JP3138904U - シャワーヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】外部電源を必要とせず、シャワー、ブラッシングが可能なシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】ホース内部は、第1の給水路62とホース前端部に排水口を有する第1の排水路63とを有する。シャワーヘッド本体20は握り手部40と頭部30とを有し、頭部30は、第3の給水路32と第3の排水路33とに接続され羽根車34を有する第1の回転室を有する。水流が第3の給水路32から第1の回転室31を経て第3の排水路33へ流出すると、羽根車34が回転し、車軸35が第1の回転室31から突出したブラシ36を回転させる。第1の回転室31の外周には小孔371を有し第4の給水路38に接続された第2の回転室37を有し、水流が小孔371から噴出する。切換スイッチ50は回転体と遮水体とを有する。シャワーヘッド本体20の内部にて遮水体が水流を制御することで、シャワー状態あるいはブラッシング状態に切り替える。
【選択図】図3
【解決手段】ホース内部は、第1の給水路62とホース前端部に排水口を有する第1の排水路63とを有する。シャワーヘッド本体20は握り手部40と頭部30とを有し、頭部30は、第3の給水路32と第3の排水路33とに接続され羽根車34を有する第1の回転室を有する。水流が第3の給水路32から第1の回転室31を経て第3の排水路33へ流出すると、羽根車34が回転し、車軸35が第1の回転室31から突出したブラシ36を回転させる。第1の回転室31の外周には小孔371を有し第4の給水路38に接続された第2の回転室37を有し、水流が小孔371から噴出する。切換スイッチ50は回転体と遮水体とを有する。シャワーヘッド本体20の内部にて遮水体が水流を制御することで、シャワー状態あるいはブラッシング状態に切り替える。
【選択図】図3
Description
本考案は、多機能を有するシャワーヘッドに関する。
従来のシャワーヘッドを図1に示す。シャワーヘッド10は、ホース11を通じて水道蛇口12に繋がる。ホース11の中を水流が通り、シャワーヘッド10まで水が送られ噴水することで、使用者は体を洗うことができる。
従来のシャワーヘッドは噴水量の調節、あるいは噴水形態を霧状あるいは滝状に選択ができるが、それ以上の機能を有していない。
しかしシャワーを浴びる場合、使用者は単にシャワー水を浴びるだけでなく、石鹸やボディシャンプーを使用し、ボディブラシやタオルで体を擦ることで、体を清潔にする。
従来のシャワーヘッドは噴水量の調節、あるいは噴水形態を霧状あるいは滝状に選択ができるが、それ以上の機能を有していない。
しかしシャワーを浴びる場合、使用者は単にシャワー水を浴びるだけでなく、石鹸やボディシャンプーを使用し、ボディブラシやタオルで体を擦ることで、体を清潔にする。
本考案の目的は、外部電源を使用することなく、水流の圧力を利用しブラシを自動的に回転させるシャワーヘッドを提供することである。
上記の課題を実現するため、本考案によるシャワーヘッドはホース、シャワーヘッド本体および切換スイッチを有する。
ホースは、内部に第1の給水路と第1の排水路を有する。第1の給水路は水道蛇口の吐水口に接続され、第1の排水路はホース前端部の直前で下に向かって曲げられた排水口を有する。
シャワーヘッド本体は、握り手部と握り手部の上端に設けられた頭部とより構成され、握り手部と頭部のそれぞれの内部は中空状を呈し、接続されている。
握り手部の底部にはホースの後端部が接続され、握り手部の内部に設けられた第2の給水路は第1の給水路に接続され、同じく握り手部の内部に設けられた第2の排水路は第1の排水路に接続されている。
握り手部の底部にはホースの後端部が接続され、握り手部の内部に設けられた第2の給水路は第1の給水路に接続され、同じく握り手部の内部に設けられた第2の排水路は第1の排水路に接続されている。
頭部は、第1の回転室を有し、第1の回転室は第3の給水路と第3の排水路に接続されている。第1の回転室の内部には羽根車を有し、水流が第3の給水路から第1の回転室に流入すると、水流は第3の排水路より流出し、このとき、羽根車を押し動かし回転させる。羽根車の車軸は第1の回転室から突出し、車軸に接続された、頭部の表面に設けられたブラシを回転させる。さらに頭部は、第1の回転室の外周を取り囲む第2の回転室を有し、第2の回転室は第4の給水路に接続されている。また第2の回転室の表面には多数の小孔が設けられ、第2の回転室に流入した水流が多数の小孔から噴出する。
切換スイッチは、握り手部と頭部との間に設けられ、回転体と遮水体とを有する。回転体はシャワーヘッド本体の表面に露出し、遮水体はシャワーヘッド本体の内部において水流を制御する作用を果たす。遮水体の側面には複数の通水路が設けられ、そのうち、第1の通水路は第2の給水路と第3の給水路とを接続し、第2の通水路は第3の排水路と第2の排水路とを接続する。第3の通水路は第2の給水路と第4の給水路とを接続する。第4の通水路は第2の給水路と、第3の給水路および第4の給水路とを接続し、このとき、第5の通水路は第3の排水路と第2の排水路とを接続する。
本考案によるシャワーヘッドは、電源を必要とせず、シャワーヘッドに流入する水流の圧力を利用してブラシを回転させることにより使用者の体を洗ったりあるいはマッサージでき、また切換スイッチを操作することにより、シャワー状態あるいはブラッシング状態を選択したり、両状態を同時に選択できるほか、ブラッシング状態のみを選択したとき、ブラシの回転に利用された水を浴槽内に排水し、水を無駄にしない。
以下、本考案の実施形態によるシャワーヘッドを、図面に基づいて説明する。
図2から図4に示すように、ホース60はホース前端部61が水道蛇口70の吐水口71に接続され、ホース60内部に第1の給水路62と第1の排水路63とを有し、第1の給水路62は水道蛇口70の吐水口71に接続される。第1の排水路63はホース前端部61に、下側に向かって曲げられた排水口64を有する。
図2から図4に示すように、ホース60はホース前端部61が水道蛇口70の吐水口71に接続され、ホース60内部に第1の給水路62と第1の排水路63とを有し、第1の給水路62は水道蛇口70の吐水口71に接続される。第1の排水路63はホース前端部61に、下側に向かって曲げられた排水口64を有する。
シャワーヘッド本体20は握り手部40と握り手部40の上端に設けられた頭部30とで構成され、握り手部40と頭部30のそれぞれの内部は中空状を呈し、接続されている。
握り手部40の底部にはホース60のホース後端部65が接合され、握り手部40内部の第2の給水路41は第1の給水路62に接続され、握り手部40内部の第2の排水路42は第1の排水路63に接続される。
頭部30は第1の回転室31を有し、第1の回転室31は第3の給水路32と第3の排水路33に接続する。第1の回転室31の内部には羽根車34が設けられ、水流が第3の給水路32から第1の回転室31に流入すると、水流は第3の排水路33より流出し、このとき、水流が羽根車34を押し動かし回転させる。羽根車34の車軸35は第1の回転室31から突出し、車軸35に接続された、頭部30の表面に設けられたブラシ36を回転させる。頭部30は、第1の回転室31の外周を取り囲む第2の回転室37をさらに有し、第2の回転室37は第4の給水路38に接続される。また第2の回転室37の表面は多数の小孔371を有し、第2の回転室37に流入した水流が小孔371から噴出する。
切換スイッチ50は、握り手部40と頭部30との間に設けられ、回転体51と遮水体52とを有する。回転体51は図3に示すように、シャワーヘッド本体20の表面に露出し、また図4Aおよび図4Bに示すように、遮水体52はシャワーヘッド本体20の内部において水流を制御する役割を果たす。遮水体52の側面には複数の通水路(第1の通水路53、第2の通水路54、第3の通水路55、第4の通水路56および第5の通水路57)が設けられ、そのうち、第1の通水路53は第2の給水路41と第3の給水路32とを接続し、第2の通水路54は第3の排水路33と第2の排水路42とを接続する。
切換スイッチ50の使用目的は、シャワーヘッド本体20内の水流を切り換えることにより、シャワーヘッドの機能を選択することである。本考案の一実施形態では切換スイッチ50が一つ設けられ、切換スイッチ50の遮水体52内部には遮水体52を貫通する複数の前記の各通水路が設けられる。
本考案の一実施形態の第1の使用状態では、図4に示すように、羽根車34が回転し、図3に示すブラシ36が車軸35を中心に回転する。すなわち図4Aおよび図4Bに示すように、本考案の第1の使用状態では、切換スイッチ50の回転体51のノブが直立状態を呈し、遮水体52の第1の通水路53は第2の給水路41と第3の給水路32とを接続状態とし、第2の通水路54は第3の排水路33と第2の排水路42とを接続状態(ON)とし、このとき第3の通水路55、第4の通水路56、および第5の通水路57は図4Bに示すように遮断状態(OFF)となる。
各通水路はそれぞれ異なる位置および高さに設けられることにより、切換スイッチ50を回転させることで、水路の接続状態(ON)あるいは遮断状態(OFF)が選択できる。本実施形態においては、水道蛇口70から、ホース60内部の第1の給水路62に水が流入し、流入した水は握り手部40内部の第2の給水路41を通り、遮水体52内部の第1の通水路53を経て、第3の給水路32を通り、第1の回転室31内へ入り、この水流の圧力を利用することにより羽根車34を回転させ、羽根車34に接合されたブラシ36が回転する。
水流はこのあと第3の排水路33を通り、遮水体52内部の第2の通水路54を経て、第2の通水路42、および第1の排水路63を通り、排水口64より浴槽80内に流出される。これにより、本考案の一実施形態ではブラッシング機能を利用する際、外部電源を必要とすることなく、水流の圧力を利用することによりブラシ36を回転させ、使用者の体を洗い、あるいはマッサージする。羽根車34を回転させるために利用された水流は浴槽80内に排水され、再利用することができる。
図5Aおよび図5Bに示すように、本考案の一実施形態の第2の使用状態では、切換スイッチ50の回転体51のノブが左斜め方向に傾き、遮水体52の第3の通水路55は第2の給水路41と第4の給水路38とを接続状態とし、水流を第2の回転室37に流入させ、水流を小孔371より噴出させる。これにより、シャワー機能が使用可能となる。
図6Aおよび図6Bに示すように、本考案の一実施形態の第3の使用状態では、切換スイッチ50の前記回転体51のノブが水平状態となり、遮水体52の第4の通水路56は第2の給水路41と、第3の給水路32および第4の給水路38とを接続状態とし、よって第4の通水路56の上部給水路はY型の三つ叉状を呈し、水流を第1の回転室31および第2の回転室37に流入させ、このとき、第5の通水路57は第3の排水路33と第2の排水路42とを接続状態とする。これにより、シャワーとブラッシングの両機能が同時に使用できる。
図7は本考案の一使用状態を示しており、本考案によるシャワーヘッドの握り手部40は従来のシャワーヘッドよりも長く、使用者は自身の背中をシャワーヘッドのブラシを用い、ブラッシングすることができる。
なお本考案では、切換スイッチ50を二つ、あるいは三つ設けることにより、各給水路および各排水路間の水流の切り換えを制御することもできる。
20:シャワーヘッド本体、30:頭部、31:第1の回転室、32:第3の給水路、33:第3の排水路、34:羽根車、35:車軸、36:ブラシ、361:円盤体、37:第2の回転室、371:小孔、38:第4の給水路、40:握り手部、41:第2の給水路、42:第2の排水路、50:切換スイッチ、51:回転体、52:遮水体、53:第1の通水路、54:第2の通水路、55:第3の通水路、56:第4の通水路、57:第5の通水路、60:ホース、61:ホース前端部、62:第1の給水路、63:第1の排水路、64:排水口、65:ホース後端部、70:蛇口、71:吐水口、80:浴槽
Claims (4)
- 前端部が水道蛇口の吐水口に接続され、内部に第1の給水路と第1の排水路とを有し、前記第1の給水路は前記水道蛇口の吐水口と接続され、前記第1の排水路は前記前端部に近い所で下に向かって延ばされた排水口を有する、ホースと、
握り手部と前記握り手部の上端に設けられた頭部とを有し、前記握り手部および前記頭部の内部空間が繋がっている、シャワーヘッド本体と、
前記握り手部と前記頭部との間に設けられ、回転体と遮水体とを有し、前記回転体は前記シャワーヘッド本体の表面に露出していて回転可能で、前記シャワーヘッド本体の内部にて前記遮水体は水流を制御し、前記遮水体の側面には多数の水路接続のための孔が貫通し、前記の各給水路および排水路への水流の開放あるいは遮断を制御し、前記シャワーヘッドの用途を、シャワーあるいはブラッシングとして選択することを制御する、切換スイッチと、を備え、
前記頭部は第1の回転室を有し、前記第1の回転室は第3の給水路および第3の排水路と接続され、前記第1の回転室の内部には羽根車を有し、水流が前記第3の給水路から前記第1の回転室を経て前記第3の排水路へ流出するとき、前記水流により前記羽根車が押し動かされ回転し、前記羽根車の車軸は前記第1の回転室から突出し、前記頭部の表面に設けられたブラシを回転させ、前記第1の回転室の外周には第2の回転室が設けられ、前記第2の回転室は第4の給水路に接続され、前記第2の回転室の表面には多数の小孔が設けられ、前記第2の回転室内部の水流が前記多数の小孔から噴出することを特徴とするシャワーヘッド。 - 前記ブラシは、円盤体の上に設けられ、前記円盤体の底面は前記羽根車の車軸と結合されていることを特徴とする請求項1記載のシャワーヘッド。
- 前記切換スイッチは、第1の通水路、第2の通水路、第3の通水路、第4の通水路および第5の通水路を有し、前記の各通水路が前記遮水体の異なる位置および方向に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシャワーヘッド。
- 前記第1の通水路は第2の給水路と前記第3の給水路とを接続し、前記第2の通水路は前記第3の排水路と第2の排水路とを接続し、前記第3の通水路は前記第2の給水路と前記第4の給水路とを接続し、前記第4の通水路が前記第2の給水路と前記第3の給水路および前記第4の給水路との双方に接続したとき、前記第5の通水路は前記第3の排水路と前記第2の排水路とを接続することを特徴とする請求項3記載のシャワーヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007008576U JP3138904U (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | シャワーヘッド |
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Publications (1)
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JP3138904U true JP3138904U (ja) | 2008-01-24 |
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JP2013027597A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Toto Ltd | シャワー装置 |
CN105797881A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-07-27 | 福建西河卫浴科技有限公司 | 一种带有自清洁结构的花洒 |
CN110002519A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-12 | 厦门英仕卫浴有限公司 | 一种高效滤芯装置 |
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2007
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