JP2003056028A - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

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JP2003056028A
JP2003056028A JP2001243352A JP2001243352A JP2003056028A JP 2003056028 A JP2003056028 A JP 2003056028A JP 2001243352 A JP2001243352 A JP 2001243352A JP 2001243352 A JP2001243352 A JP 2001243352A JP 2003056028 A JP2003056028 A JP 2003056028A
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JP
Japan
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water
water discharge
flow path
hole
switching
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Application number
JP2001243352A
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English (en)
Inventor
Masato Fujii
真人 藤井
Yoshihiro Kiyofuji
義弘 清藤
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】散水板に複数の吐水形態で吐出する吐水穴を備
え、その吐水穴へ通水するための複数の通水路を区画し
てなり、供給された湯水を複数の吐水形態に切り替える
機構を備えた吐水装置において、コンパクトで節度があ
るローコストな切替機構をもつ吐水装置を提供すること
を目的としている。 【解決手段】散水板に複数の吐水形態で吐出する吐水穴
を備え、その吐水穴へ通水するための複数の通水路を区
画してなり、供給された湯水を複数の吐水形態に切り替
える機構を備えた吐水装置において、複数の吐水切替位
置を示す位置決め機構と供給された湯水を複数の通水路
に分かれる通水穴の開閉機構を独立させ、位置決め機構
を前記通水穴位置と別の位置に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室用、洗面所
用、台所用などの吐水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に見られるように供給され
た湯水を複数の吐水形態に切替えて吐水する機構を備え
た吐水装置(特開平08−275902参照)には様々
なものが知られているが、このものにおいては複数の吐
水形態に切替える際の位置決めは、一方の通水穴を塞ぐ
際、湯水を複数の通水路に分かれる通水穴32に球体等
の切替弁31を落とし込ことにより、切替の位置決めを
行うものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな位置決め機構の場合、球体などの切替弁が通水穴を
塞ぐ必要があるため、通水穴を塞ぐことのできる大きさ
が必要となり、コンパクトに作ると吐水面積を減らすこ
とになり、小さくすることができなかった。したがっ
て、複数の切替機構が必要な場合、吐水装置が大きくな
ってしまうという欠点があった。
【0004】また、通水穴を完全に球体などの切替弁が
塞ぐ必要があるため、シールのための表面精度の確保が
必要となり、コストがかかるという問題点もあった。
【0005】本発明の目的は、複数の吐水形態で吐水す
る吐水穴を散水板に備え、その吐水穴へ通水するための
複数の通水路を区画してなり、供給された湯水を複数の
吐水形態に切り替える機構を備えた吐水装置において、
コンパクトで節度のあり、ローコストな位置決め機構を
備えた吐水装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は上記課題を解決するためになされたもので、複数の吐
水形態で吐水する吐水穴を散水板に備え、その吐水穴へ
通水するための複数の通水路を区画してなり、供給され
た湯水を複数の吐水形態に切り替える機構を備えた吐水
装置において、複数の吐水切替位置を示す位置決め機構
と供給された湯水を複数の通水路に分かれる通水穴の開
閉機構を独立させ、位置決め機構を前記通水穴位置と別
の位置に形成したことを特徴とする。
【0007】このように形成することで、位置決め機構
が湯水を複数の通水路に分かれる通水穴を利用しないた
め、通水路を塞ぐ程度の大きさである必要がなく、コン
パクトで節度がある切替機構を形成できるのに加え、通
水穴を完全に塞ぐための表面精度の確保が不要となり、
ローコストに提供できる。
【0008】本発明の好ましい態様として、前記位置決
め機構は、吐水切替位置で球体が穴に入り込むことによ
り位置決めを行うように形成することにより、吐水切替
え時、球体が転がり、なめらかに切替えが行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例を示す吐水装
置の構造図で、図1は吐水装置の全体図、図2〜図5は
吐水形態切替ユニット部2の断面図で、図2は、吐水状
態切替途中の状態を示し、図3は、第1の吐水形態、図
4は、第2の吐水形態、図5は第3の吐水形態をそれぞ
れ選択した状態を示している。また、図7は、流路切替
機構部7の平面図、図8は、流路切替板6の平面図、図
9は、第一の吐水形態選択時の流路切替機構部7と流路
切替板6の関係、図10は、第二の吐水形態選択時の流
路切替機構部7と流路切替板6の関係、図11は、第三
の吐水形態選択時の流路切替機構部7と流路切替板6の
関係を示す。
【0011】実施例について説明すると、図1の吐水装
置はシャワーヘッド本体1とこのシャワーヘッド本体1
に取付けられた吐水形態切替ユニット2から構成されて
いる。吐水形態切替ユニット2は、図2に示すとおり、
回転軸3と吐水切替操作部4と散水板5から外面を構成
し、内部に流路切替板6、流路切替機構部7、第1流路
部8、第2流路部9、位置決め球体10、整流板11を
備えている。また、水密に保つ部位にはOリング、パッ
キンを使用している。ここに示す実施例は1つの例であ
って、構成はこれに限定されるものではない。
【0012】吐水形態切替ユニット2は、回転軸3によ
ってシャワーヘッド本体1に取付けられている。吐水形
態切替操作部4は回転軸3を軸として回動可能に取付け
られ、また、流路切替板6がバネ12の付勢に抗して、
上下方向に可動可能に回転軸3に嵌装されている。
【0013】吐水形態切替操作部4には流路切替機構部
7内部の穴31に嵌装された位置決め球体10、第1流
路部8、第2流路部9とともに嵌装され、散水板5によ
り、螺着されている。
【0014】第1の吐水形態に設定された時、シャワー
ヘッド本体1の給水口13より供給された湯水は、シャ
ワーヘッド本体1の通水路14を通り吐水形態切替ユニ
ット2内に供給され、図3に示すとおり、回転軸3内に
湯水が通水されると流路切替板6の通水穴15aと流路
切替機構部7の第1の通水穴16が連通し、、第1の吐
水流路17に湯水が流れ、整流板11を通り、散水板の
吐水口A18より吐出される。
【0015】切替時の位置決めの動きを説明すると、図
3及び図9では第1の吐水形態が選択された状態であ
り、この時、流路切替機構部7の第1の通水穴16と流
路切替板6の通水穴15aが連通しており、位置決め球
体10は、この連通した位置と同期した流路切替板6内
の第1の位置決め穴25aに入っている。
【0016】次に、吐水形態切替操作部4を回転させる
ことによって、吐水形態切替操作部4と連動した流路切
替機構部7も回転し、流路切替機構部7上に嵌装された
位置決め球体10は、図2に示す通り、回転して流路切
替板6の位置決め穴25aから外れて乗り上げ、バネ1
2の付勢に抗して、流路切替板6を押しながら、流路切
替機構部7とともに回転する。
【0017】その後、第2の吐水形態を選択した場合、
流路切替板6の通水穴15bは、流路切替機構部7上の
第2の通水穴19と連通し、湯水は、第2吐水流路21
を通って、吐水口B23より吐出される。同時に位置決
め球体10は、流路切替板6内の第2の位置決め穴26
に入って位置決めされ、節度のある切替を実現してい
る。
【0018】また、第3の吐水状態を選択した場合、流
路切替板6の通水穴15bは、流路切替機構部7上の第
3の通水穴20と連通し、湯水は、第3吐水流路22を
通って、吐水口C24より吐出される。同時に位置決め
球体10は、流路切替板6内の第3の位置決め穴27に
入って位置決めされる。
【0019】この場合、位置決め球体10は、通水路を
塞いでシールする必要性がないため、球体の表面精度の
確保が不要となり、安価に作ることができる。
【0020】図4は、本発明の第2の実施例で、第1流
路部29内に、整流板11ではなく、羽根車28を回動
可能に設置して、湯水が通水される羽根車が回転するこ
とにより、水が切られ、断続感のある吐水が第1の吐水
穴30から得られる。切替機構は、前記第1の実施例と
同様である。
【0021】本発明は上述の実施例に限定されること無
く種々の切替機構への応用が可能であり、ハンドシャワ
ーのみならず、例えば衛生洗浄装置のノズル、台所用水
栓、洗面用水栓など種々の吐水装置の切替機構に用いる
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、コ
ンパクトで節度がある切替機構を形成できるのに加え、
切替機構の表面精度の確保が不要となり、ローコストに
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例である吐水装置の外観
図。
【図2】 本発明の第1の実施例である吐水装置の吐水
形態切替ユニットの断面図で位置決めされていない回転
中の状態。
【図3】 本発明の第1の実施例である吐水装置の吐水
形態切替ユニットの断面図で第1の吐水形態に選択され
た状態。
【図4】 本発明の第1の実施例である吐水装置の吐水
形態切替ユニットの断面図で第2の吐水形態に選択され
た状態。
【図5】 本発明の第1の実施例である吐水装置の吐水
形態切替ユニットの断面図で第3の吐水形態に選択され
た状態。
【図6】 本発明の第2の実施例である吐水装置の外観
図。
【図7】 本発明の第1の実施例である吐水装置の流路
切替機構部の平面図。
【図8】 本発明の第1の実施例である吐水装置の流路
切替板の平面図。
【図9】 本発明の第1の実施例である吐水装置の第一
の吐水形態選択時の流路切替機構部と流路切替板の関係
図。
【図10】 本発明の第1の実施例である吐水装置の第
二の吐水形態選択時の流路切替機構部と流路切替板の関
係図。
【図11】 本発明の第1の実施例である吐水装置の第
三の吐水形態選択時の流路切替機構部と流路切替板の関
係図。
【図12】 従来の吐水装置の構造を示す図である。
【符号の説明】
1:シャワーヘッド 2:吐
水形態切替ユニット 3:回転軸 4:吐
水切替操作部 5:散水板 6:流
路切替板 7:流路切替機構部 8:第
1流路部 9:第2流路部 10:
位置決め球体 11:整流板 12:
バネ 13:給水口 14:
通水路 15:通水穴 16:
第1の通水穴 17:第1の吐水流路 18:
吐水口A 19:第2の通水穴 20:
第3の通水穴 21:第2の吐水流路 22:
第3の吐水流路 23:吐水口B 24:
吐水口C 25:第1の位置決め穴 26:
第2の位置決め穴 27:第3の位置決め穴 28:
羽根車 29:第1流路部 30:
第1の吐水穴 31:穴 32:
塞ぎ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 FA04 2D060 CB03 CC16 4F033 AA11 BA04 CA03 CA04 CA12 DA05 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の吐水形態で吐水する吐水穴を散水板
    に備え、その吐水穴へ通水するための複数の通水路を区
    画してなり、供給された湯水を複数の吐水形態に切り替
    える機構を備えた吐水装置において、 複数の吐水切替位置を示す位置決め機構と供給された湯
    水を複数の通水路に分かれる通水穴の開閉機構を独立さ
    せ、位置決め機構を前記通水穴位置と別の位置に形成し
    たことを特徴とする吐水装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め機構は、吐水切替位置で球体
    が穴に入り込むことにより位置決めを行うことを特徴と
    する請求項1記載の吐水装置。
JP2001243352A 2001-08-10 2001-08-10 吐水装置 Pending JP2003056028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184941A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 吐水形態切替装置及びこれを備えた吐水装置
CN104138813A (zh) * 2013-05-08 2014-11-12 厦门松霖科技有限公司 多出水功能花洒
JP2016140767A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 シャメン ソレックス ハイ−テク インダストリーズ カンパニー, リミテッド 多機能シャワーヘッド

Cited By (4)

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