JP2002204472A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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JP2002204472A
JP2002204472A JP2000399750A JP2000399750A JP2002204472A JP 2002204472 A JP2002204472 A JP 2002204472A JP 2000399750 A JP2000399750 A JP 2000399750A JP 2000399750 A JP2000399750 A JP 2000399750A JP 2002204472 A JP2002204472 A JP 2002204472A
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JP
Japan
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emergency
incoming call
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mobile communication
ringer
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JP2000399750A
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Shoji Yoshida
正二 吉田
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急番号からの呼び出しに対し、強制的に着
信音を発生させることにより、緊急事態の発生を確実に
通知することができる携帯通信端末を提供する。 【解決手段】 本国では、警察署や消防署といった緊急
を要する相手先電話番号は、どの地域においても下四桁
が「0119」、「0110」といった一定の規則を有
している。本発明では、この点に着目し、受信した発番
号の下四桁がこれらの四桁の番号と一致した場合には、
緊急相手先からの着信であると判断し、緊急相手先用の
着呼設定を現在の着呼設定に優先させて適用する。これ
により、現在の着呼設定が音声を発しないモードである
マナーモードに設定されていたとしても、緊急相手先か
らの着信があった場合には、緊急相手先用の音声を発す
る着呼設定に基づいて音声を発するので、端末のユーザ
に対して緊急相手先からの着信を確実に通知することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPH
S等の携帯通信端末に係り、特に、優先番号の呼び出し
に対して着信音を強制的に鳴動させる携帯通信端末に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話加入者数の増加に伴い、
ユーザのモラル向上が今後ますます要求され、外出時に
携帯通信端末の着信音をOFFに設定する場合も増えて
くると思われる。一方では、緊急時、例えば急病人が出
た場合や、事故が起きた場合、自己が有する携帯通信端
末から消防署や警察署に連絡することにより、従来のよ
うに公衆電話等を探す手間が省け大変便利である。この
ような緊急時の連絡を携帯通信端末から行った場合、そ
の直後に消防署或いは警察署から詳しい情報を得ようと
して呼び返しを受けるという場合が少なくない。このよ
うな場合に、着信音がOFFとなる設定をしていると、
緊急時の呼び返しにユーザが気づかずに応答できない場
合が考えられる。
【0003】従来、例えば、特開平10−155023
号公報には、発信側が着信加入者番号に加えてサブアド
レス情報用フィールドに暗証番号を設定することで、非
常時における着信側の携帯通信端末の着信鳴動制御を簡
易にして優先的に行うという技術が開示されている。こ
の発明によれば、非常時であることを着信側の携帯通信
端末の着信鳴動制御によりユーザに通知することが可能
となる。また、特開平11−341110号公報には、
発呼者の状況に応じて自動的に着信音を変えて出力する
ことにより、着信において優先順位を持たせるという技
術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−155023号公報では、発側が着側の加入者番
号に加えて暗証番号を記憶していなければならないた
め、上記発明を利用できるのが一部の人間に限定される
という欠点があった。そのため、上記発明は利用の機械
を非常時としているにもかかわらず、例えば緊急番号か
らの呼び返しの場合には適用できないといった問題があ
った。一方、特開平11−341110号公報において
は、発番号及び非通知理由情報に応じて着信音を変化さ
せるものであり、発呼側の状況に合わせて、着信音等の
種々の設定を事前に行わなければならず、ユーザの負担
が大きいとう欠点があった。加えて、着信音を変化させ
ることはできても、着信音鳴動モードがOFFに設定さ
れている場合には、利用できないという欠点があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、緊急番号からの呼び出しに対し、強制的に着信
音を発生させることによって、緊急事態の発生を確実に
通知することができる携帯通信端末を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、緊急相手先の情報が格納されている第1
の記憶手段と、着信があった場合に、受信した発番号と
前記第1の記憶手段に格納されている情報とに基づい
て、前記緊急相手先からの着信か否かを判断する判断手
段と、前記緊急相手先からの着信であると判断された場
合に、その旨を通知する通知手段とを具備することを特
徴とする携帯通信端末を提供する。
【0007】上記構成によれば、緊急相手先から着信が
あった場合には、その旨を通知するので、端末の利用者
は応答をする事前に緊急相手先からの着信か否かを知る
ことができる。
【0008】また、上記携帯通信端末において、前記緊
急相手先の情報は、四桁の番号であり、前記判断手段
は、受信した発番号の下四桁が前記緊急相手先の情報と
一致するか否かを判断することを特徴とする。
【0009】本国では、警察署や消防署といった緊急を
要する相手先電話番号は、どの地域においても下四桁が
「0119」、「0110」といった一定の規則を有し
ている。本発明では、この点に着目し、受信した発番号
の下四桁がこれらの四桁の番号と一致した場合には、緊
急相手先からの着信であると判断する。このように、四
桁の番号によって緊急相手先からの着信か否かを判断す
ることができるため、処理を簡略化することができる。
【0010】また、上記記載の携帯通信端末は、緊急相
手先からの着信に対応した着呼設定情報(例えば、音声
が大音量に設定されている音声モード、音声と振動によ
って着信を通知する音声鳴動モード等のいずれか)が格
納されている第2の記憶手段を更に有し、前記通知手段
は、前記緊急相手先から着信があった場合に、前記第2
の記憶手段に格納されている着呼設定情報に基づき、着
呼があったことを通知することを特徴とする。
【0011】このような構成によれば、緊急相手先から
の着信があった場合には、緊急相手先用の着呼設定を現
在の着呼設定に優先させて適用する。これにより、現在
の着呼設定が音声を発しないモードであるマナーモード
に設定されていたとしても、緊急相手先からの着信があ
った場合には、緊急相手先用の音声を発する着呼設定に
基づいて、音声を発するので、端末のユーザに対して緊
急相手先からの着信を確実に通知することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
における携帯通信端末の構成を示す図である。同図にお
いて、符号11はRF部、符号12は信号の符号化・復
号化を行うコーデック、符号13は受信した信号に基づ
き各種の処理を行う信号処理部、符号14は記憶部であ
り、所定のエリア141〜143にそれぞれパーマネン
ト設定情報、緊急用設定情報、緊急相手先の情報が格納
されている。符号15は信号処理部13からの指示に基
づいて端末本体を振動させる振動部分であり、音声出力
部16は信号処理部13から出力される音声信号を音声
として発するいわゆるスピーカである。
【0013】パーマネント設定情報は、現在アクティブ
になっている着呼設定情報であり、例えば、着信メロデ
ィを出力することにより着信を通知する音声モード、着
信があっても音声を発しないマナーモード、音声と振動
によって着信を知らせる音声鳴動モード等の中からユー
ザが任意に設定できる。
【0014】緊急用設定情報は、緊急相手先からの着信
があった時のみに適用される着呼設定情報であり、ユー
ザに対して確実に着信があったことを通知できる着呼設
定情報が格納される。例えば、上述した音声モード、音
声鳴動モードが挙げられるが、更に、音声モードであれ
ば音量を最大に設定したり、更に音声鳴動モードであれ
ば音量が最大、且つ、振動の揺れ幅が最大に設定されて
いるとよい。この緊急用設定情報は、書き換え不可能な
ように書き込むことにより、ユーザ設定不可能なモード
としてもよく、また、上述したような確実に着信をユー
ザに対して通知できるような限られたモードの中からユ
ーザが任意に設定することができるものとしてもよい。
なお、緊急相手先情報格納エリア143には、音声出力
部16へ出力する音声データも格納されている。
【0015】また、緊急相手先情報は、一般的に緊急を
要する連絡先、即ち、警察署や消防署等の情報であり、
具体的には、「0110」、「0119」という四桁の
番号の情報が格納されている。
【0016】次に、上記構成からなる携帯通信端末の動
作について説明する。まず、着信時にRF部により受信
された発番号は、コーデック12を介して信号処理部1
3へ出力される。信号処理部13は発番号を受け取る
と、記憶部14の緊急相手先情報格納エリア143に格
納されている緊急相手先の情報を読み出し、これらの番
号と発番号の下四桁の番号とが一致するか否かを判断す
る。この結果、発番号の下四桁の番号が一致した場合に
は、緊急先相手からの着信であると判断し、緊急用設定
情報格納エリア142に格納されている緊急用着呼設定
に基づいた情報を振動部15及び音声出力部16へ出力
する。
【0017】この結果、例えば緊急用設定情報格納エリ
ア142に、音量最大の音声情報が設定されていた場合
には、信号処理部13は音声出力部16に対して音声信
号を出力する。これにより、音声出力部16は入力され
た音声信号を音声として出力する。この通知により、ユ
ーザがこの着信に対して応答すると、信号処理部13は
これを検知して、音声出力部16への音声信号の出力を
中止する。一方、RF部11が受信した発番号が緊急相
手先のものでないと判断した場合は、信号処理部13
は、記憶部14のパーマネント設定情報格納エリア14
1から通常着信時における設定情報を読み出し、その設
定情報に基づいた処理を行う。
【0018】なお、通常の着信メロディとは異なる緊急
用の着信メロディを設定しておき、緊急相手先からの着
信があった場合には、設定された緊急用の着信メロディ
を流すようにしても良い。
【0019】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯通信
端末によれば、緊急相手先から着信があった場合には、
その旨を通知するので、端末の利用者は応答をする事前
に緊急相手先からの着信か否かを知ることができる。こ
の結果、意図的に応答するか否かを選択することが可能
となるため、携帯通信端末の利便性を向上させることが
できるという効果が得られる。
【0021】また、本発明の携帯通信端末によれば、緊
急相手先からの着信であるか否かの判断を、発番号の下
四桁の番号を元に行うので、処理を簡略化することがで
き、緊急相手先からの着信である旨を速やかにユーザに
通知することができるという効果が得られる。
【0022】また、本発明の携帯通信端末によれば、緊
急相手先からの着信があった場合には、緊急相手先用の
着呼設定を現在の着呼設定に優先させて適用する。これ
により、現在の着呼設定が音声を発しないモードである
マナーモードに設定されていたとしても、緊急相手先か
らの着信があった場合には、緊急相手先用の音声を発す
る着呼設定に基づいて、音声を発するので、端末のユー
ザに対して緊急相手先からの着信を確実に通知すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る携帯通信端末の
内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
13…信号処理部、14…記憶部、141…パーマネン
ト設定情報格納エリア、142…緊急用設定情報格納エ
リア、143…緊急相手先情報格納エリア、15…振動
部、16…音声出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA06 AA11 BB01 FF03 FF25 FF28 HH23 5K036 AA03 AA07 EE03 JJ05 JJ15 JJ16 KK09 5K067 AA34 BB04 DD13 DD17 DD27 EE02 FF13 FF25 FF31 GG11 HH22 HH23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急相手先の情報が格納されている第1
    の記憶手段と、着信があった場合に、受信した発番号と
    前記第1の記憶手段に格納されている情報とに基づい
    て、前記緊急相手先からの着信か否かを判断する判断手
    段と、前記緊急相手先からの着信であると判断された場
    合に、その旨を通知する通知手段とを具備することを特
    徴とする携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 前記緊急相手先の情報は、四桁の番号で
    あり、前記判断手段は、受信した発番号の下四桁が前記
    緊急相手先の情報と一致するか否かを判断することを特
    徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 緊急相手先からの着信に対応した着呼設
    定情報が格納されている第2の記憶手段を更に有し、前
    記通知手段は、前記緊急相手先から着信があった場合
    に、前記第2の記憶手段に格納されている着呼設定情報
    に基づき、着呼があったことを通知することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の携帯通信端末。
JP2000399750A 2000-12-28 2000-12-28 携帯通信端末 Withdrawn JP2002204472A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082150A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置
JP2008147716A (ja) * 2006-12-05 2008-06-26 Canon Inc 通信装置及びその制御方法
JP2015043594A (ja) * 2010-01-18 2015-03-05 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 他の移動体の存在をコンテキスト中に組み込むコンテキストアウェアな移動体

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JP2007082150A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置
JP2008147716A (ja) * 2006-12-05 2008-06-26 Canon Inc 通信装置及びその制御方法
JP2015043594A (ja) * 2010-01-18 2015-03-05 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 他の移動体の存在をコンテキスト中に組み込むコンテキストアウェアな移動体

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