JP2002200107A - 温熱治療パネル - Google Patents

温熱治療パネル

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JP2002200107A
JP2002200107A JP2000402140A JP2000402140A JP2002200107A JP 2002200107 A JP2002200107 A JP 2002200107A JP 2000402140 A JP2000402140 A JP 2000402140A JP 2000402140 A JP2000402140 A JP 2000402140A JP 2002200107 A JP2002200107 A JP 2002200107A
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善彦 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面状発熱体による温熱効果とマイナスイオ
ンによる独特の医療効果とを併有させて、治療効果の高
い温熱治療パネルを提供する。 【解決手段】 温熱治療パネルは、マイナスイオン発生
素材を含浸させた合成樹脂製のマイナスイオン発生板6
と、このマイナスイオン発生板6の少なくとも片面に装
着された面状発熱体7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足部、腰部、背中
等の身体の患部を温熱治療するのに使用される温熱治療
パネルに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】本願出願人は、これまでに
も、面状発熱体を備えた加熱パネルからなる種々の温熱
治療装置を提案しているが、それらの装置は、複数の加
熱パネルを互いに折り畳み可能に一列状に連設したもの
で、これを四角筒状に折り曲げて加熱室を形成し、その
中に足部をいれるなどして温熱治療を行ったり、あるい
はこれを展開して床や畳の上に置き、その上に布団や毛
布を敷いて寝ころんだ状態で足部や腰部等を加温して、
温熱治療を行うようになっている。
【0003】本発明は、上記温熱治療装置のように加熱
パネルの面状発熱体から放射される熱によって温熱効果
を得るだけでなく、近年その医療効果が注目されている
マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生板を設け
て、これを面状発熱体に装着することにより、面状発熱
体による温熱効果とマイナスイオンによる独特の医療効
果とを併有させて、治療効果の高い温熱治療パネルを提
供するものである。
【0004】ここで、マイナスイオンについて若干説明
を加えると、マイナスイオンは、生体組織と細胞の酸化
によって健康を害する要因を排除して、生体の恒常性機
能を保つので、健康に導く大きな要素である。しかし
て、マイナスイオンは、酸化物質をアルカリ性に中和
し、酸化した細胞をアルカリ性に傾けると共に不対電子
に自らの電子を与えることによって酸化を抑制するため
に、細胞内に酸素と栄養成分を充分に吸収でき、更に老
廃物が排泄されて細胞が活性化し、各細胞の機能が活発
となり、自身に持っている自然治癒力が強化して病気を
治すことができる。更に、マイナスイオンは生体防御機
能を発揮するものである。
【0005】このマイナスイオンの医療効果として、次
にような効果が臨床データによって実証されている。 血液のアルカリ化と浄化 生体細胞、組織の酸化抑制 生体細胞の新陳代謝を活発にする作用 抗炎症作用 免疫力の増大 血液循環の促進 自律神経の調節作用
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の温
熱治療パネルは、マイナスイオン発生素材を含浸させた
合成樹脂製のマイナスイオン発生板6と、このマイナス
イオン発生板6の少なくとも片面に装着された面状発熱
体7とからなることを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1に記載の温熱治療パ
ネルにおいて、前記マイナスイオン発生素材は、SiO
2 50%前後、La23 15%前後、Al23 13%前
後、P2 5 10%前後、その他12%前後からなるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3は、請求項1又は2に記載の温熱
治療パネルにおいて、前記面状発熱体7は、遠赤外線を
放射するものからなることを特徴とする。
【0009】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の温熱治療パネルにおいて、前記マイナスイオン発生板
6の一面に面状発熱体7を装着し、他面に断熱板5を装
着してなることを特徴とする。
【0010】請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載
の温熱治療パネルにおいて、パネル全体を袋状の布材
8,9で被ってなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明による温熱治
療パネルを利用した温熱治療装置Aを示す。この装置A
は、4つの温熱治療パネル1を互いに折り畳み可能に一
列状に連設してなるパネルユニット2と、このパネルユ
ニット2と同じ厚さに形成されていて、このパネルユニ
ット2に添え付けた状態で使用される夫々折り畳み可能
な添えマット3,4とからなり、パネルユニット2と添
えマット3,4とは、面ファスナー12,13によって
つながれる。
【0012】図2の(A)はパネルユニット2の正面
図、(B)はその平面図であり、図3は本発明に係る温
熱治療パネル1の拡大断面図である。図3から分かるよ
うに、各温熱治療パネル1は、断熱板5と、この断熱板
5の上面側に装着された面状発熱体7と、この面状発熱
体7の上面側に装着されたマイナスイオン発生板6と、
これら断熱板5、面状発熱体7及びマイナスイオン発生
板6の全体を被う袋状の布材8,9によって構成され
る。断熱板5は、面状発熱体7からの熱をマイナスイオ
ン発生板6側からパネル外方へ有効に放射させるように
すると共に、面状発熱体7及びマイナスイオン発生板6
を補強するもので、合板又は硬質ウレタンフォームによ
って形成される。布材8,9はポリエステル繊維の織物
によって形成される。各温熱治療パネル1相互の連結部
分11は、両布材8,9を逢着することによって折り畳
み可能に形成される。図1及び図2において、14は操
作パネル、15は電源コードである。
【0013】マイナスイオン発生板6は、マイナスイオ
ン発生素材を含浸させた合成樹脂板からなるもので、マ
イナスイオン発生素材には特殊なセラミック材が使用さ
れ、合成樹脂としてはポリプロピレンや塩化ビニルが使
用される。このマイナスイオン発生板6の製造にあたっ
ては、上記特殊セラミック材を約1000℃に加熱して
粉体にし、この粉体を上記ポリプロピレン等に混入して
例えば厚さ2mm程度の板状に一体成形することによっ
て、マイナスイオン発生板6を形成する。また上記構成
からなるマイナスイオン発生板6は、ウレタン樹脂や塩
化ビニル樹脂等からなる塗料に混合され、この混合塗料
を上記合成樹脂板に吹き付け塗装することによってマイ
ナスイオン発生板6を形成するようにしてもよい。
【0014】上記マイナスイオン発生素材としての特殊
セラミック材は、SiO2 50%、La23 15%、A
l23 13%、P2 5 10%、その他の成分(CeO
2 、Y2 3 、TiO2 、ThO2 等)12%からなる
ものが最も好ましいが、その前後に1〜2%程度の変化
があってもよい。即ち、このような組成からなるマイナ
スイオン発生素材を使用したマイナスイオン発生板6で
は、マイナスイオンの放出量が約3000個/cm3
後となり、これ以外の組成のセラミック材や他のマイナ
スイオン発生素材に比べマイナスイオンの放出量が非常
に大きい。このマイナスイオンの放出量が人体に対する
医療効果を左右するもので、上記のように約3000個
/cm3 前後の放出量を有するマイナスイオン発生板6
によれば、冒頭に述べたマイナスイオンの医療効果を最
大限に発揮することができる。
【0015】面状発熱体7としては、遠赤外線を放射す
るものが使用される。例えば、ガラス繊維強化エポキシ
樹脂に炭素粉末を塗布して所要の電気抵抗を有する抵抗
膜を形成し、この抵抗膜を複数層状に重ね合わせて、そ
の両端部に電極を配設し、両電極間に電気を流すように
したものが、発熱体形成面の全体を均一に加熱できると
共に、遠赤外線を放射するので好ましい。
【0016】添えマット3,4は、何れもパネルユニッ
ト2の温熱治療パネル1と同じ厚さに形成されている
が、添えマット3は、図5に示すように、パネルユニッ
ト2と同じ長さLaに形成されて、パネルユニット2と
並列状態に添え付けて使用される主添えマットであり、
パネルユニット2を挟んでその両側に配置されるように
2つ設けてある。もう一つの添えマット4は、パネルユ
ニット2と2つの添えマット3,3とを図5のように並
列させた状態でこれら3列のパネルユニット2と添えマ
ット3,3との一端側にこれらの列と直交するように添
え付けて使用される副マットで、パネルユニット2の幅
と添えマット3の2つ分の幅とを合わせた長さLbに形
成されている。各添えマット3,4は、図1に概略示す
ように、ウレタン樹脂製のマット本体3a,4aと、こ
のマット本体3a,4aの上面に貼着される布材3b,
4bとからなるもので、仮想線で示す折り畳み線Oのと
ころで折り畳みできるようになっている。
【0017】図1に示すように、面ファスナー12は、
パイルを利用した離着自在な雌雄一対のテープ片12
a,12bからなる周知のもので、一方の雌形テープ片
12aは各主添えマット3の一端面中央部に取り付けら
れ、他方の雄形テープ片12bは副添えマット4の一側
端面の端部側に取り付けられる。また、面ファスナー1
3も、面ファスナー12と同様なテープ片であるが、比
較的長尺な1つの雄形テープ片13aと、この雄形テー
プ片13aに離着自在な3つの雌形テープ片13b,
b′,bからなるもので、雄形テープ片13aは帯状基
材13oに取り付けられ、雌形テープ片13bは各主添
えマット3の上面側他端部に取り付けられ、雌形テープ
片13b′はパネルユニット2の端部の温熱治療パネル
1上面に取り付けられる。
【0018】この温熱治療装置を使用する時には、パネ
ルユニット2を挟んでその両側に主添えマット3,3を
添え付けて3列状態とし、これら3列の一端側にこの列
と直交するように副添えマット4を添え付け、そして面
ファスナー12側の雌雄一対のテープ片12a,12b
を互いに接着させ、また面ファスナー13側の雌形テー
プ片13aを雌形テープ片13b,b′,bに夫々接着
させることによって、図5に示すようにパネルユニット
2と添えマット3,4とを互いにつなぎ合わせることが
できる。
【0019】図4はパネルユニット2の電気回路図を示
す。パネルユニット2の4つの温熱治療パネル1は操作
パネル14上で温度調節装置16によって温度制御され
る。この温度調節装置16は、各面状発熱体7にトライ
アック17を接続し、そのトリガー回路に感熱性サイリ
スタ18を接続し、その作動温度を任意に設定する可変
抵抗器19を設けたものである。感熱性サイリスタ18
は面状発熱体7の適所に取り付けられ、これにより面状
発熱体7が所定温度に達した時に、感熱性サイリスタ1
8の動作によりトライアック17が遮断状態となる。ま
た、トライアック17と並列に半波整流素子20が接続
され、トライアック17が遮断された後にも半減した電
流が流れるように構成され、これによって温度が徐々に
降下するようになっている。
【0020】また、半波整流素子20に直列に副温度制
御部材21が接続され、夏期等において半減された電流
によっても昇温する場合に電流を遮断するようになって
いる。このため、副温度制御部材21としては感熱性サ
イリスタ18よりも高温にて開路されるバイメタル等が
使用される。この図4において、22はヒューズ、23
は可変抵抗器19の操作ダイヤルである。24は、各面
状発熱体7に対応して設けられた開閉スイッチで、この
スイッチ24によって、4つの面状発熱体7のうち必要
とするものだけを発熱させることができる。25はパネ
ルユニット2の電源用プラグである。
【0021】上記のように構成される温熱治療装置の使
用においては、図5に示すように、パネルユニット2の
両側に主添えマット3,3を添え付け、このパネルユニ
ット2と主添えマット3,3との3列の一端側にこの列
と直交するように副添えマット4を添え付けた状態で、
これらを面ファスナー12,13でつなぎ合わせる。従
って、図5の仮想線図示のように、パネルユニット2、
主添えマット3及び副添えマット4の上に、パネルユニ
ット2より幅の広い布団26を敷いても、布団26の両
側がパネルユニット2の両端から畳や床F上に落ち込む
ようなことがなく、この布団26をパネルユニット2の
上面に沿って平面状に敷くことができ、布団26の上で
の温熱治療を快適に行うことができる。
【0022】この場合、パネルユニット2の温熱治療パ
ネル1の面状発熱体7を所定温度に加熱することによ
り、使用者は、パネルユニット2上に敷いた布団26の
上に寝ころんだ状態で、各温熱治療パネル1の面状発熱
体7から放射される熱及びマイナスイオン発生板6から
放出されるマイナスイオンによって足部や腰部の温熱治
療とマイナスイオン治療を行うことができる。このマイ
ナスイオン治療は、各温熱治療パネル1のマイナスイオ
ン発生板6から約3000個/cm3 前後のマイナスイ
オンが放出されることから、布団26を隔てての治療で
はあるが、前述したマイナスイオンの医療効果を充分に
受けることができる。この際、各温熱治療パネル1の面
状発熱体7からは遠赤外線も放射されるから、布団26
を通して放熱であっても、面状発熱体7の温熱効果が充
分に発揮され、上記マイナスイオンの医療効果と併せて
有効な治療が行える。またこの場合、パネルユニット2
は、各温熱治療パネル1のパネル全体が袋状の布材8,
9によって被われているから、使用時の感触が良い上
に、外観上の体裁も良い。
【0023】図7は、本発明に係る温熱治療パネルを利
用した他の温熱治療装置Bを示す。この温熱治療装置B
は、4つの温熱治療パネル31を互いに折り畳み可能に
一列状に連設してなる角筒状加熱室形成用のパネルユニ
ット32と、このパネルユニット32の角筒状加熱室3
3内に配置される足載せ用の温熱治療パネル34と、か
らなるもので、加熱室形成用パネルユニット32の両端
部は、面ファスナー35によって連結されるようになっ
ている。
【0024】図8は加熱室形成用パネルユニット32の
拡大断面図、図9は足載せ用温熱治療パネル34の拡大
断面図である。角筒状加熱室形成用パネルユニット32
の温熱治療パネル31は、図1〜図6で示した温熱治療
装置Aにおけるパネルユニット2の温熱治療パネル1と
全く同じ構成であって、断熱板5と、この断熱板5の上
面側に装着された面状発熱体7と、この面状発熱体7の
上面側に装着されたマイナスイオン発生板6と、これら
断熱板5、面状発熱体7及びマイナスイオン発生板6の
全体を被う袋状の布材8,9によって構成される。足載
せ用温熱治療パネル34は、加熱室形成用パネルユニッ
ト32を折り曲げて形成される角筒状加熱室33内に挿
入できるように長さが温熱治療パネル31より若干短い
だけで、図9に示すように、温熱治療パネル31と全く
同じ構成である。
【0025】この温熱治療装置Bの使用にあたっては、
図7に示すように、加熱室形成用パネルユニット32を
相互に折り曲げて角筒状の加熱室33を形成すると共
に、この加熱室33の底部に足載せ用温熱治療パネル3
4を挿入配置し、パネルユニット32の両端部を面ファ
スナー35によって連結する。しかして、加熱室形成用
パネルユニット32の温熱治療パネル31及び足載せ用
温熱治療パネル34を夫々所定温度に加熱し、図7に示
すように角筒状加熱室33内に足を入れて足載せ用温熱
治療パネル34上に載せればよい。
【0026】この場合、加熱室形成用パネルユニット3
2の4つの温熱治療パネル1と足載せ用温熱治療パネル
34の夫々の面状発熱体7から熱が放射されると共に、
夫々のマイナスイオン発生板6からマイナスイオンが放
出されるため、足のふくら脛部分から爪先に到る下足全
体の全体に温熱治療とマイナスイオン治療とを充分に施
すことができる。この実施形態では、加熱室形成用パネ
ルユニット32と足載せ用温熱治療パネル34を同時使
用しているが、夫々単独で使用してもよい。
【0027】図10は、本発明に係る温熱治療パネルを
利用した家庭用サウナ装置Cの外観斜視図、図11は縦
断面図である。このサウナ装置Cは、装置後部の門形枠
41と、この門形枠41の両側前端に連設された左右側
面壁体42,42と、両側面壁体42,42の前端部を
つなぐ前面壁体43と、門形枠41の背面に配設された
背面壁体44と、可撓性の上部カバー体45とによっ
て、一人の人間がゆっくり入れる程度の大きさのサウナ
室46を形成したものである。各側面壁体42は、折り
曲げ部47によって折り畳み可能に連結された2つの分
割壁体48からなる。上部カバー体45には、ファスナ
ー等の開閉手段45bによって開閉自在な開口部45
a、及び透明シートからなる窓45cが設けられてい
る。
【0028】上記側面壁体42の各分割壁体48及び背
面壁体44は、図1〜図6で示した温熱治療装置Aの温
熱治療パネル1や図7〜図9で示した温熱治療装置Bの
温熱治療パネル31と全く同様な温熱治療パネルを構成
するもので、断熱板5と、この断熱板5の内面側に装着
された面状発熱体7と、この面状発熱体7の内面側に装
着されたマイナスイオン発生板6と、これら断熱板5、
面状発熱体7及びマイナスイオン発生板6の全体を被う
袋状の布材8,9と、からなる。また、前面壁体43は
断熱板40の内外両面を布材38,39で被ったもので
ある。
【0029】また、図11に示すように、門形枠41の
枢支金具36が取り付けられ、この金具36に、平面視
コ字状の枠部材37の後端部が支軸36aにより枢着さ
れ、このコ字状枠部材37は、同図に実線で示すように
サウナ室46の底部に嵌合した水平位置から、仮想線で
示すように背面壁体44に沿って垂直位置へ折り畳み可
能である。このコ字状枠部材37には、折り畳み椅子5
0が取り付けてあり、この椅子50は、コ字状枠部材3
7の両側板37a,37aに下端部が枢着された脚50
aと、前端部が脚50aの上端部にピン51で枢着され
且つ後端部が門形枠41側にピン52で枢着された簀の
子状の座枠50bと、からなるもので、同図に実線で示
す使用位置から仮想線で示す非使用位置に折り畳み可能
となっている。
【0030】上記椅子50には座枠50bの下面側に温
熱治療パネル53が取り付けられ、また上記コ字状枠部
材37に設けてある簀の子状の足載せ枠54の下面側に
も、温熱治療パネル55が取り付けられている。これら
の温熱治療パネル53,55は、上述した側面壁体42
の各分割壁体48や背面壁体44を構成する温熱治療パ
ネルと同様な構成である。
【0031】上記のように構成されるサウナ装置Cを使
用する時は、使用者は、上部カバー体45の開口部45
aを開けて中に入り、図11に示すように椅子50を使
用位置にセットして、この椅子50に座り、そして図示
は省略するが、操作パネルを操作して、温熱治療パネル
の面状発熱体7の温度を適宜に設定すればよい。
【0032】従って、このサウナ装置Cを使用すれば、
夫々温熱治療パネルを構成する側面壁体42の各分割壁
体48及び背面壁体44、更には椅子50の座枠50b
下面の温熱治療パネル53、足載せ枠54下面の温熱治
療パネル55の夫々の面状発熱体7から所定温度の熱が
放射されると共に、夫々のマイナスイオン発生板6から
マイナスイオンが放出されるため、使用者の身体全体に
温熱治療とマイナスイオン治療とを施すことができて、
その温熱による医療効果とマイナスイオンの医療効果を
充分に発揮させることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る発明の温熱治療パネル
は、マイナスイオン発生素材を含浸させた合成樹脂製の
マイナスイオン発生板と、このマイナスイオン発生板の
少なくとも片面に装着された面状発熱体とからなるた
め、この温熱治療パネルを使用することによって、発熱
体による温熱効果とマイナスイオンによる独特の医療効
果との双方効果を発揮させることができ、使用者に対し
より効果的な治療を施すことができる。
【0034】請求項2に記載のように、マイナスイオン
発生素材として、SiO2 50%前後、La23 15%
前後、Al23 13%前後、P2 5 10%前後、その
他12%前後からなるものを使用すれば、マイナスイオ
ンの放出量が大きく、マイナスイオンによる医療効果を
充分に発揮させることができる。
【0035】請求項3に記載のように、面状発熱体が遠
赤外線を放射するものを使用すれば、温熱効果をより有
効に発揮させることができる。
【0036】請求項4に記載のように、マイナスイオン
発生板の一面に面状発熱体を装着し、他面に断熱板を装
着するようにすれば、面状発熱体からの熱をマイナスイ
オン発生板側からパネル外方へ有効に放射させることが
できる。
【0037】請求項5に記載のように、パネル全体を袋
状の布材で被うようにすれば、使用時の感触が良い上
に、外観上の体裁が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温熱治療パネルを利用した温熱
治療装置Aを示す分解斜視図である。
【図2】 (A)は温熱治療装置Aのパネルユニットの
正面図、(B)は平面図である。
【図3】 パネルユニットの拡大断面図である。
【図4】 温熱治療装置Aの電気回路図である。
【図5】 温熱治療装置Aの使用状態を示す平面図であ
る。
【図6】 図5のX−X線断面図である。
【図7】 本発明の温熱治療パネルを利用した他の温熱
治療装置Bを示す斜視図である。
【図8】 加熱室形成用パネルユニットの拡大断面図で
ある。
【図9】 足載せ用温熱治療パネルの拡大断面図であ
る。
【図10】 本発明に係る温熱治療パネルを利用した家
庭用サウナ装置Cの外観斜視図である。
【図11】 サウナ装置Cの縦断面図である。
【図12】 サウナ装置Cの横断面図である。
【符号の説明】
1 温熱治療パネル 5 断熱板 6 マイナスイオン発生板 7 面状発熱体 8,9 袋状の布材 31 温熱治療パネル 44,48 壁体(温熱治療パネル) 53,54 温熱治療パネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイナスイオン発生素材を含浸させた合
    成樹脂製のマイナスイオン発生板と、このマイナスイオ
    ン発生板の少なくとも片面に装着された面状発熱体とか
    らなる温熱治療パネル。
  2. 【請求項2】 前記マイナスイオン発生素材は、SiO
    2 50%前後、La23 15%前後、Al23 13%前
    後、P2 5 10%前後、その他12%前後からなる請
    求項1に記載の温熱治療パネル。
  3. 【請求項3】 前記面状発熱体は、遠赤外線を放射する
    ものからなる請求項1又は2に記載の温熱治療パネル。
  4. 【請求項4】 前記マイナスイオン発生板の一面に面状
    発熱体を装着し、他面に断熱板を装着してなる請求項1
    〜3の何れかに記載の温熱治療パネル。
  5. 【請求項5】 パネル全体を袋状の布材で被ってなる請
    求項1〜4の何れかに記載の温熱治療パネル。
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Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04341271A (ja) * 1991-05-18 1992-11-27 Makoto Nishimura 浴槽サウナ
JP3044830U (ja) * 1997-06-26 1998-01-16 七星株式会社 遠赤外線美容健康器
JPH11332900A (ja) * 1998-05-27 1999-12-07 Yoshihiko Azuma 手足の温熱治療装置
JP2000116801A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Katsuhiro Yoshie マイナスイオン発生体

Patent Citations (4)

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