JP2002203015A

JP2002203015A - タクシー呼び出しシステム

Info

Publication number: JP2002203015A
Application number: JP2000403101A
Authority: JP
Inventors: Junichi Fujita; 淳一藤田; Toshio Baba; 寿夫馬場; Fumiyuki Nihei; 史行二瓶; Noriyuki Iguchi; 憲幸井口; Hidekazu Nomura; 英一野村; Hisao Kawaura; 久雄川浦; Hiroo Hongo; 廣生本郷; Tetsuya Uemura; 哲也植村; Jun Sunamura; 潤砂村; Yoshin Zen; 容震全
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2000-12-28
Filing date: 2000-12-28
Publication date: 2002-07-19

Abstract

(57)【要約】【課題】タクシー会社に対する連絡方法を知らなくて
も、タクシーの配車を受けられるようにする。【解決手段】開示されるタクシー呼び出しシステム
は、タクシー呼び出し端末１０がインターネット１を介
してタクシー呼び出し情報を送信したとき、インターネ
ット１に接続されたサービスステーション３が、タクシ
ー呼び出し端末１０の発信位置を認識して、タクシー呼
び出し端末１０の位置情報と、タクシー呼び出し端末１
０からのタクシー呼び出し情報とをインターネット１を
介してタクシー会社端末４又はタクシー端末８1 ，８2
，…に送信するので、タクシー呼び出し端末１０にお
けるタクシー呼び出し人は、タクシー会社の電話番号を
知らなくても、タクシーの配車を受けることができると
ともに、希望条件に合致したタクシー配車を実現するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、発信位置特定機
能を有するタクシー呼び出し端末から、ネットワークを
介して呼び出しを行うことによって、任意の場所に配車
を受けることが可能な、タクシー呼び出しシステムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、個人がタクシーを呼ぼうとする場
合には、電話（固定電話，携帯電話）を使用して、タク
シー会社のもよりの営業所と通話を行うことによって、
場所や希望時間等の所要事項を通知して、配車を受ける
ようにするという方法が一般的であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話を
使用してタクシー会社と連絡をとるためには、予めタク
シー会社の電話番号を知っていなければならず、従っ
て、例えば未知の場所で、タクシーを呼ぼうとしても呼
ぶことができなかったり、あるいは、タクシー会社の電
話番号自体を知るために一苦労しなければならないとい
った問題があった。また、タクシー会社の電話番号はわ
かっても、ときには、何社ものタクシー会社に電話しな
ければ、空車を探すことができないような場合や、又
は、呼び出す側の条件に合致したタクシーが配車される
とは限らないといった心配がある場合もあった。

【０００４】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、タクシー会社の電話番号を知らなくて
も、タクシーの配車を受けることができるとともに、希
望条件に合致したタクシー配車を実現することが可能
な、タクシー呼び出しシステムを提供することを目的と
している。。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の発明は、タクシー呼び出し端末から
情報ネットワークを介してタクシー呼び出しのための情
報を送信したとき、上記情報ネットワーク内に設けられ
たサービスステーションが、上記タクシー呼び出し端末
の発信位置を認識して、上記タクシー呼び出し端末の位
置情報と、上記タクシー呼び出し端末からのタクシー呼
び出し情報とを上記情報ネットワークを介してタクシー
会社端末又はタクシー端末に送信することを特徴として
いる。

【０００６】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載のタクシー呼び出しシステムに係り、上記タクシー呼
び出し端末がＧＰＳ装置を有し、該ＧＰＳ装置で測定さ
れた位置情報を、上記タクシー呼び出し情報に付加して
上記サービスステーションへ送信することを特徴として
いる。

【０００７】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載のタクシー呼び出しシステムに係り、上記タクシー呼
び出し端末がＰＨＳ装置からなり、上記サービスステー
ションが、ＰＨＳシステムの発信位置特定機能によっ
て、上記タクシー呼び出し端末の位置を自動的に認識で
きることを特徴としている。

【０００８】また、請求項４記載の発明は、請求項１乃
至３のいずれか一記載のタクシー呼び出しシステムに係
り、上記サービスステーションがインターネットプロバ
イダであることを特徴としている。

【０００９】また、請求項５記載の発明は、請求項１乃
至４のいずれか１記載のタクシー呼び出しシステムに係
り、上記タクシー呼び出し端末からのタクシー呼び出し
情報には、行き先，乗車時間，乗車人数，荷物量，禁煙
／喫煙の別，乗車料金，タクシー会社名，車種，ピック
アップ時間等の、タクシー呼び出し人の希望情報を含む
ものであることを特徴としている。

【００１０】また、請求項６記載の発明は、請求項１乃
至５のいずれか１記載のタクシー呼び出しシステムに係
り、上記サービスステーションが、上記タクシー呼び出
し情報になるべく合致するタクシー会社又はタクシーを
選択して、該選択された一又は複数のタクシー会社又は
タクシーに上記タクシー呼び出し情報を伝達することを
特徴としている。

【００１１】また、請求項７記載の発明は、請求項１乃
至６のいずれか１記載のタクシー呼び出しシステムに係
り、上記サービスステーションからのタクシー呼び出し
情報を受信し、呼び出しに応じるタクシー会社又はタク
シーが、上記タクシー呼び出し情報の確認情報と、配車
情報とを上記タクシー呼び出し端末に返送することを特
徴としている。

【００１２】

【作用】この発明の構成では、タクシー呼び出し端末１
０が情報ネットワークを介してタクシー呼び出し情報を
送信したとき、上記情報ネットワーク内に設けられたサ
ービスステーション３が、上記タクシー呼び出し端末１
０の発信位置を認識して、上記タクシー呼び出し端末１
０の位置情報と、上記タクシー呼び出し端末１０からの
配車希望情報とを上記情報ネットワークを介してタクシ
ー会社端末４又はタクシー端末８1 ，８2 ，…に送信す
るので、タクシー呼び出し端末１０におけるタクシー呼
び出し人は、タクシー会社の電話番号を知らなくても、
タクシーの配車を受けることができるとともに、希望条
件に合致したタクシー配車を実現することが可能にな
る。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図１は、この発明の一実施例であるタ
クシー呼び出しシステムの構成を示すブロック図、図２
は本実施例におけるサービスセンターの構成を示すブロ
ック図、図３は、本実施例のタクシー呼び出しシステム
の動作を説明するためのフローチャート（１）、図４
は、本実施例のタクシー呼び出しシステムの動作を説明
するためのフローチャート（２）である。

【００１４】この例のタクシー呼び出しシステムは、図
１に示すように、インターネット１に対して、インター
ネットプロバイダ２1 ，２2 ，…を接続し、インターネ
ットプロバイダ２1 に接続されたサービスステーション
３を介して、タクシー会社端末４と、タクシー無線網５
とを接続し、タクシー無線網５を介して複数のタクシー
端末６1 ，６2 , …を接続し、サービスステーション３
に接続されたタクシー無線網７を介して、複数のタクシ
ー端末８1 ，８2 , …を接続するとともに、インターネ
ットプロバイダ２2 に接続された移動通信網９を介し
て、タクシー呼び出し端末１０を接続してなる概略構成
を有している。

【００１５】インターネット１は、複数のインターネッ
トプロバイダ２1 ，２2 ，…を配下に有し、相互にイン
ターネット通信可能とする。インターネットプロバイダ
２1，２2 ，…は、電話回線又は専用回線とインターネ
ット１との接続を行う。サービスステーション３は、客
待ちタクシーの情報を登録するとともに、タクシー呼び
出し端末１０とタクシー会社端末４又はタクシー無線網
７との間における、クシー呼び出しのための情報の伝達
を行う。タクシー会社端末４は、配下のタクシー無線網
５を介して、タクシー端末６1 ，６2 , …とサービスス
テーション３との間における、タクシー呼び出しのため
の情報の伝達を行う。タクシー無線網５は、タクシー会
社端末４とタクシー端末６1 ，６2 , …とを、タクシー
無線を介して接続する。タクシー端末６1 ，６2 , …
は、タクシー無線網５を介して接続されたタクシー会社
端末４からの情報に応じてタクシー業務を行う。タクシ
ー無線網７は、サービスステーション３とタクシー端末
８1 ，８2 , …とを、タクシー無線を介して接続する。
タクシー端末８1 ，８2 , …は、タクシー無線を介して
接続されたサービスステーション３からの情報に応じて
タクシー業務を行う。移動通信網９は、プロバイダ２2
とタクシー呼び出し端末１０とを無線回線を介して接続
する。タクシー呼び出し端末１０は、携帯電話機からな
り、サービスステーション３を介してタクシー呼び出し
を行う機能を実現するとともに、ＧＰＳ（Global Posit
ioning System ）装置を備え、自端末の位置をＧＰＳシ
ステムよって特定して、これを自動的に送信することが
できる。

【００１６】この例のサービスセンター３は、図２に示
すように、タクシー会社登録データベース３１と、個人
タクシー登録データベース３２と、演算処理部３３と、
制御部３４と、入出力部３５と、入出力部３６とから構
成されている。タクシー会社登録データベース３１に
は、予め、タクシー会社端末４の配下にある客待ちタク
シーが登録されている。個人タクシー登録データベース
３２には、予め、タクシー無線網７に属する客待ち個人
タクシーが登録されている。タクシー会社登録データベ
ース３１のデータと、個人タクシー登録データベース３
２のデータは、常時適当なタイミングで、又は客待ちに
なるごとに随時、更新されていることが必要である。演
算処理部３３は、タクシー呼び出し人からの配車希望情
報に合致するタクシーを選別して、呼び出し斡旋情報を
生成するための演算処理を行う。制御部３４は、サービ
スセンター３の全体の動作を制御する。入出力部３５
は、サービスセンター３とタクシー会社端末４との間の
情報の入出力を行う。入出力部３６は、サービスセンタ
ー３とタクシー無線網７との間の情報の入出力を行う。

【００１７】以下、図１乃至図４を参照して、この例の
タクシー呼び出しシステムの動作を説明する。タクシー
の呼び出しを行おうとする人（タクシー呼び出し人）
は、携帯電話機やＰＨＳ電話機からなるタクシー呼び出
し端末１０から、移動通信網９を介して加入しているイ
ンターネットプロバイダ２2 にアクセスして（図３ステ
ップＳ１）、インターネット１経由で、例えばインター
ネットプロバイダ２1 の配下にある、サービスステーシ
ョン３に接続する。タクシー呼び出し人は、サービスス
テーション３に接続したとき、タクシー呼び出し端末１
０から、配車希望情報として、例えば、行き先，行き先
までの乗車時間，料金，乗車人数，荷物量，喫煙／禁煙
の別，タクシー会社名，車種，タクシーが呼び出し人の
位置に到着するまでの時間（ピックアップ時間）等を、
タクシー呼び出し端末１０の位置情報とともに、サービ
スステーション３に送信する（図３ステップＳ２）。タ
クシー呼び出し端末１０の位置は、タクシー呼び出し端
末１０が内蔵するＧＰＳ装置によって得ることができ
る。

【００１８】サービスステーション３には、複数のタク
シー会社ごとの客待ちタクシーや、タクシー無線網７に
属する複数の客待ちタクシー（例えば個人タクシー）が
登録されていて、その連絡先の情報を蓄積している。サ
ービスステーション３では、演算処理部３３で、タクシ
ー呼び出し端末１０の配車希望情報及び位置情報と、タ
クシー会社登録データベース３１の各タクシー会社の客
待ちタクシーの位置の情報との一致程度（マッチング情
報）を計算して（図３ステップＳ３）、マッチング度の
高いものを選別し（図３ステップＳ４）、さらに個人タ
クシー登録データベース３２の客待ち個人タクシーの位
置の情報との一致程度を計算して（図３ステップＳ
５）、マッチング度の高いものを選別する（図３ステッ
プＳ６）。その後、サービスステーション３は、配車希
望情報を付加した呼び出し斡旋情報を、タクシー無線網
５を介して、マッチング度の高い複数のタクシー会社の
配下の客待ちタクシー端末へ送信し、また、タクシー無
線網７を介して、マッチング度の高い複数の客待ち個人
タクシー端末へ送信する（図３ステップＳ７）。

【００１９】この呼び出し斡旋情報を受信したタクシー
会社配下の客待ちタクシー端末や客待ち個人タクシー端
末は、配車希望情報を確認して、応諾可能のとき、配車
希望情報を確認した旨の情報と、タクシー呼び出し人の
位置への到着予想時刻や、タクシーの車両番号、行き先
到着見込み時刻等からなる配車情報を、サービスステー
ション３へ返送する（図４ステップＳ１１）。サービス
ステーション３は、インターネット１を介して、移動無
線網９経由で、これらの配車情報をタクシー呼び出し端
末１０へ送る（図４ステップＳ１２）。タクシー呼び出
し人は、複数の配車情報を受けたとき、最も希望条件と
合致するタクシー会社配下のタクシー又は個人タクシー
を選択して（図４ステップＳ１３）、タクシー呼び出し
端末１０から、インターネット１を介して、サービスス
テーション３に対して、配車を希望する旨を応答する
（図４ステップＳ１４）。これによって、サービスセン
ター３が、指定されたタクシー端末に対して配車指令を
送信する（図４ステップＳ１５）ことによって、配車が
実行されるので、タクシー呼び出し人は、呼び出した位
置で待機することによって、確実にタクシーに乗車でき
るようになる。

【００２０】このように、この例のタクシー呼び出しシ
ステムによれば、タクシー会社の電話番号を予め知らな
くても、タクシー呼び出し端末を利用して、サービスス
テーションに情報を送るだけで、タクシーを呼ぶことが
できるとともに、呼び出し人の希望に沿う条件でのタク
シー配車を実現することが可能になる。

【００２１】この例のタクシー呼び出しシステムにおい
て、タクシー会社や個々のタクシーの登録、及びリアル
タイム情報の更新は、有料としてもよい。タクシー会社
や個人タクシー、及びタクシー呼び出し人が、タクシー
呼び出しシステムを利用する場合には、予めサービスス
テーション３を運用する、このシステムの運営者と契約
して、登録を受けることが必要である。登録は有料でも
よく、無料でもよい。タクシー呼び出し人が、タクシー
呼び出しシステムを利用して、タクシーの呼び出しを行
った場合には、このシステムの運営者に所定の呼び出し
手数料を支払うこととしてもよく、又は呼び出しは無料
としてもよい。タクシー会社やタクシーに対する、呼び
出し斡旋情報の配信は、有料としてもよく、又は無料と
してもよい。タクシー会社や個人タクシーが、サービス
ステーションからの呼び出し斡旋情報に応じて配車情報
を返送した場合には、システムの運営者に、所定の配車
応答料の支払いを行うようにしてもよい。

【００２２】タクシー会社や個人タクシー、及びタクシ
ー呼び出し人が、タクシー呼び出しシステムを利用し
て、乗車行為が成立した場合には、所定の成約手数料を
システムの運営者に対して支払うものとする。この際、
手数料の支払いは、タクシー会社や個人タクシーの側
と、タクシー呼び出し人との双方が支払うことにしても
よく、この際の手数料の額は、タクシー会社や個人タク
シーの側とタクシー呼び出し人とでは、異なるようにし
てもよい。又は、タクシー呼び出し人側は無料とし、タ
クシー会社や個人タクシーの側のみが支払うようにして
もよい。

【００２３】また、この場合、タクシー呼び出し人が、
約束の時刻に指定位置にいなかった場合、あるいは時刻
や場所の指定に誤りがあったりして実際の状況と異なっ
ていたような場合には、タクシーが、指定場所に指定時
刻に到着していることを、タクシー端末が証明すること
によって、タクシー会社又は個人タクシーが、システム
の運営者を通じて、タクシー呼び出し人から、ペナルテ
ィ料金を徴収できるようにしてもよい。この場合に、タ
クシーが指定時刻に指定場所に到着したことの確認は、
タクシー端末内に、時計機構と、ＧＰＳ装置による位置
確認機構とを設けて、自動的に確認できるようにするこ
とが望ましい。一方、タクシーが指定場所に、予定時刻
に到着しなかった場合には、タクシー呼び出し端末が、
その場所と時刻を確認してサービスステーションに連絡
することによって、タクシー呼び出し人は、システムの
運営者を通じて、タクシー会社または個人タクシーか
ら、ペナルティ料金を徴収できるようにしてもよい。こ
の場合は、タクシー呼び出し人が予定時刻に指定場所に
いたことの確認は、タクシー呼び出し端末内に、時計機
構と、ＧＰＳ装置による位置確認機構とを設けて、タク
シー会社や個人タクシーからの配車情報による指定時刻
及び指定場所と、待ち合わせた時刻及び場所との一致
を、自動的に証明できるようにすることが望ましい。

【００２４】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、 (1)タクシー呼び出し端末が、ＰＨＳ（Personal Handyp
hone System）電話機からなっていて、ＰＨＳシステム
の持つ発信位置特定機能によって、サービスステーショ
ンがタクシー呼び出し端末の位置を特定できるものとし
てもよい。なおこの場合は、配車希望情報に付加して、
周辺の地理的又は建造物等の特徴を通知することが望ま
しい。 (2)タクシー呼び出し端末が、街頭等に固定的に設置さ
れた装置であって、専用線等を介してインターネットプ
ロバイダに接続されており、地番等のその固有の位置情
報によって、サービスステーションがタクシー呼び出し
端末の位置を特定できるものとしてもよい。 (3)タクシー会社登録データベースには、タクシー会社
配下の客待ちタクシーを登録するかわりに、各タクシー
会社の連絡先を登録して、タクシー呼び出し人がタクシ
ー会社を指定したとき、そのタクシー会社端末に接続す
ることによって、タクシー呼び出し端末とタクシー会社
端末とが、直接、配車希望情報と配車情報のやりとりを
行うようにしてもよい。 (4)図１に示す構成において、サービスセンター３が、
インターネットプロバイダ２1 に含まれるものとしても
よい。 (5)本発明では、サービスの対象をタクシーの配車とし
ているが、呼び出したい対象はタクシーに限るものでな
く、呼び出し人の希望するサービス対象として、例え
ば、宅配サービス，リアルタイム情報配信サービス，地
域観光情報配信サービス，交通情報配信サービス等にも
適用することが可能である。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように、この発明のタクシ
ー呼び出しシステムによれば、タクシーを呼ぼうとする
人は、タクシー会社の電話番号を知らなくても、たとえ
未知の場所であっても、手元にある携帯電話機やＰＨＳ
電話機等を利用して、１箇所のサービスステーションに
配車を希望する旨の情報を送るだけで、容易に、タクシ
ーを呼ぶことができるとともに、可能な限り、呼び出し
人の希望に沿う条件でのタクシー配車を実現することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例であるタクシー呼び出しシ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図２】本実施例におけるサービスセンターの構成を示
すブロック図である。

【図３】本実施例のタクシー呼び出しシステムの動作を
説明するためのフローチャート（１）である。

【図４】本実施例のタクシー呼び出しシステムの動作を
説明するためのフローチャート（２）である。

【符号の説明】

１インターネット（情報ネットワーク）２1 ，２2 ，… インターネットプロバイダ３サービスステーション４タクシー会社端末５タクシー無線網６1 ，６2 ，… タクシー端末７タクシー無線網８1 ，８2 ，… タクシー端末９ＰＨＳ網１０タクシー呼び出し端末

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｈ０４Ｂ 7/26 ＪＨ０４Ｑ 7/34 １０６Ａ (72)発明者二瓶史行東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者井口憲幸東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者野村英一東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者川浦久雄東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者本郷廣生東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者植村哲也東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者砂村潤東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内 (72)発明者全容震東京都港区芝五丁目７番１号日本電気株式会社内Ｆターム(参考） 5H180 AA14 BB05 FF05 FF13 5K067 BB04 BB14 DD20 EE02 EE10 EE16 FF03 GG01 GG11 HH05 JJ52 JJ56

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】タクシー呼び出し端末から情報ネットワ
ークを介してタクシー呼び出しのための情報を送信した
とき、前記情報ネットワーク内に設けられたサービスス
テーションが、前記タクシー呼び出し端末の発信位置を
認識して、前記タクシー呼び出し端末の位置情報と、前
記タクシー呼び出し端末からのタクシー呼び出し情報と
を前記情報ネットワークを介してタクシー会社端末又は
タクシー端末に送信することを特徴とするタクシー呼び
出しシステム。
【請求項２】前記タクシー呼び出し端末がＧＰＳ装置
を有し、該ＧＰＳ装置で測定された位置情報を、前記タ
クシー呼び出し情報に付加して前記サービスステーショ
ンへ送信することを特徴とする請求項１記載のタクシー
呼び出しシステム。
【請求項３】前記タクシー呼び出し端末がＰＨＳ装置
からなり、前記サービスステーションが、ＰＨＳシステ
ムの発信位置特定機能によって、前記タクシー呼び出し
端末の位置を自動的に認識できることを特徴とする請求
項１記載のタクシー呼び出しシステム。
【請求項４】前記サービスステーションがインターネ
ットプロバイダであることを特徴とする請求項１乃至３
のいずれか一に記載のタクシー呼び出しシステム。
【請求項５】前記タクシー呼び出し端末からのタクシ
ー呼び出し情報には、行き先，乗車時間，乗車人数，荷
物量，禁煙／喫煙の別，乗車料金，タクシー会社名，車
種，ピックアップ時間等の、タクシー呼び出し人の希望
情報を含むものであることを特徴とする請求項１乃至４
のいずれか一に記載のタクシー呼び出しシステム。
【請求項６】前記サービスステーションが、前記タク
シー呼び出し情報になるべく合致するタクシー会社又は
タクシーを選択して、該選択された一又は複数のタクシ
ー会社又はタクシーに前記タクシー呼び出し情報を伝達
することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一に記
載のタクシー呼び出しシステム。
【請求項７】前記サービスステーションからのタクシ
ー呼び出し情報を受信し、呼び出しに応じるタクシー会
社又はタクシーが、前記タクシー呼び出し情報の確認情
報と、配車情報とを前記タクシー呼び出し端末に返送す
ることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一に記載
のタクシー呼び出しシステム。