JP2002200442A - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

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JP2002200442A
JP2002200442A JP2000401040A JP2000401040A JP2002200442A JP 2002200442 A JP2002200442 A JP 2002200442A JP 2000401040 A JP2000401040 A JP 2000401040A JP 2000401040 A JP2000401040 A JP 2000401040A JP 2002200442 A JP2002200442 A JP 2002200442A
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JP
Japan
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water
water discharge
hole
spouting
chamber
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Application number
JP2000401040A
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English (en)
Inventor
Yasushi Uemura
康史 植村
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、給水された湯水を複数の吐水形態に
切替える機構を備えた吐水装置において、第一の吐水形
態の吐水時に吐水の内側に空間がなく、人体に吐水を浴
びせた際に中抜け感がなく快適に使用することができる
吐水装置を提供することを目的としている。 【解決するための手段】前記第二の吐水形態の吐水穴が
前記散水板の中心から離れた位置で、かつ前記第一の吐
水形態の吐水穴の最外の吐水穴より内方に同心上に配置
され、前記第一の吐水形態の吐水穴が前記第二の吐水形
態の吐水穴を除いた前記散水板の全面に位置するように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室用、洗面所
用、台所用などの吐水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に見られるように供給さ
れた湯水を複数の吐水形態に切替えて吐水する機構を備
えた吐水装置(特開平08−038949参照)には様
々なものが知られているが、このものにおいては例えば
図7に見られるように第一の吐水形態であるノーマルシ
ャワーの吐水穴24は散水板の外周部に配置され、第二
の吐水形態であるマッサージシャワーの吐水穴23は第
一の吐水形態の吐水穴よりも散水板の内周部に配置され
たものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のにおいては散水板の外側に吐水穴を配置した第一の吐
水形態の吐水時に散水板の内周部分に吐水穴がないた
め、吐水の内側に空間ができる。このため人体にこの第
一の吐水形態を浴びせた際に中抜け感があり、快適に使
用することができなかった。
【0004】本発明の目的は、散水板に第一の吐水形態
の吐水穴と第二の吐水形態の吐水穴とを備え、供給され
た湯水を複数の吐水形態に切り替える機構を備えた吐水
装置において、第一の吐水形態が、中抜け感のない吐水
状態にした吐水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、散水板に第一の吐水形態の
吐水穴と第二の吐水形態の吐水穴とを備え、供給された
湯水を複数の吐水形態に切り替える機構を備えた吐水装
置において、前記第一の吐水形態の吐水穴へ通水するた
めの第一の水室と前記第二の吐水形態の吐水穴へ通水す
るための第二の水室への通水路を区画してなり、前記第
二の吐水形態の吐水穴が前記散水板の中心から離れた位
置で、かつ前記第一の吐水形態の吐水穴の最外の吐水穴
より内方に略同心上に配置され、前記第一の吐水形態の
吐水穴が前記第二の吐水形態の吐水穴を除いた前記散水
板の全面に位置するように構成したことを特徴とする。
【0006】このように形成することで、第一の吐水形
態の吐水時に、第二の吐水状態の吐水穴の外周部に加
え、第二の吐水状態の吐水穴の内周部または、ほぼ同一
径上の吐水穴まで湯水が回り込んで吐水し、吐水の内側
に空間ができることを防ぎ、人体にこの吐水を浴びせた
際に中抜け感のない快適な吐水を得ることができる。
【0007】本発明の好ましい態様として、前記第二の
水室の前記散水板に対向する壁を前記散水板から間隔を
開けて位置させ、前記第一の水室を前記第二の水室の外
壁と前記散水板とから形成するようにする。第二の水室
の散水板に対向する壁を散水板から間隔を開けて位置さ
せ、第一の水室と第二の水室の区画を第二の水室の外壁
を利用して区画するので、構成が簡単となる。
【0008】本発明の好ましい態様として、前記散水板
の前記第二の水室に対向する部位を外側に膨出させ内方
に空間を形成することによって、第一の水室の一部とす
る。散水板を膨出させ内方に空間を形成し第一の水室を
散水板の中央付近に設けることができるようになったの
で、第一の吐水形態の際に中抜けのない前面からの吐水
が可能となる。
【0009】本発明の好ましい態様として、前記吐水装
置において、前記第二の吐水形態を断続感のある吐水形
態とする。
【0010】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0011】図1、図2は本発明吐水装置の実施例を示
すシャワーヘッドの構造図で、図1は吐水装置の全体
図、図2は吐水形態切替ユニット部の断面図である。図
3、図4は吐水形態の切替について示したもので、図3
は第一の吐水形態を選択した状態を示したもの、図4は
第二の吐水形態を選択した状態を示したものである。図
5、図6は吐水状態をしめしたもので、図5は第一の吐
水形態による吐水の状態を示したもの、図6は第二の吐
水形態による吐水の状態を示したものである。
【0012】実施例について説明すると、図1の吐水装
置1はシャワーヘッド本体2とこのシャワーヘッド本体
2に取付けられた吐水形態切替ユニット4から構成され
ている。吐水形態切替ユニット4は、回転軸11と吐水
形態切替操作部20とから外面を構成し、内部に第1の
流路切替機構部5、第2の流路切替機構部6、第1の散
水板7、第2の散水部8、羽根車14を備えている。ま
た、水密に保つ部位にはOリング、パッキンを使用して
いる。ここに示す実施例は1つの例であって、構成はこ
れに限定されるものではない。
【0013】吐水形態切替ユニット4は、回転軸11に
よってシャワーヘッド本体2に取付けられている。吐水
形態切替操作部20は回転軸11を軸として回動可能に
取付けられ、また、第1の流路切替機構部5が回転軸1
1に嵌装されている。
【0014】吐水形態切替操作部20には第2の流路切
替機構部6と散水板である第1の散水部7が取付けられ
ている。
【0015】第1の散水板7の中心から離れた位置で略
同心上に第2の散水部8の吐水穴10が位置している。
第2の散水部8は第2の流路切替機構部6と第1の散水
板7の間に嵌装され、さらに第2の散水部8の中には羽
根車14が第2の散水部8の中心軸13を軸として回動
可能に挿入されている。第二の吐水形態では、第2の流
路切替機構部6に湯水が通水されると第2の散水部8内
の羽根車14が回転することにより、水が切られ、断続
感のある吐水が第2の吐水穴10から得られる。
【0016】図1、図2示す第2の吐水穴10は第2の
散水部8の壁25から突起した部位(突起部26)の先
端に設けた。したがって、第2の散水部8の壁25は第
1の散水部7から空間を空けて位置することができ、こ
の空間が第1の水室21の一部となる。これにより第一
の吐水形態の吐水穴9を第二の吐水形態の吐水穴10の
内周部を含むほぼ全面に配置できる。
【0017】シャワーヘッド本体の給水口3より供給さ
れた湯水は、シャワーヘッド本体2の通水路12を通り
吐水形態切替ユニット4に供給される。
【0018】吐水形態切替ユニット4に供給された湯水
は第1の流路切替機構部5と第2の流路切替機構部6の
通水路を通り、通水時に選択された吐水形態の吐水を行
う第1の散水部7または第2の散水部8へと供給され
る。
【0019】第1の散水部7または第1の散水部8に供
給された湯水は、第1の吐水穴9からは、通常のシャワ
ーで、または第2の吐水穴10からは、断続感のある吐
水形態で吐水される。
【0020】この時の吐水形態の切替方法を図3、図4
を用いて説明すると、図3では第一の吐水形態が選択さ
れた状態で、この時第1の流路切替機構部5の通水路1
5と第2の流路切替機構部6の通水路16が連通してお
り、更に第2の流路切替機構部6の通水路16と連通し
た第一の吐水形態の吐水を行う第1の散水部7の方へ湯
水が導かれ、図5に示すような吐水状態となる。
【0021】図3の第一の吐水形態を選択した状態から
図4の第二の吐水形態に切換えるには、吐水形態切替操
作部20を回転させることによって行う。この操作によ
って吐水形態切替操作部20に嵌装された第2の流路切
替機構部6もこれと連動して回転し、回転軸11に嵌装
された第1の流路切替機構部5との位置関係が変化し図
4に示すの第二の吐水形態を選択した状態になる。
【0022】図4は第二の吐水形態が選択された状態
で、この時第1の流路切替機構部5の通水路16と第2
の流路切替機構部6の通水路18が連通しており、更に
第2の流路切替機構部6の通水路18と連通した第二の
吐水形態の吐水を行う第2の散水部8の方へ湯水が導か
れ、図6に示すような吐水状態となる。
【0023】本発明は上述の実施例に限定されること無
く種々の変形が可能であり、ハンドシャワーのみなら
ず、例えば衛生洗浄装置のノズル、台所用水栓、洗面用
水栓など種々の吐水装置に用いることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、第
一の吐水形態の吐水時に、散水板の全面に配置された第
一の吐水穴から全面吐水できるので、中抜け感のない快
適な吐水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吐水装置の外観図である。
【図2】本発明吐水装置の吐水形態切替ユニットの断面
図である。
【図3】本発明吐水装置実施例の第一の吐水形態を選択
した時の流路切替機構部の構造図である。
【図4】本発明吐水装置実施例の第二の吐水形態を選択
した時の流路切替機構部の構造図である。
【図5】本発明吐水装置実施例の第一の吐水形態を選択
した時の吐水状態を示す図である。
【図6】本発明吐水装置実施例の第二の吐水形態を選択
した時の吐水状態を示す図である。
【図7】従来の吐水装置の構造を示す図である。
【符号の説明】
1…吐水装置、2…シャワーヘッド本体、3…給水口、
4…吐水形態切替ユニット、5…第1の流路切替機構
部、6…第2の流路切替機構部、7…第1の散水部、8
…第2の散水部、9…第1の吐水穴、10…第2の吐水
穴、11…回転軸、12…通水路、13…中心軸、14
…羽根車、15…通水路、16…通水路、17…通水
路、18…通水路、20…吐水形態切替操作部、21…
第1の水室、22…第2の水室、23…吐水穴、24…
吐水穴、25…壁、26…突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】散水板に第一の吐水形態の吐水穴と第二の
    吐水形態の吐水穴とを備え、供給された湯水を複数の吐
    水形態に切り替える機構を備えた吐水装置において、 前記第一の吐水形態の吐水穴へ通水するための第一の水
    室と前記第二の吐水形態の吐水穴へ通水するための第二
    の水室への通水路を区画してなり、 前記第二の吐水形態の吐水穴が前記散水板の中心から離
    れた位置で、かつ前記第一の吐水形態の吐水穴の最外の
    吐水穴より内方に略同心上に配置され、 前記第一の吐水形態の吐水穴が前記第二の吐水形態の吐
    水穴を除いた前記散水板の全面に位置することを特徴と
    する吐水装置。
  2. 【請求項2】前記第二の水室の前記散水板に対向する壁
    を前記散水板から間隔を開けて位置させ、前記第一の水
    室を前記第二の水室の外壁と前記散水板とから形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
  3. 【請求項3】前記散水板の前記第二の水室に対向する部
    位を外側に膨出させ内方に空間を形成することによっ
    て、第一の水室の一部としたことを特徴とする請求項1
    または2に記載の吐水装置。
  4. 【請求項4】前記吐水装置において、前記第二の吐水形
    態を断続感のある吐水形態に形成したことを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の吐水装置
JP2000401040A 2000-12-28 2000-12-28 吐水装置 Pending JP2002200442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018071039A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 株式会社ケーブイケー 水栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018071039A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 株式会社ケーブイケー 水栓

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