JP2002204132A - 高精度差動型スイッチト電流源 - Google Patents

高精度差動型スイッチト電流源

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スイッチト電流源を、大電流を高速且つ高精度
で異なる負荷に差動的にスイッチングするために提供す
る。 【解決手段】スイッチト電流源は、差動増幅器と、電圧
増幅器135と、フィードバック増幅器の周波数応答を
補償し、遷移中のノードの電位を保持するコンデンサ1
40とを含む。差動増幅器は、出力電圧の一方を供給す
るため、入力電流にそれぞれ接続された2つのトランジ
スタを含む。第1及び第2のトランジスタ105,11
0は第1から第4 115,120,125,130の
スイッチにより制御される。第1及び第2のスイッチ1
15,120は、閉じたときに第1と第2のトランジス
タ105,110をそれぞれオンにする。第3及び第4
のスイッチ125,130は、閉じたときに第1及び第
2のトランジスタ105,110をそれぞれプルダウン
する、プルダウンすることにより、動作速度及び精度を
向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流源に関する。よ
り具体的には、本発明は、高精度の電流を異なる負荷に
差動的にスイッチングする、大電流、高速度、高精度の
電流ドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】高精度の電流源は、100BaSeTX
ネットワーク内の変換器の駆動に使用される電流の供
給、デジタル−アナログ変換器での使用等の様々な動作
に必要とされている。従来、カスコード型(cascode)
カレントミラーの電流源が使用されている。
【0003】従来のタイプの電流源の1つに、被制御カ
スコード型(regulated cascode)カレントミラーがあ
る。図1は従来の被制御カスコード型カレントミラーの
回路図である。
【0004】図1に示すように、このカレントミラーは
入力ノード1、第1のミラートランジスタ3、第2のミ
ラートランジスタ5、出力トランジスタ7、電圧増幅器
9、及び出力ノード11を有する。電圧増幅器9は好ま
しくは差動増幅器である。第1のミラートランジスタ3
のドレイン及びゲートは入力ノード1に接続され、ソー
スはグランドに接続されている。第2のミラートランジ
スタ5のゲートは第1のミラートランジスタ5のゲート
に接続され、ドレインは出力トランジスタ7のソースに
接続され、ソースはグランドに接続されている。出力ト
ランジスタ7のゲートは電圧増幅器9の出力に接続さ
れ、ソースは第2のトランジスタ5のドレインに接続さ
れ、ドレインは出力ノード11に接続されている。電圧
増幅器9の非反転入力は参照電圧Vrefに接続され、
反転入力は出力トランジスタ7のソースに接続されてい
る。入力ノードは入力電流IINを取り込み、出力ノー
ド11は出力電流IOUTを供給する。
【0005】図1に示した被制御カスコード型カレント
ミラーの動作を以下に記載する。入力電流IINは、先
ず、入力ノード1に供給される。ミラートランジスタ3
及び5の両方のゲートが入力ノード1に接続されている
ので、この電流入力を取り込むとトランジスタ3及び5
の両方がオンになる。2つのミラートランジスタ3及び
5は共通のゲート電圧及び共通のソース電圧(両方のソ
ースが接地されている)を持つのでそれらのゲート-ソー
ス電圧は同じである。また、第1のミラートランジスタ
3では、ゲート及びドレインは相互接続されているので
ドレイン-ソース電圧はゲート-ソース電圧と同じであ
る。
【0006】第2のミラートランジスタ5を流れる電流
は、該第2のミラートランジスタ5のドレイン-ソース
電圧と第1のミラートランジスタ3のそれとの差に依存
する。もし2つのドレイン-ソース電圧が同じであれ
ば、第1及び第2のミラートランジスタ3及び5を通過
する電流は同じになる。第2のミラートランジスタ5の
ドレイン-ソース電圧が増加するにつれ、それを通過す
る電流も増加し、回路の利得が大きくなる。同様に、第
2のミラートランジスタ5のドレイン-ソース電圧が減
少するにつれ、それを通過する電流が減少し、回路の利
得が小さくなる。
【0007】出力トランジスタ7及び電圧増幅器9はそ
のとき、第1及び第2のミラートランジスタ3及び5に
よって形成されるカレントミラーの出力を、この技術分
野では周知のフィードバックループを用いて調整する。
【0008】しかしながら、図1のカレントミラーは出
力電流が1つだけである。多くの用途、例えば、デジタ
ル−アナログ変換器、100BaSeTXネットワーク
内の駆動用変換器では、1つの入力電流に基づいた複数
の出力電流ラインが要求される。この複数の出力を提供
する1つの方法は、差動増幅器を電流分割器として使用
することである。
【0009】図2は電流分割器として使用される従来の
差動増幅器を示す回路図である。図2に示すように、差
動増幅器は入力ノード21、第1及び第2のトランジス
タ23及び25、第1及び第2の制御ノード27及び2
9、第1及び第2の出力ノード31及び33を含む。第
1のトランジスタ23のソースは入力ノード21に接続
され、ドレインは第1の出力ノード31に接続され、ゲ
ートは第1の制御ノード27に接続されている。第2の
トランジスタ25のソースは入力ノード21に接続さ
れ、ドレインは第2の出力ノード33に接続され、ゲー
トは第1の制御ノード29に接続されている。第1の制
御ノード27は第1の制御信号Cを受け取り、第1の
トランジスタ23のゲートに第1の制御信号Cを供給
することによって該第1のトランジスタ23の動作を制
御する。第1の制御ノード29は第2の制御信号C
受け取り、第2のトランジスタ25のゲートに第2の制
御信号Cを供給することによって該第2のトランジス
タ25の動作を制御する。入力ノード21は入力電流I
INを受け取り、第1の出力ノード31は第1のトラン
ジスタ23がオンになったとき第1の出力電流I
OUT1を供給し、第2の出力ノード33は第2のトラ
ンジスタ25がオンになったとき第2の出力電流I
UT2を供給する。
【0010】図2の電流分割器としての差動増幅器の動
作を以下に記載する。差動増幅器は、第1及び第2の制
御信号C及びCの値に応じ、また、第1及び第2の
トランジスタ23及び25がオンになったか否かに応
じ、2つの出力ノード31及び33で異なる出力を供給
することができる。2つのトランジスタ23及び25の
それぞれがオンになるとき、入力電流IINの一部ある
いは全部がそれを通ってそれぞれの出力ノード31ある
いは33に流れることができる。表1は、CとC
起こり得る組み合わせについての出力電流IOUT1
びIOUT2を示している。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示すように、もしCとCが両方
とも「0」であれば、第1及び第2のトランジスタ23
及び25はオフとなり、電流はどちらのトランジスタも
流れることはできない。その結果、第1及び第2の出力
ノード31及び33における電流IOUT1及びI
OUT2は両方とも0になる。もし、Cが「0」、C
が「1」であれば、第1のトランジスタはオフにな
り、第2のトランジスタはオンになる。従って、入力電
流は第2のトランジスタ25を流れることができるが、
第1のトランジスタ23を流れることはできない。その
結果、第1の出力ノード31における電流IOUT1
0になり、第2の出力ノード33における電流I
OUT2はIINになる。同様に、もしCが「1」、
が「0」であれば、第1のトランジスタはオンにな
り、第2のトランジスタはオフになる。入力電流は、第
1のトランジスタ23を流れることはできるが、第2の
トランジスタ25を流れることはできない。その結果、
第1の出力ノード31における電流I UT1はIIN
になり、第2の出力ノード33における電流IOUT2
は0になる。最後に、もしCとCが両方とも「1」
であれば、第1のトランジスタ23及び第2のトランジ
スタ25はオンになり、入力電流IINは第1のトラン
ジスタ23及び第2のトランジスタ25の両方を流れる
ことができる。その結果、第1の出力ノード31におけ
る電流IOUT1及び第2の出力ノード33におけるI
OUT2は、両方ともIIN/2になる。
【0013】電流の分割を高精度にするため、導通して
いるトランジスタを飽和させておくことが好ましい。
【0014】もし、2つの出力電流IOUT1とI
OUT2との間の差を、このような起こり得る制御入力
状態のそれぞれについて取れば、3つの異なる電流、+
IN、−IIN、0を得ることができる。それによ
り、1つの入力電流を複数の異なる出力電流に変換する
ことができる。同様にして、出力電流を電圧に変換し、
出力電圧間の差を取ることによって、制御信号C及び
の値に応じて3つの異なる出力電圧を生成すること
ができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の差動増幅器電流源は、入力ノード21から電流源
に直列に配置され、デジタル制御されるトランジスタ2
3及び25のため、出力における電圧振幅を充分に大き
くすることはできない。それは、第1及び第2のトラン
ジスタ23及び25を飽和状態に維持しなければならな
いのであるが、電圧振幅が大きくなりすぎると、第1及
び第2のトランジスタ23及び25が飽和状態から外れ
てしまうという理由による。
【0016】従って、本発明の目的は、異なる負荷に対
し、高精度且つ差動的にスイッチングされる電流を供給
する従来技術の様々な欠点を克服するか、あるいは少な
くとも最小限度にすることである。
【0017】本発明の他の目的は、所望の精度を保ちな
がら、様々な出力の間で高速にスイッチングすることが
可能であり、差動的にスイッチされる電流源を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様によ
れば、電流入力、第1のノードに接続された第1の制御
入力、第2のノードに接続された第2の制御入力、及び
第1及び第2の電流出力を有する差動増幅器と、参照電
圧に接続された第1の増幅器入力、前記電流入力に接続
された第2の増幅器入力、及び増幅器出力ノードに接続
された増幅器出力を有する電圧増幅器と、前記増幅器出
力ノードと前記第1のノードの間に接続され、第1の制
御入力によって制御される第1のスイッチと、前記増幅
器出力ノードと前記第2のノードの間に接続され、第2
の制御入力によって制御される第2のスイッチと、参照
ノードと前記第1のノードの間に接続され、第3の制御
入力によって制御される第3のスイッチと、前記参照ノ
ードと前記第2のノードの間に接続され、第4の制御入
力によって制御される第4のスイッチとを備えるスイッ
チト電流源が提供される。
【0019】本発明の別の態様によれば、前記電流入力
に第1の電流を供給するための第1の電流源が提供さ
れ、該第1の電流源は、第2の電流源と、該第2の電流
源に接続され、第1の電流を前記電流入力ノードに供給
する第1のカレントミラーとを含む。
【0020】本発明の更に別の態様によれば、前記差動
増幅器は、ゲートが前記第1のノードに接続され、ソー
スが前記電流入力ノードに接続され、ドレインが前記第
1の電流出力に接続された第1の差動トランジスタと、
ゲートが前記第2のノードに接続され、ソースが前記電
流入力に接続され、ドレインが前記第2の電流出力に接
続された第2の差動トランジスタとを含む。
【0021】本発明の更に別の態様によれば、ゲートが
第1の中間ノードに接続され、ソースが入力ノードに接
続され、ドレインが第1の出力ノードを形成する第1の
差動トランジスタと、ゲートが第2の中間ノードに接続
され、ソースが前記入力ノードに接続され、ドレインが
第2の出力ノードを形成する第2の差動トランジスタ
と、参照電圧に接続された第1の増幅器入力、前記電流
入力に接続された第2の増幅器入力、及び増幅器出力を
有する電圧増幅器と、前記増幅器出力ノードと前記第1
の中間ノードの間に接続され、ゲートが前記第1の制御
入力に接続された第1のスイッチングトランジスタと、
前記電圧増幅器と前記第2の中間ノードの間に接続さ
れ、ゲートが第2の制御入力に接続された第2のスイッ
チングトランジスタと、前記入力ノードと前記第1の中
間ノードの間に接続され、ゲートが第3の制御入力に接
続された第3のスイッチと、前記入力ノードと前記第2
の中間ノードの間に接続され、ゲートが第4の制御入力
に接続された第4のスイッチングトランジスタとを備え
るスイッチト電流源が提供される。
【0022】上記の目的及び他の目的ならびに本発明の
利点は、以下の記載及び添付の図面から明確になるであ
ろう。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、差動的にスイッチされ
る電流源の速度及び精度を改善するために新規なスイッ
チング構成を用いている。
【0024】図3は、本発明の第1の好ましい実施形態
に従う差動電流スイッチを示している。図3に示すよう
にスイッチト電流源(switched current source)は、
第1及び第2の差動トランジスタ105及び110、第
1から第4のスイッチ115、120、125及び13
0、電圧増幅器135、及びコンデンサ140を含む。
【0025】第1の差動トランジスタ105のソースは
入力ノードNに接続され、ドレインは第1の出力ノー
ドNに接続され、ゲートは第1の制御ノードNに接
続されている。第2の差動トランジスタ110のソース
は入力ノードNに接続され、ドレインは第2の出力ノ
ードNに接続され、ゲートは第2の制御ノードN
接続されている。この接続により、第1及び第2の差動
トランジスタ105及び110は差動増幅器を形成す
る。本実施形態では、入力電流IINが等しく分割され
るように第1及び第2の差動トランジスタ105及び1
10のパラメータは同じ値に選択される。別の実施形態
では、両方の差動トランジスタがオンになったときに所
望の電流分割比を得るため異なるパラメータを用いても
よい。
【0026】電圧増幅器135の非反転入力は参照電圧
に接続され、反転入力は入力ノードNに接続され、出
力は増幅器出力ノードNに接続されている。コンデン
サ140は増幅器出力ノードNとグランドの間に接続
され、遷移中の増幅器出力ノードの電位を保持するため
に、また、必要に応じて出力電流のエッジをなだらかに
するためにフィードバック増幅器の周波数応答を補償す
る。
【0027】第1のスイッチ115は第1の制御ノード
と増幅器出力ノードNの間に接続され、第1の制
御信号Sによって制御される。第2のスイッチ120
は、第2の制御ノードNと増幅器出力ノードNの間
に接続され第2の制御信号S によって制御される。第
3のスイッチ125は、第1の制御ノードNと入力ノ
ードNの間に接続され、第3の制御信号Sによって
制御される。第4のスイッチ130は、第2の制御ノー
ドNと入力ノードNの間に接続され、第4の制御信
号Sによって制御される。
【0028】第1及び第2のスイッチ115及び120
は、選択されたトランジスタが入力電流IINの一部あ
るいは全部を出力ノードN及びNの一方または両方
に流すことを可能にするために、第1及び第2の差動ト
ランジスタ105及び110の一方または両方を選択す
るように動作する。第3及び第4のスイッチ125及び
130は、第1及び第2の差動トランジスタ105及び
110を、それらが選択されないときにはそれぞれ急速
にプルダウンさせるように動作するので、トランジスタ
ゲートが浮いたままになることはない。この新規な構成
は、システムの動作速度及び効率を向上させ、より高い
スイッチング精度を可能にするものである。
【0029】第1及び第3のスイッチ115及び125
はそれらの個々の機能により、第2及び第4のスイッチ
120及び130と同様、常に反対の位置にある。即
ち、第1のスイッチ115が開いているときには第3の
スイッチ125が閉じており、第1のスイッチ115が
閉じているときには第3のスイッチ125は開いてい
る。これと同じ関係が第2及び第4のトランジスタ12
0及び130の間に存在する。その理由は、例えば、第
1の差動トランジスタ105の動作を見れば明らかであ
る。第1の差動トランジスタ105を能動化するときに
は、該第1の差動トランジスタ105がオンになるよう
に第1のスイッチ115を閉じる。第1の差動トランジ
スタ105はオンになりプルダウンされることは無いの
で、第3のスイッチ125は開いたままである。同様
に、第1の差動トランジスタ105を非能動化するとき
には、該第1の差動トランジスタ105をオフ状態に置
くために第1のスイッチ115を開いたままにする。次
に、第1の差動トランジスタ105をプルダウンさせ、
且つそのゲートが浮くことがないようにするために第3
のスイッチ125を閉じる。そうしないとそれが非能動
化され、ゲートが浮くからである。
【0030】この構成により、第1及び第3のスイッチ
115及び125の両方が閉じたり、両方が開いたりす
る状況は起こらない。もし両方が閉じると、この回路
は、第1の差動トランジスタ105を駆動し且つ同時に
プルダウンさせることになる。もし両方が開くと、第1
の差動トランジスタ105はオンにならず、そのゲート
が浮くことになる。これらの状態はいずれもスイッチト
電流源の動作には不都合であり、避けなければならな
い。同様の理由により、第2及び第4のスイッチ120
及び130の両方が閉じたり、両方が開いたりする状況
は起こらない。
【0031】第1及び第3のスイッチ115及び125
の間、及び第2及び第4のスイッチ120と130の間
のこの関係により、第1から第4のスイッチ115、1
20、125及び130を適切に制御するために必要と
されるものは2つの制御信号S及びSだけである。
第1の制御信号Sは、実際には第1の制御信号S
び第3の制御信号Sの両方のソースとして用いること
ができる。同様に、第2の制御信号Sは第2の制御信
号S及び第4の制御信号Sの両方のソースとして用
いることができる。全てのスイッチを同じ方法で制御す
る場合には、制御信号S及びSをそれぞれ得るに
は、第1及び第2の制御信号S及びSをそれぞれイ
ンバータに通す必要がある。しかし、第1及び第3のス
イッチが互いに反対の信号で能動化され、第2及び第4
のスイッチが互いに反対の信号で能動化されるというよ
うにスイッチを構成すれば、第1及び第2の制御信号S
及びSは、そのまま第3及び第4の制御信号S
びSとして直接機能することができる。即ち、もし第
1のスイッチ115が「ハイ」信号によって開き、「ロ
ー」信号によって閉じ、第3のスイッチが「ロー」信号
によって開き、「ハイ」信号によって閉じれば、同じ制
御信号を2つのスイッチに用いることができる。
【0032】図3のスイッチト電流源の動作を以下に記
載する。スイッチト電流源は、第1から第4の制御信号
からSの値、及び第1及び第2の差動トランジス
タ105及び110がオンになったか否かに応じて、第
1及び第2の出力ノードN及びNに異なる出力を供
給する。2つのトランジスタ105及び110の各々が
オンになると、入力電流IINの一部あるいは全部がそ
れを通りそれぞれの出力ノードNあるいはNに流れ
ることができる。表2は、SからSの起こり得る組
み合わせについて出力電流IOUT1及びIOUT2
示している。
【0033】
【表2】
【0034】表2に示すように、もしSとSが両方
とも「0」であり、SとSが両方とも「1」であれ
ば、第1及び第2のスイッチ115及び120は開き、
第3及び第4のスイッチ125及び130は閉じる。従
って、第1及び第2の差動トランジスタ105及び11
0は両方ともオフとなり、それらのゲートが浮かないよ
うにするため急速にプルダウンされる。その結果、電流
はいずれのトランジスタも流れることができず、第1及
び第2の出力ノードN及びNの電流IOU T1及び
OUT2は、両方とも0になる。
【0035】もしSが「1」、Sが「0」であり、
が「0」、Sが「1」であれば、第1及び第4の
スイッチ115及び130は閉じ、第2及び第3のスイ
ッチ120及び125は開く。従って、第1の差動トラ
ンジスタ105はオンとなり、また、第2の差動トラン
ジスタ110はオフとなり、浮かないように急速にプル
ダウンされる。従って入力電流IINは第1の差動トラ
ンジスタ105を流れることはできるが、第2の差動ト
ランジスタ110を流れることはできない。その結果、
第1の出力ノードNにおける電流IOUT1はIIN
に等しくなり、第2の出力ノードNにおける電流I
OUT2は0になる。
【0036】同様に、もしSが「0」、Sが「1」
であり、Sが「1」、Sが「0」であれば、第1及
び第4のスイッチ115及び130は開き、第2及び第
3のスイッチ120及び125は閉じる。この場合、第
2の差動トランジスタ110はオンとなり、また、第1
の差動トランジスタ105はオフとなり、浮かないよう
に急速にプルダウンされる。従って入力電流IINは第
2の差動トランジスタ110を流れることはできるが、
第1の差動トランジスタ105を流れることはできな
い。その結果、第1の出力ノードNにおける電流I
OUT1は0になり、第2の出力ノードNにおける電
流IOUT2はIINになる。
【0037】最後に、もしSとSが両方とも「1」
であり、SとSが両方とも「0」であれば、第1及
び第2のスイッチ115及び120は閉じ、また、第3
及び第4のスイッチ125及び130は開く。従って、
第1の差動トランジスタ105及び第2の差動トランジ
スタ110はオンになり、入力電流IINは第1の差動
トランジスタ105及び第2の差動トランジスタ110
の両方を流れることができる。2つのトランジスタは類
似したパラメータを有するので、電流はそれらの間を等
しく流れ、それにより第1の出力ノードN2における電
流IOUT1及び第2の出力ノードNにおける電流I
OUT2は、両方ともIIN/2に等しくなる。
【0038】一般的な差動増幅器を用いれば、2つの出
力電流IOUT1とIOUT2との間の差を取ることに
より、3つの独立した電流+IIN、−IIN、0が可
能になる。それにより、1つの入力電流を複数の出力電
流に変換することができる。また、出力電流を電圧に変
換し、出力電圧の差を取る一般的構成を用いれば、制御
信号SからSの値に応じた3つの異なる出力電圧を
生成することができる。
【0039】図4は、本発明の第2の好ましい実施形態
による差動電流スイッチを示している。図4の回路は、
第4及び第5のスイッチの接続を除き、図3の回路とほ
ぼ同じである。
【0040】第1の好ましい実施形態と同様、第1のス
イッチ115は第1の制御ノードN と増幅器出力ノー
ドNの間に接続され、第1の制御信号Sによって制
御される。同様に、第2のスイッチ120は第2の制御
ノードNと増幅器出力ノードNの間に接続され、第
2の制御信号Sによって制御される。
【0041】しかし、第3のスイッチ125は第1の制
御ノードNと参照ノードNの間に接続されるが、第
3の制御信号Sによって制御される。第4のスイッチ
130は第2の制御ノードNと参照ノードNの間に
接続され、第4の制御信号S によって制御される。こ
の参照ノードNをグランドに接続してもよい。
【0042】図5は、本発明の第3の好ましい実施形態
によるスイッチト電流源を示している。図5に示す回路
は、差動電流スイッチ200に入力電流IINを供給す
るように動作する、第1の電流源250、第1のミラー
トランジスタ255、及び第2のミラートランジスタ2
60を含む点を除けば、図3に示した第1の好ましい実
施形態と同様である。また、差動電流スイッチ200で
は、第1から第4のスイッチ115、120、125及
び130は第1から第4のスイッチングトランジスタ2
15、220、225及び230に置き換えられてい
る。本実施形態では、スイッチングトランジスタは好ま
しくはMOSトランジスタである。
【0043】第1の電流源250は、第1のミラートラ
ンジスタ255のドレインにIの電源電流を供給し、
また、第1の参照電圧Vref1に接続される。第1及
び第2のミラートランジスタ255及び260はカレン
トミラーとして相互に接続される。第1のミラートラン
ジスタ255のゲートとドレインは相互に接続され、ま
た、第2のミラートランジスタ260のゲートは第1の
ミラートランジスタ255のゲートに接続される。第1
及び第2のミラートランジスタ255及び260のソー
スは両方ともグランドに接続されている。
【0044】第1及び第2のミラートランジスタ255
及び260によって形成されるカレントミラーは、第1
の電流源250から電源電流Iを受け取り、第1のノ
ードNに入力電流IINを供給する。
【0045】図5のカレントミラーでは、第2のミラー
トランジスタ260は第1のミラートランジスタ255
と実質的に均等なドレイン-ソース電圧を持つことが要
求される。この電圧均等性を向上させるために、オンに
なった作動増幅器を一周するように負帰還ループを閉じ
る。この帰還ループは、第1及び第2の差動トランジス
タ105及び110の共通のソースを電圧増幅器135
を介して第1及び第2の差動トランジスタのそれぞれの
ゲート(どちらがオンになるかに依存して)に接続する。
このようにして、差動トランジスタ105及び110の
一方または両方がオンになる、可能な設定の間、図5の
回路は、出力ノードN及びNの一方または両方に対
し、高振幅、高精度の被制御カスコード型カレントミラ
ーを形成する。
【0046】電圧増幅器135の非反転入力は、実質的
に第1のミラートランジスタ255のドレイン−ソース
電圧に等しい第2の参照電圧Vref2に接続される。
【0047】図6から図8は、第1から第4のスイッチ
ングトランジスタ215、220、225及び230を
様々に設定したときの図5の回路の動作を示す回路図で
ある。図6から図8は、それぞれスイッチングトランジ
スタ215、220、225及び230の1つの特定の
設定だけを表しており、また、スイッチングトランジス
タ215、220、225及び230を、該特定の設定
に関して機能的に等価なもので置き換えている。例え
ば、”オン”トランジスタを短絡回路で、また、”オ
フ”トランジスタを開放回路で置き換えている。更に、
回路の動作をより明瞭にするため、図6から図8ではそ
れぞれ、スイッチングにより短絡されている回路部分及
びオフになっている作動トランジスタは省略している。
【0048】図6は、Sは「0」、Sは「1」、S
は「0」、Sは「1」のように制御信号が設定され
たときの状態を示している。この場合、第1及び第4の
スイッチングトランジスタ215及び230はオンにな
り、第2及び第3のスイッチングトランジスタ220及
び225はオフになる。従って第1の差動トランジスタ
105はオンになり、また、第2の差動トランジスタ1
10はオフになり、浮かないように急速にプルダウンさ
れる。
【0049】図6に示すように、上記スイッチ設定の結
果、回路は実質的に第1の差動トランジスタ105、第
1及び第2のミラートランジスタ255及び260、電
圧増幅器135、及びコンデンサ145からなる被制御
カスコード型カレントミラーとなる。この回路では、入
力電流IINは第1の差動トランジスタ105を流れる
ことはできるが第2の差動トランジスタ110を流れる
ことはできない。その結果、第1の出力ノードNにお
ける電流IOUT1はIINになり、また、第2の出力
ノードN(図6には示されていない)における電流I
OUT2は0になる。
【0050】同様に、図7は、Sは「1」、S
「0」、Sは「1」、Sは「0」のように制御信号
が設定されたときの状態を示している。この場合、第1
及び第4のスイッチングトランジスタ215及び230
はオフになり、第2及び第3のスイッチングトランジス
タ220及び225はオンになる。従って第2の差動ト
ランジスタ110はオンになり、また、第1の差動トラ
ンジスタ105はオフになり、浮かないように急速にプ
ルダウンされる。
【0051】図7に示すように、上記スイッチ設定の結
果、回路は、実質的に第2の差動トランジスタ110、
第1及び第2のミラートランジスタ255及び260、
電圧増幅器135、及びコンデンサ145からなる被制
御カスコード型カレントミラーとなる。この回路では、
入力電流IINは第2の差動トランジスタ110を流れ
ることはできるが第1の差動トランジスタ105を流れ
ることはできない。その結果、第1の出力ノードN
(図7には示されていない)における電流IOU T1
はゼロになり、また、第2の出力ノードNにおける電
流IOUT2はI になる。
【0052】図8は、Sが「0」、Sが「0」、S
が「0」、Sが「0」の状態を示している。この場
合、第1及び第2のスイッチングトランジスタ215及
び220はオンになり、第3及び第4のスイッチングト
ランジスタ225及び230はオフになる。この設定で
は、第1及び第2の差動トランジスタ105及び110
の両方がオンになる。
【0053】図8に示すように、上記スイッチ設定の結
果、回路は、実質的に第1及び第2の差動トランジスタ
105及び110、第1及び第2のミラートランジスタ
255及び260、電圧増幅器135、及びコンデンサ
145からなる2−出力被制御カスコード型カレントミ
ラーとなる。この回路では、入力電流IINは第1の差
動トランジスタ105及び第2の差動トランジスタ11
0の両方を流れることができる。その結果、第1の出力
ノードNにおける電流IOUT1及び第2の出力ノー
ドNにおける電流IOUT2は、両方ともIIN/2
になる。
【0054】図9は、本発明の第4の好ましい実施形態
によるスイッチト電流源を示している。本実施形態は、
以下に記載する点を除き、第3の好ましい実施形態と同
様である。図9の回路は、差動電流スイッチ300内の
第1の電流源250及び電圧増幅器135をより具体的
に表している。第4の好ましい実施形態では、第1の電
流源250は第2の電流源305、第3及び第4のミラ
ートランジスタ310及び315からなる。電圧増幅器
135は、第1及び第2の増幅トランジスタ320及び
325を含む反転増幅器である。
【0055】図9に示すように、第4の実施形態は、第
1及び第2のミラートランジスタ255及び260によ
って形成されるカレントミラーが入力ノードNに適切
な入力電流IINを供給するために、ソース電流I
正しく写し出していることを確認するように動作する。
図5の回路と同様、第2のミラートランジスタ260は
第1のミラートランジスタ255と実質的に均等なドレ
イン-ソース電圧を有することが要求される。この電圧
均等性を高精度に実現するために、オンになった作動増
幅器を一周するように負帰還ループを閉じる。この帰還
ループは、電圧増幅器135内の第1及び第2の増幅ト
ランジスタ320及び325を介し(いずれがオンにな
っているかにより)、第1及び第2の差動トランジスタ
105及び110の共通のソースを第1及び第2の差動
トランジスタのそれぞれのゲートに接続する。
【0056】電圧増幅器135では、第1の増幅トラン
ジスタ320は好ましくはPMOSトランジスタであ
り、第2の増幅トランジスタは好ましくはNMOSトラ
ンジスタである。本実施形態では、第1の増幅トランジ
スタ320のゲートを第2の電流源305に接続し、第
1の増幅器トランジスタ320が電流源として動作する
ことを可能にする。
【0057】第2の増幅トランジスタ325のサイズ
と、第1及び第2の増幅トランジスタ320及び325
を流れる電流は以下の式を満たす値に設定される。 VGS325=VDS255 (1) ここで、VGS325は第2の増幅トランジスタ325
のゲート−ソース電圧であり、VDS255は第1のミ
ラートランジスタ255のドレイン−ソース電圧であ
る。
【0058】図5の回路と同様、差動トランジスタ10
5及び110の一方または両方をオンにすることができ
る設定のそれぞれにおいて、図9の回路は出力ノードN
及びNの一方または両方に対し、高振幅、高精度の
被制御カスコード型カレントミラーを形成する。
【0059】図10から図12は、第1から第4のスイ
ッチングトランジスタ215、220、225及び23
0の様々な設定についての図9の回路の動作を示す回路
図である。図6から図8と同様、図10から図12のそ
れぞれは、それぞれスイッチングトランジスタ215、
220、225及び230の1つの特定の設定だけを表
しており、スイッチングトランジスタ215、220、
225及び230を、該特定の設定に関して機能的に等
価なもので置き換えている。例えば、”オン”トランジ
スタを短絡回路で、また、”オフ”トランジスタを開放
回路で置き換えている。更に、回路の動作をより明瞭に
するため、図10から図12ではそれぞれ、スイッチン
グにより短絡された回路部分及びオフになっている作動
トランジスタは省略している。
【0060】図10は図6に類似しており、S
「0」、Sは「1」、Sは「0」、Sは「1」の
よう制御信号が設定されたときの状態を示している。図
6の回路と同様、第1及び第4のスイッチングトランジ
スタ215及び230は[オン]であり、第2及び第3
のスイッチングトランジスタ220及び225は[オ
フ]である。従って第1の差動トランジスタ105はオ
ンになり、また、第2の差動トランジスタ110はオフ
になり、浮かないように急速にプルダウンされる。
【0061】上記設定により生じる被制御カスコード型
カレントミラーは、図6の対応の回路よりも詳細に図1
0に示されている。特に、このカレントミラーは第1の
差動トランジスタ105、第1及び第2のミラートラン
ジスタ255及び260、第1及び第2の増幅器トラン
ジスタ320及び325からなる。
【0062】図11は図7に類似しており、S
「1」、Sは「0」、Sは「1」、Sは「0」の
ように、制御信号が設定されたときの状態を示してい
る。この場合、第1及び第4のスイッチングトランジス
タ215及び230は[オフ]であり、第2及び第3の
スイッチングトランジスタ220及び225は[オン]
である。従って第2の差動トランジスタ110はオンに
なり、また、第1の差動トランジスタ105はオフにな
り、浮かないように急速にプルダウンされる。
【0063】上記設定により生じる被制御カスコード型
カレントミラーは、図7の対応の回路よりも詳細に図1
1に示されている。特に、このカレントミラーは第2の
差動トランジスタ110、第1及び第2のミラートラン
ジスタ255及び260、第1及び第2の増幅器トラン
ジスタ320及び325からなる。
【0064】図12は図8に類似しており、S
「0」、Sは「0」、Sは「0」、Sは「0」の
ように、制御信号が設定されたときの状態を示してい
る。この場合、第1及び第2のスイッチングトランジス
タ215及び220はオンであり、第3及び第4のスイ
ッチングトランジスタ225及び230はオフである。
この設定では、第1及び第2の差動トランジスタ105
及び110は両方ともオンになる。
【0065】上記設定により生じる被制御カスコード型
カレントミラーは、図8の対応の回路よりも詳細に図1
2に示されている。特に、このカレントミラーは第1及
び第2の差動トランジスタ105及び110、第1及び
第2のミラートランジスタ255及び260、第1及び
第2の増幅器トランジスタ320及び325からなる、
2−出力カレントミラーである。
【0066】図13は、本発明の第5の好ましい実施形
態によるスイッチト電流源を示している。第5の実施形
態は、差動電流スイッチ400内の電圧増幅器135の
構成が異なるという点を除き、第1から第4の好ましい
実施形態と同様である。第5の実施形態はまた、入力ノ
ードNに入力電流IINを供給するための回路が多少
異なる。
【0067】第5の好ましい実施形態の電圧増幅器13
5は第2の増幅トランジスタ325を含み、第1の増幅
トランジスタ320が第3の電流源420で置き換えら
れている。
【0068】第5の実施形態では、入力電流IINは、
第1及び第2のミラートランジスタ255及び260、
第4及び第5の電流源465及び470、第1及び第2
の電流供給トランジスタ475及び480を含むカレン
トミラーから供給される。第1のミラートランジスタ2
55は第1の電流供給トランジスタ475とグランドの
間に接続され、そのゲートは第5の電流源470に接続
されている。第2のミラートランジスタ260は第1の
ノードNとグランドの間に接続され、そのゲートは第
1のミラートランジスタ255のゲートに接続されてい
る。第1の電流供給トランジスタ475は第5の電流源
470と第1のミラートランジスタ255の間に接続さ
れ、そのゲートは第4の電流源465に接続されてい
る。第2の電流供給トランジスタ480は第4の電流源
465とグランドの間に接続され、そのゲートは第1の
電源トランジスタ475と第1のミラートランジスタ2
55とが接続される点に接続されている。
【0069】この回路のトランジスタのサイズと電流源
のパラメータは以下の式を満たすように設定される。 VGS325=VDS255 (2) ここで、VGS325は第2の増幅トランジスタ325
のゲート−ソース電圧であり、VDS255は第1のミ
ラートランジスタ255のドレイン−ソース電圧であ
る。
【0070】第5の好ましい実施形態のスイッチト電流
源の動作は、上記の第1から第4の実施形態の動作に類
似している。
【0071】図14は、本発明の第2から第5の好まし
いい実施形態の差動電流スイッチ500のピン接続を示
している。図14はまた、出力負荷に接続された差動電
流スイッチを示すものである。
【0072】図14に示すように、本発明の差動電流ス
イッチは参照電圧Vrefと基準のグランドの間に接続
され、またグランドピン505及び510にそれぞれ接
続される。差動電流スイッチは、電流入力ピン515に
参照電流IREF(入力電流IINを生成するために使
用される)を入力信号として受け取り、また、第1の制
御ピン520に第1及び第3の制御信号S及びS
して機能する第1の信号を受け取り、また、第2の制御
ピン525に第2及び第3の2つの制御信号S 及びS
として機能する第2の信号を受け取る。差動電流スイ
ッチは、第1及び第2の出力ピン530及び535に、
第1及び第2の出力電流IOUT1及びIOUT2を出
力としてそれぞれ供給する。
【0073】本実施形態では、第1及び第2の出力電流
OUT1及びIOUT2は、第1から第3の負荷抵抗
540、545及び550を含む出力負荷に接続され
る。第1の負荷抵抗540は参照電圧Vrefと第1の
出力ピン530の間に接続される。第2の負荷抵抗54
5は参照電圧Vrefと第2の出力ピン535の間に接
続される。第3の負荷抵抗550は第1及び第2の出力
ピン530及び535の間に接続される。他の実施形態
として、第3の負荷抵抗550を変換器−抵抗の構成で
置き換えることができる。
【0074】図15は、第1及び第2の制御ピン520
及び525上の異なる制御信号について、図14の回路
の第3の負荷抵抗550に加えられる電圧差を示すタイ
ミング図である。このタイミング図では、第1の制御ピ
ン520に受け取られる制御信号は、第3から第5の実
施形態の第1及び3の制御信号S及びSに対応す
る。第2の制御ピン525に受け取られる制御信号は第
3から第5の実施形態の第2及び第4の制御信号S
びSに対応する。
【0075】このタイミング図は、第1及び第2の負荷
抵抗540及び545は50オームの値を有し、また、
第3の負荷抵抗550は100オームの値を有する場合
のものである。参照電圧Vrefは2.7Vであり、ま
た、IINの間に流れる電流は40mAである。
【0076】図15に示すように、第3の負荷抵抗55
0に加えられる電圧は、制御信号S /S及びS/S
の値に依存し、-V、0、+Vの3つの電圧の間で変わ
る。S/Sが高く、S/Sが低い場合、第3の負
荷抵抗550に加えられる電圧は−Vである。S/S
及びS/Sが両方とも高い場合、第3の負荷抵抗
550に加えられる電圧は0である。S/Sが低
く、S/Sが高い場合、第3の負荷抵抗550に加
えられる電圧は+Vである。
【0077】図15に示すように、(-V=-1.0V)且つ
(+V=+1.0V)である。図15のデータは、図14の回
路の動作のシミュレーションにより得られたものであ
る。
【0078】上記の好ましい実施形態は全てCMOSト
ランジスタを用いるものとして記載されているが、本発
明は他のトランジスタ技術にも同様に適用可能である。
例えば、本発明はバイポーラあるいはBiCMOS技術
を使用して実施可能である。
【0079】以上、本発明を特定の典型的実施形態を用
いて説明し、それにより本発明の多くの特徴及び利点は
この記載された説明から明らかである。特許請求の範囲
は、本発明の上記の全ての特徴及び利点を含んでいる。
また、多くの修正及び変更を行うことは当業者には容易
であることから、本発明は図示及び記載された構成及び
動作に限定されるものではない。従って、適切な変更及
び等価物は本発明の範囲に含まれるものと解釈され得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の被制御カスコード型カレントミラーを
示す回路図である。
【図2】 従来の差動的にスイッチされる電流源を示す
回路図である。
【図3】 本発明の第1の好ましい実施形態に従う差動
型電流スイッチを示す回路図である。
【図4】 本発明の第2の好ましい実施形態に従う差動
型電流スイッチを示す回路図である。
【図5】 本発明の第3の好ましい実施形態に従う、図
3の回路をトランジスタをベースにして構成した場合の
回路図である。
【図6】 第1から第4のスイッチを様々に設定したと
きの図5の回路の動作を示す回路図である。
【図7】 第1から第4のスイッチを様々に設定したと
きの図5の回路の動作を示す回路図である。
【図8】 第1から第4のスイッチを様々に設定したと
きの図5の回路の動作を示す回路図である。
【図9】 本発明の第4の好ましい実施形態に従うスイ
ッチト電流源を示す回路図である。
【図10】 第1から第4のスイッチングトランジスタ
を様々に設定したときの図9の回路の動作を示す回路図
である。
【図11】 第1から第4のスイッチングトランジスタ
を様々に設定したときの図9の回路の動作を示す回路図
である。
【図12】 第1から第4のスイッチングトランジスタ
を様々に設定したときの図9の回路の動作を示す回路図
である。
【図13】 本発明の第5の好ましい実施形態に従うス
イッチト電流源を示す回路図である。
【図14】 本発明の差動的にスイッチされる高精度の
電流源のピン接続を、その出力ノードに取付けた出力負
荷と共に示す図である。
【図15】 図13の回路の出力負荷に加えられる電圧
差を示すタイミング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501377092 785 North Mary Avenu e Sunnyvale, CA 94086 −2909, U.S.A. Fターム(参考) 5H420 NA16 NA17 NA28 NA32 NA36 NB03 NB16 NB18 NB25 NB36 NB37 NC22 NC23 5J055 AX02 AX07 AX11 BX16 CX00 DX12 EX07 EY10 EY21 EZ03 EZ04 EZ08 EZ09 EZ10 FX01 FX19 FX38 GX01 GX02 GX05 5J066 AA03 AA12 AA43 AA53 CA65 CA88 FA18 HA10 HA17 HA25 HA29 HA38 KA02 KA05 KA09 MA11 MA17 MA21 ND01 ND22 PD02 TA01 TA06 5J091 AA03 AA12 AA43 AA53 CA65 CA88 FA18 HA10 HA17 HA25 HA29 HA38 KA02 KA05 KA09 MA11 MA17 MA21 TA01 TA06

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流入力、第1のノードに接続された第
    1の制御入力、第2のノードに接続された第2の制御入
    力、及び第1及び第2の電流出力を有する差動増幅器
    と、 参照電圧に接続された第1の増幅器入力、前記電流入力
    に接続された第2の増幅器入力、及び増幅器出力ノード
    に接続された増幅器出力を有する電圧増幅器と、 前記増幅器出力ノードと前記第1のノードの間に接続さ
    れ、第1の制御入力によって制御される第1のスイッチ
    と、 前記増幅器出力ノードと前記第2のノードの間に接続さ
    れ、第2の制御入力によって制御される第2のスイッチ
    と、 参照ノードと前記第1のノードの間に接続され、第3の
    制御入力によって制御される第3のスイッチと、 前記参照ノードと前記第2のノードの間に接続され、第
    4の制御入力によって制御される第4のスイッチと、 を備えたことを特徴とするスイッチト電流源。
  2. 【請求項2】 前記参照ノードが前記電流入力に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチト
    電流源。
  3. 【請求項3】 前記参照ノードがグランドに接続されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のスイッチト電流
    源。
  4. 【請求項4】 前記電流入力に第1の電流を供給するた
    めに第1の電流源を更に備えたことを特徴とする請求項
    1に記載のスイッチト電流源。
  5. 【請求項5】 前記第1の電流源が、 第2の電流源と、 該第2の電流源に接続され、前記電流入力に前記第1の
    電流を供給するように動作する第1のカレントミラー
    と、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ
    ト電流源。
  6. 【請求項6】 前記第2の電流源が第2のカレントミラ
    ーを含むことを特徴とする請求項5に記載のスイッチト
    電流源。
  7. 【請求項7】 前記増幅器出力ノードとグランドの間に
    接続されるコンデンサを更に備えることを特徴とする請
    求項1に記載のスイッチト電流源。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第3の制御入力は同じ信号
    であり、前記第2及び第4の制御入力は同じ信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチト電流源。
  9. 【請求項9】 前記第3の制御入力は前記第1の制御入
    力を反転したものであり、前記第4の制御入力は前記第
    2の制御入力を反転したものであることを特徴とする請
    求項1に記載のスイッチト電流源。
  10. 【請求項10】 前記第1から第4のスイッチが前記第
    1から第4の制御入力によりそれぞれ制御される第1か
    ら第4のスイッチングトランジスタであることを特徴と
    する請求項1に記載のスイッチト電流源。
  11. 【請求項11】 前記第1から第4のスイッチングトラ
    ンジスタがMOSトランジスタであり、前記第1から第
    4の制御入力が該第1から第4のスイッチングトランジ
    スタの第1から第4のゲート電極にそれぞれ供給される
    ことを特徴とする請求項10に記載のスイッチト電流
    源。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2のスイッチングトラ
    ンジスタがPMOSトランジスタであり、前記第3及び
    第4のスイッチングトランジスタがNMOSトランジス
    タであることを特徴とする請求項11に記載のスイッチ
    ト電流源。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第3の制御入力は同じ信
    号であり、前記第2及び第4の制御入力は同じ信号であ
    ることを特徴とする請求項12に記載のスイッチト電流
    源。
  14. 【請求項14】 前記第1から第4のスイッチングトラ
    ンジスタはバイポーラトランジスタであり、前記第1か
    ら第4の制御入力が該第1から第4のバイポーラスイッ
    チングトランジスタの第1から第4のベース電極にそれ
    ぞれ供給されることを特徴とする請求項10に記載のス
    イッチト電流源。
  15. 【請求項15】 前記差動増幅器が、 ゲートが前記第1のノードに接続され、ソースが前記電
    流入力に接続され、ドレインが前記第1の電流出力に接
    続された第1の差動トランジスタと、 ゲートが前記第2のノードに接続され、ソースが前記電
    流入力に接続され、ドレインが前記第2の電流出力に接
    続された第2の差動トランジスタと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチト電
    流源。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の差動トランジスタ
    がMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1
    5に記載のスイッチト電流源。
  17. 【請求項17】 前記電圧増幅器が、 前記参照電圧と前記増幅器出力ノードの間に接続された
    第1の電圧増幅トランジスタと、 前記増幅器出力ノードとグランドの間に接続され、ゲー
    トが前記入力ノードに接続されている第2の電圧増幅ト
    ランジスタと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチト電
    流源。
  18. 【請求項18】 前記第1の電圧増幅トランジスタがP
    MOSトランジスタであり、前記第2の電圧増幅トラン
    ジスタがNMOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項17に記載のスイッチト電流源。
  19. 【請求項19】 前記電圧増幅器が、 前記増幅器出力ノードに電流を供給する電流源と、 前記増幅器出力ノードとグランドの間に接続され、ゲー
    トが前記入力ノードに接続された電圧増幅トランジスタ
    と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチト電
    流源。
  20. 【請求項20】 ゲートが第1の中間ノードに接続さ
    れ、ソースが入力ノードに接続され、ドレインが第1の
    出力ノードを形成する第1の差動トランジスタと、 ゲートが第2の中間ノードに接続され、ソースが前記入
    力ノードに接続され、ドレインが第2の出力ノードを形
    成する第2の差動トランジスタと、 参照電圧に接続された第1の増幅器入力、前記入力ノー
    ドに接続された第2の増幅器入力、及び増幅器出力ノー
    ドに接続された増幅器出力を有する電圧増幅器と、 前記増幅器出力ノードと前記第1の中間ノードの間に接
    続され、ゲートが第1の制御入力に接続された第1のス
    イッチングトランジスタと、 前記増幅器出力ノードと前記第2の中間ノードの間に接
    続され、ゲートが第2の制御入力に接続された第2のス
    イッチングトランジスタと、 前記入力ノードと前記第1の中間ノードの間に接続さ
    れ、ゲートが第3の制御入力に接続された第3のスイッ
    チングトランジスタと、 前記入力ノードと前記第2の中間ノードの間に接続さ
    れ、ゲートが第4の制御入力に接続された第4のスイッ
    チングトランジスタと、 を備えたことを特徴とするスイッチト電流源。
  21. 【請求項21】 前記入力ノードに第1の電流を供給す
    るために第1の電流源を更に備えたことを特徴とする請
    求項20に記載のスイッチト電流源。
  22. 【請求項22】 前記第1の電流源が、 第2の電流源と、 ドレイン及びゲートが該第2の電流源に接続され、ソー
    スがグランドに接続された第1のカレントミラートラン
    ジスタと、 ゲートが前記第1のカレントミラートランジスタのゲー
    トに接続され、ソースがグランドに接続され、ドレイン
    が前記入力ノードに接続された第2のカレントミラート
    ランジスタと、 を含むことを特徴とする請求項21に記載のスイッチト
    電流源。
  23. 【請求項23】 前記第2の電流源が第2のカレントミ
    ラーを含むことを特徴とする請求項22に記載のスイッ
    チト電流源。
  24. 【請求項24】 前記第2の電流源が、 供給電圧と第1の供給ノードの間に接続された第3の電
    流源と、 供給電圧と第2の供給ノードの間に接続された第4の電
    流源と、 前記第1の供給ノードとグランドの間に接続された第1
    の供給トランジスタと、 前記第2の供給ノードと第3の供給ノードの間に接続さ
    れた第2の供給トランジスタと、 を有し、前記第1のカレントミラートランジスタのゲー
    トが前記第2の供給ノードに接続され、ドレインが前記
    第3の供給ノードに接続されていることを特徴とする請
    求項22に記載のスイッチト電流源。
  25. 【請求項25】 前記第3の制御入力が第1の制御入力
    を反転したものであり、前記第4の制御入力が前記第2
    の制御入力を反転したものであることを特徴とする請求
    項20に記載のスイッチト電流源。
  26. 【請求項26】 前記第1及び第3の制御入力は同じ信
    号であり、前記第2及び第4の制御入力は同じ信号であ
    ることを特徴とする請求項20に記載のスイッチト電流
    源。
  27. 【請求項27】 前記第1から第4のスイッチングトラ
    ンジスタがMOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項20に記載のスイッチト電流源。
  28. 【請求項28】 前記第1及び第2のスイッチングトラ
    ンジスタがPMOSトランジスタであり、前記第3及び
    第4のスイッチングトランジスタがNMOSトランジス
    タであることを特徴とする請求項27に記載のスイッチ
    ト電流源。
  29. 【請求項29】 前記電圧増幅器が、 前記参照電圧と前記増幅器出力ノードの間に接続された
    第1の電圧増幅トランジスタと、 前記増幅器出力ノードとグランドの間に接続され、ゲー
    トが入力ノードに接続された第2の電圧増幅トランジス
    タと、 を含むことを特徴とする請求項20に記載のスイッチト
    電流源。
  30. 【請求項30】 前記第1の電圧増幅トランジスタはP
    MOSトランジスタであり、前記第2の電圧増幅トラン
    ジスタはNMOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項29に記載のスイッチト電流源。
  31. 【請求項31】 前記電圧増幅器が、 前記増幅器出力ノードに電流を供給するための電流源
    と、 前記増幅器出力ノードとグランドの間に接続され、ゲー
    トが前記入力ノードに接続されている電圧増幅トランジ
    スタと、 を含むことを特徴とする請求項20に記載のスイッチト
    電流源。
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