JPS636423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS636423Y2
JPS636423Y2 JP13059582U JP13059582U JPS636423Y2 JP S636423 Y2 JPS636423 Y2 JP S636423Y2 JP 13059582 U JP13059582 U JP 13059582U JP 13059582 U JP13059582 U JP 13059582U JP S636423 Y2 JPS636423 Y2 JP S636423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
engine
speed range
cooling fan
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13059582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5935634U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13059582U priority Critical patent/JPS5935634U/ja
Publication of JPS5935634U publication Critical patent/JPS5935634U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS636423Y2 publication Critical patent/JPS636423Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、排気マニホールドを冷却切換え自在
とすることにより機関に対する排気ターボ過給機
のマツチング域を広げた排気ターボ過給機関に関
するものである。
従来の排気ターボ過給機関、殊に、機関出力の
使用域が回転速度、負荷条件によつて大幅に変化
する自動車用排気ターボ過給機関においては、使
用域にくらべて過給機の最適マツチング域が狭か
つた。つまり、低回転、低負荷時の所謂低速域か
ら高回転、高負荷時の所謂高速域に至る間におい
て、排気ガス流量と温度が大幅に変化するためマ
ツチング域を外れてしまい、有効な過給を期待す
ることができなかつた。
本考案は、上述の点に鑑み、機関の低回転、低
負荷時の所謂低速域では、排気ガスを冷却せずに
直接排気タービンへ導き、高回転、高負荷時の所
謂高速域では排気ガスを冷却風によつて冷却し、
温度の下がつた排気ガスを排気タービンへ導くよ
うにして低速域から高速域までの、排気タービン
を通過する排気ガスの流量と温度との変化割合、
詳細にはM・√/P(こゝにMは排気タービン
を通過する排気ガスの体積流量、Tは排気タービ
ン入口の排気ガス温度、Pは排気タービン入口の
排気ガス圧力)で表わされる排気タービンの修正
流量の値を小さくすることにより、排気ターボ過
給機の最適マツチング域を広げ、もつて排気ガス
流量と温度の変化の大きい自動車用排気ターボ過
給機関の過給効率の向上を図つたものであつて、
機関のマニホールドを排気タービンへ連結してな
る排気ターボ過給機関において、前記機関と排気
タービンとの間の排気マニホールドの外周に冷却
フアンを有する導風管を配設し、機関の高速域に
おいて、前記冷却フアンを駆動するようにして成
る冷却の切換え自在な排気路を備えた排気ターボ
過給機関を提供するものである。
本考案の実施例を図面について説明すれば、機
関Eを構成する各シリンダ1の排気ポート2と過
給機Tの構成要素の一つである排気タービン3と
の間に連結される排気マニホールド4の外周に、
冷却フアン5を回転自在に取付けた導風管6を配
設している。
前記冷却フアン5は、制御器7の出力信号によ
つて作動するモータ8によつて駆動される。
また、制御器7は機関Eに取付けられた回転セ
ンサ9および負荷センサ10から機関回転及び負
荷を検出して、夫々が設定値に到達した所謂高速
域において、出力信号をモータ8に送るように構
成されている。
本考案は、前記のように構成するから機関回転
数及び負荷が設定値に達しない低速域では、制御
器7が出力しないので、モータ8及び冷却フアン
5は作動しないので、排気マニホールド4中の排
気ガスを冷却することなく排気タービン3へ導く
ことができる。これに対して排気ガス温度の上昇
する高速域では、機関回転数及び負荷が設定値を
超えるので、制御器7よりの出力信号でモータ8
が作動し、冷却フアン5を作動させる。
冷却フアン5の回動によつて導風管6内に空気
流が導入されて排気マニホールド4が冷却され
る。従つて、冷却された排気ガスを排気タービン
3へ導くことができる。よつて、低速域から高速
域までの排気タービン入口における修正流量の変
化割合を小さくおさえることができ、さこれによ
り排気ターボ過給機の最適マツチング域を広げる
ことができる。
以上のように本考案によれば、従来の排気ター
ボ過給機関に比べ修正流量の変化割合が小さくな
るため、低速域から高速域までマツチング域より
広い排気ターボ過給機関を提供することができる
実用上大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の排気ターボ過給機関の要部を示
す平面図である。 1……シリンダ、2……排気ポート、3……排
気タービン、4……排気マニホールド、5……冷
却フアン、6……導風管、7……制御器、8……
モータ、9……回転センサ、10……負荷セン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の排気マニホールドを排気タービンへ連結
    してなる排気ターボ過給機関において、前記機関
    と排気タービンとの間の排気マニホールドの外周
    に、冷却フアンを有する導風管を配設し、機関の
    高速域において、前記冷却フアンを駆動するよう
    にして成る冷却の切換え自在な排気マニホールド
    を備えた排気ターボ過給機関。
JP13059582U 1982-08-31 1982-08-31 冷却の切換え自在な排気マニホ−ルドを備えた排気タ−ボ過給機関 Granted JPS5935634U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059582U JPS5935634U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 冷却の切換え自在な排気マニホ−ルドを備えた排気タ−ボ過給機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059582U JPS5935634U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 冷却の切換え自在な排気マニホ−ルドを備えた排気タ−ボ過給機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5935634U JPS5935634U (ja) 1984-03-06
JPS636423Y2 true JPS636423Y2 (ja) 1988-02-23

Family

ID=30295528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13059582U Granted JPS5935634U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 冷却の切換え自在な排気マニホ−ルドを備えた排気タ−ボ過給機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5935634U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2662545B1 (en) * 2012-05-11 2016-12-28 Caterpillar Motoren GmbH & Co. KG Radiant heat discharge arrangement

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5935634U (ja) 1984-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050188693A1 (en) Internal combustion engine comprising a compressor in the induction tract
US4959961A (en) Supercharged internal combustion engine
JPS636423Y2 (ja)
JPH08240156A (ja) 過給機付エンジンの排気ガス再循環装置
JPH02119621A (ja) 過給機付エンジン
JPS6050980B2 (ja) 排気タ−ボ過給式エンジンにおける排気ガス還流装置
JPS6019918A (ja) タ−ボ過給機の排気タ−ビン
JPS6116229A (ja) 過給内燃機関
JPS6038027Y2 (ja) 多気筒型内燃機関
JPS6147297B2 (ja)
JPH0121136Y2 (ja)
JP2002201951A (ja) ターボ過給装置
JPS6034749Y2 (ja) タ−ボ過給機付エンジンの吸気装置
CN1616803A (zh) 发电量调节式废气涡轮增压系统
JPH0533699Y2 (ja)
JPH0450429Y2 (ja)
JPS5847227Y2 (ja) 過給機用タ−ビン車室
JPS59692B2 (ja) 排気タ−ボ過給機関
JPS6117126U (ja) 自動車用冷却装置
JPH11315726A (ja) 舶用エンジンの過給方法
JPH0531221Y2 (ja)
KR101013967B1 (ko) 가변 구조 터보차져
JPH0748984Y2 (ja) ターボチャージャ付きエンジン
JPS5934849B2 (ja) 排気タ−ボ過給式自動車用エンジン
JPS6329022A (ja) 過給式4サイクル内燃機関