JP2002199533A - 金属製トラフ - Google Patents

金属製トラフ

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JP2002199533A
JP2002199533A JP2000401528A JP2000401528A JP2002199533A JP 2002199533 A JP2002199533 A JP 2002199533A JP 2000401528 A JP2000401528 A JP 2000401528A JP 2000401528 A JP2000401528 A JP 2000401528A JP 2002199533 A JP2002199533 A JP 2002199533A
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Japan
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trough
metal
lid
top plate
fixing
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JP2000401528A
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English (en)
Inventor
Takeshi Iwasaki
毅 岩崎
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Sumitomo Metal Steel Products Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal Steel Products Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/20Mounting of accessories, e.g. pump, compressor
    • B60G2204/202Mounting of accessories, e.g. pump, compressor of cables

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル類の布設作業および、布設後のケー
ブル類の交換などのメンテナンスを容易に行うことがで
き、しかも車の振動などで上蓋が跳ね上がる等の危険も
未然に防止できるようにした金属製トラフを提供する。 【解決手段】 軸方向に連続する中空をなし、かつコー
ナ部イに軸方向に連続する開口部4を有する金属製のト
ラフ本体2と、このトラフ本体2の軸方向に沿って連続
し、開口部4に取り付けられる金属製の蓋体3と、この
蓋体3をトラフ本体2に固定する固定金具7とからな
る。トラフ本体2にピン孔2fを有する固定フランジ2
eを、蓋体3にピン孔3fを有する固定フランジ3cを
それぞれ突設する。ピン孔2fと3dに固定金具7とし
てUクリップを挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば道路ぎわ
の地上に電気ケーブルや通信ケーブル、あるいは動力ケ
ーブルなどのケーブル類を布設する際に使用される金属
製トラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般道や高速道路などの道路ぎわには、
照明や信号機用の電気ケーブルや通信ケーブル等の各種
のケーブル類が多数布設されている。
【0003】これまで、この種のケーブル類を道路ぎわ
に布設する方法として、例えば図7(a)に図示するよ
うなコンクリート製のU型トラフ20を道路ぎわの地表
近くに埋設し、このU型トラフ20内に各種のケーブル
類21を布設する方法が知られている。
【0004】また、例えば図7(b)に図示するよう
な、ほぼ円筒形の筒状に形成された合成樹脂製の筒状型
トラフ22を道路ぎわの地上に布設し、この筒状型トラ
フ22内にケーブル類21を布設する方法も知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のU型ト
ラフ20による布設方法は、地中に埋設する方式なので
土工事が必要となり、特に既存の道路に布設する場合、
舗装を壊し、ケーブル類を布設した後、再び舗装する必
要があるため、工事が大規模化するだけでなく工事費が
相当嵩む等の課題があった。
【0006】また、U型トラフ20はコンクリート製で
とても重く、またU型トラフ20には上蓋23が被せら
れており、この上蓋23もコンクリート製や鋳鉄製でき
わめて重く、しかも大量に使用されるため、ケーブル類
21の布設と布設後のメンテナンスに多大な重労働を強
いらる等の課題があった。
【0007】さらに、上蓋23は特に固定されているわ
けではないので、車による振動や車に直に踏みつけられ
る等して跳ね上がり、後続の車にぶつかる等の危険性が
指摘されていた。
【0008】一方、後者の筒状型トラフ22による方法
は、トラフが合成樹脂製であるため車両事故や法面火災
などで、トラフとともにケーブル類が焼失する等の損傷
を受けるおそれがあり、また紫外線による劣化などをま
ぬがれず、耐久性に大きな課題があった。
【0009】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、特にケーブル類の布設作業と布設後の
ケーブル類の交換などのメンテナンスを容易に行うこと
ができ、しかも安全性と耐久性にすぐれた金属製トラフ
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の金属製トラフは、軸方向に連続す
る中空をなし、かつ軸方向に連続する開口部を有する金
属製のトラフ本体と、このトラフ本体の軸方向に沿って
連続し、前記開口部に取り付けられる金属製の蓋体と、
この蓋体を前記トラフ本体に固定する固定金具とからな
ることを特徴とする。こうして形成される金属製トラフ
の断面形状としては、矩形断面形のほかに円形断面形で
もよい。
【0011】請求項2記載の金属製トラフは、請求項1
記載の金属製トラフにおいて、トラフ本体と蓋体に固定
フランジをそれぞれ突設し、この固定フランジどうしを
固定金具で連結してなることを特徴とする。固定金具と
しては、固定ピン、Uクリップ、あるいはボルト・ナッ
トでよい。
【0012】請求項3記載の金属製トラフは、請求項1
または2記載の金属製トラフにおいて、トラフ本体は天
板部を、蓋体は前記天板部に沿って突出する水平フラン
ジをそれぞれ有し、かつ前記天板部と水平フランジに互
いに係合する突起を設けてなることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の金属製トラフは、請求項
1、2、または3記載の金属製トラフにおいて、トラフ
本体は天板部を、蓋体は前記天板部に沿って突出する水
平フランジをそれぞれ有し、かつ前記天板部と水平フラ
ンジに水勾配を設けてなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1と図2
は、この発明に係る金属製トラフの一例を示し、図にお
いて、金属製トラフ1はトラフ本体2と蓋体3とから断
面ほぼ矩形状をなす筒状に形成されている。トラフ本体
2は金属製トラフ1の大部分をなし、断面ほぼ矩形の筒
状に形成され、かつコーナ部イに開口部4が形成され、
さらに底板部2aに取付孔2bと水抜き孔(図省略)が
形成されている。
【0015】開口部4は、トラフ本体2の周方向に天板
部2cのほぼ中間部から側板部2dのほぼ中間部にかけ
て形成され、またトラフ本体2の長手方向に連続して形
成されている。
【0016】側板部2dの上端部にはトラフ本体2の外
側に水平に突出する固定フランジ2eがトラフ本体2の
長手方向に連続して形成され、また固定フランジ2eに
ピン孔2fがトラフ本体2の長手方向に所定間隔おきに
複数形成されている。
【0017】蓋体3は、トラフ本体2の天板部2cに沿
って水平に突出する水平フランジ3aとこの水平フラン
ジ3aの一端側にトラフ本体2の側板部2dに沿って垂
直に突出する垂直フランジ3bとから断面略L字状に形
成されている。
【0018】垂直フランジ3bの下端部には固定フラン
ジ3cが固定フランジ2eに沿って水平に突設され、こ
の固定フランジ3cにピン孔3dがピン孔2fに対応し
て蓋体3の長手方向に所定間隔おきに複数形成されてい
る。
【0019】なお、トラフ本体2と蓋体3はそれぞれ、
固定フランジ2e,3cとともに一枚の金属板から曲げ
加工によって形成されているが、特にトラフ本体2は角
形鋼管のコーナ部に開口部4を切り欠いたものでもよ
い。また、トラフ本体2と蓋体3はともに、メッキ処理
や防錆塗装などの防錆処理が入念になされている。
【0020】こうして形成されたトラフ本体2と蓋体3
のうち、トラフ本体2は、例えば道路ぎわの地盤上に所
定間隔おきに設置された支持金具5の上に、長手方向に
継ぎ足しながら複数架け渡され、そして各支持金具5に
底板部2aの取付孔2bを貫通する固定ボルト6によっ
てそれぞれ固定されている。
【0021】また、開口部4からトラフ本体2内にケー
ブル類aを布設した後、開口部4に蓋体3が被せられ、
蓋体3は水平フランジ3aの先端を天板部2cの上に、
取付フランジ3cを固定フランジ2eの上側にそれぞれ
沿わせ、かつ取付フランジ3cのピン孔3dと固定フラ
ンジ2eのピン孔2fにUクリップ7を挿入することに
よりトラフ本体2に固定されている。
【0022】なお、この場合の支持金具5は、図示する
ような断面略ハット形状に形成され、かつ両側の鍔部5
a,5aを地盤にアンカー部材8でそれぞれ固定するこ
とによって道路ぎわの地盤上に固定されている。
【0023】このような支持金具5を使用することで、
トラフ本体2は地盤上に直にではなく、地盤から離して
設置されているのでトラフ本体2の腐食、さらにはトラ
フ内のケーブル類aが湿気などによる悪影響を受けるの
を防止することができる。
【0024】なお、図3(a),(b),(c)は、金
属製トラフ1が防音壁9などの、H形鋼からなる支柱9
a,9a間にブラケット10を介して布設されている例
を示し、また図4(a),(b),(c)は、金属製ト
ラフ1がガードレール、ガードケーブル、ガードパイプ
等の、円形の防護柵用支柱からなる支柱11,11間に
ブラケット10を介して布設されている例を示したもの
である。
【0025】これらの場合にも、金属製トラフ1は、ブ
ラケット10に底板部2aの取付孔2bを貫通する固定
ボルト6によって固定されている。
【0026】発明の実施の形態2.図5(a),(b)
はいずれも、開口部4からトラフ内に雨水が浸入するの
を阻止するようにしたもので、特に図5(a)に図示す
るものは、図1,2の例で説明した金属製トラフにおい
て、天板部2cと水平フランジ3aとの重ね合わせ部に
互いに係合する凹凸部12が形成されていることで、雨
水の浸入が阻止されている。
【0027】また、図5(b)図示するものは、天板部
2cと水平フランジ3aに、トラフを断面視してトラフ
の中央から両側に傾斜する水勾配が設けられていること
で、雨水の浸入が阻止されている。なお、いずれの場合
においても、トラフ内に万一雨水が浸入したとしても、
底板部2aに形成された水抜き孔から速やかに排水され
るため、特に問題になることはない。
【0028】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおりであ
り、特に地上に設置されるタイプで、金属製のトラフ本
体とトラフ本体の開口部に取り付けられる金属製の蓋体
とこの蓋体を前記トラフ本体に固定する固定金具とから
形成されているので、これまでのU型トラフと違って防
音壁やガードレールに沿わせて設置することもでき、ケ
ーブル類の布設をきわめて容易に行うことができる。
【0029】また、蓋体はトラフ本体の開口部に固定金
具によって着脱自在に固定されているので、ケーブル類
の交換など、布設後のケーブル類のメンテナンスもきわ
めて簡単に行うことができる。
【0030】さらに、トラフ本体に天板部を、蓋体に前
記天板部に沿って突出する水平フランジをそれぞれ設
け、かつ前記天板部と水平フランジに水勾配を設ける等
して雨水の浸入を阻止しているので、雨水によるケーブ
ル類の損傷も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属製トラフの設置例を示し、(a)は断面
図、(b)は一部破断側面図である。
【図2】(a)はトラフ本体の一部斜視図、(b)は蓋
の一部斜視図、(c)は支持金具の斜視図である。
【図3】金属製トラフの設置例を示し、(a)は縦断面
図、(b)は側面図、(c)は横断面図である。
【図4】金属製トラフの設置例を示し、(a)は縦断面
図、(b)は側面図、(c)は横断面図である。
【図5】(a),(b)は金属製トラフの他の例を示す
断面図である。
【図6】(a),(b)は従来のトラフを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 金属製トラフ 2 トラフ本体 2a 底板部 2b 取付孔 2c 天板部 2d 側板部 2e 固定フランジ 2f ピン孔 3 蓋体 3a 水平フランジ 3b 垂直フランジ 3c 固定フランジ 3d ピン孔 4 開口部 5 支持金具 5a 鍔部 6 固定ボルト 7 Uクリップ 8 アンカー部材 9 防音壁 9a 支柱 10 ブラケット 11 支柱 12 凹凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に連続する中空をなし、かつ軸方
    向に連続する開口部を有する金属製のトラフ本体と、こ
    のトラフ本体の軸方向に沿って連続し、前記開口部に取
    り付けられる金属製の蓋体と、この蓋体を前記トラフ本
    体に固定する固定金具とからなることを特徴とする金属
    製トラフ。
  2. 【請求項2】 トラフ本体と蓋体に固定フランジをそれ
    ぞれ突設し、この固定フランジどうしを固定金具で連結
    してなることを特徴とする請求項1記載の金属製トラ
    フ。
  3. 【請求項3】 トラフ本体は天板部を、蓋体は前記天板
    部に沿って突出する水平フランジをそれぞれ有し、かつ
    前記天板部と水平フランジに互いに係合する突起を設け
    てなることを特徴とする請求項1または2記載の金属製
    トラフ。
  4. 【請求項4】 トラフ本体は天板部を、蓋体は前記天板
    部に沿って突出する水平フランジをそれぞれ有し、かつ
    前記天板部と水平フランジに水勾配を設けてなることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の金属製トラフ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074458A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Cosmo Koki Co Ltd 分岐管接続装置
KR101610297B1 (ko) * 2016-02-15 2016-04-07 (주)월호정보기술 고압 전력선의 소화장치

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20021112