JP2002204315A - テレビドアホン装置 - Google Patents

テレビドアホン装置

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JP2002204315A
JP2002204315A JP2000386842A JP2000386842A JP2002204315A JP 2002204315 A JP2002204315 A JP 2002204315A JP 2000386842 A JP2000386842 A JP 2000386842A JP 2000386842 A JP2000386842 A JP 2000386842A JP 2002204315 A JP2002204315 A JP 2002204315A
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unit
circuit
speaker
visitor
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JP2000386842A
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English (en)
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Takeshi Suzuki
鈴木  剛
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者を判断す
る住戸内に在室中の居住者の視認性および呼出応答時の
防犯性を向上させる。 【解決手段】ドアホン子機1の呼出ボタン11を来訪者
が押下することにより居室親機2の呼出検出回路31に
て呼び出しを検出し、信号発生回路32を動作させ親機
スピーカ39にて呼出音を鳴動し、ドアホン子機の子機
マイク16および子機スピーカ17と居室親機の親機マ
イク38および親機スピーカとの間で通話を可能とする
とともに、ドアホン子機のカメラ13にて撮像された映
像を居室親機の映像モニタ36に映し出すにあたり、居
室親機には、呼出検出回路にて呼び出しを検出したとき
起動し予め所定のメッセージを記憶してあるメッセージ
蓄積回路33のメッセージ内容を子機スピーカにて鳴動
させるためのメッセージ送出回路34を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビドアホン装置
に係り、特に、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者を
判断する住戸内に在室中の居住者の視認性および呼出応
答時の防犯性を向上させたテレビドアホン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のテレビドアホン装置
として、図7のブロック図に示す構成のテレビドアホン
装置が提案されている。
【0003】同図に示すテレビドアホン装置は、住戸玄
関に設置され制御回路(以下、子機CPUと称す)51
0、呼出ボタン511、呼出検出回路(以下、子機呼出
検出回路と称す)512、カメラ513、映像処理回路
514、映像変調回路515、子機マイク516、子機
スピーカ517、通話回路(以下、子機通話回路と称
す)518、伝送インターフェース回路(以下、子機伝
送I/Fと称す)519が備えられたドアホン子機50
1と、住戸内に設置され制御回路(以下、親機CPUと
称す)520、呼出検出回路(以下、親機呼出検出回路
と称す)521、信号発生回路522、映像復調回路5
23、映像モニタ524、通話/終話スイッチ525、
親機マイク526、親機スピーカ527、通話回路(以
下、親機通話回路と称す)528、伝送インターフェー
ス回路(以下、親機伝送I/Fと称す)529が備えら
れた居室親機502とで構成され、ドアホン子機501
と居室親機502は、2線からなる伝送路L501を介し
て接続されている。
【0004】このように構成されたテレビドアホン装置
において、住戸玄関に居る来訪者が、住戸内に在室中の
居住者を呼び出すためにドアホン子機501の呼出ボタ
ン511を押下すると、この操作を検出した子機呼出検
出回路512からの呼出信号が、子機CPU510、子
機伝送I/F519、伝送路L501、居室親機502の
親機伝送I/F529を介して親機CPU520に伝送
される。
【0005】居室親機502の親機CPU520は、ド
アホン子機501からの呼出信号を検出し親機呼出検出
回路521に出力するとともに、映像復調回路523、
映像モニタ524をそれぞれ能動とする。また、親機呼
出検出回路521は、親機CPU520を介した呼出信
号をもとに住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを検出
し信号発生回路522を能動とする。さらに、信号発生
回路522は、親機スピーカ527にて呼出音を鳴動さ
せ、住戸内に在室中の居住者に呼出報知する。
【0006】ドアホン子機501のカメラ513、映像
処理回路514、映像変調回路515は、呼出信号を検
出した居室親機502の親機CPU520の制御により
当該呼出信号と逆の経路を介して供給されてくる電源
(図示、詳述せず)をもとに、子機CPU510の制御
によりそれぞれ能動となる。また、カメラ513にて撮
像された来訪者の映像は、映像処理回路514、映像変
調回路515、子機伝送I/F519、伝送路L501、
居室親機502の親機伝送I/F529、映像復調回路
523を介して適宜に信号処理(変調、復調等)され、
映像モニタ524に映し出される。
【0007】また、住戸内に在室中の居住者は、居室親
機502の親機スピーカ527にて鳴動された呼出音と
映像モニタ524に映し出された映像をもとに、住戸玄
関にて呼出操作を行った来訪者を判断した後、通話/終
話スイッチ525を押下して来訪者との通話(拡声によ
る双方向通話)を成立させていた(詳述せず)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビドアホン装置において、住戸玄関にて呼出操作を
行った来訪者の映像を撮像するドアホン子機501のカ
メラ513には、図8の動作説明図に示すように、所定
の視野角が予め設定されており、無意識、意識的に拘わ
らず来訪者がカメラ513の視野角外にあると、居室親
機502の映像モニタ524に来訪者の映像が映し出さ
れない、或いは見切れてしまうこととなり、この映像を
もとに来訪者を判断する住戸内に在室中の居住者の視認
性が低下するばかりでなく、呼出応答時、例えば、不審
者等からの呼び出しがあった場合の防犯性も低下する難
点があった。
【0009】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、住戸玄関にて呼出操作が行われた呼出時
においてドアホン子機のカメラの視野角内へ移動するよ
う来訪者に促すとともに、来訪者がドアホン子機のカメ
ラの視野角内にあるか否かを検出(検知)し、視野角外
にある場合には視野角内へ移動するよう来訪者に促すこ
とにより、居室親機の映像モニタに映し出される映像を
もとに来訪者を判断する住戸内に在室中の居住者の視認
性および呼出応答時の防犯性を向上させたテレビドアホ
ン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるテレビドアホン装置は、ドアホン子機
の呼出ボタンを来訪者が押下することにより居室親機の
呼出検出回路にて呼び出しを検出し、信号発生回路を動
作させ親機スピーカにて呼出音を鳴動し、ドアホン子機
の子機マイクおよび子機スピーカと居室親機の親機マイ
クおよび親機スピーカとの間で通話を可能とするととも
に、ドアホン子機のカメラにて撮像された映像を居室親
機の映像モニタに映し出すテレビドアホン装置であっ
て、居室親機には、呼出検出回路にて呼び出しを検出し
たとき起動し予め所定のメッセージを記憶してあるメッ
セージ蓄積回路のメッセージ内容を子機スピーカにて鳴
動させるためのメッセージ送出回路を備えたことを特徴
としている。
【0011】また、本発明によるテレビドアホン装置
は、ドアホン子機の呼出ボタンを来訪者が押下すること
により居室親機の呼出検出回路にて呼び出しを検出し、
信号発生回路を動作させ親機スピーカにて呼出音を鳴動
し、ドアホン子機の子機マイクおよび子機スピーカと居
室親機の親機マイクおよび親機スピーカとの間で通話を
可能とするとともに、ドアホン子機のカメラにて撮像さ
れた映像を居室親機の映像モニタに映し出すテレビドア
ホン装置であって、ドアホン子機には、来訪者がカメラ
の視野角外にあるとき視野角外信号を出力するための人
体センサを備え、居室親機には、視野角外信号を検出す
るためのセンサ検知回路と、センサ検知回路の検出によ
り起動し予め所定のメッセージを記憶してあるメッセー
ジ蓄積回路のメッセージ内容を子機スピーカにて鳴動さ
せるためのメッセージ送出回路とを備えたことを特徴と
している。
【0012】また、本発明によるテレビドアホン装置
は、ドアホン子機の呼出ボタンを来訪者が押下すること
により居室親機の呼出検出回路にて呼び出しを検出し、
信号発生回路を動作させ親機スピーカにて呼出音を鳴動
し、ドアホン子機の子機マイクおよび子機スピーカと居
室親機の親機マイクおよび親機スピーカとの間で通話を
可能とするとともに、ドアホン子機のカメラにて撮像さ
れた映像を居室親機の映像モニタに映し出すテレビドア
ホン装置であって、居室親機には、映像モニタに映し出
される映像の画像量が予め定められた基準画像量より少
ないとき来訪者がカメラの視野角外にあるとして視野角
外信号を出力するための画像量比較回路と、視野角外信
号により起動し予め所定のメッセージを記憶してあるメ
ッセージ蓄積回路のメッセージ内容を子機スピーカにて
鳴動させるためのメッセージ送出回路とを備えたことを
特徴としている。
【0013】このようなテレビドアホン装置によれば、
住戸玄関に居る来訪者により押下されたドアホン子機の
呼出ボタンの呼出操作を検出した居室親機の呼出検出回
路の制御、人体センサからの視野角外信号ををもとに来
訪者がドアホン子機のカメラの視野角外にあることを検
出した居室親機のセンサ検知回路の制御、居室親機の映
像モニタに映し出される映像の画像量に基づき、来訪者
がドアホン子機のカメラの視野角外にあると検出した画
像量比較回路の制御の各制御をもとに、メッセージ蓄積
回路から読み出されメッセージ送出回路より出力したメ
ッセージ内容を、ドアホン子機の子機スピーカにて鳴動
させカメラの視野角内へ移動するよう来訪者に促すこと
ができる。これにより、居室親機の親機スピーカにて鳴
動された呼出音と映像モニタに映し出された映像をもと
に、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者を判断する住
戸内に在室中の居住者の視認性を向上させることができ
るとともに、呼出応答時、例えば、不審者等からの呼び
出しがあった場合の防犯性も向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビドアホ
ン装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例によるテレ
ビドアホン装置の構成を示すブロック図であり、住戸玄
関に設置されるドアホン子機1と、住戸内に設置される
居室親機2とで構成され、ドアホン子機1と居室親機2
は、2線からなる伝送路L1を介して接続されている。
【0016】ドアホン子機1には、当該ドアホン子機を
制御するための制御回路(以下、子機CPUと称す)1
0と、住戸玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者
を呼び出すために押下する呼出ボタン11と、呼出ボタ
ン11の押下操作を検出し呼出信号を出力するための呼
出検出回路(以下、子機呼出検出回路と称す)12と、
呼出操作を行った来訪者の映像を撮像するためのカメラ
13と、カメラ13にて撮像された映像を電気信号に信
号処理するための映像処理回路14と、映像処理回路1
4にて信号処理された電気信号をなす映像信号を変調
(FM変調)するための映像変調回路15と、来訪者が
居住者との通話を成立させるための送話音を収音する子
機マイク16と、来訪者が居住者との通話を成立させる
ための受話音および後述するメッセージ内容を鳴動する
子機スピーカ17と、子機マイク16に収音される送話
音をなす音声信号、子機スピーカ17にて鳴動される受
話音をなす音声信号を適宜に信号処理(4線/2線変
換、2線/4線変換)し通話路を形成するための通話回
路(以下、子機通話回路と称す)18と、子機CPU1
0、映像変調回路15、子機通話回路18と伝送路接続
端子P1に接続される伝送路L1との間の信号伝送ライン
をそれぞれ形成し、諸信号を適宜に信号処理(多重・分
離)して送受信させるための伝送インターフェース回路
(以下、子機伝送I/Fと称す)19とが備えられてい
る。
【0017】居室親機2には、当該居室親機を制御する
ための制御回路(以下、親機CPUと称す)30と、ド
アホン子機1からの呼出信号をもとに住戸玄関に居る来
訪者からの呼び出しを検出するための呼出検出回路(以
下、親機呼出検出回路と称す)31と、呼び出しを検出
した親機呼出検出回路31の制御により起動され後述す
る親機スピーカ39にて呼出音を鳴動させるための呼出
音信号を出力する信号発生回路32と、呼出操作を行っ
た来訪者に対して、例えば、ドアホン子機1の正面に立
たせカメラ13の視野角内へ移動するよう促す内容の所
定のメッセージが予め記憶されているメッセージ蓄積回
路33と、呼び出しを検出した親機呼出検出回路31の
制御により起動され、メッセージ蓄積回路33から読み
出されるメッセージを適宜に信号処理したメッセージ信
号を出力し、メッセージ内容をドアホン子機1の子機ス
ピーカ17にて鳴動させるためのメッセージ送出回路3
4と、ドアホン子機1からの映像信号を復調(FM復
調)するための映像復調回路35と、映像復調回路35
にて復調された映像信号をもとに来訪者の映像を映し出
すための映像モニタ36と、住戸内に在室中の居住者が
来訪者からの呼び出しに応答するために押下するととも
に、当該来訪者との間で成立されている通話を終了させ
るために押下する通話/終話スイッチ37と、居住者が
来訪者との通話を成立させるための送話音を収音する親
機マイク38と、居住者が来訪者との通話を成立させる
ための受話音および上述の呼出音を鳴動する親機スピー
カ39と、親機マイク38に収音される送話音をなす音
声信号、親機スピーカ39にて鳴動される受話音をなす
音声信号を適宜に信号処理(4線/2線変換、2線/4
線変換)し通話路を形成するための通話回路(以下、親
機通話回路と称す)40と、親機CPU30、映像復調
回路35、親機通話回路40と伝送路接続端子P2に接
続される伝送路L1との間の信号伝送ラインをそれぞれ
形成し、諸信号を適宜に信号処理(多重・分離)して送
受信させるための伝送インターフェース回路(以下、親
機伝送I/Fと称す)41とが備えられている。
【0018】このように構成された本発明の第1の実施
例によるテレビドアホン装置において、以下、その動作
について説明する。
【0019】図1のブロック図において、住戸玄関に居
る来訪者が、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために
ドアホン子機1の呼出ボタン11を押下すると、この操
作を検出した子機呼出検出回路12からの呼出信号S1
が、子機CPU10、子機伝送I/F19、伝送路接続
端子P1、伝送路L1、居室親機2の伝送路接続端子P
2、親機伝送I/F41を介して親機CPU30に伝送
される。
【0020】居室親機2の親機CPU30は、ドアホン
子機1からの呼出信号S1を検出し待受状態から呼出状
態に移行され当該呼出信号を親機呼出検出回路31に出
力するとともに、映像復調回路35、映像モニタ36を
それぞれ能動とする。親機呼出検出回路31は、親機C
PU30を介した呼出信号S1をもとに住戸玄関に居る
来訪者からの呼び出しを検出し信号発生回路32、メッ
セージ送出回路34をそれぞれ能動とする。また、信号
発生回路32は、呼出音信号S2を出力し親機スピーカ
39にて呼出音を鳴動させ、住戸内に在室中の居住者に
呼出報知する。さらに、メッセージ送出回路34は、メ
ッセージ蓄積回路33に予め記憶されている所定のメッ
セージ、例えば、「ドアホン子機の正面にお立ち下さ
い。」の内容を含有したメッセージを読み出し、適宜に
信号処理したメッセージ信号S11を出力する。このメッ
セージ信号S11は、親機CPU30、親機伝送I/F4
1、伝送路接続端子P2、伝送路L1、ドアホン子機1の
伝送路接続端子P1、子機伝送I/F19を介して子機
CPU10に伝送される。
【0021】ドアホン子機1のカメラ13、映像処理回
路14、映像変調回路15は、居室親機2をなす呼出状
態の親機CPU30の制御により当該呼出信号と逆の経
路を介して供給されてくる電源(図示、詳述せず)をも
とに、呼出状態の子機CPU10の制御によりそれぞれ
能動となる。また、子機CPU10は、居室親機2から
のメッセージ信号S11を検出し、上述の電源をもとに子
機通話回路18を能動とするとともに、当該メッセージ
信号を、子機通話回路18を介して子機スピーカ17に
出力しメッセージ内容(「ドアホン子機の正面にお立ち
下さい。」)を鳴動させることにより、このメッセージ
内容を確認した住戸玄関に居る来訪者を、図4の動作説
明図に示すようにカメラ13の視野角内へ移動させるこ
とができる。ここで、カメラ13にて撮像された来訪者
の映像は、映像処理回路14にて電気信号に信号処理さ
れた後、映像変調回路15にて変調された映像信号S21
aとして、子機伝送I/F19、伝送路接続端子P1、伝
送路L1、居室親機2の伝送路接続端子P2、親機伝送I
/F41を介して映像復調回路35に伝送され、当該映
像復調回路にて復調された映像信号S21bをもとに、図
4の動作説明図に示すように、当該カメラの視野角内に
あり視認性が高い良好な映像として映像モニタ36に映
し出される。なお、ドアホン子機1の子機通話回路18
は、子機スピーカ17にて上述のメッセージ内容が鳴動
された後、子機CPU10の制御により非能動となり、
当該子機スピーカでのメッセージ内容の鳴動は停止され
る。
【0022】また、居室親機2の親機スピーカ39にて
鳴動された呼出音と映像モニタ36に映し出された良好
な映像をもとに、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者
を判断した住戸内に在室中の居住者が、呼出応答し通話
を成立させるために通話/終話スイッチ37を押下する
と、この操作を検出し呼出状態から通話状態に移行され
た親機CPU30の制御により親機通話回路40が能動
となるとともに、当該親機CPUからの通話検出信号S
31が、上述の呼出信号と逆の経路を介してドアホン子機
1の子機CPU10に伝送される。
【0023】ドアホン子機1の子機CPU10は、居室
親機2からの通話検出信号S31を検出し呼出状態から通
話状態に移行され子機通話回路18を能動とする。これ
により、居住者が用いる居室親機2の親機マイク38お
よび親機スピーカ39と、来訪者が用いるドアホン子機
1の子機マイク16および子機スピーカ17との間の通
話路が形成され、この通話路を介して音声(音声信号)
を送受信させることにより通話(拡声による双方向通
話)が成立する(詳述せず)。
【0024】さらに、住戸内に在室中の居住者が住戸玄
関に居る来訪者との間で成立されている通話を終了させ
るために、居室親機2の通話/終話スイッチ37を(再
度)押下すると、この操作を検出し通話状態から待受状
態に移行された親機CPU30の制御により映像復調回
路35、映像モニタ36、親機通話回路40がそれぞれ
非能動となるとともに、当該親機CPUからの終話検出
信号S32が、上述の通話検出信号S31と同様な経路を介
してドアホン子機1の子機CPU10に伝送される。
【0025】ドアホン子機1の子機CPU10は、居室
親機2からの終話検出信号S32を検出し通話状態から待
受状態に移行されカメラ13、映像処理回路14、映像
変調回路15、子機通話回路18をそれぞれ非能動とす
る。これにより、ドアホン子機1の映像撮像機能および
通話機能、居室親機2の映像再生(映し出し)機能およ
び通話機能がそれぞれ非能動となり、当該テレビドアホ
ン装置は待受状態に復旧する。
【0026】上述のように、本発明の第1の実施例によ
れば、住戸玄関にて呼出操作が行われた呼出時におい
て、呼出検出した居室親機2の親機呼出検出回路31の
制御をもとに、メッセージ蓄積回路33から読み出され
メッセージ送出回路34より出力したメッセージ内容
を、ドアホン子機1の子機スピーカ17にて鳴動させカ
メラ13の視野角内へ移動するよう来訪者に促すことが
できる。これにより、居室親機2の親機スピーカ39に
て鳴動された呼出音と映像モニタ36に映し出された映
像をもとに、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者を判
断する住戸内に在室中の居住者の視認性を向上させるこ
とができるとともに、呼出応答時、例えば、不審者等か
らの呼び出しがあった場合の防犯性も向上させることが
できる。
【0027】次に、上述の第1の実施例と同様な効果を
奏するテレビドアホン装置を、本発明の第2の実施例に
よるテレビドアホン装置として、以下、図面を参照して
説明する。
【0028】図2は、本発明の第2の実施例によるテレ
ビドアホン装置の構成を示すブロック図であり、住戸玄
関に設置され上述の第1の実施例をなすドアホン子機1
の構成各部(図1のブロック図を参照)に、来訪者がカ
メラ13の視野角内にあるか否かを検知し視野角外にあ
る場合に視野角外信号を子機CPU10に出力するため
の人体センサ20を追加したドアホン子機51と、住戸
内に設置され上述の第1の実施例をなす居室親機2の構
成各部(図1のブロック図を参照)に、ドアホン子機5
1からの視野角外信号をもとに来訪者が当該ドアホン子
機のカメラ13の視野角外にあることを検出し、第1の
実施例においてメッセージ送出回路34を起動(能動)
させていた親機呼出検出回路31の代わりに当該メッセ
ージ送出回路を起動(能動)させるためのセンサ検知回
路42を追加した居室親機52とで構成され、ドアホン
子機51と居室親機52は、2線からなる伝送路L51を
介して接続されている。
【0029】このように構成された本発明の第2の実施
例によるテレビドアホン装置において、以下、その動作
について説明する。なお、本発明の第1の実施例と同様
な動作については省略する。
【0030】図2のブロック図において、住戸玄関に居
る来訪者が、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために
ドアホン子機51の呼出ボタン11を押下すると、居室
親機52の親機スピーカ39にて呼出音が鳴動し、住戸
内に在室中の居住者に呼出報知されるとともに、呼出状
態の親機CPU30の制御により映像復調回路35、映
像モニタ36がそれぞれ能動となり、かつ、ドアホン子
機51をなす呼出状態の子機CPU10の制御によりカ
メラ13、映像処理回路14、映像変調回路15、人体
センサ20もそれぞれ能動となる(本発明の第1の実施
例の該当動作を参照)となる。また、人体センサ20
は、呼出操作を行った来訪者がカメラ13の視野角内に
あるか否かを検知し、図5(a)の動作説明図に示すよ
うに来訪者が視野角外にある場合には、当該人体センサ
からの視野角外信号S51が、子機CPU10、子機伝送
I/F19、伝送路接続端子P51、伝送路L51、居室親
機52の伝送路接続端子P52、親機伝送I/F41を介
してセンサ検知回路42に伝送される。さらに、上述の
ように来訪者が視野角外にある場合において、カメラ1
3にて撮像された来訪者の映像は、映像処理回路14に
て電気信号に信号処理された後、映像変調回路15にて
変調された映像信号S52aとして、子機伝送I/F1
9、伝送路接続端子P51、伝送路L51、居室親機52の
伝送路接続端子P52、親機伝送I/F41を介して映像
復調回路35に伝送され、当該映像復調回路にて復調さ
れた映像信号S52bをもとに、カメラ13の視野角外に
あり視認性が低く見切れた来訪者の映像が映像モニタ3
6に映し出される。
【0031】居室親機52のセンサ検知回路42は、ド
アホン子機51からの視野角外信号S51をもとに、住戸
玄関にて呼出操作を行った来訪者がカメラ13の視野角
外にあることを検出しメッセージ送出回路34を能動と
する。また、メッセージ送出回路34は、メッセージ蓄
積回路33に予め記憶されている所定のメッセージ、例
えば、「ドアホン子機の正面にお立ち下さい。」の内容
を含有したメッセージを読み出し、適宜に信号処理した
メッセージ信号S61を出力する。このメッセージ信号S
61は、親機CPU30、親機伝送I/F41、伝送路接
続端子P52、伝送路L51、ドアホン子機51の伝送路接
続端子P51、子機伝送I/F19を介して子機CPU1
0に伝送される。
【0032】ドアホン子機51の子機CPU10は、居
室親機52からのメッセージ信号S61を検出し、呼出状
態の親機CPU30の制御により供給されてくる電源
(図示、詳述せず)をもとに子機通話回路18を能動と
するとともに、当該メッセージ信号を、子機通話回路1
8を介して子機スピーカ17に出力しメッセージ内容
(「ドアホン子機の正面にお立ち下さい。」)を鳴動さ
せる。また、子機スピーカ17にて鳴動されたメッセー
ジ内容を確認した住戸玄関に居る来訪者が、図5(b)
の動作説明図に示すようにカメラ13の視野角内へ移動
すると、人体センサ20からの視野角外信号S51の出力
が停止され、これに起因して居室親機52のメッセージ
送出回路34からのメッセージ信号S61の出力も停止す
ることにより、これを検出した子機CPU10の制御に
より子機通話回路18が非能動となり、当該子機スピー
カでのメッセージ内容の鳴動は停止される。ここで、カ
メラ13にて撮像され、映像処理回路14、映像変調回
路15、子機伝送I/F19、伝送路接続端子P51、伝
送路L51、居室親機52の伝送路接続端子P52、親機伝
送I/F41、映像復調回路35を介して適宜に信号処
理(変調、復調等、映像信号S53a、S53b)された来訪
者の映像は、図5(b)の動作説明図に示すように、当
該カメラの視野角内にあり視認性が高い良好な映像とし
て映像モニタ36に映し出される。
【0033】また、居室親機52の親機スピーカ39に
て鳴動された呼出音と映像モニタ36に映し出された良
好な映像をもとに、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪
者を判断した住戸内に在室中の居住者が、呼出応答し通
話を成立させるために通話/終話スイッチ37を押下す
ると、居住者が用いる親機マイク38および親機スピー
カ39と、来訪者が用いるドアホン子機51の子機マイ
ク16および子機スピーカ17との間の通話路が形成さ
れ、この通話路を介して音声(音声信号)を送受信させ
ることにより通話(拡声による双方向通話)が成立する
(本発明の第1の実施例の該当動作を参照)。
【0034】さらに、住戸内に在室中の居住者が住戸玄
関に居る来訪者との間で成立されている通話を終了させ
るために居室親機52の通話/終話スイッチ37を(再
度)押下すると、ドアホン子機51の映像撮像機能およ
び通話機能、居室親機52の映像再生(映し出し)機能
および通話機能がそれぞれ非能動となり、当該テレビド
アホン装置は待受状態に復旧する(本発明の第1の実施
例の該当動作を参照)。
【0035】上述のように、本発明の第2の実施例によ
れば、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者がドアホン
子機51のカメラ13の視野角内にあるか否かを人体セ
ンサ20にて検知し、当該人体センサからの視野角外信
号をもとに来訪者が視野角外にあることを検出した居室
親機52のセンサ検知回路42の制御をもとに、メッセ
ージ蓄積回路33から読み出されメッセージ送出回路3
4より出力したメッセージ内容を、ドアホン子機51の
子機スピーカ17にて鳴動させカメラ13の視野角内へ
移動するよう来訪者に促すことができる。これにより、
居室親機52の親機スピーカ39にて鳴動された呼出音
と映像モニタ36に映し出された映像をもとに、住戸玄
関にて呼出操作を行った来訪者を判断する住戸内に在室
中の居住者の視認性を向上させることができるととも
に、呼出応答時、例えば、不審者等からの呼び出しがあ
った場合の防犯性も向上させることができる。
【0036】次に、上述の第1、第2の各実施例と同様
な効果を奏するテレビドアホン装置を、本発明の第3の
実施例によるテレビドアホン装置として、以下、図面を
参照して説明する。
【0037】図3は、本発明の第3の実施例によるテレ
ビドアホン装置の構成を示すブロック図であり、住戸玄
関に設置され本発明の第1の実施例をなすドアホン子機
1(図1のブロック図を参照)と同様な構成各部からな
るドアホン子機101と、住戸内に設置され本発明の第
1の実施例をなす居室親機2の構成各部(図1のブロッ
ク図を参照)に、映像復調回路35にて復調された映像
信号をもとに映像モニタ36に映し出される来訪者の映
像の画像量が予め定められた基準画像量よりも少ないと
きに当該来訪者がドアホン子機101のカメラ13の視
野角外であると判断して視野角外信号をメッセージ送出
回路34に出力し、第1の実施例においてメッセージ送
出回路34を起動(能動)させていた親機呼出検出回路
31の代わりに当該メッセージ送出回路を起動(能動)
させるための画像量比較回路43を追加した居室親機1
02とで構成され、ドアホン子機101と居室親機10
2は、2線からなる伝送路L101を介して接続されてい
る。
【0038】このように構成された本発明の第3の実施
例によるテレビドアホン装置において、以下、その動作
について説明する。なお、本発明の第1、第2の各実施
例と同様な動作については省略する。
【0039】図3のブロック図において、住戸玄関に居
る来訪者が、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために
ドアホン子機101の呼出ボタン11を押下すると、居
室親機102の親機スピーカ39にて呼出音が鳴動し、
住戸内に在室中の居住者に呼出報知されるとともに、呼
出状態の親機CPU30の制御により映像復調回路3
5、映像モニタ36がそれぞれ能動となり、かつ、ドア
ホン子機101をなす呼出状態の子機CPU10の制御
によりカメラ13、映像処理回路14、映像変調回路1
5がそれぞれ能動となる(本発明の第1、第2の各実施
例の該当動作を参照)。
【0040】ここで、住戸玄関にて呼出操作を行った来
訪者が、図6(a)の動作説明図に示すように、ドアホ
ン子機101のカメラ13の視野角外にある場合、当該
カメラにて撮像された来訪者の映像は、映像処理回路1
4にて電気信号に信号処理された後、映像変調回路15
にて変調された映像信号S101aとして、子機伝送I/F
19、伝送路接続端子P101、伝送路L101、居室親機1
02の伝送路接続端子P102、親機伝送I/F41を介
して映像復調回路35に伝送される。また、映像復調回
路35は、ドアホン子機101からの映像信号S101aを
復調した映像信号S101bを、映像モニタ36、画像量比
較回路43にそれぞれ出力する。さらに、映像モニタ3
6には、映像復調回路35にて復調された映像信号S10
1bをもとに、ドアホン子機101のカメラ13にて撮像
された来訪者の映像、即ち、図6(a)の動作説明図に
示すように、カメラ13の視野角外にあり視認性が低く
見切れた来訪者の映像が映し出される。
【0041】居室親機102の画像量比較回路43は、
映像復調回路35にて復調された映像信号S101bをもと
に、映像モニタ36に映し出される映像の画像量と予め
定められている基準画像量とを比較し、住戸玄関にて呼
出操作を行った来訪者がドアホン子機101のカメラ1
3の視野角内にあるか否かを判断する。ここでは、図6
(a)の動作説明図に示すように、映像モニタ36に映
し出される映像の画像量が基準画像量よりも少ないこと
に起因して、来訪者がカメラ13の視野角外にあると判
断した画像量比較回路43からの視野角外信号S111が
メッセージ送出回路34に出力される。また、メッセー
ジ送出回路34は、画像量比較回路43からの視野角外
信号S111を検出し能動となり、メッセージ蓄積回路3
3に予め記憶されている所定のメッセージ、例えば、
「ドアホン子機の正面にお立ち下さい。」の内容を含有
したメッセージを読み出し、適宜に信号処理したメッセ
ージ信号S121を出力する。このメッセージ信号S121
は、親機CPU30、親機伝送I/F41、伝送路接続
端子P102、伝送路L101、ドアホン子機101の伝送路
接続端子P101、子機伝送I/F19を介して子機CP
U10に伝送される。
【0042】ドアホン子機101の子機CPU10は、
居室親機102からのメッセージ信号S121を検出し、
呼出状態の親機CPU30の制御により供給されてくる
電源(図示、詳述せず)をもとに子機通話回路18を能
動とするとともに、当該メッセージ信号を子機通話回路
18を介して子機スピーカ17に出力しメッセージ内容
(「ドアホン子機の正面にお立ち下さい。」)を鳴動さ
せる。また、子機スピーカ17にて鳴動されたメッセー
ジ内容を確認した住戸玄関に居る来訪者が、図6(b)
の動作説明図に示すようにカメラ13の視野角内へ移動
すると、カメラ13にて撮像され、映像処理回路14、
映像変調回路15、子機伝送I/F19、伝送路接続端
子P101、伝送路L101、居室親機102の伝送路接続端
子P102、親機伝送I/F41、映像復調回路35を介
して適宜に信号処理(変調、復調等、映像信号S102a、
S102b)された来訪者の映像は、図6(b)の動作説明
図に示すように、当該カメラの視野角内にあり視認性が
高い良好な映像として映像モニタ36に映し出されると
ともに、当該映像モニタに映し出される映像の画像量が
基準画像量よりも多いと判断した画像量比較回路43か
らの視野角外信号S111の出力が停止されることに起因
してメッセージ送出回路34からのメッセージ信号S12
1の出力も停止することにより、これを検出した子機C
PU10の制御により子機通話回路18が非能動とな
り、当該子機スピーカでのメッセージ内容の鳴動は停止
される。
【0043】また、居室親機102の親機スピーカ39
にて鳴動された呼出音と映像モニタ36に映し出された
良好な映像をもとに、住戸玄関にて呼出操作を行った来
訪者を判断した住戸内に在室中の居住者が、呼出応答し
通話を成立させるために通話/終話スイッチ37を押下
すると、居住者が用いる親機マイク38および親機スピ
ーカ39と、来訪者が用いるドアホン子機101の子機
マイク16および子機スピーカ17との間の通話路が形
成され、この通話路を介して音声(音声信号)を送受信
させることにより通話(拡声による双方向通話)が成立
する(本発明の第1、第2の各実施例の該当動作を参
照)。
【0044】さらに、住戸内に在室中の居住者が住戸玄
関に居る来訪者との間で成立されている通話を終了させ
るために居室親機102の通話/終話スイッチ37を
(再度)押下すると、ドアホン子機101の映像撮像機
能および通話機能、居室親機102の映像再生(映し出
し)機能および通話機能がそれぞれ非能動となり、当該
テレビドアホン装置は待受状態に復旧する(本発明の第
1、第2の各実施例の該当動作を参照)。
【0045】上述のように、本発明の第3の実施例によ
れば、住戸玄関にて呼出操作を行った来訪者がドアホン
子機101のカメラ13の視野角内にあるか否かを、居
室親機102の映像モニタ36に映し出される映像の画
像量に基づき画像量比較回路43にて検出し、来訪者が
視野角外にあることを検出した当該画像量比較回路から
の視野角外信号をもとに制御されるメッセージ蓄積回路
33から読み出されメッセージ送出回路34より出力し
たメッセージ内容を、ドアホン子機101の子機スピー
カ17にて鳴動させカメラ13の視野角内へ移動するよ
う来訪者に促すことができる。これにより、居室親機1
02の親機スピーカ39にて鳴動された呼出音と映像モ
ニタ36に映し出された映像をもとに、住戸玄関にて呼
出操作を行った来訪者を判断する住戸内に在室中の居住
者の視認性を向上させることができるとともに、呼出応
答時、例えば、不審者等からの呼び出しがあった場合の
防犯性も向上させることができる。
【0046】なお、本発明の第1、第2、第3の各実施
例では、住戸内に在室中の居住者が住戸玄関に居る来訪
者との通話を成立させるための通話手段として、居室親
機2、52、102の各親機マイク38および親機スピ
ーカ39を用いた拡声による双方向通話を適用させた
が、これに限定されず、親機マイクおよびレシーバから
なるハンドセットを用いた双方向通話も好適され、この
通話手段を適用するにあたり、来訪者からの呼び出しを
報知する呼出音を鳴動させる呼出報知手段として拡声ス
ピーカを居室親機に別途備えるとともに、拡声による双
方向通話時の呼出応答操作、終話操作として備えられた
通話/終話スイッチ37とは異なるハンドセットの取上
げの有無に起因してフックオフ/オンされるフックスイ
ッチを備えることにより、居住者は来訪者とのハンドセ
ット通話を成立させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビドアホン装置によれば、来訪者により住戸玄関
にて呼出操作が行われた呼出時や、呼出操作を行った来
訪者がドアホン子機のカメラの視野角外にある場合にお
いて、居室親機のメッセージ蓄積回路から読み出されメ
ッセージ送出回路より出力したメッセージ内容、例え
ば、「ドアホン子機の正面にお立ち下さい。」の内容
を、ドアホン子機の子機スピーカにて鳴動させカメラの
視野角内へ移動するよう来訪者に促すことができる。こ
れにより、居室親機の親機スピーカにて鳴動された呼出
音と映像モニタに映し出された映像をもとに、住戸玄関
にて呼出操作を行った来訪者を判断する住戸内に在室中
の居住者の視認性を向上させることができるとともに、
呼出応答時、例えば、不審者等からの呼び出しがあった
場合の防犯性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるテレビドアホン装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるテレビドアホン装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるテレビドアホン装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるテレビドアホン装
置をなすドアホン子機の映像撮像機能、居室親機の映像
再生(映し出し)機能をそれぞれ説明するための動作説
明図である。
【図5】本発明の第2の実施例によるテレビドアホン装
置をなすドアホン子機の映像撮像機能および人体検知機
能、居室親機の映像再生(映し出し)機能をそれぞれ説
明するための動作説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例によるテレビドアホン装
置をなすドアホン子機の映像撮像機能、居室親機の映像
再生(映し出し)機能をそれぞれ説明するための動作説
明図である。
【図7】従来のテレビドアホン装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来のテレビドアホン装置をなすドアホン子機
の映像撮像機能、居室親機の映像再生(映し出し)機能
をそれぞれ説明するための動作説明図である。
【符号の説明】
1、51、101・・・・・ドアホン子機 2、52、102・・・・・居室親機 11・・・・・呼出ボタン 13・・・・・カメラ 16・・・・・子機マイク 17・・・・・子機スピーカ 20・・・・・人体センサ 31・・・・・呼出検出回路 32・・・・・信号発生回路 33・・・・・メッセージ蓄積回路 34・・・・・メッセージ送出回路 36・・・・・映像モニタ 38・・・・・親機マイク 39・・・・・親機スピーカ 42・・・・・センサ検知回路 43・・・・・画像量比較回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子機(1)の呼出ボタン(11)
    を来訪者が押下することにより居室親機(2)の呼出検
    出回路(31)にて呼び出しを検出し、信号発生回路
    (32)を動作させ親機スピーカ(39)にて呼出音を
    鳴動し、前記ドアホン子機の子機マイク(16)および
    子機スピーカ(17)と前記居室親機の親機マイク(3
    8)および前記親機スピーカとの間で通話を可能とする
    とともに、前記ドアホン子機のカメラ(13)にて撮像
    された映像を前記居室親機の映像モニタ(36)に映し
    出すテレビドアホン装置であって、 前記居室親機には、前記呼出検出回路にて呼び出しを検
    出したとき起動し予め所定のメッセージを記憶してある
    メッセージ蓄積回路(33)のメッセージ内容を前記子
    機スピーカにて鳴動させるためのメッセージ送出回路
    (34)を備えたことを特徴とするテレビドアホン装
    置。
  2. 【請求項2】ドアホン子機(51)の呼出ボタン(1
    1)を来訪者が押下することにより居室親機(52)の
    呼出検出回路(31)にて呼び出しを検出し、信号発生
    回路(32)を動作させ親機スピーカ(39)にて呼出
    音を鳴動し、前記ドアホン子機の子機マイク(16)お
    よび子機スピーカ(17)と前記居室親機の親機マイク
    (38)および前記親機スピーカとの間で通話を可能と
    するとともに、前記ドアホン子機のカメラ(13)にて
    撮像された映像を前記居室親機の映像モニタ(36)に
    映し出すテレビドアホン装置であって、 前記ドアホン子機には、前記来訪者が前記カメラの視野
    角外にあるとき視野角外信号を出力するための人体セン
    サ(20)を備え、 前記居室親機には、前記視野角外信号を検出するための
    センサ検知回路(42)と、前記センサ検知回路の検出
    により起動し予め所定のメッセージを記憶してあるメッ
    セージ蓄積回路(33)のメッセージ内容を前記子機ス
    ピーカにて鳴動させるためのメッセージ送出回路(3
    4)とを備えたことを特徴とするテレビドアホン装置。
  3. 【請求項3】ドアホン子機(101)の呼出ボタン(1
    1)を来訪者が押下することにより居室親機(102)
    の呼出検出回路(31)にて呼び出しを検出し、信号発
    生回路(32)を動作させ親機スピーカ(39)にて呼
    出音を鳴動し、前記ドアホン子機の子機マイク(16)
    および子機スピーカ(17)と前記居室親機の親機マイ
    ク(38)および前記親機スピーカとの間で通話を可能
    とするとともに、前記ドアホン子機のカメラ(13)に
    て撮像された映像を前記居室親機の映像モニタ(36)
    に映し出すテレビドアホン装置であって、 前記居室親機には、前記映像モニタに映し出される映像
    の画像量が予め定められた基準画像量より少ないとき前
    記来訪者が前記カメラの視野角外にあるとして視野角外
    信号を出力するための画像量比較回路(43)と、前記
    視野角外信号により起動し予め所定のメッセージを記憶
    してあるメッセージ蓄積回路(33)のメッセージ内容
    を前記子機スピーカにて鳴動させるためのメッセージ送
    出回路(34)とを備えたことを特徴とするテレビドア
    ホン装置。
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