JP2002200636A - 断熱容器の製造装置 - Google Patents
断熱容器の製造装置Info
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Abstract
の製造装置の提供。 【解決手段】 複数の外層用コアユニット2と、複数の
外層用コアユニット2を周回移送する外層用コアユニッ
トの移送手段3と、移送手段3で移送されてきた外層用
コアユニット2を用いて外層11を形成する外層の形成
ステーション4と、複数の内層用コアユニット5と、複
数の内層用コアユニット5を周回移送する内層用コアユ
ニットの移送手段6と、移送手段6で移送されてきた内
層用コアユニット5を用いて外表面に発泡剤が付着した
内層12を形成する内層の形成ステーション7と、外層
11と内層12とを合体した後に発泡剤を発泡させて断
熱層を形成する合成体14の形成ステーション8とを備
えている。
Description
て抄造された内パルプ層及び外パルプ層並びに該内パル
プ層と該外パルプ層との間に発泡剤層を備えている断熱
容器の製造装置に関する。
モールド成形体を製造する製造装置として、米国特許第
3,235,445号の装置が知られている。この装置
は、パルプスラリーの抄造、抄造体の圧縮、抄造体の排
出の3工程をローテーションとして成形体を連続的に製
造するロータリー方式の製造装置である。
程においては、通常抄造ネット(同製造装置ではシルク
スクリーン)用いて抄造が行われるが、抄造ネットは、
通常繰り返し使用による損傷を受けやすいものである。
このため、この製造装置では、その補修、交換等の度に
装置全体を停止しなければならず、高い生産効率による
コストの低減が望まれる断熱容器の製造装置としては好
ましくなかった。
断熱容器を製造し得る断熱容器の製造装置を提供するこ
とにある。
として個々に形成された外層及び内層が合体されそれら
の間に発泡剤の発泡により形成された断熱層を有する断
熱容器の製造装置であって、複数の外層用コアユニット
と、複数の該外層用コアユニットを周回移送する外層用
コアユニットの移送手段と、該移送手段で移送されてき
た該外層用コアユニットを用いて外層を形成する外層の
形成ステーションと、複数の内層用コアユニットと、複
数の該内層用コアユニットを周回移送する内層用コアユ
ニットの移送手段と、該移送手段で移送されてきた該内
層用コアユニットを用いて外表面に発泡剤が付着した内
層を形成する内層の形成ステーションと、前記外層と前
記内層とを合体した後に前記発泡剤を発泡させて断熱層
を形成する合成体の形成ステーションとを備えている断
熱容器の製造装置を提供することにより、前記目的を達
成したものである。
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1は、本
発明の断熱容器の製造装置における第1実施形態を示し
たものである。図1において符号は、断熱容器の製造装
置(以下、単に製造装置ともいう。)、Pはコンプレッ
サー、Vは負圧源を示している。
を主体として個々に形成された外層11及び内層12が
合体されそれらの間に発泡剤の発泡により形成された断
熱層13を有する断熱容器10の製造装置である。
外層用コアユニット(以下、単にコアユニットともい
う。)2と、複数のコアユニット2を周回移送するコア
ユニットの移送手段3と、移送手段3で移送されてきた
コアユニット2を用いて外層11を形成する外層の形成
ステーション4と、複数の内層用コアユニット(以下、
単にコアユニットともいう。)5と、複数のコアユニッ
ト5を周回移送するコアユニットの移送手段6と、移送
手段6で移送されてきたコアユニット5を用いて外表面
に発泡剤が付着した内層12を形成する内層の形成ステ
ーション7と、外層の形成ステーション4及び内層の形
成ステーション7で形成された外層11と内層12とを
合体させた後に前記発泡剤を発泡させて断熱層13を形
成する合成体の形成ステーション8とを備えている。
造する断熱容器の外層を4個一度に抄紙できるように設
けられており、内部に流体の流通路200を有する凸状
の弾性体コア20と、流通路200に連通する連通路2
10を有し弾性体コア20を上向き又は下向きに凸の状
態に固定する台座21と、弾性体コア20の表面を被覆
する抄紙ネット22とを有している。
形よりもやや小さな外形を有しており、そのフランジよ
り上方における抄紙部の高さは、成形する成形体の高さ
(深さ)よりも大きく設けられている。弾性体コア20
は、押圧により弾性変形可能な材料から構成されてい
る。そのような材料の例としては、シリコーンゴム、ウ
レタンゴム等のゴム系材料が挙げられる。
通路200は、幹流通路201及び幹流通路201から
分岐した複数の分岐流通路202から構成されている。
分岐流通路202は、弾性体コア20の外部へ向けて放
射状に形成されている。分岐流通路202の一開口端
は、弾性体コア20の抄紙部の外表面において開口して
いる。抄紙部の外表面における該開口端の開口面積の比
率は、後述するパルプ繊維を主体とするの積層体からな
る成形体の脱水効率、及び該成形体を押圧した場合にお
ける弾性体コアの強度保持の点から5〜40%であるこ
とが好ましく、5〜14%であることがより好ましい。
また同様に、分岐流通路202の開口端は、抄紙部の外
表面において1cm2当たり1〜4個、特に1〜2個形
成されていることが好ましい。また、分岐流通路202
は、弾性体コア20が押圧によって弾性変形しても流体
の通過が妨げられない程度の大きさの断面を有してい
る。
の状態に固定される凹部を有する板状の部材である。台
座21の底部の略中央部には弾性体コア20の幹流通路
201に連通する前記連通路210が形成されている。
台座21の外周の四方には、後述するグリップハンド3
14の爪315(図4参照)及び反転ユニット32のピ
ン323(図5参照)が係合されるピン穴211が形成
されている。弾性体コア20は、台座21の上にネジ止
めにより固定されている。
変形に追従して変形し得る伸縮可能な材料(例えば合成
樹脂繊維ネット)から形成されている。抄紙ネット22
は、パルプスラリー中の水分は通過させるがパルプ繊維
は通過させない程度の網目を有する。この網目の大きさ
は10〜80メッシュ、特に30〜50メッシュである
ことが、抄紙性及びパルプ繊維の目詰まり防止等の点か
ら好ましい。また、抄紙ネット22は、これを弾性体コ
ア20の外表面に密着被覆させた状態での平均開孔面積
率が10〜80%、特に20〜40%であることが吸水
性、通気性及び強度の点から好ましい。抄紙ネット22
は、その周縁部を弾性体コア20と台座21との隙間に
狭持させることで固定されている。
いては、抄紙ネット22、流通路200、及び連通路2
10が連通して、コアユニット2の外部(抄紙面)より
内部へ通じる流路が形成される。
手段3は、コアユニット2を外層の形成ステーション4
の手前に搬送するコンベア30と、コンベア30で搬送
されたコアユニット2を把持して外層の形成ステーショ
ン4に移送する水平トラバース31と、水平トラバース
31から抄紙された外層11とともにコアユニット2を
受けてこれらを上下に反転する反転ユニット32と、反
転されたコアユニットの方向変換を行うトランスファー
ユニット33と、トランスファーユニット33と連動し
て方向変換されたコアユニット2を移送するコンベア3
4と、コンベア34で移送されたコアユニット2を受け
てこれを前記合成体の形成ステーション8に移送する搬
送ユニット35と、搬送ユニット35において外層11
が離型されたコアユニット2をコンベア30に返送する
コンベア36を備えている。
ンベア、ローラーコンベア等の汎用のコンベアを特に制
限無く用いることができる。
は、水平に支持されたシャフト310の軸方向(水平方
向)に移動自在に配設されたモーター駆動のトラバース
311と、このトラバース311に固定された4本のシ
リンダーユニット312(以下、これらを図4における
左側からシリンダーユニット312A〜312Dともい
う。)を主体として構成されている。図4における左3
本のシリンダーユニット312A〜312Cのシャフト
313の内部には、流通管路3130が配設されてい
る。これらの流通管路3130は、上端側においてそれ
ぞれ後述の流通管路401〜403(図1参照)と通じ
ており、下端側において後述のグリップハンド314を
介して前記コアユニット2の連通路210に通じてい
る。各シリンダーユニット312のシャフト313の先
端部にはコアユニット2をその台座21の外周面におい
て把持するグリップハンド314が配設されている。グ
リップハンド314は、シリンダーユニットにより水平
方向に伸縮する2本のロッドの先端部に水平軸周りに回
動自在のアームを有しており、アームの下端部にはコア
ユニット2の前記ピン穴211に係合する爪315を有
している。そして、シリンダーユニット312によって
グリップハンド314を昇降させ、当該グリップハンド
314でコアユニット2をその凸状部が下方に向くよう
に把持できるようになっている。前記3本のシリンダー
ユニット312A〜312Cのグリップハンド314の
基部には、シャフト313内部に配設された前記流通管
路3130とコアユニット2の連通路210とを連通す
る連通路3140が形成されており、当該グリップハン
ド314でコアユニット2を把持した状態では、シャフ
ト313内部に配設された前記流通管路3130、グリ
ップハンド314の基部の連通路3140及びコアユニ
ット2の前記連通路210が液密に接続されて流路が形
成されるようになっている。そして、流通管路401〜
403を通じて、コアユニット2の洗浄の際における圧
縮空気の供給、外層の抄紙の際におけるスラリー中の液
体分の排出及び外層11の脱水の際における圧縮空気の
供給を行えるようになっている。
パルプスラリーの貯留槽400、及び脱水型410の上
方であって、シリンダーユニット312A〜312Cに
おけるグリップハンド314の昇降に合わせた所定位置
に、トラバース311の移動方向に対して平行に3組の
シリンダーユニット316がフレーム(図示せず)に固
定されている。これらのシリンダーユニット316は、
前記各シリンダーユニット312A〜312Dと連動
し、隣接するシリンダーユニット312間においてコア
ユニット2を受け渡す際に、当該コアユニット2を待機
させる保持手段である。すなわち、図4における左端の
一組のシリンダーユニット316は、左端のシリンダー
ユニット312Aによってコンベア30から移送され洗
浄槽470内で洗浄されたコアユニット2を一旦保持
し、これを左から2番目のシリンダーユニット312B
のグリップハンド314が把持するまで待機させるもの
である。中央の一組のシリンダーユニット316は、左
から2番目のシリンダーユニット312Bによって貯留
槽400に浸漬され外層11が抄紙されたコアユニット
2を一旦保持し、これを左から3番目のシリンダーユニ
ット312Cのグリップハンド314が把持するまで待
機させるものである。右端の一組のシリンダーユニット
316は、左から3番目のシリンダーユニット312C
によって脱水型410に突き合わされて脱水されたコア
ユニット2を一旦保持し、これを右端のシリンダーユニ
ット312Dのグリップハンド314が把持するまで待
機させるものである。このように、各シリンダーユニッ
ト312A〜312D及び各シリンダーユニット316
を連動させ、洗浄槽470、パルプスラリーの貯留槽4
00、脱水型410の上方において、これらの槽及び型
で処理を終えたコアユニット2を一旦保持して待機させ
ることで、順次移送されてくるコアユニット2の受け渡
しを隣接するシリンダーユニット312間においてスム
ーズに行えるようになっているほか、洗浄直後や抄紙直
後におけるコアユニット2からの水の滴りがある場合に
もその水を各槽で受けることができるようになってい
る。
は、所定間隔をおいて垂直に支持された一対のシリンダ
ーユニット320を備えている。これらシリンダーユニ
ット320のシャフトの先端部には、ロータリーアクチ
ュエータ321が互いに対向するように取り付けられて
おり、これらロータリーアクチュエータ321の先端に
ショートストロークシリンダー322が取り付けられ、
そのシャフトの先端部にピン323が取り付けられてい
る。そして、図4における右端のシリンダーユニット3
12Dのグリップハンド314による把持状態におい
て、このピン323をコアユニット2の前記ピン穴21
1に係合させ、グリップハンド314による当該コアユ
ニット2の把持を解除した後に、ロータリーアクチュエ
ータ321を回転させることで、コアユニット2を上下
に反転できるようになっている。その後シリンダーユニ
ット320を作動させてコアユニット2を図5の仮想線
の位置に降下させ、コアユニット2を後述のサービステ
ーブル332上に載置し、ピン323の係合を解除する
ことで、受け渡しが完了するようになっている。
ト33は、前記反転ユニット32で上下に反転されたコ
アユニット2の移送方向を直角に方向変換するものであ
り、水平に支持されたシャフト330の軸に沿って移動
自在なモーター駆動のトラバース331と、トラバース
331上に固定されたサービステーブル332を主体と
して構成されている。サービステーブル332は、その
上面部に複数の駆動ローラー333を備えており、前記
コンベア34と連動してコアユニット2の移送方向を直
角に方向変換して後述の搬送ユニット35に搬送できる
ようになっている。
4本のガイドシャフト350と、これらガイドシャフト
350をその上下両端部において所定間隔をおいて四隅
で垂直に支持するトッププレート351及びベースプレ
ート352と、これらトッププレート351とベースプ
レート352との間でガイドシャフト350に沿って上
下動自在に配設された作動プレート353とを備えてい
る。
方向に貫通するネジ孔が形成されており、このネジ孔に
は、ネジ山を有するプッシュロッド354が螺着されて
いる。プッシュロッド354の下端部には、前記作動プ
レート353が固定されており、プッシュロッド354
の上端部には、円盤状のヘッド355が固定されてい
る。トッププレート351の下面部には、ロックリング
356が配設されている。このロックリング356は、
駆動手段3560によって水平動自在に配設された複数
の分割ナット3561が組み合わされてプッシュロッド
354のネジ山に対応するナットを構成するように設け
られている。そして、駆動手段3560で分割ナット3
561を閉じてプッシュロッド354のネジ山に螺合さ
せることで、当該プッシュロッド354の回転をロック
できるようになっている。
は、ヘッド355を回転させることで、プッシュロッド
354を軸方向に上下動させて作動プレート353を昇
降し、ロックリング356でプッシュロッド354の回
転をロックすることで、所定の加圧力を維持した状態
で、コアユニット2と後述の乾燥型421(図8参照)
とを突き合わせることができるようになっている。
ニット2(又はコアユニット5)、後述の合成体用コア
ユニット820の載置台357が配設されており、この
載置台357には、これら各コアユニットをその両側か
ら狭持して位置決めするための位置決めシリンダーユニ
ット358が配設されている。また、載置台357の内
部には、コアユニット2(又はコアユニット5)の前記
連通路210と外部とを連通する流通路3570が設け
られており、外層11(又は合成体14)の乾燥時にお
ける蒸気の排出ができるようになっている。
述の乾燥型421が配設されており、載置台357の所
定位置に位置決めされたコアユニット2と当該乾燥型4
21との突き合わせができるようになっている。
2の下端中央部において、牽引用の無端チェーン359
に連結されている。この無端チェーン359は、所定間
隔をおいて配置された2つのギア(図示せず)に巻回さ
れており、一方のギアを駆動モーター(図示せず)で回
転させることで、無端チェーン359を駆動させて搬送
ユニット35を長円軌道に周回できるようになってい
る。無端チェーン359の両側には、ベースプレート3
52の下面に当接するように水平軸周りに回転自在のロ
ーラーR1が配設されており、また、ベースプレート3
52の両側方には、ベースプレート352の側面に当接
するように鉛直軸周りに回転自在のガイドローラーR2
が配設されている。そして、これらローラーR1及びガ
イドローラーR2によって、搬送ユニット35が無端チ
ェーン359の周回軌道に合わせてスムーズ且つ安定的
に周回できるようになっている。なお、搬送ユニット3
5におけるベースプレート352の下面部の幅方向両端
に水平軸周りに回転自在のローラーをそれぞれ配設する
とともに、ベースプレート352の両側面部に鉛直軸周
りに回転自在のローラーをそれぞれ配設し、さらに前記
無端チェーン359の長円軌道に対応するようにこれら
各ローラーの軌道レールを配設することによって、搬送
ユニット35が無端チェーン359の周回軌道に合わせ
てスムーズ且つ安定的に周回できるようにすることもで
きる。
には、コアユニット2を上下に反転する反転ユニット3
60が配設されており、弾性体コア20が上向きの状態
で返送されてきたコアユニット2を弾性体コア20が下
向きの状態に反転して返送できるようになっている。反
転ユニット360の構成は、前記反転ユニット32と同
様の構成であるので、その説明は省略する。
ション4は、コアユニット2を浸漬してその個々の表面
に外層11を抄紙する抄紙手段40と、抄紙された外層
11を脱水する外層の脱水手段41と、脱水された外層
11を乾燥する外層の乾燥手段42と、コアユニット2
と後述の乾燥型421との間で外層11を狭持させる加
圧ユニット43と、乾燥された外層11をコアユニット
2から離型する外層の離型手段44とを有している。
プスラリーを湛えたパルプスラリーの貯留槽400と、
コアユニット2における前記連通路210に通じる流通
管路401(図1参照)とを有している。流通管路40
1の他端部は、パルプスラリー中の液体分を吸引排出す
る負圧源Vに通じている。
コアユニット2に対応する凹部を有する中空の脱水型4
10と、脱水型410の底面部に接続された吸引管路4
11とを備えている。脱水型410の底面部には、排水
口(図示せず)が形成されており、前記凹部には外部と
内部とを連通する連通路(図示せず)が形成されてい
る。脱水型410の側面部には、シリンダーユニット4
12が取り付けられており、そのシャフトの先端部に
は、水平軸周りに回動するロック爪413が形成されて
いる。吸引管路411の一端部は前記排水口に接続され
ており、他端部は負圧源(図示せず)に通じている。そ
して、前記シリンダーユニット312でコアユニット2
を降下させて脱水型410と突き合わせ、弾性体コア2
0で外層11の外面形状を脱水型410の凹部内面形状
に追従させて変形させた後に、ロック爪413を作動さ
せてコアユニット2と脱水型410とを所定の加圧状態
に所定時間保持し、抄紙された外層11にコンプレッサ
ーPに通じる流通管路402及び流通管路313を通じ
て圧縮空気を供給する一方で、吸引管路411を通じて
水を排出することで、外層11を所定の含水率になるま
で脱水できるようになっている。
搬送ユニット35における作動プレート353の下面側
に取り付けられたヒータープレート420と、ヒーター
プレート420の下方に取り付けられた乾燥型421と
を有している。乾燥型421は、コアユニット2に対応
する凹部を有しており、その内部には、外部に通じる流
通路4210(図10(b)参照)が形成されている。
この流通路4210には、切り換えコック(図示せず)
を介して負圧源及びコンプレッサー(共に図示せず)に
それぞれ通じる流通管路422が接続されている。そし
て、この流通管路422の流通経路を切り替えコックで
負圧経路に切り換えることで、乾燥型421の流通路を
通じて蒸気の排出ができるようになっている。本実施形
態では、外層の乾燥型421は、後述する合成体14の
成形型、合成体14の乾燥型として共有されており、前
記切り換えコックを切り換えて、流通管路422及び前
記負圧源又は前記コンプレッサーを含む流通経路を、負
圧経路又は加圧経路に切り換えることで、コアユニット
2、5からの外層11又は合成対14の離型時には当該
乾燥型421への外層11及び合成体14の吸着、又は
合成体14の離型時には合成体14に向けた圧縮空気の
供給をそれぞれ行えるようになっている。なお、該負圧
源及び該コンプレッサーは、搬送ユニット35の周回軌
道の内側に配設されており、各搬送ユニット35は、流
通管路422が接続された状態で周回するようになして
ある。
搬送ユニット35の前記ヘッド355を回転させて乾燥
型421を降下させるシリンダーユニット430と、ベ
ースプレート352に当接して荷重を受ける台座431
とを備えている。
は、搬送ユニット35で後述の加圧ユニット43によっ
て加圧状態で移送されてきた外層11を乾燥型421側
に吸着させて当該外層11をコアユニット2から離型さ
せる設備であり、外層11を乾燥型421に吸着させる
ための前記流通管路422及びこれに通じる前記負圧源
を含む負圧経路と、前記乾燥型の搬送ユニット35にお
ける前記ヘッド355を回転させて乾燥型421を上昇
させるシリンダーユニット440と、コアユニット2の
みを搬送ユニット35から押し出すシリンダーユニット
441とを備えている。シリンダーユニット441のシ
ャフトの先端部には、コアユニット2をコンベア36上
に押し出すスクレーパー442が取り付けられている。
そして、乾燥型421の上昇時には、前記流通管路42
2を通じて外層11を乾燥型421側に負圧吸着して、
徐圧により弾性復元した弾性体コア20と外層11とを
離間させ、乾燥型421が所定の高さまで上昇したとこ
ろで、シリンダーユニット441を作動させてスクレー
パー442でコアユニット2のみをコンベア36上に押
し出すようになっている。
4は、図10に示すように、乾燥型421側に吸引付着
された外層11のフランジ部分110に接着剤を付着さ
せる接着剤の付着手段46を備えている。接着剤の付着
手段46は、接着剤を湛えたパン460と、パン460
内の接着剤を外層11のフランジ部分110に転写させ
る転写手段461とを備えている。パン460内には接
着剤に浸漬されてこれを吸収する第1ローラー462
と、第1ローラー462と連動してその吸収した接着剤
を吸収しながら回転する第2ローラー463とが水平軸
周りに回転自在に配設されている。転写手段461は、
水平に支持されたシリンダーユニット464と、そのシ
ャフトの先端部において水平軸周りに回転自在に支持さ
れた転写ローラー465とを備えている。転写ローラー
465は、シャフトの伸縮の際に第2ローラー463に
当接して互いに回転する高さに配設されており、この両
者の回転時に接着剤が転写ローラー465の表面に付着
するようになっている。そして、シリンダーユニット4
64のシャフトを伸張させ、転写ローラー465を外層
11のフランジ部110に当接させて回転させること
で、当該フランジ部110の表面に接着剤を転写できる
ようになっている。
ション4は、図1に示すように、前記抄紙手段40の手
前にコアユニット2の洗浄手段47を有している。洗浄
手段47は、図4に示すように、洗浄液を湛えた洗浄槽
470を備えている。そして、前記パルプスラリーの貯
留槽400にコアユニット2を浸漬する前に、洗浄槽4
70内に当該コアユニット2を浸漬しつつ、コンプレッ
サーPに通じる流通管路403(図1参照)を通じて圧
縮空気を洗浄液内にパージすることで、コアユニット2
における抄紙ネット22の洗浄を行い、抄紙ネット22
を抄紙前において目詰まりのない状態にできるようにな
っている。
ユニット2における弾性体コア20と形状が異なる以外
は前記コアユニット2と同様の構成を有している。従っ
て、図2における両者の対応部分に符号(括弧内)を付
し、その説明は省略する。
手段6は、コアユニット5を内層の形成ステーション7
の手前に搬送するコンベア60と、コンベア60で搬送
されたコアユニット5を把持して内層の形成ステーショ
ン7に移送する水平トラバース61と、水平トラバース
61から内層12とともにコアユニット5を受けてこれ
らを上下に反転する反転ユニット62と、反転されたコ
アユニット5の方向変換を行うトランスファーユニット
63と、方向変換されたコアユニット5を前記搬送ユニ
ット35に移載するコンベア64と、コアユニット5を
トランスファーユニット63から後述のコンベア66に
移載するコンベア65とを備えている。
は、水平に支持されたシャフト610の軸方向(水平方
向)に移動自在に配設されたモーター駆動のトラバース
611と、このトラバース611に固定された4本のシ
リンダーユニット612(以下、これらを左からシリン
ダーユニット612A〜612Dともいう。)とを主体
として構成されている。図11における左3本のシリン
ダーユニット612A〜612Cのシャフト613の内
部には、流通管路6130が配設されている。これらの
流通管路6130は、上端側においてそれぞれ後述の流
通管路701〜703(図1参照)と通じており、下端
側において後述のグリップハンド614を介して前記コ
アユニット5の連通路510(図3参照)に通じてい
る。各シリンダーユニット612のシャフト613の先
端部にはコアユニット5をその台座51の外周面におい
て把持するグリップハンド614が配設されている。グ
リップハンド614は、シリンダーユニットにより水平
方向に伸縮する2本のロッドの先端部に水平軸周りに回
動自在のアームを有しており、アームの下端部にはコア
ユニット5のピン穴511に係合する爪615を有して
いる。そして、各シリンダーユニット612によってグ
リップハンド614を昇降させ、当該グリップハンド6
14でコアユニット5をその凸状部が下方に向くように
把持できるようになっている。前記3本のシリンダーユ
ニット612A〜612Cのグリップハンド614の基
部には、シャフト613内部に配設された前記流通管路
6130とコアユニット5の連通路510とを連通する
連通路6140が形成されており、当該グリップハンド
614でコアユニット5を把持した状態では、シャフト
613内部に配設された前記流通管路6130、グリッ
プハンド614の基部の連通路6140及びコアユニッ
ト5の前記連通路510が気・液密に接続されて流路が
形成されるようになっている。そして、流通管路701
〜703を通じて、コアユニット5の洗浄の際における
圧縮空気の供給、内層12の抄紙の際におけるスラリー
中の液体分の排出及び発泡剤の付着させる際における水
分の排出を行えるようになっている。
パルプスラリーの貯留槽700、及び脱水型710の上
方であって、シリンダーユニット612におけるシャフ
ト613の長さ方向の所定位置に、トラバース611の
移動方向に対して平行に3組のシリンダーユニット61
6がフレーム(図示せず)に固定されている。これらの
シリンダーユニット616は、各シリンダーユニット6
12A〜612Dと連動し、隣接するシリンダーユニッ
ト612間においてコアユニット5の受け渡す際に、当
該コアユニット5を待機させる保持手段である。すなわ
ち、図11における左端の一組のシリンダーユニット6
16は、左端のシリンダーユニット612Aによってコ
ンベア60から移送され洗浄槽720内で洗浄されたコ
アユニット5を一旦保持し、これを左から2番目のシリ
ンダーユニット612Bのグリップハンド614が把持
するまで待機させるものである。中央の一組のシリンダ
ーユニット616は、左から2番目のシリンダーユニッ
ト612Bによって貯留槽700に浸漬され内層12が
抄紙されたコアユニット5を一旦保持し、これを左から
3番目のシリンダーユニット612Cのグリップハンド
614が把持するまで待機させるものである。右端の一
組のシリンダーユニット616は、左から3番目のシリ
ンダーユニット612Cによって貯留槽710に浸漬さ
れたコアユニット5を一旦保持し、これを右端のシリン
ダーユニット612Dのグリップハンド614が把持す
るまで待機させるものである。このように、各シリンダ
ーユニット612A〜612D及びシリンダーユニット
616を連動させ、洗浄槽720、パルプスラリーの貯
留槽700、発泡剤水溶液の貯留槽710の上方におい
て、これらの槽で処理を終えたコアユニット5を一旦保
持して待機させることで、順次移送されてくるコアユニ
ット5の受け渡しを隣接するシリンダー612間におい
てスムーズに行えるようになっているほか、洗浄、抄
紙、又は発泡剤の付着直後におけるコアユニット5から
の水の滴りがある場合にもその水を各槽で受けることが
できるようになっている。
ット32と同様の構成であるのでその説明は省略する。
コンベア60,64,65は、前記同様の汎用コンベア
を用いることができるが、コンベア65は正逆駆動が可
能に設けられている。また、トランスファーユニット6
3は、サービステーブルの駆動ローラーが正逆駆動が可
能に設けられている以外は、前記トランスファーユニッ
ト33と同様の構成であるので、その説明は省略する。
すように、合成体14が離型されたコアユニット5を内
層の形成ステーション7手前のコンベア60に返送する
コアユニット2のコンベア66を備えている。コンベア
66は、前記同様の汎用のコンベアで構成することがで
きる。コンベア66の中間部には、コアユニット5を上
下に反転する反転ユニット660が配設されており、弾
性体コア50が上向きの状態で返送されてきたコアユニ
ット5を弾性体コア50が下向きの状態に反転して返送
できるようになっている。反転ユニット660の構成
は、前記反転ユニット32と同様の構成であるので、そ
の説明は省略する。
示すように、コアユニット5を浸漬してその個々の表面
に内層を抄紙する内層の抄紙手段70と、抄紙された内
層の外表面に発泡剤を付着させる発泡剤の付着手段71
とを有している。
ルプスラリーの貯留槽700と、コアユニット5におけ
る連通路に通じるパルプスラリー中の液体分の流通管路
701(図1参照)とを有している。流通管路701の
他端部は、液体分を吸引排出する負圧源Vに通じてい
る。
うに、発泡剤の水溶液の貯留槽710を有しており、こ
の貯留槽710にコアユニット5を浸漬して負圧源Vに
通じる流通管路702(図1参照)を通じて前記水溶液
を吸引することで、内層12の外表面に発泡剤を付着で
きるようになっている。
すように、貯留槽700の手前にコアユニット5の洗浄
手段72を有している。洗浄手段72は、洗浄液を湛え
た洗浄槽720を備えている。そして、前記パルプスラ
リーの貯留槽700にコアユニット5を浸漬する前に、
洗浄槽720内に当該コアユニット5を浸漬しつつ、コ
ンプレッサーCに通じる供給管路703(図1参照)を
通じて洗浄液中に圧縮空気をパージすることで、コアユ
ニット5の抄紙ネット52の洗浄を行い、抄紙ネット5
2を抄紙前において目詰まりのない状態にできるように
なっている。
2に示すように、コアユニット2から離型された前記外
層11と発泡剤が付着された前記内層12とをコアユニ
ット5とともに合体させる合成体の成形手段80と、コ
アユニット5から合成体14を離型する合成体14の離
型手段81と、合成体14を乾燥する合成体の乾燥手段
82とを有している。
ト5に対応する凹部を有する成形型800と、成形型8
00とコアユニット5とを所定の圧力で加圧する加圧ユ
ニット801とを備えている。成形型800は、本実施
形態では、前記乾燥型421で構成されている。加圧ユ
ニット801は、搬送ユニット35の前記ヘッド355
を回転させて乾燥型421を降下させるシリンダーユニ
ット802と、ベースプレート352に当接して荷重を
受ける台座803とを備えている。
0で成形された合成体14を乾燥型421側に吸着させ
て当該合成体14をコアユニット5から離型させる設備
であり、乾燥型421に合成体14を吸着させる前流通
記管路422及びこれに通じる前記負圧源を含む前記負
圧経路(図示せず)と、搬送ユニット35の前記ヘッド
355を回転させて乾燥型421(成形型)を上昇させ
るシリンダーユニット810と、コアユニット5のみを
搬送ユニット35から押し出すシリンダーユニット81
1とを備えている。成形型を上昇させるシリンダーユニ
ットは、本実施形態では、前記加圧ユニット801の前
記シリンダーユニット802で構成されている。シリン
ダーユニット811のシャフトの先端部には、コアユニ
ット5を押し出すスクレーパー812が取り付けられて
いる。そして、乾燥型421の上昇時には、前記流通管
路422及び前記負圧源を含む前記負圧経路を通じて合
成体14を乾燥型421側に負圧吸着して徐圧により弾
性復元した弾性体コア50と合成体14とを離間し、乾
燥型421が所定の高さまで上昇したところで、シリン
ダーユニット811を作動してスクレーパー812でコ
アユニット5のみを後述のコンベア64上に押し出すよ
うになっている。
に、凸状の剛性コアを有する合成体用コアユニット(以
下、単にコアユニットともいう。)820と、コアユニ
ット820に対応する凹状の乾燥型821と、コアユニ
ット820と乾燥型821とを所定の圧力で突き合わせ
るための加圧ユニット822とを備えている。コアユニ
ット820は、乾燥前の前記合成体14を収容したとき
に前記内層12の内面との間に所定のクリアランスが形
成されるように、その凸部の外周面に段差が設けられて
いる。また、コアユニット820の内部には、前記コア
ユニット2、5におけると同様に、その内部に流通路及
び連通路(図示せず)が形成されている。該連通路は、
コアユニット820が載置台357に位置決め載置され
たときに、前記流通路3570に通じるように設けられ
ており、合成体14の乾燥時に蒸気の排出ができるよう
になっている。乾燥型821は、本実施形態では、前記
外層11の乾燥型421で構成されている。加圧ユニッ
ト822は、搬送ユニット35の前記ヘッド355を回
転させて乾燥型421を降下させるシリンダーユニット
823と、ベースプレート352に当接して荷重を受け
る台座824とを備えている。
ション8は、合成体14をコアユニット820とともに
搬送ユニット35から送り出す移送手段83を有してい
る。移送手段83は、前記流通管路422及び前記コン
プレッサーを含む前記加圧経路(図示せず)と、搬送ユ
ニット35のヘッド355を回転させて乾燥型421の
みを上昇させるシリンダーユニット830と、合成体1
4とともにコアユニット820を搬送ユニット35から
押し出すシリンダーユニット831とを備えている。
示すように、コアユニット820とともに移送されてき
た合成体14を当該コアユニット820から分離する合
成体の分離手段84を備えている。分離手段84は、コ
アユニット820の載置台840と、この載置台840
上で合成体14を押さえるシリンダーユニット841
と、コアユニット820をコンベア85に水平に押し出
すシリンダーユニット842とを備えている。載置台8
40の内部には、コアユニット820の前記流通路に通
じる流通路843が形成されており、この流通路843
には、コンプレッサー(図示せず)に通じる管路(図示
せず)が接続されている。これにより、コアユニット8
20を通じて合成体14に圧縮空気をパージして、合成
体14を当該コアユニット820から分離できるように
なっている。シリンダーユニット841のシャフトの先
端部には、押さえユニット844が固定されている。こ
の押さえユニット844は、合成体14をその個々のフ
ランジ部で押さえる4つのシリンダー845を備えてい
る。これらのシリンダー845の上端部にはトッププレ
ート846が固定されており、このトッププレート84
6の四隅には貫通孔が形成されている。トッププレート
846は、シリンダーユニット841のシャフトの先端
部に固定されたプレート847に、前記貫通孔に挿通さ
れた遊動ボルト848を介して取り付けられている。ト
ッププレート846とプレート847との間にはスプリ
ング849が介装されており、前記圧縮空気のパージに
よってコアユニット820から合成体14を分離する際
に、合成体14の動きに柔軟に対応しつつ合成体14の
飛び出しを防止できるようになっている。このように構
成された分離手段84は、合成体14とコアユニット8
20とを分離した後、押さえユニット844を上昇させ
て退避させ、前記シリンダーユニット842で当該合成
体14とコアユニット820とをコンベア85上に押し
出すようになっている。
11に示すように、コンベア85上に合成体14ととも
に押し出されたコアユニット820から合成体14のみ
を、移載コンベア9に移載する移載ユニット86を備え
ている。この移載ユニット86は、図16に示すよう
に、水平且つ鉛直軸周りに回動自在に支持されたシリン
ダーユニット860を主体として構成されており、その
シャフトの先端部に吸盤を備えた吸着プレート861を
備えている。そして、この吸着プレート861で合成体
14を吸着し、シリンダーユニット860を鉛直軸周り
に回転させることで、図1に示すように搬送コンベア9
への移載ができるようになっている。移載された合成体
14は、その後切断、トリミングステーション(図示せ
ず)に移送されて切断、トリミングが施されて、製品
(断熱容器)とされる。
ステーションにおける駆動系及び気液流通系の各設備の
同期をとり、これらを正しく作動させる所定のシーケン
スプログラムを保持した制御部(図示せず)及び該制御
部と該各設備との間の制御信号等の送受信回路(図示せ
ず)を備えており、これにより、製造装置1が自動で正
常に動作するようになっている。
容器の製造工程について説明する。
位置に水平移動し、左端のシリンダーユニット312A
を作動させてグリップハンド314を降下させる。そし
て、コンベア30上の先頭のコアユニット2を把持した
後にシリンダーユニット312Aを作動させてこれらを
引き上げ、トラバース311を作動してコアユニット2
を洗浄槽470上に移動し、シリンダーユニット312
Aを作動して当該コアユニット2を降下させて当該洗浄
槽470内の洗浄液に浸漬する。次いで、前記流通管路
403を通じてコンプレッサーCから圧縮空気を供給
し、コアユニット2の流通路200及び連通路210を
通じて洗浄槽470内に圧縮吸気を吐出することによっ
て、コアユニット2の抄紙ネット22の洗浄を行う。
してコアユニット2を洗浄槽470から所定高さ位置ま
で引き上げ、前記シリンダーユニット316によって洗
浄後のコアユニット2を両側から把持して一旦保持する
とともに、グリップハンド314による当該コアユニッ
ト2の把持を解除する。そして、当該グリップハンド3
14を上昇させた後、シリンダーユニット312Aのグ
リップハンド314が既にコンベア30上に搬送されて
いる2番目のコアユニット2上に位置するようにトラバ
ース311を移動(図4において左側に)させる。さら
に、シリンダーユニット312Aを作動させてグリップ
ハンド314を降下させ、2番目のコアユニット2を把
持する。その一方で、シリンダー312Bを作動させて
前記シリンダーユニット316に把持され待機状態にあ
る先頭のコアユニット2の上方からグリップハンド31
4を降下させ、待機中のコアユニット2を把持した後、
シリンダーユニット316によるコアユニット2の把持
を解除し、シリンダーユニット312A,Bを上昇さ
せ、トラバース311を移動(図4において右側に)さ
せ、当該2つのコアユニット2をそれぞれ、洗浄槽47
0、貯留槽400の上方に移動させる。そして、先頭の
コアユニット2を降下させて貯留槽400内のスラリー
に浸漬し、負圧源Vに通じる流通管路401を通じてス
ラリーを負圧吸引して外層11の抄紙を行う一方で、2
番目のコアユニット2を洗浄槽470内の洗浄液に浸漬
しつつ流通管路403を通じて圧縮空気をパージし、2
番目のコアユニット2の洗浄を行う。
2Bを作動して2番目及び先頭のコアユニット2をそれ
ぞれ貯留槽400及び洗浄槽470から引き上げ、シリ
ンダーユニット316でこれらを把持した後、両コアユ
ニット2のグリップハンド314による把持を解除し、
シリンダーユニット312A,312Bを上昇させ、ト
ラバース311を所定位置に水平移動(図4において左
側に)させる。そして、シリンダーユニット312Aの
グリップハンド314が既にコンベア30上に搬送され
ている3番目のコアユニット2上に位置するように、ト
ラバース311を移動(図4において左側に)させる。
次いで、シリンダーユニット312Aを作動させてグリ
ップハンド314を降下させ、3番目のコアユニット2
を把持する。その一方で、シリンダー312Bを作動さ
せて前記シリンダーユニット316に把持され待機状態
にある2番目のコアユニット2の上方からグリップハン
ド314を降下させ、当該待機中の2番目コアユニット
2を把持するとともに、シリンダーユニット312Cを
作動させてシリンダーユニット316に把持され待機状
態にある先頭のコアユニットの上方からグリップハンド
314を降下させ、当該待機中の先頭のコアユニット2
を把持する。そして、シリンダーユニット316による
先頭及び2番目のコアユニット2の把持を解除し、シリ
ンダーユニット312A〜312Cを上昇させた後、ト
ラバース311を移動(図4において右側に)させ、当
該3つのコアユニット2をそれぞれ、洗浄槽470、貯
留槽400及び脱水型410の上方に移動させる。そし
て、先頭のコアユニット2を降下させて脱水型410と
突き合わせ、前記流通管路402を通じて圧縮空気を供
給しながら吸引管路411で吸引排水して外層11を両
者の間で押圧・脱水するとともに、2番目のコアユニッ
ト2を降下させて貯留槽400内のスラリーに浸漬し、
負圧源Vに通じる流通管路401を通じてスラリーを負
圧吸引して外層11の抄紙を行う一方で、3番目のコア
ユニット2を洗浄槽470内の洗浄液に浸漬しつつ流通
管路403を通じて圧縮空気をパージし、3番目のコア
ユニット2の洗浄を行う。
2Cを作動して3番目、2番目及び先頭のコアユニット
2をそれぞれ洗浄槽470及び貯留槽400から引き上
げるとともに乾燥型410から引き離し、シリンダーユ
ニット316でこれらを把持した後、各コアユニット2
のグリップハンド314による把持を解除し、シリンダ
ーユニット312A〜312Cを上昇させ、トラバース
311を所定位置に水平移動(図4において左側に)さ
せる。そして、シリンダーユニット312Aのグリップ
ハンド314が既にコンベア30上に搬送されている4
番目のコアユニット2上に位置するように、トラバース
311を移動(図4において左側に)させる。次いで、
シリンダーユニット312Aを作動させてグリップハン
ド314を降下させ、4番目のコアユニット2を把持す
る。その一方で、シリンダー312Bを作動させて前記
シリンダーユニット316に把持され待機状態にある3
番目のコアユニット2の上方からグリップハンド314
を降下させ、当該待機中の3番目コアユニット2を把持
するとともに、シリンダーユニット312Cを作動させ
てシリンダーユニット316に把持され待機状態にある
2番目のコアユニットの上方からグリップハンド314
を降下させ、当該待機中の2番目のコアユニット2を把
持する。さらに、シリンダーユニット312Dを作動さ
せてシリンダーユニット316に把持され待機状態にあ
る先頭のコアユニット2の上方からグリップハンド31
4を降下させ、当該待機中の先頭のコアユニット2を把
持する。そして、シリンダーユニット316による先
頭、2番目及び3番目のコアユニット2の把持を解除
し、シリンダーユニット312A〜312Dを上昇させ
た後、トラバース311を移動(図4において右側に)
させ、当該4つのコアユニット2をそれぞれ、洗浄槽4
70、貯留槽400、脱水型410及び反転ユニット3
2における把持位置に移動させる。
のコアユニット2の台座21のピン穴211に反転ユニ
ット32のピン323を係合させて把持するとともに、
2番目のコアユニット2を降下させて脱水型410と突
き合わせ、外層11を両者の間で押圧して脱水する一方
で、3番目のコアユニット2を降下させて貯留槽400
内のスラリーに浸漬し、負圧源Vに通じる流通管路40
1を通じてスラリーを負圧吸引して外層の抄紙を行い、
さらに、4番目のコアユニット2を洗浄槽470内の洗
浄液に浸漬しつつ流通管路403を通じて圧縮空気をパ
ージし、4番目のコアユニット2の洗浄を行う。
3による先頭のコアユニット2の把持が完了した後、そ
のグリップハンド314による把持を解除し、シリンダ
ーユニット320によって当該先頭のコアユニット2を
反転させる。そして、シリンダーユニット312A〜3
12Cを作動して4番目、3番目及び2番目のコアユニ
ット2をそれぞれ洗浄槽470及び貯留槽400から引
き上げるとともに乾燥型410から引き離し、シリンダ
ーユニット316でこれらを把持した後、各コアユニッ
ト2のグリップハンド314による把持を解除し、シリ
ンダーユニット312A〜312Cを上昇させ、トラバ
ース311を所定位置に水平移動(図4において左側
に)させる。そして、シリンダーユニット312Aのグ
リップハンド314が既にコンベア30上に搬送されて
いる5番目のコアユニット2上に位置するように、トラ
バース311を移動(図4において左側に)させる。
ダーユニット312A〜312D及びグリップハンド3
14によって、コアユニット2を、洗浄、抄紙、脱水、
反転工程、に逐次移送する。
ユニット32におけるシリンダーユニット320を作動
させて反転させたコアユニット2を降下させる一方で、
予め当該コアユニット2の下方に待機している前記トラ
ンスファーユニット33におけるサービステーブル33
2上に当該コアユニット2を受ける。そして、トランス
ファーユニット33における水平トラバース331を移
動させてサービステーブル332を水平移動させた後、
前記コンベア34と連動させて当該サービステーブル3
32の駆動ローラ333を駆動させ、図7に示すよう
に、先頭のコアユニット2を前記搬送ユニット35内に
移送する。この際、搬送ユニット35における位置決め
シリンダー358は開いておき、所定位置においてコア
ユニット2を狭持してこれを位置決めする。先頭のコア
ユニット2の移送が完了した後、サービステーブル33
2は再び反転ユニット32における反転位置の下方に移
動させて2番目のコアユニット2を受けるために待機さ
せる。
照)における内層12の形成工程からその反転までの工
程は、前記外層11の形成ステーション4における脱水
手段41による脱水工程に代えて、前記発泡剤の付着手
段71による発泡剤の付着工程を行う以外は、外層11
の形成ステーション4における形成工程と同様に行われ
るため、その説明は省略する。
せ、搬送ユニット35を図1に示す加圧ユニット44に
よるコアユニット2と乾燥型421との突き合わせ位置
に移送する。
430を作動させ、搬送ユニット35におけるヘッド3
55を回転させて乾燥型421を降下させる。そして、
所定の加圧力でコアユニット2とヒータープレート42
0で所定温度に加熱された乾燥型421とを突き合わ
せ、ロックリング356でプッシュロッド354をロッ
クする。その一方で前記流通管路422及びこれに通じ
る前記負圧源を含む前記負圧経路を通じて蒸気を吸引排
出する。ロックリング356でのロックが完了した後、
シリンダーユニット430のシャフトを上昇させる。そ
して、再び無端チェーン359を駆動させて当該搬送ユ
ニット35を図1に示すコアユニット2の離型手段44
による離型位置に移送する。
ット35における前記ロックリング356のロックを解
除し、前記ヘッド355を回転させて乾燥型421を上
昇させる。この際、前記流通管路422及びこれに通じ
る前記負圧源を含む前記負圧経路を通じて外層11を吸
引して当該乾燥型321側に吸着させ、外層11を乾燥
型421と共に上昇させる一方で、シリンダーユニット
441を作動させてスクレーパー442をコアユニット
2と外層11との間に挿入し両者を離間させる。そし
て、外層11が所定の高さまで上昇したところでスクレ
ーパー442をさらに前方に突き出し、コアユニット2
のみをコンベアに移送する。外層用コアユニットは、こ
のコンベア36でコンベア30における洗浄槽470の
手前に移送される。
せ、図1に示す搬送ユニット35を接着剤の付着手段4
6による接着剤の付着位置に移送する。接着剤の付着位
置では、図10に示すように、シリンダーユニット46
4を作動させ、パン460内の接着剤を吸着した転写ロ
ーラー465を搬送ユニット35内で乾燥型421に吸
着された外層11の下方に配置する。そして、転写ロー
ラー465を外層11のフランジ部110に当接させて
回転させ、接着剤をフランジ部110に転写する。
せ、搬送ユニット35を合成体の形成ステーション8に
おける合成体の成形手段80による外層11と内層12
との合体位置に移送する。合体位置では、先ず、搬送ユ
ニット35内に、トランスファーユニット63からコア
ユニット5とともに内層12が移送される。次に、図1
2に示すように、前記シリンダーユニット802によっ
てヘッド355を回転させてコアユニット5の上方から
乾燥型(成形型)421を降下させ、コアユニット5と
乾燥型421とを突き合わせてこれらの間において内層
11と外層12とを合体させる。そして、前記流通管路
422及びこれに通じる負圧源を含む前記負圧経路通じ
て水分を脱水し、当該内層11と外層12とからなる合
成体14を所定時間加圧して脱水した後、前記シリンダ
ーユニット802を作動させてヘッド355を回転させ
る。この際、前記負圧経路を通じて形成した合成体14
を吸引して当該乾燥型421側に吸着させ、合成体14
を乾燥型421と共に上昇させて当該合成体とコアユニ
ット5とを離間させる。そして、合成体14が所定の高
さまで上昇したところでシリンダーユニット811を作
動させてスクレーパー812を前方に突き出し、コアユ
ニット5のみをコンベア64に移送する。コアユニット
64は、このコンベア64でトランスファーユニット6
3のサービステーブル上に移送されてサービステーブル
の駆動ローラーでコンベア65を介してコンベア66に
移送され、再びコンベア60における洗浄手段72の手
前に返送される。
せ、搬送ユニット35を合成体の形成ステーション8に
おける乾燥手段82による乾燥位置に移送する。乾燥位
置では、先ず、前記コンベアによって、図13に示すよ
うに、搬送ユニット35内にユニット820が移送さ
れ、位置決めシリンダー358で位置決めされる。次
に、前記シリンダーユニット823によってヘッド35
5が回転させられてコアユニット820の上方から乾燥
型421が降下する。これにより、コアユニット820
と乾燥型421とを突き合わせてこれらの間において合
成体14を収容する。そして、ヒータープレート420
を加熱して乾燥型を所定温度に加熱し、前記発泡剤を発
泡させて断熱層を形成する。この際、コアユニット82
0の凸状部の外周部に段差が設けられているため、図2
示す断熱容器10におけるような胴部において発泡密度
が異なる断熱層13が形成される。
せ、搬送ユニット35を図1に示す移送手段83による
移送位置に移送する。移送手段83による移送位置で
は、図14に示すように、シリンダーユニット830で
ヘッド355を回転させて乾燥型421を上昇させる。
この際、乾燥型421の前記流通管路422及び前記コ
ンプレッサーを含む加圧経路を通じて合成体14に圧縮
空気をパージして当該乾燥型421と合成体14とを離
間させ、乾燥型421のみを上昇させる。そして、乾燥
型421が所定の高さまで上昇したところで位置決めシ
リンダー358を開いてコアユニット820の位置決め
を解除し、シリンダーユニット831のシャフト832
を前方に突き出してコンベアを介してコアユニット82
0とともに合成体14を分離手段84による分離位置に
移送する。コアユニット820が移送された後、再び無
端チェーン359を駆動させて、搬送ユニット35を再
びコアユニット2との合流位置に移送する。
して各搬送ユニット35が無端チェーン359による長
円軌道を周回する間に、外層11の加圧乾燥、外層11
のコアユニット2からの離型、外層11への接着剤の付
着、外層11と内層12とを合体させた合成体14の形
成及び脱水、合成体14のコアユニット5からの離型、
発泡剤の発泡による断熱層の形成、並びに合成体14を
伴うコアユニット820の移送の工程が順次行われる。
されたコアユニットは、コンベアを介して分離手段84
の載置台840上に移送される。そして、その上方か
ら、押さえユニット844のシリンダー845を降下
し、合成体14をそのフランジ部140において押さえ
つける。この状態で、前記載置台840内の流通路84
3を通じて圧縮空気を供給し、コアユニット820から
合成体14を分離する。そして、前記シリンダー842
を作動させてコアユニット820を合成体14とともに
コンベア85上に移送する。
に移送されたコアユニット820の上方に、前記シリン
ダーユニット860を作動させて移載ユニット86の吸
着プレート861を配置し、当該吸着プレート861に
よって合成体14を吸着する。そして、再びシリンダー
ユニット860を作動させて搬送コンベア9に移載す
る。
切断、トリミングステーションに移送し、4個の容器へ
切断し、所望のトリミングを施して図1に示す断熱容器
を製造する。
繰り返し使用による損傷を受けやすい抄紙ネット22を
含む外層用及び内層用のコアユニット2,5を循環させ
て使用するため、仮にネットが損傷を受けても装置全体
を停止せずに製造を続け、損傷を受けたネットを具備す
るコアユニットを正常なものと交換することができ、高
い生産効率でパルプモールド成形体を製造することがで
きる。
体14を収容したときに内層との間に所定のクリアラン
スが形成されるように段差が設けられているため、断熱
容器10のように、胴部において発泡密度が異なる断熱
層を形成することができる。
された外層11を乾燥する外層の乾燥手段42を有し、
離型手段81で外層11を離型する前に外層11を乾燥
させるようになしてあるので、内層12を湿潤状態で重
ね合わせてもその水分が外層11の外表面に浸み出して
外観を損ねるおそれがない。
層の乾燥型、合成体の形成型、合成体の乾燥型と共通化
されているため、各型を個別に用いて、成形、乾燥を行
う場合に比べて転写のズレの発生を確実に抑えることが
できるほか、製造効率をより高めることができる。
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適
宜変更することができる。本発明は、例えば、図17に
示す第2実施形態の製造装置1とすることができる。同
図において、前記製造装置1と共通する部分については
同一符号を付し、その説明は省略する。したがって、特
に説明のない部分については、前記第1実施形態の説明
が適宜適用される。
と、複数のコアユニット2を周回移送するコアユニット
の移送手段3’と、移送手段3’で移送されてきたコア
ユニット2を用いて外層11を形成する外層の形成ステ
ーション4’と、複数のコアユニット5と、複数のコア
ユニット5を周回移送するコアユニットの移送手段6’
と、移送手段6’で移送されてきたコアユニット5を用
いて外表面に発泡剤が付着した内層12を形成する内層
の形成ステーション7’と、外層の形成ステーション
4’及び内層の形成ステーション7’で形成された外層
11と内層12とを合体させた後に前記発泡剤を発泡さ
せて前記断熱層13を形成する合成体14の形成ステー
ション8’とを備えている。
ニット2を周回軌道Aに沿って所定位置まで移送した後
に、周回軌道Bに移送して周回軌道Bに沿って所定位置
まで移送し、所定位置において周回軌道Bから離脱され
たコアユニット2を再び周回軌道Aに合流させる設備で
ある。
周回軌道Aに沿って移送させるロータリー式の第1の移
送手段30’と、コアユニット2を外層11とともに周
回軌道Bに沿って移送するロータリー式の第2の移送手
段31’と、これらの移送手段30’、31’の間にお
いて、コアユニット2を外層11とともに移送するトラ
バース32’と、外層11が離型されたコアユニット2
を周回軌道Bから離脱させるトラバース33’と、周回
軌道Bから離脱されたコアユニット2を周回軌道Aに向
けて返送するコンベアー34’と、コンベアー34’で
返送されたコアユニット2を再び周回軌道Aに合流させ
るトラバース35’とを備えている。
0’、周回軌道A上で個々のコアユニット2を把持する
グリップハンド314を備えている。前記ロータリー式
の第2の移送手段31’は、周回軌道B上に沿ってコア
ユニット2を上向きに移送するターンテーブル(図示せ
ず)を備えている。トラバース32’,33’,35’
は、鉛直軸周りに回動可能且つ上下動可能で水平に支持
されたシリンダユーニットを主体として構成されてお
り、そのシャフトの先端部にはコアユニット2の前記ピ
ン穴211に係合する爪を有するグリップハンド32
0’,330’,350’を備えている。
Aに沿って移送されるコアユニット2の洗浄手段47、
コアユニット2を浸漬してその個々の表面に外層11を
抄紙する抄紙手段40と、抄紙された外層11を脱水す
る外層の脱水手段41とを備えている。洗浄手段47
は、貯留槽470を備えており、抄紙手段40は、貯留
槽400を備えている。また、脱水手段41は、脱水型
410を備えている。
回軌道Bに沿ってコアユニット2と共に移送される外層
11を乾燥する外層の乾燥手段42’と、乾燥した外層
をコアユニット2から離型する外層の離型手段43’
と、外層11を周回軌道Bから周回軌道Dに受け渡す受
け渡し手段44’と、コアユニット2を昇降させるシリ
ンダーユニット45’とを備えている。
5’のシャフトの下端部に配設されたグリップハンド3
14によって把持されている。シリンダーユニット4
5’のシャフト内には、グリップハンド314の前記流
通路3140(図4参照)に通じる流通管路(図示せ
ず)が配設されている。この流通管路の上端部には、切
り換えコック(図示せず)による切り換えによって負圧
源V又はコンプレッサーPにそれぞれ通じる流通管路4
15’がロータリージョイント、分配ユニット(共に図
示せず)を介して接続されている。そして、この切り換
えコックを切り換えることによって、コアユニット2の
洗浄時には流通管路415’を通じて圧縮空気を供給
し、外層11の抄紙時には流通管路415’を通じて負
圧吸引によりスラリー中の液体分を排出できるようにな
っている。このシリンダーユニット45’は、前記コア
ユニット2を昇降させて当該コアユニット2と脱水型4
10とを所定の圧力で加圧する加圧手段ともなってい
る。
コアユニット2を周回軌道Bに沿って移送するターンテ
ーブル(図示せず)と、外層11の乾燥型421’と、
乾燥型421’を昇降させて当該乾燥型421’とコア
ユニット2とを突き合わせるシリンダーユニット42
2’とを備えている。乾燥型421’は、シリンダーユ
ニット422’のシャフトの下端部に配設されたグリッ
プハンド424’で把持されて支持されている。また、
シリンダーユニット422’のシャフト内には、流通管
路(図示せず)が配設されている。
ット2の前記連通路210及び外部に通じる流通路(図
示せず)が形成されており、この流通路を通じて外層1
1の乾燥時における蒸気の排出、圧縮空気の供給ができ
るようになっている。
対応する凹部を有しており、その内部には、該凹部と外
部とに通じる流通路(図示せず)が形成されている。グ
リップハンド424’の基部には乾燥型421’内部の
前記流通路の上端部及びシリンダーユニット422’内
の前記流通管路の下端部に通じる流通路が配設されてい
る。さらに、シリンダーユニット422’のシャフト内
に配設された前記流通管路の上端部には、切り換えコッ
ク(図示せず)による切り換えによって負圧源V又はコ
ンプレッサーPにそれぞれ通じる流通管路425’がロ
ータリージョイント、分配ユニット(共に図示せず)を
介して接続されている。そして、乾燥型421’の前記
流通路、グリップハンド424’の前記流通路、シリン
ダーユニット422’の前記流通管路及び前記流通管路
425’によって流通経路が形成され、乾燥型421’
による外層11の乾燥時に、この流通経路を前記切り替
えコックで負圧経路に切り換えて蒸気を吸引して排出す
る一方で、前記ターンテーブルの前記流通路を通じて蒸
気の排出ができるようになっている。
切り換えコックを切り換えて、前記流通管路425’及
び前記負圧源V又は前記コンプレッサーPを含む流通経
路を、負圧経路又は加圧経路に切り換えることで、コア
ユニット2の離型時には当該乾燥型421’への外層1
1の吸着、又は外層11の離型時には圧縮空気の供給を
それぞれ行えるようになっている。
送手段30’によって加圧状態で移送されてきた外層1
1を乾燥型421’側に吸着させて当該外層11をコア
ユニット2から離型させる設備であり、外層11を乾燥
型421’に吸着させるための前記流通管路425’及
びこれに通じる前記負圧源Vを含む負圧経路を備えてい
る。前記受け渡し手段44’は、鉛直軸周りに回動可能
且つ上下動可能で水平に支持されたシリンダーユニット
を主体として構成されており、そのシャフトの先端部に
は吸盤を備えた吸着プレート440’を備えている。
ニット5を2つの周回軌道C,D間で受け渡し、周回軌
道Dから離脱されたコアユニット5を再び周回軌道Cに
返送する設備である。
道Cに沿って移送させるロータリー式の移送手段60’
と、コアユニット5を合成体14とともに周回軌道Dに
沿って移送するロータリー式の移送手段61’と、これ
らの移送手段60’,61’の間において、コアユニッ
ト5を内層12とともに周回軌道Dに移送するトラバー
ス62’と、合成体14が離型されたコアユニット5を
周回軌道Dから離脱させるトラバース63’と、周回軌
道Dから離脱されたトラバースを周回軌道Cに向けて返
送するコンベア64’と、コンベア64’で返送された
コアユニット5を再び周回軌道Cに合流させるトラバー
ス65’とを備えている。
軌道Cに沿って移送されるコアユニット5を洗浄するコ
アユニット5の洗浄手段72と、コアユニット5を浸漬
してその個々の表面に内層を抄紙する内層の抄紙手段7
0と、抄紙された内層の外表面に発泡剤を付着させる発
泡剤の付着手段71と、コアユニット5を昇降させるシ
リンダーユニット75’と、発泡剤を付着させた内層1
2と共にコアユニット5を上下に反転させる反転ユニッ
ト62とを備えている。
り、抄紙手段70は、貯留槽700を備えており、発泡
剤の付着手段は、貯留槽710を備えている。内層の形
成ステーション7’は、また、周回軌道Cに返送された
コアユニット5を洗浄前に上下に反転する反転ユニット
660を備えている。コアユニット5は、シリンダーユ
ニット75’のシャフトの下端部に配設されたグリップ
ハンド314によって把持されている。シリンダーユニ
ット75’のシャフト内には、グリップハンド314の
前記流通路3140(図4参照)に通じる流通管路(図
示せず)が配設されている。この流通管路の上端部に
は、切り換えコック(図示せず)による切り換えによっ
て負圧源V又はコンプレッサーPにそれぞれ通じる流通
管路715’がロータリージョイント、分配ユニット
(共に図示せず)を介して接続されている。そして、こ
の切り換えコックを切り換えることによって、コアユニ
ット5の洗浄時には流通管路715’を通じて圧縮空気
を供給し、内層12の抄紙時には流通管路715’を通
じて負圧吸引によりスラリー中の液体分を排出できるよ
うになっている。
は、コアユニット2及び前記乾燥型421’から離型さ
れた前記外層11と発泡剤が付着された前記内層12と
をコアユニット5とともに合体させる合成体の成形手段
80’と、合成体14を周回軌道Cから周回軌道Dに受
け受け渡し手段(合成体の分離手段)81’と、周回軌
道Dに沿って移動させながら乾燥する合成体の乾燥手段
82’とを有している。なお、本実施形態では、合成体
の形成ステーション8’は、後述の成形型800’側に
吸引付着された外層11のフランジ部分に接着剤を付着
させる接着剤の付着手段46を備えている。
対応する凹部を有する成形型800’と、成形型80
0’を昇降させて当該コアユニット5とを所定の圧力で
加圧するシリンダーユニット801’とを備えている。
成形型800’は、シリンダーユニット801’のシャ
フトの下端部に配設されたグリップハンド814’で把
持されて支持されている。シリンダーユニット801’
のシャフト内には、流通管路(図示せず)が配設されて
いる。
様に、コアユニット5に対応する凹部を有しており、そ
の内部には、該凹部表面と外部とを連通する流通路(図
示せず)が形成されている。また、グリップハンド81
4’の基部には成形型800’内部の前記流通路の上端
部及びシリンダーユニット801’内の前記流通管路の
下端部に通じる流通路が配設されている。さらに、シリ
ンダーユニット801’のシャフト内に配設された前記
流通管路の上端部には、切り換えコック(図示せず)に
よる切り換えによって負圧源V又はコンプレッサーPに
それぞれ通じる流通管路802’がロータリージョイン
ト、分配ユニット(共に図示せず)を介して接続されて
いる。そして、成形型800’の前記流通路、グリップ
ハンド814’の前記流通路、シリンダーユニット80
1’の前記流通管路及び前記流通管路802’によって
流通経路が形成され、成形型800’による合成体14
の加圧脱水時に、この流通経路を前記切り替えコックで
負圧経路に切り換えて水分を吸引する一方で、前記コア
ユニット5に通じる前記流通管路を通じて圧縮空気を供
給することによって、合成体14を所定の含水率に脱水
できるようになっている。
クを切り換えて、前記流通管路及び前記負圧源V又は前
記コンプレッサーPを含む前記流通経路を、負圧経路又
は加圧経路に切り換えることで、コアユニット5から合
成体14の離型時には当該成形型800’への合成体1
4の吸着、又は合成体14の乾燥型からの離型時には圧
縮空気の供給をそれぞれ行えるようになっている。
手段44’と同様の構成である。前記乾燥手段82’
は、凸状の剛性コアを有する合成体用コアユニット82
0’と、コアユニット820’を周回軌道Eに沿って移
送するターンテーブル(図示せず)と、コアユニット8
20’に対応する凹状の乾燥型821’と、コアユニッ
ト820’及び乾燥型821’を所定の圧力で突き合わ
せるためのシリンダーユニット822’とを備えてい
る。乾燥型821’は、シリンダーユニット822’の
シャフトの下端部に配設されたグリップハンド824’
で把持されて支持されている。また、シリンダーユニッ
ト822’のシャフト内には、流通管路(図示せず)が
配設されている。
ット820の前記連通路及び外部に通じる流通路(図示
せず)が形成されており、この流通路を通じて合成体1
4の乾燥時における蒸気の排出、圧縮空気の供給ができ
るようになっている。
0’に対応する凹部を有しており、その内部には、該凹
部と外部とに通じる流通路(図示せず)が形成されてい
る。グリップハンド824’の基部には乾燥型821’
内部の前記流通路の上端部及びシリンダーユニット82
2’内の前記流通管路の下端部に通じる流通路が配設さ
れている。さらに、シリンダーユニット822’のシャ
フト内に配設された前記流通管路の上端部には、切り換
えコック(図示せず)による切り換えによって負圧源V
又はコンプレッサーPにそれぞれ通じる流通管路82
5’がロータリージョイント、分配ユニット(共に図示
せず)を介して接続されている。そして、乾燥型82
1’の前記流通路、グリップハンド824’の前記流通
路、シリンダーユニット822’の前記流通管路及び前
記流通管路825’によって流通経路が形成され、乾燥
型821’による合成体14の乾燥時に、この流通経路
を前記切り替えコックで負圧経路に切り換えて蒸気を吸
引して排出する一方で、前記ターンテーブルの前記流通
路を通じて蒸気の排出ができるようになっている。
発泡させて断熱層を形成した後に、この流通管路を通じ
てコンプレッサー(図示せず)から圧縮空気を供給する
一方で、前記乾燥型821’側からも圧縮空気を供給
し、乾燥後の合成体14に上下から吹き付けながら、乾
燥型821’をシリンダーユニット822’で上昇させ
ることによって、合成体14をコアユニット820’か
ら離間させるとともに、乾燥型821’のみを上方に退
避できるようになっている。
周回軌道E上において乾燥型421’及びコアユニット
820’と分離された合成体14を、移載コンベア9に
移載する移載ユニット85を有している。そして、移載
ユニットの吸着プレート860で合成体14を吸着し、
シリンダーユニット860を鉛直軸周りに回転させるこ
とで、搬送コンベア9への移載ができるようになってい
る。移載された合成体14は、その後切断、トリミング
ステーション(図示せず)に移送されて切断、トリミン
グが施されて、製品(断熱容器)とされる。
ステーションにおける駆動系及び気液流通系の各設備の
同期をとり、これらを正しく作動させる所定のシーケン
スプログラムを保持した制御部(図示せず)及び該制御
部と該各設備との間の制御信号等の送受信回路(図示せ
ず)を備えており、これにより、製造装置1’が自動で
正常に動作するようになっている。
は、前記実施形態の製造装置1と同様に、繰り返し使用
による損傷を受けやすい抄紙ネットを含むコアユニット
2,5を循環させて使用するため、仮にネットが損傷を
受けても装置全体を停止せずに製造を続け、損傷を受け
たネットを具備するコアユニット2,5を交換すること
ができ、高い生産効率で断熱容器を製造することができ
る。
層11を脱水した後に、乾燥手段で乾燥して合成体を形
成するようにしたが、外層を乾燥させずに合成体を形成
する場合には乾燥手段を省略することもできる。
各ステーションにおけるロータリー方式の設備は、コア
ユニットを8基ずつ取り扱えるようにしたが、8基未
満、4基を超える数のコアユニットを取り扱えるように
することもできる。
は、外層及び内層の形成ステーションにおけるパルプス
ラリーの貯留槽をそれぞれ1基ずつとしたが、貯留槽の
数を増やして外層及び内層をそれぞれ多層構造とするこ
ともできる。
ションを2基又は1基備えたものとして説明したが、本
発明は、各層の抄紙ステーションを3基以上備えたもの
とすることもでき、得られる成形体を各抄紙ステーショ
ンで配合組成の異なる層を逐次抄紙した3層以上の多層
構造とすることもできる。
状の断熱容器の製造装置に適用したが、本発明は、他の
形状の成形体の製造装置にも適用でき、製造する成形体
の形状に合わせて、コアユニット、脱水型、乾燥型、成
形型の形状、成形体のトリミング箇所等を適宜変更する
ことができることは言うまでもない。
高い生産効率で断熱容器(パルプモールド成形体)を製
造することができる。
模式的に示す図である。
容器の一形態を示す半断面図である。
ユニットの概略を示す断面図であり、(a)は側断面
図、(b)は平面図である。
示す概略図である。
トの反転工程を示す概略図である。
ンスファーユニットの概略を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は側面図である。
層用コアユニットの移送状態を示す概略図である。
程を示す概略図である。
ユニットからの離型工程を示す概略図である。
の付着工程を示す概略図であり、(a)は付着前の状態
を示す一部を断面視した図、(b)は付着中の状態を示
す要部の拡大断面図である。
を示す概略図である。
程を示す概略図である。
程を示す概略図である。
用コアユニットの離型工程を示す概略図である。
程を示す概略図である。
程を示す概略図である。
を模式的に示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 パルプを主体として個々に形成された外
層及び内層が合体されそれらの間に発泡剤の発泡により
形成された断熱層を有する断熱容器の製造装置であっ
て、 複数の外層用コアユニットと、複数の該外層用コアユニ
ットを周回移送する外層用コアユニットの移送手段と、
該移送手段で移送されてきた該外層用コアユニットを用
いて外層を形成する外層の形成ステーションと、 複数の内層用コアユニットと、複数の該内層用コアユニ
ットを周回移送する内層用コアユニットの移送手段と、
該移送手段で移送されてきた該内層用コアユニットを用
いて外表面に発泡剤が付着した内層を形成する内層の形
成ステーションと、 前記外層と前記内層とを合体した後に前記発泡剤を発泡
させて断熱層を形成する合成体の形成ステーションとを
備えている断熱容器の製造装置。 - 【請求項2】 前記外層の形成ステーションは、前記外
層用コアユニットを浸漬してその個々の表面に外層を抄
紙する抄紙手段と、抄紙された該外層を脱水する外層の
脱水手段と、該外層用コアユニットから該外層を離型す
る外層の離型手段とを有し、 前記内層の形成ステーションは、前記内層用コアユニッ
トを浸漬してその個々の表面に内層を抄紙するパルプス
ラリーの抄紙手段と、抄紙された該内層の外表面に発泡
剤を付着させる発泡剤の付着手段とを有し、 前記合成体の形成ステーションは、前記外層用コアユニ
ットから離型された前記外層と前記発泡剤が付着された
前記内層とを前記内層用コアユニットとともに合体させ
る合成体の成形手段と、前記内層用コアユニットから該
合成体を離型する合成体の離型手段と、前記合成体を収
容して乾燥する合成体の乾燥手段を有している請求項1
記載の断熱容器の製造装置。 - 【請求項3】 前記外層用コアユニット及び前記内層用
コアユニットが、内部に流体の流通路を有する凸状の弾
性体コアと、該流通路に連通する連通路を有し該弾性体
コアを上向き又は下向きに凸の状態に固定する台座と、
該弾性体コアの表面を被覆する抄紙ネットとを有してお
り、 前記外層の形成ステーション及び前記内層の形成ステー
ションにおける前記抄紙手段が、前記外層用コアユニッ
ト及び前記内層用コアユニットにおける前記各流通路に
通じる該パルプスラリー中の液体分の流通路を有してい
る請求項1又は2記載の断熱容器の製造装置。 - 【請求項4】 前記合成体の乾燥手段が、凸状の剛性コ
アを有する合成体用コアユニットを有しており、該合成
体用コアユニットは、乾燥前の前記合成体を収容したと
きに、前記内層の内面との間に所定のクリアランスが形
成されるように設けられている請求項2又は3記載の断
熱容器の製造装置。 - 【請求項5】 前記外層の形成ステーションが、脱水さ
れた前記外層を乾燥する外層の乾燥手段を有し、前記外
層の離型手段で該外層を離型する前に該外層を乾燥させ
るようになしてある請求項2〜4の何れかに記載の断熱
容器の製造装置。 - 【請求項6】 前記外層の乾燥手段、前記合成体の成形
手段又は前記合成体の乾燥手段で同一の金型が共有され
ている請求項5に記載の断熱容器の製造装置。
Priority Applications (8)
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---|---|---|---|
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AU2001252594A AU2001252594A1 (en) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Insulating container |
DE60111847T DE60111847T2 (de) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Isolierender behälter |
US10/258,522 US7306834B2 (en) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Heat insulating container |
PCT/JP2001/003611 WO2001081183A1 (fr) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Recipient isolant |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402938A JP3816336B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 断熱容器の製造装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP3816336B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126757A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-24 | Misaki Hideko | パルプモールド成形体の製造方法および該製造方法に用いられる金型 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000402938A patent/JP3816336B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007126757A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-24 | Misaki Hideko | パルプモールド成形体の製造方法および該製造方法に用いられる金型 |
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JP3816336B2 (ja) | 2006-08-30 |
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