JP2002199251A - 電力供給方法及び電力供給装置及び雲台装置及び情報入力装置及び情報通信システム - Google Patents

電力供給方法及び電力供給装置及び雲台装置及び情報入力装置及び情報通信システム

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JP2002199251A
JP2002199251A JP2000399019A JP2000399019A JP2002199251A JP 2002199251 A JP2002199251 A JP 2002199251A JP 2000399019 A JP2000399019 A JP 2000399019A JP 2000399019 A JP2000399019 A JP 2000399019A JP 2002199251 A JP2002199251 A JP 2002199251A
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power supply
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JP2000399019A
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Eiichiro Kitagawa
英一郎 北川
Masato Fujiwara
真人 藤原
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Canon Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの少ない簡単な接続で、情報入力装
置と雲台装置とを接続し、静止画・動画入力の使用形態
のままで、雲台装置から情報入力装置に対して電力の供
給とバッテリの充電とを行うことが可能な雲台装置を提
供する。 【解決手段】 カメラを固定する取り付けネジと、US
Bケーブルで接続するホスト側コネクタ12及びデバイ
ス側コネクタ13と、デジタルスチルカメラ105に内
蔵されたバッテリを充電する充電制御部8と、前記バッ
テリの電圧を検出する電圧測定器9とを具備して成り、
USBのインターフェース経由で前記バッテリへの充電
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、例えば、デジタ
ルスチルカメラ等の情報入力装置に電力を供給したり、
前記情報入力装置に内蔵されたバッテリに充電するため
の電力供給方法及び電力供給装置及び前記情報入力装置
が接続される雲台装置及び前記情報入力装置及びビデオ
会議通信等を行うための情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ会議システムやウェブ(We
b)ページへの画像入力用途として、雲台装置付きのビ
デオカメラが存在した。これらの雲台装置付きビデオカ
メラは、ACアダプタ電源で動作するもので、ビデオ出
力機能を持ち、且つRS232C等の汎用シリアルイン
ターフェースに接続したホストパーソナルコンピュータ
(Host PC)やセットトップボックス(STB)
によりパン/チルト動作をコントロールする。
【0003】そして、従来の雲台付きビデオカメラを有
するビデオ会議システムは、ITU−T勧告のH.32
0に基づきISDN(統合サービスデジタル網)回線を
使用して通信するものが主流であった。この方式は、I
SDN(統合サービスデジタル網)回線の使用量が従量
制で、高価であることから、その普及度という点では、
会社内の会議室での共有用途等に限られていた。
【0004】しかしながら、近年、構内LAN(域内通
信網)を用いるITU−T勧告のH.323なるビデオ
会議システムの新規格が登場し、手軽に会社内のLAN
でビデオ会議が実現できるようになった。この場合、L
AN対応のH.323規格を用いてテレビ会議システム
を使用する場合、同じLAN内では回線使用料なしで交
信が可能となる。既存のISDNベースのビデオ会議シ
ステムとの交信に際してだけ、共有のゲートウェイを介
して交信し、従量制のISDN回線の使用料が課金され
る。
【0005】また、近年、ケーブルテレビの回線を利用
したケーブルインターネットや×DSLを利用したイン
ターネット接続により、家庭内においても高速且つ常時
接続可能なインターネットアクセスが行えるようにな
り、今後、更に普及が予想される。高速で常時接続可能
なインターネットアクセスの方法が安価で供給される
と、今まで会社の共有用途で用いられていたビデオ電話
・会議が、ITU−T勧告H.323規格を使って、家
庭からインターネットを使って簡単且つ安価に個人ベー
スで行うことができる。
【0006】しかしながら、これらのビデオ会議システ
ム等における雲台装置付きのカメラは、システム専用の
ものであり、単独で持ち歩いて使用することができず、
一般家庭での使用が屋内という限られた目的で購入する
には高価である。
【0007】また、デジタルスチルカメラを簡易動画入
力機器として長時間使用するには、内蔵バッテリではす
ぐに電力不足となるため、ACアダプタによる電力供給
が必要である。そのため、デジタルスチルカメラのUS
Bインターフェースから電力供給を行い、デジタルスチ
ルカメラの動作と内蔵バッテリの充電を行いたいが、こ
れらの動作を同時に行うとUSBの電力供給能力は5V
500mAに規格で制限されているため電源供給能力が
不足してしまう虞がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上述した
課題を解決するために、携帯用のデジタルスチルカメラ
を雲台装置に取り付け、少ないケーブルの本数で簡易的
にビデオ会議システムのカメラとして使用することが可
能な情報入力装置及び情報通信システムを提供すること
を目的とする。
【0009】またケーブルの少ない簡単な接続で、デジ
タルスチルカメラ等の情報入力装置と雲台装置とを接続
し、静止画・動画入力の使用形態のままで、雲台装置か
ら情報入力装置に対して電力の供給とバッテリの充電を
行うことが可能な雲台装置及び電力供給方法及び装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の電力供給装置によれば、情報入力装置
とデータの送受信を行うための第1のインターフェース
と、外部機器とデータの送受信を行うための第2のイン
ターフェースと、前記外部機器から前記第2のインター
フェースを介して出力されたコマンドに基づいて、前記
第1のインターフェースを介して前記情報入力装置の電
力を供給する供給手段とを有することを特徴とする構成
とした。
【0011】また、上述した目的を達成するために、本
発明の他の電力供給装置によれば、情報入力装置とデー
タの送受信を行うための第1のインターフェースと、外
部機器とデータの送受信を行うための第2のインターフ
ェースと、前記外部機器から前記第2のインターフェー
スを介して供給された電力を、前記第1のインターフェ
ースを介して前記情報入力装置に供給する供給手段とを
有することを特徴とする構成とした。
【0012】また、上述した目的を達成するために、本
発明の電力供給方法によれば、情報入力装置とデータの
送受信を行うための第1のインターフェースを介して、
外部機器とデータの送受信を行うための第2のインター
フェースを介して入力されたコマンドに基づいて、前記
情報入力装置の電力を供給することを特徴とする処理と
した。
【0013】また、上述した目的を達成するために、本
発明の他の電力供給方法によれば、情報入力装置とデー
タの送受信を行うための第1のインターフェースを介し
て、外部機器とデータの送受信を行うための第2のイン
ターフェースを介して外部機器から供給された電力を前
記情報入力装置に供給することを特徴とする処理とし
た。
【0014】また、上述した目的を達成するために、本
発明の雲台装置によれば、カメラと情報送受信装置と接
続し、前記カメラの撮像方向を変化させる雲台装置にお
いて、前記情報入力装置を装着する装着手段と、前記カ
メラの撮像方向を制御する撮像方向制御手段と、前記情
報送受信装置とデータの送受信を行う情報送受信装置間
データ送受信手段と、前記装着手段による前記情報入力
装置の装着を検知する検知手段と、前記情報入力装置と
データの送受信を行う情報入力装置間データ送受信手段
とを有することを特徴とする構成とした。
【0015】また、上述した目的を達成するために、本
発明の情報通信システムによれば、カメラと、情報送受
信装置と、前記情報入力装置及び前記情報送受信装置と
接続し前記カメラの撮像方向を変化させる雲台装置とか
ら成る情報通信システムにおいて、前記カメラは、被写
体を撮像して画像信号を生成し且つ該画像信号の転送を
行うことが可能であり、前記前記情報送受信装置は、画
像及び音声の圧縮及び伸長処理と遠隔地にある装置と通
信を行なうことが可能であり、前記雲台装置は、前記カ
メラを装着する装着手段と、前記カメラの撮像方向を制
御する撮像方向制御手段と、前記情報送受信装置とデー
タの送受信を行う情報送受信装置間データ送受信手段
と、前記カメラの装着を検知する検知手段と、前記カメ
ラとデータの送受信を行うカメラ間データ送受信手段と
を有することを特徴とする構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を、図1〜図19を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
雲台装置のシステム構成を示すブロック図である。同図
に示すように、本実施の形態に係る雲台装置は、主要な
機能ブロックに分類すると、システムコントローラ部1
100、HUB機能部(HUBコントローラ部)120
0、電流制限部1300、充電機能部1400、モータ
部1500から構成される。
【0019】システムコントローラ部1100は、MP
U(マイクロプロセッサユニット)1と、図1において
はいずれも省略されている一時記憶データを格納するR
AM(ランダムアクセスメモリ)と、プログラムを格納
するROM(リードオンリーメモリ)と、タイマーとか
ら構成され、前記ROMからプログラムを読み出し、M
PU1で命令を解釈して実行する。MPU1は、モータ
部1500、HUB機能部1200、電流制限部130
0及び充電機能部1400の全てを制御し、USBのH
UB機能のステータスの管理と、後述するHUBコント
ローラ2の組み込みファンクションにより実現されてい
る充電機能付き雲台装置(デバイス)のファンクション
層を実現する。
【0020】HUB機能部1200は、組み込みファン
クション付きHUBコントローラ2により実現される。
このHUBコントローラ2は、USBのHUB機能とU
SBデバイス機能とを併せ持つ機器のために設計された
汎用チップであり、USBのHUB機能付きモニタ等に
使用されている。このHUBコントローラ2とインター
フェースI2Cを介して接続されたMPU1とで、HU
B機能と組み込みデバイスとしての雲台装置のファンク
ションを実現する。
【0021】HUBコントローラ2は、HUBリピータ
部と制御マイコン(マイクロコンピュータ)とから構成
され、USBのパケットは、前記HUBリピータ部を通
じて活性化されている全てのポートにリピーティングさ
れる。MPU1とHUBコントローラ2との間はインタ
ーフェースI2Cを介して接続され、MPU1はインタ
ーフェースI2Cのマスタに、HUBコントローラ2は
インターフェースI2Cのスレーブに設定される。イン
ターフェースI2Cはマスタ・スレーブ方式であるた
め、通信は常にマスタであるMPU1からのコマンド・
データ送信及びバッファへのデータの読み書きの形で行
う。エンドポイントがパケットを受信した場合や、ポー
トの状態変化を検出した場合には、割り込み信号を発生
させてMPU1へイベントを通知し、割り込みレジスタ
により割り込みの発生元を知らせる。MPU1は、割り
込み発生元に応じて、コマンドの発行及びバッファの読
み出し(Read)/書き込み(WrIte)等の処理
を行う。
【0022】図2は、HUBコントローラ2のファンク
ション設定とその用途を示す図である。同図において、
ファンクションの「HUB」はHUB機能を示し、アップ
ストリーム(Upstream)ポート「0」と、ダウ
ン(Downstream)ストリームポート「2」と
を使用する。エンドポイント番号「0」はコントロール
(Control)転送、エンドポイント番号「1」は
インタラプト(Interrupt)転送に使用する。
ファンクションの「雲台」は雲台機能を示し、ポート
「1」を使用する。エンドポイント番号「0」はコント
ロール転送で、USB標準リクエストとベンダ固有リク
エストによる雲台コマンドに使用する。エンドポイント
番号「1」はインタラプト転送で、雲台装置からHos
t(ホスト)への通知に使用する。
【0023】このような組み込みファンクションとして
実現されている雲台装置(雲台デバイス)は、外部のU
SB Host装置からはスタンドアローンHUBとU
SBデバイスコントローラで実現した場合とまったく同
じに見える。USBデバイス(雲台装置)へのパケット
は、HUBコントローラ2を通してMPU1に送られ、
該MPU1からのパケットは、HUBコントローラ2、
アップストリームポート「0」を通して外部のUSB
Host装置へ送られる。
【0024】再び図1に戻って説明すると、電流制限部
1300は、USBの規格である500mA以上の超過
電流を検出する電流超過検知器7と、電流超過時及び充
電時に電流を切断するスイッチ10及びスイッチ14か
ら構成される。電流制御の実際は、Host(PC)側
の電流供給能力と、デバイス(デジタルスチルカメラ)
側の負荷(電力消費)機能に任されており、雲台装置で
は超過電流の検知と切断のみを行う。電流超過検知器7
によりダウンストリームポート13への電流超過が検知
されると、その旨がMPU1に通知され、該MPU1
は、HUBコントローラ2の電流超過検出ポートに所定
の信号を入力する。HUBコントローラ2はSWポート
にスイッチオフ信号を出力し、MPU1はその信号を受
信して、スイッチ10とスイッチ14をオフし、ダウン
ストリームポート2への電流を切断する。
【0025】充電機能部1400は、充電電圧と電流を
制御する「DC/DCコンバータ、充電制御部」8と、
充電電圧を測定する電圧測定器9と、充電開始・停止を
制御するスイッチ11とから構成される。
【0026】モータ部1500は、水平方向の雲台装置
回転機能であるパン機能と、垂直方向の雲台装置回転機
能であるチルト機能とを実現しており、パン動作用ステ
ッピングモータ(パンSTM)4と、該モータ4へのパ
ルス電流を発生させるパン駆動回路3と、チルト動作用
ステッピングモータ(チルトSTM)6と、該モータ6
へのパルス電流を発生させるチルト駆動回路5とから構
成される。MPU1から指示を受けた駆動回路3,5が
パルス電流をステッピングモータ4,6へ与え、これら
ステッピングモータ4,6が駆動する。
【0027】以上の主要機能部以外に、HUBコントロ
ーラ2のアップストリームポート「0」とHost側と
を接続する接点となるUSBシリーズBコネクタ(ホス
ト側のインターフェース)12、HUBのダウンストリ
ームポート2とデバイス側とを接続するUSBシリーズ
Aコネクタ(デバイス側のインターフェース)13が存
在する。
【0028】図3は、実際に本実施の形態に係る雲台装
置がユーザに使用される場合におけるシステム全体の接
続状態を示す図である。同図において、システムの主要
な構成要素は、本実施の形態に係る雲台装置101と、
デジタルスチルカメラデジタルスチルカメラ105及び
PC(パーソナルコンピュータ)107である。
【0029】本実施の形態では、USB Host機器
としてPC107を用いるが、PC107の代わりにU
SB Host機能を持つセットトップボックス(ST
B)を用いても良い。
【0030】雲台装置101は、USBシリーズBコネ
クタ102を有し、PC107のUSBシリーズAコネ
クタ114との間はUSBケーブル115で接続され
る。また、雲台装置101は、取り付けネジ104でデ
ジタルスチルカメラ105を固定する。そして、USB
シリーズAコネクタ103とデジタルスチルカメラ10
5のUSBシリーズBコネクタ106との間はUSBケ
ーブル116で接続される。
【0031】PC107は、AC電源ケーブル110に
より電源供給され、ユーザの入力手段としてキーボード
108及びマウス109が接続され、画像などを表示す
るためのモニタ111が接続されている。また、PC1
07は、音声を入力するマイクロフォン112と音声を
出力するスピーカ113とが接続され、LAN I/F
(インターフェース)によりLAN(域内通信網)11
7と接続されている。
【0032】PC107には、ドライバ及びアプリケー
ションソフトウエアがインストールされており、雲台装
置101とデジタルスチルカメラ105に対してUSB
ケーブルを介して電力を供給するとともに、雲台装置1
01の充電機能を制御する。また、PC107は、US
Bケーブルで接続された雲台装置101とデジタルスチ
ルカメラ105とを制御し、該デジタルスチルカメラ1
05からの映像を受け取り、LAN117に接続された
遠隔地の端末に送信することが可能である。
【0033】デジタルスチルカメラ105は、本実施の
形態に係る雲台装置101USBを介してバッテリの充
電を行うことができる。
【0034】図4は、デジタルスチルカメラ105のシ
ステム構成図である。デジタルスチルカメラ105は、
図4に示すように、システムコントローラブロック21
00と、カメラ機能ブロック2200と、USBインタ
フェースブロック2300と、バッテリーブロック24
00とから構成される。
【0035】システムコントローラブロック2100
は、システムコントローラ201、DC/DCコンバー
タ206、スイッチ207,208を有している。シス
テムコントローラ201は、デジタルスチルカメラ10
5の全ての機能を統括し、後述するUSBデバイスコン
トローラ203、カメラ機能部202、スイッチ20
9、スイッチ208を制御する。システムコントローラ
201は、図4では示されていない記憶装置(ROM)
からプログラムを読み込み実行し、同じく図4では示さ
れていない一時記憶装置(RAM)に一時的な記憶を保
管する。DC/DCコンバータ206は、USBコネク
タの電源ラインから、または後述するバッテリ204か
らの電圧を、システムコントローラ201及び後述する
カメラ機能部202が動作するのに適正な電圧に変換す
る。スイッチ207はユーザが操作するメインスイッチ
である。
【0036】カメラ機能ブロック2200は、カメラ機
能部202と、スイッチ209とを有している。カメラ
機能部202は、CCDなどの撮像素子を有し、データ
バス210を通じて撮像素子から得られた撮像データを
システムコントローラ201あるいは後述するUSBデ
バイスコントローラ203に転送する。なお、本実施の
形態のデジタルスチルカメラは、静止画及び動画の両方
を撮影可能なものとする。スイッチ209は、カメラ機
能部202への電源供給のオン/オフを切り換えるスイ
ッチである。
【0037】USBインタフェースブロック2300
は、USBデバイスコントローラ203と、雲台101
と接続するためのUSBコネクタ210とを有してい
る。USBデバイスコントローラ203は、雲台101
を介してUSB Hostとして機能するPC107の
データの送受信を行う。
【0038】バッテリーブロック2400は、バッテリ
204と、保安回路205とを有している。バッテリ2
04はデジタルスチルカメラ105のシステム全体に電
力を供給する。保安回路205は過電流を検知し、シス
テムコントローラ201に通知信号を送ると共に、過電
流が長時間流れた場合やバッテリ204の温度が異常に
上昇した場合に回路を遮断する。
【0039】次に、本実施の形態に係る雲台装置101
とPC107及びデジタルスチルカメラ105を接続す
る場合の手順を説明する。
【0040】各機器の接続及び電源投入の順序は任意に
実現できるが、一例として、ここでは雲台装置101
に電源の投入されているPC107を接続、雲台装置
101に電源が投入されているデジタルスチルカメラ1
05を接続、PC107からコマンドの発行、という
順序の接続方法を説明する。
【0041】雲台装置101にPC107を接続 雲台HUBにPC(Host PC)107が接続され
る場合の手順を図5のフローチャートを用いて説明す
る。
【0042】雲台装置101のHost側コネクタ(ホ
スト側コネクタ)12(図1参照)にHost PC1
07がUSBケーブルを介して接続されると、USBの
電力BUS(バス)から電源供給を受けてMPU1(図
1参照)はリセットされる。リセットされたMPU1
は、ROMからプログラムを読み出し(ロード)、初期
化コードを実行して初期化処理し、メインプログラムの
実行を開始する。そしてMPU1は、デジタルスチルカ
メラ105が接続されるまでスイッチ10、スイッチ1
1、スイッチ14をそれぞれオフ(OFF)し、電源モ
ータ部1500(図1参照)への電源供給を停止する
(ステップS501)。
【0043】HUBコントローラ2(図1参照)は電源
投入ステートに入る。その後、Host PC107が
バスリセットを発生させると、HUBコントローラ2か
らMPU1にバスリセット割り込みが上がる。MPU1
は割り込みを判断し、RAM上に管理しているUSBス
テータスを初期化し、HUBはデフォルトアドレスに応
答するデフォルト状態に入る(ステップS502)。
【0044】次に、USBのエニュメレーション(enum
eration)がHost PC107との間で行われる。
Host PC107は、デフォルトアドレス#0のコ
ントロールパイプでHUBコントローラ102に雲台1
01のHUB機能に関する情報(デバイスディスクリプ
タ)の取得リクエストを送る。
【0045】HUBコントローラ2は、MPU1にHU
Bコントロールパイプの割り込みを上げ、MPU1は、
HUBコントローラ2のバッファを読み込み、リクエス
トを認識する。MPU1は、ROMに保存されているデ
バイスディスクリプタをHUBコントローラ2のバッフ
ァに書き込む。HUBコントローラ2は、HostPC
107にデバイスディスクリプタを送信する。Host
PC107は、デフォルトパイプの最大データ・ペイ
ロード・サイズを認識し、HUBコントローラ2にUS
Bアドレス#2を割り当てる。HUBコントローラ2を
通してMPU1は割り当てられたアドレス#2を受信す
る。受信したアドレスをRAMに保持すると共に、アド
レスセットコマンドをHUBコントローラ2に送り、該
HUBコントローラ2のファンクション「HUB」にU
SBアドレス#2が設定される。Host PC107
は、割り当てたアドレス#2を用いて、デバイスの構成
手順でデバイスのディスクリプタを全て読み込み、HU
Bコントローラ2の構成とインターフェースとを設定
し、HUBコントローラ2を構成完了状態にする(ステ
ップS503)。
【0046】次に、HUBコントローラ2の組み込みフ
ァンクションとして実現されている雲台装置(雲台デバ
イス)101の雲台機能のエニュメレーションが行われ
る。スイッチ14(図1参照)をオン(ON)して雲台
モータ部1500(図1参照)に電力を供給する(ステ
ップS504)。
【0047】HUBコントローラ2のポートの変化をH
ost PC107に通知する。Host PC107
は、HUBコントローラ2に問い合わせて新しいデバイ
スがポートに接続されたことを知り、ポートイネーブル
及びリセットコマンドを送る。HUBコントローラ2
は、割り込みをMPU1に上げ、該MPU1はバッファ
を読み込んで、PORT_RESETリクエストを認識
する。MPU1は、雲台機能を初期化して、雲台機能の
設定及びステートを初期状態にし、雲台ファンクション
をデフォルトアドレスに応答するデフォルト状態にする
(ステップS505)。
【0048】Host PC107は、デフォルトアド
レスで雲台ファンクションにデバイスディスクリプタ
(雲台101の雲台機能に関する情報)の取得リクエス
トを送る。HUBコントローラ2は、MPU1にHUB
コントロールパイプの割り込みを上げ、MPU1は、H
UBコントローラ2のバッファを読み込み、リクエスト
を認識する。MPU1は、ROMに保存されているデバ
イスディスクリプタをHUBコントローラ2のバッファ
に書き込み、該HUBコントローラ2は、Host P
C107にデバイスディスクリプタを送信する。Hos
tは、デフォルトパイプの最大データ・ペイロード・サ
イズを認識し、雲台ファンクションにUSBアドレス#
3を割り当てる。
【0049】MPU1は、アドレス#3を受信すると、
該受信したアドレスをRAMに保持すると共に、アドレ
スセットコマンドをHUBコントローラ2に送り、ポー
ト1にUSBアドレス#3が設定される。Host P
C107は、設定したアドレスでデバイスディスクリプ
タの取得リクエストを再度送る。MPU1は、HUBコ
ントローラ2経由でリクエストを受け取ると、ROMか
らデバイスディスクリプタを読み取り、HUBコントロ
ーラ2のバッファ経由でHost PC107にデバイ
スディスクリプタを送信する。
【0050】Host PC107はデバイスからの構
成情報を全て読み取り、その読み取った構成情報を基に
雲台装置(雲台デバイス)101に構成値を割り当て
る。雲台装置(雲台デバイス)101は構成ステートに
なり、構成ディスクリプタに記述されている量の電力で
ある最大500mAをHost PC107から供給さ
れることが可能になる。(ステップS506)。
【0051】この時点でUSB雲台装置101の機能が
全て使用可能となったので、MPU1は、デジタルスチ
ルカメラ105の接続準備のために、スイッチ10をオ
ン(ON)してダウンストリームポート13への初期電
力供給を開始する(ステップS507)。
【0052】雲台装置101にデジタルスチルカメラ
105を接続 次に、本実施の形態に係る雲台装置101にデジタルス
チルカメラ105が接続される場合の手順を説明する。
【0053】<接続手順 − 雲台装置101側>本実
施の形態に係る雲台装置101にデジタルスチルカメラ
105をUSBケーブルを介して接続した場合の雲台装
置101のシーケンスについて、図6のフローチャート
を用いて説明する。
【0054】デジタルスチルカメラ105が雲台装置1
01に接続されるとHUBコントローラ2(図1参照)
は、ポートステータスの変化を検出してHost PC
107に通知する(ステップS601)。Host P
C107は、この通知によって新しいデバイスがポート
に接続されたことを知り、ポートイネーブル及びリセッ
トコマンドを送る。HUBコントローラ2は、ポートへ
のリセット信号を送り、ポートをイネーブルする(ステ
ップS602)。Host PC107によりUSBア
ドレス、デバイスの構成が行われ、デジタルスチルカメ
ラ105をHost PC107から認識して操作を行
うことが可能な状態となる。
【0055】<接続手順 − デジタルスチルカメラ1
05側>図7は、雲台装置101とデジタルスチルカメ
ラ105とを接続した場合のデジタルスチルカメラ10
5側の処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0056】まず、ユーザがメイン電源スイッチ207
(図4参照)をオン(ON)すると(ステップS70
1)、内蔵バッテリ204からシステムコントローラ2
01に電力の供給が開始される(スイッチ208はデフ
ォルトでオン(ON)状態である)。DC/DCコンバ
ータ206で電圧調整後の電圧がシステムコントローラ
201とUSBコントローラ203とにそれぞれ入力さ
れる。システムコントローラ201は、スイッチ209
をオン(ON)してカメラ機能部202の動作を開始さ
せる(ステップS701)。
【0057】電源が投入された状態でデジタルスチルカ
メラ105が雲台装置101に接続されると、USBコ
ントローラ203(図4参照)が雲台101との接続を
認識し(ステップS703)、Host PC107に
よるアドレスの設定、USBデバイスとしての構成(認
識)が行われる(ステップS704)。デジタルスチル
カメラ105は、デバイスの構成が完了した時点で、デ
バイスの構成ディスクリプタに記述されている量のバス
電力をHost PC107から雲台101を介して供
給されることが保証されるので、システムコントローラ
201はスイッチ208をオフ(OFF)し(ステップ
S705)、内蔵バッテリ204を切り離して、バス電
源供給での動作を開始する。
【0058】以上、雲台装置101にHost PC1
07とデジタルスチルカメラ105とが接続され、Ho
st PC107から雲台装置101とデジタルスチル
カメラ105とに電力が供給され、Host PC10
7からUSBコマンドで雲台装置101とデジタルスチ
ルカメラ105とを制御できる状態までの処理を説明し
た。
【0059】次に、Host PC107からUSBコ
マンドにより雲台装置101とデジタルスチルカメラ1
05とを制御する手順について説明する。
【0060】手順の説明に入る前に、雲台装置101と
Host PC107との間でやりとりされるUSBパ
ケットのフォーマットを説明する。
【0061】USBのパケットは、トークンパケット、
データパケット、ハンドシェークパケットの3種類があ
る。トークンパケットは、常にHost PC107か
らデバイス(雲台装置101およびデジタルスチルカメ
ラ105)に向けて送られる。データパケットは、割り
込み転送の場合には常にデバイスからHost PC1
07への方向に送られ、コントロール転送の場合にはリ
クエストの種類により送られる方向が変わる。ハンドシ
ェークパケットは、トランザクションのシーケンスによ
りどちらの方向にも送られる可能性がある。これらの3
つのパケットを組み合わせてデータ転送が行われる。
【0062】雲台装置101からHost PC107
に通知を行う場合には、USBのインタラプト転送が使
用される。
【0063】図8は、割り込み転送を使用して雲台装置
101が通知をHost PC107に送る場合のパケ
ットシーケンスを示す図である。同図において、エンド
ポイント(ENDP)1のディスクリプタで設定された
時間毎に、定期的にINパケットがHost PC10
7から雲台装置101に送られる。雲台装置101は、
Host PC107に通知すべきデータがある場合
は、DATAパケットでHost PC107にデータ
を通知する。DATAパケット中のデータフィールドに
通知データが入る。Host PC107は、データの
受信が正しく行われたことを示すためにACKパケット
で肯定を返し、処理を終了する。雲台装置101が送る
べきデータを持たない場合は、DATAパケットの代わ
りにNACKパケットを返す。
【0064】図9は、雲台ファンクションがHost
PC107への通知に用いる通知データのフォーマット
とその種類を示す図である。通知データは、4バイトの
固定長フォーマットから構成され、1バイト目は雲台装
置101からHost PC107へのデータの通知、
またはリクエストを示すコード、2バイト目から4バイ
ト目は付加情報を示すパラメータである。Host P
C107から雲台装置101に対して雲台ファンクショ
ンのコマンドを送る場合には、USBのコントロール転
送でベンダ固有リクエストを使用する。
【0065】図10は、コントロール転送を使用してH
ost PC107が雲台装置101にコマンドを送る
場合のパケットシーケンスを示す図である。コントロー
ル転送は、割り込み転送とは異なり、データの送受信を
確実にするために、少なくとも2つのトランザクション
・ステージ、即ちセットアップステージとステータスス
テージとがある。
【0066】初めにHost PC107から雲台装置
101にアドレス3、エンドポイント0でSETUPパ
ケットが送られる。続いてリクエストの中身を示すデー
タパケットを送る。このとき、データパケットのDAT
AフィールドにUSBリクエスト構造のコマンドを入れ
る。雲台装置101は、ACKパケットを返してセット
アップステージを完了する。
【0067】Host PC107は、ステータスステ
ージに進み、INパケットを送る。それに対してデバイ
ス(雲台装置101)は、コマンド・シーケンスが正常
に完了したことを示すために、長さゼロの(データなし
の)DATAパケットを送り、Host PC107
は、ACKパケットを返してトランザクションを終了す
る。ファンクションがビジーでリクエストの処理を実行
できない場合には、NACKパケットを返す。
【0068】リクエストに付随して送受信すべきデータ
がある場合は、セットアップステージとステータスステ
ージとの間にDATAステージを挿入することができ
る。DATAステージは、OUT方向及びIN方向のど
ちらも可能であり、リクエストの種類により決定され
る。
【0069】図11は、雲台装置101の雲台ファンク
ションに対するコマンドのリクエストフォーマットを示
す図である。リクエストフォーマットは、一般にリクエ
ストタイプ1バイト、リクエスト1バイト、wValu
e2バイト、wIndex2バイト、wLength2
バイト、可変長のData部からなる。雲台装置101
では、ベンダ固有リクエストを用いる。Setタイプの
リクエストは0x40、Getタイプのリクエストは0
x80のリクエストタイプが用いられる。リクエスト部
は、Host PC107から雲台装置101へのコマ
ンドを示す値、wValue部はコマンドに付加される
パラメータを示し、wIndex部は未使用でゼロ、w
Length部はDATA長、Data部はリクエスト
によって異なるデータを格納する。
【0070】図12は、本実施の形態に係る雲台装置1
01において使用するリクエスト、パラメータ、データ
長、データの内容を示す図である。
【0071】以上、雲台装置101からPC107への
通知及びPC107から雲台装置101へのコマンドに
用いられるUSBのパケットを説明した。
【0072】次に、実際にPC107から雲台装置10
1を制御する場合のコマンド手順について説明する。
【0073】コマンドの受信 <パン・チルトコマンド手順 − 雲台装置>雲台装置
101のコマンド受信手順を図13のフローチャートを
用いて説明する。
【0074】Host PC107からアップストリー
ムポートコネクタ(ホスト側コネクタ)12(図1参
照)を経由してHUBコントローラ2(図1参照)がコ
マンドを受け取ると、MPU1に割り込みリクエストが
通知され、MPU1はそのリクエストを読み取る。MP
U1は、リクエストを認識してコマンドを受信したと判
断すると(ステップS1301)、ステップS1302
に進む。受信したコマンドの種類を調べ、パン/チルト
コマンドであると、パン/チルト処理に進む(ステップ
S1304)。
【0075】このパン/チルト処理について、図14の
MPU1の動作処理フローチャートを用いて説明する。
【0076】まず、現在充電動作中か否かを調べる(ス
テップS1401)。そして、充電中であればビジーを
返し(ステップS1402)、処理を戻る。また、充電
中でなければファンクションOKを返す(ステップS1
403)。次に、コマンドがパン・チルト停止コマンド
であるか否かを調べる(ステップS1404)。
【0077】コマンドが停止コマンドでなければ、ステ
ップS1405に進み、コマンドがパン開始命令である
場合は、パン駆動回路3(図1参照)にパンモータスタ
ートの命令を送る(ステップS1406)。パン駆動回
路3は、所定の周波数の矩形波を発生させてパンステッ
ピングモータ4に送り、該パンステッピングモータ4が
駆動を開始する。コマンドがチルト開始命令である場合
は、チルト駆動回路5にチルトモータスタートの命令を
送る(ステップS1407)。チルト駆動回路5は、所
定の周波数の矩形波を発生させてチルトステッピングモ
ータ6に送り、チルトステッピングモータ6が駆動を開
始する。次に、動作中フラグをセットして(ステップS
1408)、処理を戻る。
【0078】また、コマンドが停止コマンドであれば、
現在パンおよび/またはチルト(以下、パン/はチルト
と記述する。)動作中か否かを調べる(ステップS14
09)。そして、パン/チルト動作中でなければ、何も
せずに処理を戻る。また、パン/チルト動作中であれ
ば、パン駆動回路3および/またはチルト駆動回路5に
停止命令を送る(ステップS1410)。パン駆動回路
3及びチルト駆動回路5は、それぞれモータ4,6の駆
動を停止させるための矩形波を発生させ、パンモータ4
及びチルトモータ6は駆動を停止する。次に、動作中フ
ラグをクリアし(ステップS1411)、処理を戻る。
【0079】次に、雲台装置101のデジタルスチルカ
メラ105に対する充電機能の開始手順と停止手順とを
図13のフローチャートを用いて説明する。
【0080】<充電コマンド手順 − 雲台装置側>雲
台装置101は、図13のステップS1302において
受信したコマンドが充電コマンドであった場合は、充電
処理に進む(ステップS1305)。
【0081】この充電処理について図15のMPU1の動
作処理フローチャートを用いて説明する。初めに現在パ
ン/チルト動作中であるか否かを判断する(ステップS
1501)。そして、パン/チルト動作中であれば、N
ACKハンドシェークパケットを返してHost PC
107にビジーを知らせ、処理を終了する(ステップS
1502)。すなわち、パン/チルト動作中の充電動作
を禁止する。この充電動作の禁止によってパン/チルト
動作を行うのに十分な電力を確保することができ、適切
なパン/チルト動作を行うことができる。なお、パン/
チルト動作中にデジタルスチルカメラ105の動作を実
行するのに十分な電力が確保できないことが考えられる
が、そのような場合は、バッテリ204の電力によって
動作させるようにする。また、パン/チルト動作中でな
ければ、ファンクション完了を示す長さゼロのデータパ
ケットをHost PC107に送る(ステップS15
03)。
【0082】次に、コマンドが充電停止コマンドか否か
を判断する(ステップS1504)。そして、充電停止
コマンドでなければ充電開始コマンドであるから、現在
充電中か否かを判断し(ステップS1505)、充電中
であれば何もせずに処理を戻る。また、充電中でなけれ
ば、電圧測定器9(図1参照)により、デジタルスチル
カメラ101の内蔵バッテリ204の電圧を測定し、充
電の必要があるか否かを判断する(ステップS150
6)。測定した内蔵バッテリ204の電圧が所定のスレ
ッシュホルドを上回っている場合には、充電の必要が無
いと判断し、充電済みの通知をHost PC107に
送り、処理を終了する(ステップS1507)。
【0083】また、前記測定した内蔵バッテリ204の
電圧が所定のスレッシュホルドを下回っている場合に
は、充電の必要があると判断する。そして、充電フラグ
をセットし、スイッチ11(図1参照)をオンして充電
制御部8を接続して、内蔵バッテリ204に対する充電
を開始する(ステップS1508)。また、スイッチ1
0(図1参照)はオフして電流超過検知器7を切断す
る。また、充電の完了を定期的に調べるためのタイマー
をスタートさせる(ステップS1509)。
【0084】再び図13の処理に戻って、ステップS1
306に進み、タイマー割り込みが発生していなければ
処理を終了する。
【0085】<充電開始手順 − PC側>Host
PC107側の充電開始処理について図16のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0086】まず、現在静止画取り込み動作中か否かを
判断する(ステップS1601)。そして、静止画取り
込み動作中であれば、その取り込みが完了するまで待つ
(ステップS1602)。次に、動画プレビュー表示中
か否かを判断する(ステップS1603)。そして、動
画プレビュー中であれば、動画取り込み動作停止コマン
ドをデジタルスチルカメラ105へ送信する(ステップ
S1604)。次に、デジタルスチルカメラ105へ充
電準備コマンドを送信し、デジタルスチルカメラ105
側の充電準備を整える(ステップS1605)。次に、
雲台装置101へ充電開始コマンドを送信し、充電を開
始する(ステップS1606)。
【0087】<充電開始手順 − デジタルスチルカメ
ラ側>デジタルスチルカメラ105側の充電処理につい
て図17のフローチャートを用いて説明する。
【0088】まず、現在動画取り込み動作中である場合
は、Host PC107から動画取り込み動作停止コ
マンドが送られて来る。コマンドを受信して、ステップ
S1701、ステップS1702、ステップS1703
へと進み、現在動画取り込み動作中であるか否かを調べ
る。ここでは動画取り込み動作中であるから動画取り込
み動作を停止し(ステップS1704)、ステータスス
テージでファンクションの完了を示す長さゼロのDAT
Aパケットを返して処理を終了する(ステップS170
5)。
【0089】次に、Host PC107から充電準備
コマンドが送られて来る。ステップS1701でコマン
ドを受信してステップS1706に進み、静止画取り込
み動作中であるか否かを判断する。そして、静止画取り
込み動作中であれば、Host PC107にビジーを
知らせるためにステータスステージでNACKハンドシ
ェークパケットを返し、処理を終了する(ステップS1
707)。すなわち、静止画取り込み中の充電動作を禁
止する。この充電動作の禁止によって静止が取り込む動
作を実行するのに十分な電力を確保することができ、適
切な静止画取り込み動作を行うことができる。また、静
止画取り込み動作中でなければ、ステータスステージで
ファンクションの完了を示す長さゼロのDATAパケッ
トを返す(ステップS1708)。
【0090】次に、現在充電中であるか否かを判断する
(ステップS1709)。そして、既に充電中であれ
ば、新たな処理は行わずに処理を終了する。また、充電
中でなければ、スイッチ209(図4参照)をオフ(O
FF)してカメラ機能部202を切断し(ステップS1
710)、スイッチ208(図4参照)をオン(ON)
してバッテリ部2400を接続する(ステップS171
1)。
【0091】以上でバッテリ204に対する充電準備が
整う。
【0092】<充電停止手順 − 雲台装置側>雲台装
置101がバッテリ204に対する充電を停止する方法
は2通りある。
【0093】1つ目の方法は、Host PC107か
ら充電停止コマンドを受信した場合である。この場合の
MPU1の動作処理を図15のフローチャートを用いて説
明する。
【0094】図15のステップS1504で、受信した
コマンドが充電停止コマンドであった場合は、現在充電
中であるか否かを調べる。そして、充電中でなければ何
もせずに処理を戻る。また、充電中であれば充電停止処
理を行う(ステップS1510)。即ち、スイッチ11
(図1参照)をオフにしてバッテリ204に対する充電
を停止し、スイッチ10(図1参照)をオンにして通常
のHUB動作モードに入り、処理を戻る。
【0095】2つ目の方法は、バッテリ204に対する
充電が完了し、雲台装置101が自主的にバッテリ20
4に対する充電を終了させる方法である。この場合の雲
台装置101の処理を 図13のフローチャートを用い
て説明する。
【0096】図13のステップS1301でコマンドを
受信してないと、ステップS1306に進み、タイマー
割り込みが発生しているか否かを調べる。タイマー割り
込みが発生していると、充電確認処理に進む(ステップ
S1307)。
【0097】この充電確認処理について図18のフロー
チャートを用いて説明する。初めに、現在充電中である
か否かを調べる(ステップS1801)。充電中でなけ
ればタイマーを停止し(ステップS1802)、処理を
終了する。また、充電中であれば、電圧測定器9により
内蔵バッテリ204の電圧を測定する。測定した内蔵バ
ッテリ204の電圧が所定の第二のスレッシュホルドに
達していれば充電完了と判断し、スレッシュホルドに達
していなければ充電未完了と判断する(ステップS18
03)。そして、充電完了でなければ処理を戻り、ま
た、充電完了であればタイマーを停止する(ステップS
1804)。そして、スイッチ11をオフにしてバッテ
リ204に対する充電を停止し、スイッチ10をオンに
して通常のHUB動作モードに入る(ステップS180
5)。次に、充電完了通知をHost PC107に通
知して処理を戻る(ステップS1806)。
【0098】<充電停止手順 − PC側>図19は、
Host PC107側の充電停止処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【0099】まず、充電完了通知を雲台装置101から
受信すると(ステップS1901)、デジタルスチルカ
メラ105へ充電停止コマンドを送信する(ステップS
1902)。
【0100】<充電停止手順 − デジタルスチルカメ
ラ側>次に、デジタルスチルカメラ105側の充電停止
手順を図17のフローチャートを用いて説明する。
【0101】図17のステップS1701で充電停止コ
マンドを受信した場合は、ステップS1702へ進み、
更にステップS1712、ステップS1713へと進
む。現在充電中であるか否かを判断し(ステップS17
13)、充電中でなければステップS1705に進む。
また、充電中であればスイッチ208(図4参照)をオ
フ(OFF)してバッテリ部2400を切断し(ステッ
プS1714)、スイッチ209(図4参照)をオン
(ON)してカメラ機能部202を接続する(ステップ
S1715)。ステータスステージでファンクションの
完了を示す長さゼロのDATAパケットを返し、処理を
終了する(ステップS1705)。
【0102】なお、デジタルスチルカメラ105の画像
取り込み動作の実行を開始する場合、画像取り込み動作
の実行を開始するコマンドとともに、本実施の形態で述
べた「充電停止コマンド」をデジタルスチルカメラ10
5に対して出力してもよい。すなわち、この構成によっ
てバッテリ204の充電動作とカメラ機能部202の画
像取り込み動作を同時に行うことがなく、十分な電力が
カメラ機能部202に供給されるため、適切の取り込み
を実行することができる。
【0103】以上のように、本実施の形態に係る雲台装
置及び充電システムによれば、ケーブルの少ない簡単な
接続で、デジタルスチルカメラ105と雲台装置101
とを接続し、静止画・動画入力の使用形態のままで、雲
台装置101からデジタルスチルカメラ105に対して
電力の供給と内蔵バッテリ204への充電を行うことが
可能である。
【0104】また、本実施の形態の係る雲台装置及び充
電システムによれば、雲台装置101への電力供給もU
SBのホスト機器からのUSB接続で行い、雲台装置1
01にもACアダプタによる電力供給を必要としないよ
うにした、即ち、デジタルスチルカメラ105をUSB
インターフェースで雲台装置101に接続して映像入力
機器として使用し、その接続形態を変更せずに、USB
の電力供給能力の限界範囲内で、デジタルスチルカメラ
105の動作と雲台装置101の動作、並びにデジタル
スチルカメラ105に内蔵のバッテリ204への充電を
行うことが可能である。
【0105】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図20に基づき説明する。
【0106】上述した第1の実施の形態では、雲台HU
Bの電源を、USBを介してHost PC107から
得るバス電源HUBとして実現していたが、本実施の形
態は、雲台HUBの電源を、外部AC電源供給により自
己電源HUBとして実現するようにしたものである。
【0107】図20は、本発明の第2の実施の形態に係
るUSB接続機能付き雲台装置のシステム構成を示す図
であり、同図において上述した第1の実施の形態におけ
る図1と同一部分には同一符号が付してある。
【0108】図20において図1と異なる点は、図1の
構成に「AC/DCコンバータ、レギュレータ」15と
ACコンセント16とを付加したことである。
【0109】本実施の形態においては、MPU1、HU
Bコントローラ2、雲台回路への電源供給が「AC/D
Cコンバータ、レギュレータ」15により行われる。ま
た、デジタルスチルカメラ105のシステムコントロー
ラ201のROMに格納されているデバイスディスクリ
プタのHUBパワーに関する記述は、バス電源HUBで
はなく自己電源HUBになる。また、処理の流れは、M
PU1の初期化とプログラムの実行がUSB接続時では
なく、電源投入時になる。
【0110】また、電流制限機能は、ダウンストリーム
ポート2に対してのみ働く。その処理は以下のようにな
る。
【0111】電流超過検知器7によりダウンストリーム
ポート2への電流超過が検知されると、その旨がMPU
1に通知され、MPU1は、HUBコントローラ2の電
流超過検出ポートに所定の信号を入力する。HUBコン
トローラ2は、SWポートにスイッチオフ信号を出力
し、MPU1は、その信号を受信して、スイッチ10を
オフし、ダウンストリームポート2への電流を切断す
る。
【0112】上記で示した構成以外は、上述した第1の
実施の形態と同様の処理で実現できる。
【0113】以上のように、本実施の形態では、外部電
源を設けることにより、雲台モータ4,6への電源供給
は、USBの規格である5V、500mAに制限されず
に行える。また、ダウンストリームポート2に接続した
デジタルスチルカメラ105への電源供給も、Host
PC107からの供給能力に制限されずに行える。
【0114】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図21〜図24を用いて説明する。
【0115】上述した第1の実施の形態及び第2の実施
の形態では、組み込みファンクション付きHUBコント
ローラ2を用いて各実施の形態の実現したが、本実施の
形態は、USBホストコントローラとUSBデバイスコ
ントローラとを雲台装置101に内蔵することによって
用いて実現するようにしたものである。
【0116】図21は、本実施の形態に係るUSB接続
機能付き雲台装置のシステム構成を示す図であり、同図
において、上述した第2の実施の形態における図20と
同一部分には同一符号が付してある。
【0117】本実施の形態においては、図20のHUB
コントローラ2の代わりとしてUSBホスト(USB
Host)コントローラ301を搭載し、更に、USB
デバイス(USB DevIce)コントローラ302
を搭載して、Host側コネクタ12へ接続している。
システムコントローラ部1100、USBホストコント
ローラ301、USBデバイスコントローラ302、雲
台モータ回路への電力は、全て「AC/DCコンバー
タ、レギュレータ」15から供給されている。USBホ
ストコントローラ301とUSBデバイスコントローラ
302とはデータバス303を介して接続されている。
処理の流れにおいて、Host PC107との接続
は、通常のごく一般的なUSBデバイスとしての動作を
行い、デジタルスチルカメラ105との接続は、通常の
ごく一般的なUSB Host機器としての動作を行
う。
【0118】本実施の形態において、上述した第2の実
施の形態と処理の流れが異なるのは、Host PC1
07からデジタルスチルカメラ105に対してコマンド
を送る場合である。上述した第2の実施の形態では、デ
ジタルスチルカメラ105とPC107との間はHUB
コントローラ2を経由しているだけであるから、直接コ
マンドをやりとりすることができた。
【0119】これに対して本実施の形態においては、H
ost PC107は、USBデバイスコントローラ3
02と通信し、デジタルスチルカメラ105はUSBホ
ストコントローラ301と通信するので、両者の通信の
中継をシステムコントローラ部1100が行う。
【0120】図22は、この様子を簡略的に示した図で
ある。
【0121】上述した第1及び第2の実施の形態の場合
は、図22(A)に示すように、雲台ファンクションに
対する雲台装置101とPC107との間でも、デジタ
ルスチルカメラ105とPC107との間でも直接デー
タのやりとりが行われていた。
【0122】これに対して、本実施の形態では、図22
(B)に示すように、デジタルスチルカメラ105とP
C107との間のデータのやりとりを雲台装置101に
おけるシステムコントローラ部1100のMPU1が仲
介することになる。
【0123】そのために、雲台コマンドとして、デジタ
ルスチルカメラ105の充電準備コマンドとデジタルス
チルカメラ105の充電停止コマンドとを新たに用意す
る。
【0124】図23は、本実施の形態に係る雲台装置1
01におけるコマンドフローを示す図である。同図にお
いて、Host PC107がデジタルスチルカメラ
105の充電準備コマンドを雲台装置101に送ると、
雲台装置101はそれに対応する充電準備コマンドを
デジタルスチルカメラ105に送り、デジタルスチルカ
メラ105を充電動作させる。Host PC107
は雲台装置101に充電開始コマンドを送り、雲台装置
101はスイッチ11(図21参照)をオン(ON)
し、スイッチ10(図21参照)をオフ(OFF)し
て、充電動作を開始し、充電完了を調べるためにタイマ
ーをスタートさせる。タイマーにより定期的に電圧測定
器9(図21参照)の電圧を測定し、所定の電圧に達す
ると、スイッチ10をオン(ON)し、スイッチ11を
オフ(OFF)して、バッテリ204に対する充電動作
を停止し、充電完了通知をHost PC107に上
げる。Host PC107がデジタルスチルカメラ
105を充電動作から通常動作に戻すために、デジタル
スチルカメラ105の充電停止コマンドを雲台装置10
1に送ると、雲台装置101は充電停止コマンドをデ
ジタルスチルカメラ105に送って、該デジタルスチル
カメラ105を通常動作に戻す。
【0125】図24は、雲台装置101からの充電完了
通知ではなく、Host PC107からコマンドで充
電を停止させる場合のコマンドの流れを示す図である。
同図において、Host PC107は雲台装置10
1に充電停止コマンドを送り、充電動作を停止させる。
続いてHost PC107は雲台装置101にデジ
タルスチルカメラ105の充電停止コマンドを送ると、
雲台装置101はデジタルスチルカメラ105に充電
停止コマンドを送り、デジタルスチルカメラ105は充
電動作を停止し、通常動作に戻る。
【0126】以上により、USB雲台装置101にHU
Bコントローラ2ではなく、USBホストコントローラ
301とUSBデバイスコントローラ302とを用いて
も、本発明を実現することができる。
【0127】本実施の形態では、USBホストコントロ
ーラ301とUSBデバイスコントローラ302とを用
いて実現した。しかし、最近では、USBホストコント
ローラ機能とUSBデバイスコントローラ機能とを合わ
せ持ち、チップ一つで両機能を同時に実現できるチップ
も出現している。このようなチップを用いて実現しても
良いことは言うまでもない。
【0128】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図25〜図27に基づき説明する。
【0129】本実施の形態は、上述したような雲台装置
を用いて画像/音声情報等を送受信するための情報通信
システムに関するものである。
【0130】図25は、本実施の形態の係る情報通信シ
ステムの構成を示すブロック図であり、本システムは、
雲台装置2500と、デジタルスチルカメラ(以下、デ
ジタルスチルカメラと記述する。)2600と、画像音
声送受信装置2700とから成る。
【0131】図26は、本実施の形態の係る情報通信シ
ステムにおける雲台装置2500の内部構造とその制御
回路の構成を示すブロック図であり、同図において、2
501はシステムコントローラ、2502はUSBペリ
フェラルコントローラ、2503はUSB B I/F
(インターフェース)、2504は USBホストコン
トローラ、2505はUSB A I/F(インターフ
ェース)、2506はカメラ装着センサ、2507は
リモコン(リモートコントローラ)受光センサ、250
8は電源回路、2509はパン駆動回路、2510はパ
ンSTM(パンステッピングモータ)、2511はチル
ト駆動回路、2512はチルトSTM(チルトステッピ
ングモータ)、2513はデジタルスチルカメラ固定
部、2514はRAM(ランダムアクセスメモリ)、2
515はフラッシュメモリである。
【0132】デジタルスチルカメラ2600は、USB
ペリフェラルコントローラ2601、MPU(マイクロ
プロセッサユニット)2602、カメラ・ビデオプロセ
ス回路2603、A/D変換器2604、CCD(撮像
素子)2605、レンズユニット2606、レンズユニ
ット駆動回路2607、操作入力部2608、メモリ2
609、オーディオプロセス回路2610、「A/D、
D/A変換器」2611、スピーカ2612、マイクロ
フォン2613、LCD(液晶表示装置)2614、V
GA(ビデオグラフィクスアレイ)2615、LINE
2616を有している。
【0133】画像音声送受信装置2700は、システム
コントローラ2701、音声A/D,D/A変換器27
02、音声コーデック2703、映像コーデック270
4、ビデオエンコーダ2705、ビデオコーダ270
6、音声セレクタ2707、USBホストコントローラ
2708、SDRAM2709、FRASH(フラッシ
ュ)メモリ2710、IR(赤外線)受光部2711、
LAN(域内通信網)I/F(インターフェース)27
12、ISDN(統合サービスデジタル網)I/F(イ
ンターフェース)2713、LANケーブル2714、
ISDNケーブル2715、スピーカ2716を有して
いる。ビデオエンコーダ2705には、テレビジョン受
像機2717が接続される。
【0134】まず、既存のLAN回線またはISDN回
線を、LANケーブル2714またはISDNケーブル
2715にて、画像音声送受信装置2700に備えたL
ANI/F2712またはISDN I/F2713に
接続する。また、デジタルスチルカメラ2600のアナ
ログビデオ出力であるVGA2615、ビデオモニタで
あるテレビジョン受像機2717を、ビデオケーブルに
より画像音声送受信装置2700に接続する。
【0135】以下、画像音声送受信装置2700への電
源投入時からの動作を図27のフローチャートに基づき
説明する。
【0136】上記の接続が終了後、電源接続端子(図示
省略)を外部電源アダプタ(図示省略)に接続し、電源
回路に電源を供給すると、該電源回路は、所定の電源を
本システム内の所定の各ブロックに供給する。このよう
にして電源がシステムコントローラ(シスコン)270
1に供給されると、該シスコン2701は、パワーオン
リセットによりブートモードに入り、所定アドレスにジ
ャンプして、プログラムコードの書き込まれたフラッシ
ュメモリ2710から、所定のプログラムコードをSD
RAM2709に読み込み、シスコンプログラムを実行
する。
【0137】SDRAM2709は、プログラム実行用
のメモリで、フラッシュメモリ2710からの実行より
も高速な動作が実現できる。このプログラムは、所定の
各ブロックをリセットし、その後、所定の初期状態に設
定する。映像コーデック2704、音声コーデック27
03は、通常、プログラムにより動作するDSP(デジ
タルシグナルプロセッサ)により構成されるため、リセ
ットの後、シスコン2701は、フラッシュメモリ27
10の所定の領域から映像コーデック2704用のコー
ドを読み込み、該読み込んだコードをバスI/Fを介し
て映像コーデック2704に送り、該映像コーデック2
704のSRAM(図示省略)にコードをロードした
後、映像コーデック2704に所定のコマンドを送り、
前記ロードされたプログラムの起動を行う。同様の動作
を音声コーデック2703に対しても行う(図27のス
テップS2701)。
【0138】雲台装置2500をUSBケーブルを介し
て画像音声送受信装置2700のUSBホストコントロ
ーラ2708に物理的に接続する。雲台装置2500に
デジタルスチルカメラ(デジタルスチルカメラ)に代表
される情報入力装置が装着されていない状態では、装置
としての役割を果たさないため、余分な電力消費を抑え
る理由から、雲台装置2500内のUSBペリフェラル
コントローラ2502を利用不可能状態にしておく。こ
のとき、画像音声送受信装置2700は、雲台装置25
00と電気的には接続していない(図27のステップS
2702及びステップS2703)。
【0139】更に、ここでデジタルスチルカメラ260
0を雲台装置2500に装着すると、該雲台装置250
0に設けられたカメラ装着センサ2506またはハード
ウエアスイッチでデジタルスチルカメラ2600の雲台
装置2500への装着を確認し、該雲台装置2500内
のUSBペリフェラルコントローラ2502に電力供給
を行い、該USBペリフェラルコントローラ2502を
利用可能状態にする。該USBペリフェラルコントロー
ラ2502が利用可能状態になると、雲台装置2500
と画像音声送受信装置2700とが電気的に接続され、
画像音声送受信装置2700は、適当なドライバソフト
ウェアをフラッシュメモリ2710から検索し、SDR
AM2709にロードする。また、デジタルスチルカメ
ラ2600は、雲台装置2500上のカメラ装着センサ
2506またはハードウエアスイッチで雲台装置250
0との装着を確認し、デジタルスチルカメラ2600に
内蔵されたLCD2614の表示を自動的に停止し、画
像音声送受信装置2700からホストモード制御を行う
第2の動作モードに切り替わる(図27のステップS2
704及びステップS2705)。
【0140】ドライバソフトウェアは、雲台装置250
0のパン・チルト動作を行う雲台制御機能と、デジタル
スチルカメラ2600のシャッタのレリーズやズームを
行うカメラ制御機能を備えたものであって、雲台装置2
500の制御のみを行う第1のモードと、雲台装置25
00とデジタルスチルカメラ2600との制御を行う第
2のモードとを有し、USBを介して雲台装置2500
とデジタルスチルカメラ2600とが接続されていない
状態では、第1のモードで動作する。既存のデジタルス
チルカメラ2600は、アナログの音声及びビデオ出力
端子であるVGA2615及びLINE2616が付い
ており、このアナログ出力と、雲台装置2500のパン
・チルトとを用いて画像音声情報の通信を行うことがで
きる(図27のステップS2706)。
【0141】更に、デジタルスチルカメラ2600が有
するUSBペリフェラルコントローラ2601と、雲台
装置2500が有するUSBホストコントローラ250
4とを、USB A I/F2505及びUSBケーブ
ルを介して接続すると、雲台装置2500は、フラッシ
ュメモリ2515から適当なデジタルスチルカメラ26
00のドライバソフトウェアを検索し、RAM2514
にロードする。そして、検索の結果、フラッシュメモリ
2515から適当なデジタルスチルカメラ2600のド
ライバソフトウェアを検索できなかった場合は、USB
ケーブルを介して接続された画像音声送受信装置270
0に対してドライバソフトウェアを要求し、画像音声送
受信装置2700で動作している所定のアプリケーショ
ンは、前記要求に従い、ドライバソフトウェアをUSB
経由で雲台位置2500へ送信し、該雲台装置2500
のシスコン2501は、画像音声送受信装置2700か
ら得たドライバソフトウェアをRAM2514にロード
する(図27のステップS2707及びステップS27
08)。
【0142】これと同時に、雲台装置2500は、画像
音声送受信装置2700にUSBケーブルを介してドラ
イバソフトウェアにコマンドを送り、雲台装置2500
とデジタルスチルカメラ2600との制御を行う第2の
モードに変更するように要求し、ドライバソフトウェア
はその要求に従い第2のモードで動作を行う(図27の
ステップS2709)。
【0143】USBケーブルを介してデジタルスチルカ
メラ2600と雲台装置2500とが接続された状態で
は、USBケーブルを介して動画及び音声情報をデジタ
ルスチルカメラ2600から雲台装置2500に転送し
ても良く、更に、USBケーブルを介して雲台装置25
00から画像音声送受信装置2700に前述の動画及び
音声情報を転送し、画像音声情報通信を行っても良い
(図27のステップS2710)。
【0144】ここで、画像音声情報通信を行う際の詳細
について説明する。
【0145】デジタルスチルカメラ2600のアナログ
ビデオ出力であるVGA2615を用いて画像音声通信
を行う場合は、アナログビデオ出力画像は、ビデオデコ
ーダ2706に供給される。該ビデオデコーダ2706
は、ビデオ入力ソースからの入力ビデオ信号をデジタイ
ズし、例えば、輝度信号Yを8ビット、色差信号CB,
CRを各8ビットのビデオ信号に変換し、映像コーデッ
ク2704に送る。
【0146】一方、USBケーブルを介して雲台装置2
500と接続されたデジタルスチルカメラ2600のU
SB動画出力を用いる場合、ビデオデコーダ2706は
通さずに、画像音声送受信装置2700のシスコン27
01にて映像コーデック2704が要求するデータタイ
プに変換した後、映像コーデック2704に送る。該映
像コーデック2704は、ビデオデジタル信号をCIF
(共通中間フォーマット)と呼ばれる日米のNTSC方
式、ヨーロッパ方式のPAL方式に依存しない解像度に
変換した後、例えばITU−T(国際電気通信連合)勧
告H261規格に基づく動画圧縮アルゴリズムに基づ
き、画像データ量の圧縮を行う。該ITU−T勧告H2
61等の具体的アルゴリズムの内容に関しては、本発明
に関連しないので省略する。
【0147】一方、音声入力に関しては、デジタルスチ
ルカメラ2600のアナログ音声出力であるLINE2
616を用いて画像音声通信を行なう場合は、アナログ
音声は、画像音声送受信装置2700の「音声A/D、
D/A変換器」2702に入力される。該「音声A/
D、D/A変換器」2702によりデジタル信号に変換
された音声信号は、音声コーデック2703に送られ
る。
【0148】一方、USBケーブルを介して雲台装置2
500と接続されたデジタルスチルカメラ2600の音
声出力を用いる場合、動画の場合と同様に、シスコン2
701にて音声コーデック2703が要求するデータタ
イプに変換した後、音声コーデック2703に送られ
る。該音声コーデック2703において、例えば、IT
U−T 勧告G728規格に基づく音声データの圧縮が
行われる。
【0149】LAN経由でのテレビ会議を行う場合は、
ITU−T勧告の規格に基づき、映像と音声は、別々の
パケットデータとして伝送される。このため、映像コー
デック2704にて圧縮された映像信号は、シスコン2
701にバスI/Fを介して送られ、該シスコン270
1において、ITU−T勧告H225規格に基づき所定
の細分化を行ってからパケットデータ化される。音声コ
ーデック2703にて圧縮された音声信号は、シリアル
バスにて同様にシスコン2701に送られ、同様にIT
U−T勧告H225規格に基づき所定の細分化を行って
からパケットデータ化される。これらの映像、音声のパ
ケットデータは、シスコン2701からバス経由でLA
N I/F回路に送られ、該LAN I/F回路は、所
定の転送フォーマットに変換した後、LAN回線の送出
する。
【0150】また、ISDN経由でのビデオ会議あるい
はビデオ電話通信を行う場合は、ITU−T勧告H32
0規格が使用され、この場合は、音声データとビデオデ
ータの多重は、ITU−T勧告H221規格によるビッ
トベースのフレーム方式のため、映像コーデック270
4において多重される場合が多い。このため、ISDN
の場合、音声コーデック2703からの圧縮音声データ
は、シリアルバスにより映像コーデック2704に送ら
れる。該映像コーデック2704において、ITU−T
勧告H221規格に基づき音声及び映像信号の多重が行
われ、多重されたシリアル信号は、時分割多重バス(T
DMバス)により、ISDN I/Fに送られる。該I
SDN I/Fは、ISDN回線の接続動作、接続後の
データの転送を司り、該シリアルデータは、ISDN回
線に送出される。
【0151】
【発明の効果】以上のように、本発明の雲台装置及び電
力供給方法及び装置によれば、デジタルスチルカメラ等
の情報入力装置を雲台装置に接続した状態で、情報入力
装置及び雲台装置にPC或いはSTB等の外部機器から
電力を供給することができる。
【0152】また、通常は情報入力装置をPC或いはS
TBへ出力可能な映像入力手段として使用可能であり、
内蔵バッテリの容量残が少ない場合或いは映像入力動作
を行っていない場合には、USBから内蔵バッテリに対
して自動的に充電を行うことができ、充電用のACアダ
プタを情報入力装置用に新たに必要としない。
【0153】また、本発明の情報入力装置及び情報通信
システムによれば、ビデオ出力と汎用のインターフェー
スであるUSBを有する情報入力装置、例えば、手持ち
のデジタルスチルカメラ等を用いて、簡単にビデオ会議
通信やビデオ電話通信を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置のシ
ステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置にお
けるHUBコントローラのファンクション設定内容を示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置を有
するシステム全体の接続図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に装
着されるバッテリ内蔵のデジタルスチルカメラの内部構
成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置にお
ける雲台HUBの初期化処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置にデ
ジタルスチルカメラを接続する動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置にデ
ジタルスチルカメラを接続する際のデジタルスチルカメ
ラ側の接続動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置がH
ost(ホスト)に通知を送る場合のパケット手順を示
す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置が使
用する通知パケットフォーマットと通知の種類を示す図
である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
Hostがコマンドを送る場合のパケット手順を示す図
である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
おける雲台コマンドのフォーマットを示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
おける雲台コマンドの種類を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置の
コマンド受信処理動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置の
パン・チルトコマンド処理動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置の
充電処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
接続されるHost PC側の充電開始処理動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
接続されるデジタルスチルカメラの充電処理動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置の
充電確認処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1の実施の形態に係る雲台装置に
接続されるHost PC側の充電停止処理動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態に係る雲台装置に
おける雲台HUBのシステム構成図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態に係る雲台装置に
おける雲台HUBのシステム構成図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態に係る雲台装置に
HUBコントローラを用いた場合と、USBホストコン
トローラとUSBデバイスコントローラとを用いた場合
とのUSBデータ通信の相違を示す図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態に係る雲台装置に
おける充電コマンドの流れを示す図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態に係る雲台装置に
おける充電停止コマンドの流れを示す図である。
【図25】本発明の第4の実施の形態に係る情報通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第4の実施の形態に係る情報通信シ
ステムにおける雲台装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図27】本発明の第4の実施の形態に係る情報通信シ
ステムにおける雲台装置にデジタルスチルカメラを接続
した際の処理動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MPU(マイクロプロセッサユニット) 2 HUBコントローラ 3 パンモータ駆動回路 4 パンステッピングモータ 5 チルトモータ駆動回路 6 チルトステッピングモータ 7 電流超過検知器 8 「DC/DCコンバータ、充電制御器」 9 充電電圧測定器 10 スイッチ 11 スイッチ 12 ホスト側コネクタ(USBアップストリーム
ポートコネクタ) 13 デバイス側コネクタ(USBダウンストリー
ムポートコネクタ) 14 スイッチ 15 「AC/ACコンバータ、レギュレータ」 16 ACコンセント 101 雲台装置 102 USBコネクタ(シリーズB) 103 USBコネクタ(シリーズA) 104 デジタルスチルカメラ取り付けネジ 105 デジタルスチルカメラ(デジタルスチルカ
メラ) 106 USBコネクタ(シリーズB) 107 PC(パーソナルコンピュータ:Host
PC) 108 キーボード 109 マウス 110 AC電源ケーブル 111 モニタ 112 マイクフォン(マイク) 113 スピーカ 114 USBコネクタ(シリーズA) 115 USBケーブル 116 USBケーブル 117 LAN(域内通信網) 201 システムコントローラ 202 カメラ機能部 203 USBデバイスコントローラ 204 バッテリ 205 保安回路 206 DC/DCコンバータ 207 手動式メイン電源スイッチ 208 スイッチ 209 スイッチ 210 USBコネクタ 301 USBホストコントローラ 302 USBデバイスコントローラ 303 データバス 2500 雲台装置 2501 システムコントローラ 2502 USBペリフェラルコントローラ 2503 USB B I/F(インターフェース) 2504 USBホストコントローラ 2505 USB A I/F(インターフェース) 2506 カメラ装着センサ 2507 リモコン(リモートコントローラ)受光セン
サ 2508 電源回路 2509 パン駆動回路 2510 パンSTM(パンステッピングモータ) 2511 チルト駆動回路 2512 チルトSTM(チルトステッピングモータ) 2513 デジタルスチルカメラ固定部 2514 RAM(ランダムアクセスメモリ) 2515 フラッシュメモリ 2600 デジタルスチルカメラ(デジタルスチルカメ
ラ) 2601 USBペリフェラルコントローラ 2602 MPU(マイクロプロセッサユニット) 2603 カメラ・ビデオプロセス回路 2604 A/D変換器 2605 CCD(撮像素子) 2606 レンズユニット 2607 レンズユニット駆動回路 2608 操作入力部 2609 メモリ 2610 オーディオプロセス回路 2611 「A/D、D/A変換器」 2612 スピーカ 2613 マイクロフォン 2614 LCD(液晶表示装置) 2615 VGA(ビデオグラフィクスアレイ) 2616 LINE 2700 画像音声送受信装置 2701 システムコントローラ 2702 「音声A/D、D/A変換器」 2703 音声コーデック 2704 映像コーデック 2705 ビデオエンコーダ 2706 ビデオコーダ 2707 音声セレクタ 2708 USBホストコントローラ 2709 SDRAM 2710 FRASH(フラッシュ)メモリ 2711 IR(赤外線)受光部 2712 LAN(域内通信網)I/F(インターフェ
ース) 2713 ISDN(統合サービスデジタル網)I/F
(インターフェース) 2714 LANケーブル 2715 ISDNケーブル 2716 スピーカ 2717 テレビジョン受像機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 5H030 H01M 10/44 H01M 10/44 Q H04N 7/15 630 H04N 7/15 630A // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 2H104 AA16 CB13 2H105 AA01 EE27 EE33 EE35 5C022 AA12 AA13 AC26 AC69 5C064 AA02 AC04 AC22 5H030 AA03 AA06 AS11 BB01 FF51

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力装置とデータの送受信を行うた
    めの第1のインターフェースと、 外部機器とデータの送受信を行うための第2のインター
    フェースと、 前記外部機器から前記第2のインターフェースを介して
    出力されたコマンドに基づいて前記第1のインターフェ
    ースを介して前記情報入力装置の電力を供給する供給手
    段とを有することを特徴とする電力供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記供給手段は、前
    記第2のインターフェースを介して前記外部機器から供
    給された電力を前記情報入力装置に供給することを特徴
    とする電力供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    供給手段は、前記情報入力装置が有するバッテリの充電
    動作を実行することを特徴とする電力供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、さらに、前記供給手
    段の動作とは異なる所定の動作を実行するための制御手
    段を有し、前記供給手段は、前記制御手段による所定の
    動作を実行中は、前記バッテリの充電動作を禁止するこ
    とを特徴とする電力供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記情報入力装置を
    載置して固定するための部材を有し、前記制御手段は、
    前記外部機器からのコマンドに基づいて該載置された情
    報入力装置の少なくともパン/チルト駆動させる動作の
    いずれか1つを制御することを特徴とする電力供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記情報入力装置が
    有する撮像手段による画像の取り込み動作中は、前記バ
    ッテリの充電動作を禁止することを特徴とする電力供給
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記情報入力装置が
    有する撮像手段による画像の取り込み動作が行われてい
    る場合は、画像の取り込み動作を停止させるためのコマ
    ンドを出力した後に前記バッテリの充電動作を開始する
    ことを特徴とする電力供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし請求項7のいずれか1項
    において、前記供給手段は、前記外部機器から前記第2
    のインターフェースを介して出力されたコマンドによ
    り、前記バッテリの充電動作を実行することを特徴とす
    る電力供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし請求項7のいずれか1項
    において、前記供給手段は、前記外部機器から前記第2
    のインターフェースを介して出力されたコマンドによ
    り、前記バッテリの充電動作を停止することを特徴とす
    る電力供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記供給手段は、
    前記情報入力装置が有する撮像手段による画像の取り込
    み動作開始コマンドが前記外部機器から出力されたこと
    に応じて前記バッテリの充電動作を停止させることを特
    徴とする電力供給装置。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし請求項8のいずれか1
    項において、前記供給手段は、前記バッテリの充電が完
    了した場合に該充電完了を示す情報を前記第2のインタ
    ーフェースを介して前記外部機器に通知することを特徴
    とする電力供給装置。
  12. 【請求項12】 請求項3において、さらに、前記情報
    入力装置が有するバッテリの充電状態を検出する検出手
    段を有し、前記供給手段は、前記検出手段の検出結果に
    応じて充電動作を実行することを特徴とする電力供給装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    1項において、前記第1のインターフェースは、USB
    (Universal Serial Bus)を介し
    て前記情報入力装置と接続することを特徴とする電力供
    給装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    1項において、前記第1のインターフェースは、USB
    (Universal Serial Bus)を介し
    て前記外部機器と接続することを特徴とする電力供給装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか
    1項に記載の情報入力装置。
  16. 【請求項16】 情報入力装置とデータの送受信を行う
    ための第1のインターフェースと、 外部機器とデータの送受信を行うための第2のインター
    フェースと、 前記外部機器から前記第2のインターフェースを介して
    供給された電力を前記第1のインターフェースを介して
    前記情報入力装置に供給する供給手段とを有することを
    特徴とする電力供給装置。
  17. 【請求項17】 情報入力装置とデータの送受信を行う
    ための第1のインターフェースを介して、外部機器とデ
    ータの送受信を行うための第2のインターフェースを介
    して入力されたコマンドに基づいて、前記情報入力装置
    の電力を供給することを特徴とする電力供給方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記第2のイン
    ターフェースを介して前記外部機器から供給された電力
    を前記情報入力装置に供給することを特徴とする電力供
    給方法。
  19. 【請求項19】 請求項17または請求項18におい
    て、前記情報入力装置が有するバッテリの充電動作を実
    行することを特徴とする電力供給方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、さらに、前記電
    力供給装置が前記情報入力装置に対する充電動作とは異
    なる所定の動作を実行している場合は、前記バッテリの
    充電動作を禁止することを特徴とする電力供給方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記所定の動作
    は、前記電力供給装置に載置された情報入力装置の少な
    くともパン/チルト駆動させる動作のいずれか1つであ
    ることを特徴とする電力供給方法。
  22. 【請求項22】 請求項19において、前記情報入力装
    置が有する撮像手段による画像の取り込み動作中は、前
    記バッテリの充電動作を禁止することを特徴とする電力
    供給方法。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記情報入力装
    置が有する撮像手段による画像の取り込み動作が行われ
    ている場合は、画像の取り込み動作を停止させるための
    コマンドを出力した後に前記バッテリの充電動作を開始
    することを特徴とする電力供給方法。
  24. 【請求項24】 請求項19ないし請求項23のいずれ
    か1項において、前記外部機器から前記第2のインター
    フェースを介して出力されたコマンドにより、前記バッ
    テリの充電動作を実行することを特徴とする電力供給方
    法。
  25. 【請求項25】 請求項19ないし請求項23のいずれ
    か1項において、前記外部機器から前記第2のインター
    フェースを介して出力されたコマンドにより、前記バッ
    テリの充電動作を停止することを特徴とする電力供給方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記情報入力装
    置が有する撮像手段による画像の取り込み動作開始コマ
    ンドが前記外部機器から出力されたことに応じて前記バ
    ッテリの充電動作を停止させることを特徴とする電力供
    給方法。
  27. 【請求項27】 請求項19ないし請求項25のいずれ
    か1項において、前記バッテリの充電が完了した場合に
    該充電完了を示す情報を前記第2のインターフェースを
    介して前記外部機器に通知することを特徴とする電力供
    給方法。
  28. 【請求項28】 請求項19において、さらに、前記情
    報入力装置が有するバッテリの充電状態を検出し、その
    検出結果に応じて充電動作を実行することを特徴とする
    電力供給方法。
  29. 【請求項29】 請求項17ないし請求項28のいずれ
    か1項において、前記第1のインターフェースはUSB
    (Universal Serial Bus)を介し
    て前記情報入力装置と接続することを特徴とする電力供
    給方法。
  30. 【請求項30】 請求項17ないし請求項29のいずれ
    か1項において、前記第1のインターフェースはUSB
    (Universal Serial Bus)を介し
    て前記外部機器と接続することを特徴とする電力供給方
    法。
  31. 【請求項31】 情報入力装置とデータの送受信を行う
    ための第1のインターフェースを介して、外部機器とデ
    ータの送受信を行うための第2のインターフェースを介
    して外部機器から供給された電力を前記情報入力装置に
    供給する供給手段とを有することを特徴とする電力供給
    装置。
  32. 【請求項32】 カメラと情報送受信装置と接続し且つ
    前記カメラの撮像方向を変化させる雲台装置において、 前記情報入力装置を装着する装着手段と、 前記カメラの撮像方向を制御する撮像方向制御手段と、 前記情報送受信装置とデータの送受信を行う情報送受信
    装置間データ送受信手段と、 前記装着手段による前記情報入力装置の装着を検知する
    検知手段と、 前記情報入力装置とデータの送受信を行う情報入力装置
    間データ送受信手段とを有することを特徴とする雲台装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の雲台装置におい
    て、前記情報送受信装置に対して、画像及び音声に関す
    る情報を送受信することを特徴とする雲台装置。
  34. 【請求項34】 カメラと、情報送受信装置と、前記情
    報入力装置及び前記情報送受信装置と接続し且つ前記カ
    メラの撮像方向を変化させる雲台装置とから成る情報通
    信システムにおいて、 前記カメラは、被写体を撮像して画像信号を生成し且つ
    該画像信号の転送を行うことが可能であり、 前記情報送受信装置は、画像及び音声の圧縮及び伸長処
    理と遠隔地にある装置と通信を行うことが可能であり、 前記雲台装置は、 前記カメラを装着する装着手段と、 前記カメラの撮像方向を制御する撮像方向制御手段と、 前記情報送受信装置とデータの送受信を行う情報送受信
    装置間データ送受信手段と、 前記カメラの装着を検知する検知手段と、 前記カメラとデータの送受信を行うカメラ間データ送受
    信手段とを有することを特徴とする情報通信システム。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の情報通信システム
    において、前記カメラは、 被写体を撮像して画像信号を生成する画像信号生成手段
    と、 音声を入力して音声信号を生成する音声信号生成手段
    と、 前記画像信号生成手段により生成された画像信号と前記
    音声信号生成手段により生成された音声信号とを前記雲
    台装置に転送すると共に前記雲台装置から前記カメラを
    制御するための制御データを転送する画像音声データ転
    送手段とを有することを特徴とする情報通信システム。
  36. 【請求項36】 請求項34または請求項35におい
    て、前記カメラは、 前記雲台装置への装着を確認する装着確認手段と、 スタンドアローンで用いる第1の動作モードと、前記情
    報送受信装置と情報を送受信する第2の動作モードとを
    有し、 情報入力装置が前記雲台装置へ装着されていることが前
    記装着確認手段により確認されている場合に自動的に前
    記第2の動作モードで動作するように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする情報通信システム。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載の情報通信システム
    において、前記カメラは、さらに、撮像画像を表示する
    表示手段を有し、前記第2の動作モードでは、前記情報
    送受信装置から制御を行うホストモードで動作し且つ前
    記表示手段を非表示にして動作することを特徴とする情
    報通信システム。
  38. 【請求項38】 請求項35に記載の情報通信システム
    において、前記情報送受信装置は、 システム全体を制御するシステム制御手段と、 映像コーデックと、 音声コーデックと、 前記雲台装置とデータを送受信し且つ前記雲台装置と該
    雲台装置を介して前記カメラ装置の制御を行うためのデ
    ータを転送することが可能な雲台装置間データ送受信手
    段と、 前記カメラ及び前記雲台装置を操作する操作手段と、 前記カメラによって撮像された画像を表示する画像表示
    手段と、 前記カメラから入力された音声信号を再生する音声再生
    手段とを具備したことを特徴とする情報通信システム。
  39. 【請求項39】 請求項34に記載の情報通信システム
    において、 前記情報送受信装置間データ送受信手段は、USBのペ
    リフェラルコントローラであり、前記情報入力装置間デ
    ータ転送手段は、USBのホストコントローラであるこ
    とを特徴とする情報通信システム。
  40. 【請求項40】 請求項35に記載の情報通信システム
    において、 前記画像音声データ転送手段は、USBのペリフェラル
    コントローラであることを特徴とする情報通信システ
    ム。
  41. 【請求項41】 請求項39に記載の情報通信システム
    において、 前記雲台装置間データ送受信手段は、USBのホストコ
    ントローラであることを特徴とする情報通信システム。
  42. 【請求項42】 請求項38に記載の情報通信システム
    において、 前記雲台装置への前記カメラの装着が前記装着確認手段
    により確認されていない場合には、前記USBのペリフ
    ェラルコントローラを利用不可能状態にし、前記雲台装
    置への前記カメラの装着が前記装着確認手段により確認
    された場合には、前記USBのペリフェラルコントロー
    ラを利用可能状態にすることを特徴とする情報通信シス
    テム。
  43. 【請求項43】 請求項34に記載の情報通信システム
    において、 前記雲台装置と前記情報送受信装置とがUSBを介して
    接続された状態で前記雲台装置に前記カメラが装着され
    た場合、前記情報送受信装置は装着されたカメラに対応
    するドライバソフトウェアをロードすることを特徴とす
    る情報通信システム。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載の情報通信システム
    において、前記ドライバソフトウェアは、 前記雲台装置だけを制御する第1の制御モードと、 前記雲台装置と前記カメラの両方を制御する第2の制御
    モードとを具備し、 前記雲台装置と前記情報送受信装置とがUSBを介して
    接続されていない場合には、前記ドライバソフトウェア
    は前記第1の制御モードで動作し、前記雲台装置と前記
    情報送受信装置とがUSBを介して接続されている場合
    には、雲台装置の要求に従って前記ドライバソフトウェ
    アは前記第2の制御モードで動作することを特徴とする
    情報通信システム。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の情報通信システム
    において、 前記雲台装置と前記カメラとがUSBを介して接続され
    た場合、前記雲台装置は接続されたカメラに対応するド
    ライバソフトウェアを前記雲台装置に具備した記憶手段
    からロードし、前記記憶手段に適当なドライバソフトウ
    ェアが存在しない場合には、前記情報送受信装置に対し
    て適当なドライバソフトウェアを要求してUSBを介し
    てロードすることを特徴とする情報通信システム。
  46. 【請求項46】 請求項34において、前記カメラは、 画角を変更する画角変更手段と、 静止画撮像の条件を変更する静止画撮像条件変更手段
    と、 静止画撮像を行う静止画撮像手段と、 撮像した静止画を編集する静止画編集手段とを有し、 前記雲台装置及び前記雲台装置に接続された前記情報送
    受信装置からUSBを介して前記画角変更手段および静
    止画撮像条件変更手段および静止画撮像手段および静止
    画編集手段のうち少なくとも1つを制御することが可能
    であることを特徴とする情報通信システム。
  47. 【請求項47】 請求項34に記載の情報通信システム
    において、前記情報送受信装置は、画像音声送受信装置
    であることを特徴とする情報通信システム。
  48. 【請求項48】 請求項34〜46に記載の情報通信シ
    ステムにおいて、前記情報通信システムが行う情報通信
    は、ビデオ会議通信であることを特徴とする情報通信シ
    ステム。
  49. 【請求項49】 請求項34〜46に記載の情報通信シ
    ステムにおいて、前記情報通信システムが行う情報通信
    は、ビデオ電話通信であることを特徴とする情報通信シ
    ステム。
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