JP4495063B2 - 通信媒体選定装置、通信媒体選定方法および通信媒体選定プログラム - Google Patents
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Description
特に、直収方式(以下、SS(Single Star)) サービス需要と、多分岐方式(以下、PDS(Passive Double Star)) サービス需要の媒体収容可能条件を把握し、その需要に合わせた通信設備構成が可能か否かを判断して通信媒体の選定を行う通信媒体選定装置、通信媒体選定方法および通信媒体選定プログラムに関する。
図11は、通信ネットワークにおけるサービス種別の特性を示す。
図11(a) は、SSサービスの形態を示す。始点(需要発生点、ユーザ側)から終点(局装置側)までの間は1対1の関係が維持され、1つの始点に対して必ず終点が1つ存在する形態をとる。この場合は、局内の通信媒体は、常に他のユーザによって占有されていない心線・端子などの媒体が選定される。
図12は、線路設備の構成例を示す。ここで、局内装置から地下ケーブル、架空ケーブル、引込線を介してユーザ宅内装置が接続される線路設備を示す。
光ファイバケーブルなどの通信媒体は、ケーブルの高密度化、接続作業の向上などの理由から、複数の通信媒体をまとめて構成される1つの集合構造体(通信媒体集合体)となるように作られている。そのため、1本の通信媒体のみを切断して使用することができず、集合構造体単位での切断および使用が行なわれる。
図13(a) は、階層的に構成される集合構造体の例1を示す。(イ)は4心の集合から構成されるテープ状の集合構造体を示し、(ロ)はこのテープ状の集合構造体を5枚接合して構成される集合構造体を示し、(ハ)はこの集合構造体をケーブルに組み込んだ集合構造体の断面を示す。なお、(ハ)の集合構造体は、中心に設けられた鋼線の周囲にテープ集合収容部が設けられ、このテープ集合収容部の凹部内にテープ集合体が収容され、そのうちの1つの凹部に作業用通信媒体が収容されている。そして、これらの周囲は保護被覆部で保護され、最外側には外皮が設けられている。
収容設備は、各点設備に布設されるケーブルからユーザ宅内にサービス提供を行う場合に、ケーブルからサービス提供を行う心線(通信媒体)を取り出し、この心線とユーザ宅内まで布設した引込線とを接続するためのものである。また、収容設備は、本線ケーブルから分岐されたケーブルを接続する場合にも必要となる。
図14(a) は、架空用収容設備の一例を示す。(イ)は光ファイバ心線の余長部を収納する余長心線収納部、(ロ)はケーブル内の心線を切断し、PDS設備に接続するPDS設備収納部または引込線収納部、(ハ)はケーブル内の心線を切断し、ユーザ宅内まで布設された引込線との接続部および余長部を最大4心個々に収容可能な引込線収納部、(ニ)はケーブル内のテープ集合体の接続部および余長部を収納する接続心線収納部、(ホ)は収容設備に収容される光ファイバケーブルおよび引込線を収容するケーブル固定部を示す。本収容設備では、PDS設備収納部は最大1段実装可能であり、PDS設備収納部を実装して引込線収納部を4段実装した場合、接続心線収納部は2段収容可能である。また、引込線収納部を2段実装した場合、接続心線収納部は3段収容可能となるように、各収納部間の組み合わせがある。
引込線は、配線点からユーザ宅内までの区間に布設され、ケーブル内の心線に接続してユーザ宅内へサービス提供を行うための通信媒体である。
図15(a) は、屋外用の引込線を示し、縦長の楕円形状に一括被覆を施し、内部に光心線を包含し、上部に支持線が施された構造である。(イ)は1心からなる単心構造、(ロ)は2心からなる単心構造、(ハ)は4心テープからなる集合構造体、(ニ)は4心テープを2枚(合計8心)からなる集合構造体を示す。
心線運用方法とは、点設備における上部ケーブル属性および下部ケーブル属性、さらに収容設備属性の組み合わせにより、実施可能なケーブル内の心線の利用方法である。
図16(a) は、上部ケーブルまたは下部ケーブルの少なくとも一方のテープ心線が単心分離不可能なケーブル属性であるか、テープ心線を単身に分離可能なケーブル属性であるが、収容設備内でテープ心線を分離するスペースが存在しない収容設備属性である場合を示す。この場合には、テープ心線をまとめて切断し、さらに切断したテープ心線を単心に分離し、目的とする心線を抽出し、引込線に接続する。
図17は、PDS設備の構成例を示す。
PDS設備は、収容設備に搭載されるものであり、上部側の心線から光信号を入力部に入力し、スプリッタ部で出力部側の心線数分に分岐し、出力部に出力する構成である。出力部側に属する心線は、2心、4心、8心、16心などの単心分離型、および4心の心線をテープ構造体で構成した4心1テープ、8心2テープなどのテープ型がある。主に、入力部側に上部心線を接続し、出力部側に引込線を接続することによりPDSサービスの提供を行う。このように、PDS設備ごとに異なった特性を「PDS設備属性」という。
ここで、図18,19に示す設備モデルを例に、従来の通信媒体選定のシミュレーションについて説明する。簡単のために、布設されたケーブルは2心テープ構造×2テープの4心であり、この4心ケーブルは途中での分岐が存在しないケーブルとする。点設備1および点設備2に登録された収容設備属性は単心分離可能収容設備、および区間のケーブルは単身分離可能ケーブルとなっている。
(1) 布設されたケーブル属性および収容設備属性は、SSサービスおよびPDSサービスの収容が可能であり、単心分離運用可能な属性とする。
(2) 各収容設備属性に収容可能なPDS設備収容数は1個までとする。
(3) 登録されるPDS設備属性は2分岐PDS設備属性とする。
(4) シミュレーションを簡素化するために、PDSサービスは1種類とする。
(5) 各収容設備属性から引込み可能な引込線数は4本までとする。
(1) 発生する需要は、各点設備でランダムに発生し、需要1〜5が発生するものとする。(2) PDS需要が発生した場合、配線点にPDS設備属性の登録が行われていなかった場合、およびこのPDS設備属性の使用可能設備が存在しなかった場合、新たなPDS設備が人手により登録されたものとしてシミュレーションを継続する。
(3) 発生した需要に対して、使用可能通信媒体が存在しなくなった時点でシミュレーションを終了する。
図19(1) において、点設備2にPDSサービスの需要1が発生したとする。この点設備2を配線点と特定し、配線点で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する。ここでは利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとし、テープ構造体1-(1)を目的の心線と特定する。ここで、従来は心線運用方法を考慮した選定を実施していないので、テープ構造体1-(2)の心線は点設備2において切断予定の心線として管理される。このとき、本来PDSサービスの提供に必要とされるPDS接続属性の登録はなされていない状態である。
次に、図19(1) において、点設備1にSSサービスの需要2が発生したとする。この点設備1を配線点と特定し、配線点で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する。ここでは利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとするが、需要1でテープ構造体1が点設備2で使用および切断予定として管理されていることから、テープ構造体2-(1)を目的の心線と特定する。また、テープ構造体1-(2)の心線は、同様に点設備1において切断予定の心線として管理される。
次に、図19(2) において、点設備2にSSサービスの需要3が発生したとする。この点設備2を配線点と特定し、配線点で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する。ここではすでに切断されていて利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとするが、すでに点設備2で切断予定として管理されている心線があることから、そのテープ構造体1-(2)を目的の心線と特定する。
次に、図19(2) において、点設備2にPDSサービスの需要4が発生したとする。この点設備2では需要1においてPDSサービス需要が発生しているが、PDS設備属性を考慮した選定を実施していないこと、さらにPDS設備属性が登録されていないことから、この配線点で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する。ここでは、テープ構造体1-(1),(2)およびテープ構造体2-(1)が使用予定であり、さらにテープ構造体2-(2)が点設備1で切断予定として管理されている心線があることから、利用可能な心線が存在しないことになり、選定処理は終了する。
図において、通信媒体選定装置は、制御部100、ケーブル記憶手段を構成するケーブル記憶部110、収容設備記憶手段を構成する収容設備記憶部120、PDS設備記憶手段を構成するPDS設備記憶部130、収容設備収容数算出手段を構成する収容設備収容数算出部140、通信媒体の選定手段を構成する選定部150、配線点特定手段を構成する配線点特定部160、サービス特性記憶手段を構成するサービス特性記憶部170、収容設備内接続記憶手段を構成する収容設備内接続記憶部180、点設備属性記憶手段を構成する点設備属性記憶部107、引込線属性記憶手段を構成する引込線属性記憶部108、コマンド処理部101、入力部102、出力部103、入出力インタフェース部104から構成され、入出力インタフェース部104に入出力装置105およびネットワーク106が接続される。
新規需要が発生すると、入出力インタフェース部104を介して入出力装置105またはネットワーク106から、新規需要の目的とするサービス情報、新規需要のあった近くの点設備情報および選定条件が入力される。この入力された情報は、制御部100の指示により入力部102に読み込まれ、さらに入力部102からコマンド処理部101に送られる。
ここで、図10に示す設備モデルを例に、本発明による通信媒体選定のシミュレーションについて説明する。簡単のために、従来例と同様に布設されたケーブルは2心テープ構造×2テープの4心であり、この4心ケーブルは途中での分岐が存在しないケーブルとする。点設備1および点設備2に登録された収容設備属性は単心分離可能収容設備、および区間のケーブルは単身分離可能ケーブルとなっている。
(1) 布設されたケーブル属性および収容設備属性は、SSサービスおよびPDSサービスの収容が可能であり、単心分離運用可能な属性とする。
(2) 各収容設備属性に収容可能なPDS設備収容数は1個までとする。
(3) 登録されるPDS設備属性は2分岐PDS設備属性とする。
(4) シミュレーションを簡素化するために、PDSサービスは1種類とする。
(5) 各収容設備属性から引込み可能な引込線数は4本までとする。
(1) 発生する需要は、各点設備でランダムに発生し、需要1〜5が発生するものとする。(2) PDS設備属性登録優先順位は、2分岐PDS設備属性を1位とする。
(3) 収容設備属性の優先登録順位は、単心分離可能収容設備属性を1位とする。
(4) 運用方法における優先順位として単心分離運用方法と特定された場合、
(4-1) 該配線点ですでに単心分離運用方法と判断されているテープ集合体の使用可能心 線を選定対象とする。
(4-2) 単心分離運用方法と判断されているテープ集合体で使用可能な心線が存在しない 場合、新たなテープ集合体における使用可能心線を選定対象とする。
(5) 発生した需要に対して、使用可能通信媒体が存在しなくなった時点でシミュレーションを終了する。
図10(a) において、点設備2にPDSサービスの需要1が発生したとする。この点設備2に登録されている収容設備の収容状況を算出し、目的の需要と一致するケーブル属性および収容可能設備の組み合わせが存在するか確認する。この結果、目的とする組み合わせがあると判断され、該点設備を配線点と特定し、該配線点に登録された収容設備属性に対して、サービス特性判断により目的とする使用可能なPDS設備属性が存在するか否かを確認する。この結果、目的とするPDS設備属性に使用可能な設備が存在しないため、該収容設備属性に2分岐PDS設備属性を登録することを前提とし、該PDS設備属性を接続するための心線選定を行う。該収容設備にて切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する。ここでは利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとし、テープ構造体1-(1)を目的の心線と特定し、該心線に対して使用予定とする。また、使用可能な心線が存在したことから、該心線に対して取付予定PDS設備属性を更新し、PDS設備属性の使用可能収容設備を選定し、該収容設備の使用率の算出を実施し、その内容を更新する。
次に、図10(a) において、点設備1にSSサービスの需要2が発生したとする。この点設備1に登録されている収容設備の収容状況を算出し、目的の需要と一致するケーブル属性および収容可能設備の組み合わせが存在するか確認する。この結果、目的とする組み合わせがあると判断され、該点設備を配線点と特定し、該配線点に登録された収容設備属性に対して、サービス特性判断によりSSサービスと判定され、該収容設備属性より使用可能な心線の選定を行う。該収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断し、ここでは利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとする。そして、ケーブル属性および収容設備属性を読み込み、心線運用方法を判断し、その結果として単心分離運用方法を特定し、単心分離運用方法における優先順位に基づきテープ構造体1は点設備2でテープ構造体1-(1)が使用予定の在庫であることから、テープ構造体2に含まれるテープ構造体2-(1)を目的の心線と特定し、該心線に対して使用予定とする。また、該収容設備の使用率の算出を実施し、その内容を更新する。
次に、図10(b) において、点設備2にSSサービスの需要3が発生したとする。この点設備2に登録されている収容設備の収容状況を算出し、目的の需要と一致するケーブル属性および収容可能設備の組み合わせが存在するか確認する。この結果、目的とする組み合わせがあると判断され、該点設備を配線点と特定し、該配線点に登録された収容設備属性に対して、サービス特性判断によりSSサービスと判定され、該収容設備属性より使用可能な心線の選定を行う。該収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断し、ここでは利用可能な心線が存在しないことから新たに心線を切断することとする。そして、ケーブル属性および収容設備属性を読み込み、心線運用方法を判断し、その結果として単心分離運用方法を特定し、単心分離運用方法における優先順位に基づきテープ構造体1-(1)が該配線点で使用予定の在庫であることから、テープ構造体1に含まれる使用可能心線、すなわちテープ構造体1-(2)を目的の心線と特定し、該心線に対して使用予定とする。また、該収容設備の使用率の算出を実施し、その内容を更新する。
次に、図10(b) において、点設備2にPDSサービスの需要4が発生したとする。この点設備2に登録されている収容設備の収容状況を算出し、目的の需要と一致するケーブル属性および収容可能設備の組み合わせが存在するか確認する。この結果、目的とする組み合わせがあると判断され、該点設備を配線点と特定し、該配線点に登録された収容設備属性に対して、サービス特性判断により目的とする使用可能なPDS設備属性が存在するか否かを確認する。ここでは、目的とするPDS設備属性が存在し、かつテープ構造体1-(1)に取付予定PDS設備属性に使用可能設備が存在することから、該PDS設備属性の使用可能収容設備を目的の心線と特定し、該心線に対して使用予定とする。また、該収容設備の使用率の算出を実施し、その内容を更新する。
次に、図10(c) において、点設備2にPDSサービスの需要5が発生したとする。この点設備2に登録されている収容設備の収容状況を算出し、目的の需要と一致するケーブル属性および収容可能設備の組み合わせが存在するか確認する。この結果、目的とする組み合わせがあると判断され、該点設備を配線点と特定し、該配線点に登録された収容設備属性に対して、サービス特性判断により目的とする使用可能なPDS設備属性が存在するか否かを確認する。ここでは、目的とするPDS設備属性に使用可能な設備が存在しないため、該収容設備属性に新たなPDS設備の登録が可能か否かを収容状況より判断する。ここでは、すでに該収容設備属性にPDS設備属性が登録されていることから、該収容設備に対して新たなPDS設備属性の登録が不可能と判断する。そして、該配線点に布設されているケーブル属性に対して新たな収容設備が登録可能であるか否かを確認し、該配線点に新たな収容設備属性が取付可能であると判断される。そして、収容設備属性の優先登録順位より、単心分離可能収容設備属性を登録することとし、該点設備における収容設備属性を更新する。
101 コマンド処理部
102 入力部
103 出力部
104 入出力インタフェース部
105 入出力装置
106 ネットワーク
107 点設備属性記憶部
108 引込線属性記憶部
110 ケーブル記憶部
111 ケーブル属性記憶部
112 収容設備登録条件設定部
113 ケーブル属性判断部
114 ケーブル特定判断部
120 収容設備記憶部
121 収容設備属性記憶部
122 収容設備登録状態記憶部
123 収容設備登録設定部
124 収容設備判断部
125 収容設備特定部
130 PDS設備記憶部
131 PDS設備属性記憶部
132 PDS設備収容設備登録状態記憶部
133 PDS設備収容設備登録設定部
134 PDS設備属性判断部
135 PDS設備特定部
140 収容設備収容数算出部
141 収容設備収容状況算出部
142 収容設備収容条件設定部
143 収容設備使用率記憶部
144 収容設備使用率計算部
145 収容状態判断部
150 選定部
151 通信媒体選定判定部
152 通信媒体選定優先順位設定部
153 心線運用方法特定部
154 心線運用方法設定部
155 心線切断判断部
156 通信媒体選定部
157 PDS優先登録設定部
160 配線点特定部
161 提供可能収容設備判断部
162 収容設備検索部
163 取付予定収容設備検索部
164 収容設備優先登録設定部
165 配線点特定記憶部
170 サービス特性記憶部
171 サービス内容判断部
172 サービス提供条件設定部
173 サービス提供設備判断部
180 収容設備内接続記憶部
Claims (19)
- 複数の通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体をさらに複数まとめて形成されるケーブルから需要に応じた通信媒体を選定する通信媒体選定装置において、
前記通信媒体の接続または分岐を行うために前記ケーブルに沿って配置された点設備の特性である点設備属性を記憶する点設備属性記憶手段と、
前記点設備ごとに前記ケーブルの特性であるケーブル属性を記憶するケーブル記憶手段と、
前記点設備ごとに、前記点設備に設けられた設備であって、前記ケーブルを収容するとともに前記通信媒体の接続または分岐を行う収容設備の特性である収容設備属性を記憶する収容設備記憶手段と、
前記点設備ごとに前記収容設備に含まれるPDS設備の特性であるPDS設備属性を記憶するPDS設備記憶手段と、
前記点設備ごとに前記収容設備に含まれる引込線の特性である引込線属性を記憶する引込線属性記憶手段と、
前記収容設備ごとに、前記ケーブル属性、前記収容設備属性、前記PDS設備属性、前記引込線属性に応じて、前記ケーブル内の通信媒体と前記引込線と前記PDS設備との接続・切断関係を示す接続特定情報を記憶する収容設備内接続記憶手段と、
前記収容設備ごとに前記接続特定情報を読み出し、各収容設備の使用状況および使用率を算出する収容設備収容数算出手段と、
前記通信媒体の需要に対して求められるサービス内容より該サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性を判断するサービス特性記憶手段と、
前記収容設備収容数算出手段で算出された各収容設備の使用状況および使用率と、前記サービス特性記憶手段で判断された収容設備属性とを比較し、その比較結果に応じて、前記点設備を通過するケーブルから通信媒体を取り出す点である配線点を特定する配線点特定手段と、
前記配線点特定手段で特定された配線点で、前記サービス特性記憶手段の判断に基づいて、需要に対してサービス提供可能な収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する選定手段と
を備えたことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記配線点特定手段は、
需要の発生した最寄りの点設備で、前記収容設備収容数算出手段で算出された各収容設備の使用率と、前記サービス特性記憶手段で判断された収容設備属性とを比較し、サービスを提供する収容設備が存在するか否かを判断する提供可能収容設備判断手段と、
前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備が存在しないと判断された場合に、提供可能な収容設備を前記ケーブルに沿って検索する収容設備検索手段と、
前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備であると判断された場合にこの収容設備を配線点と特定して記憶し、前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備が存在しないと判断された場合に前記収容設備検索手段で検索された収容設備を配線点と特定して記憶する配線点特定記憶手段と、
前記収容設備検索手段の検索により提供可能な収容設備が存在しない場合に、前記ケーブルに沿って新たな収容設備の取付が可能な点設備が存在するか否かを検索する取付予定収容設備検索手段と、
点設備属性とケーブル属性ごとに登録可能な収容設備の優先順位を予め設定した収容設備優先登録設定手段とを備え、
前記配線点特定記憶手段は、前記取付予定収容設備検索手段の検索により新たに収容設備の取付が可能な点設備が存在した場合に、前記収容設備優先登録設定手段からその点設備における点設備属性とケーブル属性の組み合わせに対応する収容設備の優先順位を読み出し、その優先順位に基づく収容設備の収容設備属性をその点設備に対応させて登録するために前記収容設備記憶手段を更新し、その点設備を配線点として特定して記憶し、
前記選定手段は、前記配線点特定記憶手段で特定された配線点における収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記選定手段は、
前記サービス特性記憶手段の判断に基づいて、前記ケーブルに収容された使用可能心線を選定するか、PDS設備から使用可能設備を選定するかを判断する通信媒体選定判断手段と、
前記通信媒体選定判断手段で判断された通信媒体がPDS設備の場合に、使用可能なPDS設備があればそれを選定し、使用可能なPDS設備がなければ収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断し、前記通信媒体選定判断手段で判断された通信媒体がPDS設備でない場合に、前記配線点特定手段で特定された配線点情報を元に該収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断する心線切断判断手段と、
点設備属性、ケーブル属性および収容設備属性の組み合わせに対する心線運用方法を予め設定した心線運用方法設定手段と、
前記心線切断判断手段で利用可能な心線が存在せずに心線の切断が必要と判断した場合に、前記配線点特定手段で特定された配線点情報を元に、前記点設備属性記憶手段から読み出した点設備属性と、前記ケーブル記憶手段から読み出したケーブル属性と、前記収容設備記憶手段から読み出した収容設備属性の組み合わせに対して、前記心線運用方法設定手段から前記配線点での心線運用方法を特定する心線運用方法特定手段と、
前記通信媒体の優先順位を予め設定した通信媒体優先順位設定手段と、
前記心線運用方法特定手段で特定された心線運用方法よりケーブル内心線の切断方法を前記心線切断判断手段で判断し、通信媒体優先順位設定手段の優先順位により目的のPDS設備に接続する心線を選定するための通信媒体を選定する通信媒体選定手段と、
PDSサービス内容ごとにPDS設備の優先順位を予め設定したPDS優先登録設定手段とを備え、
前記収容設備収容数算出手段から配線点の各収容設備の収容可能条件と、心線を包含するケーブルのケーブル属性および収容設備の収容設備属性と、前記PDS優先登録設定手段に設定されたPDS設備の優先順位を比較し、得られたPDS設備のPDS設備属性を収容設備属性として前記PDS設備記憶手段に記憶させ、かつ該PDS設備から使用可能設備を選定し、
前記心線切断判断手段で心線の切断が必要と判断した場合に、前記心線運用方法特定手段で特定された心線運用方法により前記ケーブルの心線の切断方法を判断し、その切断方法を元に通信媒体優先順位設定手段の優先順位により目的のPDS設備に接続する心線を選定するための通信媒体を選定し、この選定結果を前記収容設備収容数算出手段に更新記憶する
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記ケーブル記憶手段は、
前記点設備ごとに、前記ケーブルの上部および下部のケーブル属性を記憶するケーブル属性記憶手段と、
前記収容設備ごとに、前記ケーブル属性ごとに登録可能な収容設備属性の条件を設定する収容設備登録条件設定手段と、
前記ケーブル属性記憶手段に記憶したケーブル属性ごとの接続状態を前記収容設備内接続記憶手段に記憶させ、前記収容設備登録条件設定手段から前記ケーブル属性ごとに収容設備属性の条件を読み出し、各点設備ごとに需要の目的に一致したケーブル属性であるか否かを判断するケーブル属性判断手段と、
前記ケーブル属性判断手段から提供可能なケーブルのケーブル属性を読み出し、このケーブル属性を特定して出力するケーブル特定判断手段と
を備えたことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記収容設備記憶手段は、
前記点設備属性記憶手段で記憶される点設備ごとの収容設備属性を記憶する収容設備属性記憶手段と、
前記収容設備属性記憶手段に記憶された前記収容設備属性が前記点設備に登録されたどのケーブルに登録されたものかを記憶する収容設備登録状態記憶手段と、
前記収容設備属性ごとに、点設備および登録可能個数条件を予め設定する収容設備登録設定手段と、
前記収容設備登録設定手段から点設備および登録可能個数条件を読み出し、前記収容設備属性ごとに、通信媒体選定で目的に一致した収容設備属性であるか否かを判断する収容設備判断手段と、
前記収容設備判断手段から提供可能な収容設備の収容設備属性を読み出し、この収容設備属性を特定して出力する収容設備特定手段と
を備えたことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記PDS設備記憶手段は、
前記点設備属性記憶手段で記憶される点設備ごとのPDS設備属性を記憶するPDS設備属性記憶手段と、
前記PDS設備属性記憶手段に記憶された前記PDS設備属性が前記収容設備記憶手段に記憶されたどの収容設備属性に登録されたものかを記憶するPDS設備収容設備登録状態記憶手段と、
前記PDS設備属性ごとに、登録可能な収容設備属性を予め設定するPDS設備収容設備登録設定手段と、
前記PDS設備属性ごとに、通信媒体選定で目的に一致したPDS設備属性であるか否かを判断するPDS設備属性判断手段と、
前記PDS設備属性判断手段から提供可能なPDS設備のPDS設備属性を読み出し、このPDS設備属性を特定して出力するPDS設備特定手段とを備え、
PDS設備属性を新たに登録する場合には、該PDS設備属性が登録可能な収容設備属性であるか否かを前記PDS設備収容設備登録設定手段から判断し、登録可能であれば前記収容設備収容数算出手段から読み込んだPDS設備収容条件を満足しているか否かを判断し、その条件を満足している場合は前記PDS設備属性記憶手段に新たにPDS設備属性を記憶し、その条件を満足していない場合はエラーとして処理し、さらに該PDS設備属性が登録不可能な収容設備属性であればエラーとして登録処理を中止する
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記収容設備収容数算出手段は、
前記ケーブル記憶手段で利用可能と判断されたケーブルのケーブル属性と、前記収容設備記憶手段で利用可能と判断された収容設備の収容設備属性と、前記収容設備記憶手段で特定された収容設備属性に対して前記PDS設備記憶手段に記憶されたPDS設備属性と、前記引込線属性記憶手段に記憶され、前記収容設備記憶手段で特定された収容設備属性ごとに登録されている引込線属性とを各点設備ごとに読み出し、この読み出した属性により前記収容設備内接続記憶手段に記憶された接続特定情報を各収容設備ごとに読み出し、各収容設備属性の収容状況を算出する収容設備収容状況算出手段と、
各収容設備属性ごとのケーブル収容条件、PDS設備収容条件、引込線収容条件、接続可能条件および未接続心線条件を予め設定する収容設備収容条件設定手段と、
前記収容設備収容条件設定手段から各条件を読み出し、各収容設備属性における使用率を記憶する収容設備使用率記憶手段と、
通信媒体を選定するごとに、選定された収容設備属性における使用率を計算し、この使用率を前記収容設備使用率記憶手段に更新設定する収容設備使用率計算手段と、
前記収容設備収容状況算出手段で算出された収容状況と、前記収容設備収容条件設定手段から読み出した条件とを比較し、収容設備属性が新たな需要を収容できるか否かを判断する収容状態判断手段とを備え、
前記収容状態判断手段が新たな需要を収容できる収容設備属性であると判断した場合に、前記配線点特定手段が、各収容設備属性における使用率を前記収容設備使用率記憶手段から読み出して比較し、その比較結果に基づいて配線点を特定する
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項1に記載の通信媒体選定装置において、
前記サービス特性記憶手段は、
通信媒体の需要に対して求められるサービス内容を記憶し、そのサービス内容がSSサービスかPDSサービスかを判断するサービス内容判断手段と、
各サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性をサービス提供条件として予め設定したサービス提供条件設定手段と、
前記サービス内容判断手段で判断されたサービス内容について、前記サービス提供条件設定手段を参照して該サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性であるか否かを判断するサービス提供設備判断手段とを備え、 前記選定手段は、前記サービス提供設備判断手段の判断に基づいて、需要に対してサービス提供可能な収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 請求項3に記載の通信媒体選定装置において、
前記選定手段は、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、心線の集合体であるテープ媒体を運用するテープ運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段でテープ単位で心線が使用可能と判断されるテープ媒体を切断可能と判断し、そのテープ媒体を選定対象とし、かつテープ媒体に含まれる目的の心線を取得して他の心線に対して切断予定を設定し、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、心線の集合体であるテープ媒体の1心線のみを分離して運用可能な単心分離運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段でテープ媒体に含まれる心線に使用可能な心線が存在した場合に、目的の心線のみをテープ媒体から分離切断して使用すると判断し、その心線を選定対象とし、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、予め心線が分離された心線集合体である単心運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段で使用可能と判断される心線を選定対象とする
ことを特徴とする通信媒体選定装置。 - 複数の通信媒体をまとめて構成される通信媒体集合体をさらに複数まとめて形成されるケーブルから需要に応じた通信媒体を選定する通信媒体選定方法において、
点設備属性記憶手段が、前記通信媒体の接続または分岐を行うために前記ケーブルに沿って配置された点設備の特性である点設備属性を記憶し、
ケーブル記憶手段が、前記点設備ごとに前記ケーブルの特性であるケーブル属性を記憶し、
収容設備記憶手段が、前記点設備ごとに、前記点設備に設けられた設備であって、前記ケーブルを収容するとともに前記通信媒体の接続または分岐を行う収容設備の特性である収容設備属性を記憶し、
PDS設備記憶手段が、前記点設備ごとに前記収容設備に含まれるPDS設備の特性であるPDS設備属性を記憶し、
引込線属性記憶手段が、前記点設備ごとに前記収容設備に含まれる引込線の特性である引込線属性を記憶し、
収容設備内接続記憶手段が、前記収容設備ごとに、前記ケーブル属性、前記収容設備属性、前記PDS設備属性、前記引込線属性に応じて、前記ケーブル内の通信媒体と前記引込線と前記PDS設備との接続・切断関係を示す接続特定情報を記憶し、
収容設備収容数算出手段が、前記収容設備ごとに前記接続特定情報を読み出し、各収容設備の使用状況および使用率を算出し、
サービス特性記憶手段が、前記通信媒体の需要に対して求められるサービス内容より該サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性を判断し、
配線点特定手段が、前記収容設備収容数算出手段で算出された各収容設備の使用状況および使用率と、前記サービス特性記憶手段で判断された収容設備属性とを比較し、その比較結果に応じて、前記点設備を通過するケーブルから通信媒体を取り出す点である配線点を特定し、
選定手段が、前記配線点特定手段で特定された配線点で、前記サービス特性記憶手段の判断に基づいて、需要に対してサービス提供可能な収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記配線点特定手段では、
提供可能収容設備判断手段が、需要の発生した最寄りの点設備で、前記収容設備収容数算出手段で算出された各収容設備の使用率と、前記サービス特性記憶手段で判断された収容設備属性とを比較し、サービスを提供する収容設備が存在するか否かを判断し、
収容設備検索手段が、前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備が存在しないと判断された場合に、提供可能な収容設備を前記ケーブルに沿って検索し、
配線点特定記憶手段が、前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備であると判断された場合にこの収容設備を配線点と特定して記憶し、前記提供可能収容設備判断手段で提供可能な収容設備が存在しないと判断された場合に前記収容設備検索手段で検索された収容設備を配線点と特定して記憶し、
取付予定収容設備検索手段が、前記収容設備検索手段の検索により提供可能な収容設備が存在しない場合に、前記ケーブルに沿って新たな収容設備の取付が可能な点設備が存在するか否かを検索し、
収容設備優先登録設定手段が、点設備属性とケーブル属性ごとに登録可能な収容設備の優先順位を予め設定し、
前記配線点特定記憶手段は、前記取付予定収容設備検索手段の検索により新たに収容設備の取付が可能な点設備が存在した場合に、前記収容設備優先登録設定手段からその点設備における点設備属性とケーブル属性の組み合わせに対応する収容設備の優先順位を読み出し、その優先順位に基づく収容設備の収容設備属性をその点設備に対応させて登録するために前記収容設備記憶手段を更新し、その点設備を配線点として特定して記憶し、
前記選定手段は、前記配線点特定記憶手段で特定された配線点における収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記選定手段では、
通信媒体選定判断手段が、前記サービス特性記憶手段の判断に基づいて、前記ケーブルに収容された使用可能心線を選定するか、PDS設備から使用可能設備を選定するかを判断し、
心線切断判断手段が、前記通信媒体選定判断手段で判断された通信媒体がPDS設備の場合に、使用可能なPDS設備があればそれを選定し、使用可能なPDS設備がなければ収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断し、前記通信媒体選定判断手段で判断された通信媒体がPDS設備でない場合に、前記配線点特定手段で特定された配線点情報を元に該収容設備で切断せずに利用可能な心線が存在するか否かを判断し、
心線運用方法設定手段が、点設備属性、ケーブル属性および収容設備属性の組み合わせに対する心線運用方法を予め設定し、
心線運用方法特定手段が、前記心線切断判断手段で利用可能な心線が存在せずに心線の切断が必要と判断した場合に、前記配線点特定手段で特定された配線点情報を元に、前記点設備属性記憶手段から読み出した点設備属性と、前記ケーブル記憶手段から読み出したケーブル属性と、前記収容設備記憶手段から読み出した収容設備属性の組み合わせに対して、前記心線運用方法設定手段から前記配線点での心線運用方法を特定し、
通信媒体優先順位設定手段が、前記通信媒体の優先順位を予め設定し、
通信媒体選定手段が、前記心線運用方法特定手段で特定された心線運用方法よりケーブル内心線の切断方法を前記心線切断判断手段で判断し、通信媒体優先順位設定手段の優先順位により目的のPDS設備に接続する心線を選定するための通信媒体を選定し、
PDS優先登録設定手段が、PDSサービス内容ごとにPDS設備の優先順位を予め設定し、
前記収容設備収容数算出手段から配線点の各収容設備の収容可能条件と、心線を包含するケーブルのケーブル属性および収容設備の収容設備属性と、前記PDS優先登録設定手段に設定されたPDS設備の優先順位を比較し、得られたPDS設備のPDS設備属性を収容設備属性として前記PDS設備記憶手段に記憶させ、かつ該PDS設備から使用可能設備を選定し、
前記心線切断判断手段で心線の切断が必要と判断した場合に、前記心線運用方法特定手段で特定された心線運用方法により前記ケーブルの心線の切断方法を判断し、その切断方法を元に通信媒体優先順位設定手段の優先順位により目的のPDS設備に接続する心線を選定するための通信媒体を選定し、この選定結果を前記収容設備収容数算出手段に更新記憶する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記ケーブル記憶手段では、
ケーブル属性記憶手段が、前記点設備ごとに、前記ケーブルの上部および下部のケーブル属性を記憶し、
収容設備登録条件設定手段が、前記収容設備ごとに、前記ケーブル属性ごとに登録可能な収容設備属性の条件を設定し、
ケーブル属性判断手段が、前記ケーブル属性記憶手段に記憶したケーブル属性ごとの接続状態を前記収容設備内接続記憶手段に記憶させ、前記収容設備登録条件設定手段から前記ケーブル属性ごとに収容設備属性の条件を読み出し、各点設備ごとに需要の目的に一致したケーブル属性であるか否かを判断し、
ケーブル特定判断手段が、前記ケーブル属性判断手段から提供可能なケーブルのケーブル属性を読み出し、このケーブル属性を特定して出力する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記収容設備記憶手段では、
収容設備属性記憶手段が、前記点設備属性記憶手段で記憶される点設備ごとの収容設備属性を記憶し、
収容設備登録状態記憶手段が、前記収容設備属性記憶手段に記憶された前記収容設備属性が前記点設備に登録されたどのケーブルに登録されたものかを記憶し、
収容設備登録設定手段が、前記収容設備属性ごとに、点設備および登録可能個数条件を予め設定し、
収容設備判断手段が、前記収容設備登録設定手段から点設備および登録可能個数条件を読み出し、前記収容設備属性ごとに、通信媒体選定で目的に一致した収容設備属性であるか否かを判断し、
収容設備特定手段が、前記収容設備判断手段から提供可能な収容設備の収容設備属性を読み出し、この収容設備属性を特定して出力する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記PDS設備記憶手段では、
PDS設備属性記憶手段が、前記点設備属性記憶手段で記憶される点設備ごとのPDS設備属性を記憶し、
PDS設備収容設備登録状態記憶手段が、前記PDS設備属性記憶手段に記憶された前記PDS設備属性が前記収容設備記憶手段に記憶されたどの収容設備属性に登録されたものかを記憶し、
PDS設備収容設備登録設定手段が、前記PDS設備属性ごとに、登録可能な収容設備属性を予め設定し、
PDS設備属性判断手段が、前記PDS設備属性ごとに、通信媒体選定で目的に一致したPDS設備属性であるか否かを判断し、
PDS設備特定手段が、前記PDS設備属性判断手段から提供可能なPDS設備のPDS設備属性を読み出し、このPDS設備属性を特定して出力し、
PDS設備属性を新たに登録する場合には、該PDS設備属性が登録可能な収容設備属性であるか否かを前記PDS設備収容設備登録設定手段から判断し、登録可能であれば前記収容設備収容数算出手段から読み込んだPDS設備収容条件を満足しているか否かを判断し、その条件を満足している場合は前記PDS設備属性記憶手段に新たにPDS設備属性を記憶し、その条件を満足していない場合はエラーとして処理し、さらに該PDS設備属性が登録不可能な収容設備属性であればエラーとして登録処理を中止する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記収容設備収容数算出手段では、
収容設備収容状況算出手段が、前記ケーブル記憶手段で利用可能と判断されたケーブルのケーブル属性と、前記収容設備記憶手段で利用可能と判断された収容設備の収容設備属性と、前記収容設備記憶手段で特定された収容設備属性に対して前記PDS設備記憶手段に記憶されたPDS設備属性と、前記引込線属性記憶手段に記憶され、前記収容設備記憶手段で特定された収容設備属性ごとに登録されている引込線属性とを各点設備ごとに読み出し、この読み出した属性により前記収容設備内接続記憶手段に記憶された接続特定情報を各収容設備ごとに読み出し、各収容設備属性の収容状況を算出し、
収容設備収容条件設定手段が、各収容設備属性ごとのケーブル収容条件、PDS設備収容条件、引込線収容条件、接続可能条件および未接続心線条件を予め設定し、
収容設備使用率記憶手段が、前記収容設備収容条件設定手段から各条件を読み出し、各収容設備属性における使用率を記憶し、
通信媒体を選定するごとに、収容設備使用率計算手段が、選定された収容設備属性における使用率を計算し、この使用率を前記収容設備使用率記憶手段に更新設定し、
収容状態判断手段が、前記収容設備収容状況算出手段で算出された収容状況と、前記収容設備収容条件設定手段から読み出した条件とを比較し、収容設備属性が新たな需要を収容できるか否かを判断し、
前記収容状態判断手段が新たな需要を収容できる収容設備属性であると判断した場合に、前記配線点特定手段が、各収容設備属性における使用率を前記収容設備使用率記憶手段から読み出して比較し、その比較結果に基づいて配線点を特定する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10に記載の通信媒体選定方法において、
前記サービス特性記憶手段では、
サービス内容判断手段が、通信媒体の需要に対して求められるサービス内容を記憶し、そのサービス内容がSSサービスかPDSサービスかを判断し、
サービス提供条件設定手段が、各サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性をサービス提供条件として予め設定し、
サービス提供設備判断手段が、前記サービス内容判断手段で判断されたサービス内容について、前記サービス提供条件設定手段を参照して該サービスを提供する上で必要とする収容設備の収容設備属性であるか否かを判断し、
前記選定手段は、前記サービス提供設備判断手段の判断に基づいて、需要に対してサービス提供可能な収容設備属性の収容設備から通信媒体を選定する
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項12に記載の通信媒体選定方法において、
前記選定手段では、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、心線の集合体であるテープ媒体を運用するテープ運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段でテープ単位で心線が使用可能と判断されるテープ媒体を切断可能と判断し、そのテープ媒体を選定対象とし、かつテープ媒体に含まれる目的の心線を取得して他の心線に対して切断予定を設定し、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、心線の集合体であるテープ媒体の1心線のみを分離して運用可能な単心分離運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段でテープ媒体に含まれる心線に使用可能な心線が存在した場合に、目的の心線のみをテープ媒体から分離切断して使用すると判断し、その心線を選定対象とし、
前記優先順位に基づき前記心線運用方法特定手段で判断された結果が、予め心線が分離された心線集合体である単心運用方法であった場合に、前記通信媒体優先順位設定手段から通信媒体の優先順位を読み出し、この優先順位に基づいて前記心線切断判断手段で使用可能と判断される心線を選定対象とする
ことを特徴とする通信媒体選定方法。 - 請求項10〜18に記載の各手段をコンピュータプログラムで実現したことを特徴とする通信媒体選定プログラム。
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