用区分記憶部224から読み込み、潜在需要数を計算す
るのに必要なユーザ数や媒体需要率などの配線エリアの
属性情報を配線エリア属性記憶部1113から読み込
み、前記読み込み済みの計算ルールに従ってケーブル在
庫媒体数を計算し、更に前記読み込み済みの分岐エリア
情報に従ってケーブル在庫媒体数を足し合わせ、分岐エ
リア在庫媒体数を算出する(ステップS130c)。計
算結果は、制御部210の指示により分岐エリア在庫媒
体数記憶部263に送られ、分岐エリア在庫媒体数記憶
部263は制御部210の指示により分岐エリア情報と
ともに前記分岐エリア在庫媒体数を所定の位置に記憶す
る。
【0136】切断媒体抽出部1024は、制御部210
の指示により、通信媒体切断条件設定部1020から予
め設定済みの通信媒体切断条件を読み込む(ステップS
131)。なお、通信媒体切断条件としては、大きな分
岐エリア在庫媒体数をもつ分岐エリアに属するリーフケ
ーブルを優先的に切断したり、あるいは在庫媒体数が同
じ場合には実使用数が小さい方を優先的に切断するなど
の設定が可能である。例えば図19において、各分岐エ
リア在庫媒体数が次の条件を満たすものとする。分岐エ
リア1−1>分岐エリア1−2、分岐エリア2−1<分
岐エリア2−2、分岐エリア3−1>分岐エリア3−
2、分岐エリア4−1<分岐エリア4−2。この場合、
切断優先順位は次の分岐エリアに属するリーフケーブル
に繋がる媒体の順である。分岐エリア2−2、分岐エリ
ア4−2、分岐エリア4−1、分岐エリア3−1、分岐
エリア3−2。これは分岐点毎に大きな分岐エリア在庫
媒体数をもつエリアを順次選択し(枝刈りをし)、リー
フケーブルを選択し、すべてのリーフケーブルを抽出す
るまで、該処理を繰り返したときに得られる順序と同一
である。
【0137】切断媒体抽出部1024は、制御部210
の指示により、分岐エリア在庫媒体数記憶部263に記
憶された分岐エリア情報と分岐エリア在庫媒体数を読み
込み、前記読み込み済みの通信媒体切断条件とともに、
通信媒体在庫数比較部1023に送る。通信媒体在庫数
比較部1023は、制御部210の指示により、該通信
媒体切断条件に従って分岐エリア情報を並び替え(ステ
ップS132a)、切断媒体抽出部1024に該並び替
え済み分岐エリア情報を送る。
【0138】切断媒体抽出部1024は、上述したよう
に通信媒体切断条件に従って並び替えられた分岐エリア
在庫情報から切断可能であって、選定可能な通信媒体が
存在するか否かを判定する(ステップS133)。切断
可能な通信媒体が存在する場合には、切断媒体抽出部1
024は、通信媒体切断条件に従って並び替えられた分
岐エリア在庫情報から切断可能な通信媒体を抽出し(ス
テップS140)、光分岐モジュール判断部266に送
る。また、切断可能な通信媒体が存在しない場合、エラ
ー処理を行ない(ステップS150)、本処理を終了す
る。
【0139】ステップS140において、光分岐モジュ
ール判断部266は、ステップS107からの通信媒体
の切断を行なわない場合において優先順位の高い順に並
び替えられて抽出された選定可能な通信媒体特定情報ま
たはステップS133からの通信媒体の切断を行なう場
合において通信媒体切断条件に従って並び替えられた通
信媒体使用率情報から抽出された切断可能な通信媒体特
定情報、すなわち選定可能な通信媒体の一覧を受信する
と、光分岐モジュール判断部266の判断部414は、
制御部210の指示により、光分岐モジュール接続記憶
部410から前記通信媒体に接続されている光分岐モジ
ュール特定情報を読み込み、更に該光分岐モジュール特
定情報に基づき光分岐モジュール属性記憶部412から
光分岐モジュール種別情報を読み込む(ステップS14
1)。
【0140】判断部414は、制御部210の指示によ
り、この読み込んだ光分岐モジュール種別情報と通信媒
体選定者から最初に受け取っている光分岐モジュール使
用条件とから使用可能な光分岐モジュールに接続されて
いる通信媒体を抽出し(ステップS142)、選定部2
22に送る。
【0141】選定部222は、制御部210の指示によ
り、前記抽出された通信媒体から必要な媒体数分の選定
を行ない(ステップS143)、この処理結果、すなわ
ち選定した通信媒体の特定情報を通信媒体使用区分記憶
部224、および出力部232に送る。
【0142】通信媒体使用区分記憶部224は、選定部
222から選定された通信媒体特定情報を受け取ると、
制御部210の指示により、この通信媒体特定情報に対
応する使用区分を使用中に変更する(ステップS144
a)。なお、本作用の説明では、上述したように選定の
前段階で分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計算す
る手順について記述したが、選定の後段階で、すなわち
ステップS144aで分岐エリア在庫媒体数の計算と記
憶を行なってもよいものである。
【0143】なお、上記実施形態の通信媒体選定方法の
処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記
録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステ
ムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログ
ラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウン
ロードしたり、または記録媒体からインストールし、該
プログラムでコンピュータシステムを作動させることに
より、通信媒体選定方法を実施する通信媒体選定装置と
して機能させることができることは勿論であり、このよ
うな記録媒体を用いることにより、その流通性を高める
ことができるものである。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信媒体を選定する毎に、ケーブルにおける通信媒体使
用率を計算し、この計算した通信媒体使用率を使用率記
憶手段に記憶更新し、通信媒体の選定に当たって、各ケ
ーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段から
読み出して各ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づ
いて通信媒体を選定するので、通信媒体の使用率を向上
することができる。
【0145】また、本発明によれば、通信媒体の需要の
あった地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブル
の属性が目的に合ったものか否かを判定し、ケーブル属
性が目的に合ったものである場合、当該ケーブルに沿っ
て配線点を特定し、ケーブル属性が目的に合ったもので
ない場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケー
ブルに沿って検索して、検索した目的の属性のケーブル
に沿って配線点を特定し、この特定した配線点から通信
媒体を選定するので、目的に合った属性のケーブルに沿
って配線点を効率的に特定できる。
【0146】更に、本発明によれば、通信媒体に接続さ
れた光分岐モジュールが使用可能なものであるか否かを
判断し、使用可能な光分岐モジュールに接続された通信
媒体を選定するので、従来のように通信媒体の選定後に
人手により確認する必要がなく、通信媒体の選定のやり
直しがなく、効率化および迅速化を図ることができる。
【0147】本発明によれば、通信媒体の需要のあった
地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属性
が目的に合ったものか否かを判定し、ケーブル属性が目
的に合ったものである場合、当該ケーブルに沿って配線
点を特定し、ケーブル属性が目的に合ったものでない場
合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブルに
沿って検索して、検索した目的の属性のケーブルに沿っ
て配線点を特定し、この特定した配線点から通信媒体を
選定する毎に、ケーブルにおける通信媒体使用率を計算
し、この計算した通信媒体使用率を使用率記憶手段に記
憶更新し、通信媒体の選定に当たって、各ケーブルにお
ける通信媒体の使用率を使用率記憶手段から読み出して
各ケーブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通信媒
体を選定するとともに、該通信媒体に接続された光分岐
モジュールが使用可能なものであるか否かを判断し、使
用可能な光分岐モジュールに接続された通信媒体を選定
するため、目的に合った属性のケーブルに沿って配線点
を効率的に特定できるとともに、通信媒体の使用率を向
上することができ、また使用可能な光分岐モジュールを
選定でき、従来のように通信媒体の選定後に人手により
確認する必要がなく、通信媒体の選定のやり直しがな
く、効率化および迅速化を図ることができる。
【0148】また、本発明によれば、近傍点設備に敷設
されているケーブルの属性情報をケーブル属性情報記憶
手段から読み出し、この属性情報が目的のケーブル属性
に合ったものであるか否かを判断し、この判断の結果、
ケーブル属性が目的に合ったものでない場合には、近傍
点設備に敷設されているケーブルに接続されているケー
ブル特定情報をケーブル接続情報記憶手段から読み出
し、このケーブル特定情報で特定されるケーブルに前記
目的に合った属性のケーブルの検索を行ない、目的のケ
ーブル属性に合ったケーブルに沿って該ケーブルの配線
点特定情報を配線点記憶手段から読み出し、この読み出
した配線点特定情報で特定される配線点を出力するの
で、配線点を適確かつ効率的に得ることができる。
【0149】更に、本発明によれば、特定された配線点
において選定対象となる通信媒体の使用状態を通信媒体
使用状態記憶手段から読み出し、この通信媒体使用状態
を優先順位と比較し、この比較の結果、配線点において
使用可能な通信媒体を優先順に抽出するので、適確な通
信媒体を効率的に選定でき、通信媒体の使用率を向上す
ることができる。
【0150】本発明によれば、優先順位の比較結果に基
づき、配線点において通信媒体を選定するために該通信
媒体を含むケーブルを切断する必要があるか否かを判定
し、ケーブルを切断する必要がある場合には、配線点を
通過する通信媒体が接続されている末端のケーブルであ
るリーフケーブルを特定し、この特定したリーフケーブ
ルの通信媒体使用率を比較しながらケーブル切断条件に
基づき当該リーフケーブルの通信媒体使用率を並び替え
し、この並び替えられた通信媒体使用率から切断可能な
通信媒体を抽出するので、適確な通信媒体を効率的に選
定でき、通信媒体の使用率を向上することができる。
【0151】また、本発明によれば、通信媒体に接続さ
れた光分岐モジュールの特定情報を光分岐モジュール接
続記憶手段から読み出し、この光分岐モジュール特定情
報に対応する光分岐モジュールの属性を光分岐モジュー
ル属性記憶手段から読み出し、この光分岐モジュール属
性が光分岐モジュール使用条件を充足するか否かを判定
し、この判定結果から光分岐モジュール使用条件を充足
する光分岐モジュールが接続されている通信媒体を抽出
するので、従来のように通信媒体の選定後に人手により
光分岐モジュールを確認する必要がなく、通信媒体の選
定のやり直しがなく、効率化および迅速化を図ることが
できる。
【0152】本発明によれば、通信媒体を選定する毎に
需要点下部の分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計
算し、この計算された分岐エリア在庫媒体数を記憶し、
媒体の選定に当たって、各分岐エリアにおける分岐エリ
ア在庫媒体数を読み出して分岐エリア毎に比較し、この
比較結果に基づき通信媒体を選定するので、接続数の多
いケーブルと接続数の少ないケーブルが混在するエリア
であっても媒体使用率を向上することができるととも
に、また媒体の選定時点までの各需要発生点における媒
体選定結果が分岐エリア在庫媒体数に反映されることか
ら媒体使用率を向上することができる。
【0153】また、本発明によれば、各分岐エリアにお
ける分岐エリア在庫媒体数を計算するルールを予め設定
し、分岐エリア在庫媒体数を計算するのに必要な個々の
ケーブルが媒体を提供することが可能な範囲である配線
ブロックのユーザ数および平均需要割合を含む属性を記
憶し、分岐エリア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体
数を計算するのに必要な通信媒体の使用状態を含む属性
を読み込み、配線ブロックにおける属性、指定ケーブル
の通信媒体の属性、分岐エリア在庫媒体数の計算ルール
から分岐エリア在庫媒体数を計算するので、分岐エリア
全体での在庫媒体数を求めることから、配線ブロック単
位での媒体割当数を個別に指定する必要がなく、また需
要予測が正確でない場合でも媒体使用率を向上させるこ
とができる。
【0154】更に、本発明によれば、ケーブル接続情報
から指定配線点下部側のケーブルツリー情報を生成し、
この生成したケーブルツリーによって分岐エリアの範囲
を定め、各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を
比較し、予め設定した優先順位順に従って通信媒体を抽
出するので、分岐エリアの情報を予め記憶しなくても自
動的に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる通信媒体選定装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す通信媒体選定装置に使用されている
配線点特定部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す通信媒体選定装置に使用されている
選定部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す通信媒体選定装置に使用されている
光分岐モジュール判断部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1に示す通信媒体選定装置の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図6】需要発生点において通信媒体種別の異なる場合
の一例を示す図である。
【図7】本発明の通信媒体選定装置を用いた場合の通信
媒体使用率の向上を説明するための設備モデルの一例を
示している。
【図8】図7に示した設備モデルを前提とした需要発生
シミュレーションを行なった結果を示す図である。
【図9】集合構造体をなす通信媒体とその切断を説明す
るための図である。
【図10】本発明で使用される点設備、配線点、上部、
下部、リーフケーブルを説明するための図である。
【図11】光分岐モジュールを説明するための図であ
る。
【図12】配線点における通信媒体の使用区分を示す図
である。
【図13】従来の通信媒体選定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】複数の点設備が1つの配線点に対応している
多:1の対応を示す図である。
【図15】本発明の他の実施形態に係わる通信媒体選定
方法を実施する通信媒体選定装置を示すブロック図であ
る。
【図16】図15に示す通信媒体選定装置に使用されて
いる分岐エリア在庫媒体数計算部の構成を示すブロック
図である。
【図17】図15に示す通信媒体選定装置に使用されて
いる選定部の構成を示すブロック図である。
【図18】図15に示す通信媒体選定装置の作用を示す
フローチャートである。
【図19】分岐エリアを説明するための図である。
【符号の説明】
210 制御部 222,222a 選定部 224 通信媒体使用区分記憶部 226 コマンド処理部 262 通信媒体使用率情報記憶部 263 分岐エリア在庫媒体数記憶部 264 通信媒体使用率計算部 265 分岐エリア在庫媒体数計算部 266 光分岐モジュール判断部 310 ケーブル接続記憶部 312 ケーブル属性記憶部 314 配線点選定部 316 配線点記憶部 410 光分岐モジュール接続記憶部 412 光分岐モジュール属性記憶部 414 判断部 1010 選定優先順位設定部 1012 優先順位比較部 1014 優先媒体抽出部 1020 通信媒体切断条件設定部 1022 通信媒体使用率比較部 1023 通信媒体在庫数比較部 1024 切断媒体抽出部 1026 リーフケーブル特定部 1027 ケーブルツリー検索部 1110 計算ルール設定部 1113 配線ブロック属性記憶部 1114 計算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 浩司 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5G369 AA16 BA01 EA01 EA04

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信媒体をまとめて構成される通
    信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブルを
    敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要に
    対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定装
    置であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を記憶する使用率
    記憶手段と、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    するように制御する使用率計算手段と、 通信媒体の選定に当たって、各ケーブルにおける通信媒
    体の使用率を前記使用率記憶手段から読み出して各ケー
    ブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通信媒体を選
    定する選定手段とを有することを特徴とする通信媒体選
    定装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信媒体をまとめて構成される通
    信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブルを
    敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要に
    対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定装
    置であって、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定するケーブル属性
    判定手段と、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索するケーブル検索手段と、 前記判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものであ
    る場合、当該ケーブルから通信媒体を取り出すための配
    線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケーブル属性が目
    的に合ったものでない場合には、前記ケーブル検索手段
    で検索した目的の属性のケーブルに沿って配線点を特定
    する配線点特定手段と、 この特定された配線点から通信媒体を選定する通信媒体
    選定手段とを有することを特徴とする通信媒体選定装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の通信媒体をまとめて構成される通
    信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブルを
    敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要に
    対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定装
    置であって、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断する光分岐モジュール判断手段
    と、 この判断の結果、使用可能な光分岐モジュールに接続さ
    れた通信媒体を選定する通信媒体選定手段とを有するこ
    とを特徴とする通信媒体選定装置。
  4. 【請求項4】 複数の通信媒体をまとめて構成される通
    信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブルを
    敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要に
    対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定装
    置であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を記憶する使用率
    記憶手段と、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    するように制御する使用率計算手段と、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定するケーブル属性
    判定手段と、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索するケーブル検索手段と、 前記ケーブル属性判定手段の判定の結果、ケーブル属性
    が目的に合ったものである場合、当該ケーブルから通信
    媒体を取り出すための配線点を当該ケーブルに沿って特
    定し、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合に
    は、前記ケーブル検索手段で検索した目的の属性のケー
    ブルに沿って配線点を特定する配線点特定手段と、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断する光分岐モジュール判断手段
    と、 通信媒体の選定に当たって、前記配線点特定手段で特定
    された配線点から選定される通信媒体の使用率を前記使
    用率記憶手段から読み出して各ケーブル毎に比較した比
    較結果および前記光分岐モジュール判断手段の判断結果
    に基づいて通信媒体を選定する通信媒体選定手段とを有
    することを特徴とする通信媒体選定装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーブル属性判定手段は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルの属性情報を各ケーブル毎に記憶するケーブル属性
    記憶手段と、 前記近傍点設備に敷設されているケーブルの属性情報を
    前記ケーブル属性情報記憶手段から読み出し、この読み
    出したケーブル属性情報が前記目的のケーブル属性に合
    ったものであるか否かを判断するケーブル属性判断手段
    とを有し、 前記ケーブル検索手段は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに接続されているケーブルを特定するケーブル特定
    情報を各ケーブル毎に記憶するケーブル接続情報記憶手
    段と、 前記ケーブル属性判断手段による判断の結果、ケーブル
    属性が目的に合ったものでない場合には、前記近傍点設
    備に敷設されているケーブルに接続されているケーブル
    特定情報を前記ケーブル接続情報記憶手段から読み出
    し、この読み出したケーブル特定情報で特定されるケー
    ブルに沿って前記目的に合った属性のケーブルの検索を
    行なう手段とを有し、 前記配線点特定手段は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに存在する配線点を特定する配線点特定情報を各ケ
    ーブル毎に記憶する配線点記憶手段と、 前記目的のケーブル属性に合った属性のケーブルに沿っ
    て該ケーブルの配線点特定情報を前記配線点記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した配線点特定情報で特定され
    る配線点を出力する特定配線点出力手段とを有すること
    を特徴とする請求項2または4記載の通信媒体選定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信媒体選定手段は、 優先して選定すべき通信媒体の優先順位を予め設定する
    優先順位設定手段と、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体の使用状態を各通信媒体毎に記憶する通信媒体使用
    状態記憶手段と、 前記特定された配線点において選定対象となる通信媒体
    の使用状態を前記通信媒体使用状態記憶手段から読み出
    し、この読み出した通信媒体使用状態を前記優先順位設
    定手段で設定されている優先順位と比較する優先順位比
    較手段と、 この比較の結果、前記配線点において使用可能な通信媒
    体を前記優先順に抽出する優先媒体抽出手段とを有する
    ことを特徴とする請求項2または4または5記載の通信
    媒体選定装置。
  7. 【請求項7】 前記通信媒体選定手段は、 前記優先順位比較手段における比較結果に基づき、前記
    配線点において通信媒体を選定するために該通信媒体を
    含む通信媒体集合体またはケーブルを切断する必要があ
    るか否かを判定する切断判定手段と、 この判定の結果、ケーブルを切断する必要がある場合に
    は、前記配線点を通過する通信媒体が接続されている末
    端のケーブルであるリーフケーブルを特定するリーフケ
    ーブル特定手段と、 配線点において通信媒体を選定するためにケーブルを切
    断するための切断条件を予め設定する切断条件設定手段
    と、 前記特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較し
    ながら前記切断条件設定手段で設定されているケーブル
    切断条件に基づき当該リーフケーブルの通信媒体使用率
    を並び替えする比較並び替え手段と、 この並び替えられた通信媒体使用率から切断可能な通信
    媒体を抽出する通信媒体抽出手段とを有することを特徴
    とする請求項6記載の通信媒体選定装置。
  8. 【請求項8】 前記光分岐モジュール判断手段は、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体に接続されている光分岐モジュールを特定する光分
    岐モジュール特定情報を各通信媒体毎に記憶する光分岐
    モジュール接続記憶手段と、 光分岐モジュールを特定する光分岐モジュール特定情報
    に対応して該光分岐モジュールの属性を各光分岐モジュ
    ール毎に記憶する光分岐モジュール属性記憶手段と、 通信媒体に接続された光分岐モジュールの特定情報を前
    記光分岐モジュール接続記憶手段から読み出し、この読
    み出した光分岐モジュール特定情報に対応する光分岐モ
    ジュールの属性を前記光分岐モジュール属性記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した光分岐モジュール属性が光
    分岐モジュール使用条件を充足するか否かを判定する光
    分岐モジュール使用条件充足判定手段とを有し、 前記通信媒体選定手段は、前記光分岐モジュール使用条
    件充足判定手段の判定の結果に基づき前記光分岐モジュ
    ール使用条件を充足する光分岐モジュールが接続されて
    いる通信媒体を抽出する通信媒体抽出手段を有すること
    を特徴とする請求項3または4記載の通信媒体選定装
    置。
  9. 【請求項9】 複数の通信媒体をまとめて構成される通
    信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブルを
    敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要に
    対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定方
    法であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段
    に記憶し、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    し、 通信媒体の選定に当たって、各ケーブルにおける通信媒
    体の使用率を前記使用率記憶手段から読み出して各ケー
    ブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通信媒体を選
    定することを特徴とする通信媒体選定方法。
  10. 【請求項10】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    方法であって、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定し、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索し、 前記ケーブル属性の判定の結果、ケーブル属性が目的に
    合ったものである場合、当該ケーブルから通信媒体を取
    り出すための配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケ
    ーブル属性が目的に合ったものでない場合には、前記検
    索した目的の属性のケーブルに沿って配線点を特定し、 この特定された配線点から通信媒体を選定することを特
    徴とする通信媒体選定方法。
  11. 【請求項11】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    方法であって、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断し、 この判断の結果、使用可能な光分岐モジュールに接続さ
    れた通信媒体を選定することを特徴とする通信媒体選定
    方法。
  12. 【請求項12】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    方法であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段
    に記憶し、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    し、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定し、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索し、 前記ケーブル属性の判定の結果、ケーブル属性が目的に
    合ったものである場合、当該ケーブルから通信媒体を取
    り出すための配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケ
    ーブル属性が目的に合ったものでない場合には、前記検
    索した目的のケーブル属性に合ったケーブルに沿って配
    線点を特定し、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断し、 通信媒体の選定に当たって、前記特定された配線点から
    選定される通信媒体の使用率を前記使用率記憶手段から
    読み出して各ケーブル毎に比較した比較結果および前記
    光分岐モジュールが使用可能か否かについての判断結果
    に基づいて通信媒体を選定することを特徴とする通信媒
    体選定方法。
  13. 【請求項13】 前記ケーブル属性が目的に合ったもの
    であるか否かについての判定処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルの属性情報を各ケーブル毎にケーブル属性記憶手段
    に記憶し、 前記近傍点設備に敷設されているケーブルの属性情報を
    前記ケーブル属性情報記憶手段から読み出し、この読み
    出したケーブル属性情報が前記目的のケーブル属性に合
    ったものであるか否かを判断し、 前記ケーブルを検索する処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに接続されているケーブルを特定するケーブル特定
    情報を各ケーブル毎にケーブル接続情報記憶手段に記憶
    し、 前記ケーブル属性が目的にあるものであるか否かの判断
    の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合に
    は、前記近傍点設備に敷設されているケーブルに接続さ
    れているケーブル特定情報を前記ケーブル接続情報記憶
    手段から読み出し、この読み出したケーブル特定情報で
    特定されるケーブルに沿って前記目的に合った属性のケ
    ーブルの検索を行ない、 前記配線点を特定する処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに存在する配線点を特定する配線点特定情報を各ケ
    ーブル毎に配線点記憶手段に記憶し、 前記目的のケーブル属性に合った属性のケーブルに沿っ
    て該ケーブルの配線点特定情報を前記配線点記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した配線点特定情報で特定され
    る配線点を出力することを特徴とする請求項10または
    12記載の通信媒体選定方法。
  14. 【請求項14】 前記通信媒体を選定する処理は、 優先して選定すべき通信媒体の優先順位を予め設定し、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体の使用状態を各通信媒体毎に通信媒体使用状態記憶
    手段に記憶し、 前記特定された配線点において選定対象となる通信媒体
    の使用状態を前記通信媒体使用状態記憶手段から読み出
    し、この読み出した通信媒体使用状態を前記優先順位と
    比較し、 この比較の結果、前記配線点において使用可能な通信媒
    体を前記優先順に抽出することを特徴とする請求項10
    または12または13記載の通信媒体選定方法。
  15. 【請求項15】 前記通信媒体を選定する処理は、 前記優先順位の比較結果に基づき、前記配線点において
    通信媒体を選定するために該通信媒体を含む通信媒体集
    合体またはケーブルを切断する必要があるか否かを判定
    し、 この判定の結果、ケーブルを切断する必要がある場合に
    は、前記配線点を通過する通信媒体が接続されている末
    端のケーブルであるリーフケーブルを特定し、 配線点において通信媒体を選定するためにケーブルを切
    断するためのケーブル切断条件を予め設定し、 前記特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較し
    ながら前記ケーブル切断条件に基づき当該リーフケーブ
    ルの通信媒体使用率を並び替えし、 この並び替えられた通信媒体使用率から切断可能な通信
    媒体を抽出することを特徴とする請求項14記載の通信
    媒体選定方法。
  16. 【請求項16】 前記光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断する処理は、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体に接続されている光分岐モジュールを特定する光分
    岐モジュール特定情報を各通信媒体毎に光分岐モジュー
    ル接続記憶手段に記憶し、 光分岐モジュールを特定する光分岐モジュール特定情報
    に対応して該光分岐モジュールの属性を各光分岐モジュ
    ール毎に光分岐モジュール属性記憶手段に記憶し、 通信媒体に接続された光分岐モジュールの特定情報を前
    記光分岐モジュール接続記憶手段から読み出し、この読
    み出した光分岐モジュール特定情報に対応する光分岐モ
    ジュールの属性を前記光分岐モジュール属性記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した光分岐モジュール属性が光
    分岐モジュール使用条件を充足するか否かを判定し、 前記通信媒体を選定する処理は、前記光分岐モジュール
    使用条件を充足するか否かについての判定の結果に基づ
    き前記光分岐モジュール使用条件を充足する光分岐モジ
    ュールが接続されている通信媒体を抽出することを特徴
    とする請求項11または12記載の通信媒体選定方法。
  17. 【請求項17】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    プログラムを記録した記録媒体であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段
    に記憶し、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    し、 通信媒体の選定に当たって、各ケーブルにおける通信媒
    体の使用率を前記使用率記憶手段から読み出して各ケー
    ブル毎に比較し、この比較結果に基づいて通信媒体を選
    定することを特徴とする通信媒体選定プログラムを記録
    した記録媒体。
  18. 【請求項18】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    プログラムを記録した記録媒体であって、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定し、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索し、 前記ケーブル属性の判定の結果、ケーブル属性が目的に
    合ったものである場合、当該ケーブルから通信媒体を取
    り出すための配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケ
    ーブル属性が目的に合ったものでない場合には、前記検
    索した目的の属性のケーブルに沿って配線点を特定し、 この特定された配線点から通信媒体を選定することを特
    徴とする通信媒体選定プログラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    プログラムを記録した記録媒体であって、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断し、 この判断の結果、使用可能な光分岐モジュールに接続さ
    れた通信媒体を選定することを特徴とする通信媒体選定
    プログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    通信媒体集合体を更に複数まとめて形成されるケーブル
    を敷設して構成される通信線路において通信媒体の需要
    に対してケーブルから通信媒体を選定する通信媒体選定
    プログラムを記録した記録媒体であって、 各ケーブルにおける通信媒体の使用率を使用率記憶手段
    に記憶し、 通信媒体を選定する毎に、この選定する通信媒体を包含
    するケーブルにおける通信媒体使用率を計算し、この計
    算した通信媒体使用率を前記使用率記憶手段に記憶更新
    し、 通信媒体の接続および分岐を行なうべくケーブルに沿っ
    て配置されている点設備のうち、通信媒体の需要のあっ
    た地点に近い近傍点設備に敷設されているケーブルの属
    性が通信媒体の需要において必要とする目的のケーブル
    属性に合ったものであるか否かを判定し、 この判定の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでな
    い場合には、目的に合った属性のケーブルを当該ケーブ
    ルに沿って検索し、 前記ケーブル属性の判定の結果、ケーブル属性が目的に
    合ったものである場合、当該ケーブルから通信媒体を取
    り出すための配線点を当該ケーブルに沿って特定し、ケ
    ーブル属性が目的に合ったものでない場合には、前記検
    索した目的のケーブル属性に合ったケーブルに沿って配
    線点を特定し、 通信媒体に接続された光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断し、 通信媒体の選定に当たって、前記特定された配線点から
    選定される通信媒体の使用率を前記使用率記憶手段から
    読み出して各ケーブル毎に比較した比較結果および前記
    光分岐モジュールが使用可能か否かについての判断結果
    に基づいて通信媒体を選定することを特徴とする通信媒
    体選定プログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記ケーブル属性が目的に合ったもの
    であるか否かについての判定処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルの属性情報を各ケーブル毎にケーブル属性記憶手段
    に記憶し、 前記近傍点設備に敷設されているケーブルの属性情報を
    前記ケーブル属性情報記憶手段から読み出し、この読み
    出したケーブル属性情報が前記目的のケーブル属性に合
    ったものであるか否かを判断し、 前記ケーブルを検索する処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに接続されているケーブルを特定するケーブル特定
    情報を各ケーブル毎にケーブル接続情報記憶手段に記憶
    し、 前記ケーブル属性が目的にあるものであるか否かの判断
    の結果、ケーブル属性が目的に合ったものでない場合に
    は、前記近傍点設備に敷設されているケーブルに接続さ
    れているケーブル特定情報を前記ケーブル接続情報記憶
    手段から読み出し、この読み出したケーブル特定情報で
    特定されるケーブルに沿って前記目的に合った属性のケ
    ーブルの検索を行ない、 前記配線点を特定する処理は、 ケーブルを特定するケーブル特定情報に対応して該ケー
    ブルに存在する配線点を特定する配線点特定情報を各ケ
    ーブル毎に配線点記憶手段に記憶し、 前記目的のケーブル属性に合った属性のケーブルに沿っ
    て該ケーブルの配線点特定情報を前記配線点記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した配線点特定情報で特定され
    る配線点を出力することを特徴とする請求項18または
    20記載の通信媒体選定プログラムを記録した記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 前記通信媒体を選定する処理は、 優先して選定すべき通信媒体の優先順位を予め設定し、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体の使用状態を各通信媒体毎に通信媒体使用状態記憶
    手段に記憶し、 前記特定された配線点において選定対象となる通信媒体
    の使用状態を前記通信媒体使用状態記憶手段から読み出
    し、この読み出した通信媒体使用状態を前記優先順位と
    比較し、 この比較の結果、前記配線点において使用可能な通信媒
    体を前記優先順に抽出することを特徴とする請求項18
    または20または21記載の通信媒体選定プログラムを
    記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記通信媒体を選定する処理は、 前記優先順位の比較結果に基づき、前記配線点において
    通信媒体を選定するために該通信媒体を含む通信媒体集
    合体またはケーブルを切断する必要があるか否かを判定
    し、 この判定の結果、ケーブルを切断する必要がある場合に
    は、前記配線点を通過する通信媒体が接続されている末
    端のケーブルであるリーフケーブルを特定し、 配線点において通信媒体を選定するためにケーブルを切
    断するためのケーブル切断条件を予め設定し、 前記特定したリーフケーブルの通信媒体使用率を比較し
    ながら前記ケーブル切断条件に基づき当該リーフケーブ
    ルの通信媒体使用率を並び替えし、 この並び替えられた通信媒体使用率から切断可能な通信
    媒体を抽出することを特徴とする請求項22記載の通信
    媒体選定プログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記光分岐モジュールが使用可能なも
    のであるか否かを判断する処理は、 通信媒体を特定する通信媒体特定情報に対応して該通信
    媒体に接続されている光分岐モジュールを特定する光分
    岐モジュール特定情報を各通信媒体毎に光分岐モジュー
    ル接続記憶手段に記憶し、 光分岐モジュールを特定する光分岐モジュール特定情報
    に対応して該光分岐モジュールの属性を各光分岐モジュ
    ール毎に光分岐モジュール属性記憶手段に記憶し、 通信媒体に接続された光分岐モジュールの特定情報を前
    記光分岐モジュール接続記憶手段から読み出し、この読
    み出した光分岐モジュール特定情報に対応する光分岐モ
    ジュールの属性を前記光分岐モジュール属性記憶手段か
    ら読み出し、この読み出した光分岐モジュール属性が光
    分岐モジュール使用条件を充足するか否かを判定し、 前記通信媒体を選定する処理は、前記光分岐モジュール
    使用条件を充足するか否かについての判定の結果に基づ
    き前記光分岐モジュール使用条件を充足する光分岐モジ
    ュールが接続されている通信媒体を抽出することを特徴
    とする請求項19または20記載の通信媒体選定プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  25. 【請求項25】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    ケーブルから需要点に対する通信媒体を選定する通信媒
    体選定装置であって、 通信媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属
    する個々のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐
    エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計算する分岐エリア
    在庫媒体数計算手段と、 この計算された分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を
    記憶する分岐エリア在庫媒体数記憶手段と、 通信媒体の選定に当たって、需要発生点下部の各分岐エ
    リアにおける分岐エリア在庫媒体数を前記分岐エリア在
    庫媒体数記憶手段から読み出して分岐エリア毎に比較
    し、この比較結果に基づき通信媒体を選定する通信媒体
    選定手段とを有することを特徴とする通信媒体選定装
    置。
  26. 【請求項26】 前記分岐エリア在庫媒体数計算手段
    は、 各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を計算する
    ルールを予め設定する計算ルール設定手段と、 分岐エリア在庫媒体数を計算するのに必要な個々のケー
    ブルが通信媒体を提供することが可能な範囲である配線
    ブロックのユーザ数および平均需要割合を含む属性を記
    憶する配線ブロック属性記憶手段と、 分岐エリア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計
    算するのに必要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み
    込む属性読込手段と、 前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケーブルの通
    信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体数の計算
    ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算する計算手段と
    を有することを特徴とする請求項25記載の通信媒体選
    定装置。
  27. 【請求項27】 前記通信媒体選定手段は、 ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリ
    ー情報を生成し、この生成したケーブルツリーによって
    分岐エリアの範囲を定める分岐エリア範囲設定手段と、 各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を比較する
    分岐エリア在庫媒体数比較手段と、 予め設定した優先順位順に従って通信媒体を抽出する優
    先媒体抽出手段とを有することを特徴とする請求項25
    記載の通信媒体選定装置。
  28. 【請求項28】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    ケーブルから需要点に対する通信媒体を選定する通信媒
    体選定方法であって、 通信媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属
    する個々のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐
    エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計算し、 この計算された分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を
    記憶し、 通信媒体の選定に当たって、需要発生点下部の各分岐エ
    リアにおける分岐エリア在庫媒体数を前記分岐エリア在
    庫媒体数記憶手段から読み出して分岐エリア毎に比較
    し、この比較結果に基づき通信媒体を選定することを特
    徴とする通信媒体選定方法。
  29. 【請求項29】 前記分岐エリア在庫媒体数を計算する
    処理は、 各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を計算する
    ルールを予め設定し、 分岐エリア在庫媒体数を計算するのに必要な個々のケー
    ブルが通信媒体を提供することが可能な範囲である配線
    ブロックのユーザ数および平均需要割合を含む属性を記
    憶し、 分岐エリア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計
    算するのに必要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み
    込み、 前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケーブルの通
    信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体数の計算
    ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算することを特徴
    とする請求項28記載の通信媒体選定方法。
  30. 【請求項30】 前記通信媒体を選定する処理は、 ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリ
    ー情報を生成し、この生成したケーブルツリーによって
    分岐エリアの範囲を定め、 各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を比較し、 予め設定した優先順位順に従って通信媒体を抽出するこ
    とを特徴とする請求項28記載の通信媒体選定方法。
  31. 【請求項31】 複数の通信媒体をまとめて構成される
    ケーブルから需要点に対する通信媒体を選定する通信媒
    体選定プログラムを記録した記録媒体であって、 通信媒体を選定する毎に需要点下部の分岐エリア内に属
    する個々のケーブル在庫心線数を加算して得られる分岐
    エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を計算し、 この計算された分岐エリア毎の分岐エリア在庫媒体数を
    記憶し、 通信媒体の選定に当たって、需要発生点下部の各分岐エ
    リアにおける分岐エリア在庫媒体数を前記分岐エリア在
    庫媒体数記憶手段から読み出して分岐エリア毎に比較
    し、この比較結果に基づき通信媒体を選定することを特
    徴とする通信媒体選定プログラムを記録した記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記分岐エリア在庫媒体数を計算する
    処理は、各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を
    計算するルールを予め設定し、 分岐エリア在庫媒体数を計算するのに必要な個々のケー
    ブルが通信媒体を提供することが可能な範囲である配線
    ブロックのユーザ数および平均需要割合を含む属性を記
    憶し、 分岐エリア内の指定ケーブルのケーブル在庫媒体数を計
    算するのに必要な通信媒体の使用状態を含む属性を読み
    込み、 前記配線ブロックにおける属性、前記指定ケーブルの通
    信媒体の属性、および前記分岐エリア在庫媒体数の計算
    ルールから分岐エリア在庫媒体数を計算することを特徴
    とする請求項31記載の通信媒体選定プログラムを記録
    した記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記通信媒体を選定する処理は、 ケーブル接続情報から指定配線点下部側のケーブルツリ
    ー情報を生成し、この生成したケーブルツリーによって
    分岐エリアの範囲を定め、 各分岐エリアにおける分岐エリア在庫媒体数を比較し、 予め設定した優先順位順に従って通信媒体を抽出するこ
    とを特徴とする請求項31記載の通信媒体選定プログラ
    ムを記録した記録媒体。
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