JP2002201951A - ターボ過給装置 - Google Patents

ターボ過給装置

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JP2002201951A
JP2002201951A JP2000402681A JP2000402681A JP2002201951A JP 2002201951 A JP2002201951 A JP 2002201951A JP 2000402681 A JP2000402681 A JP 2000402681A JP 2000402681 A JP2000402681 A JP 2000402681A JP 2002201951 A JP2002201951 A JP 2002201951A
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JP
Japan
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intake
control valve
turbocharger
intake control
compressor
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JP2000402681A
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English (en)
Inventor
Yuji Makuta
雄二 幕田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターボ過給機の低速域での過給効率を高める。 【解決手段】ターボ過給機11に設けたコンプレッサイ
ンペラ18の上流に連通する吸気通路6に、吸気通路6
の内径よりも小径の吸気制御弁19を介装する。この吸
気制御弁19はターボ過給機11が低速域にあるとき閉
弁動作するように設定されており、吸気制御弁19を閉
弁させることで、吸入空気は、吸気制御弁19を通過す
る際に増速されて、コンプレッサインペラ18に吸引さ
れるため過給効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低速域での過給効
率を向上させることの可能なターボ過給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のターボ過給機は、高速
域の性能に優る反面、低速域での過給効率が低いため、
低速トルクが低く、十分な発進加速性等を得ることが困
難である。
【0003】例えば実開平5−32731号公報には、
ターボ過給機の応答遅れによる加速の悪化を改善するた
めに、ターボ過給機のコンプレッサハウジングにエアイ
ンジェクションを設け、このエアインジェクションから
噴出される高圧空気をコンプレッサインペラに吹き付け
ることで、ターボ過給機の回転トルクを増加させ、低速
時の過給圧を上昇させて加速性能を改善する技術が開示
されている。
【0004】又、再公表第98/48157号公報に
は、ターボ過給機のコンプレッサハウジングとコンプレ
ッサインペラとのクリアランスを可能な限り小さくし
て、このクリアランスからの新気の漏れを防止し、低速
域での加速性能の向上を図る技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した各公
報に開示されている技術は、低速域での過給効率を高め
るために、前者ではターボ過給機自体に部品を追加する
必要があり、後者では、高度な加工精度が要求されるた
め、製造コストの高騰を招く問題がある。
【0006】又、これらの公報に開示されている技術で
は、従来のターボ過給をそのまま採用することができな
いため、汎用性に欠ける問題がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構造
で、低速域の過給効率を高めることができるばかりでな
く、従来のターボ過給機をそのまま採用することがで
き、汎用性に優れたターボ過給装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるターボ過給装置は、コンプレッサとタービ
ンとを有するターボ過給機を備え、上記コンプレッサ直
上流に通路内径よりも小径の吸気制御弁を配設したこと
を特徴とする。
【0009】このような構成では、低速域では、ターボ
過給機のコンプレッサ直上流に配設した吸気制御弁を閉
弁させることで、この吸気制御弁を通過する吸入空気の
流速が速められるため、過給効率及び加速応答性が向上
する。そして、高速域へ移行したときは、吸気制御弁を
全開させることで、吸気抵抗が低減し、吸入空気量が増
大する。
【0010】この場合、好ましくは、上記吸気制御弁を
タービンハウジングの上流に連通する吸気通路に配設す
ることで、ターボ過給機を改変することなく、低速域の
過給効率を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1にターボ過給機付エンジン
の概略構成図を示す。同図の符号1はエンジンで、本実
施の形態では水平対向エンジンを示す。このエンジン1
の両バンクに設けられたシリンダヘッド2に形成されて
いる吸気ポートと排気ポート(何れも図示せず)に吸気
マニホルド3と排気マニホルド4が各々接続されてい
る。
【0012】吸気マニホルド3はエアーチャンバ5に集
合されており、このエアーチャンバ5の上流に吸気通路
6が連通され、この吸気通路6の空気取入れ口にエアク
リーナ(図示せず)が装着されている。更に、吸気通路
6のエアーチャンバ5の上流にスロットル弁7が介装さ
れており、このスロットル弁7の上流にインタークーラ
9が介装されている。一方、排気マニホルド4に排気通
路8が連通され、この排気通路8に触媒10が介装され
ている。
【0013】又、符号11はターボ過給機で、図2、図
4に示すように、このターボ過給機11の本体11a
が、排気通路8の排気マニホルド4と触媒10との間に
介装されるタービンハウジング12と、吸気通路6のイ
ンタークーラ9の上流に介装されるコンプレッサハウジ
ング13と、この両ハウジング12,13を連設するセ
ンタハウジング14とで構成されている。
【0014】センタハウジング14にはロータ軸16が
回動自在に支持されており、このロータ軸16の一端
に、タービンハウジング12に収容されるタービンホイ
ール15が連結され、他端に、コンプレッサハウジング
13に収容されるコンプレッサインペラ18が連結され
ている。
【0015】タービンホイール15は、タービンハウジ
ング12に導かれる排気圧によって回転駆動され、この
回転駆動によりコンプレッサインペラ18を回転させ
て、過給された吸入空気をエンジン1へ供給する。
【0016】又、コンプレッサハウジング13の直上流
に連通する吸気通路6に、バタフライ式吸気制御弁19
が配設されている。この吸気制御弁19のほぼ中央が弁
軸19aに固定されており、この弁軸19aが吸気通路
6に回動自在に支持されている。この弁軸19aは電磁
弁、モータ等の吸気制御弁用アクチュエータ(図示せ
ず)に連設されており、吸気制御弁用アクチュエータは
図示しない制御装置からの駆動信号に基づいて動作され
る。
【0017】図2、図3に示すように、この吸気制御弁
19の外径は、その外周に対設する吸気通路6の内径よ
りも小さく形成されている。従って、同図に示すよう
に、吸気制御弁19が閉弁状態にあるとき、吸入空気
は、吸気制御弁19の外周と吸気通路6の内周との間に
形成されたリング状の空隙部20を経てコンプレッサイ
ンペラ18側へ吸い込まれる。
【0018】尚、吸気制御弁19の外径(換言すれば、
空隙部20の幅)は、搭載されているターボ過給機11
のコンプレッサインペラ18の形状等で相違するため、
一律に設定することが困難であり、実験等から最適な値
を求める。
【0019】制御装置では、エンジン回転数、吸入空気
量、スロットル開度等のエンジン運転状態を検出するパ
ラメータに基づき、ターボ過給機11の回転が低速域に
あるか、高速域にあるかを判定する。
【0020】そして、ターボ過給機11の過給圧が所定
圧未満となる、低速域では、吸気制御弁用アクチュエー
タに閉弁信号を出力し、吸気制御弁19を閉弁動作させ
る。又、過給圧が所定値以上となる、高速域では、吸気
制御弁用アクチュエータに開弁信号を出力し、吸気制御
弁19を開弁動作させる。
【0021】次に、このような構成によるターボ過給装
置の動作について説明する。エンジン1が運転中は、タ
ーボ過給機11のタービンホイール15が排気圧を受け
て回転し、このタービンホイール15にロータ軸16を
介して連設するコンプレッサインペラ18が同方向へ回
転し、エンジン1へ供給する吸入空気を過給する。
【0022】一方、制御装置では、エンジン回転数、吸
入空気量、スロットル開度等のエンジン運転状態を検出
するパラメータに基づき、ターボ過給機11の運転領域
が、過給圧が設定値以上となる高速域にあるか、過給圧
が設定値未満となる低速域にあるかを調べる。
【0023】そして、高速域にあると判定したときは、
吸気制御弁用アクチュエータに対して開弁信号を出力す
る。すると、吸気制御弁用アクチュエータが吸気制御弁
19を開弁動作させる。その結果、図4、図5に示すよ
うに、吸気制御弁19の表面が吸入空気の流れに沿った
方向へ開き、この吸気制御弁19による吸気抵抗が最小
となる。
【0024】図4に、このときのコンプレッサインペラ
18に吸い込まれる吸入空気の流速特性を矢印で示す。
同図に示すように、吸入空気は、その中心軸から外周方
向へ向かう程流速が速くなる特性を示す。
【0025】一方、制御装置において、ターボ過給機1
1の運転領域が低速域にあると判定したときは、吸気制
御弁用アクチュエータに閉弁信号を出力する。すると、
吸気制御弁用アクチュエータが吸気制御弁19を回転さ
せて吸気通路8を閉弁する。
【0026】その結果、図2、図3に示すように、吸気
制御弁19は吸入空気流に対してほぼ直交する方向へ回
転し、吸入空気は、吸気制御弁19の外周と吸気通路6
の内周との間に形成されたリング状の空隙部20を通過
し、流速が速められた状態でターボ過給機11のコンプ
レッサインペラ18に吸い込まれる。このとき、吸入空
気は空隙部20を通り、吸気通路6の内壁に沿ってコン
プレッサインペラ18の外縁方向へ流れる。
【0027】上述したように、コンプレッサインペラ1
8の流速特性は外周方向へ向かうほど増速される特性を
示しているため、コンプレッサインペラ18の流速が増
速される側に、吸入空気を供給することで、本来、コン
プレッサインペラ18の有する流速特性が増強され、過
給効率が向上し、従って、低速域での加速応答性が向上
する。
【0028】このように、本実施の形態によれば、ター
ボ過給機11が低速域にあるときは、吸気制御弁19を
閉弁させて、その周囲に形成された空隙部20から吸入
空気を増速させた状態でコンプレッサインペラ18の外
縁方向へ導くようにしたので、本来、コンプレッサイン
ペラ18の有する流速特性が増強され、低速域での過給
効率が向上する。
【0029】又、吸気制御弁19をコンプレッサハウジ
ング13に連設する吸気通路6側に配設したので、ター
ボ過給機11は従来のものをそのまま採用することが可
能となり、優れた汎用性を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
コンプレッサ直上流に通路内径よりも小径の吸気制御弁
を配設したので、低速域では、吸気制御弁を閉弁させる
ことで、コンプレッサに流入する吸入空気の流速が増速
され、過給効率が向上し、良好な加速応答性を得ること
ができる。
【0031】この場合、吸気制御弁をコンプレッサ直上
流に連通する吸気通路に配設することで、既存のターボ
過給機をそのまま採用することが可能となり、優れた汎
用性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターボ過給機付エンジンの概略構成図
【図2】吸気制御弁閉弁時のターボ過給機の縦断面図
【図3】図2のIII矢視図
【図4】吸気制御弁開弁時のターボ過給機の縦断面図
【図5】図4のV矢視図
【符号の説明】
6 吸気通路 11 ターボ過給機 12 タービンハウジング 13 コンプレッサハウジング 15 タービンホイール 18 コンプレッサインペラ 19 吸気制御弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサとタービンとを有するターボ
    過給機を備え、 上記コンプレッサ直上流に通路内径よりも小径の吸気制
    御弁を配設したことを特徴とするターボ過給装置。
  2. 【請求項2】上記吸気制御弁をタービンハウジングの上
    流に連通する吸気通路に配設したことを特徴とする請求
    項1記載のターボ過給装置。
JP2000402681A 2000-12-28 2000-12-28 ターボ過給装置 Pending JP2002201951A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2904375A1 (fr) * 2006-07-26 2008-02-01 Renault Sas Dispositif pour l'admission d'air en entree d'un compresseur, notamment d'un turbocompresseur
JP2015105644A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社豊田中央研究所 過給機用圧縮機
JP2016000999A (ja) * 2009-12-29 2016-01-07 川崎重工業株式会社 自動二輪車

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2904375A1 (fr) * 2006-07-26 2008-02-01 Renault Sas Dispositif pour l'admission d'air en entree d'un compresseur, notamment d'un turbocompresseur
JP2016000999A (ja) * 2009-12-29 2016-01-07 川崎重工業株式会社 自動二輪車
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