JP2002200905A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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Abstract
ーペックスゴムを小寸化できる。 【解決手段】 ビードエーペックスゴムは、斜面を有す
る断面小三角形状をなし、カーカスプライの折返し部
は、前記斜面および前記プライ本体部に順次接する下方
領域と上方領域とによって凹部を形成する。この凹部に
硬質ゴムの補強エーペックスを配するとともに、この補
強エーペックスをクリンチゴムとサイドウォールゴムと
で被覆する。
Description
性等を確保しながらビードエーペックスゴムを小寸化し
た空気入りタイヤに関する。
に示すように、カーカスプライcのプライ本体部c1と
プライ折返し部c2との間に、ビードコアdから半径方
向外方にのびる硬質ゴムからなるビードエーペックスゴ
ムeを配置し、これによって、ビード部aからサイドウ
ォール部bにかけて補強し、必要なタイヤ横剛性を確保
している。
テゴリのタイヤにおいてもタイヤサイズや要求性能など
に応じてその高さは種々異なり、特に近年のタイヤの高
性能化に伴い、タイヤ最大巾位置M近傍まで延在するも
のも出現する等、高寸化の傾向となっている。
うなビードエーペックスゴムeの高寸化は、一方では以
下の如き問題の発生原因となっている。
タイヤの製造工程に際して、図6(B)に示すように、
予めビードコアdの外周面に一体接合されたリング状の
ビード組立体fとして形成される。しかし、前記高寸化
とともに、ビードエーペックスゴムeの先端部にカール
などの変形が起こり易くなり、又巻回の始端e1/終端
e2での端面形状が不一致となってジョイント不良を招
くなど、品質や寸法精度の低下を招く。
すように、製造工程において、成形ドラムgに巻装され
たカーカスプライc上に投入される。そして、カーカス
プライcの両端部がビード組立体fの廻りで折り返され
るが、このとき直立するビードエーペックスゴムeを一
旦成形ドラムgに沿って倒し込む作業が必要となる。し
かし、前記高寸化は、このような倒し込みの作業効率を
損ね、又時にはビードエーペックスゴムeのビードコア
dからの剥がれを誘発するなど品質や歩留まりを低下す
る。又これによって形成される円筒状のタイヤカバー
は、ビードエーペックスゴムeの高さに応じた多品種と
なるため管理性に劣るものとなる。
ンジを中心に大きく屈曲変形し、このとき、ビードエー
ペックスゴムeよりタイヤ軸方向外側のプライ折返し部
c2には大きな圧縮力が繰り返して作用する。しかし、
前記高寸化に伴うビードエーペックスゴムeのボリュー
ムアップによって、前記圧縮力が増加するなど機械的疲
労が高まり、カーカスコードに破断損傷を招くなどビー
ド耐久性を著しく低下させる。
ヤ軸方向外側に補強エーペックスを配することを基本と
して、必要なタイヤ横剛性を確保しながらビードエーペ
ックスゴムを小寸化でき、高寸なビードエーペックスゴ
ムに起因する種々な前記問題点を解決しうる空気入りタ
イヤの提供を目的としている。
に、本願請求項1の空気入りタイヤの発明は、トレッド
部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに
至るプライ本体部に前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方
向内側から外側に折り返されるプライ折返し部を一連に
設けたカーカスプライからなるカーカス、このカーカス
のプライ本体部とプライ折返し部との間を通って前記ビ
ードコアからタイヤ半径方向外方に先細状にのびるビー
ドエーペックスゴムとを具え、前記ビードエーペックス
ゴムは、タイヤ軸方向外側から内側に向かって半径方向
外方に傾斜する斜面を有する断面小三角形状をなし、か
つ前記折返し部は、前記斜面および前記プライ本体部に
順次接することにより、この折返し部の前記斜面に接す
る下方領域と前記プライ本体部に接する上方領域とによ
ってタイヤ軸方向内向きに凹む凹部を形成する一方、該
凹部に硬質ゴムからなる補強エーペックスを配するとと
もに、ビード部に配されこの補強エーペックスをビード
部で覆うリムずれ防止用のクリンチゴムと、このクリン
チゴムに半径方向外側部分で斜めに接しかつ前記補強エ
ーペックスを覆うとともにサイドウォール部をなすサイ
ドウォールゴムとを設けたことを特徴としている。
ペックスは、その半径方向外端のビードベースラインか
らの高さhbが、リムフランジ外端の高さhfの0.8
〜1.3倍であることを特徴としている。
ペックスゴムのゴム硬度Hbは70〜90度であり、前
記補強エーペックスのゴム硬度Hhは65〜95度しか
もサイドウォール部をなすサイドウォールゴムのゴム硬
度Hsより大であることを特徴としている。
ックスと、前記サイドウォールゴムと、クリンチゴムと
は、予め一体としたゴムシートを用いて形成されたこと
を特徴としている。
図示例とともに説明する。図1は、本実施形態のタイヤ
が乗用車用タイヤとして形成されるとともに正規リムR
にリム組みされかつ正規内圧を充填された無負荷の正規
状態における子午線断面図を示している。なお前記「正
規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体
系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、
例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "
Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring
Rim"とする。また、前記「正規内圧」とは、前記規格が
タイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれ
ば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS A
T VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大
値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である
が、乗用車用タイヤである場合には180KPaとす
る。
ッド部2と、このトレッド部2の両端からタイヤ半径方
向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイド
ウォール部3の内方端に位置するビード部4とを具え
る。前記ビード部4、4間にはトロイド状のカーカス6
が架け渡されるとともに、トレッド部2の内方かつ前記
カーカス6の半径方向外側には強靱なベルト層7が巻装
される。
ド繊維コード及びスチールコード等の高弾性のベルトコ
ードをタイヤ周方向に対して10〜35度の角度で配列
した2枚以上、本例では、内外2枚のベルトプライ7
A、7Bからなる。前記ベルトコードは、プライ間で交
差するように配列の向きを違えて配されており、これに
よってトレッド部2の略全巾を強いタガ効果を有して補
強し、かつトレッド剛性を高めている。なおベルト層7
のさらに外側に、ナイロン等の有機繊維コードをタイヤ
周方向に対して5度以下の角度で例えば螺旋巻きしたバ
ンド層(図示しない)を形成し、高速走行にともなうト
レッド部2のリフティングを防止することが好ましい。
イヤ周方向に対して75〜90度の角度で配列したラジ
アル構造の1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6
Aから形成される。カーカスコードとして、ナイロン、
ポリエステル、レーヨンから選択される有機繊維コード
が好適に採用される。
からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア
5に至るトロイド状のプライ本体部6aの両側に、前記
ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折返
されるプライ折返し部6bを一連に具える。
(図示しない)を巻回することによって形成されたリン
グ状をなし、本例では、複数本のビードワイヤを引き揃
えた長尺な帯体を、半径方向内側から外側に渦巻状に巻
回してなるテープビードタイプの場合を例示している。
従って、ビードコア5は、本例では、断面矩形状をな
し、その上面S1(半径方向外面)はタイヤ軸方向線と
略平行に向けて配されている。ビードコア5としては、
1本のビードワイヤを、螺旋状に連続巻きしたシングル
ワインドタイプのものも使用でき、この時、断面六角形
状(偏平六角形状を含む)や断面円形状など種々な断面
形状に形成できる。
本体部6aとプライ折返し部6bとの間を通って前記ビ
ードコア5からタイヤ半径方向外方に先細状にのびる硬
質ゴムからなるビードエーペックスゴム8が配される。
拡大して示すように、タイヤ軸方向外側から内側に向か
って半径方向外方に傾斜してのびる斜面S0を有する断
面小三角形状をなし、本例では、前記上面S1を底辺と
し、かつタイヤ軸方向内側面S2を垂直に立上げた略直
角三角状のものを例示している。
点を改善するため、その半径方向外端8Eのビードベー
スラインBLからの高さhbを大巾に減じることが必要
である。特に、製造工程におけるビードエーペックスゴ
ムの倒し込み作業(図6(C))を不要とし、生産性を
大巾に向上させるため、および前記プライ折返し部6b
に作用する圧縮力を著減し、カーカスコードの破断損傷
を確実に防止するために、前記高さhbをリムフランジ
外端の高さhfの0.8〜1.3倍とするのが好まし
い。なお、1.3倍を越えると、前記生産性の向上効
果、およびカーカスコードの破断防止効果が充分に発揮
されず、又0.8倍未満では、プライ折返し部6bの曲
げ戻りによってビードエーペックスゴム8の前記外端8
E近傍に空気溜まりが生じ、逆に耐久性を阻害する結果
を招く。
は、タイヤが基づく規格で定められるリム径位置を通る
タイヤ軸方向線として定義される。
は、前記斜面S0およびプライ本体部6aに順次接しな
がら半径方向外方に巻き上げられる。従って、プライ折
返し部6bは、前記斜面S0に接する下方領域6b1
と、前記プライ本体部6aに接する上方領域6b2とか
らなるとともに、この各領域6b1、6b2によってタ
イヤ軸方向内向きに凹む凹部10を形成する。なお本例
では、プライ本体部6aの外端6Eが、タイヤ最大巾位
置Mの近傍領域或いは該近傍領域よりも半径方向外方で
終端したハイターンアップ(HTU)構造を有する場合
を例示する。
らなる補強エーペックス11が配置され、ビード部4か
らサイドウォール部3にかけて補強する。これによっ
て、前記ビードエーペックスゴム8の高さhbを大巾に
減じたことに起因する剛性低下が阻止され、必要なビー
ド剛性やタイヤ横剛性が確保される。
ペックスゴム8の前記外端8Eと略同高さに位置する最
大厚さ部11Aから、厚さを漸減しつつ半径方向内外に
延在し、その内端は、前記ビードエーペックスゴム8の
内端と略同高さで終端する。従って、前記下方領域6b
1では、補強エーペックス11とビードエーペックスゴ
ム8とはタイヤ軸方向に重複し、剛性段差を生じること
なく滑らかに接続する。なお本例では、前記最大厚さ部
11Aにおける最大厚さT1が、前記ビードコア5のコ
ア巾と略等しく設定された好ましい場合を例示してい
る。
防止用のクリンチゴム12、およびサイドウォール部3
をなすサイドウォールゴム13とによってその外側面が
被覆される。
ム外皮を形成する硬質ゴムであって、ビード外側面を形
成する立上り部12Aと、この立上り部12Aに連なり
コア下を通ってビード底面を形成するベース部12Bと
を一体に設けている。このクリンチゴム12の露出面
は、リムと接触するリム接触領域を少なくとも含み、こ
れによってリムずれによる損傷を防止する。
には、軟質ゴムからなる柔軟なサイドウォールゴム13
が境界線15を介して接続する。この境界線15は、タ
イヤ軸方向外側から内側に向かって半径方向外方に傾斜
し、その半径方向外端15Eが、前記補強エーペックス
11の外側面と交差する。
ゴム硬度Hbは、ビード剛性を充分確保しリム嵌合を確
実に行うために、70〜90度とするのが好ましい。又
前記補強エーペックス11のゴム硬度Hhは、タイヤ横
剛性を確保し必要な操縦安定性を得るために、65〜9
5度とするのが好ましく、又当然ではあるがサイドウォ
ールゴム13のゴム硬度Hsより大である。なお本例で
は、補強エーペックス11のゴム硬度Hhをクリンチゴ
ム12のゴム硬度Hcより大とした好ましい場合を例示
しており、該クリンチゴム12およびサイドウォールゴ
ム13としてゴム硬度Hc、Hsが夫々55〜65、お
よび45〜65度のものが使用される。
6253に基づくデュロメータータイプAによって測定
したデュロメータA硬さを意味する。
からのプライ折返し部6bの外端高さをha、前記クリ
ンチゴム12の外端高さをhc、前記補強エーペックス
11の外端高さをhhとしたとき、ha>hh>hcと
した場合を例示している。すなわち、前記プライ折返し
部6bの外端6Eが、補強エーペックス11を越え、柔
軟なサイドウォールゴム13に接して終端する。この
時、該外端6Eに集中する剪断力の緩和が期待できる。
(A)、(B)に示す如く、その外端高さを、補強エー
ペックス11の外端高さhhより小(ha<hh)とす
るのも良い。図3(A)には、例えばプライ折返し部6
bが、タイヤ最大巾位置Mの前記近傍領域よりも半径方
向内方で終端したローターンアップ(LTU)構造を採
用することによりha<hhとした場合が、又図3
(B)には、補強エーペックス11が、タイヤ最大巾位
置Mの前記近傍領域を越えて半径方向外方に延在するこ
とによりha<hhとした場合が夫々示されている。係
る場合には、逆にプライ折返し部6bの前記外端6E
が、硬質の補強エーペックス11で拘束されるためその
動きが抑えられ、その結果、前記外端6Eでのコードル
ース抑制に期待がもてる。
hhは、タイヤのカテゴリ、タイヤサイズ、或いはタイ
ヤの要求性能などに応じて種々設定される。
4に略示する如く、前記補強エーペックス11とクリン
チゴム12とサイドウォールゴム13とを予め一体に押
出し成形したゴムシート20を用いることにより効率よ
く形成しうる。
に、タイヤ製造工程において、成形ドラム21上で巻装
されたカーカスプライ6Aの両端部を、前記ビード組立
体22の廻りで折り返し、円筒状のタイヤカバー23を
形成した後、このタイヤカバー23に、各ゴム11、1
2、13を一体化した前記ゴムシート20を貼り着す
る。又クリンチゴム12とサイドウォール部13とを予
め一体に押出し成形したゴムシートを用い、補強エーペ
ックス11のみ成形ドラム21上で別貼りしてもよい。
は小寸であるため、カーカスプライ6Aの折り返しに際
し、ビードエーペックスゴム8の倒し込み作業が不要と
なる。又タイヤカバー23を、タイヤのカテゴリやタイ
ヤサイズに応じて共通化が図れるなど品種を削減でき、
生産性や管理性を改善しうる。
ても、前記ビードエーペックスゴム8が小寸であるた
め、カールなどの変形が起こり難く断面形状が安定して
いるため、ジョイント不良が改善され品質や寸法精度を
向上できる。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
用タイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、該試
作タイヤの高速耐久性、ビード耐久性、操縦安定性、乗
り心地性をテストしその結果を表1に記載した。
リム(6.0JJ)、内圧(300kPa)、荷重
(4.4KN)の下で、ECE30により規定された荷
重/速度性能テストに準拠して、ステップスピード方式
により実施した。テストは、逐次走行速度を上昇させる
とともに、タイヤが破壊したときの速度と時間を測定し
た。
い、リム(6.0JJ)、内圧(250kPa)、荷重
(11.36KN;規格荷重の1.55倍)の下で、速
度60km/hで100時間走行させ、その後タイヤを
解体してビード損傷の有無を確認した。
(6.0JJ)、内圧(200kPa)にて乗用車(2
000cc)の全輪に装着し、前席に2名乗車してドラ
イアスファルトのテストコースを走行し、ドライバーの
官能評価により10点法で評価した。数値が大きいほ
ど、操縦安定性および乗り心地性に優れている。
同等の高速耐久性、操縦安定性、乗り心地性等を維持し
ながら、ビードエーペックスゴムを小寸化でき、そのメ
リットの一つであるカーカスコードの圧縮疲労性の破断
損傷を防止しビード耐久性を向上しうるのが確認でき
る。
タイヤ軸方向外側に補強エーペックスを配しているた
め、必要なタイヤ横剛性を確保しながらビードエーペッ
クスゴムを小寸化でき、高寸なビードエーペックスゴム
に起因する種々な前記問題点を解決しうる。
示す断面図である。
明する製造工程の説明図である。
を説明する線図である。
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアに至るプライ本体部に前記ビードコ
アの廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプ
ライ折返し部を一連に設けたカーカスプライからなるカ
ーカス、このカーカスのプライ本体部とプライ折返し部
との間を通って前記ビードコアからタイヤ半径方向外方
に先細状にのびるビードエーペックスゴムとを具え、 前記ビードエーペックスゴムは、タイヤ軸方向外側から
内側に向かって半径方向外方に傾斜する斜面を有する断
面小三角形状をなし、 かつ前記折返し部は、前記斜面および前記プライ本体部
に順次接することにより、この折返し部の前記斜面に接
する下方領域と前記プライ本体部に接する上方領域とに
よってタイヤ軸方向内向きに凹む凹部を形成する一方、 該凹部に硬質ゴムからなる補強エーペックスを配すると
ともに、ビード部に配されこの補強エーペックスをビー
ド部で覆うリムずれ防止用のクリンチゴムと、このクリ
ンチゴムに半径方向外側部分で斜めに接しかつ前記補強
エーペックスを覆うとともにサイドウォール部をなすサ
イドウォールゴムとを設けてなる空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記ビードエーペックスは、その半径方向
外端のビードベースラインからの高さhbが、リムフラ
ンジ外端の高さhfの0.8〜1.3倍であることを特
徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】前記ビードエーペックスゴムのゴム硬度H
bは70〜90度であり、前記補強エーペックスのゴム
硬度Hhは65〜95度しかもサイドウォール部をなす
サイドウォールゴムのゴム硬度Hsより大であることを
特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】前記補強エーペックスと、前記サイドウォ
ールゴムと、クリンチゴムとは、予め一体としたゴムシ
ートを用いて形成されたことを特徴とする請求項1、2
又は3記載の空気入りタイヤ。
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