JP2002200928A - 四輪駆動車両の動力伝達機構 - Google Patents

四輪駆動車両の動力伝達機構

Info

Publication number
JP2002200928A
JP2002200928A JP2001306753A JP2001306753A JP2002200928A JP 2002200928 A JP2002200928 A JP 2002200928A JP 2001306753 A JP2001306753 A JP 2001306753A JP 2001306753 A JP2001306753 A JP 2001306753A JP 2002200928 A JP2002200928 A JP 2002200928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
wheel drive
gear
rear wheel
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001306753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3691779B2 (ja
Inventor
Taro Miyagawa
太郎 宮川
Noriyuki Abe
典行 阿部
Masahiro Seki
正広 関
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Hirokatsu Amanuma
弘勝 天沼
Kenji Honda
健司 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001306753A priority Critical patent/JP3691779B2/ja
Publication of JP2002200928A publication Critical patent/JP2002200928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3691779B2 publication Critical patent/JP3691779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤ列の潤滑を行うことができ、小型化およ
び回転抵抗の低減を両立させることができるとともに、
燃費を向上させることができる四輪駆動車両の動力伝達
機構を提供する。 【解決手段】 エンジン3で前輪4を、電気モータ5で
後輪6を駆動する四輪駆動車両2の後輪6用の動力伝達
機構1は、電気モータ5の回転軸5aと平行な後輪駆動
軸13および減速ギヤ軸10aと、回転軸5a上のモー
タ軸ギヤ5bおよび後輪駆動軸13上の差動ギヤ機構1
2とともにギヤ列を構成する第1および第2減速ギヤ1
0b,10cとを有し、減速ギヤ軸10aの軸心CL3
が回転軸5aの軸心CL2と後輪駆動軸13の軸心CL
1を結ぶ線L3よりも下方の位置になるように配置され
た減速ギヤ機構10と、ギヤ列の一部およびオイルポン
プ18の下半部が浸かるように潤滑油を溜めたオイルパ
ン20aと、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンで前輪を
駆動し、電気モータで後輪を駆動する四輪駆動車両にお
いて、電気モータからの動力を後輪に伝達する四輪駆動
車両の動力伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの動力を駆動輪に伝達す
る車両の動力伝達機構として、例えば特開平10−25
9733号公報に記載されたトランスミッションが知ら
れている。このエンジンは、クランクケース、ミッショ
ンケースおよびオイルパンを一体化したケース本体を備
えている。このトランスミッションは、ケース本体に軸
受を介して回動自在に取り付けられた3つのメインシャ
フト、カウンタシャフトおよびリバースシャフトと、こ
れらの3つのシャフト上に設けられた変速ギヤ列などを
備えている。これらの3つのシャフトでは、メインシャ
フトおよびカウンタシャフトがほぼ同じ高さに配置さ
れ、リバースシャフトがこれらのシャフトよりも高い位
置に配置されている。
【0003】また、エンジンのクランクシャフトの前端
部には、オイルポンプが取り付けられており、このオイ
ルポンプは、吸い込み油路を介してオイルパンに接続さ
れている。この吸い込み油路は、ケース本体に形成さ
れ、所定長さで上下方向に延びている。オイルポンプ
は、オイルパンに蓄えられたオイルを、吸い込み油路を
介して吸い込むとともに、クランクシャフト内に形成さ
れた潤滑油路を介して、各気筒に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなトランス
ミッションでは、変速ギヤおよび軸受などの回転部品の
回転中の摩耗や発熱などを抑制するために、これらの回
転部品に対して潤滑油による潤滑が一般に行われる。そ
の場合、変速ギヤ列を、その一部がオイルパンの潤滑油
に浸かった状態に配置することで、潤滑油を、変速ギヤ
列の回転に伴い、潤滑油に浸かった部分で跳ね上げ(ま
たはかき上げ)、回転部品に行き渡らせる手法や、オイ
ルポンプにより潤滑油を回転部品に供給する手法が一般
的である。上記トランスミッションにおいて、例えばギ
ヤ列の一部を潤滑油に浸かった状態にしてギヤ列の潤滑
を行う場合、潤滑油をギヤ列全体に行き渡らせようとす
ると、ギヤ列の配置によっては、ギヤ列全体に占める潤
滑油に浸かった部分の割合が大きくなることがあり、そ
の結果、回転抵抗が増大し、その分、燃費が悪化するお
それがある。同じ理由により、3つのシャフトの配置に
よっては、トランスミッションが大型化してしまい、車
両内での搭載スペースが確保しにくくなることがある。
また、例えばオイルポンプにより回転部品の潤滑を行う
場合、オイルポンプの吸い込み油路が所定長さで上下方
向に延びている構成であるため、変速ギヤ列の回転によ
る潤滑油の跳ね上げなどに伴って、多量の気泡が潤滑油
内に混入した状態になったときなどには、オイルポンプ
が潤滑油を円滑に吸い込むことができず、オイルポンプ
による潤滑油の供給が円滑に行われなくなるおそれがあ
る。さらに、吸い込み油路をケース本体に形成しなけれ
ばならないので、その分、装置が大型化してしまう。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、ギヤ列の潤滑を行うことができ、小型化お
よび回転抵抗の低減を両立させることができるととも
に、燃費を向上させることができる四輪駆動車両の動力
伝達機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、エンジン3で前輪
4を駆動し、電気モータ5で後輪6を駆動するととも
に、潤滑油を供給するためのオイルポンプ18を有する
四輪駆動車両2において、電気モータ5の動力を後輪6
に伝達する四輪駆動車両2の動力伝達機構1であって、
電気モータ5の回転軸5a上に設けられたモータ軸ギヤ
5bと、回転軸5aと平行で、後輪6と一体に回転する
後輪駆動軸13と、後輪駆動軸13上に設けられた差動
ギヤ機構12と、回転軸5aと平行な中間ギヤ軸(例え
ば実施形態における(以下、この項において同じ)減速
ギヤ軸10a)と、中間ギヤ軸(減速ギヤ軸10a)上
に設けられ、モータ軸ギヤ5bおよび差動ギヤ機構12
とともにギヤ列を構成する中間ギヤ(第1減速ギヤ10
b、第2減速ギヤ10c)とを有し、中間ギヤ軸(減速
ギヤ軸10a)を、中間ギヤ軸(減速ギヤ軸10a)の
回転中心CL3が回転軸5aの回転中心CL2と後輪駆
動軸13の回転中心CL1を結ぶ線L3よりも下方に位
置するように配置した中間ギヤ機構(減速ギヤ機構1
0)と、ギヤ列の一部およびオイルポンプ18の少なく
とも一部が浸かるように、潤滑油を溜めた油溜め部(オ
イルパン20a)と、を備えていることを特徴とする。
【0007】この四輪駆動車両の動力伝達機構によれ
ば、回転軸上のモータ軸ギヤ、中間ギヤ軸上の中間ギヤ
および後輪駆動軸上の差動ギヤ機構によりギヤ列が構成
され、このギヤ列を含む動力伝達系を介して、電気モー
タの動力が後輪に伝達され、それにより、後輪が駆動さ
れる。また、ギヤ列の一部が油溜め部の潤滑油に浸かっ
た状態となっているので、ギヤ列の回転に伴って跳ね上
げられた潤滑油により、ギヤ列全体の潤滑が行われる。
さらに、中間ギヤ軸は、その回転中心が回転軸の回転中
心と後輪駆動軸の回転中心を結ぶ線よりも下方に位置す
るように配置されているので、これらの回転中心を直線
上に並べた場合と比べて、動力伝達機構を小型化できる
とともに、中間ギヤ軸の回転中心を両軸の回転中心を結
ぶ線よりも上方に配置した場合と比べて、動力伝達機構
のギヤ列全体に占める油に浸かった部分の割合を小さく
できることにより、ギヤ列を含む動力伝達機構の回転抵
抗を低減することができる。したがって、動力伝達機構
の小型化および回転抵抗の低減を両立させることができ
るとともに、回転抵抗の低減により燃費を向上させるこ
とができる。さらに、上記のように、ギヤ列全体に占め
る油に浸かった部分の割合を小さくできることにより、
ギヤ列の回転に伴う、気泡の潤滑油への混入を抑制する
ことができる。また、オイルポンプの少なくとも一部が
油溜め部の潤滑油に浸かった状態となっているので、従
来のような吸い込み油路を例えばケーシングに形成する
必要がなくなり、その分、四輪駆動車両をコンパクトに
することができるとともに、オイルポンプにおける潤滑
油の吸い込み距離を短くすることができる。以上によ
り、オイルポンプによって、潤滑油を気泡の混入割合の
小さい状態で円滑かつ確実に供給することができる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
四輪駆動車両2の動力伝達機構1において、中間ギヤ機
構は減速ギヤ機構10で構成され、中間ギヤ軸(減速ギ
ヤ軸10a)上に設けられ、電気モータ5と後輪6の間
を接続・遮断するクラッチ10dをさらに備えることを
特徴とする。
【0009】この四輪駆動車両の動力伝達機構によれ
ば、クラッチが中間ギヤ軸上に設けられているので、こ
れを電気モータの回転軸上に設けた場合よりも、クラッ
チ接続の際の差回転を小さくできることにより、クラッ
チ容量を小さくできるとともに、後輪駆動軸上に設けた
場合よりも、搭載スペースを比較的に容易に確保するこ
とができる。すなわち、クラッチの低容量化と、搭載ス
ペースの確保の容易性とを両立させることができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
四輪駆動車両2の動力伝達機構1において、クラッチ1
0dは、作動油圧の供給により作動する油圧作動式のク
ラッチ10dで構成され、オイルポンプ18は、後輪駆
動軸6の軸線方向において差動ギヤ機構12に対して油
圧作動式のクラッチ10dと同じ側に配置され、後輪駆
動軸13の回転により駆動されることによって、油圧作
動式のクラッチ10dに作動油圧をさらに供給すること
を特徴とする。
【0011】この四輪駆動車両の動力伝達機構によれ
ば、後輪駆動軸の回転によりオイルポンプが駆動され、
それにより作動油圧が油圧作動式のクラッチに供給さ
れ、クラッチが作動するとともに、潤滑油による潤滑が
行われる。この場合、前述したように、潤滑油への気泡
の混入が抑制されるので、オイルポンプにより、作動油
圧を安定した状態でクラッチに供給することができる。
また、オイルポンプが、後輪駆動軸の軸線方向において
差動ギヤ機構に対してクラッチと同じ側に配置されてい
るので、オイルポンプとクラッチの間の油路を、オイル
ポンプを差動ギヤ機構に対してクラッチと反対側に配置
した場合よりも短くすることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
四輪駆動車両2の動力伝達機構1において、四輪駆動車
両2の車両本体(ボディ2a)には、後輪6を支持する
ための複数の支持部材(上下の支持部9a,9b)が車
両本体(ボディ2a)の左右方向に延びており、後輪駆
動軸13は、後輪駆動軸13の回転軸線が複数の支持部
材(上下の支持部9a,9b)に挟まれるように配置さ
れ、複数の支持部材(上下の支持部9a,9b)に支持
されていることを特徴とする。
【0013】この四輪駆動車両の動力伝達機構によれ
ば、後輪駆動軸は、その回転軸線が車両本体の左右方向
に延びる複数の支持部材に挟まれるように配置され、複
数の支持部材に支持されているので、後輪からの負荷が
かかる後輪駆動軸をバランスよく堅固に支持することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係る動力伝達機構について説明する。
図1は、本実施形態の動力伝達機構1を適用した四輪駆
動車両(以下「車両」という)2の概略構成を示してい
る。同図に示すように、この車両2は、左右の前輪4,
4をエンジン3で、左右の後輪6,6を電気モータ(以
下「モータ」という)5でそれぞれ駆動する4WDタイ
プのものである。エンジン3は、車両2の前部に横置き
に搭載されており、自動変速機3a、フロント差動ギヤ
装置3bおよび前輪車軸3c,3cを介して、前輪4,
4に接続されている。
【0015】モータ5は、図示しないバッテリに接続さ
れており、これから電力が供給されることによって回転
する。また、この動力伝達機構1は、動力としてのモー
タ5のトルクを後輪6,6に伝達するものであり、減速
ギヤ機構10およびリヤ差動ギヤ装置11などで構成さ
れている。図2に示すように、動力伝達機構1は、リヤ
フロアパネル8の下方で、かつ燃料タンク7の後方に配
置されている。なお、同図の2点鎖線L1は、最低地上
高のラインを示している。これらのモータ5、減速ギヤ
機構10およびリヤ差動ギヤ装置11は、図4に示すよ
うに、ケーシング20内に一緒に収容されており、この
ケーシング20の下側部分は、潤滑油を溜めるためのオ
イルパン20a(油溜め部)を構成している。なお、同
図および図2の2点鎖線L2は、オイルパン20aに溜
められた潤滑油の油面の高さを示している。
【0016】また、リヤフロアパネル8には、リヤクロ
スビーム9(支持部材)が取り付けられている。このリ
ヤクロスビーム9は、図示しないフレームに固定されて
おり、高い剛性を有し、フレームと協働して、車両2の
ボディ2a(車両本体)の剛性を高めるとともに、リヤ
サスペンション21を支持している。
【0017】さらに、リヤクロスビーム9は、リヤフロ
アパネル8の下面に沿って左右方向に延びる上支持部9
aと、この上支持部9aの後ろ斜め下方の位置で左右方
向に延びる下支持部9bなどを一体に組み立てることに
より、ほぼ矩形の枠状に形成されている(図1参照)。
ケーシング20は、後述する後輪駆動軸13の回転中心
CL1がこれらの上下の支持部9a,9bの間に、これ
らと斜め方向にほぼ直線上に並んだ状態で、ボルトおよ
びラバーブッシュ(いずれも図示せず)などを介して、
支持部9a,9bに取り付けられている。これにより、
ケーシング20は、リヤクロスビーム9に堅固に取り付
けられているとともに、後輪駆動軸13は、前後両側か
らバランスよく支持されている。
【0018】さらに、リヤクロスビーム9およびフレー
ムには、リヤサスペンション21,21が取り付けられ
ている。各後輪6は、各リヤサスペンション21を介し
てフレームおよびリヤクロスビーム9に連結されてお
り、それにより、走行中の振動が減衰される。さらに、
排気管22が、エンジン3から車両本体2aの後端部に
向かって、燃料タンク7を迂回しながら延びている。
【0019】一方、図3に示すように、モータ5は、そ
の回転軸5a上にモータ軸ギヤ5bを備えている。この
モータ軸ギヤ5bは、回転軸5aに固定され、これと一
体に回転する。また、このモータ軸ギヤ5bは、後述す
るように、減速ギヤ機構10およびリヤ差動ギヤ装置1
1の各種のギヤ10b,10c,14とともに、動力伝
達系の一部をなすギヤ列を構成している。
【0020】また、減速ギヤ機構10(中間ギヤ機構)
は、回転軸5aに平行に設けられ、回転自在の減速ギヤ
軸10aと、この減速ギヤ軸10a上に設けられた第1
減速ギヤ10bおよび第2減速ギヤ10cと、減速ギヤ
軸10aの両ギヤ10b,10c間に設けられたクラッ
チ10dなどで構成されている。この第1減速ギヤ10
b(中間ギヤ)は、減速ギヤ軸10a(中間ギヤ軸)に
固定されており、これと一体に回転する。また、第1減
速ギヤ10bは、上記モータ軸ギヤ5bよりも大径で、
これと常に噛み合っている。これにより、モータ5の回
転は、モータ軸ギヤ5bおよび第1減速ギヤ10bを介
して、減速ギヤ軸10aに減速された状態で伝達され
る。さらに、第2減速ギヤ10c(中間ギヤ)も、第1
減速ギヤ10bと同様に、減速ギヤ軸10aに固定さ
れ、これと一体に回転するとともに、リヤ差動ギヤ装置
11の後述する大ギヤ14と常に噛み合っている。
【0021】さらに、クラッチ10dは、油圧作動式の
シンクロクラッチであり、図示しないクラッチ駆動用ア
クチュエータで押圧駆動されることによって、第1減速
ギヤ10bと第2減速ギヤ10cの間にトルクを伝達す
るとともに、この伝達トルクを入力トルクに対して所定
の範囲内の割合(例えば0〜100%)で変更するもの
である。このクラッチ駆動用アクチュエータは、後述す
るオイルポンプ18に図示しない作動油路を介して接続
されており、オイルポンプ18から油圧が供給されるこ
とによって作動し、クラッチ10dを押圧駆動する。こ
の作動油路には、図示しない電磁弁が設けられており、
この電磁弁の開度は、図示しない制御装置によって制御
される。この電磁弁の開度制御によって、クラッチ駆動
用アクチュエータに供給される油圧、すなわちクラッチ
駆動用アクチュエータによるクラッチ10dの押圧力が
制御される。それにより、モータ5から入力されるトル
クは、クラッチ10dによりクラッチ駆動用アクチュエ
ータの押圧力に応じた割合で変更され、リヤ差動ギヤ装
置11に伝達される。
【0022】また、リヤ差動ギヤ装置11は、差動ギヤ
機構12と、この差動ギヤ機構12に連結された左右2
つの後輪駆動軸13,13などを備えている。左右の後
輪駆動軸13,13は、互いに同軸上に配置され、モー
タ5の回転軸5aおよび減速ギヤ機構10の減速ギヤ軸
10aと平行に設けられている。また、減速ギヤ軸10
aは、その回転中心CL3が後輪駆動軸13の回転中心
CL1と回転軸5aの回転中心CL2を結んだ線L3よ
りも下方に位置するように、配置されている(図2,図
4参照)。
【0023】一方、差動ギヤ機構12は、プラネタリギ
ヤ・ユニットタイプのものであり、リングギヤ12a、
複数(例えば4つ)のプラネタリピニオンギヤ12b、
サンギヤ12cおよびプラネットキャリア12dを備え
ている。このリングギヤ12aは、大小2つのギヤ1
4,15と一体に形成されたアイドルギヤタイプのもの
であり、両ギヤ14,15とともに左後輪駆動軸13上
に回転自在に設けられている。
【0024】また、サンギヤ12cは、左後輪駆動軸1
3、等速ジョイント16a、左後輪車軸17および等速
ジョイント16bを介して、左後輪6に連結されてい
る。これにより、サンギヤ12cと左後輪6は、互いに
一体に回転する。さらに、複数のプラネタリピニオンギ
ヤ12bは、プラネタリキャリア12dにより互いに一
体に連結され、このプラネタリキャリア12dは、右後
輪駆動軸13、等速ジョイント16a、右後輪車軸17
および等速ジョイント16bを介して、右後輪6に連結
されている。これにより、プラネタリキャリア12dと
右後輪6は、互いに一体に回転する。
【0025】一方、上記大ギヤ14は、前記第2減速ギ
ヤ10cよりも大径で、これと常に噛み合っている。こ
れにより、減速ギヤ軸10aの回転は、大ギヤ14と第
2減速ギヤ10cの間の減速比により、減速された状態
で、差動ギヤ機構12に伝達される。
【0026】また、ケーシング20内には、オイルポン
プ18が収容されている(図4参照)。このオイルポン
プ18は、前記クラッチ駆動用アクチュエータへの油圧
供給および差動ギヤ機構12などの潤滑を行うものであ
り、その下半部がオイルパン20a内の潤滑油に常に浸
かるように配置されている。また、オイルポンプ18
は、オイルパン20aの底面のうちの最も低い部位に対
向し、その底面との間に若干の間隔を存する吸い込み口
18bと、この吸い込み口18bから吸い込まれた潤滑
油を濾過するストレーナ18cとを備えている(図4,
5参照)。
【0027】さらに、オイルポンプ18の吐出口(図示
せず)は、前記作動油路を介して前記クラッチ駆動用ア
クチュエータに接続されている。また、オイルポンプ1
8の吐出口には、潤滑油路管18d,18eがそれぞれ
接続されている(図4および図5参照)。潤滑油路管1
8dは、オイルポンプ18から上方に延び、その先端か
ら後輪駆動軸13側に折れ曲がっており、先端が後輪駆
動軸13の軸受(図示せず)に近接する位置に開口して
いる。さらに、潤滑油路管18eは、オイルポンプ18
から上方に延び、その先端が差動ギヤ機構12に近接す
る位置に開口している。
【0028】また、オイルポンプ18は、互いに噛み合
う2つの歯車(図示せず)を内蔵した歯車ポンプタイプ
のものであり、一方の歯車は、ポンプ軸18aに連結さ
れている。このポンプ軸18a上に、前記小ギヤ15と
常に噛み合う連結ギヤ19が一体に設けられている。こ
れにより、オイルポンプ18は、車輪6の回転中、常に
回転駆動されることによって、オイルパン20a内の潤
滑油を、作動油路を介してクラッチ駆動用アクチュエー
タに作動油圧として供給するとともに、潤滑油路管18
d,18eを介して、軸受および差動ギヤ機構12にそ
れぞれ供給する。
【0029】さらに、以上の各種のギヤ5b,10b,
10c,12,19はいずれも、その下部がオイルパン
20a内の潤滑油に常に浸かった状態になっており(図
2,図4参照)、モータ5の回転に伴って回転すること
により、潤滑油がそれぞれのギヤに向かって跳ね上げら
れ(またはかき上げられ)、それにより、ギヤ列を含む
動力伝達系の潤滑が実行される。また、これらのギヤ
は、潤滑油面に対して、各ギヤの回転中、それに伴う潤
滑油の跳ね上げによるギヤ列全体の円滑な潤滑と、回転
抵抗の低減とをいずれも適切なバランスで達成できるよ
うに、配置されている。
【0030】以上の動力伝達機構1の動作について説明
する。電力供給によりモータ5が回転すると、そのトル
クは、以下に述べるように、モータ軸ギヤ5b、減速ギ
ヤ機構10および差動ギヤ機構12で構成されたギヤ列
を含む動力伝達系を介して、後輪6,6に伝達される。
すなわち、モータ5のトルクは、モータ軸ギヤ5bと第
1減速ギヤ10bの噛み合いにより、減速ギヤ軸10a
に伝達され、さらに、クラッチ10dにより伝達トルク
が変更される。この変更された伝達トルクは、第2減速
ギヤ10cと大ギヤ14の噛み合いにより、リヤ差動ギ
ヤ装置11の差動ギヤ機構12のリングギヤ12aに伝
達された後、リングギヤ12a、プラネタリピニオンギ
ヤ12bおよびサンギヤ12cなどを介して、左右の後
輪6,6に伝達される。
【0031】以上のような動力伝達系において、モータ
5の回転は、モータ軸ギヤ5bと第1減速ギヤ10bの
間のギヤ比、および第2減速ギヤ10cと大ギヤ14の
間のギヤ比により減速されて、左右の後輪6,6に伝達
される。
【0032】以上の本実施形態の動力伝達機構1では、
減速ギヤ軸10aの回転中心CL3が、モータ5の回転
軸5aの回転中心CL2と後輪駆動軸13の回転中心C
L1を結ぶ線L3よりも下方の位置に配置されている。
このような、互いに平行な複数の軸の間に構成されたギ
ヤ列を備える動力伝達機構1では、差動ギヤ機構12に
おいて差回転が発生するため、その潤滑を確実に行う必
要があるので、潤滑油を溜めるオイルパン20aを差動
ギヤ機構12の下側に配置し、差動ギヤ機構12の一部
を潤滑油に浸かった状態とする必要がある。また、動力
伝達機構1を小型化する観点からは、互いに平行な回転
軸5aおよび後輪駆動軸13の間に減速ギヤ軸10aを
配置する場合、減速ギヤ軸10aの回転中心CL3を、
モータ5の回転軸5aの回転中心CL2と後輪駆動軸1
3の回転中心CL1を結ぶ線L3よりも下方または上方
の位置に配置する方が、これらの回転中心CL1〜CL
3を同一線上に並べた配置よりも有利である。その場
合、減速ギヤ軸10aの回転中心CL3を下方にずらし
た配置の方が、上方にずらした配置よりも、潤滑油をギ
ヤ列全体に潤滑させる観点から有利であるとともに、ギ
ヤ列全体に占める油に浸かった部分の割合を小さくでき
ることにより、ギヤ列を含む動力伝達系の回転抵抗を低
減することができる。したがって、本発明によれば、上
記のような減速ギヤ軸10aの配置により、動力伝達機
構1の小型化および回転抵抗の低減を両立させることが
できるとともに、回転抵抗の低減により良好な燃費を確
保することができる。
【0033】さらに、上記のように、ギヤ列全体に占め
る油に浸かった部分の割合を小さくできることにより、
ギヤ列の回転に伴う、気泡の潤滑油への混入を抑制する
ことができる。また、オイルポンプ18の下半部がオイ
ルパン20a内の潤滑油に浸かった状態となっているの
で、従来のような吸い込み油路をケーシング20に形成
する必要がなくなり、その分、車両2をコンパクトにす
ることができるとともに、オイルポンプ18における潤
滑油の吸い込み距離を短くすることができる。以上によ
り、オイルポンプ18によって、気泡の混入割合の小さ
い状態の潤滑油を円滑かつ確実に軸受および差動ギヤ機
構12に供給することができる。
【0034】また、このような動力伝達機構1では、ク
ラッチ10dをモータ5の回転軸5aに設けた場合、減
速ギヤ軸10aまたは後輪駆動軸13に設けた場合と比
較して、モータ5の回転軸5aの回転数が減速ギヤ軸1
0aおよび後輪駆動軸13よりも大きいため、モータ5
の回転中、クラッチ10dを接続する際における接続前
後の回転差がより大きくなることにより、より大きなク
ラッチ容量が必要になる。一方、クラッチ10dを後輪
駆動軸13上に設けた場合、後輪駆動軸13の回転数が
モータ5の回転軸5aよりも小さいため、クラッチ容量
をより小さくすることができるけれども、クラッチ10
dを、動力伝達系のうちの比較的サイズの大きい差動ギ
ヤ機構12よりもモータ5側に設けなければならないた
め、搭載スペースの確保が困難になるとともに、最悪の
場合には、動力伝達機構1の大型化を招いてしまう。し
たがって、本実施形態の動力伝達機構1では、クラッチ
10dが減速ギヤ軸10aに設けられているので、クラ
ッチ10dをモータ5の回転軸5aに設けた場合より
も、クラッチを接続する際の回転差を小さくできること
により、クラッチ容量を小さくできるとともに、クラッ
チ10dを後輪駆動軸13に設けた場合よりも、その搭
載スペースを容易に確保することができる。すなわち、
クラッチ10dの低容量化と、搭載スペースの確保の容
易性とを両立させることができる。
【0035】また、オイルポンプ18が、後輪駆動軸1
3の軸線方向において差動ギヤ機構12に対してクラッ
チ10dと同じ側に設けられているので、オイルポンプ
18とクラッチ10dの間の作動油路を、オイルポンプ
18を差動ギヤ機構12に対してクラッチ10dと反対
側に設けた場合と比較して、短くすることができる。
【0036】さらに、ケーシング20は、後輪駆動軸1
3の回転中心CL1が剛性の高いリヤクロスビーム9の
上下の支持部9a,9bの間に、これらと斜め方向にほ
ぼ直線上に並んだ状態で、支持部9a,9bに取り付け
られているので、リヤクロスビーム9により、後輪6か
らの負荷がかかる後輪駆動軸13を堅固に支持できると
ともに、前後両側からバランスよく支持することができ
る。
【0037】なお、実施形態は、オイルポンプ18を後
輪駆動軸13で駆動する例であるが、これに限らず、オ
イルポンプ18を他の駆動源で駆動してもよいことは言
うまでもない。例えば、電気モータ5をギヤ列を介して
オイルポンプ18に連結することにより、電気モータ5
でオイルポンプ18を駆動する構成としてもよい。ま
た、オイルポンプ18を、電気モータおよびポンプ機構
を一体に組み込んだ電動オイルポンプとして構成しても
よい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の四輪駆動車両の
動力伝達機構によれば、小型化および回転抵抗の低減を
両立させることができるとともに、回転抵抗の低減によ
り燃費を向上させることができる。また、オイルポンプ
によって、潤滑油を気泡の混入割合の小さい状態で円滑
かつ確実に供給することができる。さらに、クラッチの
低容量化と、搭載スペースの確保の容易性とを両立させ
ることができる。また、オイルポンプとクラッチの間の
油路をより短くすることができる。さらに、後輪からの
負荷がかかる後輪駆動軸をバランスよく堅固に支持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る動力伝達機構を適用
した四輪駆動車両の概略構成図である。
【図2】動力伝達機構の回転軸、中間ギヤ軸および後輪
駆動軸の配置を示す図である。
【図3】動力伝達機構の概略構成を示す構造線図であ
る。
【図4】動力伝達機構の概略構成を示す右側断面図であ
る。
【図5】動力伝達機構の概略構成を示す一部を破断した
左側面図である。
【符号の説明】
1 動力伝達機構 2 四輪駆動車両 2a ボディ(車両本体) 3 エンジン 4 前輪 5 電気モータ 5a 回転軸 5b モータ軸ギヤ 6 後輪 9a 上支持部(支持部材) 9b 下支持部(支持部材) 10 減速ギヤ機構(中間ギヤ機構) 10a 減速ギヤ軸(中間ギヤ軸) 10b 第1減速ギヤ(中間ギヤ) 10c 第2減速ギヤ(中間ギヤ) 10d クラッチ 12 差動ギヤ機構 13 後輪駆動軸 18 オイルポンプ 20a オイルパン(油溜め部) CL1 後輪駆動軸の回転中心 CL2 回転軸の回転中心 CL3 減速ギヤ軸の回転中心 L3 回転軸の回転中心と減速ギヤ軸の回転中心を結
ぶ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 正広 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 内山 直樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 天沼 弘勝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 本多 健司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D043 AA06 AB17 EA02 EA05 3J063 AA02 AB12 AC01 BA11 BB41 CA03 CB02 CD41 XD23 XD35 XD62 XD72 XE14 XF14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで前輪を駆動し、電気モータで
    後輪を駆動するとともに、潤滑油を供給するためのオイ
    ルポンプを有する四輪駆動車両において、前記電気モー
    タの動力を前記後輪に伝達する四輪駆動車両の動力伝達
    機構であって、 前記電気モータの回転軸上に設けられたモータ軸ギヤ
    と、 前記回転軸と平行で、前記後輪と一体に回転する後輪駆
    動軸と、 当該後輪駆動軸上に設けられた差動ギヤ機構と、 前記回転軸と平行な中間ギヤ軸と、当該中間ギヤ軸上に
    設けられ、前記モータ軸ギヤおよび前記差動ギヤ機構と
    ともにギヤ列を構成する中間ギヤとを有し、前記中間ギ
    ヤ軸を、当該中間ギヤ軸の回転中心が前記回転軸の回転
    中心と前記後輪駆動軸の回転中心を結ぶ線よりも下方に
    位置するように配置した中間ギヤ機構と、 前記ギヤ列の一部および前記オイルポンプの少なくとも
    一部が浸かるように、前記潤滑油を溜めた油溜め部と、 を備えていることを特徴とする四輪駆動車両の動力伝達
    機構。
  2. 【請求項2】 前記中間ギヤ機構は減速ギヤ機構で構成
    され、 前記中間ギヤ軸上に設けられ、前記電気モータと前記後
    輪の間を接続・遮断するクラッチをさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の四輪駆動車両の動力伝達機
    構。
  3. 【請求項3】 前記クラッチは、作動油圧の供給により
    作動する油圧作動式のクラッチで構成され、 前記オイルポンプは、前記後輪駆動軸の軸線方向におい
    て前記差動ギヤ機構に対して前記油圧作動式のクラッチ
    と同じ側に配置され、前記後輪駆動軸の回転により駆動
    されることによって、前記油圧作動式のクラッチに作動
    油圧を供給することを特徴とする請求項2に記載の四輪
    駆動車両の動力伝達機構。
  4. 【請求項4】 前記四輪駆動車両の車両本体には、前記
    後輪を支持するための複数の支持部材が前記車両本体の
    左右方向に延びており、 前記後輪駆動軸は、当該後輪駆動軸の回転軸線が前記複
    数の支持部材に挟まれるように配置され、前記複数の支
    持部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記
    載の四輪駆動車両の動力伝達機構。
JP2001306753A 2000-10-27 2001-10-02 四輪駆動車両の動力伝達機構 Expired - Fee Related JP3691779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306753A JP3691779B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-02 四輪駆動車両の動力伝達機構

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000329168 2000-10-27
JP2000-329168 2000-10-27
JP2001306753A JP3691779B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-02 四輪駆動車両の動力伝達機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002200928A true JP2002200928A (ja) 2002-07-16
JP3691779B2 JP3691779B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=26602957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001306753A Expired - Fee Related JP3691779B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-02 四輪駆動車両の動力伝達機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3691779B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004284447A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両
US7059443B2 (en) * 2002-11-29 2006-06-13 Honda Motor Co., Ltd. Motor-cooling structure of front-and-rear-wheel-drive vehicle
JP2013113304A (ja) * 2011-11-24 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd 変速機ユニット
CN104532218A (zh) * 2014-12-06 2015-04-22 苏州欣航微电子有限公司 一种电动自行车导轮旋飞装置
JP2015168317A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 日産自動車株式会社 4輪駆動車
KR101691886B1 (ko) * 2015-06-29 2017-01-02 현대위아 주식회사 누유 방지 구조를 갖는 벤틸레이션 챔버가 구비된 차량용 감속기
CN110171292A (zh) * 2019-05-27 2019-08-27 重庆大学 一种可实现四轮驱动的传动系统及其工作模式
WO2020203916A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用駆動装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059443B2 (en) * 2002-11-29 2006-06-13 Honda Motor Co., Ltd. Motor-cooling structure of front-and-rear-wheel-drive vehicle
JP2004284447A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両
JP2013113304A (ja) * 2011-11-24 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd 変速機ユニット
JP2015168317A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 日産自動車株式会社 4輪駆動車
CN104532218A (zh) * 2014-12-06 2015-04-22 苏州欣航微电子有限公司 一种电动自行车导轮旋飞装置
CN104532218B (zh) * 2014-12-06 2016-08-10 苏州欣航微电子有限公司 一种电动自行车导轮旋飞装置
KR101691886B1 (ko) * 2015-06-29 2017-01-02 현대위아 주식회사 누유 방지 구조를 갖는 벤틸레이션 챔버가 구비된 차량용 감속기
WO2020203916A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用駆動装置
CN110171292A (zh) * 2019-05-27 2019-08-27 重庆大学 一种可实现四轮驱动的传动系统及其工作模式
CN110171292B (zh) * 2019-05-27 2021-12-28 重庆大学 一种可实现四轮驱动的传动系统及其工作模式

Also Published As

Publication number Publication date
JP3691779B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6906083B2 (ja) 動力伝達装置
JP2002154343A (ja) 前後輪駆動車両の動力伝達機構
JP4823118B2 (ja) ハイブリッド自動車の駆動装置
JP2004180477A (ja) 前後輪駆動車両におけるモータの冷却構造
US20100275725A1 (en) Torque-splitting transmission
CN110274008B (zh) 车辆用动力传递装置
JP5276573B2 (ja) 作業用車両の終減速装置
GB2408082A (en) Lubrication system in a transmission housing and transfer case
JP2010090979A (ja) 車両用動力伝達装置
JP7070174B2 (ja) 車両の動力伝達装置
JP2021063536A (ja) 車両用駆動伝達装置
JP2002200928A (ja) 四輪駆動車両の動力伝達機構
JPH06288465A (ja) ギヤ機構の潤滑油供給装置
JP7280723B2 (ja) 車両用駆動伝達装置
JP3450536B2 (ja) 電気自動車用パワートレーンの構造
JP2019094933A (ja) 車両用駆動装置
JP2013052849A (ja) 車両用駆動装置
EP2240340B1 (en) Hydraulic power output unit and hydraulic hybrid drive system including same
JP2924064B2 (ja) パワートレイン
JP3946412B2 (ja) 車両の動力伝達装置
JPS60176822A (ja) 前輪駆動車両用伝動装置
JPH07305757A (ja) 車両用差動歯車装置の潤滑装置
JP2020008078A (ja) 車両用変速機
JP2767523B2 (ja) タンデム式駆動軸の潤滑装置
JP4045312B2 (ja) 車両の動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees