JP2002201054A - 無機質建材 - Google Patents

無機質建材

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JP2002201054A
JP2002201054A JP2000397071A JP2000397071A JP2002201054A JP 2002201054 A JP2002201054 A JP 2002201054A JP 2000397071 A JP2000397071 A JP 2000397071A JP 2000397071 A JP2000397071 A JP 2000397071A JP 2002201054 A JP2002201054 A JP 2002201054A
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inorganic building
polyester
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Takashi Yamaguchi
高司 山口
Kuniyasu Kawabe
邦康 河辺
Fujio Yamato
富士桜 倭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐凍害性に優れた無機質建材及び該無機質建材
の製造方法を提供すること。 【解決手段】セメントを含有してなるセメント配合物、
ガラス転移点又は融点が45〜160℃で、体積平均粒
子径が10〜250μmの熱可塑性樹脂粉体及び水を含
有してなる混合物を混練し、所定の形状に成形し、該熱
可塑性樹脂粉体の溶融温度以上の温度で処理して得られ
る無機質建材及び該無機質建材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機質建材及び該
無機質建材の製造方法に関する。さらに詳しくは、耐凍
害性に優れた無機質建材及び該無機質建材の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維補強されたセメント系無機質
建材は高速道路の防音壁、住宅の外壁、間仕切り等の防
音、断熱材等に広く使用されている。これら無機質建材
の製造方法としてセメント、シリカ質原料、骨材、補強
繊維、メチルセルロース等の流動性改質剤を含有したセ
メント配合物に適量の水を添加して混練し、これを成形
ダイスから押出成形する押出成形法や、プレス成形法に
よる方法が知られている。
【0003】さらに、軽量化、断熱性付与等の目的か
ら、押出成形配合材料に、パーライト等の無機発泡軽量
骨材や発泡スチロール等の有機発泡軽量骨材を添加し
て、製品組織の多孔化を試みた無機質建材も知られてい
る(特開昭58−55360号公報、特開平6−329
482号公報等)。しかしながら、予め発泡させた剤を
使用する場合、押出機内等で成形時に粉砕されることが
多く、これらの方法では耐凍害性に優れた無機質建材を
得ることが難しい。この理由は耐凍害性に有効な空隙が
セメントマトリックス中に混在しないためと考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐凍害性に
優れた無機質建材及び該無機質建材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に対
して、特定粒径の熱可塑性樹脂を配合することを特徴と
する耐凍害性優れた無機質建材および該無機質建材の製
造方法である。即ち、本発明の要旨は、(1) セメン
トを含有してなるセメント配合物、ガラス転移点又は融
点が45〜160℃で、体積平均粒子径が10〜250
μmの熱可塑性樹脂粉体及び水を含有してなる混合物を
混練し、所定の形状に成形し、該熱可塑性樹脂粉体の溶
融温度以上の温度で処理して得られる無機質建材、並び
に(2) セメントを含有してなるセメント配合物、ガ
ラス転移点又は融点が45〜160℃で、体積平均粒子
径が10〜250μmの熱可塑性樹脂粉体及び水を含有
してなる混合物を混練し、所定の形状に押出成形し、該
熱可塑性樹脂粉体の溶融温度以上の温度で処理する、無
機質建材の製造方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、セメント配合物
に含有されるセメントにはセメント質材料も含まれる。
例えば、普通ポルトランドセメント、高炉セメント、フ
ライアッシュセメント等が挙げられる。
【0007】さらに、セメント配合物には、補強繊維、
流動性改質剤、シリカ質原料、骨材等が含有されていて
もよい。補強繊維としては、石綿、岩綿、ガラス繊維、
スチール繊維等の無機質繊維、炭素繊維、ナイロン繊
維、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維
等の有機繊維等が挙げられる。流動性改質剤としては、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ゼラチン、ア
ルギン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等の水溶
性高分子が挙げられる。
【0008】熱可塑性樹脂粉体としては、ポリエステ
ル、ポリエステルポリアミド、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアミド等からなる樹脂粉体が挙げられる
が、これらの中では、強度の観点から、ポリエステル粉
体及び/又はポリエステルポリアミド粉体が好ましい。
【0009】ポリエステルは、例えば、構成モノマーと
して以下に示すカルボン酸成分とアルコール成分との縮
重合により得ることができる。
【0010】カルボン酸成分としては、特に限定されな
いが、炭素数4〜40の二価及び三価のカルボン酸化合
物が好ましく、具体的には、マレイン酸、フマル酸、ア
ジピン酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラ
コン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハ
ク酸、ダイマー酸、アルケニル(炭素数4〜20)コハ
ク酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ナフタレンジカル
ボン酸等の二価カルボン酸、1,2,4−ベンゼントリ
カルボン酸等の三価カルボン酸、それらの無水物、それ
らの低級アルキル(炭素数1〜4)エステル等が挙げら
れる。
【0011】アルコール成分としては、特に限定されな
いが、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、グ
リセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロ
パン、ソルビトール、1,6−ヘキサンジオール等の炭
素数2〜10の脂肪族ポリオール、ビスフェノールA、
水素化ビスフェノールA等の芳香族系ポリオール及びそ
れらのアルキレン(炭素数2〜4)オキサイド付加物
(平均付加モル数2〜20)等が挙げられ、耐熱性及び
耐水性の観点から、ビスフェノールAのプロピレンオキ
サイド付加物及びエチレンオキサイド付加物が好まし
い。
【0012】カルボン酸成分とアルコール成分との縮重
合は、公知の方法、例えば、カルボン酸成分とポリオー
ル成分とを不活性ガス雰囲気中にて180〜250℃で
反応させることにより行うことができ、縮重合の際に
は、酸化ジブチル錫等のエステル化触媒、ハイドロキノ
ン、t−ブチルカテコール等の重合禁止剤等の添加剤を
適宜使用してもよい。また、反応の終了は分子量の指標
となる軟化点、酸価等の追跡により決定すればよい。
【0013】なお、カルボン酸成分とポリオール成分と
のモル比(カルボン酸成分/ポリオール成分)は、1/
0.6〜1/1.5が好ましい。
【0014】ポリエステルポリアミドは、公知の方法、
例えば、ポリエステルの原料モノマーとして挙げたカル
ボン酸成分及びアルコール成分にアミン誘導体を添加し
て縮重合することにより、得ることができる。アミン誘
導体としては、特に限定されないが、エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
メタキシリレンジアミン等のポリアミン;メチルグリシ
ン、トリメチルグリシン、6−アミノカプロン酸、δ−
アミノカプリル酸、ε−カプロラクタム等のアミノカル
ボン酸;エタノールアミン、プロパノールアミン等のア
ミノアルコール等が挙げられる。
【0015】ポリエステルポリアミド中における、ポリ
オール成分、酸成分及びアミン誘導体のモル比は、カル
ボキシル基と水酸基及びアミノ基の合計との当量比(カ
ルボキシル基/水酸基とアミノ基の合計)が、1/0.
6〜1/1.5となるように調整することが好ましい。
【0016】熱可塑性樹脂粉体のガラス転移点又は融点
は、配合材料を混練、押出成形する際の熱による溶融を
防止するために、45℃以上、熱可塑性樹脂粉体の溶融
温度以上の温度で処理する際の溶融時に必要な熱量を考
慮して、160℃以下が好ましい。従って、該ガラス転
移点又は融点は、45〜160℃、好ましくは45〜1
50℃、より好ましくは45〜140℃である。なお、
本発明では、熱可塑性樹脂が非晶質樹脂である場合には
ガラス転移点が、結晶性樹脂である場合には融点が、そ
れぞれ前記範囲内にあるものとする。また、非晶質樹脂
粉体の軟化点は、溶融粘度の観点から、160℃未満が
好ましい。また、成形時に粉砕、破壊されないように、
熱可塑性樹脂粉体は中空構造でないことが好ましい。
【0017】本発明におけるポリエステル粉体及びポリ
エステルポリアミド粉体の粉砕性指数は、溶融後の空隙
の補強効果の観点から9以上が好ましく、商業製品への
粉砕性の観点から、40以下が好ましい。従って、該粉
砕性指数は、9〜40が好ましく、9〜35がより好ま
しい。
【0018】ポリエステル及びポリエステルポリアミド
の酸価は、疎水性を維持するために、0〜50mgKO
H/gが好ましく、0〜40mgKOH/gがより好ま
しい。また、ポリエステルポリアミドのアミン価は、0
〜10mgKOH/gであることが、疎水性を維持でき
るため、好ましい。
【0019】なお、ポリエステル及びポリエステルポリ
アミドの酸価、アミン価の調整は、例えば、樹脂の原料
モノマー比、反応時間等を調整することにより行うこと
ができる。
【0020】熱可塑性樹脂粉体の体積平均粒子径は、耐
凍害性の観点から、10〜250μm、好ましくは10
〜200μm、より好ましくは10〜100μmであ
る。
【0021】本発明において、熱可塑性樹脂粉体は、混
練、押出工程で破壊され難く、熱可塑性樹脂粉体の溶融
温度以上の温度で処理する際に溶融してミクロな空隙を
形成する。そして、冷却固化後、空隙の周囲を補強する
役割を担う。
【0022】本発明の無機質建材は、以上のセメント配
合物及び熱可塑性樹脂粉体に、さらに水を添加した混合
物を混練し、所定の形状に成形し、該熱可塑性樹脂粉体
の溶融温度以上の温度で処理することにより、得られ
る。
【0023】セメントの含有量は、セメント配合物中、
30〜90重量%が好ましく、40〜80重量%がより
好ましい。熱可塑性樹脂粉体の配合量は、セメント配合
物100重量部に対して、耐凍害性の観点から、0.1
重量部以上が好ましく、該樹脂粉体の添加相対容積の増
大によるセメントマトリックスの結合強度の低下を防止
するために、10重量部以下が好ましい。従って、該樹
脂粉体の配合量は、セメント配合物100重量部に対し
て、0.1〜10重量部が好ましく、0.1〜8重量部
がより好ましい。また、水の配合量は、セメント配合物
100重量部に対して、40〜300重量部が好まし
く、40〜100重量部がより好ましい。
【0024】なお、本発明の無機質建材には、例えばA
E剤、AE減水剤、流動化剤、高性能減水剤、遅延剤、
早強剤、促進剤、起泡剤、発泡剤、保水剤、増粘剤、防
水剤等や高炉スラブ、フライアッシュ、シリカヒューム
等の公知の消泡剤や添加剤(材) を併用することができ
る。これらの添加剤(材) は、セメント配合物や混練物
等に適宜して用いることができる。
【0025】セメント配合物、熱可塑性樹脂粉体及び水
を含有した混合物の混練方法及び所定の形状への成形方
法には、公知の方法を特に限定することなく採用するこ
とができる。
【0026】次いで、成形した混練物に高温処理を施
す。高温処理は、混練物中の水分により圧力が上昇する
ため、オートクレーブ養生により行うことが好ましい。
処理温度は、熱可塑性樹脂粉体の溶融温度以上、好まし
くは該溶融温度より10℃以上高い温度である。なお、
本発明においては、熱可塑性樹脂が非晶質樹脂である場
合には軟化点が、結晶性樹脂である場合には融点が、そ
れぞれ溶融温度に相当するものとする。
【0027】
【実施例】〔ガラス転移点又は融点〕示差走査熱量計
「DSC210」(セイコー電子社製)により、10℃
/分の昇温条件にて測定し、接線法で求められる。
【0028】〔粉砕性指数〕ポリエステル又はポリエス
テルポリアミドの反応終了後、冷却、粉砕工程を終えた
ものを篩いにかけ、16メッシュを通過し20メッシュ
を通過しない粉体を得、この分級された粉体を10.0
0g精秤し、コーヒーミル(Philips社製、HR
−2170タイプ)にて10秒間粉砕後、30メッシュ
の篩いにかけ、通過しない粉体の重量(A)gを精秤
し、次式により、Aの値から残存率を求め、この操作を
3回行い平均して求めた値を粉砕性指数とする。この粉
砕性指数を用いると、簡便に粉体の固さ、靭性を知るこ
とができ、その数値の再現性は高いものである。
【0029】
【数1】
【0030】〔酸価〕JIS K 0070に従って測
定する。
【0031】〔アミン価〕ASTM D2073に従っ
て測定する。
【0032】〔軟化点〕高化式フローテスター(島津製
作所社製)を用い、荷重196N、オリフィス径1m
m、オリフィス長さ1mm、3℃/分の昇温条件で測定
し、半量流れ出た温度を軟化点とする。
【0033】〔体積平均粒子径〕レーザ回折式粒度分布
測定装置「SALD−2000J」(島津製作所製)等
を用いて測定する。
【0034】樹脂製造例1 ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン700g、ポリオキシエ
チレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン975g、フマル酸580g及びハイド
ロキノン1gを、をガラス製3Lの4つ口フラスコに入
れ、温度計、ステンレス製攪拌棒、流下式コンデンサー
及び窒素導入管を取り付け、電熱マントルヒーター中で
窒素気流下、210℃で6時間反応後、9.33kPa
の減圧下で2時間反応させた。得られたポリエステルの
酸価は20mgKOH/g、ガラス転移点は55℃、軟
化点は102℃、粉砕性指数は11であった。該ポリエ
ステルをポリエステル1とする。
【0035】樹脂製造例2〜4 表1に示すモル比でモノマーを使用した以外は、樹脂製
造例1と同様にして、ポリエステル2、3、ポリエステ
ルポリアミド1を製造した。なお、フマル酸を使用した
場合は、樹脂製造例1と同様にしてハイドロキノンを添
加した。得られる樹脂の物性を表2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】実施例1〜4、比較例1、2 セメント(太平洋社製、普通ポルトランドセメント)6
0重量部、けい砂(豊浦産)30重量部、パルプ繊維9
重量部、メチルセルロース(信越化学社製、メトローズ
90)1重量部からなるセメント配合物100重量部
に、予め、表3に示す体積平均粒子径に粉砕した熱可塑
性樹脂粉末を添加し、水を50重量部添加して得た混合
物を混練し、該混合物を厚さ2cm、幅20cmの断面
形状で押出成形し、長さ50cmの板状試験片を得た。
得られた試験片を室温で24時間放置後、160℃のオ
ートクレーブ中で12時間養生させ、無機質建材を得
た。
【0039】試験例 実施例1〜4、及び比較例1、2で得た無機質建材は、
いずれも十分な強度を有していたが、以下の方法によ
り、耐凍害性を評価した。結果を表3に示す。
【0040】〔耐凍害性〕凍結融解に対する抵抗性を、
ASTM−C666法(方法A)に準じて試験し、クラ
ックが発現したサイクル数で判定する。なお、判定は1
0サイクルごとに行い、100サイクル後もクラックが
発生しないものを良好とする。
【0041】
【表3】
【0042】以上の結果より、実施例1〜4の無機質建
材は優れた耐凍害性を有するのに対し、小粒径の熱可塑
性樹脂粉末を用いた比較例1や大粒径の熱可塑性樹脂粉
末を用いた比較例2では、十分な耐凍害性の効果が得ら
れない。このように空隙の大きさが耐凍害性に影響する
原因の詳細は不明なるも、樹脂粉末の粒径が小さすぎる
と空隙の形成や空隙の周囲を補強する効果が低下し、粒
径が大きすぎると空隙が大きすぎて樹脂の補強効果が低
下するためと推定される。
【0043】
【発明の効果】本発明により、耐凍害性に優れた無機質
建材を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 16:12 C04B 16:12 16:04) 16:04) 111:76 111:76 (72)発明者 倭 富士桜 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 Fターム(参考) 2E001 DH00 FA24 FA30 GA11 HA04 JA21 JB07 JD02 JD04 2E162 CA00 FA01 FD00 4G012 PA23 PC13 PE02 4G054 AA01 AA11 AC04 BD00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントを含有してなるセメント配合
    物、ガラス転移点又は融点が45〜160℃で、体積平
    均粒子径が10〜250μmの熱可塑性樹脂粉体及び水
    を含有してなる混合物を混練し、所定の形状に成形し、
    該熱可塑性樹脂粉体の溶融温度以上の温度で処理して得
    られる無機質建材。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂粉体がポリエステル粉体及
    び/又はポリエステルポリアミド粉体である請求項1記
    載の無機質建材。
  3. 【請求項3】 ポリエステル粉体及び/又はポリエステ
    ルポリアミド粉体の粉砕性指数が9〜40である請求項
    2記載の無機質建材。
  4. 【請求項4】 セメントを含有してなるセメント配合
    物、ガラス転移点又は融点が45〜160℃で、体積平
    均粒子径が10〜250μmの熱可塑性樹脂粉体及び水
    を含有してなる混合物を混練し、所定の形状に押出成形
    し、該熱可塑性樹脂粉体の溶融温度以上の温度で処理す
    る、無機質建材の製造方法。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂粉体がポリエステル粉体及
    び/又はポリエステルポリアミド粉体である請求項4記
    載の無機質建材の製造方法。
  6. 【請求項6】 ポリエステル粉体及び/又はポリエステ
    ルポリアミド粉体粉砕性指数が9〜40である請求項5
    記載の無機質建材の製造方法。
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