JP2002203043A - 診療支援装置 - Google Patents

診療支援装置

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JP2002203043A
JP2002203043A JP2000399984A JP2000399984A JP2002203043A JP 2002203043 A JP2002203043 A JP 2002203043A JP 2000399984 A JP2000399984 A JP 2000399984A JP 2000399984 A JP2000399984 A JP 2000399984A JP 2002203043 A JP2002203043 A JP 2002203043A
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Atsushi Furukawa
淳 古川
Masatoshi Nonogaki
正敏 野々垣
Akiko Inami
晶子 居波
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 今回の診療情報項目のデータ入力領域に前回
の記録内容をコピーする場合に、該前回の診療情報画面
を呼び出す操作手順を不要とする。 【解決手段】 選択された診療情報項目のデータ入力領
域を診療情報入力画面に表示して、データ入力領域に入
力されたデータを当該診療情報項目に対応付けて電子カ
ルテに記録する装置。次回の診察時にデータ入力を行う
予定の診療情報項目である次回入力項目を操作入力等に
応じて指定する手段11と、指定された次回入力項目を
記憶する手段17と、診療情報入力画面が起動されると
前回の診察時に記憶された次回入力項目を選択して表示
させる手段11と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の診療情報項
目(主訴、所見、処置、投薬、検査等)とそのデータ入
力領域を診療情報入力画面に表示して、データ入力領域
に入力されたデータを当該診療情報項目に対応付けて所
定の診療情報ファイルに記録する、いわゆる電子カルテ
機能を備えた診療支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カルテに診療情報を記録する際に、前回
の診察時と同じ内容を記録する場合がある。例えば、前
回と同じ薬を処方するような場合である。かかる場合を
想定して、電子カルテ機能を備えた装置は、一般に、今
回の所望の診療情報項目のデータ入力領域に、前回の対
応する診療情報項目の記録内容をコピーするための機能
を備えている。さらに、コピー時の操作性を考慮した機
能として、例えば、前回の記録内容の中から所望の診療
情報項目とその内容を速やかに検索するための機能等を
備えた装置も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今回の所望の診療情報
項目のデータ入力領域に、前回の対応する診療情報項目
の記録内容をコピーする場合、従来は、今回の診療情報
画面から前回の診療情報画面を呼び出して、対応する診
療情報項目の内容を確認する必要があった。つまり、前
回の診療情報画面を呼び出すという煩雑な操作手順が必
要であった。本発明は、この操作手順を不要とすること
により、前回の診療情報項目の記録内容をコピーする際
の操作性を改善することを目的とする。
【0004】前記の目的を達成するために、本発明で
は、後述のように、今回の診療情報項目とその記録内容
を、次回の診療情報項目とその記録内容としてコピーす
る構成を採用しているのであるが、その場合、今回の記
録内容(処方等)が、次回の診察時点で妥当性を欠いて
いないように注意する必要がある。例えば、今回から次
回の診察までに長期間が経過していた場合は、今回の記
録内容(処方等)は陳腐化している可能性があると思わ
れる。また、今回から次回の診察までの経過時間が極め
て短時間の場合は、病状の急変等による予定外の来院と
考えられるため、今回の記録内容をそのまま適用するこ
とは妥当性を欠く恐れが強いと考えられる。本発明は、
今回の診療情報項目とその記録内容を次回の診察時用に
コピーする構成に於いて、その記録内容が次回の診察時
点で妥当性を欠く恐れがあるような場合には警告できる
ようにすることを目的とする。
【0005】今回の診療情報項目のデータ入力領域に、
前回の当該診療情報項目の記録内容をコピーすることを
繰り返すような場合、例えば、治療効果が無いまま同じ
投薬を繰り返す等の事態を防ぐために、その繰り返し回
数に注意する必要がある。本発明は、上記の繰り返し回
数が過度にならないように、繰り返し回数を表示した
り、適宜に警告できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、選択
された診療情報項目のデータ入力領域を診療情報入力画
面に表示して、入力されたデータを当該診療情報項目に
対応付けて電子カルテに記録する診療支援装置であっ
て、次回の診察時にデータ入力を行う予定の診療情報項
目である次回入力項目を指定する項目指定手段と、指定
された次回入力項目を記憶する項目記憶手段と、診療情
報入力画面が起動されると前回の診察時に記憶された次
回入力項目を選択して表示させる項目選択手段と、を有
することを特徴とする診療支援装置である。なお、次回
入力項目の指定を記憶前に取り消したり、次回入力項目
の記憶を選択前に消去したり、次回入力項目の選択を取
り消して表示を診療情報入力画面から消去したりする手
段を具備してよいことは勿論である。診療情報項目と
は、例えば、主訴、所見、投薬、処置、検査等のよう
に、診察時にカルテに内容を記載される項目である。こ
れらの中で、投薬、処置、検査等は、医師、看護婦、薬
剤師、検査技師等の医療従事者の行為に該当する診療情
報項目である(請求項4参照)。項目指定手段は、操作
入力により選択された診療情報項目や、所定の条件(請
求項3参照)の満たされた診療情報項目を、次回入力項
目として指定する。次回の診察時とは、当該患者の次回
の診察時又は当該患者の当該診療科での次回の診察時で
ある。つまり、次回の定義を患者単位とするか又はカル
テ単位とするかは、本診療支援装置が使用される医療機
関にて適宜に決めればよい。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に於いて、前
記項目指定手段は、診療情報入力画面に表示される診療
情報項目の中から操作入力により選択された診療情報項
目を次回入力項目として指定する、ことを特徴とする診
療支援装置である。請求項3の発明は、請求項1に於い
て、前記項目指定手段は、前記項目選択手段により選択
された次回入力項目を次回の診察時用の次回入力項目と
して再指定する、ことを特徴とする診療支援装置であ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
何れかに於いて、前記項目記憶手段は前記項目指定手段
により指定された次回入力項目が医療従事者の行為に区
分される診療情報項目(例:投薬,処置,検査等)であ
る場合は当該指定された次回入力項目の入力データを対
応付けて記憶し、前記項目選択手段は選択した次回入力
項目に対応付けて前記項目記憶手段にデータが記憶され
ている場合は当該データを読み出して当該選択した次回
入力項目のデータ入力領域に表示させる、ことを特徴と
する診療支援装置である。なお、項目選択手段として
は、次回入力項目に対応するデータが項目記憶手段に記
憶されているか否かのチェックに代えて、次回入力項目
が医療従事者の行為に区分される診療情報項目であるか
否かをチェックする構成でもよい。請求項5の発明は、
請求項4に於いて、さらに、入力データを対応付けて前
記項目記憶手段に記憶される各診療情報項目に関して前
記項目指定手段による指定又は前記項目記憶手段による
記憶又は前記項目選択手段による選択の連続回数を各々
記憶する回数記憶手段と、前記連続回数が当該診療情報
項目の所定の許容回数を越えた場合はその旨の警告出力
を行う回数警告手段と、を有することを特徴とする診療
支援装置である。請求項6の発明は、請求項4又は請求
項5に於いて、さらに、入力データを対応付けて前記項
目記憶手段に記憶される各診療情報項目に関して前回の
診察時からの経過時間が当該診療情報項目の許容時間範
囲から外れている場合はその旨の警告出力を行う時間警
告手段を有することを特徴とする診療支援装置である。
【0009】請求項7の発明は、選択された診療情報項
目のデータ入力領域を診療情報入力画面に表示して、入
力されたデータを当該診療情報項目に対応付けて電子カ
ルテに記録する診療支援装置であって、前回の診察時と
同一内容のデータが対応付けられた診療情報項目を検出
してその連続回数を記憶する回数記憶手段と、前記連続
回数を当該診療情報項目に対応付けて表示する回数表示
手段と、を有することを特徴とする診療支援装置であ
る。請求項8の発明は、請求項7に於いて、さらに、前
記連続回数が当該診療情報項目の所定の許容回数を越え
た場合はその旨の警告出力を行う回数警告手段、を有す
ることを特徴とする診療支援装置である。請求項9の発
明は、請求項7又は請求項8に於いて、前記回数記憶手
段は医療従事者の行為に区分される診療情報項目に関し
て前記検出を行い又は連続回数を記憶する、ことを特徴
とする診療支援装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は実施の形態の診療支援装置
の構成を示すブロック図、図2は今回の診察時の診療情
報入力画面の要部(診療情報項目名(区分)と診療内
容)を示す説明図、図3は図2の次回の診察時の診療情
報入力画面の要部を示す説明図、図4の上段は受診歴テ
ーブルの記録データの内容を例示する説明図、図4の下
段は診療内容テーブルの記録データの内容を例示する説
明図、図5の上段は診療内容詳細テーブルの記録データ
の内容を例示する説明図、図5の下段は警告表示設定テ
ーブルの記録データの内容を例示する説明図、図6は診
療情報入力画面での処理手順の一例を示すフローチャー
ト、図7は図6の取得データ表示処理(S29)の処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【0011】図1に示す診療支援装置は、装置全体の制
御を司るCPU11、CPU11での処理に必要な手順
等が記憶されているROM12、装置内の演算結果や外
部からの入力データが記憶されるRAM13、キーボー
ドやマウス等により構成される入力装置14、演算結果
や入力された内容を表示するための表示装置15、演算
結果や入力された内容を印刷するための印刷装置16、
各種のアプリケーションソフトウェア(例:診療支援装
置の機能を実現するソフトウェア)やその動作に必要な
各種のデータ(例:図4〜図5に示す各テーブル)が記
録されており且つ新たに記録される外部記憶装置(ハー
ドディスク等)17を備える。
【0012】以下、本実施の形態の診療支援装置が持つ
次回Do機能を説明する。次回Do機能とは、今回のデ
ータをそのまま次回にコピーする機能である。今回の診
察時の診療情報入力画面を図2の状態で終了すると(=
OKボタンを押下すると)、画面に表示されているデー
タがハードディスク17(図1)に記録される(S3
3)。例えば、図2の例では、受診日時H12.11.
01・10:33(図2上縁部の表示参照)のレコード
が受診歴テーブル(図4上段)に作成され、さらに、上
記レコードに関連付けて、区分(診療情報項目名)が
『投薬』のレコードと区分が『処置』のレコードが、そ
れぞれ診療内容テーブル(図4下段)に作成される。こ
の時、『投薬』に関しては、次回Doのチェック欄にチ
ェックが有る(図2)ため、次回Doの値に『1』が設
定される。しかし、『処置』に関しては、次回Doのチ
ェック欄にチェックが無い(図2)ため、次回Doの値
は『0』のままである。『投薬』のレコードと『処置』
のレコードが作成されると、次に、『投薬』のレコード
に関連付けられるレコードが診療内容詳細テーブル(図
5上段)に作成され、且つ、『処置』のレコードに関連
付けられるレコードが診療内容詳細テーブル(図5上
段)に作成される。図5上段の例では、『投薬』のレコ
ードに関連付けられるレコード数は2個(PL顆粒のレ
コードとボルタレンサポ25mgのレコード,図2参
照)であり、『処置』のレコードに関連付けられるレコ
ード数も2個(創傷処置のレコードと亜鉛華軟膏のレコ
ード,図2参照)である。また、ハードディスク17へ
の記録時に、次回Doの繰り返し回数がカウントアップ
され、該カウントアップされた値が次回Doの繰り返し
回数(Do回数)として記録される。なお、受診歴テー
ブルと診療内容テーブルとは受診歴IDにより、また、
診療内容テーブルと診療内容詳細テーブルとは診療内容
IDにより、それぞれ関連付けられる。
【0013】次回の診察時(図3の例ではH12.1
1.05・11:15)に於いて、診療情報入力画面を
起動すると(S01)、まず、受診歴テーブル(図4上
段)から、その時点での最新過去(図示の例ではH1
2.11.01・10:33)のレコードの受診歴ID
(図4上段の例では受診歴ID=1)が取得される(S
21)。また、取得した受診歴IDにより関連付けられ
ており、且つ、次回Doの値が『1』であるレコード
が、診療内容テーブルから検索される(S23)。例え
ば、上述の受診歴ID=1の例であれば、診療内容ID
=1のレコードが検索される(図4下段参照)。さら
に、診療内容詳細テーブルから、上記検索レコードの診
療内容IDによって関連付けられるレコードのデータが
取得される(S27)。例えば、上述の診療内容ID=
1の例であれば、詳細内容ID=1と2の各レコードの
データが取得される(S27)。
【0014】こうして取得したデータに基づいて、図3
に示すように、診療情報入力画面にデータが表示される
(S29)。図3では、前回の診察時に次回Doのチェ
ック欄にチェックが施されていたところの『投薬(PL
顆粒1mg,ボルタレンサポ25mg・1錠,毎食後・
3日分)』が表示されている。即ち、区分(診療情報項
目名;図示の例では『投薬』)と、ステップS27の取
得データ(図示の例では『PL顆粒1mg,ボルタレン
サポ25mg・1錠,毎食後・3日分』)とが表示され
ており(S51)、また、次回Doのチェック欄にはチ
ェックが記入されている(S51)。このチェックは、
次回Doの値『1』に対応する。こうして表示された各
データは、OKボタンの押下前に操作者が変更しない限
り、ハードディスク17に保存され(S33)、これに
より、次々回の診察時にも同様に表示が行われ、操作者
が変更しない限り同様に再記録される。なお、操作者に
よる変更の処理等はステップS31にまとめて示され
る。言い換えれば、ステップS31の処理は、次回Do
機能に関する処理以外の診療情報入力画面での処理をま
とめて示したものであり、例えば、操作者による新たな
データ入力の受付処理もステップS31に含まれる。
【0015】上記の表示に際し、警告の必要がある場合
には、警告が行われる。即ち、前回の診察時から今回の
診察時までの経過時間が次回Doの対象とされた診療情
報項目(図2の例では『投薬(PL顆粒1mg,ボルタ
レンサポ25mg・1錠,毎食後・3日分)』)の許容
範囲を外れている場合や、次回Doの対象とされた診療
情報項目の次回Doの繰り返し回数が許容範囲を越えて
いる場合には、その旨の警告が行われる。
【0016】まず、ステップS23で検索したレコード
(図2と図4の例では『診療内容ID=1』のレコー
ド)の警告表示設定IDが取得される(S53)。次
に、取得した検索表示設定IDが指す警告条件が、警告
表示設定テーブル(図5下段)から取得される(S5
5)。上述の『診療内容ID=1』の例であれば、『警
告表示設定ID=1』であるため、『最短時間=1日,
最長時間=10日,最大回数=5回』という警告条件が
取得される。ここで、『最短時間=1日・最長時間=1
0日』とは、前回から今回までの経過時間が1日に満た
ないか、又は、10日を越えている場合には(S63で
NO)、許容範囲を外れていると見做すことを意味し、
これにより、その旨の警告が行われる(S65)。ま
た、『最大回数=5回』とは、次回Doの繰り返し回数
が5回を越えている場合には(S73でNO)、許容範
囲を越えていると見做すことを意味し、これにより、そ
の旨の警告が行われる(S75)。なお、警告条件は新
たに作成可能であり、その場合には新たな警告表示設定
IDが付されて警告表示設定テーブルに記録される。
【0017】上記では、診療情報項目に詳細内容が対応
付けられていて(例:投薬に投薬内容,処置に処置内
容)、次回Doによって、診療情報項目とともに内容を
転記する例を述べているが、診療情報項目のみを転記す
るように構成してもよい。例えば、医療従事者の行為に
区分される診療情報項目についてはその内容を併せて転
記し、主訴や所見等の観察項目のように医療従事者の行
為に区分されない診療情報項目については内容を空白
(=データ入力領域を未記入)として、診療情報項目の
みを転記するようにしてもよい。そのような制御は、例
えば、診療内容テーブルに『診療情報項目の分類』の項
目を設け、その分類項目の値が『1』であれば内容を併
せて転記し、『0』であれば診療情報項目のみを転記す
るように構成することで実現可能である。また、上記で
は、診療情報項目毎に次回Doのチェック欄に記入/非
記入する場合を説明しているが、画面表示の内容につい
て一括して次回Doを記入するように構成することも当
然に可能である。図2と図3内の下縁部付近のチェック
欄は、このためのチェック欄である。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明では、次回の診察時にデ
ータ入力を行うべき診療情報項目(次回入力項目)が指
定されて、記憶されると、次回の診察時に診療情報入力
画面が起動されたときに、該次回入力項目が選択されて
表示される。このため、当該次回の診察時から見て前回
に当たる診察時の診療情報項目をそのまま転記したい場
合に、該前回の診療情報を検索することなく転記するこ
とができる。
【0019】請求項2の発明では、診療情報入力画面に
表示される診療情報項目の中から操作入力により選択さ
れた診療情報項目が次回入力項目として指定される。換
言すれば、診療情報入力画面に表示される診療情報項目
の中から所望の診療情報項目を操作入力で選択すること
により、該診療情報項目を次回入力項目として指定する
ことができる。請求項3の発明では、項目選択手段によ
り選択された次回入力項目が、次回の診察時用の次回入
力項目として再指定される。したがって、所望の診療情
報項目を次回入力項目として一度指定しておくと、次か
らは、該所望の診療情報項目を自動的に再指定できるた
め、操作入力の手間を省くことができる。
【0020】請求項4の発明では、次回入力項目が医療
従事者の行為に区分される診療情報項目(例:投薬,処
置,検査等)である場合には、該次回入力項目に入力デ
ータが対応付けて記憶され、次回の診察時に診療情報画
面が起動された時にデータ入力領域に表示される。した
がって、当該次回入力項目のデータとして前回の診察時
と同一内容のデータを用いる場合には、そのまま用いる
ことができるため、データ入力の手間を省くことができ
る。請求項5の発明では、次回入力項目としての指定又
は記憶又は選択の連続回数が各々記憶され、その回数が
当該次回入力項目(診療情報項目)の所定の許容回数を
越えた場合にはその旨の警告が行われるため、例えば、
治療効果が上がらないにもかかわらず同一内容の投薬を
漫然と継続する等の事態を防止でき、適宜の時点で治療
方針を見直す等の対応をとることができる。また、例え
ば、累積値に許容量が有る薬の場合、許容量を越える投
薬を事前に防止できる効果もあり、さらに、警告にレベ
ル(投薬の見直し勧告レベル,投薬の禁止レベル等)を
設けた場合には、その場合の使い勝手を向上させること
ができる。請求項6の発明では、前回の診察時から今回
の診察時までの経過時間が、次回入力項目とされている
診療情報項目の許容時間範囲から外れている場合にはそ
の旨の警告が行われるため、前回の診察時の見立てをそ
のまま適用できない時点で該前回の診察時の見立てに基
づく投薬等を行ってしまうことを防止できる。例えば、
前回の診察時から今回の診察時までの経過時間が短すぎ
る場合は、病状の急変等による予定外の来院である可能
性があり、そのような場合、前回の診察時の見立てに基
づく投薬等を行うことは妥当ではない。逆に、前回の診
察時から今回の診察時までの経過時間が長すぎる場合
は、病状も変化している可能性が高く、そのような場合
も、前回の診察時の見立てに基づく投薬等を行うことは
妥当ではない。
【0021】請求項7の発明では、前回の診察時と同一
内容のデータが対応付けられた診療情報項目が検出され
てその連続回数が記憶され、診療情報入力画面に表示さ
れるため、例えば、同一内容の薬を何回継続して処方し
たかを容易に把握でき、治療効果の検証や治療方針の見
直し等の一助として有用である。請求項8の発明では、
或る診療情報項目に同一内容のデータが連続して記録さ
れる回数が、当該診療情報項目の所定の許容回数を越え
た場合には、その旨の警告が行われるため、例えば、治
療効果が上がらないにもかかわらず同一内容の投薬を漫
然と継続する等の事態を防止でき、適宜の時点で治療方
針を見直す等の対応をとることができる。また、例え
ば、累積値に許容量が有る薬の場合、許容量を越える投
薬を事前に防止できる効果もあり、さらに、警告にレベ
ル(投薬の見直し勧告レベル,投薬の禁止レベル等)を
設けた場合には、その場合の使い勝手を向上させること
ができる。請求項9の発明では、前回の診察時と同一内
容のデータが対応付けられた診療情報項目の検出とその
連続回数の記憶を、医療従事者の行為に区分される診療
情報項目に限定して行うため、処理量を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の診療支援装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】診療情報入力画面(今回)の要部を示す説明
図。
【図3】診療情報入力画面(図2の次回)の要部を示す
説明図。
【図4】受診歴テーブル(上段)と診療内容テーブル
(下段)に記録されるデータの内容を例示する説明図。
【図5】診療内容詳細テーブル(上段)と警告表示設定
テーブル(下段)に記録されるデータの内容を例示する
説明図。
【図6】診療情報入力画面での処理手順の一例を示すフ
ローチャート。
【図7】図6の取得データ表示処理(S29)の一例を
示すフローチャート。
【符号の説明】
17 外部記憶装置(ハードディスク等)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択された診療情報項目のデータ入力領
    域を診療情報入力画面に表示して、入力されたデータを
    当該診療情報項目に対応付けて電子カルテに記録する診
    療支援装置であって、 次回の診察時にデータ入力を行う予定の診療情報項目で
    ある次回入力項目を指定する項目指定手段と、 指定された次回入力項目を記憶する項目記憶手段と、 診療情報入力画面が起動されると前回の診察時に記憶さ
    れた次回入力項目を選択して表示させる項目選択手段
    と、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記項目指定手段は、診療情報入力画面に表示される診
    療情報項目の中から操作入力により選択された診療情報
    項目を次回入力項目として指定する、 ことを特徴とする診療支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 前記項目指定手段は、前記項目選択手段により選択され
    た次回入力項目を次回の診察時用の次回入力項目として
    再指定する、 ことを特徴とする診療支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 前記項目記憶手段は、前記項目指定手段により指定され
    た次回入力項目が医療従事者の行為に区分される診療情
    報項目である場合は、当該指定された次回入力項目の入
    力データを対応付けて記憶し、 前記項目選択手段は、選択した次回入力項目に対応付け
    て前記項目記憶手段にデータが記憶されている場合は、
    当該データを読み出して当該選択した次回入力項目のデ
    ータ入力領域に表示させる、 ことを特徴とする診療支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に於いて、さらに、 入力データを対応付けて前記項目記憶手段に記憶される
    各診療情報項目に関して、前記項目指定手段による指定
    又は前記項目記憶手段による記憶又は前記項目選択手段
    による選択の連続回数を各々記憶する回数記憶手段と、 前記連続回数が当該診療情報項目の所定の許容回数を越
    えた場合はその旨の警告出力を行う回数警告手段と、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5に於いて、さら
    に、 入力データを対応付けて前記項目記憶手段に記憶される
    各診療情報項目に関して、前回の診察時からの経過時間
    が当該診療情報項目の許容時間範囲から外れている場合
    はその旨の警告出力を行う時間警告手段、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  7. 【請求項7】 選択された診療情報項目のデータ入力領
    域を診療情報入力画面に表示して、入力されたデータを
    当該診療情報項目に対応付けて電子カルテに記録する診
    療支援装置であって、 前回の診察時と同一内容のデータが対応付けられた診療
    情報項目を検出してその連続回数を記憶する回数記憶手
    段と、 前記連続回数を当該診療情報項目に対応付けて表示する
    回数表示手段と、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に於いて、 さらに、前記連続回数が当該診療情報項目の所定の許容
    回数を越えた場合はその旨の警告出力を行う回数警告手
    段、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に於いて、 前記回数記憶手段は、医療従事者の行為に区分される診
    療情報項目に関して前記検出を行い又は連続回数を記憶
    する、 ことを特徴とする診療支援装置。
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