JP2001115847A - 過給システム - Google Patents

過給システム

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JP2001115847A
JP2001115847A JP29568099A JP29568099A JP2001115847A JP 2001115847 A JP2001115847 A JP 2001115847A JP 29568099 A JP29568099 A JP 29568099A JP 29568099 A JP29568099 A JP 29568099A JP 2001115847 A JP2001115847 A JP 2001115847A
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JP
Japan
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engine
supercharger
supercharging
turbocharger
flow path
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JP29568099A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で耐久性を損なうことなく、エン
ジンの負荷急増時に応答性良く過給可能な過給システム
の提供を目的とする。 【解決手段】 エンジン3の吸気系に上流から下流に向
かって順に配置されたスーパチャージャ7およびターボ
チャージャ9と、スーパチャージャ7の吸い込み側流路
13と吐き出し側流路15とを連通すると共に内部に該
流路を開閉するバイパスバルブ19を備えたバイパス流
路17とを備え、エンジン3の負荷が急増したときにス
ーパチャージャ7が吸気を過給すると共に、スーパチャ
ージャ7側からエンジン3を駆動することがないように
オーバランニングクラツチ37を介してスーパチャージ
ャ7をエンジン3に連結したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの過給シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンの過給システムの制御装
置として、例えば特開平5−187246号公報に図2
に示すような過給機の駆動を制御する変速伝達装置10
1が開示されている。この変速伝達装置101は変速ベ
ルト式であり、ディーゼルエンジンの負荷状態に応じて
図外の過給機の駆動を断続し、効率的に過給を行うと共
に変速伝達装置101の耐久性を向上しようとするもの
である。
【0003】図2において、エンジンの出力軸103に
は可変ピツチのドライブプーリ105が電磁クラツチ1
07を介して取り付けられ、一方、過給機の回転軸10
9にも同様に可変ピツチのドリブンプーリ111が電磁
クラツチ113を介して取り付けられている。そして、
電磁クラツチ107,113はコントロールユニツト1
15により、同時にONあるいはOFF操作され、両電
磁クラツチ107,113がONのときには変速伝達装
置101を介して過給機の回転軸109は駆動され、O
FFのときはこの駆動経路は遮断される。
【0004】両電磁クラツチ107,113がONのと
きには、ドライブプーリ105とドリブンプーリ111
のピッチは互いに異なるように設定されている。そし
て、両電磁クラツチ107,113がOFFのときは、
過給機は変速伝達装置101を経ることなく、エンジン
の排気ガスの圧力によつて駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両電磁クラ
ツチ107,113のON操作され、過給機が駆動され
るときにON操作に伴って発生するショックにより、逆
に変速ベルト装置101の耐久性が損なわれる恐れがあ
る。
【0006】そこで、本発明は、構造が簡単で耐久性が
損なわれることなく、エンジンの負荷急増時に応答性良
く過給可能な過給システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、エンジンの吸気系に上流
から下流に向かって順に配置されたスーパチャージャお
よびターボチャージャと、前記スーパチャージャの吸い
込み側流路と吐き出し側流路とを連通すると共に内部に
該流路を開閉するバイパスバルブを備えたバイパス流路
とを備え、エンジンの負荷が急増したときに前記スーパ
チャージャが吸気を過給することを特徴とする過給シス
テム。
【0008】したがって、エンジンの負荷急増時には、
例えばバイパスバルブを閉じて、吸気をスーパチャージ
ャを通して過給することにより、ターボチャージャによ
る過給作用の立ち上がりがより速くなるので、負荷急増
に対する過給作用の応答性が向上する。
【0009】また、ターボチャージャによる過給作用に
より負荷への対応が充足されたときには、例えばバイパ
スバルブを開いて 吸気をバイパス流路経由でターボチ
ャージャに供給すれば、過大な過給圧の発生を抑制する
ことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の過給システムであって、前記スーパチャージャは、該
スーパチャージャ側からエンジンを駆動することがない
ように逆駆動防止機構を介してエンジンに連結されてい
ることを特徴とする。
【0011】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られると共に、スーパチャージャの駆動機構
に、例えばオーバランニングクラツチを用いる構成にす
ることによつて、スーパチャージャ側からエンジンを駆
動することがないので、耐久性を損なうことなく、エネ
ルギロスを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態を図1により説明する。図1はディーゼルエンジ
ンの吸気系に適用された本実施形態の過給システム1の
概念図である。
【0013】図1に示すように、エンジン3の吸気系に
は、上流側からエアクリーナ5、スーパチャージャ7、
ターボチャージャ9、ついでスロットルバルブ11がこ
の順に配置され、ターボチャージャ9から吐出された過
給気がエンジン3に供給される。スーパチャージャ7を
バイパスして、その吸い込み側の流路13と吐き出し側
の流路15とを連通するバイパス流路17が設けられて
いる。そして、バイパス流路17中には流路17を開閉
するバイパスバルブ19が配置されている。
【0014】スーパチャージャ7の吸い込み側の流路1
3およびターボチャージャ9の吐き出し側の流路21に
はそれぞれ吸気圧力P1、P2を検出する吸気圧センサ
23、25が設けられ、また、エンジン3には回転数セ
ンサ27が設けられている。各センサ23、25、27
の検出情報により図外のコントロールユニツトがバイパ
スバルブ19および後述のウェストゲートバルブ41を
開閉制御する。
【0015】スーパチャージャ7には、例えばルーツブ
ロワまたはリショルム式コンプレッサなどが用いられ、
ベルト駆動機構31を介してエンジン3のクランク軸3
3により駆動される。ベルト駆動機構31のスーパチャ
ージャ7側プーリ35にはオーバランニングクラッチ3
7が組み込まれている。これにより、エンジン3がスー
パチャージャ7側から駆動されることが防止されてい
る。
【0016】一方、ターボチャージャ9は、エンジン3
の排気ガスにより駆動される排気タービン39に連結さ
れて駆動される。ターボチャージャ9の回転数は排気タ
ービン39の入り口部に設けられたウェストゲートバル
ブ41の開閉によって調整される。
【0017】つぎにスーパチャージャ7およびターボチ
ャージャ9を含む過給システム1の作用を説明する。
【0018】エンジン3の回転数が低く、スーパチャー
ジャ7の吸い込み側の吸気圧力P1が低いときは、エン
ジン3は低負荷状態にあるので、コントロールユニツト
はバイパス流路17のバイパスバルブ19を開く。これ
により、吸気はスーパチャージャ7で過給されることな
く、バイパス流路17とターボチャージャ9を通ってエ
ンジン3に吸い込まれる。このとき、エンジン3の排気
側のウェストゲートバルブ41が開くので排気がここを
通って逃げ、ターボチャージャ9は回転数が低く、過給
作用をしない。
【0019】また、吸気圧力P1が高く、エンジン3の
回転数が低いときは、コントロールユニツトはバイパス
バルブ19を閉じる。この状態は、例えばエンジン3の
負荷が急増した場合であるので、吸気はスーパチャージ
ャ7を通ってターボチャージャ9に送り込まれる。そし
て、吸気はさらにターボチャージャ9で圧縮され、過給
気がエンジン3に供給されてエンジン3の充てん効率が
上がる。
【0020】そして、ターボチャージャ9の過給により
吸気圧P2が高くなると、バイパスバルブ19が開い
て、吸気はバイパス流路17を通るのでターボチャージ
ャ9だけによる過給が行われ、スーパチャージャ7は過
給しない。
【0021】こうして、本実施形態によれば、エンジン
3の負荷急増時には、バイパスバルブ19が閉じて、吸
気をスーパチャージャ7を通して過給することにより、
ターボチャージャ9による過給作用の立ち上がりがより
速くなるので、負荷急増に対する過給作用の応答性が向
上する。
【0022】また、ターボチャージャ9による過給作用
により負荷への対応が充足されたときには、バイパスバ
ルブ19を開いて、吸気をバイパス流路17によりター
ボチャージャ9に供給すれば、過大な過給圧の発生を抑
制することができる。
【0023】また、スーパチャージャ7のベルト駆動機
構31に、オーバランニングクラツチ37を用いている
ので、スーパチャージャ7側からエンジン3を駆動する
ことがないので、耐久性を損なうことなく、エネルギロ
スを防止することができる。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、エンジンの負荷急増時には、
例えばバイパスバルブを閉じて、吸気をスーパチャージ
ャを通して過給することにより、ターボチャージャによ
る過給作用の立ち上がりがより速くなるので、負荷急増
に対する過給作用の応答性が向上する。
【0024】また、ターボチャージャによる過給作用に
より負荷への対応が充足されたときには、例えばバイパ
スバルブを開いて 吸気をバイパス流路によりターボチ
ャージャに供給すれば、過大な過給圧の発生を抑制する
ことができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られると共に、スーパチャージ
ャの駆動機構に、例えばオーバランニングクラツチを用
いる構成にすることによつて、スーパチャージャ側から
エンジンを駆動することがないので、耐久性を損なうこ
となく、エネルギロスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の過給システムの概念図で
ある。
【図2】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
3 エンジン 7 スーパチャージャ 9 ターボチャージャ 13,15,21 流路 17 バイパス流路 19 バイパスバルブ 31 ベルト駆動機構 37 オーバランニングクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気系に上流から下流に向か
    って順に配置されたスーパチャージャおよびターボチャ
    ージャと、 前記スーパチャージャの吸い込み側流路と吐き出し側流
    路とを連通すると共に内部に該流路を開閉するバイパス
    バルブを備えたバイパス流路とを備え、 エンジンの負荷が急増したときに前記スーパチャージャ
    が吸気を過給することを特徴とする過給システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の過給システムであっ
    て、 前記スーパチャージャは、該スーパチャージャ側からエ
    ンジンを駆動することがないように逆駆動防止機構を介
    してエンジンに連結されていることを特徴とする過給シ
    ステム。
JP29568099A 1999-10-18 1999-10-18 過給システム Pending JP2001115847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110094480A1 (en) * 2009-10-28 2011-04-28 Eaton Corporation Control Strategy for an Engine
US20140208745A1 (en) * 2009-10-28 2014-07-31 Eaton Corporation Control strategy for an engine
US9840972B2 (en) 2011-05-25 2017-12-12 Eaton Corporation Supercharger-based twin charging system for an engine

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8640458B2 (en) * 2009-10-28 2014-02-04 Eaton Corporation Control strategy for an engine
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